台風の夜。そわそわ眠れず、頭が冴えてしまったあなたへ。

家が揺れる。何かが飛んで何かにぶつかる音がする。雷が光る。気持ちもざわざわ落ち着かない。自然を肌で感じる、不思議な時間。そんな嵐の夜にこそ読みたい物語がある。眠れない、あなたへ。あらしのよるに 全7巻セット木村裕一／講談社Amazonで見る

報われない恋。禁断の関係。いい加減、不倫をやめたいあなたへ。

友達の結婚式がつらい。日曜のデートに憧れる。深夜に電話してみたい。不倫はしんどい。別れるべきだと知っている。卑怯な男だと分かっている。それでも好きな自分が嫌になる。本気で不倫をやめたい、あなたへ。解夏さだまさし／幻冬舎文庫Amazonで見る

ないものねだりの負けず嫌い。いつも人生に満足できない、あなたへ。

  もっといい人生があったんじゃないか。現実から目を背ける。  選ばなかった道、失ったものばかり気にして、勝手に苦しむ。  自分の人生を、幸せも不幸もひっくるめて愛したい、あなたへ。4TEEN石田衣良／新潮文庫

「ここじゃない」ことだけは分かる。居場所を探し続ける、あなたへ。

あるべき場所にあるべきものを。これが一番難しい。 自然と頑張れる場所がほしい。無理してしんどい思いはしたくない。 って考えるだけじゃだめだと、薄々気づいているあなたへ。孤宿の人〈上〉宮部みゆき／新潮文庫Amazonで見る楽天ブックスで見る

仕事はいいけど人が無理。職場の人間関係が苦手な、あなたへ。

自分が生きてきた世界では無縁だった人とも机を並べる、職場。生理的に無理なタイプもいれば、一方的に嫌われることもある。イライラしたり傷ついたり、自分の世界が侵されて苦しむ、あなたへ。坊っちゃん夏目漱石／岩波文庫などAmazonで見る楽天ブック

他人の意見で自分の人生を決めてしまう。「芯」がほしいあなたへ。

ころころ意見が変わる。決断が鈍る。情報を鵜呑みにする。 柔軟なんじゃない、信じられる自分の「芯」がないだけ。 自分の人生を自分で生きていない感覚に悩む、あなたへ。おんなのことば茨木のり子／童話屋Amazonで見る楽天ブックスで見る 影響さ

噂や悪口が面白すぎてやめられない！時々、自己嫌悪に陥るあなたへ。

正論ふりかざして人をこきおろす。痛快。爽快。そして後悔。言った分だけ言われている。分かっているから不安になる。でもやめられない。浅ましい喜びを残しつつ、楽になりたいあなたへ。あなたはオバサンと呼ばれてる内館牧子／講談社文庫Amazonで見る

「兎角に人の世は住みにくい！」人生にちょっぴり疲れた、あなたへ。

  生きているだけでもうけもん、それは正しいのだけれど  生きているだけで疲れちゃう、そんな時だってある。  はぁ、しんどいなぁ。弱音がこぼれそうに疲れた、あなたへ。姫椿浅田次郎／文春文庫Amazonで見る楽天

お酒もミルクもいや。静かでしあわせな眠りがほしい、あなたへ。

悲しみも苦しみも切なさも喜びも怒りも、眠るときくらい忘れたい。 ゆっくり流れる時間の中で、気持ちよくまどろみたい。 ふわっと幻想的な世界で、しあわせに寝息をたてたいあなたへ。空ばかり見ていた吉田篤弘 ／文春文庫Amazonで見る楽天ブック

もう頑張れない。でもこのままじゃだめだ。無気力を脱したい、あなたへ。

心が重くてしんどくて、いろんなことがぐっちゃぐちゃ。 何かがひとつだめだと、全部がもうだめな気がする。無気力。 もう頑張れないけど、やっぱり起き上がりたい、あなたへ。永遠の出口森絵都／集英社文庫Amazonで見る楽天で見る苦しくて苦しくて