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「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
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2012/05/18

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  • 本山博の『自分でできる超能力ヨガ』について(1)

    以前、本山氏の『密教ヨーガ』を呼んだことがあるが、この本は入門書的な内容である。超能力ブームにあやかった題名がついているが、本書の中で本山氏が警告しているように、チャクラの開発や超能力の獲得は、個人的な欲望に囚われている人間は、関わるべきではないということだ。体調が良くなったり、直観が優れたりするようになっても、目標は人格の向上であって、利他的な意識が伴わなければ、邪道に陥る恐れがあるからであ…

  • 詩と人生「蝶と猫」(ePub)

    日本詩人クラブ、俳人協会の会員だった父、高野邦夫が、生前に行った詩と人生に関する講演を文字起こししたものです。軍国少年として予科練に志願し、終戦を境に価値観の崩壊を体験したこと、教員生活や闘病生活を通して、詩とは何か、いかにすれば詩が生み出されるかについて語っています。講演のほかに、若い頃の写真や略年譜、自身の青春について述べた肉声も収録されています。 以下のリンクから、ダウンロードできま…

  • 変異型ウイルスとワクチン

    エイズやサーズなどの難病には、特許がある。特許があるということは、遺伝子組み換え技術を用いて、人為的に作られたウイルスだということだ。エイズの標的はアフリカ人だった。サーズの標的はアジア人だった。 新型コロナウイルスも、自然界に存在したウイルスではなく、人為的に作成されたウイルスである。さらに、そのワクチンには、血栓や免疫不全、狂牛病を引き起こす物質が含まれている。ワクチンは治験中で濃度が濃…

  • ネルヴァル Nervalをめぐる随想(ePub)

    19世紀フランスの詩人、小説家であるジェラール・ド・ネルヴァルをめぐるエッセイ集です。シュルレアリスムの先駆者であり、プルーストにも影響を与えたとされるネルヴァルは、夢と現実の世界を生きて珠玉のような作品を残しました。 ここでは代表作の「シルヴィ」「オーレリア」をはじめ、奇妙な寓話「緑の怪物」や、フランス革命で処刑されたカゾット、プルーストとネルヴァルのテキスト、無意識の世界に触れる方法などに…

  • 『西海道の旅』(pdf)

    古来、九州は西海道と呼ばれていました。火山が作り出した壮大な自然と、早い時期から流入した外国の文化・文明、それによる繁栄と歴史の悲劇、九州が日本の他の地方と異なるのは、外に開かれた国境の土地だったということです。 僕が三十代から五十代にかけて九州各地を旅して、忘れられなかった記憶を一つの紀行としてまとめてみました。旅をして何を感じたか、それが人生に意味を与えてくれるのです。 今回はパソコ…

  • 琉球弧を旅して(pdf)

    沖縄本島、久高島、宮古諸島、石垣島、竹富島、西表島と巡った若き日の記録です。中国と日本の文化が融合し、本土とは異なる歴史を歩み、亜熱帯の自然が広がる沖縄は、日本であって本土にはない光景が広がっています。青春が終わりかけた頃に訪れた沖縄への思いがこもっています。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニタ…

  • 未接種者への反感

    新型コロナウイルスのワクチン未接種者は、ワクチンが治験の段階のものであり、特別承認されたとはいえ、海外で接種者の死亡が相次いでいたことから、自分自身だけでなく、身内や友人、同僚などに接種を控えるように促してきた。 それに対して、未接種だと新型コロナウイルスに感染するとか、仕事に支障を来すとか、ワクチンが危険だなんてデマを信じる陰謀論者とかレッテルを貼られ、さんざん批判の的にされてきた。 自…

  • 小説「たましい」(ePub)

    小学四年の夏休み、泳げなかった貴志は、父からプールで猛特訓を受ける。水が怖くなくなり、泳げるようになって帰宅した貴志を待ち構えていたものは……。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Tamashii.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入…

  • 『高野邦夫句集』(ePub)

    日本詩人クラブ、俳人協会会員だった高野邦夫が、一九八七年(昭和六二)に、芸風書院から刊行した『高野邦夫句集』を原本にし、俳句に詳しくない読者向けに、ふりがなと多数の注を加えました。多摩丘陵の自然、日常生活の幸せ、工場地帯の風景、闘病生活、文学への思いを綴った句集です。 以下のリンクから、ダウンロードできます。 kushuu.epub …

