ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 Ooo Baby Baby - Miraclesと言えば、ソウルミュージック史上最高のバラードに挙げる人も多いと思うが、先週・今週の16位が最高位
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
私がプーチン政権のバロメーターとしていつも参照しているロシアの独立系調査機関「レヴァダ・センター」によるデータがある。「貴方はプーチンの仕事振りをどう評価していますか?」という質問を毎月ロシア国民に問うている結果であり、一応プーチン政権の支持率の数字
このような事態となってしまい、ロシア・ウクライナ情勢につき、当方として何をどう情報発信したらいいのか、途方に暮れるところである。 ウクライナ本土がロシア軍の侵略にさらされ、何やらオワコンのようになってしまったが、本来であれば、自称ドネツクおよびルガン
前の音楽に関するエントリーは、「戦争中に不謹慎な」という、いかにも日本的なお叱りが聞こえてきそうだけど、そもそも土曜にブログを一休みするためのシリーズであり、お察しのとおり以前に書き溜めたものを出しているだけなので、悪しからず。 個人的には、軍事情
60年前のBillboard Hot 100(1962年2月25日-3月3日)
毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週8位と赤丸急上昇しているのが、Kenny Ball and his Jazzmen - "Midnight in Moscow"である。オールディーズで「モスクワの夜はふけて」という曲があることは知っていたが、どん
プーチン・ロシア大統領の署名による論文「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」がクレムリンHPに掲載されたのは、2021年7月12日のことであった。今思えば、ウクライナへの軍事侵略を正当化するための布石だったとしか思えず、あの時もっと危機感を持ててい
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、関係あるようなないような、超マニアックなサッカーの話で恐縮。 ウクライナ独立後、同国のサッカープレミアリーグでは、ほぼすべてのシーズンで、ディナモ・キエフかシャフタール・ドネツクが優勝している。1位になれなかった方
ドンバス紛争の地図というのは色んな所にあるが、こちらのサイトに出ていたものが綺麗だったので、上掲のとおり拝見する。 言うまでもなく、自称ドネツク、ルガンスク人民共和国が現在支配しているのは、元々のウクライナの行政区画としてのドネツク州、ルガンスク(ル
皆さん薄々お気付きだと思うが、当ブログではロシアのウクライナへの軍事侵攻の脅威につき、深入りを避けていた。正直に言えば、ロシアが実施しているのはあくまでも瀬戸際外交であり、ロシアが最後の一線を越える前に何らかの落しどころが見出されるのではないかという
プレハノフ記念ロシア経済大学の専門家らが、ロシアの輸入代替政策の成否を総括したレポートを発表したそうで、その概要がこちらの記事に出ているので、以下要旨を整理しておく。 レポートでは、2014年から2020年にかけての輸入代替プログラムを通じて、20億ルーブル
やや古いが、今般、T.メシコヴァ・V.イゾトフ・O.デミトキナ・Yu.コフネル「変わりゆく地政学的文脈の中のユーラシア経済連合:国際協力の優先事項」『ロシア諸民族友好大学紀要:政治学』(2019, Vol.21, No.1, 7-33)という論文に目を通した(上掲画像は違う号なので悪
エネルギー自給率がきわめて低いベラルーシだが、実は一定量の石油を産出する(年産170万t程度)。南東部のゴメリ州レチツァあたりに旅行すると、油井の風景が見られ、私も見たことがある。 それで、従来ベラルーシは、国内で採れた石油を、ほぼ全量ドイツに輸出して
当ブログでは何度もお伝えしているが、ロシアのプーチン政権は原燃料に偏重した輸出構造から脱却すべく、「非原料・非エネルギー商品」の輸出拡大を目標に掲げている。 それを推進する国策企業が「ロシア輸出センター」なわけだが、同センターのこちらのページに2021年
60年前のBillboard Hot 100(1962年2月18-24日)
毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 芸が無くて恐縮だが、今週はチャートトップのGene Chandler - Duke Of Earlを聴いてみようかな。ジーン・チャンドラーはシカゴを代表する男性ソウルシンガー。その頃ソ連では1962年2月20
以前も取り上げたことがあったかもしれないが、こういうご時世なので、改めて見ておくことにする。昨年春、ほぼ同時期に、自称ドネツク、ルハンスクの両人民共和国をどうすべきかについて、ウクライナとロシアで国民の意識調査が実施されたので、その結果を上図のとおり
