大雪渓は安曇野の池田町にある蔵です。松本とかあの辺りでは非常に幅を利かせてる印象ですがそれゆえに関東ではあまり遭遇せずちゃんと飲むのは初めてです。しかしこのパックのデザインは山のインパクトにちょっとレトロだけど色使いにかわいさもあって最高ですね。これ美味いなwもはや吟醸酒の味わいじゃないか?洗練されていてこれまで好んで飲んでいた紙パックとも一線を画す味わい。仄かに白ブドウとかライチのような、そっち...
んー、ちょっとぬめっとしてるかな。香りはうるさくない、だけども少し華やかさもなくはない宮城酵母。ちょっと酢エチっぽいような酸味もアクセント。冷たいとヘルシーでともするとちょっとライト。やや酸味があるところに、ぬめっとしたトロミと、少し不愛想なエキス感。酸とエキスのバランスあたりが少し??と思うところもあるけど、だんだんしっくりくる。まあ秋っぽい味のノリなのかね~ぬるめにお燗とかも良いんでしょうね。...
北ワイン ピノノワール プライベートリザーブ2019 (北海道中央葡萄酒/千歳ワイナリー)
グレイスの中央葡萄酒が北海道でやってる第二ワイナリーです。このピノノワールは余市の木村農園のブドウを使っております。ああ、いんじゃないの?最初少し酸味が高いかなと思いますが、果実味があると捉えることもできますし、次第にこれが適切と感じられます。イチジクっぽいような甘やかさ、しっとりピノ的なタンニン感とエキス感も適切に作用してるように思います。ブルゴーニュのピノでもけっこう薄いものもあるので、そうい...
トーンの高い、やや揮発感のある酸味。自然派よりでさっぱりとと飲めるワインかな?とは思うが、含んだ時の香りが大変よい。ストロベリーのような甘やかさがあってスルスル飲んでします。ストロベリーにフランボワーズ、アセロラやプラム、アメリカンなチェリーにカシス、すこしバラやスミレ、仄かにスーッとハーブ。非常に明瞭ながら重層的で持続力も十分。やっぱり多品種のブレンドのようだ。マスカットベーリーAを飲んだことが...
北海道ワインの中でもかなり人気のあるワインです。いちおうこの杤がフラッグシップらしく、ピノノワール主体なのでブランドノワールみたいな感じなのか?ピノノワール75、ピノグリ14、ソーヴィニヨンブラン8、シャルドネ2、ピノタージュ1だって。このモンガク谷というシリーズがフィールドブレンドを原則としているらしいです。フィールドブレンドって表現しっくりこないよね。混植でしょ、著名な先駆けってマルセルダイスだけど...
サントリ・フロム・ファーム ワインのみらい 登美の丘 甲州 キュヴェスペシャル2021
サントリーフロムファームの甲州の最上位スペシャルキュヴェ。13200円しますから、価格としてはキュヴェ三澤・三澤甲州クラスということになります。サントリーさん、去年だったかワイン商品をリニューアルしてこのフロムファームというような自社農園産ですってのを強く謳うようになったんですけども。その中に登美なども含まれるわけですが、例えば甲州など見ても小ロットのマニアックな商品を出してるのは好感が持てますね。例...
新商品で店穂限定(通販禁止)の商品。九平次にしてはWEBページもないし、公式直販限定の彼の岸との違いもわからないし、わかりにくい。デパートとかでも売ってたから、店舗で黒田庄のハイクラスの純大を売りたかったのかな。紙箱はデパ地下の洋菓子屋みたいなオシャレさだけど、瓶のラベルの”いのね”はダサい。四つ星と五つ星は自社内でのお米の等級らしく、ずいぶんお値段は違います。僕は金あるので高いほうから。750ミリで、厚...
完熟をイメージさせる香りです。プリンとかみたらし系に、少し杉が入ります。念のため申しておくと、杉があるのは麹室新設の影響で来年再来年と抜けていくと思いますが。含むとそこまで味わいたっぷりに全開というわけもないのが面白いですね。冷たい状態なので、温度が上がっていくことで出てくるものはと思いますが。酸味もジワリと出てくるポイントはところどころあるんですが、そこまでダイレクトに酸度2.2とは感じさせません...