  • 黒い太陽とは何か

    Earthと言われる天体は、地球と翻訳されているが、実は球体ではなく平面であるという説がある。いわゆるフラットアースである。フラットアースの下には、黒い太陽があるとされる。黒い太陽は皆既日食のことと思われているが、実は太陽と月を動かしている、地下の根源的なエネルギーのことである。黒い太陽は電磁場を作りながら、コイルのように回転運動をしている。北極にある穴から、黒い太陽のエネルギーが噴き出してオーロ…

  • 詩「セミの兄弟」

    我が家の蜜柑の木に、セミの抜け殻を見つけました。一つの葉に二匹止まったまま、羽化していたのです。眺めていると、一篇の詩が生まれました。そのさまを描いた絵を、末尾に添えました。 パソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 芥川龍之介論(pdf)

    芥川龍之介の「河童」「蜘蛛の糸」「藪の中」の三篇を中心に論じたものです。芥川の作品がお好きな方は、ぜひ目を通して下さい。 今回はパソコンですぐに開けるpdf版をアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。 akutagawaron.pdf iTunesからダウンロード…

  • 下野の薬湯板室温泉(1)

    朝七時にモーニングコールが鳴った。すぐに着替えて、朝食を食べにレストランに行った。サービスとしての提供だから、納豆、漬物、焼き魚、ウインナー、スクランブルエッグなど定番ばかりだ。食事を終えて部屋に戻り、片付けをして、チェックアウトした。 八時半に那須塩原駅前から、板室温泉行きのバスに乗った。途中でみんな降りて、僕だけになった。終点の一つ手前の幾世橋(いくよばし)で降りた。 小雨が降っていた…

  • 逆接の表現(pdf)

    外国人が日本語を学習するとき、戸惑うことの一つは類似した表現である。英語圏の学生が和英辞典を引いて、英語で違いを理解しようとしても限界がある。やはり、典型的な例文を覚え、違いがどこにあるのか教師に質問するしかない。 以前、「は」と「が」の違いについて、「と」「ば」「たら」「なら」の区別について書いた。今回は逆接の表現を取り上げることにする。日本人のように完璧に違いを使いこなすのは難しいので、…

  • コオロギの次はハエの幼虫

    食糧不足になるという口実で、虫を食べろという呼びかけが、マスコミから盛んに発されている。日本でもイナゴや蜂の子を食べる習慣があるが、昆虫には人間の腸では消化できないキチンという物質が入っている。これは呼吸疾患や脳腫瘍、脊椎癌の原因にもなるという。しかも、ゲテモノ食いがそれと知って食べるなら、誰も文句は言わないが、チョコレートやパスタにこっそり混ぜるというのだから悪質だ。テレビでは芸能人にコオロ…

  • ビーバップ Bebopとその周辺(pdf)

    ビーバップBebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。今回パソコンですぐに開けるpdf形式でアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャ…

  • ダッシュや三点リーダーの入力について

    Windows10では、縦書きでダッシュや三点リーダーが横向きに表示される問題があった。これはフォントのトラブルであり、一太郎で表示する場合、その部分だけIPAmj明朝フォントに切り替えれば、縦書きに表示されるのである。これは電子書籍のePubやpdfにも反映される。 Windows11では、縦書きフォントのダッシュや三点リーダーが横向きに表示される問題は回避されている。ただ、ダッシュは2文字分の長さがあるのに、縦書きで…

  • 小説「海に帰る日」(ePub)

    日本が元気だった昭和の後期、遠いふるさとへの思いに駆られた母は、家を出たまま戻らない。認知症を発症した老母を見守る息子の記憶は、軍靴が高鳴る混乱期に生きる、まだ若かった母の面影を追っていく。 自作の小説をePub形式の電子書籍で提供します。ほのぼのした世界を描きましたので、ぜひご覧になってください。 以下のリンクからダウ小説「海に帰る日」(ePub)ンロードして下さい。

  • チャクラを開く7つの音

    チャクラとは身体にある生命エネルギーのセンターで、主なものは、百会、眉間、喉仏、胸、鳩尾、丹田、会陰にある。特定の振動数を持っているので、それと同じ振動数の音を響かせると、共振によって増幅させることができる。 この原理によってチャクラを活性化する音楽は多数ある。スティーブン・ハルパーンの《スペクトラム・スイート》が有名だが、一番のお勧めは、ジョナサン・ゴールドマンの《チャクラ・チャンツ》であ…

  • 小説「五分の魂」(pdf)

