Wedge ONLINEに、「ロシアの“ゾンビ戦車”が戦場へ 質よりも量を優先、戦車供給から見るプーチン・ロシアの今」と題する論考を寄稿しました。どなたでも無料で読めますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします北朝
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
ロシアの“ゾンビ戦車”が戦場へ 質よりも量を優先、戦車供給から見るプーチン・ロシアの今
Wedge ONLINEに、「ロシアの“ゾンビ戦車”が戦場へ 質よりも量を優先、戦車供給から見るプーチン・ロシアの今」と題する論考を寄稿しました。どなたでも無料で読めますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします北朝
60年前のBillboard Hot 100(1964年4月19-25日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週52位のMartha & The Vandellas - In My Lonely Roomは、特大ヒットというわけではないが、個人的に非常に好きな曲であ
こちらの記事が、農業事業者へのアンケート調査にもとづき、制裁下のロシアにおける農業の障害について伝えているので、以下ざっと内容を紹介する。民主主義は甦るのか?~歴史から考えるポピュリズム~posted with ヨメレバ細谷雄一/板橋拓己 慶應義塾大学出版会 2024
こちらのページに見るとおり、IMFが2024年4月版の世界経済見通しを発表した。その中から、私の関係国であるロシア・NIS諸国のGDP成長率の数字を抜き出し、上表のように整理してみた。戦争と経済~舞台裏から読み解く戦いの歴史~posted with ヨメレバ小野圭司 日経BP
対露制裁に見るアメリカの「正義」と「実益」―ロシア産水産物の輸入をめぐって―
国際情報サイトの「Foresight」に、「対露制裁に見るアメリカの「正義」と「実益」―ロシア産水産物の輸入をめぐって―」を寄稿しましたので、ご案内いたします。全文の閲覧には会員登録が必要ですが、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリ
ウクライナ侵攻を受け、アップル社はロシア市場での公式的な販売を停止したものの、並行輸入という形では、依然としてロシアでiPhoneを購入することは可能である。しかし、現実にはロシア国民のiPhone離れが進んでいるということを、こちらの記事が伝えているので、以下
こちらのサイトに、プーチン政権がやると言っているモスクワ~サンクトペテルブルグ高速鉄道に関する図解資料が出た。それが下図であり、これを掲載するだけでお茶を濁そうと思っていたのだけど、ふと、このデータを使って日本の新幹線と比べてみたくなった。基礎から学
こちらによると、4月12日に米財務省は、ロシアからのアルミニウム、銅、ニッケルの輸入を禁止する決定を発表した(本年4月13日までに生産された製品は除く)。戦場に忘れられた人々~人種とジェンダーの大戦史~posted with ヨメレバ松本悠子 京都大学学術出版会 2024
60年前のBillboard Hot 100(1964年4月12-18日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週30位と47位に、「シャングリラ」という同じタイトルの曲が入っている。良く知らなかったので調べてみたら、前者がインスト、
「黒海穀物イニシアティブ」をめぐる攻防の際に浮き彫りとなった現実として、実はウクライナからの最大の穀物輸入国は中国であった。具体的に言うと、中国はウクライナから飼料用トウモロコシを大量に買い付けていた。 ところが、こちらの記事によると、今般、中国はウ
こちらのページに見るとおり、昨日ロシア統計局が3月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例により図表を更新してお目にかける。ただし、変化は大きくないので、それほど面白みはない。悲しみと希望のウクライナ~難民の現場から~posted with ヨメレバ
しばらく前に、こちらなどで、ロシアにおける高速鉄道建設の動きについてお伝えした。ロシアでは高速鉄道はこれまでずっと掛け声倒れに終わっていただけに、今回もどうなのかとやや疑いの目で見ていたわけだが、その後の動きを見ると、どうもプーチンは本気らしい。少な
こちらのサイトに、2024年第1四半期(1~3月期)のロシア連邦財政執行状況が掲載されたので、上掲のとおり定番グラフを更新した。財政の動向は、引き続き堅調であり、大きな綻びは見られない。武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのかpo
以前、「甚だ不完全ながら発表された2023年のロシア貿易統計」というエントリーをお届けした。要するに、2023年のロシアの貿易動向については、ごく大掴みな概況しか発表されていないわけである。貿易パートナーに関しては、国別のデータはなく、大陸別の数字が発表され
こちらの記事によると、このほどロシアのD.マントゥロフ副首相(産業・商業相を兼務)が、ロシアの石油・ガス産業で設備の国産比率が高まっている成果につき語ったということである。海外に送り出した社員の命をどう守る?~在るべき企業の海外危機管理~posted with ヨ
