ヒトとは視覚を発達させ、嗅覚を退化させた「か弱きサル」である

ヒトとは視覚を発達させ、嗅覚を退化させた「か弱きサル」である（リンク）より転載します-------------------------------------＃鼻を発達させたサル、鼻を捨てたサル それから3億年経って、時代は中生代。恐竜たちの全盛期のお話です。  この頃、われらの祖先である哺

人間と猿の脳を分けるDNA特定か！秘密はジャンクDNAにあり。

今回ジャンクDNAと呼ばれていたタンパク質コード遺伝子の“外部”に、ヒトとチンパンジーを別つ違いがあることが示唆されたようだ。リンク「Tocana」さんより転載です。人間はサルから進化した――。ダーウィン以降の生物学では当たり前の知見ではあるが、では、たとえば人間

原始人類が直立二足歩行していたかどうかは頭蓋骨が脊髄につながる穴の方向だけで判断している？

人類の特徴として挙げられる二足歩行は、類人猿もすることが多く、特にボノボは人間的な二足歩行にかなり近い。かつ、学者たちは化石から直立二足歩行をしていたと判断しているが、それも結構いい加減だそう。500～700万年前の初期人類の化石で残っているのはほとんどが頭蓋

直立歩行訓練の原動力

アメリカの人類学者のオーウェン・ラブジョイ教授が唱えた「食物供給仮説」。ラブロマンスなんて現代の感覚なのであり得ないが、共認機能を唯一の武器として生き残った人類にとって「誰かのために何かをする」ことが原動力になったことは考えられる。足が先祖返りしたサル、

人類はなぜ牙をなくしたのか

類人猿と人類（ヒト）との身体的な差は【二足方向】【牙をなくす】【無毛化】【脳容量拡大】がある。順番的には、700万年には【二足歩行】【牙をなくす】ことが起き、その後に【無毛化】【脳容量拡大】へと向かっている。なぜ【牙をなくした】のか。類人猿であるチンパンジー

ネアンデルタール人、歯痛に「鎮痛薬」使用か

以下抜粋＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ペニシリンの発明からさかのぼること約5万年前に、歯の膿瘍（のうよう）に苦しんでいた旧人類ネアンデルタール（Neanderthal）人の若者が、天然の抗生物質や鎮痛成分を含む草木を食べていたことが分かったとする研究論文が8

人間に必要な「1日の水分量」は、他の霊長類の半分だと判明！

人類は巨大な脳を進化させたことで、他の霊長類よりもエネルギー消費量が多くなりました。ところが、「水分」についてはこれが当てはまらないようです。

咽頭の変化と言語獲得

人類の言語機能の獲得起源を紐解く上では、発声が必要になった状況同化と発声が可能になった身体的変化の分析が必要になる。後者については、サルよりも咽頭の位置が下に降りたことがよく言われている。咽頭が下がることで、声帯でつくられた音が共鳴する空間が大きくなり、

人類の脳が3000年前より縮小しているのか

以下転載(リンク*************************************************************************************************＜ヒトの脳は、更新世以来縮小していることについては、まだ十分に解明されていない......＞ヒトの脳が進化史の過程で大きくなってきたことは広く知られ

現生人類の特徴：類人猿との違いは何か～「シンボルを操る動物」②

人類進化と文化の形成-現代人間学考2ー（中野毅）PDFより抜粋しますリンク現生人類の特徴：類人猿との違いは何か～「シンボルを操る動物」-------------------------------（①のつづき） 筆者が説得力があって面白いと考えているのは，女流の人類学者エレイン・モーガンの

現生人類の特徴：類人猿との違いは何か～「シンボルを操る動物」①

人類進化と文化の形成-現代人間学考2ー（中野毅）PDFより抜粋しますリンク現生人類の特徴：類人猿との違いは何か～「シンボルを操る動物」------------------------------- 現在の科学的研究の主流をなすアフリカ単一起源説をもとに，人類誕生の過程を概観してきた。気の遠

嗅覚とおいしさの関係とは その発達の歴史

嗅覚とおいしさは一体であった。それは人類の歴史の中で獲得した生き延びる術だった。なぜ人類は「生きていくため」だけでなく、むしろ「おいしさを楽しむため」に食べるようになったのか。人類特有の貪欲な「美食感覚」のカギを握る第一の要素が、ある「特別な味」に秘めら

原人は「笑い」によって摂食と社交を両立させ、より大きな共同体を維持していた

サルの親和充足（毛づくろい・スキンシップ）がエンドルフィンを分泌し、知能進化に繋がったと考えられているが、原始人類においては、笑い・歌・踊り・言語が毛づくろいにとって代わる親和行為になっている。一対一の毛づくろいと違い、より大きな集団の中でエンドルフィン

人類（ホモ・サピエンス）の祖先と考えられている人種が「ホモ・ボドエンシス」と命名

分類学上の分類次第では逆に混乱を招くことがよくある。今回、わたしたち人類の直接の先祖に対する呼称の統一が試みられた。

ヒトとは視覚を発達させ、嗅覚を退化させた?

嗅覚は五感の中でも脳へ伝わるスピードがばつぐんに早い。かなり古い時代にできた感覚ではないかと仮説をたて、追求をしている。そもそも、嗅覚を創ったのは何故か。その後、人はなぜ嗅覚を退化させたのか。その代わりに進化した感覚「視覚」との関係。

痛みに敏感な遺伝子はネアンデルタール人から継承！？

ネアンデルタール人は痛みに敏感だったようだ。圧倒的自然外圧の中で、自身の僅かな肉体の痛み(変化）を感受することは、適応可能性を高めていたに違いない。

アジア人の祖先は三度目のアバンチュールを楽しんでいた。その相手は絶滅人類のネアンデルタール人とデニソワ人のハーフ

下記より引用リンク2018年、アルタイ山脈から5万年以上前の10代の少女の遺体が発見された。この少女が何者かはわからないが、奇妙なことに、彼女にはネアンデルタール人とデニソワ人のハーフであるかのような特徴があったのだ。 古代の絶滅人類の異種交配ということで世界中

アジア人の祖先は絶滅人類のネアンデルタール人とデニソワ人だけではなく、ネアンデルタール人とデニソワ人の混血とも交配していた

我々現生人類であるホモサピエンスの遺伝子に4％のネアンデルタール人の遺伝子が含まれていることは今や有名な事実だが、ネアンデルタール人だけではなく、我々の祖先はデニソワ人やネアンデルタール人とデニソワ人の混血種たちとも交配していたようだ。人種差別どころか、同

「ネイティブアメリカンの祖先は日本人」という説が否定される

アメリカで出土した石器と縄文人の石器の類似性に着目した過去の研究により、「ネイティブ・アメリカンの祖先は日本人ではないか？」という説が提唱されました。しかし、ネイティブ・アメリカンと縄文人の化石を比較した新たな研究により、この説が覆されるような証拠が示さ