10月出荷。ふーむ。懲りずに飲んでみるんだけど、まあ相変わらず。バニラに近いくらいのイソアミル的な静岡酵母の香りがふわり。仄かな甘さ、低酸ですがそのあたりから仄かに果実的な明るさも覗くか。ふんわりしっとりしつつ、スイっとした水感はあり、フィニッシュへ向けてはジーンと。個人的には磯自慢ってちょっと苦いと感じることが多くて。ミネラリー、というかアルコール的なアタック感がねえ。個人的にはそういうものは嫌い...
ドメーヌ・ド・モンティーユは仏ブルゴーニュの著名なドメーヌです。そのド・モンティーユが北海道の函館にワイナリーをつくるというニュースは大きな話題になりました、2016年だったかな。2023年からは函館の自社ブドウで、2018~2022は余市のブドウをココファームと10Rの協力を得ながらつくるという話でした。ちなみにに2022までは日本国内のみでの限定供給らしく、逆言えば将来は海外での販売を主眼に置いているのかもしれませ...
おや。これは非常にわかりやすい甲州。もしかしたらこちらのほうが鳥居平よりもらしい柑橘香がはっきりと出ているかもしれない。シャンモリのほうに近いイメージです。まあ飲み比べないとわからないけど。味わいとしてはよりヘルシー。キリっとクリアーな湧水のようなイメージあります。そこにフリンティーというか、若干スモーキーなにニュアンスを感じます。ちょっと石っぽいミネラル味というのか。正統派で基本的にはドライ(と...
これも参考程度で。山三と一緒に軽くティスティングレベルです。思っていたよりも山三と似ているところもあって。粉っぽくというか、結構ピシッとしていて。むしろ苦く感じてしまう。満ち月というタイトルなのでもう少し熟れたものを想定していたんだけどタイトで、わりとスタンダードにいつもと変わらない感じなのかもしれない。少しブドウ系みたいな香味があって、ミネラリーというか王道的な造りも見られつつ、モダンみたいな。...
まったくまじめに飲んでなくて参考程度です。長野の上田の新しい銘柄です。長野の酒屋のメルマガでちらっと見たのをタイミングよくブログでやっている方もいたりして買ってみました。買ってみたんですが8月出荷で。無濾過生で2か月たっちゃってるともうちょっとね……。7号14度だって。さすがにバランス崩れてるな。若干熟成感とかイソ感が出ちゃってる。基本的にはガス感もそうだけど結構クリアーでぱきっとカチッとしてるような。...
たぶん小布施の一番基本的なやつになるんじゃないの?2000円と少しのカジュアルなワインですがDIAM10、ながーい。メルロー+ほんのちょこっとシラーらしいですが、日本ワインでよくある今年限定のレシピです。メルローのイメージよりはや薄めの色合い。味わいもおおむねそのような感じで、その分カチカチということはなく今飲んでもそれなりに飲めるワインか。綺麗な酸味がすいっと伸びて、やや梅っぽかったり、あるいは若干はっか...
9月25日に月を待つを飲んだ翌日、非常に体調が悪くてですね。二日酔いかと思いきや風邪だったんですね。8日も禁酒しまして、味覚がまだ全然戻っていないのですがリハビリにこちらを。けっこう濃いめの濁り。集中力のある酸味、カロリーオフな味わいに加えどこか清涼感があり、基本的にはスパッとキレキレに感じます。レモン、いや梅かアプリコットっぽいようなニュアンスか。低精白っぽいような軽いタニックさ渋み、あるいは無農薬...
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大雪渓は安曇野の池田町にある蔵です。松本とかあの辺りでは非常に幅を利かせてる印象ですがそれゆえに関東ではあまり遭遇せずちゃんと飲むのは初めてです。しかしこのパックのデザインは山のインパクトにちょっとレトロだけど色使いにかわいさもあって最高ですね。これ美味いなwもはや吟醸酒の味わいじゃないか?洗練されていてこれまで好んで飲んでいた紙パックとも一線を画す味わい。仄かに白ブドウとかライチのような、そっち...