こちらのページに見るように、昨日日本政府はロシアに対する追加制裁を発表した。この中に、欧米に同調して、ロシア産の非工業用ダイヤモンドの輸入を禁止するという措置が含まれている。この措置の実質的な効果について、こちらの記事でロシアの専門家が論評しているの
60年前のBillboard Hot 100(1964年4月5-11日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 前週には、ビートルズが1位から5位までを独占するという衝撃の出来事があったが、その牙城は割と早く崩れ、今週3位にはTerry
なぜか再浮上したサハリン~大陸橋 総工費6,000億ルーブル
ロシアの大陸側とサハリン島を橋で結ぶ構想が検討されていることについては、以前「日本が巻き込まれてはいけないロシアの『サハリン橋』を巡る迷走」というコラムで論じた。サハリン島はユーラシア大陸とは、狭い海峡によって隔てられている。その最狭部であるネベリス
遅くなりましたが、北大SRCの講演シリーズ「危機を生きるウクライナと世界」の一環として2月21日に服部が行った「経済から見たロシア・ウクライナの継戦能力」と題する講演を、このほどYouTubeにアップしましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。死因の人類史posted
こちらの記事は、ウクライナの鉄鋼輸出を最も阻害している輸入制限措置は、米国によるものだという看過できない事実を指摘している。上図に見るとおり、各国の制限措置によるウクライナの年間鉄鋼輸出の喪失は、米国が80.5万t、エジプトが50.0万t、ロシア主導のユーラ
こちらの記事によると、ロシアの輸出額(商品+サービス)の対GDP比は、2023年に23.3%に留まり、これは少なくとも対比可能な統計が得られる2011年以降では最低の数字だったということである(上図参照)。言い換えれば、2023年の3.6%という上々の経済成長率は、もっぱ
低調だった2023年のウクライナの個人送金(レミッタンス)受入
私が注目し追っている統計に、ウクライナの個人送金(レミッタンス)受入額というものがある。このほどウクライナ中央銀行が2023年のデータを発表したので、上表を更新した。クリック・タップで拡大してご利用を。ウクライナとロシアは情報戦をどう戦っているかposted w
モルドバに「再生」という中道左派政党がある。議会の101議席中、4議席を占めるだけの小政党ではあるが、どうもロシアがテコ入れを図っている節がある。こちらの記事によると、このほどモスクワで開催されたCIS諸国国際経済フォーラムに、同党のA.ネステロフスキー議員
昨日、『日本経済新聞』の「経済教室」欄に、私の「大統領選後のロシア 『大砲もバターも』路線、綱渡り」という解説が掲載されましたので、よかったら参照してみてください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします基礎から学ぶ国際経済と地
60年前のBillboard Hot 100(1964年3月29日-4月4日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、ついにこの時が来てしまった。ビートルズがビルボードの1位から5位までを独占するという、伝説の週である。その事件自体
石油関連施設がウクライナから攻撃を受けたことなどで、ロシア国内の石油製品の供給体制にまた不安が持ち上がっている。そうした中、同盟国のベラルーシには2箇所の製油所があり、ベラルーシがロシアにガソリン等の燃料を供給する動きに注目が集まっている。この問題に
専門外なので、モスクワでのテロ事件については特にフォローも情報発信もしていないが、こちらの記事が現場となったクロックスシティの経済損害額と保険処理の問題について伝えているので、簡単に整理しておく。なお、現場は、かつて自動車展示会が盛大に開催された見本
HP更新しました。マンスリーエッセイ「あれから20年:そろそろ単著を書かないとヤバい」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますロシア正教古儀式派と国家~権力への対抗と共生~posted with ヨメレバ伊賀上菜
我が国としては珍しく(日本以外でも似たようなものだが)、モルドバをテーマとした本が昨年暮れに出た。このほどそれを読んでみたので、紹介してみたい。片山芳宏『モルドバ大使からの報告 国際交流分野を志す若者の皆さんへ』(ザメディアジョン、2023年、1,430円)で
ちょっと変なことに気が付いてしまったので、メモがてら記しておく。ロシアの各地域にはГИБДДというコード番号が割り振られており、基本的には自動車のナンバーで使用するためのものだが、他の用途に使われることもある。上掲の地図を参照。 それで、ロシアが併合
当ブログの2月26日の記事で、私はこんなことを述べた。 ウクライナへの全面侵攻開始2周年と、ナヴァリヌイ死去が重なり、ここ2~3日でまた欧米日の対ロシア制裁がバタバタと追加発表された。色々ありすぎて、全容を把握できない。昨年後半くらいの時点で、「国際社
こちらの記事が、ロシアの東シベリア/極東において、中国向けのガスパイプライン「シベリアの力」と、極東のサハリン~ハバロフスク~ウラジオストク・ガスパイプラインを接続する工事が始まったということを伝えているので、以下要旨を整理しておく。なお、上掲地図は
60年前のBillboard Hot 100(1964年3月22-28日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 ついにビートルズが1位から4位までを独占。そんな中、ビートルズやストーンズのルーツになったアメリカ本家R&R、R&Bも、まだ粘
