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「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
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2012/05/18

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  • 茶臼岳は登山日和(5)

    しばらく山頂から写真とビデオを撮っていたが、火口のお鉢回りをすることにした。左回りで足場に気をつけて進む。ただ、歩道は幅があるから、八丈富士の場合のような緊張はなかった。しばらく噴火していないので、火口はすっかり石や砂利がたまって浅くなっていた。最近の大規模噴火は明治十四年、小規模噴火は昭和二十八年に、山頂西側の無間火口であったという。 火口は一周一キロもないのではないか。道は山頂口の所で、…

  • お母さんはクリエーター(pdf)

    認知症を患った老母と、結婚しない兄と妹、家に住み着いた猫の兄弟。童話「茶トラのシマちゃん」のモデルとなった一家の介護の日々を、ユーモラスなエッセイで表現してみました。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 世界の支配層が理想とする社会は共産中国!

    世界の支配層が理想とする社会は、中華人民共和国です。資本主義が発達した超監視社会で、貧富の差が激しい全体主義国です。99パーセントの下層国民は、ロボットのように働かされます。 支配層にとって、下層国民を苦しめることが、喜びとなっています。というのも、彼らの信仰するのはキリスト教ではなく、悪魔崇拝だからです。災害が起こり、病気が広がって多くの人が亡くなれば、崇拝している悪魔を喜ばすことができるか…

    地域タグ:中国

  • 小説「漁火」(ePub)

    佐渡を旅した青年が、夜の海に浮かぶ漁火を眺めながら夢想する物語です。舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞し、「青空文庫」にも収録されています。表紙と「青空文庫」に書いたあとがきも加えました。今回はepub版(縦書き)をアップロードします。ePubは携帯端末で見るのに適しています。ダウンロードされる方は、以下のリンクをクリックなさって下さい。 isar…

    地域タグ:佐渡市

  • 平成世相歌留多(pdf)

    カルタとはポルトガル語のcartaに由来し、本来はトランプを含めた広義のカードを言います。キリスト教が伝来した頃、西欧人が遊ぶゲームを見て、国産のトランプ「天正かるた」が作られました。その後、百人一首や花札など、日本独自の物が考案されました。 子供の頃に遊ぶ「いろはかるた」は、「犬棒かるた」の名で親しまれていますが、遊びとともにことわざを覚えさせる意図があります。平成の世もいよいよ終わりが近づい…

  • 高野邦夫詩集『寒菊』(pdf)

    高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。19…

  • 増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(pdf)

    ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。 今回はパソコン…

  • 茶臼岳は登山日和(4)

    正午少し前だった。祠の前でお祈りしたあと、黒磯駅で別れた友人に電話した。一緒に来れば良かったのにと話した。自分が行ったら、そんないい天気にはならなかっただろうとの答え。雨男であることを、自認しているらしい。 友人は今、郡山駅近くの神社に参拝しようとしているそうだ。水郡線の列車に乗るのに、あと三十分以上時間があるからだそうだ。半袖でも寒くないと言うと、彼はちょっぴり残念そうだった。写真とビデオ…

  • 写真とエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWAEA(小笠原)」(ePub)

    「僕の人生観を変えかねないような世界を、垣間見せてくれたのは海そのものである」 小笠原諸島の自然と接した体験を、詩的な文体で印象的につづったエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWARA」に、当時撮影した多数の写真を収録しました。以前、ダウンロードされた方も、小笠原の風土、固有の植物、イルカが泳ぐ底なしの海を、写真で体験してください。 固定レイアウトで、文字も画像化されています。8メガあるので、環境によっ…

  • クリスマスから新年までに

    世の中が変わりつつある予感は、ツイッターをやっている人たちには感じられるが、テレビや新聞を見る限り、自民・公明の腐敗政治が延々と続くように見える。ワクチンが感染予防に役立つどころか、心筋炎、帯状疱疹、癌、狂牛病まで引き起こすことが、ようやく一般にも知られてきた。その一方で、第五回目のワクチン接種をして、副反応がなくてよかったと、胸をなで下ろす人々もいる。本当は自身の免疫が壊れてきているのに。 …

  • 「と」「ば」「たら」「なら」の違い

    人間は似ていることを区別するのが苦手である。フランス語を勉強していた頃、フランス語の単語を思い出そうとすると英語の単語が浮かび、英語でしゃべろうとすると、フランス語の単語が邪魔をした。 同じようなことは、中国人の日本語学習者が、日本語で文章を書いているときにも起きる。中国語の簡体字が混入してしまうのである。また、中国語で話しているのに、日本語の漢語が混じってしまい、国の友人に怪訝な顔をされた…