香りはジャミーな感じ。味わいはそこまでジャミーでなくてスパイスやケモがふわっと香って眺めの余韻だ。わりと男性的というか濃いめというのか。タンニンやミネラル感もしっかりしている印象なかなか美味いね。ややクラシック、濃いめの味わいなので賛否はあるかもしれない。それでもヴォーヌでたまに感じたりする良い意味での水っぽさなんかもでてくるかな。塩味とかいい感じ。こなれてるとビシッとしてるというよりは丸くていい...
酔園サケパック(画像左)。旅行というほどではありませんが、安曇野、信濃大町、白馬あたりにドライブに行ってきました。旅行の際は酒屋も行きますがスーパーの酒コーナーを眺めるのが好きなんですが、長野は地元銘柄の紙パックのお酒が沢山ならんでいて楽しかったです。これは安曇野の酒蔵でエクセルヒューマンという会社が2002年に買収しているためEH酒造という変な名前になっています。安曇野あたりだと大雪渓、最近は甍あたり...
ロワールのSBですが、そこまでマニアックな愛飲家が多いわけでもなく、ある程度定番の物というのが決まっているっぽいです。例えば東京だと渋谷の東急とか、あるいは恵比寿ガーデンプレイスのとことか大きいとこに行くと、先日やったアンリ・ブルジョワとかアンドレ・ヴァタンが置いてあります。これもその1つ。リンゴのような甘い香りに、切れ味。樽の芳醇さもあるタイプかな。そこまで青さは強く感じなくってあっさりめというか...
イタリア白ワインの代表的な生産地フリウリで名前のしれている生産者のようです。素晴らしい凝縮感のソーヴィニヨンブランですね!ステンレスタンクのキュヴェを選んだのですが、それでこの味わいか。ゆったりとしたテンポに凝縮感や味わいの膨らみを感じ、さらにやや陽気なフルーツのニュアンスと甘やかさを感じますが、上品な白い花に、ピーマン的なニュアンスもちゃんと。あえて言えば、酸味を強く感じるタイプでなくリッチなタ...
久々に飲みたいなと思っていた扶桑鶴。基本的にはお燗の銘柄かと思いますが、タイミングで生酒を。念頭にあるのが、僕はまだ飲んでないですけど天穏のセレクトシリーズの9号。ちょうどこのお酒も9号系×佐香錦でレシピとしては近いものになっています。ああいった山陰吟醸的な味わいが楽しめればと思っていたのですが、結論から言うと大正解でした。とはいえこの蔵は石見杜氏の系譜で、天穏は出雲杜氏の系譜です。石見杜氏は絶滅危...
これは昨年の物です。ワインセラーの下段、おそらく16度とかになると思いますが立位保管したもの。熟成の嫌な感じはないですが、すこし大人しい印象もあります。熟成がどうこうというよりも紺ラベルのほうが少しドライな味わいだった記憶があるのでそのせいだと思います。白ラベルよりも辛口というか、向うのほうが甘くて、こちらは少しドライということですね。でもらしい味わいは健在というか。やっぱり10号なのでこの手の中では...
さて、勝手に勘違いしていたのですが悦凱陣の亀の尾は、花巻、遠野、黒澤米と3種あるようです。花巻は先日飲んだ長珍と同じお米のようですが、そのあたり混同していてこれがその花巻だと勘違いして買ってきました。やはり独特の味わいあるよな〜。シトラスすら感じるような酸味に、野趣というか苦味が独特のストラクチャーとなってバババーっとくるような感じ。これが亀の尾の特徴なのか、造り的なものなのか不明だけれども。ミネ...