ロシアTASS通信のこちらの記事は、ワシントンポストの報道を引用する形で、欧米企業がロシア産チタンの輸入をなかなか断ち切れていない現実を伝えている。元記事はおそらく有料で読めないので、以下TASS記事の要旨を整理しておく。冷戦期東アジアの経済発展~中国と台湾
こちらのサイトに興味深い地図が出ていたので、上掲のとおり切り取らせていただいた。地図上の各国に示された数字は、ロシア国営のアエロフロート・グループが就航している都市数を示しているそうである。多い順に上位を整理すると、以下のとおりとなる。ロシア:56都市
色々ピンチなので、ブログはあからさまな手抜きとなるが、手抜きの時によく使うのが、ロシアの様々なネットメディア、とりわけ『論拠と事実』紙のサイトに出る図解資料である。今回も、こちらのページに出ていた、ロシアにおけるアルコール消費量のグラフを拝借すること
『調査月報』4月号「特集◆ロシア・中央アジアのエネルギーをめぐる攻防」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年4月号のご案内。4月号は、「ロシア・中央アジアのエネルギーをめぐる攻防」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで(と言いつつ、まだHPに当該号の情
今回のロシア大統領選挙は、いつにも増して、市民がリーダーを自由に選択するノーマルな選挙からは程遠いものになった。それを象徴する一つの現象が、プーチン候補の選挙キャンペーン用の公式ウェブサイト「https://putin2024.ru」が一応あったのだが、それがあまりに無
先日、ロシア統計局から2022年の地域総生産の統計が発表された。地域総生産とは、国内総生産(GDP)を地域別にブレイクダウンしたものに他ならないが、ロシアの各統計指標の中でも最も発表が遅いのが地域総生産であり、今頃になってようやく2022年の数字が発表されたとい
先日来、当ブログではロシアの高速鉄道計画について何度か取り上げてきたけれど、こちらが車両生産の方針につき伝えている。D.マントゥロフ副首相(産業・商業相を兼務)が延べたところによると、シナラ・グループがメインの製造業者になるということである。より具体的
60年前のBillboard Hot 100(1964年3月15-21日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 チャートがビートルズによって席巻されていたこの頃、便乗ものというか、ビートルズを題材にした曲もチャートに登場するようにな
こちらに見るとおり、ロシア統計局が2月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。グラフはクリック・タップで拡大。 2月のロシア消費者物価は、前月比0.68%増、前年末比1.55%増、前年同月比7.69%増だった。1~
先日、「新幹線5路線の建設をぶち上げたプーチン」という話題をお届けしたが、その続報的な情報である。こちらの記事によると、このほどロシア鉄道のO.ベロジョーロフ社長が連邦議会の下院で発言し、高速鉄道の建設期間について述べた。ウクライナとロシアは情報戦をど
ロシアの主力の輸出石油ブランドであるウラル原油の価格推移を示したような便利なグラフがどこかにないかと思って探したのだが、決定版と言えるものは見当たらなかったので、自分で作ることにした。それが上図である。 こちらの記事によれば、2023年のウラルの年平均価
ブルームバーグのこちらの記事は、有料購読者でないと全文は読めないが、プーチンが大統領選での再選というみそぎを終えたあと、ロシアで大規模な増税が実施されるとの見通しを伝えている。中国開発学序説~非欧米社会における学知の形成と展開~posted with ヨメレバ汪
こちらのサイトに見るとおり、このほどM.ミシュスチン・ロシア首相が署名した一連の政府決定により、3つの新たな経済特区が設立されるとともに、2つの既存の経済特区の拡大が決まったということである。連邦政府の経済発展省が取り仕切るロシアの経済特区にはいくつか
ロシア財政の石油・ガス歳入に関するこちらの論考に興味深い表が出ていたので、上掲のとおり拝見することにする。国際石油価格と、ルーブルの対ドル為替レートにより、ロシア連邦財政の石油・ガス歳入がどう変動するかを示したものである。表の単位は兆ルーブル。ちなみ
こちらに見るとおり、ロシア財務省が2月までの連邦財政執行状況を発表したので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。グラフはクリック・タップで拡大。国境と人類~文明誕生以来の難問~posted with ヨメレバジェイムズ・クロフォード/東郷えりか 河出書房新社 2
60年前のBillboard Hot 100(1964年3月8-14日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 まだチャート上昇中だが、今週46位のSearchers - Needles And Pinsに何となく目が留まってしまったので、今週はこれを聴いてみる
以前も取り上げたことがあったが、シベリア鉄道とバイカル~アムール(BAM)鉄道を総称してВосточный полигонと呼ぶ。定訳があるのか分からないが、とりあえずここではロシア鉄道の東部管区と呼ぶことにしようか。それで、東方シフトを急ぐロシアは、そ
2012年から2024年に至る第3~4期のプーチン体制で、一時期かなり騒がれながら、結局実現しなかったのが、高速鉄道計画だった。最初はモスクワ~カザン線を建設すると言っていたのが、いつの間にかモスクワ~サンクトペテルブルグ線にすり替わり、他にも色んな構想が浮