  • Twitter Proについて

    ツイッターを長年やっているユーザーは、ツイッター・プロに設定することができる。自身が経営者であるか、クリエーターであるかなどを、表示することができるのである。ビジネスをやっている場合は、連絡先も表示できる。信頼性のある情報を発信しているアカウントだと、認識されるわけである。 条件としては、アカウントを複数回停止されていないこと、プロフィールを自身の写真付きで表示していることなどが挙げられる。…

  • 小説「シリウスからの旅人」(ePub)

    臨死状態から生還した男は、シリウスから来た宇宙人だと主張する。当惑する妻の愛情で、かつての記憶を取り戻していくが、夜の間に見る夢は、日本の危機的状況を警告するというSF風の現代小説です。 ファイルは11メガあります。環境によっては、ダウンロードに多少時間がかかります。以下のリンクからダウンロードしてください。 Sirius.epub …

  • イベントがやって来ます!

    我々を奴隷にした制度は、永遠に終止符が打たれます。人類に対する犯罪、先進技術、地上を超えた存在との関係など、すべてが公開されます。結束、均衡、平和、無条件の愛と許しを回復させます。新しい宇宙周期が始まります。我々の生涯で最良の時が訪れます。光側が勝利しました。 イベントがやってくる アメリカを救え 世界を救え https://t.me/mint17mint/7209 「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://pod…

  • バタイユ Bataille 試論(pdf)

    20世紀フランス文学の重要な作家・思想家のジョルジュ・バタイユ Georges Batailleを、文学と哲学の両面から紹介した「バタイユ試論」を、パソコンですぐに開けるpdfで配信します。バタイユは「私は哲学者ではない聖者だ。でなければ狂人だろう」と書き、サルトルから「新しい神秘家」として批判されながらも、フランス思想文学の作家として多くの著作を残しました。 本書はバタイユの短編『マダム・エドワルダ』の紹介に…

  • メドベッドの開示を急いでほしい

    戒厳令を敷いてテレビ放送を遮断し、世界緊急放送を流すのは、各国で暴動が発生したり、テロが頻発したりなどした場合の最終手段であると言われる。通常のテレビ放送で、少しずつ情報を開示する方が、混乱が少ないと考えられているのだろう。 今まで払ってきた税金が還付されたり、ベイシックインカムが実施されれば、新型コロナウイルスのパンデミックで困窮している多くの人々を、経済的に救うことができる。 ただ、そ…

  • 第三版『アイヌモシリへの旅』(ePub)

    北海道各地にあったユースホステルに泊まりながら、大自然に触れた心の旅をつづりました。成人して間もない大学生が、初老に至るまでの全8回の旅の記録をまとめました。 第三版では、広尾線や士幌線、砂原支線など、鉄道をめぐる旅や、冬の北海道の美しさ、消えつつある風景など、過去と現在に思いを馳せる全10章を増補しました。8.7メガありますので、ダウンロードには少し時間がかかります。 以下のリンクからダウン…

  • 茶臼岳は登山日和(3)

    山頂駅は茶臼岳の九合目だった。今日は下界までよく見渡せる。道の端にはイタドリが花を咲かせていた。山頂まで一時間弱なのだが、砂利、石、岩がゴロゴロしている上に、登るにつれて傾斜がきつくなる。 牛ヶ首との分岐点を過ぎると、岩をつかみながら、急斜面をよじ登っていった。息が切れるし、汗が流れる。レモンの砂糖漬けをかじった。疲れた体にはおいしい。晴れ上がった空から、まばゆい太陽が照射してくる。風は涼し…

  • ぼくはネコなのだ(ePub)

    夏目漱石の『吾輩は猫である』のパロディーです。のらネコの兄弟が母親に見捨てられた後、もう若くない兄妹と老母の家に棲みつく中であった事件を、ユーモラスに描きました。子ネコが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います。ネコ好きの方は、ぜひご覧になって下さい。 以下のリンクからダウンロードしてください。 I_am_a_cat.epub iT…