私はしばらく前から、ロシアのプーチン政権がベラルーシのルカシェンコ体制を支える見返りとして、色々な譲歩を引き出そうとするはずであり、その一環として、ロシアが実施している欧米に対する対抗制裁に参加することを求めるのではないかとの予想を示していた。欧米の制
マカルキンさんより名言いただきました 「ロシアは実際よりも残忍に見える」
ちょっと紹介が遅れてしまったが、いつも参照させていただいているロシアの政治評論家A.マカルキンさんがこちらのコラムの中でロシアのウクライナでの動き、フランスによる仲介外交などに関し論評しているので、以下のとおり骨子をまとめておく。赤字で示した部分は、名
ロシア税関局から、2021年のロシアの相手国別貿易高が発表されたので、恒例により、ロシアの貿易相手国上位20ヵ国の表を上掲のとおり更新してみた。 ロシアの国別貿易高では、中国が長らく不動の首位であり、なおかつ年々シェアを拡大してきた。しかし、2021年には中国
ロシアの通貨ルーブルは、石油が上がる時にはルーブル高になるというのが基本パターンだけど、ロシア自身もかかわるような地政学的危機が深刻化した局面では、その危機により石油が高くなっても、ルーブルは安くなるわけだな、なるほど。 株価は今年に入ってからは
ロシアの北都ことサンクトペテルブルグには、日系のトヨタ、日産、韓国系のヒュンダイという外資系乗用車メーカーの現地生産工場が立地している。こちらの記事が、その最新動向について伝えている。 記事によると、3工場合計で、2021年には36.3万~36.5万台が生産され
先日、山中明著『ソ連ファンク ―共産グルーヴ・ディスクガイド』(パブリブ、2022年)という新刊を紹介した際に、「欲を言えば、サンプラーCDが付属していたりすると、もっと良かった。ここで紹介されているディスクの多くはYouTubeとかでも聴けるのかもしれないが、手
昨日、ウクライナのブランド別乗用車販売台数の表をお目にかけた。ついでに、こちらに出ていたベラルーシの販売動向のデータも取り上げることにする。ベラルーシもウクライナと同じように欧州からの輸入中古車が幅を利かせる市場なのだが、今回はあくまでも新車の販売動
先日、「ウクライナの乗用車販売動向」という話題をお届けした。その時は販売総数だけだったが、こちらの記事に、ブランド別の販売台数が出ていたので、その表をシェアさせていただく。 前回、当ブログでは2021年のウクライナの乗用車(新車)販売台数は10万3,244台で
先日、UEFAフットサル選手権がアムステルダムで開催され、2月5日の準決勝でウクライナとロシアが対戦した。UEFAでは2014年以来、サッカーの試合でロシアとウクライナが対決することを基本的に回避しており(代表レベルも、クラブレベルも)、予選リーグの組み合わせな
HP更新しました。マンスリーエッセイ「私が産湯を使ったリアリズムの国際政治学とは」です。ご批判は募集していません。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします決定版 国旗と国章図鑑 改訂第2版posted with ヨメレバ苅安望 世界文化社 2022年
こちらの記事が、2021年のロシアのワクチン輸出実績について伝えている。 記事によれば、2021年のワクチン(HSコード3002200009)輸出総額は14.2億ドルだった。1回分当たりの単価は、15ドルという計算になる。2020年のロシアのワクチン輸出額はわずか7,200万ドルだっ
60年前のBillboard Hot 100(1962年2月11-17日)
毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、重大なことに気付いた(と言っても、カタギの皆さんにとってはまったくどうでもいいことだろうが)。重大というのは、今週93位に The Beach Boys の Surfin' がランクインしているわけ
セミナー「迫られる脱炭素と先住民社会への対応:ロシア北極域で進む石油・ガス開発」
ちょっと間際の告知になってしまい恐縮ですが、私の参加している研究グループで、2月14日に社会文化課題セミナー「迫られる脱炭素と先住民社会への対応:ロシア北極域で進む石油・ガス開発」を開催いたします。事前登録することにより、無料でZOOM参加することが可能で
『調査月報』3月号「特集◆ロシアの地域情勢から見えてくるもの」
編集作業が終わったばかりの『ロシアNIS調査月報』2022年3月号の中身を、どこよりも早くご紹介。 今号では「ロシアの地域情勢から見えてくるもの」という特集をお届けいたします。昨年もそうでしたが、なぜかこの時期に地域特集を組むことが多いですね。今回は、やや
しつこく天然ガスの話で恐縮。プーチン・ロシア大統領が北京五輪開会式出席のために北京に出向きに、それに合わせて、ロシア・ガスプロム社が年間100億㎥の天然ガスを中国に追加供給することになった。 おりしも、ウクライナをめぐって欧米との対立を深めている最中の