これは、一般の皆様向けの情報発信というよりは、完全に個人的な調べものだ。当ブログでは先日、「ロシアが北極域の範囲にハンティ・マンシの2地区を追加」という話題をお届けした。それで、ハンティ・マンシ自治管区と言えばロシア随一の産油地域であるが、くだんの北
3日連続でこの話題になるが、先日のプーチン・ロシア大統領による年次教書演説で、個人的に注目したものに、住宅ローンの問題があった。ロシアではしばらく前から、政府の補助による低利住宅ローンが施行されていた。いくつかのプログラムがあり、その概要をまとめたの
先日、プーチン・ロシア大統領が行った年次教書演説では、2030年を期限とする政策目標の表明が目立った。2030年がキリの良い年というのもあるが、当然のことながら、今月の大統領選というセレモニーで再選という形をとれば、新たな6年の任期が終了するのが2030年なので
こちらに見るように、2月29日にプーチン・ロシア大統領が年次教書演説を行った際に、概要以下のように述べた。 ロシアは2023年に世界平均を上回る成長を遂げた。成長率で、EU主要国だけでなく、すべてのG7諸国をも上回った。過去10年間で築かれた基盤がものを言った。
こちらの記事が、ブルガリアのロシア原油輸入をめぐる動きを伝えているので、要旨をまとめておく。オホーツク核要塞posted with ヨメレバ小泉悠 朝日新聞出版 2024年02月 楽天ブックスAmazonKindle 2022年12月5日にEUが
60年前のBillboard Hot 100(1964年3月1-7日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 ビートルズを筆頭とするブリティッシュインベイジョンの時代に差し掛かりつつあったこの頃。地元アメリカ勢で気を吐いていたのが
こちらの統計月報に見るとおり、このほどロシアの2023年賃金統計の概況が明らかになった。以下、簡単に見ておくことにする。コメルサントのこちらの記事も参照。エストニア独立戦争史posted with ヨメレバ増永真悟 デザインエッグ株式会社 2024年02月 楽天ブックスAmaz
珍しくモルドバの話題。こちらの記事が2023年のモルドバの商品輸出入実績について伝えているので、それをチェックしておく。日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったかposted with ヨメレバ上阪欣史 日経BP 2024年01月 楽天ブックスAmazon
HP更新しました。マンスリーエッセイ「最近の私の音楽ライブ観賞モード」です。研究とは何の関係もない雑談ですが、よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますさっぽろ歴史&地理さんぽ~エピソードと写真で振り返る札幌
以前から懸案であったEUによるロシア産ダイヤモンドの輸入禁止措置は、年末にまとまったEUの第12次制裁パッケージでようやく正式決定した。この状況にロシアはどのように対応していくのだろうか。こちらの記事が、ロシア財務省(貴石輸出分野を担当)の姿勢につき伝えて
こちらのサイト、こちらの記事によれば、2月26日付の大統領令により、ロシアの新たな軍管区制が制定されたということである。3月1日から施行される。それを示したのが上図。戦争とロジスティクスposted with ヨメレバ石津朋之 日経BP 日本経済新聞出版 2024年02月
ウクライナへの全面侵攻開始2周年と、ナヴァリヌイ死去が重なり、ここ2~3日でまた欧米日の対ロシア制裁がバタバタと追加発表された。色々ありすぎて、全容を把握できない。昨年後半くらいの時点で、「国際社会による対ロシア制裁措置をすべて合計すると、1万3,000件
2023年10月1日にロシアが導入した新たな輸出関税がある。これは、特定の品目を対象に、為替レートに応じて可変する輸出関税を課すというものである。この税のその後の動向につき、こちらの記事が伝えているので、以下要旨を整理しておく。国境と人類~文明誕生以来の難
『調査月報』3月号「特集◆ロシア・ウクライナをめぐる地政学と地経学」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年3月号が発行されたので、ご紹介。3月号は、「ロシア・ウクライナをめぐる地政学と地経学」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。帝国~ロシア・
60年前のBillboard Hot 100(1964年2月23-29日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、42位にThe Beatles - My Bonnieというのが入っており、「あれ、ビートルズにそんな曲あったっけ?」と思ったのだが、確認し
キーウ国際社会学研究所が、ウクライナ国民の戦争に関する全国意識調査を1月に実施し、その結果を過去の数字と合わせて示したものを、こちらで発表した。重要なので紹介するわけだが、日本語化とグラフを作成するだけで疲労困憊してしまったので、解説やコメントなしで、
このほどロシアが占領を完了したドネツク州のアウジーウカには、有名なコークス化学工場がある。これまではR.アフメトフ氏率いる財閥SCM傘下であった。アウジーウカ・コークス化学工場はしばしば、欧州最大のコークス化学工場であると言われる。 ただ、私の認識によれ
