警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花 ③秩父山麓で発見された民俗学者の遺体は複数の咬み傷があった。彼が追っていたニホンオオカミの歯形だろうか。年末が近づく中、清花たち潜入班は秩父に向かう。やがて、浮かび上がる一人の少年。彼は今、どこにいるのか。清花たちは少年の家族を追う。もし少年が事故の時に山に紛れてしまったとしたら、少年にとっての幸せはどうなってしまうのか。清花は刑事としても一人の子の親としても考えます...
警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花 ③秩父山麓で発見された民俗学者の遺体は複数の咬み傷があった。彼が追っていたニホンオオカミの歯形だろうか。年末が近づく中、清花たち潜入班は秩父に向かう。やがて、浮かび上がる一人の少年。彼は今、どこにいるのか。清花たちは少年の家族を追う。もし少年が事故の時に山に紛れてしまったとしたら、少年にとっての幸せはどうなってしまうのか。清花は刑事としても一人の子の親としても考えます...
心をこめて使いたいテーブルウエア/生活に彩りを添えるテーブルアクセ/きちんと楽しむキッチンアイテム本のタイトルにも全ての章にも「ミニマリストが使っている」という言葉を冠していますが、割愛しています。何人かのオススメがあり、やはりロングセラーが多いですね。ご飯茶碗迷走中なので今後も研鑽します。...
作家・那々木悠士郎シリーズ ③ 作家・那々木悠士郎、最初の事件那々木の担当となった古都美は彼の未発表作品『崩れ顔の女』の話を読むことになった。転校したばかりの篠宮悟が緑地公園の『呪いの木』にまじないをしたことにより怪異に見舞われ、調査に訪れた那々木と共に解決の糸口を探すという話だった。しかし、読み進める古都美に何故か同様の怪異が、『崩れ顔の女』が迫る。怪異譚を読んだところに怪異が迫る。あるあるですが...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ③念願の本庁捜査一課仙波班に異動となった莉花は、縛られた両腕両足を車で轢き潰された現場に臨場した。被害者は半グレの構成員だと判明し内部抗争による事件の方向で捜査が進む中、監察官の尚澄が莉花に接触し、捜査一課四係の刑事が本庁待機となっていた日に情報の持ち出しがあったと言う。捜査と監査を行う莉花に、阿良谷は本件が快楽連続殺人だと示唆する。いよいよ本庁に異動となった莉花ですが...
私の朝の脱薄毛食メニュー/1日3分塩シャンで髪が蘇る/内臓が元気になれば髪も元気になる/自宅でできる育毛風呂の神秘/脱薄毛食レシピを完全公開/石井流育毛体操術人類の敵・ハゲに関する衝撃的なタイトルの本なので読んでみました。この手の本でネタバレを書いてはいけないような気がしますが、レシピの食材が今もほぼ毎日食べているお安い旬の食材だったので良かったです!これくらいなら良いですよね。...
蓋を押す神/火中の神/すずなりの神/くわすの神/俤の神/呼び潮の神/そこに在わす神霊感商法詐欺師の烏有は逮捕された。だが、領怪神犯対策本部の切間と名乗る刑事は、廃校のプールの端から端まで届くような巨大な腕の写真を烏有に見せ、詐欺をはたらいた村でこの腕を見ただろうと詰め寄る。詐欺の聴取をされるでもなく、烏有は村に連れて行かれ、切間の調査に同行することになった。善とも悪とも呼ばず、人智を超えて人間たち...
まずは、使い道を決めましょう/本体の選定/周辺機器の選定/費用の集計/基本の操作/使いやすくカスタマイズ/シーンごとの活用方法/もっと便利に使おう10年以上、windows+Androidタブレットで仕事をしていた筆者が、「iPadを使ってみたい!」と急に思い立ち、その週末には中古のiPadが手元に届いていたとのこと。本体の選定や周辺機器の選定は、キーボード迷子中のワタクシにとって勉強になりました。初心者に優しい一冊。出...
作家・那々木悠士郎シリーズ ①かつて恋人であった小夜子が、本家のある村に行ったきり3週間も連絡が取れない。小夜子を忘れられない倉坂は本家を訪ねるが、3日後に行われるナキメサマの儀式の巫女である小夜子は禊のため誰にも会うことは出来ないという。儀式の日まで本家に滞在することになった倉坂だったが、ホラー作家の那々木と共に両目を抉り取られた惨殺死体を発見する。だが、儀式のため通報もしない村人たち、夜に徘徊す...
