難病・脊髄小脳変性症に侵されても音楽を諦めない、シンガーソングライター・高橋忠史の毎日の日記
路上ライブを始めて「仙八先生」というテレビドラマに出演し、当時警察がうるさかったので、路上ライブも出来なくなり自転車ツアーで全国を回り、40代はリュックを背負ってギターを持って8000kmを歩くウォーキングライブツアーを行い、50代には1000日間一日も休まず唄い続けるという連続ライブを行い現在60歳、死ぬまで唄い続けるという目標を持ち、音楽だけで生き続けている男です。
シンプルイズベスト、僕の思うロックンロールの基本だ。愛から総てが始まる。そして結果は無限だ。いい事も、悪い事も。愛情を総てのものに同じだけ注げれば、理想の世の中を作れるだろう。愛欲が強すぎると愛憎に代り、人を傷つける事もある。そして、一番大切なのはバランスだよね。ほうずり手を胸に当て手を包み込みほうずりして君にありがとう手を胸に当て手を包み込み幸せを感じてありがとう好き好き抱きしめて誰よりも強く好き抱きしめて君をずっと好き抱きしめて朝までずっと好き好き好きほうずり
何にも悪い事してないのに、いつも悪い奴にされてきた。売れる曲を書けなかったからだろうな。そのくせ人の言う事を聞かなかったし。音楽の才能が無かったからだろうな。才能に勝つには、努力を続けるしかない。負けたまま終わってたまるかー。世界で一番この世で一番の男でいたい盛って見せたりカッコつけたり試しているけれどほんとうに大切なのはなかみだよねキラキラが一番どこかで勘違い盛って見せたりカッコつけたり試しているけれどほんとうに大切なのは生き様だよね銭の力で快楽求め騙す事が当たり前になった今壊れてゆくのを目の当たりにしても気づけない世界で一番
馬鹿だね、幾つになってもロックンロール。子供の頃、ラジオから流れてきたビートルズに意味無く熱中し、その下地になっていたロックンロールに燃えていた。シンプルイズベストだ。たくさんの事を学んできた気がするが、いまだ答えは見つかっていない。そして、70を過ぎてもロックンロールだ。命は春を越え命は春を越え又転がり始める枯れた小枝に噴出す若葉姿かたちを変えながら燃えたつ秋に祭りをおえる重ねる落ち葉で大地をうずめ命の種を暖める山蒸す霧に鳥が鳴き甦る命又唄いだすギターを弾いて唄いだすギターを弾いて搾り出す命と怒り下敷きに笑われてもいいロックンロール命は春を越え
結局笑顔だよね。笑顔の瞬間が欲しいし、みんなを笑顔にしたいよね。その為に、努力が必要な時ってあるよね。みんな頑張れ。笑顔幸せな時間君が笑ってる柔らかな夢誰か支えてる永遠にえいえんに永遠に続け木漏れ日そよ風君が笑ってる妖精舞う森命を支えてる永遠にえいえんに永遠に続け霧立つ山に沸いた水君の笑顔が映ってる永遠にえいえんに永遠に続け笑顔
24歳の頃レコードデビューして子供(志乃)の父親になった。やっぱり歳なんだなー。熱が下がらないよう。一日もやすまず続けた1000日連続ライブ。やる事が無いからはじめた自転車ツアー。僕の大きな財産になったウォーキングツアー。どれもいい加減な気持ちで始めているが大きな精神的支えをもらっている。病気をプラスに考えられるのも、長旅を続けたからかな。歩き続け行き着ける所までただ歩いてた唄を聞いてもらうためにただ歩いてたリュックを枕に道端に寝て不審者と思われただ歩いていた苦しいだけの道ただ歩いてた唄を聞いてもらうためにただ歩いてたいろんな人に泊めてもらい不審者と思われただ歩いていた唄の道を歩き続けただひたすらに汗とほこりと信念だけでただ歩いていたやる事も無いので考えをめぐらせて不審者と思われただ歩いていた歩き続け