本日開催するオンライン無料講演会「侵攻2年を経て変容するロシア・ウクライナ」の準備が大変で、ブログは簡単に済ませたい。講演準備のために、ロシアとウクライナの経済状況を比較する資料をいくつか作ったのだが、そのうちの一つをお目にかける。両国による商品輸出
これを言うと驚く人が多いが、ウクライナは今でも、ロシアの天然ガスを欧州市場向けにトランジット輸送する業務を続けている。2つあったルートのうちの1つは閉めてしまったが、もう1つはまだ生きており、それを利用した輸送はかろうじて続いている。 昨年11月に出た
Geelyブランドで知られる中国の吉利汽車は、ベラルーシのミンスク近郊に合弁工場「ベルジー」を建設し、ジーリーブランド車の現地生産を行っている。その2023年の活動実績がこちらで伝えられたので、整理しておく。現実主義の避戦論~戦争を回避する外交の力~posted wi
ちょっと用事があり、2023年の中国の商品貿易統計を眺めているところである。2023年に中国の貿易は不振に転じ、輸出入合計で5兆9,368億ドル(前年比5.0%減)、輸出が3兆3,800億ドル(4.6%減)、輸入が2兆5,568億ドル(5.5%減)だった。 それで、相手国別に増えた
こちらに見るとおり、ロシア統計局が先日、1月のロシアのインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。図はクリックまたはタップし拡大してご利用ください。 1月のロシアの消費者物価は、前月比0.86%増となった。うち、
日本国際問題研究所よりこのほど発行された『国際問題』2024年2月号が、「ウクライナ戦争とロシアのゆくえ」という特集号になっています。私はその中で、「軍事ケインズ主義はロシア経済を救うか」という論考を寄稿。期間限定だと思いますが、こちらのページから号全体
60年前のBillboard Hot 100(1964年2月16-22日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週20位で、最終的には12位まで上がるのが、「二人だけのデート」の邦題でお馴染み、Dusty Springfield - I Only Want To
「中欧班列」とは、中国と欧州の間を、カザフスタン・ロシア・ベラルーシ領等を経由して、コンテナ貨物列車で結ぶプロジェクトである。実は習近平が一帯一路政策を発表する前から始まっていたのだが、輸送量の順調な拡大ゆえ、一帯一路の代表的な成功例とされることが多
このほど、ロシア税関が2023年のロシアの貿易概況を発表した。しかし、「ないよりはマシ」という程度の、甚だ不充分なものである。現実化する宇宙戦~「宇宙小国」日本はどうする!?~posted with ヨメレバ樋口譲次 国書刊行会 2023年12月 楽天ブックスAmazon
オンライン講演会「侵攻2年を経て変容するロシアとウクライナ」
またまた告知で恐縮です。2月21日にオンライン講演会「侵攻2年を経て変容するロシアとウクライナ」を開催いたします。ロシアによる侵攻から2年という節目を捉えた企画であり、時節柄、同じような企画が乱立しているとは思いますが、今回の我々の講演会は戦争そのものと
私は以前はウクライナ港湾管理局発表の統計にもとづきウクライナの港湾取扱貨物量のデータを整理することを習慣として続けていた(誰も見向きもしないような仕事ではあったが)。ロシアとの戦争が始まって、ウクライナの港湾データはにわかに重要性を増す一方、ウクライ
先日、「見る影もなくなった日ロ貿易」というエントリーをお伝えしたが、函館税関が2023年の北海道の貿易概況を発表したので、日本全体と北海道の対露輸出入額を用いて、下のようなグラフを作成した。 これに見るとおり、もともと日本全体の対露輸出入に占める北海道の
明日から東京に出向き、2月13日(火)15:00~18:00には、北極域研究セミナー「シベリアとアラスカ―北極圏の好敵手同士の経済と社会―」を開催する。私はその中で、「北太平洋でしのぎを削るロシアとアラスカの漁業」という報告を行うことになっている。無料かつオンラ
60年前のBillboard Hot 100(1964年2月9-15日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週もビートルズの話題に触れざるを得まい。というのも、ちょうど60年前の1964年2月9日、4人は初めてエド・サリヴァン
こちらに見るとおり、このほどロシア統計局が、2023年のロシアGDPの速報値を発表した。これによれば、2023年の名目GDPは171兆410億ルーブルとなった。前年比、実質3.6%のプラス成長となった。エコノミック・ステイトクラフト 国家戦略と経済的手段posted with ヨメレ
ロシア連邦財政の月別歳入・歳出状況を示したこの図は、趣味で作り続けているけれど、昨日2024年1月の執行状況が発表されたので、早速更新してみた。なお、2022~2023年の月別データも若干改定されていることに気付いたので、その修正も行った。クリック・タップし拡大
ウクライナのGMKセンターというところは、同国の鉱山・冶金産業についての有益な情報源だが、比較的新しいこちらの記事が、ウクライナの製鉄所別の稼働状況というデータを掲載しており、興味深い。変容するインドネシアposted with ヨメレバ小川忠 めこん 2023年12月 楽
こちらの記事が、ロシアの貿易がいわゆる「友好国」に大きくシフトしている現状につき伝えているので、簡単にまとめておく。小麦の地政学~世界を動かす戦略物資~posted with ヨメレバセバスティアン・アビス/児玉しおり 原書房 2023年12月 楽天ブックスAmazon