    小学校の分校が併設された喘息病棟に、甘やかされた子供たちが、病気に打ち勝つために入所させられていた。人々の善意で運営されていた施設では、子供たちの心は屈折していた。絵本を描くのが好きな少年豊は、思いも掛けないいやがらせを受けて……。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリ…

  • 月は人工のホログラム?(2)

    とはいっても、この月はホログラムであって、中にいるヒューマノイドも、実在するわけではないらしい。この世界自体が本物の地球に似せて造られた模型で、その中に人間の魂が囚われているというのである。実在する地球はこの模型の外側にあり、そこには本物の月が二つあるという。ホログラムの月を使って、模型の中に囚われた人間を監視している。月はいわば、スパイ衛星のようなものである。 この月も、模型であるこの世界…

  • ネルヴァル Nervalの「緑の怪物」(pdf)

    19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。今回はパソコンですぐ…

  • 月は人工のホログラム?(1)

    一説によると、我々の住む星は球体ではなく平面だという。これをフラットアースという。また、地球と言われる地域は、巨大な天体にできたクレーターであるという。さらには、この世界は本物の地球に似せて造られた模型であって、本来の地球や太陽系は、天蓋と呼ばれるドームの外側にあるという。何をバカなと言われそうだが、半信半疑のまま紹介することにしよう。 いずれの場合も、我々が目にしている太陽や月は、宇宙の彼…

  • 琉球弧を旅して(ePub)

    沖縄本島、久高島、宮古諸島、石垣島、竹富島、西表島と巡った若き日の記録です。中国と日本の文化が融合し、本土とは異なる歴史を歩み、亜熱帯の自然が広がる沖縄は、日本であって本土にはない光景が広がっています。青春が終わりかけた頃に訪れた沖縄への思いがこもっています。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Ryukyu.epub iTun…

  • 茶臼岳は登山日和(8)

    十六時三十三分の那須塩原行きのバスに乗った。乗客の多くは疲れて居眠りしていたが、自分一人なので緊張していた。今夜は那須塩原ステーションホテルに泊まるので、終点まで乗っていっても良かったのだが、黒磯駅で降りることにした。 駅の近くでたんたん亭という店を見つけた。バスを降りて戻り、激辛担々麺と餃子を頼んだ。すべて手作りなのだそうだ。担々麺は辛かったが、ちょっとしょっぱかった。餃子が巨大なのに驚い…

  • 伯母さんのうち(pdf)

    大正の末に酒屋の長女として生まれ、特攻隊員と恋愛の末に結ばれ、新型コロナウイルスのパンデミックの中で亡くなった母の姉に対する鎮魂歌です。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。 au…

  • 生き残る人と生き残れない人

    新型コロナウイルスのワクチンは、人工的に抗体を作るために、三回以上接種すると免疫不全を起こしかねない。帯状疱疹は免疫力が低下している証拠で、たとえ新型コロナウイルスに感染しなくても、いきなり末期癌になる恐れがある。また、混入した寄生虫が全身に血栓を作る。心臓に入れば心筋炎、脳に入れば脳卒中。また生成されるスパイク蛋白は、狂牛病を引き起こす恐れもある。 ワクチン信者の多くはインテリで、厚生労働…

  • 写真とエッセイ「立山黒部アルペンルートの旅」(pdf)

    本州にもこんな美しい風景があったのか! 立山、室堂高原、黒部峡谷鉄道の旅を、写真とエッセイで紹介します。現地で撮影した峡谷や高山の画像を、多数収録しました。 ただし、pdfに加工する過程で、画像がかなり圧縮されています。高解像度の写真をご覧になりたい場合は、ePub版をiPadのiBooks(https://itunes.apple.com/jp/app/ibooks/id364709193?mt=8)などでご覧ください。 pdf版をダウンロードするには、以下の…

  • この世界は宇宙表面の二次元データから生成されたホログラム?

