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  • 「眠られぬ夜のために①」六月十三日:

    『我々が自ら幸福だと感じるためには、常に頭が計画に満ち、心が愛に満ちていなければならないということは、正しい言葉である。しかしクレルウ“ォーの次の言葉の方が…

  • 「助けの石」一九五頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 『「エホバはこれまで我を助け給えり。」我が今日あるをえしはエホバによりてなり。我はエホバを棄て去らんとせり、されど彼は我を去らし…

  • 「幸福なる生涯」一九四

    『内村鑑三 所感集』より: 「神の命これ従い、神に導かれ、神に養わる。われに計画あるなし。したがって責任あるなし。餓死の恐怖あるなし、⚪️⚪️⚪️⚪️(てん…

  • 「わが信仰の途」六月十二日:

    『内村鑑三 所感集』より: 「キリストはわれを義とする事で者にあらず、わが義なり。わが義なるが故についに我を義とする者なり。キリストは我を救う者にあらず、…

  • 「同一の福音」一九四頁より:

    『内村鑑三 所感集』より: 「年は改まれり。しかれども我が福音は改めるざるなり。我が福音は十字架の福音なり、罪の購(あがな)いの福音なり。肉体復活の福音なり…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月十二日:

    『マタイによる福音書一一の二七🌟。誰でも神やキリストを直接的な啓示によるほかに知るすべはない。それにも関わらず、こんなにもおびただしい神学やキリスト論が書か…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月十二日:

    『人間の経歴などというものは、実は大きな幻影にすぎない。そのなめらかな表面に隠されてものは、誰も見ないし、また見ようともしない。ただ時折、この外皮に突然裂け…

  • 「坐右箴言」中村天風:

    『私は最早何事をも怖れまい。それはこの世界並びに人生には、いつも完全ということの以外に、不完全というもののないよう宇宙真理が出来て居るからである。否 この真…

  • 「進まんのみ」一九二頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「進まんのみ、進まんにみ。褒めらるるも、誉められざるがごとくに進まんのみ。謗(そし)らるるも、謗られざるがごとくに進まんのみ。た…

  • 「神の不信」一九二頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「教会にある者必ずざしも神を識らず、教会の外にある者必ずしも神を非認(いな)まず。神を識る者は教会の中にあり、またその外にあり…

  • 「信念の誦句」中村天風:

    『信念 それは人生を動かす羅針盤の如き尊いものである。 従って 信念なき人生は、丁度長途の航海のできないボロ船の様なものである。かるが故に 私は真理に対し…

  • 「名実の差別」一九二頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「余輩は名について争わず、実について争う。「仏陀」なりとて斥けず、「キリスト」なりとて迎えず。余輩は万物の中に充満する愛の心を遵…

  • 「日本人の宗教心」一九一頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「我らの心霊の友はウエスレーなるよりもむしろ法然なり、ムーデーなるよりも親鸞なり。宗教の同じきは信念の傾向の同じきにしかず。我ら…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月十一日:

    『マタイによる福音書八の二二🌟のために。 それ自体まさしく善である多くのものが過ぎ去ってゆく。我々はそれらを過ぎ去るにまかせるほかはなく、いつまでも繰り返し…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月十一日:

    『ヘブル人への手紙一〇の三〇、申命記三二の三六。「主はその民を裁くあろう。」この言葉は、苦難に臨んだ時に、特に全民族の苦難の際に、我々が持つことのできる最大…

  • 「真正の伝道」一九一頁:

    『伝道は言語の伝達にあらず、精神の傾注なり、自己(おのれ)を虚しゅうして他人を充たすことなり。伝道にまさる辛労の業あるなし。伝道はまことに犠牲の業なり、人の…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月十日:

    『善についての人間の内的進歩のそれぞれの段階は、決して他の段階と全く同一ではない。だから、一つのキリスト教団やさらに全教会を、一人の牧者を先頭にした皆一様な…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月十日:

    『ブルームハルトや、その他の歴史的に確証されている奇跡を行った人々の「力」の源をなしているのは、おそらくただ「私欲のない」愛であった。このような形容詞を添え…

  • 「村里の祝福」一九一頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「ローマ帝都においてあらず、エルサレムの聖都においてあらず、ベツレヘムの僻邑(へきゆう)において人類の救い主は生まれた給えり。「美…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月九日:

    『サムエル記上三の四・一九〜二一🌟、申命記一三の五・九・一一。 もし貴方が生涯に一度でもこのような神の言葉を聞く事があれば、貴方はこの地上生活で自分自身では…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月九日:

    『オバデヤ書一二、ミカ書七の七〜一一、ナホム書一の七〜一二。これらの古代の預言書の言葉は、職業上これらの書を読む事のない一般の人には親しみが薄いかもしれない…

  • 「統一箴言」中村天風:

    『人の生命は、宇宙の創造を司どる宇宙霊(神仏)と一体である。そして人の心は、その宇宙霊の力を、自己の生命の中へ思うがままに受け入れ能う働きをもつ。然(しか)…

  • 「聖誕節」一九〇頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「花鳥叢林が去りて佳節に到り、歓喜心に絶えて希望生まれる。ベツレヘムの夕、寒月テコアの丘陵を照らす頃、キリストはユダの山地に生ま…

  • 「恩恵の代価」一九〇頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「神は無価値の恩恵を人に下し給う。然れども、人は代価を払わずしてその恩恵を己が有となす能わず。多く払う者ほど多くを得、少しく払…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月八日:

    『世間はほっておきなさい。世間は今ちょうど、パウロの手紙に記されている時代と同じような段階にある。テサロニケ人への第二の手紙二の一一〜一三、テサロニケ人への…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月八日:

    『マタイによる福音書一八の六・七・一〇、一二の三六、二五の四〇、一七の二七、ルカによる福音書六の四五、九の五四・五五・五六、一〇の五、一二の一五・二九、一四…

  • 「大詩人に聴け」一八九頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「説教集と宗教書類とをのみ読むなけれ。時に大詩人の詩集を紐解いて大いに自由と独立の精神を養うべし。宗教は人を因循、姑息、怯懦に…

  • 「文士と神学者」一八九頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「道はこれを神学者に学ぶも可なり、しかれどもその伝播の方法はこれを文士に学ぶべし。プラウニング、カーライル、ホイットマン等に学ぶべ…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月七日:

    『コリント人への第二の手紙四の一六、コリント人への第一の手紙一五の五七、一の六〜九・一八🌟。ローマ人への手紙六の一二〜一四、四の三。 今や貴方は、この使徒パ…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月七日:

    『もしも我々が人間の事柄を同情をもって見ることができないなら、世間との接触は我々の内的人間を必ず害する。これが、修道院生活を正当化する理由である。もっとも、…

  • 「運命の誦句」中村天風:

    『およそ宇宙の神霊は、人間の感謝と歓喜という感情でその通路を開かれると同時に、人の生命の上に迸(ほとばし)り出ようと待ち構えて居る。だから、平素何事にも対し…

  • 「永久の小児」188頁:

    『われは固まらんとせず、伸びんとす。われは永久に小児たらんと欲す。われは祭司たらんとせず。福音者たらんとす。神学者たらんとせず。政治家たらんとせず、革命者足…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月六日:

    『どんな種類の使用人でも、その務めを軍隊と同じようにきちんと果たさななればならない。この点では、少しも手心を加える必要はない。しかし彼らがそうすると、今度は…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月六日:

    『現代のすっかり倒錯した宗教教育は、神を愛することは全然教えず、せいぜい神を恐れることしか教えない。その裏には、実は神への恐れから解放さえ得たなら、その方が…

  • 「進歩の子たれよ」一八八頁:

    『内村鑑三 所感集』 『進歩の子たれよ、保守の子たるなかれ。アブラハムがカルデヤの地に去しがごとく、腐敗の巣窟は断然これを去れ。預言者が時の制度を排斥せしが…

  • 「わが義イエスキリスト」六月五日:

    『キリストは我が全てなり、我が義なり、命なり、救いなり、聖餐なり、教会なり。「それ我らの途越(すぎこし)、すなわちキリストはすでに屠られ給えり」(コリント前…

  • 「新教会の顕出」一八七頁:

    『教会の上に教会あり。ローマ天主教会の上にルーテル、カルビン、ウエスレー等の教派教会ありたり。教派教会の上に無教会なかるべからず。無教会は愛の法則の外に何ら…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月五日:

    『ヒューマニズムだの、永遠の平和だのについて、やたらにおしゃべりしないがよい。 貴方は出会う人ごとに、何かよいことがあるように願っているか。もしそうならば、…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月五日:

    『キリスト教は、完全な人々の社会ではなく、弱い人々の社会、己の弱さを知って、しかもこの道によって前進し、正しい生活の入ろうという善き意志を備えて人々の社会で…

  • 「大偈の辞」中村天風:

    『ああそうだ!! 吾が生命は神仏(宇宙霊)の生命と通じて居る。 神仏の生命は無限である。 そして 不健康なるものは、神仏の生命の中には絶対にない。 そして、…

  • 「言葉の誦句」中村天風:

    『私は今後かりそめにも、吾が舌に悪を勝たせまい。 否 一々吾が言葉に注意しよう。 同時に今後私は 最早自分の境遇や仕事を、消極的の言葉や 悲劇的の言葉で、批…

  • 「四大使徒の信仰」一八七頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「ヤコブの信仰は律法の信仰なりし、ペテロの信仰は訓練の信仰なりし、パウルの信仰は信仰の信仰なりし、しかしてヨハネの信仰は愛の信仰な…

  • 「損失の利益」一八七頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「肉において足るは霊において満つるの途にあらず、霊の健全は肉の減殺をもって維持せらる。肉おいて飽かば霊において死すべし。故に慾望は…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月四日:

    『貴方はいつも貴方の身分に応じて、簡素に、しかしきちんとした身なりを整えるように心掛けなさい。「投げやり」な服装は、ことに外国では、目立ち過ぎるオシャレと同…

  • 「眠られぬ夜のために①」6月四日:

    『ヨハネの黙示録三の二〇には、神の霊が心の戸の外に立って叩く時、我々がその戸を開けると記されている。つまり、我々の願いに応じて神の霊がよりよき生活の門を開く…

  • 「人間本質自覚の誦句」中村天風:

    『人は万物の霊長として、宇宙霊のもつ無限の力と結び得る奇しき働きをもつものを、吾が心の奥に保有す。 かるが故に、かりにも真人たらんには、徒(いたず)らに他に…

  • 「思考作用の誦句」中村天風:

    『吾は今 宇宙霊の中に居る。 吾は又 霊智の力と倶に居る。 そもそも宇宙霊なるものこそは 万物の一切をよ り良く作り更(か)えることに、常に公平なる態…

  • 「必要物の供給」六月三日:

    『内村鑑三 所感集』より:「我らに必要なものは必ず与えらるべし。しかも前もって与えられず、必要な時に与えらるべし。故に我らは要なき時に祈求(もと)めて主たる…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月三日:

    『金銭上の事柄については、いつでもきちんとしていて、貴方の境遇に相応しいように心掛けなさい。だが、そのために、必要以上に労してはならない。度を越えると、勢い…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月三日:

    『本当に神を信じる人々は、元来普通の人とは異なった種類の人間であり、時には世間に混じって自ら異様に感じる事がある。と言うのは、既にキリストも言っているように…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月二日:

    『全ての国民的な、あるいは家庭の風俗や習慣は、もとより、何か一般的に善い意味を持っているものである。さもなければ、それらは風俗とはなり得なかったであろう。 …

  • 「無私の祈祷」一八六頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「自己(おのれ)に恩恵の下らんことを祈るべからず、神の栄光の顕れんことを祈るべし。自己をもって祈祷の題目となすべからず。神のために…

  • 「力の誦句」中村天風:

    『私は 力だ。 力の結晶だ。 何ものにも打ち克(か)つ力の結晶だ。 だから何ものにも負けないのだ。 病にも 運命にも、 否 あらゆるすべてのものに…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月二日:

    『我々の生活に影響を与える超感覚的な諸力が存在することについて、揺るぎない確信を私に抱けせたのは、私の生涯の意義ある出来事が、常に、私の意志なしに、いや、そ…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月一日:

    『我々の生活に影響を与える超感覚的な諸力が存在する事について、揺るぎのない確信を私に抱かせたのは、私の生活の意義ある出来事が、常に、私の意志無しに、いや、そ…

  • 「活力吸収法(プラナヤマ)の誦句」中村天風:

    『神韻縹渺(しんいんひょうびょう)たるこの大宇宙の精気の中には、吾等人間の生命エネルギーを力づける 活力なるものが、隈なく遍満存在して居る。 今私は、プラナ…

  • 「今日一日の章句」中村天風:

    『今日一日、 怒らず、怖れず、悲しまず、正直、親切、愉快に、力と勇気と信念とをもって、自己の人生に対する責務を果たし、恒に平和と愛とを失わざる、立派な人間と…

  • 「朝旦偈辞(甦りの誦句)」中村天風:

    『我は今、力と勇気と信念とをもって甦り、新しき元気をもって正しい人間としの本領の発揮と、その本分の実践に向かわんとするのである。我はまた、欣びと感謝に満たさ…

  • 「眠られぬ夜のために②」六月一日:

    『貴方が教える事を実行ように努めなさい。 若い時代には学ぶこと、教える事がむしろその本領であるが、特に年齢が進めば、実行という事が外に現れて来なければならな…

  • 「眠られぬ夜のために①」六月一日:

    『神の慎重な、緩やかな導きは、自らそれを体験しない限り、誰もが信じ難い、最も不思議な経験のひとつである。それはいつも苦痛と不安とを通じて行われるものである。…

  • 「秋の感」一八六頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「冬について思わず、春について思う。夜について思わず、朝について思う。死について思わず、生について思う。墓について思わず、復活につ…

  • 「真の苦痛」一八五頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「苦痛は苦痛である。肉の苦痛であるのみならずまた霊の苦痛である。肉の苦痛であって霊の苦痛でないものは苦痛であって、実は苦痛ではな…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月三十一日:

    『現代の聖職者達が、どのような表情をしていて、そのためにどのような印象を人に与えているかは、簡単には言えない。時にはそれらしい表情が「あまりに度をすごし」て…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月三十一日:

    『我々は喜びよりもかえって苦しみを愛し、遂には喜びを恐れる事を学ぶような境地にまで達する事が出来る。ここまでくれば、人生最大の困難は終わったのである。 我々…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月三十日:

    『全体として善い生活を過ごしてきた場合でも、それが陥る最も危険な時期は、時として、生活が幾分退屈になりはめる頃である。そのような時に、ある者は、より大きな目…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月三十日:

    『現代の世間人たちの表情や態度全体がありありとこう語っている、「私は、私自身を除いて、周りのあらゆるものを軽蔑する。なにしろ私はそいつらとはまるっきり無関係…

  • 「信仰の道」一八五頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「信仰の道は易いかな、ただ任し奉れば足る。されば光明我に臨(きた)り、能力(ちから)我に加わり、汚穢我を去り、聖霊我に宿る。信仰は…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十九日:

    『我々が出会うそれぞれの人のために、我々が何かしてやったり、言ったり、考えたりする責任がある。 次のような事を試してみなさい。世間の人達は、それをお上品と考…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十九日:

    『祈りと思索とは決して対立するものではない。それどころか、この二つ共が、真理を完全に把握するのに必要なものである。すなわち、思索は自ら真理を探究するために、…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十八日:

    『神は時折、自然の出来事や自然の事物をを通じて、私達に話しかける事もある。これは現代の人々にとって、まだしも早わかりする言葉である。時には花を通じても、時に…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十八日:

    『「魂の底に触れる事なく、ただ良心を宥めるためにのみ存在する、外面的二一の三一。な、わざとらしい宗教を持つよりも、全く宗教に持たない方が、おそらくましであろ…

  • 「自省(じせい)と仰瞻(ぎょうせん)」一八四頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「我は日々に自己(おのれを省みず、我は日々に我が主を仰ぎ奉る。我は我が内になんの善き事をも発見する事能わず。我がぜんは全て「キリス…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十七日:

    『キリスト教の人生観と結びつく全ての幸福を、前もって知る事ができるなら、世の人々はこぞってこの教えに前もって集まってくるだろう。彼らが歩む道では、それに似た…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十七日:

    『この世に神があるならば、必然的に、善人には正義が、悪人には罰が存在する事になる。これを疑うのは、神を瀆(けが)す事である。だが、神が無いならば、それでもな…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十六日:

    『このキリスト教が、実際驚くほど単純で、ほとんど子供にもできるくらい容易なものだと思えるような、幸福な時間や、日々があり、いや、長い時間があるものである。 …

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十六日:

    『我々が心に悲しみを覚える時は、いつも「自我」がその責めを分かっている。  自我を棄てれば、常にそれだけ精神の力を高めるものである。  人は原則として、助け…

  • 「科学と神学」一八四頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「今や科学は唯心論に還りつつあるに、神学は唯物説に傾きつつあり。科学者は天然を軌跡視しつつあるように、神学者なるべく奇蹟の承認を避…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十五日:

    『私の知っているキリスト教の教理(使徒、教父、中世の神の探究者、宗教改革者、その後の説教者とか哲学的著述家などの)中で、私はキリスト自身の教えを特別によく理…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十五日:

    『「我が油注がれた者達に触ってならない。我が預言者達に害を加えてはならない」(歴代志上一六の二二)。この言葉は、普通ただ文字通りに解されている。しかし、この…

  • 「福音書と書籍」一八四頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「福音書は救い主の言行を伝えしものなり、書翰は救われたる者の信仰を陳べしものなり。救済の一事を神より見て福音書あり、人より見て書翰…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十四日:

    『イザヤ署四五の二二、六一の一〜三🌟。確かに世の中にはーーただ皮相な知識でそう思い、また見逃しがちであるよりもずっとしばしばーー口では言えぬほど苦しい運命が…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十四日:

    『外見上の一時的な成功よりも、物事の結果に注目する事が、より高い人生の知恵である。これについてイギリスの宗教改革のある先駆者が言っている、「私は、最後に真理…

  • 「キリスト教とキリスト」一八四頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「主義にあらず性格なり。教理にあらず、生命なり。キリスト教にあらずキリストなり。主義はいかに高きも、教理はいかに深きも、儀文にして…

  • 「内外の自由」一八三頁:

    『内村鑑三 所感集』より: 「外の自由はこれを求めんと欲するなかれ、内の自由を求めんと欲せよ。肉は縛らるるも可なり。霊にして神の宿る所となれば足る。神は必ず…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十三日:

    『人生の一つの時期の終わりにあたって、貴方は、その期間中に神によってどれだけかの真理が教えられた事に対して、神に感謝しなさい。それらの真理はそれ以前にはおそ…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十三日:

    『愛は、他の如何なるものにも増して、人を賢明にする。ただ愛のみがよく、人々の本質と事物の実相とについての洞察を、また人々を助けるための最も正しい道と手段とに…

  • 「ピュリータンの消滅」一八三頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「余輩はピューリタンを尊敬す。彼は実にプロテスタント教の精華なりき。彼ありしが故に地球の表面の一変し事は余輩の充分に認むるとこと…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十二日:

    『我々の教会の讃美歌に歌われている「聖なる単純さ」についても、事情はやはり同じである。これらの歌から語っているのは謙遜の霊あって、これはアメリカ哲学の理想と…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十二日:

    『フリードリヒ・ニーチェが「漂白者とその影」の中で、富者と無産者という人間の二つの階級は絶滅されねばならぬと言っている。これは、これは、彼一流の奇矯な言い方…

  • 「美術と宗教」182頁:

    『内村鑑三 所感集』より:「宗教の深浅はその産する美術の大小によりて知るをうべし。深き宗教は大なる美術を産す。浅き宗教は美術を出ださず。美術なき国民は宗教…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二十一日:

    『我々は、一般に「個人主義」と呼ばれている、エマソン流の洗煉されてエゴイズムに陥らないように、常に注意しなければならない。そこに教養の高い人々にとっての危険…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二十一日:

    『真の聖心とは、神の御心を常に喜んで、気軽に、それどころか、さながら自明の事のように行い、また堪え忍ぶ事である。その他の聖心は全て本物ではない。 信仰にとっ…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月二〇日:

    : 『一般「キリストの愛」と呼ばれいるものは、今日では明らかに多くの人達においていからか「冷え」かつている。根本的言えば、本当はもはやほとんど以前のように大規…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月二〇日:

    『我々の内部で本当に起ることは、全て事実であって、我々の単なる観念ではない。今まで存在しなかったものが、まさに生起するのである。このような出来事を導く道は、…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月十九日:

    『ピリピ人への手紙三の一五、ローマ人への手紙六の一四、エペソ人の手紙五の八🌟。これらは、神が望み給う人間の状態であり、そして私達がこの地上において到達すべき…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月十九日:

    『「高い尊敬」を受け事は、しばしば自己改善の妨げとなる。ブース夫人はその手紙の中の一つで、これを「今日のキリス上教会の呪い」とさえ呼んでいる。世間の話題にさ…

  • 「露国と米国」一八二頁:

    『内村鑑三 所感集』より:  「日本国に二大敵国あり。その第一は露国なり。かれはその併合主義をもって外より我らを破壊せんとす。その第二は米国なり。彼はその物…

  • 「眠られぬ夜のために②」五月十八日:

    『エレン・ケイ流の「啓蒙」運動によって、あるいは社会やポーランド人やローマ教王党員に対する国家的政策によって、何らかのよい成果が挙げらるなどと、信じてはいけ…

  • 「眠られ夜のために①」五月十八日:

    『大きな内的進歩がなされる時には、常に絶望への誘惑が先立ち、大きな苦難が訪れる前には、非常な内的喜びと力の感じが与えられるものだ。つまり、神はこれによって我…

  • 「眠られぬ夜のために①」五月十七日:

    『ある人の魂を正しい道から背かせるにはひどくて手数がかかるので、悪魔さえ高尚な動機の助けを借りなければ、それを成し遂げ得ないの反して、他方、悪魔が全ての仕業…

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