今井聖は牧師の子供として産まれ、歯学部の先輩である双子の歯科医師の元で勤務していた。ある日、平子慎一郎と健一郎の双子の院長からどちらかと結婚して欲しいと求婚されるが、恋愛の対象として考えられない聖はその申し出を断った。数日後、双子の誕生日を祝うために平子邸を訪れた聖には、二人の姓の奴隷として監禁されるという恐ろしい罠が張られていた。双子に毎日交互に犯される日々。視点人物は3人が入れ替わり、双子の兄...
廃墟を訪れた高校生6人のグループチャットで共有された写真。6つ並んだ同じ写真を覆うそれぞれ違う位置にかかる赤いもやをジグゾーパズルのように並べ替えると、少女の輪郭を模った真っ赤な顔が浮かび上がった。1人グループに属さない尚があきなを連れてその場を離れた直後、ツイートに画像が上がった1人が顔中の穴から中身を噴き出した。そして再びツイートに画像が上がり、リツイートで拡散することで呪いを回避できたように思...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ②警察に残る道を選んだ梨花は、警視庁江東署刑事課から西多摩郡奥多摩町の交番勤務を経て、奥多摩署の刑事課勤務になった。書類要員で成果を挙げられる状態ではなかったが、管内で首から上の皮膚が持ち去られた遺体が発見される。広域捜査となり警視庁の仙波と組むことになった梨花は、殺害現場にいた小学生の女児の事情聴取に向かう。なぜ彼女は現場で殺害されなかったのか。梨花は再び阿良谷と取引...
母と/あの日の光は今も/さえづちの眼かつて真琴が救った少女・杏は民間の更生施設に預けられていた。だが、更生施設の代表が亡くなり、妻となったばかりの瑛子が取り仕切るようになった頃から徐々に他の子供がおかしくなっていく。杏は一人高円寺まで歩き、真琴に助けを求める。真琴は野崎と共に施設に向かうが、瑛子は母の幻影で真琴を責める。(母と、より)野崎が疑問に思い、尾綱瑛子のことを調べます。子供の大勢いる場所、...
調味料にこだわる重要性を深掘り/基礎調味料の選び方を徹底解説/基本調味料以外で、よく使う調味料を解説正式名称は「図解 無添加生活初心者が健康でいるために絶対必要な本物の調味料を見分ける基礎知識〜基礎調味料編〜食生活改善シリーズ第2巻」というようです。基本調味料だけを使う生活を3年以上している筆者が、無添加を探すにはここを見るということを示すパッケージの写真やその工程の写真など満載で調味料を紹介しま...
謎の死を遂げた女優で作家の曾根繭子のパトロンであった祖父の資料を一般公開し、銀鱗荘ホテルの売りにしたい。念願の学芸員になって3年ほどで美術館が閉館、失業中の〈わたし〉はその資料室の学芸員を引き受けた。だが、銀鱗荘に着いてみると狂気ともいえる資料の数々、なぜか焼死する宿泊客、目撃される繭子の姿に銀鱗荘は徐々に変容していく。銀鱗荘が援用するだけではなく、主人公の学芸員も徐々に繭子に似ていく描写がありま...
阪急電鉄は大阪、兵庫、京都を結ぶ鉄道であり、神戸線、宝塚線、京都線の3つの本線と数々の支線がこの3府県を結ぶ。と、まえがきが始まります。阪急沿線の土地で生まれ育った筆者が、怪なる場所を繋いでいる百年以上の長い歴史を持つ阪急電鉄の魅力を伝えます。一つの沿線でこんなにも怪異が集まるものなのか。世には怪談実話の本が数多く出版されていますので、まとめればそこそこ本になる程の怪異は集まるものなのか。比較する...
ひとつずつ降りてくる神/ひと喰った神/不老不死の夢の神/水底の匣の中の神/辻褄合わせの神/こどくな神/知られずの神/そこに在わす神97年から毎年一度、巨大な人体の一部が落下してくるようになった村の調査に、片岸は異動してきたばかりの後輩・宮木と訪れた。山と村の土地全体が御神体で常に村人を見守っている村。だが、怪異が起こったのと同時期に山が開発され、石像が壊され土地が分断されていた。そして、片岸たちの目...