    量子力学では観察される以前の量子は波動であって、その範囲に並列的に存在する電子雲の状態にある。それが光を当てて観察すると、ある一点に収束した形となる。 一つの粒子を反対方向に自転する量子Aと量子Bに分けて十分に離した場合でも、量子Aの状態が分かれば、光速を超えて瞬時に 量子Bの状態が分かってしまう。実際に情報が伝達されたわけではないが、量子Aと量子Bの間には、古典的な物理学では証明できない相…

  • 『バタイユ Bataille 試論』(ePub)

    20世紀フランス文学の重要な作家・思想家のジョルジュ・バタイユ Georges Batailleを、文学と哲学の両面から紹介した「バタイユ試論」を、電子本のePubで配信します。バタイユは「私は哲学者ではない聖者だ。でなければ狂人だろう」と書き、サルトルから「新しい神秘家」として批判されながらも、フランス思想文学の作家として多くの著作を残しました。 本書はバタイユの短編『マダム・エドワルダ』の紹介に始まり、ニーチ…

  • 岸田政権はイギリス軍の日本駐留を願い出た?(2)

    日英同盟にしても対等のものではなく、ロシアのアジア進出を、日本に命じて阻止するものだった。イギリスは大国ロシアとの衝突を避けて、日本をロシアと戦わせることにした。これが日露戦争である。清が滅亡したことで、中国はイギリスの支配下から脱したが、イギリスの日本支配はその後も続いた。昭和天皇はイギリス軍の陸軍元帥である。 戦後はイギリスに代わってアメリカ合衆国が、宗主国の地位を得たように見えるが、イ…

  • 第三版『アイヌモシリへの旅』(pdf)

    北海道各地にあったユースホステルに泊まりながら、大自然に触れた心の旅をつづりました。成人して間もない大学生が、初老に至るまでの全8回の旅の記録をまとめました。 第三版では、広尾線や士幌線、砂原支線など、鉄道をめぐる旅や、冬の北海道の美しさ、消えつつある風景など、過去と現在に思いを馳せる全10章を増補しました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フ…

  • 岸田政権はイギリス軍の日本駐留を願い出た?(1)

    徳川幕府はオランダと朝鮮、琉球とは外交関係を結んでいた。ただ、オランダという名前の国が実在したわけではない。日本にやってきたオランダ人は、ネザーランドから来たユダヤ人で、迫害を避けてキリスト教徒を装っていたという。 日本は元や清といった征服王朝とは通商関係を結んでこなかった。南宋が滅ぶとき、禅僧などの文化人が多く日本に逃れてきた。明が滅ぶとき、徳川幕府は援軍を頼まれたが、清と戦火を交えること…

  • 写真とエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWAEA(小笠原)」(pdf)

    「僕の人生観を変えかねないような世界を、垣間見せてくれたのは海そのものである」 小笠原諸島の自然と接した体験を、詩的な文体で印象的につづったエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWARA」に、当時撮影した多数の写真を収録しました。以前、ダウンロードされた方も、小笠原の風土、固有の植物、イルカが泳ぐ底なしの海を、写真で体験してください。 固定レイアウトで文字検索もできるpdf形式は、パソコンですぐに開くことがで…

  • 茶臼岳は登山日和(7)

    ロープウェイ最終便まで、あと四十分ほどある。あわてず足下に気をつけて進めばいい。だが、意外に時間がかかるし、山頂の駅も見えてこない。 見えてきたのは四時過ぎだった。人懐っこい青年が話しかけてきた。並んでいるのは彼女だろう。 「山頂に登っていたんですか」 「ええ。距離は短いんだけど、傾斜がきつくてね。這うようにしてよじ登ったんですよ。手前で諦めて戻っていく人も多かったなあ」「それはうちらですよ…

  • 童話と写真『茶トラのシマちゃん』(ePub)

    これは前作『ぼくはネコなのだ』の姉妹篇です。語り手は茶トラの弟ネコですが、子供でも分かるように、やさしい表現を用いるとともに、その後のストーリーも展開させました。 今回は我が家で撮りためたネコの写真を、本文の中に組み込みました。写真の可愛らしさと物語を比べてみるのも面白いと思います。 レイアウトの崩れない固定レイアウトのePubなので、文字も画像化してあります。かすれて見えなくならないように…

  • クラウドの危険性

    クラウドとは、企業のコンピューターにデータを預けるサービスである。自分自身でバックアップしていない場合、パソコンからデータが消えても、クラウドに保存してあれば復元できる。外出しているときも、他のコンピューターからデータにアクセスできる。また、他人もクラウドにアクセスできるようにすれば、データの共有も可能となる。 ただ、使い方を十分に理解していないと、とんでもないトラブルに巻き込まれる。iOSの…

  • 第三版「男はつらいよ」おぼえがき(ePub)