ここ何日か、ロシアの東シベリア/極東から中国に天然ガスを供給する上でのパイプラインについて調べていた。こちらに出ていた地図が分かりやすいので、それに日本語をあててみた。 現在、中国向けのガス供給が行われているのは、2019年12月に稼働した「シベリアの力
FIFAワールドカップ・ロシア大会が終わり、後掲の書籍原稿を書き終えてからというもの、個人的に、ロシアのサッカー事情をフォローするモチベ(もっと言えば海外サッカー全般への関心)が著しく低下した。まあ、そうは言いながらも、ロシアの国内サッカー事情は、一応気
ちょっと頭を整理するために、こんな図を作成してみた。ロシアの天然ガス独占体であるガスプロム社が、2020年に供給した天然ガスの供給先内訳を示したものである。なお、パイプラインで輸送する生ガスに限り、LNGは含まない。 「ロシアのウクライナ侵攻に、欧米が強力
少々遅いフォローになってしまったが、ロシア・ガスプロム社のこちらのページに、2021年に同社の活動は史上屈指の好調なものだったとのリリースが出ている。 それによると、2021年のガスプロムの天然ガス生産量は5,148億㎥であり、過去13年で最高であるとともに、前年
60年前のBillboard Hot 100(1962年2月4-10日)
毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、チャートの11位を見ると、やや下降気味だが、The Shirelles の Baby It's You がいる。ビートルズがカバーした曲として、後にもっと有名になる。ちなみに、当のビートルズは、この196
緊迫するウクライナ情勢。ただ、今のウクライナのリアルを感じるために、乗用車の販売台数のデータなんかを見ておくのも悪くないだろう。そこで、ウクルアフトプロムの発表にもとづいて、ウクライナの乗用車(新車)販売台数を、久し振りにグラフにまとめてみた。 年間
ヤバい本、ご恵贈いただきました。山中明著『ソ連ファンク ―共産グルーヴ・ディスクガイド』(パブリブ、2022年)というもおである。「共産趣味インターナショナル」というシリーズの第8弾ということになるらしい。定価2,530円(税込)。 個人的に、ソ連は研究対象だ
こちらの記事によると、2021年のロシアの水産物の漁獲量は505万tで、前年比1.5%増大した。ロシア連邦漁業庁が発表した。 1992年以降で、これまでの最高記録は2018年の500万tであった。2021年の数字はこれを上回り、過去最高となった。 最大の漁場は極東海域で、2
こちらに見るとおり、ベラルーシの最高権力者A.ルカシェンコは1月28日、年次教書演説を行った(私はルカシェンコを「大統領」と呼ぶことは避けているので悪しからず)。 今回の教書演説では、2,500人の前で、ルカシェンコは2時間半にわたり演説を行い、そのあとさら
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ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 Ooo Baby Baby - Miraclesと言えば、ソウルミュージック史上最高のバラードに挙げる人も多いと思うが、先週・今週の16位が最高位
北大にも学園祭というものはあり、今年は6月6日(金)~8日(日)に「第67回北大祭」が開催されます。我々のスラブ・ユーラシア研究センターも6月7日(土)に、「スラヴ・ユーラシアを知る、編む、着る」と題して、色々と出しものをやります。日本とウクライナ 遠
Wedge ONLINEに、「『スターリングラード』空港復活の大統領令に署名したプーチンの思惑、市民へ見せた意外な配慮とは?」と題するレポートを寄稿しました。無料でお読みになれますので、戦勝記念日の予習に、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1
こちらの記事によると、5月5日にモスクワのソビャーニン市長がプーチン大統領と面談し、モスクワ市の発展振りについて説明したということである。市長によれば、世界の主要都市の(何年の?)地域総生産を比較すると、上図のとおりであり(単位:10億米ドル)、モスク
ロシア財務省がこちらのページで発表し、またこちらの記事も伝えているとおり、4月30日の閣議でロシア政府は2025年の連邦予算の修正案を承認した。上図は、上掲記事から拝借したもので、主要指標がどのように変更されるかを見たもの。ルペンと極右ポピュリズムの時代~
こちらの記事によると、米政府はこのほど新たな対ロシア経済制裁パッケージの案を取りまとめた。しかし、トランプ大統領が署名し発効するかどうかは、不明だという。ウクライナ戯曲集posted with ヨメレバ村田真一 国書刊行会 2025年03月 楽天ブックスAmazon
最近、ロシアでインターネットの利用環境が以前にも増して不自由になっているということを聞く。それに関連して、レヴァダ・センターによるこちらのロシア全国調査結果が興味深かったので、拝見することにする。 上図は、「貴方は過去1ヵ月で使い慣れたデジタルサービ