おっ!!香りがいいですね。程よくシュッとしてるというか。一杯飲んだあとだと乾いたものもあるので、バニラっぽいような甘美さもぐっと出てかなりいい。その中に少し青さとかがあるんだろうな。味わいはどうだろう。少し薄味というか、それを酸味で引っ張って、少し強めの樽味。少しゴマっぽいようなニュアンスはいいと思いますけどね。 ちょっとり立体感とか膨らみや甘美さに欠けるところはあるんですが、悪くないですよ。少し...
アダージョが良かったので、スタンダードな大吟醸を選んでみました。磯自慢に関してはうーんという時期もあったのですが、また一周回って良さがわかってきたというか、こんなもんで良いんだよというようなところがあったりします。これが5000円だとハテナ?というところもあるんだけど、伝統芸能というかスタンダードとして安心感もある気もする。ビシッとしたキレ。甘み、軽い甘じょっぱさ。低酸だけど酸味も感じる静岡だから少し...
みむろ杉、新政な、久しぶりにこの手の流行とされるお酒の味わいを確認しています。その一環で昨年東条山田錦をやって好印象だった若浪。かなりビビッドな酸味。そこにまったり目の甘み、少し渋みや辛味、アタック感全くダメというわけではないんだけど、やはりこうなるかという感じ。どうしても洗練されないというか。これに関しては若波がダメというか、変わったお米を使った商品はこうなりがちだよなあ、というその想定のまんま...
カロリーオフ、ヘルシーな辛口ですね。酸味はあるが、一応旧来の日本酒に近いテイストも持たせつつ、それでいて少し今っぽく。軽快で飲みやすく。まああえて言えば山田錦を使う意味があまりないくらいか。香りもすごく強いって感じでもなくほどほどじゃないか。まあチューハイみたいなもんと言えばそう笑翌日なんかは少しトロミとかふくらみも出てくるので、常温で飲んだり寝かせたりしたらまた違うのかもしれません。造りは達者な...
福井滞在、福井酒の中なら白岳仙を選びました。何年か前に商品ラインナップをリニューアルしたのかな?表現に困る酒。余計な香りがないのは良い。仄かに薄甘いくらいで、少しバナナとか感じるのかね、自社か。少しヌメッとしてるというか粘性のあるようなテクスチャー。酸味があって、あとはなんというのかやや甘じょっぱいような味わい。甘いってほどではないが少しお米ジュース的は味わい。ということなのかな。濃醇、芳醇という...
弥栄鶴(やさかづる)。丹後のお酒になります。京都の日本海側。近くの蔵だと玉川なんかがあります。はるか昔に飲んだ蔵舞というシリーズはどうしようもなかったのですが、レギュラー商品はどうでしょうか?これはうまいな!ナッティさ、甘み、酸味もたっぷり。濃醇なタイプでやはり玉川なんかと近いところもあるが、こういった味わいが求められる食文化があるんだろうか?パンチがあるようで実は綺麗というか。転がりの良い円い甘...
新政の熟成、俺もそんなことをやっていたこともあったよ。7、8年前かな。いまでやさんの熟成商品です。先行で抽選の案内が来ていたのでなんとなく応募してみたいのですが、あとから見たら1万5千円でした。まあでもオリジナルの熟成商品と考えれば普通だし、新政だって本当に商品に自信があるならここまでと言わずとも全商品5千円~1万円くに上げるべきだと思うんだけどね。ヴィリジアンは2020BYを飲んで妙にリッチな仕立てだった記...
久しく飲んでないみむろ杉、最近はトップクラス級の人気を誇るとか。あまり好きな路線の味ではないことと、かつてバランスが良くない物を飲んだことがあるのでご無沙汰でした。ろまんシリーズとか菩提もとシリーズとか、やたら品数が多いのは不満だけどこれはどこの蔵もそうだからしょうがない。その中では比較的ラインナップが整理されているほうではないか。基本的な商品としてとしてこの純吟山田、低アルDio Abita、特別純米辛...
