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服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 https://www.hattorimichitaka.net/

ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。

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2012/03/21

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  • プーチン支持率は2月に上昇(開戦前の数字と信じたいが…)

    私がプーチン政権のバロメーターとしていつも参照しているロシアの独立系調査機関「レヴァダ・センター」によるデータがある。「貴方はプーチンの仕事振りをどう評価していますか?」という質問を毎月ロシア国民に問うている結果であり、一応プーチン政権の支持率の数字

  • 自称ドネツク、ルガンスク人民共和国の統計局

    このような事態となってしまい、ロシア・ウクライナ情勢につき、当方として何をどう情報発信したらいいのか、途方に暮れるところである。 ウクライナ本土がロシア軍の侵略にさらされ、何やらオワコンのようになってしまったが、本来であれば、自称ドネツクおよびルガン

  • ウクライナの統計を必死でダウンロード中

    前の音楽に関するエントリーは、「戦争中に不謹慎な」という、いかにも日本的なお叱りが聞こえてきそうだけど、そもそも土曜にブログを一休みするためのシリーズであり、お察しのとおり以前に書き溜めたものを出しているだけなので、悪しからず。 個人的には、軍事情

  • 60年前のBillboard Hot 100(1962年2月25日-3月3日)

    毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週8位と赤丸急上昇しているのが、Kenny Ball and his Jazzmen - "Midnight in Moscow"である。オールディーズで「モスクワの夜はふけて」という曲があることは知っていたが、どん

  • ウクライナ国民のプーチン論文に対する反応は?

    プーチン・ロシア大統領の署名による論文「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」がクレムリンHPに掲載されたのは、2021年7月12日のことであった。今思えば、ウクライナへの軍事侵略を正当化するための布石だったとしか思えず、あの時もっと危機感を持ててい

  • 名門タヴリヤ・シンフェロポリの分裂

    ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、関係あるようなないような、超マニアックなサッカーの話で恐縮。 ウクライナ独立後、同国のサッカープレミアリーグでは、ほぼすべてのシーズンで、ディナモ・キエフかシャフタール・ドネツクが優勝している。1位になれなかった方

  • 2つの人民共和国(自称)は州の全域支配を目指すのか?

    ドンバス紛争の地図というのは色んな所にあるが、こちらのサイトに出ていたものが綺麗だったので、上掲のとおり拝見する。 言うまでもなく、自称ドネツク、ルガンスク人民共和国が現在支配しているのは、元々のウクライナの行政区画としてのドネツク州、ルガンスク(ル

  • ドンバス2共和国(自称)独立承認でどうなる?

    皆さん薄々お気付きだと思うが、当ブログではロシアのウクライナへの軍事侵攻の脅威につき、深入りを避けていた。正直に言えば、ロシアが実施しているのはあくまでも瀬戸際外交であり、ロシアが最後の一線を越える前に何らかの落しどころが見出されるのではないかという

  • 食品分野はロシア輸入代替の代表的成功例

    プレハノフ記念ロシア経済大学の専門家らが、ロシアの輸入代替政策の成否を総括したレポートを発表したそうで、その概要がこちらの記事に出ているので、以下要旨を整理しておく。 レポートでは、2014年から2020年にかけての輸入代替プログラムを通じて、20億ルーブル

  • 変わりゆく地政学的文脈の中のユーラシア経済連合

    やや古いが、今般、T.メシコヴァ・V.イゾトフ・O.デミトキナ・Yu.コフネル「変わりゆく地政学的文脈の中のユーラシア経済連合:国際協力の優先事項」『ロシア諸民族友好大学紀要:政治学』(2019, Vol.21, No.1, 7-33)という論文に目を通した(上掲画像は違う号なので悪

  • ベラルーシがドイツへの石油輸出停止で大損害

    エネルギー自給率がきわめて低いベラルーシだが、実は一定量の石油を産出する(年産170万t程度)。南東部のゴメリ州レチツァあたりに旅行すると、油井の風景が見られ、私も見たことがある。 それで、従来ベラルーシは、国内で採れた石油を、ほぼ全量ドイツに輸出して

  • 2021年のロシアの非原料・非エネルギー輸出が記録達成

    当ブログでは何度もお伝えしているが、ロシアのプーチン政権は原燃料に偏重した輸出構造から脱却すべく、「非原料・非エネルギー商品」の輸出拡大を目標に掲げている。 それを推進する国策企業が「ロシア輸出センター」なわけだが、同センターのこちらのページに2021年

  • 60年前のBillboard Hot 100(1962年2月18-24日)

    毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 芸が無くて恐縮だが、今週はチャートトップのGene Chandler - Duke Of Earlを聴いてみようかな。ジーン・チャンドラーはシカゴを代表する男性ソウルシンガー。その頃ソ連では1962年2月20