  • トランプ大統領が復活したらしい

    アメリカを統治しているのは、不正選挙で当選したバイデンではない。しかも、本物のバイデンはすでに死亡しており、そっくりさんの老俳優が、バイデンを演じてきたらしい。実際にはトランプ大統領が指揮してきたのだが、大手マスコミは今に至るまで、真実を報道するのを拒み続けている。 ところで、トランプ大統領を支持しているイーロン・マスク氏が、Twitter上でアンケートを行った。氏がTwitterのCEOを辞任すべきかどう…

  • 小説「五分の魂」(ePub)

    小学校の分校が併設された喘息病棟に、甘やかされた子供たちが、病気に打ち勝つために入所させられていた。人々の善意で運営されていた施設では、子供たちの心は屈折していた。絵本を描くのが好きな少年豊は、思いも掛けないいやがらせを受けて……。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Gobunotamashii.epub iTunesからダウ…

  • 茶臼岳は登山日和(2)

    黒磯駅で友人と別れた。若い頃は一人旅ばかりしていた。とはいっても、ユースホステルに泊まっていたから、全く一人で野山を駆け巡っていたわけではない。ただ、孤独な感覚が目にするもの、耳にするものに敏感にしてくれるというのは本当だ。 停留所で待っていると、那須ロープウェイ行きのバスが来た。若い頃の気分がよみがえってくる。それから約一時間、山道を上っていった。山麓駅に近づくと、渋滞に巻き込まれた。駐車…

  • 高野敦志童話集(ePub)

    僕が幼児から成人するまでの思い出を元にした、「黄色いニワトリ 赤いニワトリ」「子どもの作り方」「インコのピーちゃん」の三篇を、電子本のePubでアップロードします。ごく短い作品ですので、気軽に読めると思います。ぜひ、ご覧になってください。ちなみに、表紙の写真は幼い頃の自分です。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 douwashu.…

  • ワクチン後遺症に激増の兆し(2)

    すでに、老人以外も四回目の接種が進み、同じ職場で欠勤が続く人も現れている。熱が何日経っても下がらなかったり、咳が止まらなくなったり、片目が出血しそうなほど真っ赤になったり。マスコミの報道を盲信してきた人々も、さすがにおかしいと思うようになってきた。 ワクチン後遺症というのが、SNSのデマではないことに、一般の人々もようやく気づき始めたのである。ただ、すでに八割以上が接種して、世界一の感染大国…

  • みちのく出羽の旅 (ePub)

    僕の青春時代から数年前に至るまでの全4回、東北を旅した紀行文です。東北は江戸時代までは、広大な地域が、陸奥・出羽の2国にしか分割されていませんでした。長らく日本人にとっては、最果ての地だったからです。 ここには、旅の先々で感じた思いやイメージがつづってあります。エキゾチックな感覚にとらわれるのは、僕だけではないでしょう。そこには寡黙ながらも、懐の深い自然があります。気軽に読めるものと思います…

  • ワクチン後遺症に激増の兆し(1)

    日本の大手マスコミは、新型コロナウイルスの真実をほとんど報道していない。特にテレビは悪質で、いまだにワクチン接種を呼びかけている。新型コロナウイルスのワクチンを、ブースター接種すると、人為的に作られた抗体に依存して、本来の免疫が抑制され、変異種にかえって感染しやすくなり、重症化のリスクも高まる。これを抗体依存性感染増強という。 一説によると、ワクチンを三回接種すると、免疫が九分の一に、四回接…

  • MQA-CDのリッピングについて(pdf)

    CDでありながら、ハイレゾの高音質、352.8kHz/24bitを再生するMQA-CDの音を聴いてみましょう。演奏の現場で聴くような、透き通った迫力ある音に圧倒されるでしょう。 MQA-CDを楽しむには、対応するディスクプレーヤーなどが必要ですが、最新の携帯プレーヤーでも聴くことができます。ただし、リッピングするには、テクニックが求められます。ここでは、その具体的な方法について説明します。以下のリンクからダウンロードし…

  • 茶臼岳は登山日和(1)

    朝はやや雲が多かったが、次第に晴れてきた。早めに朝食を済ませて、八時二十分にチェックアウトした。バスで西那須野駅に向かう。コンビニで、お茶と弁当を買った。 一緒に山登りしようと言ったのだが、雨男の友人はうんと言わない。晴れ男の僕と登山すると、決まって雷が鳴るというのだ。鉄道マニアでもあるから、郡山に出て水郡線に乗るということだ。 最初からその予定だったらしいから、無理強いするわけにもいかな…

  • 「追憶・田子の浦」(pdf)

    静岡県富士市の田子の浦は、山部赤人の和歌で有名な歌枕の地です。祖母が生まれた土地であり、終戦で復員した父が、疎開していた祖母と再会した地でもあります。そこはまた、幼かった私が初めて父と訪れた遠隔の地でもあります。父の人生と田子の浦との関わりを、随筆の形でまとめました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書…

  • 世界経済フォーラムがペット屠殺を義務化しようとしている!