ニュイ・サン・ジョルジュ側の村名の畑。生産者もヴォーヌ・ロマネの生産者って感じではないけどどうでしょう。うん、十分おいしい。少し黒い果実のイメージはあるものの、しっかりフレッシュな果実味もあるし、酸のトーンやテンションも高い。そのうえで妖艶さというか、果実的なニュアンスも複雑。寝かせたらもっもムンムンしてきそうだし、今でも十分香り高いと言って良いだろう。黒糖もちらっとでるが少し青さ。酸の伸び、シル...
久々に天明。一時期は高く評価していたのですが、3年前くらいから私の嗜好とはズレが出てまいりましてご無沙汰でした。会津産リンゴを思わせるキュートな酸味と甘み、とか書いてありますが調べるとリンゴ酸生成酵母を境界10号と混ぜて使っているようです。その時点で大きく酒質が異なるんだから、そんなものをろくに明記せずに同じ銘柄として出す意味がわからない。混ぜている分少しシンプルめに作って入るのだろうが、やはり酸味...
すっかり『日本酒を毎日飲む』ことから縁遠くなっている昨今。最近は飲みたい日本酒が本当になくって、今日は日本酒でも飲むかとはなっても、最寄りの酒屋にいってうーんうーん悩んだ挙句に何も買わずに……なんてことも。今日は久々に天明を手に取ってみました。一時期は高く評価していることもあったのですが、ここ2、3年は低アルコール路線など、私が求めるものとの乖離があって距離を置いていました。日本酒の蔵元の問題点として...
そこらのスーパーでも置いてあったりする醉心。調べてみると製造石数が1万5千とかなのでかなり大きいですね。広島で大きな蔵、賀茂鶴と二大巨頭ですが賀茂鶴は上から下までのイメージですが、失礼ながら醉心は大衆酒に強いイメージがあります。地元の方の肌感覚、地元での立ち位置みたいなものを聞いてみたいですね。普通に悪くない。もちろんクラシックな系統だけどね。ややメイラードな感じで熟成的な味わいもあるが、割ときれい...
久々に残草蓬莱やってみたくてね。まめ農園の雄町もあって迷ったけど、基本的な商品になるこちらから。強めに冷やせば余計な味がしない。さほど辛くないがシンプルな味わいに、やや生っぽい濃さもあり。少しリンゴのような酸味、あるいは風味があるのかな。特別にいいとは言わないが、こっち系の辛口なイメージできてれば良い味わい。時間が経過してくると、生の密度があるというか、もっとシャキシャキクリアーに軽い流れでも良い...
グランポレールはサッポロのやってるワインです。最近は品質が向上していて、特に2021以降はかなり期待できるみたいです。これはバックヴィンテージの2020。SBあんま飲まないからよくわからんけど……。しっかり凝縮感があって、酸味が浮いてないのはいいな。その上でほろ苦みと塩み。程よいキレ。グリーンなニュアンスに白桃。クリスプ感も適度にあるかな?ほのかにはちみつ。これくらいしかメモに残ってなかったんだけど悪くなかっ...
フィールドブレンドのモンガク谷。栢はシャルドネ中心とは言うものの、シャルドネ45%、ピノタージュ23%、ピノノワール14%、ピノグリ11%、ソーヴィニヨンブラン他5%と他もけっこう入っている。おお〜変な感じ。シャルドネだけど、酸味とか味の膨らみとか余韻とか違う味。りんごに少しカリンやはちみつの膨らみ?ほろ苦さと塩味、ほろ苦さ。ミネラル感のキレよく、ブレンドの膨らみあり、ここらしい少しメルヘンな要素あり。な...
かっぱという辛口特別純米ないい商品があるんですが、その上にかっぱの親分という商品があります。それとこれで迷って、山廃のこちらを選びました。不思議な味わい。かっぱに通じる少し鄙びた味わい。軽く酸味があるというか。そこにやや甘みもあって、切れ味はがつっと力強く。米鶴らしいようなスイッとした透明感もあるし。ほどろよい柔らかさ膨らみに、さっぱりした乳酸とかカマンベール系のニュアンスも。まだ今挙げた各要素が...