  • ウクライナおよびロシア国民のドンバス処遇に関する意識

    以前も取り上げたことがあったかもしれないが、こういうご時世なので、改めて見ておくことにする。昨年春、ほぼ同時期に、自称ドネツク、ルハンスクの両人民共和国をどうすべきかについて、ウクライナとロシアで国民の意識調査が実施されたので、その結果を上図のとおり

  • 思わぬ形で足並みが揃ったベラルーシとロシアの対抗制裁

    私はしばらく前から、ロシアのプーチン政権がベラルーシのルカシェンコ体制を支える見返りとして、色々な譲歩を引き出そうとするはずであり、その一環として、ロシアが実施している欧米に対する対抗制裁に参加することを求めるのではないかとの予想を示していた。欧米の制

  • マカルキンさんより名言いただきました 「ロシアは実際よりも残忍に見える」

    ちょっと紹介が遅れてしまったが、いつも参照させていただいているロシアの政治評論家A.マカルキンさんがこちらのコラムの中でロシアのウクライナでの動き、フランスによる仲介外交などに関し論評しているので、以下のとおり骨子をまとめておく。赤字で示した部分は、名

  • 今となっては日ロ貿易の低迷は救いか

    ロシア税関局から、2021年のロシアの相手国別貿易高が発表されたので、恒例により、ロシアの貿易相手国上位20ヵ国の表を上掲のとおり更新してみた。 ロシアの国別貿易高では、中国が長らく不動の首位であり、なおかつ年々シェアを拡大してきた。しかし、2021年には中国

  • 地政学危機下のロシアのマーケット

    ロシアの通貨ルーブルは、石油が上がる時にはルーブル高になるというのが基本パターンだけど、ロシア自身もかかわるような地政学的危機が深刻化した局面では、その危機により石油が高くなっても、ルーブルは安くなるわけだな、なるほど。 株価は今年に入ってからは

  • 在サンクトペテルブルグ自動車工場の生産・輸出動向

    ロシアの北都ことサンクトペテルブルグには、日系のトヨタ、日産、韓国系のヒュンダイという外資系乗用車メーカーの現地生産工場が立地している。こちらの記事が、その最新動向について伝えている。 記事によると、3工場合計で、2021年には36.3万~36.5万台が生産され

  • サンプラーCDは存在した:『ソ連ファンク』追記

    先日、山中明著『ソ連ファンク ―共産グルーヴ・ディスクガイド』(パブリブ、2022年)という新刊を紹介した際に、「欲を言えば、サンプラーCDが付属していたりすると、もっと良かった。ここで紹介されているディスクの多くはYouTubeとかでも聴けるのかもしれないが、手

  • ベラルーシの乗用車市場もロシア・ラーダ車の優位に

    昨日、ウクライナのブランド別乗用車販売台数の表をお目にかけた。ついでに、こちらに出ていたベラルーシの販売動向のデータも取り上げることにする。ベラルーシもウクライナと同じように欧州からの輸入中古車が幅を利かせる市場なのだが、今回はあくまでも新車の販売動

  • ウクライナの乗用車販売でロシアブランドが15位に

    先日、「ウクライナの乗用車販売動向」という話題をお届けした。その時は販売総数だけだったが、こちらの記事に、ブランド別の販売台数が出ていたので、その表をシェアさせていただく。 前回、当ブログでは2021年のウクライナの乗用車(新車)販売台数は10万3,244台で

  • ロシア・ウクライナのフットサル決戦の結末

    先日、UEFAフットサル選手権がアムステルダムで開催され、2月5日の準決勝でウクライナとロシアが対戦した。UEFAでは2014年以来、サッカーの試合でロシアとウクライナが対決することを基本的に回避しており(代表レベルも、クラブレベルも)、予選リーグの組み合わせな

  • 私が産湯を使ったリアリズムの国際政治学とは

    HP更新しました。マンスリーエッセイ「私が産湯を使ったリアリズムの国際政治学とは」です。ご批判は募集していません。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします決定版 国旗と国章図鑑 改訂第2版posted with ヨメレバ苅安望 世界文化社 2022年

  • 結局ロシアはどれだけのコロナワクチンを輸出したのか?

