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まほろば漫遊記 http://uryuuhazime.seesaa.net

大和は国のまほろば……奈良県の歴史が大好きな中学生のブログです。自転車で奈良の歴史を巡っていきます。

奈良県三郷町と大阪府柏原市を中心に各地の歴史を紹介しています。また、推理小説を中心とする読書感想や、日々のできごとなども書きます。

三里千秋
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柏原市
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柏原市
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2012/11/08

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  • 教養としての投資(奥野一成)

    農林中金バリューインベストメンツのCIOの方による書籍。「投資」についての考え方を書いたものです。 普段なら読まない種類の本ですが、ちょっとした投資の機会があって、その時お世話になった方からおすすめされて読みました。 本書で説明しているのは、簡単といえば簡単で以下の通り。「投資」というのは、ギャンブル的な「投機」のように思われることがしばしばありますが、違うものです。キャピタルゲインではなくインカムゲイン的に回収することを前提とすべきであり、基本的に購入した株は売却せず、ホールドし続ける。すなわち、売る必要のない、成長の続く株を購入すべきということです。 実は私自身、FPを2級まで持..

  • 思考としてのランドスケープ(石川初)

    慶応SFCでランドスケープの研究室を開かれている石川先生。二回生のころ、そちらの学生さんと「千年村プロジェクト」でご一緒し、本書の「FAB-G」のいる神山町にもお誘いをもらっていたのですが、部活で怪我をして結局行けずじまいになってしまったという記憶があります。 内容は多岐にわたりますが、同じく千年村プロジェクトにとりくまれている早稲田歴史工学(建築史)の中谷礼仁先生のブログに詳しいです。 「述語化するランドスケープ」 石川先生は、今風に言えばDIY的に、そのへんにある部材で何でも作ってしまう神山村のおじいさんたちのことを「FAB-G」と呼んでいます。FAB-Gたちは、農具のよ..

  • 環境デザイン学―ランドスケープの保全と創造(森本幸裕/白幡洋三郎編)

    2007年朝倉書店。 一応学際系の学部建築史の研究室に所属しているのですが、関心が完全にランドスケープによってしまって、最近は専門を聞かれても「ランドスケープ」って答えてしまうことも多いです。 ちゃんと専門を専門、といえるように基礎固めをしたいというのは以前より思っており、植物学の本を読んだり、最近は造園のゼミにも参加しています。造園史・緑地計画・緑化技術については少しずつ勉強していたのですが、施工や生態系保全、環境アセスメントについては全然知らなかったので、そのあたりまで含めて「造園学」の全体像を知りたいと思って、一番オーソドックスで充実してそうなこの教科書を読みました。そろそ..

  • 美の条例 いきづく町をつくる(五十嵐敬喜他)

    1996年学芸出版社より。アレグザンダー『パタン・ランゲージ』勉強会の一環で、その実用例を検討する過程で読んだ本です。条例誕生の社会的背景から、策定経緯、実施までを真鶴町まちづくり審議会に参画した法律家・都市プランナー、建築家の三名の専門家によって解説されています。 「パタン・ランゲージ」は、「路上カフェ」「守りの屋根」「夫婦の領土」のような都市や建築の要素を「状況(Context)」「問題(Problem)」「解決(Solution)」に沿って辞書的にまとめたものです。 真鶴町「まちづくり条例」の「美の基準」は、この「パタン・ランゲージ」を実際に活用して景観を保護しようとしたもので..

  • パタン・ランゲージ(C・アレグザンダー)

    二年前からやっている空間論の読書会の4冊目。ルフェーブル、ソジャ、ハーヴェイと来て、都市計画関係の名著も読みたい、と提案したことから選択しました(ソジャ、ハーヴェイは読み切ったものの、ずっと感想を放置しています…)。 本書は1977年に原著が書かれ、1984年に平田翰那氏の訳によって鹿島出版会より刊行されたものです。 私は文学が好きで、建築系分野にいることから、「パタン・ランゲージ」というタイトルにはずっと惹かれていました。 この本は辞書のような構成で、「T字路」「路上カフェ」「守りの屋根」「夫婦の領土」「台所のレイアウト」「小割りの窓ガラス」などの「パタン」と呼ばれる要素群が並..

  • 絵でわかる植物の世界(大場秀章監修、清水晶子著)

    入門書類を読んで基礎的な知識を確保したいというのは学部時代から一貫して感じること。専門書も読みますが、多様な分野の入門書に手を出してしまいがちです。学生である期間は残り短いのだから、戦略的に本を読んでいかないといけない。 これは、造園系への志向が強まっているから、植物の基礎知識をつけなければ、という動機で読んだ本です。植物のしくみから生活史、分類まで。中学校〜高等学校で習うことが基盤ですが、十分に理解できていない植物の生態を多少なりとも理解できた気がします。私は植物をマクロな範囲でー生態系のレベルで見るのが好きですが、最近一つ一つの植物を、ミクロに愛でるのが好きで、読んでいて楽しかったで..

  • 景観とデザイン(内山久雄監修、佐々木葉著)

    オーム社のゼロから学ぶ土木の基本シリーズ。中村良夫先生はじめとする景観工学分野を通覧する一冊です。この本では、景観を考えるには、構図(視覚的)、空間(身体感覚的)、関係(意味的)の三つのアプローチがあると述べています。私自身が研究している文学表象によって生産される景観・歌枕は、このアプローチでいうと「関係(意味的)」アプロ—チとなります。 景観関係の研究は造園学、建築学、地理学などにおいても行われていますが、景観工学がもっとも特色を発揮していると感じるのは、構図(視覚的)であります。 眼球の揺らぎの範囲、すなわち一目でひとまとまりの形を把握できる範囲は見込み角10度であること。立って..

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