抜いた瞬間はトースティ強いなと思ったけど、すぐにピノっぽさも感じる。最近あんまり飲んだことないタイプだな。リンゴとか洋ナシとかベリーが香る系?フィラディスさんは外さないシャンパーニュと言っていた。確かにそれもわかるが一方でいまだに6000円というのも納得してしまう。ぶっちゃけシャンパーニュはこの辺でそこそこうまい事に価値があるんだけど、それにしてももうちょっと本格的に美味いと思うやつだと今は8000円とか...
初亀の定番商品の純吟。うめえ!わりと密度感があってリッチな味わい。酸味が思っていたより少しだけ出ているんだけれどもその塩梅がとても良い。さら石とか石灰的なイメージに近いようなミネラル感というか辛口の粒子もあり、ややゴツっとしたほろ苦みや硬質なニュアンス。香りも酢イソ系ではあるんだけど、めっちゃバナナというよりももう少しフレッシュなフルーツ感というか、公式が南国というのも理解できる。当然香りのボリュ...
値段はさておき悪くないですね。しっかりした酸味に、味わいの膨らみや厚み、骨格もしっかりとあります。石灰感、クリーミィな旨み、熟成したようなタレ感も。あえて言えば凄くフルーティーって感じではなく、味吟醸みたいな感じか。俺はよくわからんけどRMなので地域らしさみたいなのを感じられるんならさらに一段評価は上がるだろう。甘みも足りてないわけでないし、ほろ苦さなんかも合わせやすい良い感じ。一呼吸置くとナッツな...
今年出荷のものが特別純米しかなかったので……でも4合瓶があったのは良かった。おそらくですが上の純吟、特吟と比べてより優しく、ソフトな仕上がりか。少し軽めで個性は控えめ、親しみやすいという意味でスケールは小さめ。それでもらしい味わいにはなっている。やや甘じょっぱいような味わいを感じ、いい意味でビターさも少し。程よい味の乗り。9号の特徴と思っている少しバニラなニュアンスも出つつ、それでもきちんと正しい吟醸...
まずは上撰から。甘みがある程度あるのは想定の範囲。ただ辛口感というよりも、比較的ザっとした感じのミネラリーさも感じるのはちょっと意外。嫌いなやつでは全然ないんですけどね。やっぱりまだすこーし杉の香りがするのかな?そろそろかなり弱くなってきてるけど。甘みに若干メイラードな感じと、一方で調節された度数のスムースさ。酸味はどうだろう、普段の白老ほどは感じないがそれでもやはり少しはあるのかな。ちょっとだけ...
栗駒山は東北地域でも個人的に好きなお酒です。今だとたぶん夏酒が出ていて、この蔵ならそれでも良いと思う。僕はレギュラーが飲みたくてこの商品を買ってきました。こういうのでいいんだよ。ほんの少しだけ吟醸香がしゅっとあるような。含んで少し甘く、お水的には柔らかく膨らみがありつつも、やや硬く詰まったようなエキス感に、比較的ガチっと辛口テイスト。このタイミングがベストなのかってのはわからないですけど、強めに冷...
若いので濃くバイオレットな色。もちろん香りにもそういった若さはあるが、その立ちやあるいは味わいといったところは流石にリアルワインガイドで褒めてただけの良い出来に思います。まだタンニンがざらつくので若い。モレ側のシャンボールなんですよね。ただしいい意味で少し青さやほろ苦さもあるような芳香と味わい、ミネラル感や酸味もしっかりあって。というか飲み勧めていくと酸味の伸びやかさやトーンビビどっさ、みずみずし...
契約栽培米の山田錦使用してるんだそうですが、火入れでヴィンテージ記載して3300円だったか?味は置いといて、商品としてはある種理想的というか、僕が考える一番まともな出し方じゃないかな。味は……。弱カプ、いやそこまででもないか。ちょっと而今とかのインスパイア系みたいな。香りはうるさくなく綺麗さもあるんだがそれなりに甘い。個人的には少し甘すぎる気がする。ただガスが溶けてるような感じに近い、とけてないけどカチ...