83歳で、単独むきこう太平洋横断した堀江健一さんのニュースが飛び込んできた。23歳の頃、初横断。それから60年経っての2度目。凄い馬鹿だね。後、何日、生きられるか分らないけど。勇気をもらいました。自分で選んだ道なんだよね。舗装された道だったりでこぼこだらけの道だったりそれぞれ違うけど。影響されて歩かされたと思っても、自分で選んだ道なんだよね。どうでもいいけど歩いてきたどうでもいい事を悩み抜いて次の瞬間忘れてる悲しいからって涙ぐんで次の瞬間忘れてる振り返れば道は続く歩いてきたのは君だからどうでもいい事を苦しみ抜いて次の瞬間忘れてる幸せいっぱいで喜んで次の瞬間忘れてる振り返れば長い道のり歩いてきたのは君だからどうでもいいけど歩いてきた
昨日急に熱が38度出て。床に落ちてしばらく動けなかった。で、一日ベッドに座っているだけで何にも出来なかった。午後に典子さんが連絡してくれて、訪問医療のいつものお医者さんに来てもらい、コロナ感染も調べてもらったが大丈夫だった。生きている事に意味を付けたくなる。でも、そんな事どうでもよくて、目の前の一瞬を精一杯生きればいい。それがなかなか出来ない。それでいい悲しいね嬉しいね悔しいね楽しいね君と過ごすそれでいい切ないね暖かいね侘びしいねキュンと鳴る君がいればそれでいいそれでいい
静岡県周智郡森町の伊藤さん、手紙が届いていました。電話もくれていたようですが、出れなくてすいません。今日の昼飯ごろ、僕のほうから電話します。上手くしゃべれませんがよろしく。どうして人は大人になると噓をつき始めるのだろう。それまで無かった責任を感じ始めたからだろうか。誰も、責任取れてないのに。安全な傘に守られると思って、大きな傘の中にいるのだろうか。最後は自分さ、間違い無く、誰も自分がかわいい。人の事なんてどうでもいい。だから、人の傘になんかはいらないで、小さくてもいいから自分の身は自分で守ろうよ。本音なんで噓つくのやめられへんねん生きてゆくためなんてただの言い訳やろもうすぐ死ぬんやん何カッコつけてんねん言いたい事言うて本音で旅立とうしんどいだけやろ逃げたいだけやろ嫌われても本音だけで不細工に生きてやるもう...本音
70歳の誕生日にハッピ・バースデイを唄ってもらった、嬉しかった。そしてもっと嬉しい事があった。歌ってくれた訪問風呂のスタッフの一人が7月に誕生日が来るから唄ってとリクエストしてくれた。ロレツも回らなくて、唄うのも大変。ひとりよがりかもしれないし、人に聞かせるのは失礼かもしれないが、嬉しい。昨日からウクレレの練習を始めた。どれだけ出来るか分らないが、弾き語りだ。明美さん、お手紙ありがとう。返事だすにもかだらがうごきずらくてごめん。かろーじてパソコンのキーは打てるのでこちらで失礼させていただきます。ありがとう。昔を賞賛するわけじゃない、だけど今に比べたら何も無い事が懐かしい。何も無かったから表現することがいっぱいあったんだよね。いい意味でも悪い意味でも想像力が高かったんだよね。だから鬼もいたし妖怪もお化けもいたんだ...うちわ
昨日は週1階の訪問風呂の日でもあった。昨日が僕の70回目の誕生日と知ったスタッフが、ハッピ・バースデイを歌ってくれた。治療法が見つかっていないこんな難病に侵されながら僕は、支えてくれた沢山の人達のおかげで生きている。身体が動かなくなっているのに、まだ生きてるって事は、僕の役割がまだ残っているって事だろう。思いっきり楽しんで、最後まで生きよう。それが先に旅立ってしまった人に出来る僕の思いだろう。歩けないのを承知で、歩きたくなった。どうしたら歩けるのか分らない。歩けないのに歩く夢を見るなんて、毎日が楽しくなるし、ひょっとしたら歩けるかもしれない。残りわずかな命だからこそ、楽しく生きなきゃ。燃え尽きて燃えろ熱く熱く燃えろ真っ白に燃え尽きて総て灰になれ真っ白に燃え尽きて風に舞い踊れ間違いも戸惑いも燃やし尽くして中途半端...燃え尽きて
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