    支配層による世界経済フォーラムは、地球温暖化を防ぐために、ペットの犬や猫の飼育を全面的に禁止し、現在飼われている犬や猫は屠殺することを義務化しようと画策している。 その理由として、ペットの犬や猫が排出する二酸化炭素を減らし、気候変動による食料難を防ぐという理由を掲げている。しかし、犬や猫の出す二酸化炭素を減らしたいなら、牛の出すげっぷの方が、よほど気候変動に影響を与えるのではないか。 世界…

  • 『バベルの図書館』をめぐって(ePub)

    アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスが選んだ世界文学全集『バベルの図書館』について、自由な形で書いたエッセイを一冊にまとめました。元の作品を読んでいなければ分からないというわけでもないので、気軽に読み流していただければと思います。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Babel.epub iTunesからダウンロードする場合は…

  • 今年の漢字は「戦」(2)

    世界が戦時中だというのには、もう一つの意味がある。世界の支配層は悪魔崇拝をしており、生贄のために誘拐してきた子供たちを、虐待した上で松果腺からアドレノクロムを抽出する。これは若返りの秘薬として、政治家や芸能人が使ってきた。アドレノクロムを抽出された子供は、臓器を抜き取られ、残りは挽肉にされて何も知らない国民に食べさせる。これが悪魔を喜ばせると、世界の支配層は考えているのである。 アメリカのト…

  • 作品集『動物いろいろ』(ePub)

    我が家で飼ってきた犬や猫、ウサギ、プレーリードックのほか、虫や鳥など小動物について書いたエッセイや短編をまとめてみました。 どれも短い作品ですので、動物好きの方は手にとって読んでみてください。 以下のリンクからダウンロードしてください。 animal.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music…

  • 今年の漢字は「戦」(1)

    京都清水寺は今年の漢字を、「戦」と発表した。では、何との戦いなのか。サッカーで躍進した日本チームの戦いか。いや、新型コロナウイルスとの戦いか。マスコミが報じるのはここまでである。 実は、今、世界は戦時中なのである。空から爆弾が降って来る戦争ではなく、医師が人間の遺伝子を組み換えてしまう生物兵器を、ワクチンと称して国民に打ちまくる戦争である。ビル・ゲイツはワクチンによる人口削減を公言しており、…

  • 第5版『電子本(電子書籍)を作ろう!』(pdf)

    『電子本を作ろう!』(pdf)の第5版を公開します。ジャストシステムの「一太郎2016」に関する新情報を含んだ増補版です。ePubやmobi、およびpdf形式で作るノウハウを解説します。電子書籍の形式について説明した後、文章を書いていく上での注意点、ファイルの作成方法、公開の仕方などを順に述べていきます。 第五版においては、「一太郎2016」で追加された機能のほか、ePubの固定レイアウトとPDFの違い、ePubの脚注の問…

  • 那須塩原温泉に向かう(3)

    ホテルおおるりにチェックインした。周辺を少し散策することにした。道路脇を下りていくと、源三窟という鍾乳洞があった。源義経とともに平家と戦った源有綱が、頼朝に睨まれた義経と行動を共にし、吉野山で義経や静御前と別れた後、この洞窟に隠れ住んでいた。ある日、米のとぎ汁が流れ出したことで、頼朝の兵に見つかり、殺害されたという。また、洞窟で仏像を彫っていた僧侶に、片思いした少女の伝説もある。ただ、すでに入…

  • 高野邦夫詩集『寒菊』(ePub)

    高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。19…

  • ターボ癌について

    新型コロナウイルスのワクチンの危険性は、医療利権と共謀する政府、医師会、大手マスコミによって封じられてきた。このワクチンはmRNAという、全く新しい型のもので、弱毒化したウイルスを使わずに、人間の遺伝子を改変してしまう。ワクチンの中に検出される寄生虫は、人間の遺伝子を改変するのに関与していると見られる。遺伝子を組み替えることで、ウイルスのトゲトゲの部分、スパイク蛋白が体内で量産される。これによって…

  • 増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(ePub)

    ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。 以下のリンクから…

  • 那須塩原温泉に向かう(2)

    十四時三十八分のバスで塩原温泉バスターミナルを目指す。渓流に沿って進んでいくと、川岸にはもみじが連なっていた。紅葉の頃にはさぞかし美しいことだろう。 バスターミナルまで四十五分。降り立ってみると、余りの涼しさに驚いた。長袖でないと薄ら寒いぐらいだ。友人は半袖しか持ってこなかったそうだ。青空が広がってきたが、これじゃ茶臼岳登山は無理だと漏らす。おい、上着ぐらい持って来いよ。 ホテルに行く前に…

  • 伯母さんのうち(ePub)

    大正の末に酒屋の長女として生まれ、特攻隊員と恋愛の末に結ばれ、新型コロナウイルスのパンデミックの中で亡くなった母の姉に対する鎮魂歌です。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 aunt.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/fo…

  • 那須塩原温泉に向かう(1)

    中学生の頃、那須に行きたいと思いながら、果たせずにいた。那須の茶臼岳に登りたかったのだ。そこで、八月の末に那須塩原温泉に泊まることにした。実は、同じ那須といっても、塩原温泉は茶臼岳から結構遠いのだが。 今回は一人旅のつもりだったが、友人も一緒に行きたがった。しかも、旅費を節約したいから、新幹線には乗りたくないと言い出した。一体何時に着くことやら。午前十時半過ぎ、新宿駅で湘南新宿ライン宇都宮行…

  • SF的思考(ePub)

    SFが魅力的であるのは、現実世界の枠組みにとらわれず、人間の想像力の限界に挑んで、存在するかもしれない世界を探究させてくれる点です。ここでは狭義のSFに限らず、想像力で極限の世界を描いた作家にも触れました。エドガー・アラン・ポーやホルヘ・ルイス・ボルヘス、埴谷雄高に触れたのはそのためです。小説に限らず、SFの世界を描いた映画やドキュメンタリー番組も紹介しました。 以下のリンクからダウンロード…

  • 番外編「きまぐれロボット」

    これは星新一の「きまぐれロボット」の二次創作とも言うべき映画で、監督は辻川幸一郎である。博士のロボットをエヌ氏が借りるという設定は同じだが、エヌ氏が人間嫌いの小説家となり、母が死んで手伝いのロボットを博士に求めるという内容に発展させている。 エヌ氏が借りたロボットは、外見はいかにも昭和時代のロボットという感じで、動きがぎこちない。返答の代わりに、電報のようにプリントアウトした文字を吐き出す。…

  • 「追憶・田子の浦」(ePub)

    静岡県富士市の田子の浦は、山部赤人の和歌で有名な歌枕の地です。祖母が生まれた土地であり、終戦で復員した父が、疎開していた祖母と再会した地でもあります。そこはまた、幼かった私が初めて父と訪れた遠隔の地でもあります。父の人生と田子の浦との関わりを、随筆の形でまとめました。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Tagonoura.ep…

  • オミクロン株対応ワクチンは危険!

    新型コロナウイルスのワクチンは、危険だから打つなと、親類、友人、知人に言ってきたが、ほとんどの人は打ってしまった。動物実験で接種された猫がすべて死んでしまったという情報を、当初からつかんでいたからである。しかし、打ってしまった人は、大手マスコミが流す情報はすべて正しく、インターネットで流れる情報はすべてデマであるという先入感に染まっていたので、打つなといくら力説しても耳を貸そうとしなかったので…

  • 童話と写真『茶トラのシマちゃん』(pdf)

    これは前作『ぼくはネコなのだ』の姉妹篇です。語り手は茶トラの弟ネコですが、子供でも分かるように、やさしい表現を用いるとともに、その後のストーリーも展開させました。 今回は我が家で撮りためたネコの写真を、本文の中に組み込みました。写真の可愛らしさと物語を比べてみるのも面白いと思います。 写真付きの固定レイアウトで、文字列を検索できるpdfは、パソコンで表示するのに適した形式です。スマホでの表示…

  • 映画「ビヨンド・ザ・エッジ」について

    これは世界初のエベレスト登頂を果たした、イギリス隊のエドモンド・ヒラリーと、ネパール人のシェルパであるテンジン・ノルゲイの物語である。フィクションを排したドキュメンタリー映画のタッチで、登頂までのプロセスを俳優に演じさせている。 カトマンズを出発した登山隊は、西洋人の登山家13人、ネパール人のシェルパ30人で構成されていた。いくつもの峰を登ったり下りたりしながら、酸素の少ない高地に体を慣らしてい…