    こちらの記事が、2021年のロシアのワクチン輸出実績について伝えている。 記事によれば、2021年のワクチン(HSコード3002200009)輸出総額は14.2億ドルだった。1回分当たりの単価は、15ドルという計算になる。2020年のロシアのワクチン輸出額はわずか7,200万ドルだっ

  • 60年前のBillboard Hot 100(1962年2月11-17日)

    毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、重大なことに気付いた(と言っても、カタギの皆さんにとってはまったくどうでもいいことだろうが)。重大というのは、今週93位に The Beach Boys の Surfin' がランクインしているわけ

  • セミナー「迫られる脱炭素と先住民社会への対応:ロシア北極域で進む石油・ガス開発」

    ちょっと間際の告知になってしまい恐縮ですが、私の参加している研究グループで、2月14日に社会文化課題セミナー「迫られる脱炭素と先住民社会への対応:ロシア北極域で進む石油・ガス開発」を開催いたします。事前登録することにより、無料でZOOM参加することが可能で

  • 『調査月報』3月号「特集◆ロシアの地域情勢から見えてくるもの」

    編集作業が終わったばかりの『ロシアNIS調査月報』2022年3月号の中身を、どこよりも早くご紹介。 今号では「ロシアの地域情勢から見えてくるもの」という特集をお届けいたします。昨年もそうでしたが、なぜかこの時期に地域特集を組むことが多いですね。今回は、やや

  • 中国にガス100億㎥を追加供給と言うが… ガス田は制裁下

    しつこく天然ガスの話で恐縮。プーチン・ロシア大統領が北京五輪開会式出席のために北京に出向きに、それに合わせて、ロシア・ガスプロム社が年間100億㎥の天然ガスを中国に追加供給することになった。 おりしも、ウクライナをめぐって欧米との対立を深めている最中の

  • 東シベリア/極東の天然ガスパイプライン地図

    ここ何日か、ロシアの東シベリア/極東から中国に天然ガスを供給する上でのパイプラインについて調べていた。こちらに出ていた地図が分かりやすいので、それに日本語をあててみた。 現在、中国向けのガス供給が行われているのは、2019年12月に稼働した「シベリアの力

  • ロシアのサッカーサポーターがファンID導入に怒り

    FIFAワールドカップ・ロシア大会が終わり、後掲の書籍原稿を書き終えてからというもの、個人的に、ロシアのサッカー事情をフォローするモチベ(もっと言えば海外サッカー全般への関心)が著しく低下した。まあ、そうは言いながらも、ロシアの国内サッカー事情は、一応気

  • ガスプロムによる天然ガス供給の内訳

    ちょっと頭を整理するために、こんな図を作成してみた。ロシアの天然ガス独占体であるガスプロム社が、2020年に供給した天然ガスの供給先内訳を示したものである。なお、パイプラインで輸送する生ガスに限り、LNGは含まない。 「ロシアのウクライナ侵攻に、欧米が強力

  • 好調だった2021年のガスプロムの輸出

    少々遅いフォローになってしまったが、ロシア・ガスプロム社のこちらのページに、2021年に同社の活動は史上屈指の好調なものだったとのリリースが出ている。 それによると、2021年のガスプロムの天然ガス生産量は5,148億㎥であり、過去13年で最高であるとともに、前年

  • 60年前のBillboard Hot 100(1962年2月4-10日)

    毎週土曜日のお楽しみ、60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、チャートの11位を見ると、やや下降気味だが、The Shirelles の Baby It's You がいる。ビートルズがカバーした曲として、後にもっと有名になる。ちなみに、当のビートルズは、この196

  • ウクライナの乗用車販売動向

    緊迫するウクライナ情勢。ただ、今のウクライナのリアルを感じるために、乗用車の販売台数のデータなんかを見ておくのも悪くないだろう。そこで、ウクルアフトプロムの発表にもとづいて、ウクライナの乗用車(新車)販売台数を、久し振りにグラフにまとめてみた。 年間

  • 山中明著『ソ連ファンク ―共産グルーヴ・ディスクガイド』

    ヤバい本、ご恵贈いただきました。山中明著『ソ連ファンク ―共産グルーヴ・ディスクガイド』(パブリブ、2022年)というもおである。「共産趣味インターナショナル」というシリーズの第8弾ということになるらしい。定価2,530円(税込)。 個人的に、ソ連は研究対象だ

  • 2021年のロシア漁獲量は史上最高

    こちらの記事によると、2021年のロシアの水産物の漁獲量は505万tで、前年比1.5%増大した。ロシア連邦漁業庁が発表した。 1992年以降で、これまでの最高記録は2018年の500万tであった。2021年の数字はこれを上回り、過去最高となった。 最大の漁場は極東海域で、2

  • ルカシェンコ師匠の3時間半独演会

    こちらに見るとおり、ベラルーシの最高権力者A.ルカシェンコは1月28日、年次教書演説を行った(私はルカシェンコを「大統領」と呼ぶことは避けているので悪しからず)。 今回の教書演説では、2,500人の前で、ルカシェンコは2時間半にわたり演説を行い、そのあとさら

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