永遠の市/障子張り替えの名手/怪しの家/妖怪白湯気元下宿人・蒔絵師の秋草が、向かいの家が火事になり色々騒がしいから一晩泊めてくれと静修館を訪れた。折角だからと一階の座敷に皆で夕食を摂ることになった。そこで秋草が今日燃えてしまった家は、差配人と借り手とおぼしき人間が出入りはするが、秋草が越してきて三年近く一度も人が住んでいないという。秋草は人の住まない家のからくりを解いて欲しいと言い出し、湧水はある...
損をしない切り方のコツ/栄養素を失わない加熱の法則/食材を劣化させない保存テク/食べ方で栄養値が変わる絶対条件/大事な栄養、捨てちゃダメ!/どっちが正解?得する食材選び切り方、加熱の仕方、保存の仕方で栄養素がダダ漏れします。また、ピーマンのNo.1の色は?一番栄養価の高いトマトの大きさは?卵は大きさで栄養素に違いはあるのか?など、今まで考えた事もない知識が山盛りです。...
警視庁異能処理班ミカヅチ ④陰火を喚ぶ女/東急線武蔵新田駅 迷い塚悪魔との契約から極意を救いたい。夏休みを利用して連絡係の小埜を訪ねた怜は、人を焼き殺すほどの怨嗟が溜まった祠を開放した。その際、怨霊に身体を貸した怜には怨霊のニオイが染みついており、今なら亡者に気付かれず冥界が覗けるという小埜の言葉で迷い塚を目指す。そして、怜は悪魔の邪悪な意志を知る。ミカヅチ班とは警視庁の地下を間借りしている警視庁の...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花1月6日、腹部が大きく切り裂かれ内臓が欠損した遺体が発見、現場を管区に持つ江東署に特別捜査本部が設置された。だが、2月3日、3月5日と捜査の進展のないまま、第二、第三の犠牲者がでる。莉花は複数の猟奇殺人事件に関与した阿良谷に会って事件解決のヒントを得るよう、皆川から指示される。莉花は自分の過去を話すことを条件の一つに、阿良谷から捜査協力を得ることになる。猟奇事件に関与したのは...
「だいどこ道具 ツチキリ」ができるまで/道具の組み合わせを考えるのが好き/ツチキリで人気の道具たち/わが家の10年もの/台所仕事を楽しくするもの/かわいいものコレクション/人気YouTuber奥平さんと語る/わが家の台所2017年5月に井の頭公園そばにオープンした「だいどこ道具 ツチキリ」。以前どなたかの本で吉祥寺には自宅でお店を開く人が多いと書いてありましたが、どうやらそのようです。自宅のキッチンがすぐ見えるお...
捜査一課の杉浦は6年前に息子を殺害され、その後の家庭から逃げるように妻と娘と別居している。息子の死からも立ち直れないまま、中学生少女の暴行死体が発見される。同時期に小学生男子の失踪事件も発生、集団痴漢の闇サイトの犠牲者である少女と同じ実行犯が動いていると察した杉浦は、どこにでもいる女を演じている実行犯を追う。だが、娘と隣人の少女を女が拉致、杉浦を追い込んでいく。未成年者禁止になりそうな死体の状態に...
幕府遊撃隊士の八郎太は箱館戦争で負傷し、落ち延びた蝦夷地の山でヒグマに襲われた。運よくヒグマを仕留めた八郎太は老いた猟師に救われ、以後徐々に猟の手解きを受けていく。戦に敗れ心に傷を負った八郎太に、森に癒され立ち直ったら山を降りろと猟師はいう。やがて、新政府軍に投稿した兄と再会し、八郎太は衝撃を受ける。ヒグマの獣害の話かと思いましたが、八郎太の再生の物語でした。落ち延びた山でヒグマに襲われ、八郎太は...
暮らしまわりのスタイリスト。最終頁の紹介文にそのように書いてありました。暮らし系YouTuberやら暮らしまわりのスタイリストやら、最近はそんない暮らしを見つめ直しているのでしょうか。スタイリストとしてだけではなく、切らしたくない美味しいものを買ったり買ったり、色違いは絶対違う服といって何着も買ったり買ったり。それでもモノが家に溜まらないのは素晴らしいですね。どうやらその買いっぷりが本になっているようで、...