ロシアではソ連時代以来の伝統で、軍需産業のことを「軍需産業コンプレクス(военно-промышленный комплекс=ВПК)」と呼んでいた。しかし、最近では「防衛産業コンプレクス(оборонно-промышленный комплекс
このほど発行された月刊『正論』2024年3月号で、「ウクライナ情勢と日本」という特集が組まれている。その中で私が、「プーチンの戦争支える異形のロシア経済」という論考を寄稿しているので、よかったら手に取っていただきたい。日本人が知らない台湾有事posted with
60年前のBillboard Hot 100(1964年2月2-8日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、ビートルズ・ブームが爆発しようとしていたこの頃、ローリング・ストーンズは米市場では若干遅れを取っていた。そのストー
こちらのページに見るとおり、ロシア統計局がこのほど、2023年のロシアの鉱工業生産実績を発表した。上のグラフでオレンジ色が、2020年の月平均値を100とし、その後の生産指数の推移を示している。ただ、ロシアの鉱工業生産は年末に急上昇し、年初にがくんと落ち込むのが
こちらの記事が、ロシアから周辺諸国への個人送金総額が、2013年に前年比12%落ち込んだと伝えられている。ただし、取り上げられているのはアルメニア、キルギス、ジョージア、カザフスタンの4国だけである。労働移民の分野で重要なウズベキスタン、タジキスタンは、対
こちらの記事によると、ロシアに対抗する米国は、2023年に武器輸出を大幅に拡大したということである。以下、主な内容をざっとまとめておく。経済安全保障の深層~課題克服の12の論点~posted with ヨメレバ玉井克哉/兼原信克 日経BP 日本経済新聞出版 2023年12月 楽
告知です。2月13日に東京において、北極域研究セミナー「シベリアとアラスカ ―北極圏の好敵手同士の経済と社会」を開催します。私はこの中で、ロシアとアラスカの漁業を比較する発表を行います。対面参加、オンライン参加、どちらも大歓迎ですので、ぜひHPをチェックの
2023年のロシアで社会を悩ませた卵騒動。これまでロシアは国産に加えて、主にEUとベラルーシから卵を輸入してきた。統計が不完全なので推測が混じるが、2023年に卵の不足が生じたのは、EUからの輸入に異変が生じたからではなかったのだろうか。その結果、ベラルーシ一国
HP更新しました。マンスリーエッセイ「マイ・ウクライナ10周年」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします暴力とポピュリズムのアメリカ史posted with ヨメレバ中野博文 岩波書店 2024年01月 楽天ブックスAmazo
こちらに見るとおり(日本からは閲覧不能)、1月24日にロシア農業省で幹部会合が開催され、D.パトルシェフ大臣が2023年のロシア農業・漁業の成果を語ったということなので、抄訳しておく。還流する地下資金~犯罪・テロ・核開発マネーとの闘い~posted with ヨメレバ野
60年前のBillboard Hot 100(1964年1月26日-2月1日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、ついにビートルズの I Want to Hold Your Handが米チャート1位にまで駆け上がった、この週。ただ、同曲は先々週にすでに
先日の「2023年のロシア港湾貨物量、Q4の失速で平凡な伸びに」でお伝えしたとおり、2023年の暮れにかけて、ロシアの石炭輸出が落ち込みを見せたということである。ヨーロッパ史 拡大と統合の力学posted with ヨメレバ大月康弘 岩波書店 2024年01月 楽天ブックスAmazonK
昨年12月14日に開催したシンポジウム「『冬』に立ち向かうロシアと北海道のサッカー」の報告をYouTubeにアップし、アーカイブ視聴できるようにしましたので、ぜひご利用ください。まず上掲が、服部が行った「ロシア・サッカーの蹉跌 ー秋春制失敗とその他の苦悶」と題す
昨日、財務省貿易統計の12月分速報値が発表されたので、これにより2023年通年の日本と主要国の貿易額が明らかになった。しかし、日本の貿易統計は、国際的に見てまあまあ速いが、日本円という辺境通貨でしか貿易額を発表しないのが、困ったものである(後日、JETROが米ド
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Wedge ONLINEに、「ロシアの“ゾンビ戦車”が戦場へ 質よりも量を優先、戦車供給から見るプーチン・ロシアの今」と題する論考を寄稿しました。どなたでも無料で読めますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします北朝
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週52位のMartha & The Vandellas - In My Lonely Roomは、特大ヒットというわけではないが、個人的に非常に好きな曲であ
こちらの記事が、農業事業者へのアンケート調査にもとづき、制裁下のロシアにおける農業の障害について伝えているので、以下ざっと内容を紹介する。民主主義は甦るのか?~歴史から考えるポピュリズム~posted with ヨメレバ細谷雄一/板橋拓己 慶應義塾大学出版会 2024
こちらのページに見るとおり、IMFが2024年4月版の世界経済見通しを発表した。その中から、私の関係国であるロシア・NIS諸国のGDP成長率の数字を抜き出し、上表のように整理してみた。戦争と経済~舞台裏から読み解く戦いの歴史~posted with ヨメレバ小野圭司 日経BP