    山田洋次の映画『男はつらいよ』の最新作「お帰り 寅さん」をはじめ、「少年寅次郎」とそのスペシャル版、「贋作 男はつらいよ」など、最近の情報を増補しました。 山田洋次の『男はつらいよ』は、葛飾柴又を舞台にテキ屋稼業で全国を旅した車寅次郎を描き、国民的な人気を博したシリーズです。寅次郎が訪れた土地や、ヒロインについて感じたこと、思い浮かんだことをまとめてみました。制作された全作品を年代順に並べ、…

  • Windows11でAudirvanaが楽曲を再生できない場合

    Windows11で高音質の音楽再生ソフトAudirvanaを使って、パソコンの音楽を再生しようと思っていたが、パソコン内に保存された音楽をライブラリーに追加できないという問題が生じた。フォルダを参照しようにも、デスクトップしか参照できないのである。 お手上げの状態なので、Audirvanaのサポートに連絡したところ、英語で原因を指摘してくれた。Windows11のOneDriveのせいだというのである。何でもかんでも勝手に、OneDrive…

  • 詩と人生「蝶と猫」(pdf)

    日本詩人クラブ、俳人協会の会員だった父、高野邦夫が、生前に行った詩と人生に関する講演を文字起こししたものです。軍国少年として予科練に志願し、終戦を境に価値観の崩壊を体験したこと、教員生活や闘病生活を通して、詩とは何か、いかにすれば詩が生み出されるかについて語っています。講演のほかに、若い頃の写真や略年譜、自身の青春について述べた肉声も収録されています。 今回はパソコンですぐに開けるpdfを公開…

  • Windows11のパソコンをWindows10風に戻したい

    円安のせいで、パソコンの価格はかなり上がっている。それはノートパソコンでも言える。Windows11のノートパソコンは、10万円以下の場合、DVDドライブがついていない。ソフトウェアをインストールするためには、外付けのDVDドライブが必須である。これはノートパソコンの軽量化や、薄型化には役に立っているのだが。 問題はOSである。Windows11はWindows10と仕様が変わってしまい、初めて触れた人は戸惑ってしまうに違いな…

  • 高野敦志童話集(pdf)

    僕が幼児から成人するまでの思い出を元にした、「黄色いニワトリ 赤いニワトリ」「子どもの作り方」「インコのピーちゃん」の三篇を、パソコンですぐに開けるpdfでアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。ごく短い作品ですので、気軽に読めると思います。ぜひ、ご覧になってください。ちなみに、表紙の写真は幼い頃の自分です。 なお、携帯…

  • 茶臼岳は登山日和(6)

    分岐点まで登ると、牛ヶ首方面の道は平坦になった。今から向かう人の姿はない。戻ってくる人はいたが。日が傾いたのと、雲が広がっていたのとで、長袖でも薄ら寒いほどになった。左側は斜面となっており、霧が流れてくると、太陽も遮られてしまう。最終のロープウェイは四時二十分だから、三時半には引き返さなければ。 道はだらだらと下っていく。牛ヶ首まであと十分だというが、それらしいものは見えない。ちょっと心細く…

  • SF的思考(pdf)

    SFが魅力的であるのは、現実世界の枠組みにとらわれず、人間の想像力の限界に挑んで、存在するかもしれない世界を探究させてくれる点です。ここでは狭義のSFに限らず、想像力で極限の世界を描いた作家にも触れました。エドガー・アラン・ポーやホルヘ・ルイス・ボルヘス、埴谷雄高に触れたのはそのためです。小説に限らず、SFの世界を描いた映画やドキュメンタリー番組も紹介しました。 今回はパソコンですぐに見ら…

  • 「は」と「が」の使い分け(第3版)

    日本人が何気なく使っている「は」と「が」は、外国人の日本語学習者には、なかなか習得することが難しい。同様の区別がある韓国語の話者なら、すぐに理解してもらえるが、中国人や欧米人には、煩雑すぎてなかなか理解してもらえない。読んだり聞いたりする分には問題なくても、いざ表現する段になると、上級レベルの学生でも間違えてしまうことが多い。 古代の日本語では主題の「は」は、用いられていたが、主格の「が」の…

  • 地震研究家のしろくまさんが亡くなられた

    地震研究家のしろくまさんが亡くなられた。しろくまさんと言っても、ツイッターをしていない方は、ご存じないだろうが。『緊急提言 2011〜2015 大地震が再び日本を襲う!』の著者、進村耕喜氏のことである。 何度かツイッターでやりとりさせていただいて、氏の地震予知には信頼を置いていた。新型コロナウイルスのパンデミックが始まってからは、お母様がワクチンを接種されて危なかったことがあり、強い憤りを感じておられ…