コイクマは荒井さん夫妻のプライベートブランドというのがいいのかな。福島白河の有賀醸造さんで勤めながらのリリースだったのですが昨年で退職なさったんですよね?細かい事情がよくわからないのですが、一応はR5BYの新酒も出ていたのでほっとはしています。今後はどうなるんでしょ?これはR3BYの生酛に無濾過原酒だったかな。番号は忘れた。すこし前に買って適当に寝かせていたもの。いいね、これ。甘やかさが足りている。その...
昨年ルージュを飲んで好印象だったので、今年はブランを買ってみました。ピリリと少し舌先にガス感。味わいとしてベースにあるのは甲州ですね、それくらいはブラインドでもわかります。甲州にデラウェア、シャルドネ少量とのこと。確かに少しフルーティさやふくらみがプラスされてるのかもしれない、言われればだけど。リンゴにレモン、桃。甲州の酵母っぽさとかに、若干のハーブ、いやトースティっていうのかなこれは。そんなに特...
中乗りさんのとこです。このお酒のことになると、僕は厳寒水を飲ませていただいた、ふしきのの故宮下氏をいつも思い出すのですがあれももう5年も前ですか。その後、糸島の川久保酒店や大阪のかどや酒店などで取り扱いが始まって、最近では見かける酒屋も多くなってきました。冷やしていただきます。嫌いなタイプじゃないな。ほどほどの爽やかな香り。最近好んでいる宮城系なんかも思わせるような。少し甘じょっぱいような味わいに...
久々に旭若松。というかリリースが3年ぶり?とからしいけど。濃醇、甘い、バナナスパイシーだけどちょっと酸味もある。ただの雑な濃厚バナナとか、高アルコールのスパイシーアタックだけじゃないところが素晴らしい。お米ジュースな深みのある甘みや、ビビッドな酸味にタニックさなども感じ。だから冷酒でも美味しく飲めちゃうよね、もちろん荒々しくはあるんだけど。改めて飲んでみると、こういう熟成&お燗向きみたいなお酒の中...
もう一回くらい飲んでみたいと思っていた飛鸞。にこまるというのは地元の飯米のようで、火入れで一応14度あるし、というのでこの商品を選びました。もちろん流行のライトタイプの生酛。軽く甘みもありますが、基本はクリアーでゴクゴク飲めるタイプちょっとチャーミングに、リンゴのようなニュアンスといえばいいのかな。あとはやっぱり飯米なので、少しクセみたいなものを感じる旨みのような気がします。ただそれが面白いと言えば...
登山のついでにココ・ファームで買ってきましたが、この商品に関してはブドウは余市のものです。これはなかなか面白いね!!黒糖のような焦がしたニュアンスが非常に印象的。もちろん柑橘系、そしてサクランボやフランボワーズのような赤系のニュアンスもある。酸味は良い意味で鋭いというか、十分に足りている。僕は基本的には酸があまり得意ではないので日本酒を飲んできた人間ですが、それでもワインにおいては酸がダメなのが一...
白鷹、極上。純大で磨き50、上のほうのスタンダードって感じかな。毎年2月とかにこれの生バージョンも出るみたいだけど、まずはレギュラーからね。いいねえ。あくまでクラシックではありますが、生酛、また西のお酒というテイストもある。カラメル、プリン、ナッツに穀物とそういうニュアンスもありつつ、高めの酸に引き連れられてフルーツ的な印象ももあって。どちらかというと洋酒的な香味だと思います、タイミングでプルーンと...
2本目。これはインターエステートKM山仁(麻布台ヒルズ)で売っていたものです。値札には2023と記載がありましたがどうなんでしょう……ラベルには謎の2251という書き込みもあります。出荷は3月なので普通に考えれば直販と同じもののはずですが、もしかしたら違うかもしれません。微妙に印象が違うな。若くて、硬くて苦め?いい意味で生酛っぽい少しくぐもったようなエキス感、熟成感もあるが気持ち浅く感じるような。やはり高めの酸...