国際情報サイトの「Foresight」に、「対露制裁に見るアメリカの「正義」と「実益」―ロシア産水産物の輸入をめぐって―」を寄稿しましたので、ご案内いたします。全文の閲覧には会員登録が必要ですが、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリ
ウクライナ侵攻を受け、アップル社はロシア市場での公式的な販売を停止したものの、並行輸入という形では、依然としてロシアでiPhoneを購入することは可能である。しかし、現実にはロシア国民のiPhone離れが進んでいるということを、こちらの記事が伝えているので、以下
こちらのサイトに、プーチン政権がやると言っているモスクワ~サンクトペテルブルグ高速鉄道に関する図解資料が出た。それが下図であり、これを掲載するだけでお茶を濁そうと思っていたのだけど、ふと、このデータを使って日本の新幹線と比べてみたくなった。基礎から学
こちらによると、4月12日に米財務省は、ロシアからのアルミニウム、銅、ニッケルの輸入を禁止する決定を発表した(本年4月13日までに生産された製品は除く)。戦場に忘れられた人々~人種とジェンダーの大戦史~posted with ヨメレバ松本悠子 京都大学学術出版会 2024
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週30位と47位に、「シャングリラ」という同じタイトルの曲が入っている。良く知らなかったので調べてみたら、前者がインスト、
「黒海穀物イニシアティブ」をめぐる攻防の際に浮き彫りとなった現実として、実はウクライナからの最大の穀物輸入国は中国であった。具体的に言うと、中国はウクライナから飼料用トウモロコシを大量に買い付けていた。 ところが、こちらの記事によると、今般、中国はウ
こちらのページに見るとおり、昨日ロシア統計局が3月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例により図表を更新してお目にかける。ただし、変化は大きくないので、それほど面白みはない。悲しみと希望のウクライナ~難民の現場から~posted with ヨメレバ
しばらく前に、こちらなどで、ロシアにおける高速鉄道建設の動きについてお伝えした。ロシアでは高速鉄道はこれまでずっと掛け声倒れに終わっていただけに、今回もどうなのかとやや疑いの目で見ていたわけだが、その後の動きを見ると、どうもプーチンは本気らしい。少な
こちらのサイトに、2024年第1四半期(1~3月期)のロシア連邦財政執行状況が掲載されたので、上掲のとおり定番グラフを更新した。財政の動向は、引き続き堅調であり、大きな綻びは見られない。武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのかpo
以前、「甚だ不完全ながら発表された2023年のロシア貿易統計」というエントリーをお届けした。要するに、2023年のロシアの貿易動向については、ごく大掴みな概況しか発表されていないわけである。貿易パートナーに関しては、国別のデータはなく、大陸別の数字が発表され
こちらの記事によると、このほどロシアのD.マントゥロフ副首相(産業・商業相を兼務)が、ロシアの石油・ガス産業で設備の国産比率が高まっている成果につき語ったということである。海外に送り出した社員の命をどう守る?~在るべき企業の海外危機管理~posted with ヨ
こちらのページに見るように、昨日日本政府はロシアに対する追加制裁を発表した。この中に、欧米に同調して、ロシア産の非工業用ダイヤモンドの輸入を禁止するという措置が含まれている。この措置の実質的な効果について、こちらの記事でロシアの専門家が論評しているの
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 前週には、ビートルズが1位から5位までを独占するという衝撃の出来事があったが、その牙城は割と早く崩れ、今週3位にはTerry
ロシアの大陸側とサハリン島を橋で結ぶ構想が検討されていることについては、以前「日本が巻き込まれてはいけないロシアの『サハリン橋』を巡る迷走」というコラムで論じた。サハリン島はユーラシア大陸とは、狭い海峡によって隔てられている。その最狭部であるネベリス
遅くなりましたが、北大SRCの講演シリーズ「危機を生きるウクライナと世界」の一環として2月21日に服部が行った「経済から見たロシア・ウクライナの継戦能力」と題する講演を、このほどYouTubeにアップしましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。死因の人類史posted
こちらの記事は、ウクライナの鉄鋼輸出を最も阻害している輸入制限措置は、米国によるものだという看過できない事実を指摘している。上図に見るとおり、各国の制限措置によるウクライナの年間鉄鋼輸出の喪失は、米国が80.5万t、エジプトが50.0万t、ロシア主導のユーラ
ワグネルの生みの親であるYe.プリゴジン氏が4月14日にSNSで行った投稿に関しては、現時点の占領範囲でとりあえずよしとして停戦すべきといった内容を含んでいたため、我が国の界隈でも、プーチン体制の方向性に反した大胆な提言として話題となった。そこで、私自身もこ
西側がウクライナに戦車を提供する態勢が整い、「では、ロシアの側の戦車供給はどうなっているのか?」というのが気になるところである。 それに関し、こちらに見るとおり、英エコノミスト誌が、最近興味深い記事を掲載したということである。ただ、有料記事なので、私