  • 青海の白い雲(pdf)

    チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。パソコンですぐに開けるpdf版を公開します。保存してからご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと…

  • 懐かしのチベット(pdf)

    チベットの自然と文化に触れた心の旅を、紀行文の形でまとめました。古代チベット王の霊廟や宮殿、ヤルツァンポ川の流れ、チベット仏教の寺院、神秘の湖、ポタラ宮とダライラマの離宮などを巡りました。付録として西安の大雁塔、楊貴妃で有名な華清池、始皇帝陵についても触れました。 今回はパソコンでもすぐに開けるpdf版を公開します。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニタ…

  • 『Super 日本語大辞典』について

    これは『学研国語大辞典』『学研漢和大辞典』『全訳用例古語辞典』『カタカナ新語辞典』『故事ことわざ辞典』『学研シソーラス』を一枚のCD-ROMに収めた物である。 インストールすると、ランチャーが立ち上がるようになり、複数の辞書が串刺しで検索できる。用例が文学作品から取られている点が特徴である。漢字に関しては、偏や旁などのパーツから検索できる。 そのほか、漢字や敬語、百人一首のゲーム、漢詩の中国語に…

  • 写真とエッセイ『大井川鐵道の旅』(ePub)

    静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車の走る本線と、ダム建設のために作られたトロッコ列車が走る井川線からなり、鉄道マニアには見逃すことができない路線です。特に井川線は、日本唯一のアプト式区間を持ち、奥大井湖上駅など、絶景の秘境駅がある野趣あふれた路線です。また、周辺の寸又峡はダイナミックな渓谷に、長い吊り橋がかかり、森林鉄道の廃線跡も残る秘湯のスポットです。「大井川鐵道と寸又峡」ほか3編の鉄道関連の…

  • 登録日本語教員の問題点について

    現在、日本語教育の質の向上を目指して、筆記試験二種類の合格と教育実習を経た者を、登録日本語教員とする案がまとめられつつある。ここで問題となるのは、日本語教育能力検定試験に合格して、長年日本語教育に携わってきた教師の扱いである。 日本語教育能力検定試験は、当初文部大臣認定であったが、 理由が不明のまま文部大臣の認定から外されてしまった。当時の試験合格者は、文部大臣お墨付きの公的な試験と認識して…

  • 『西海道の旅』(ePub)

    古来、九州は西海道と呼ばれていました。火山が作り出した壮大な自然と、早い時期から流入した外国の文化・文明、それによる繁栄と歴史の悲劇、九州が日本の他の地方と異なるのは、外に開かれた国境の土地だったということです。 僕が三十代から五十代にかけて九州各地を旅して、忘れられなかった記憶を一つの紀行としてまとめてみました。旅をして何を感じたか、それが人生に意味を与えてくれるのです。 以下のリンクか…

  • ヘミシンクで死後体験が可能か?

    人間の肉体が死ねばすべてが終わりだろうか。超心理学者のロバート・モンローは、自身も体外離脱を体験し、変性意識を再現するヘミシンクという技術を開発した。モンローの世界観によれば、人間の肉体が死んでも、体外離脱した魂は、死者の過渡的な現実であるフォーカス23を経て、 共通した考えに凝り固まった魂が暮らす「信念体系領域」(フォーカス24〜26)に、とどまってしまう場合が多い。「地獄」や「煉獄」に相当する領…

  • 梶井基次郎の青春(pdf)

    伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、パソコンですぐに開けるpdf形式で配信します。以下のリンクをクリックすると、すぐにpdfが開きますので、パソコンに保存してご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。

  • 光明真言について

    弘法大師空海は『般若心経秘鍵』の中で「真言は不思議なり。観誦すれば無明を除く」と述べている。真言は梵語の音のまま読むもので、翻訳しても意味がない。言霊のように、言葉の音に不思議な力がこもっている。ただ、むやみに唱えるよりは、梵語の意味するところを知って、思いを込めて唱える方が効果的なのは言うまでもない。 平安時代も後期になると、浄土教が盛んになった。阿弥陀仏の西方浄土への信仰が広まり、念仏を…

  • 四国をめぐる旅(pdf)

    自由な空気が流れていた昭和の末、修学旅行で高校生が味わった生々しい感覚、若者が貧困化する以前のユースホステルでの光景を、四国の自然や風物とともに描きました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

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