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、ブリティッシュインベイジョンの勢いが止まらない。今週のベスト10を見ても、私の理解によれば、実に8アーティストが英国
長らく懸案となっていたウクライナの鉱物資源をめぐる同国と米国の協定が4月30日に調印された。米政府側では確認できなかったが、ウクライナ政府側はこちらに見るとおり協定のテキストを発表している。ウクライナ語に加え、英語のテキストも掲載している。ただし、英語
HP更新しました。マンスリーエッセイ「新生活の春に食生活も変えてみようかと」です。研究とは何の関係もない雑談ですが、先日申し上げたとおりHP更新が滞るよりは手抜きでも更新した方がいいですし、連休中の小ネタということで、ご容赦ください。ブログランキングに参加
ちょっと軽めのネタで、こちらに、ロシアの人々がどんなペットを飼っているかという記事が出ていたので、紹介してみたい。2024年に全ロシア世論調査センターが実施した調査結果で、「ペットがいる」という回答者に対する比率であり、複数回答が可能。ロシア北極域経済の
ロシアの国防産業についての情報を探っている中で、非常に興味深いこちらの資料の存在に気付いた。ドシヨ・センターというプーチン政権に反対する有志らが結成している組織があるようで、そこが4月11日に発表したものである。経済的相互依存と軍事対立~冷戦期の東西欧
国民が出稼ぎなどで外国に出て、その収入等を本国に送金することを「レミッタンス」と言う。私はウクライナのその統計を継続的にウォッチしているのだが、このほどウクライナ統計局より最新の2024年のデータが発表されたので、いつも作成しているグラフを上掲のとおり更
どのくらいの人が見ていてくれるのかは知らないが、私はこのブログの他に、公式HPを開設している。自分の仕事の一覧を紹介するのが主な機能だが、それだけだとつまらないので、読み物として「マンスリーエッセイ」というのを毎月お届けしている。国立大学教授のお仕事
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 とどまるところを知らないブリティッシュインベイジョンが、また新たな英産全米No.1を生み出した。今週1位のMrs Brown You've Go
こちらのページに見るとおり、4月23日にロシアで軍需産業委員会が開催され、プーチン大統領が冒頭演説したので、以下主要部分を抄訳しておく。中東紛争 イスラム過激派の系譜からガザ危機・シリア革命の深層までposted with ヨメレバ黒井文太郎 星海社 2025年04月
ロシア統計局より2025年第1四半期の鉱工業生産統計が発表されたので、それを使っていつも定番で作成しているグラフを上掲のとおり更新した。上段では、鉱工業全体、鉱業、製造業とその主要部門(部門名は分かりやすさを優先して簡略表記)、そして発電・送電を取り上げ
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年5月号のご案内。毎年5月号はロシア経済と日露関係の総論的な特集と決まっており、今回は「戦時体制下におけるロシア経済の立ち位置」と題する特集となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お
こちらの記事などが伝えているとおり、ロシア経済発展省はこのほど、新たな中期経済見通しを発表した。2025~2027年の連邦予算を編成するに当たって、昨年9月に2025~2027年の経済見通しを示していたが、今回はそれを修正するとともに、2028年までをカバーした形であ
中国側の通関統計によれば、今年に入って中露貿易が落ち込んでいるようである。こちらのニュースによると、2025年第1四半期(1~3月期)の中露貿易は往復で532億ドル(前年同期比6.6%減)、うち中国側の輸出が227億ドル(同6.3%減)、輸入が305億ドル(同6.7%減)
昨日の話の続き。プーチンが5期目の政権をスタートさせたのに伴い、こちらのサイトに見るとおり、プーチン大統領が5月7日付で大統領令を公布し、2030年までの5期目に達成すべき(さらに2036年までの6期目も見据えつつ)達成すべき様々な「国民目標」が掲げられた。
だいたい予想された流れであったが、プーチンが5期目の政権をスタートさせたのに伴い、こちらのサイトに見るとおり、プーチン大統領が5月7日付で大統領令を公布し、2030年までの5期目に達成すべき(さらに2036年までの6期目も見据えた)様々な「国民目標」が掲げら
私ども北大スラブ・ユーラシア研究センターが立ち上げたウクライナ研究ユニットによる講演シリーズ「危機を生きるウクライナと世界」の第4回として、5月31日(金)15:00~16:30に私が「モルドバが『次の標的』にならないために」という講演をお届けします。先日の現地調