こちらの記事が、ロシアが石油輸出関税を見直しているが、効果は限定的だろうということを伝えている。新しい権威主義の時代~ストロングマンはいかにして民主主義を破壊するか~posted with ヨメレバルース・ベン=ギアット/小林朋則 原書房 2023年03月 楽天ブックス
このほどWedge ONLINGに、「プーチンとルカシェンコ 腐れ縁でも核兵器については……」を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします核共有の現実~NATOの経験と日本~posted with
これはロシアにとって大好物のような話なのだが、ウクライナ産穀物の輸入をめぐって、EU内に亀裂が生じている。悲しみの収穫 ウクライナ大飢饉posted with ヨメレバRobert Conquest/白石治朗 恵雅堂出版 2023年03月 楽天ブックスAmazon
ロシア・ルーブルの対ドル・レートと、石油価格を対比したこのグラフ、久し振りに更新してみた。ここに来て、ルーブルが下落しているということだったので、それを確かめてみた。確かに、4月になり、久々に80ドル台にまで下落している。ルーブル・レートは油価に連動す
こちらに、ロシア財務省発表による1~3月の連邦予算執行状況が出ているので、それを利用して月別の財政状況のグラフを上掲のとおり更新した。欧州グリーンディールとEU経済の復興posted with ヨメレバ蓮見雄/高屋定美 文眞堂 2023年04月 楽天ブックスAmazonKindle
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、Andy Williams - Can’t Get Used To Losing Youは、この週の2位がピークだったか。実を言うと、あまりにも色んな人がカバ
上の図は、こちらから拝借した。ロシアは、「途上国を食料危機から救うために、ウクライナから農産物を輸出する黒海穀物イニシアティブに合意してやったのに、ウクライナの食料は豊かな国にばかり行っていてけしからん」というキャンペーンを張っており、それを強調する
こちらに見るとおり、ロシア統計局が昨晩、3月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例のグラフを更新してお目にかける。ポピュリズム、ナショナリズムと現代政治~デモクラシーをめぐる攻防を読み解く~posted with ヨメレバ渡辺博明 ナカニシヤ出版 20
こちらのページに見るとおり、IMFは4月11日、恒例の世界経済見通し最新版を発表した。IMFは今年1月の見通しで、2023のロシアのGDPをプラス0.3%と予測し、大向こうを唸らせたわけだが、何と今回の4月の見通しで、2023のロシアのGDPをプラス0.7%へと、さらに上方修正
こちらの記事によると、ウクライナ科学アカデミー農業研究所がこのほど、2023年のウクライナ農業生産に関する予測を示したということである。ロシア・サイバー侵略~その傾向と対策~posted with ヨメレバスコット・ジャスパー/川村幸城 作品社 2023年03月 楽天ブック
これからの自分の研究の方向性として、半導体のことをきちんとやらなければいけないという問題意識がある。 まずはロシアをめぐる半導体の貿易フローを把握することが第一歩となるが、ロシアは昨年分から詳しい貿易統計を発表しなくなり、たとえば「半導体不足のプーチ
レヴァダ・センターのこちらのページに、興味深い調査結果が出ていた。ロシア国民が西側による政治・経済制裁を懸念しているかどうかという調査である。上図の、一番左の紺色の部分が非常に気にしている、薄い青がそれなりに気にしている、オレンジがあまり気にしていな
昨晩、ロシア統計局から2022年のGDP速報値の第2弾が発表されたので、これを軽く見ておくことにする。検証ウクライナ侵攻10の焦点~現地取材400日で見えた~posted with ヨメレバ朝日新聞取材班 朝日新聞出版 2023年02月 楽天ブックスAmazon
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 4月11日にはビートルズのFrom Me to Youが初の英チャート入りしたということだが、アメリカに飛び火するにはまだしばらく時間が
こちらの記事が、中国の駐ロシア大使の発言をもとに、自動車をはじめとする中国ブランド製品がロシア市場に浸透していることを伝えている。危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』posted with ヨメレバ朝日新聞社/赤坂憲雄 徳間書店 2023年02月 楽天ブックスAmazon
こちらの記事によると、ロシア中銀のD.トゥリン第一副総裁が、2022年のロシア主要銀行の業績について述べたということである。地理学事典posted with ヨメレバ公益社団法人日本地理学会 丸善出版 2023年02月 楽天ブックスAmazon
こちらに見るとおり、ロシア版の『フォーブス』が、最新の資産額にもとづくロシア富豪ランキングのベスト20という資料を発表した。何かに使えるかもしれないので、以下のとおり整理しておく。 なお、同ランキングに加えられているオリガルヒの資産合計額は、2022年の3,
ウィキペディアからの丸写しになるが、オランダを拠点とするルイ・ドレフュス社は、農業、食品加工、国際海運および金融を営む商社。もともとは穀物商であったが、それを輸送するために船舶の所有・管理、作柄や相場の情報収集を行うために通信インフラストラクチャの開