柏村の時代から、いやそれ以前から死体売買組織は続いている。各自が動いた結果ついに月島署に合同捜査本部が立ち、平野は骨片が出た廃棄物衛生研究所を水品と訪ねた。監視カメラで何かを感じたのか、平野たちの前に現れた会長の鵜野は隠しきれない屍臭を纏っていた。やがて、鵜野を追って恵平と平野はもう閉ざされたと思っていたうら交番に辿り着くが、それは柏村の殉職したとされる夜だった。次元を超えたシリーズが終わりました...
高速怪談/笛を吹く家/苦々陀の仮面/こうとげい/うらみせんせい/枯れ井戸の声/怪談怪談国際ホラー映画祭で日本初のグランプリを獲得した自主製作映画「苦々陀の仮面」。現代の山村に伝わる儀式の仮面を被った殺人鬼が、若者を次々と惨殺していく。その生々しさにメイク担当者も絶賛されていた。だが、役者の一人が自殺し、その原因は「苦々陀の仮面」の暴力シーンは全て自殺した役者が受けた結果だと家族の手記が公開された。...
待ち伏せの岩/火焔/歪む家/誰が袖/骸の浜/茨姫真琴の家は城下町の河口にあった。家の裏側にある庭は二方が水辺に接した浜、この街で死体が浮くと早朝に靄と共に浜に現れ居場所を知らせに来る。曽祖父の代にはそれが生業だったが、真琴だけが残った家は忌避される家になった。台風の夜部屋の雨戸が飛んでしまい、現れる死者の声に耐えきれなくなった真琴に隅田が紹介された。(骸の浜、より)死者の見つけて欲しいという訴えと...
食器/グラス&カトラリー/ランクアップ小物/おもてなしの心遣い/食材一生交わらないであろう別世界のおもてなしです。ダブルソーサー?ないないないない。アレとコレをダブルソーサーで、と具体的に示してわかりやすいですが、あの数の食器を保持するなど床が抜けます。和紙のスリッパや玄関のディフューザーなど心が惹かれるものもあり、お取り寄せグルメも目移りします。「sghr」で専用ケースまで作ってしまうほどのバターと...
神奈川県警刑事部捜査一課の木下清花は空回りした挙句、勾留中の被疑者を自死させてしまった。自宅謹慎になるも、幼い一人娘がいるにも関わらず家庭を顧みなかった清花は夫から離婚を言い出されてしまう。清花は警察庁特命捜査係地域潜入班に勤務となり、連続して児童が行方不明になっている牡鹿沼山のキャンプ場に潜入する。捜査権のない警察庁に新設された特別捜査権を持つ部署、と言えば聞こえはよさそうですが試験的な立ち上げ...
朝の時間/昼の時間/夜の時間趣味は「暮らし」。ユーチューブ・チャンネル「OKUDAIRA BASE」で日々の暮らしを発信している、暮らし系ユーチューバー奥平氏の初めての本です。自分がどのように生きていくかをしっかり考えて、着実に進んでいる印象です。若いのにしっかりしているなーと唸ります。念願のキッチンツールのデザインもされており、ちょっと欲しくなっています。欲しいと思ったもの:eda:木の計量スプーン(大さじ小さ...
ニューヨークでも軍事蜂起が発生した。国連本部が包囲され、国連事務総長・ソフィアの身に危険が迫る。一方、冬馬はアフリカ警備隊の司令官を世界連邦側に引き戻すために、アイリスはヨーロッパの司令官を補佐すべく、それぞれ向かう。だが国連事務総長室が爆破され、旧三大大国の司令官たちは世界連邦に反旗を翻す。冬馬やアイリスを守るシールドが誰の手によるものか徐々に分かり始めていますが、何かは未だ不明です。そして、世...
三浦半島の中ほどにある二子山ニュータウン、通称うさぎが丘の平成理科大学生物学部に入学するため、黒田父娘は転居してきた。放射線技師である父・茂は旧地区にある『うさぎが丘クリニック』に勤務し、旧地区と新地区の間には住民の大きな心の溝があることを知る。また、娘・葵は所属したサークルで自殺があったことを知る。そして、謎の意言葉を残した先輩も自殺し、葵も監禁されてしまう。娘の行方を父は追う。茂と葵が交互に視...