こちらの記事が、カザフスタン領を経由して、ロシア産の天然ガスを中国に供給する動きについて伝えているので、以下骨子をまとめておく。ヨーロッパの「統合」の再検討posted with ヨメレバ森原隆 成文堂 2024年03月 楽天ブックスAmazonKindle
こちらの記事によると、ウクライナのH.ハルシチェンコ・エネルギー相は5日、再生可能エネルギーも、ウクライナがブラックアウトを回避する上で貢献しうると発言した。大臣によれば、太陽光および風力発電は、地理的・気象的条件により冬季はかなり限界があるのに対し、
ロシア国民が危機でパニックに陥ると買い溜めに走る食品がいくつかあると言われており、砂糖はその代表格である。まあ、現時点でロシア社会の緊張はそれほどでもないのだが、プーチン政権は一般国民の生活面での不満には敏感なので、砂糖の不足や値上がりが生じないよう
時々取り上げるが、ロシアの自然独占問題研究所というところが、定期的にロシアの港湾貨物量を発表しており、このほどこちらのページに2024年第1四半期のデータが出たので、概要を紹介する。世界争乱 2024~揺れる世界をフランスから見る~posted with ヨメレバ広岡裕
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、長らくビートルズの天下が続いてきたが、実に15週振りに、ビートルズ以外の曲がチャートの1位に立った。Louis Armstrong
こちらの記事が、ロシアの天然ガス独占体「ガスプロム」がこのほど2023年の決算を発表したが、四半世紀振りに赤字に転落したということを伝えているので、以下主要部分をまとめておく。大豆の政治経済学~フードレジームの視点から~posted with ヨメレバ張馨元/八木浩
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズは、昨日のコムラトで大団円を迎えたつもりだったが、やっぱりもう1個加えたくなった。実はモルドバ南部には、ブルガリア系少数民族の住むタラクリア地
HP更新しました。マンスリーエッセイ「モルドバ出張で人生を取り戻した」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします中国の自動車強国戦略~なぜ世界一の輸出大国になったのか~posted with ヨメレバ李志東 エネル
モルドバ出張から帰国しても、同国の紋章シリーズを続けていたのは、このコムラトを取り上げるまでは止めるわけにはいかなかったからだ。モルドバで(トランスニストリア=沿ドニエストルを含め)11番目に人口の多い街が、人口2.6万、このコムラトという街になる。トルコ
モルドバ出張からはもう帰国したが、同国の紋章を惰性で紹介し続けているシリーズ。モルドバで10番目に人口が大きいのが、2.6万のドゥボサルィということになる。再びモルドバ本土ではなくトランスニストリア(沿ドニエストル)の街であり、ドニエストルに設けられたダム
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。と言っても、出張からはもう帰国したのだが、せっかくだからもうちょっと続けようかと。モルドバ第9の街、人口3.4万のオフレイの市章がこれ。オフレ
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。モルドバ第8の街が、人口3.8万のソロカ。モルドバ北部に位置し、ウクライナと国境を接している。ちょっと恐ろしげなデザインの市章だけど、由縁は良
沿ドニエストル共和国の首都であるチラスポリを歩いていたところ、政権与党「刷新党」の本部の前を不意に通りかかった。党名がロシア語とウクライナ語で表記されているのが意外だった。ウクライナ語が実際に用いられることはきわめて稀なものの、沿ドニエストルではその
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。モルドバ第7の都市が、人口3.8万のウンゲニ。プルート川を挟んで、ルーマニアと向き合っている。ブログランキングに参加しています1日1回クリック
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 ビートルズのど派手なアメリカ上陸にやや遅れ、ついにストーンズもビルボードのTop 100入りを果たした。今週98位のThe Rolling S
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。今日はモルドバ第6の都市で、人口4.1万のカフルなのだけど、このあたりになると、個人的に紋章のデザインはもちろん、街の名前自体初めて聞いたとい
こっちに来てからチョコバーとカップ麺ばかり食べているような気がしたので、昨日の昼は訪問先のバルツィ市でちょっと良さそうなレストランに入ってみた(と言っても会計は10ドルくらいだったが)。 モルドバでは「ゼアマ(Zeama)」というスープが味噌汁的な伝統料理