  • 四国をめぐる旅(ePub)

    自由な空気が流れていた昭和の末、修学旅行で高校生が味わった生々しい感覚、若者が貧困化する以前のユースホステルでの光景を、四国の自然や風物とともに描きました。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Shikoku.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、フ…

  • 星新一の「薬」

    博士はノーベル賞を狙って、新薬の開発に取り組んでいた。ついに、若返りの薬を発明したのだが、誤って飲んでしまった。このままでは若返りが進みすぎて、赤ちゃんになってしまう。タイムマシンロボットを起動して、この部屋の時間だけを進めれば、元に戻れると思うのだが、リモコンに手が届かないうちに、赤ちゃんに戻ってしまう。 そこに、秘書の女性がお菓子を持って帰って来た。女性の靴にリモコンのスイッチが当たり、…

  • 高野敦志編『高野邦夫詩撰』(pdf)

    高野邦夫は昭和3(1928)年、現在の川崎市幸区に生まれました。太平洋戦争末期に予科練に入隊。戦場に送られる前に終戦を迎えました。戦後は国語の教員を務めるかたわら、詩を書き続けました。日本詩人クラブや俳人協会の会員でした。平成9(1997)年、敗血症で亡くなりました。享年68歳でした。生前刊行された父の詩集、および遺稿から選び出した詩篇を『高野邦夫詩撰』としてまとめました。今回はパソコンでも簡単に開けるpdf版…

  • 星新一の「襲来の目的」

    怪獣の乗ったUFOが地球に襲来した。それに対して、地球人が平和主義者であることを示すために、反撃を控えて食べ物を差し出した。 ところが、怪獣の攻撃が止まらないので、博士は自身が発明したロボットと対決させた。火薬の量が多かったのだろう。怪獣は退治できたのだが、無数の花火が打ち上がってしまった。 数日後、再び、UFOが出現した。前回の攻撃は、地球人が危険な存在か調べるための試験だったというのだ…

  • 星新一の「火の用心」

    発明好きの少年が博士の研究室に、鳥のロボットを持ってきた。火事を発見すると「火の用心」と叫ぶのだが、お姉さんがコーヒーを沸かしているのに反応してしまう。大きな熱源にしか反応しないようにして、消火装置をつけると、動力室に飛んでいって水をまいてしまう。 そこで、博士が改良を手伝ったのだが、鳥のロボットは太陽を目がけて飛んで行ってしまった。最大の熱源に立ち向かう火の鳥になったという落ちである。 …

  • 増補版 超短編集「夢現万華鏡」(ePub)

    夢と幻想の世界を300字のショートショートにまとめた『夢現万華鏡』が生まれ変わりました。今回はさらに二十数篇を増補しました。 古典に取材したもの、SF、寓話、シュールな夢幻の世界のほか、現実の社会を風刺した話も収録しました。無限に広がるイメージと戯れたり、何が暗示されているか謎解きをしましょう。以前にダウンロードされた方も、ぜひ増補版をご覧下さい。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 <…

  • 『ビーバップ Bebopとその周辺』(ePub)

    ビーバップ Bebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。 以下のリンクからダウンロードできます。 Bebop.e…

  • 星新一の「スパイキャッチャー」

    ハイテク企業に侵入し、幻の絵画を手に入れるのが、スパイに与えられた使命だった。二十世紀末の日本企業は、バブル経済の好景気で、海外の美術品を投機目的で買いあさっていた。 このアニメのスパイは、忍者姿なのになぜかネクタイをしている。サラリーマンもネクタイをしなくなった現在から見ると、古い物と新しい物が混在していた、いかにも昭和時代を感じさせる。 スパイは侵入防止のレーザーなどをかいくぐり、見事…

  • 第三版《ゲートウェイ・エクスペリエンス私見》(pdf)

    ロバート・モンローが開発した脳波誘導の技術「ヘミシンク」によって、変性意識の世界を誰でも体験できるようになりました。 ヘミシンクは能力開発、自己実現に用いられてきましたが、最近《ゲートウェイ・エクスペリエンス》のWave�Z日本語版が発売されました。これは死後の意識を擬似的に体験するプログラムで、来世への中継点とされる「フォーカス27」まで収録されています。それについて得た印象をまとめてみました。 …

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