拝み屋忘備録 ⑥ 2022.4.4一線というもの:危うすぎる一線を踏み越え、とんでもない目に遭ってしまった恐るべき体験談を中心にまとめられています。2018年の後半の話のようです。シリーズ名の後の日付は発行日なのか、文中のどこかの日付なのか。他のシリーズとの同期のために書き始めたと思うのですが。今回は本当に愚かな人の行いと温かい友情の対比が興味深いです。シリーズ情報:怪談双子宿.首なし御殿.ゆきこの化け物.怪談...
ホテルで行われた秋川第一中学卒業生の同窓会に現職議員が出席。乾杯の飲料に青酸化合物が混入されており、20名17名が死亡、現職議員の死体の手には<1>と記された10センチ四方の紙片が握られていた。やがてカメラ映像から全国指名手配中の有働さゆりの姿が浮かび上がる。そして第二第三の無差別殺人にも有働さゆりの関与が疑われるが、彼女に関わった者は主犯の存在を疑う。本書の紹介にも書かれているので、蒲生美智留と有働さ...
HIPHOPは涙の後に/道具屋・星憲章の予定外の一日14歳の中学生から兄・樹を探して欲しいとの依頼を受けた探偵事務所ネメシス。よく遊びに行っていたというライブハウスを訪ねたところ、樹が最近親しくなった男が振り込め詐欺に関わっているらしいと情報を得た。樹を追って入った部屋には死体があり、樹が殺したと言う。行方不明のアンナの父・始を見つけるためにネメシスは設立された。とサラッと書かれていました。読み逃した?読...
大いなる/祭りのあと/されど私の人生/英雄/洛陽その筋には有名な保守系出版社・改新社が出火した。極左暴力集団を担当する公安一課・淡海は臨場するが出版社の背景は複雑だった。そこに警察学校の同期である高千穂が現在ペアを組む毒島が現れ、業界のレクチャーを受ける最中、〈急進革マル派〉を名乗る組織が犯行声明を出した。公安部でも把握していない組織は存在するのか、淡海は毒島と関わりながら捜査を進める。(大いなる...
ビジュアルで見る「芸術界の東大」の素顔「最後の秘境 東京藝大」に続き、更に深掘りした本書を読んでみました。表紙からしてカオスです。箭内道彦氏との対談に続き『藝大生という種族がいる!』では美術学部(美校)編では12名、音楽学部(音校)編では6名が一人数頁にわたり語られています。それでも足りなさげ。いやー、その打ち込む姿はまさに青春、まさに秘境です。...
1999年。中学3年生の臼庭美雪は幼い頃から不思議な力があった。羽をもがれた虫などを生き返らせることが出来るのだ。ある日、美雪が毎日癒されていた近所の野良猫・ミーチャがを無惨な姿で息絶えていた。虫より大きなものを生き返らせることに抵抗のあった美雪だったが、ミーチャを生き返らせてしまう。だが、それは今までのミーチャではなかった。そして、ついにミーチャを傷付けたのが美雪を虐めていたグループとわかり、美雪の...
航は大学の学科の友人5人で矢野の山荘に出かけた。だが、次々と友人たちが殺害される。最後に残った矢野が殺人犯と確信し航は矢野を殺害、一人時間を待つ。悪魔に叶えて貰う3つの願いのうち1つを航は譲り受けたのだ。その願いで詩織を生き返らせるつもりだった。だが、悪魔はその願いを叶えるには全員生き返らせるしかないという。好きな女性は生き返らせたい。それには、一定の時間以降に死んだ人間は全て生き返らせないとそれ...
悚然の章/憂愁の章/疑惧の章/仄聞の章潜入・体験ライターの筆者が体験したり、知人から聞いたりしたヒトコワ話をまとめた1冊です。人が人を信じられなくなる人怖話の中でも、最初の1話が強烈でした。最初に読んだからでしょうか。居酒屋で知り合った女性から久しぶりに電話がかかってきて、晩ごはんをご馳走して数万円を貸して別れます。そしてお金がないことの説明を聞くという名目でいたすことをいたします。そして、ハムス...