ロシアでハイテク部門の企業を束ねる国営コングロマリット「ロステク」のS.チェメゾフ総裁が、こちらでインタビューに応じている。以下、気になった部分だけ発言要旨をまとめておく。ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔posted with ヨメレバ鳥飼将雅 中央公
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
ロシアでハイテク部門の企業を束ねる国営コングロマリット「ロステク」のS.チェメゾフ総裁が、こちらでインタビューに応じている。以下、気になった部分だけ発言要旨をまとめておく。ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔posted with ヨメレバ鳥飼将雅 中央公
こちらの記事によると、ロシアでタクシーの国産化に向けた措置が導入されたということである。5月23日付で当該の法律が成立した。ロシア革命と芸術家たち1917-41~芸術家の勝利~posted with ヨメレバツヴェタン・トドロフ/赤塚若樹 白水社 2025年04月 楽天ブックスAm
60年前のBillboard Hot 100(1965年5月23-29日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、米チャートでは英国勢による侵略が続いているが、ここで地元米国勢が一矢報いた。Help Me, Rhonda - Beach Boysが1位を獲
ロシアでは、外為市場を安定させるため、2023年10月の大統領令により、輸出業者に対する外貨の強制売却制度が導入されていた。こちらの記事等が伝えるところによると、このほど同措置の延長が決まったということである。ロシア・中東欧のエコクリティシズム~スラヴ文学
ブログでロシアの北極域のことを取り上げる機会が増えているが、そういう研究プロジェクトを手掛けているからであり、あまり一般的な話題ではないと思うが、ご容赦願いたい。ただ、それにもかかわらず、重要な政策を見落としていたようだ。こちらの記事に見るとおり、ロ
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年6月号のご案内。毎年6月号はロシア以外のNIS諸国を掘り下げる特集と決まっており、今回は「成長と分断が進むNIS諸国の諸相」と題する特集となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込み
先日ご案内したとおり、6月7日に北大の学園祭で「ロシア・ウクライナ戦争で私たちの食卓はどうなる?」というミニ講演を行うことになり、それに向けて展示用のパネル原稿を作成した。「私たちの食卓」と言うからには、日本の食品物価のことを調べなければならない。そ
マニアックな話題で恐縮。先日「プーチンが北極演説で『北極海横断輸送回廊』提唱」と題してお伝えしたように、3月27日にロシア北方のムルマンスクでプーチン大統領が演説を行い、今後の北極政策に関する戦略的方向性を示した。それを受け、こちらのサイトに見るとおり
HP更新しました。マンスリーエッセイ「我が10年パスポートに悔いあり」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします国立大学教授のお仕事 とある部局長のホンネposted with ヨメレバ木村幹 筑摩書房 2025年04月
60年前のBillboard Hot 100(1965年5月16-22日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週1位は、The Beatles - Ticket To Ride。このシリーズでビートルズを取り上げるのは今年初めてなのだけど、むろんこの間もビ
戦争のどさくさに紛れて、すっかり見落としていたが、こちらのサイトに見るとおり、ロシア政府は2024年12月30日付の政府指令により、「2042年までの総合電源立地計画」を採択していたということである。行ってはいけない、大阪危険万博posted with ヨメレバ西谷 文和/桜
昨日、「第1四半期のロシア貿易、輸出の不振が際立つ」という話題をお届けしたが、主要部門の中では、化学品の輸出が例外的に拡大していた。それに関連し、こちらの記事が、肥料輸出が拡大しているということを伝えており、おそらく化学品の伸びはそれによるところが大
こちらのページに見るとおり、ロシア税関が2025年第1四半期(1~3月期)の通関統計を発表したので、それを紹介する。ただし、日本を含む外国からはVPNを介さないとアクセスできない。また、既報のとおり、現在ロシア税関が発表している貿易統計は、1.大陸別の輸出入
こちらのページに見るとおり、ロシア政府は5月12日付の政府指令で、「ロシアの2036年までの造船業発展戦略および2050年までの見通し」を採択した。正確に言うと、2019年10月28日付で採択されていた2035年までの戦略というものがあり、それから「色々」あったので、その
ロシアは、くだんの5月9日戦勝80周年記念日に、29の外国のリーダー(元首?)が駆け付けたと称しているようである。それに関し、こちらの記事で、P.チャンスグリという政治評論家が、世界経済の約30%が赤の広場に集結したということを述べているので、以下抄訳してお
告知ばかりで恐縮ですが、6月27日(金)15:00~17:00に、北極域研究セミナー「トランプ・プーチン時代の北極域の行方」を開催します。極域研究強化プロジェクト(ArCS)が、今年度よりArCS3として再始動し、なおかつトランプとプーチンがかき乱す世界政治の波乱が北極域
このほど発行された雑誌『世界』2025年6月号に、「戦争を糧に増殖を遂げるロシア経済」と題する拙稿が掲載されていますので、ご興味があったらぜひお手に取ってみてください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますロシア革命と芸術家たち19
60年前のBillboard Hot 100(1965年5月9-15日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 Ooo Baby Baby - Miraclesと言えば、ソウルミュージック史上最高のバラードに挙げる人も多いと思うが、先週・今週の16位が最高位
北大にも学園祭というものはあり、今年は6月6日(金)~8日(日)に「第67回北大祭」が開催されます。我々のスラブ・ユーラシア研究センターも6月7日(土)に、「スラヴ・ユーラシアを知る、編む、着る」と題して、色々と出しものをやります。日本とウクライナ 遠
「スターリングラード」空港復活の大統領令に署名したプーチンの思惑、市民へ見せた意外な配慮とは?
Wedge ONLINEに、「『スターリングラード』空港復活の大統領令に署名したプーチンの思惑、市民へ見せた意外な配慮とは?」と題するレポートを寄稿しました。無料でお読みになれますので、戦勝記念日の予習に、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1
こちらの記事によると、5月5日にモスクワのソビャーニン市長がプーチン大統領と面談し、モスクワ市の発展振りについて説明したということである。市長によれば、世界の主要都市の(何年の?)地域総生産を比較すると、上図のとおりであり(単位:10億米ドル)、モスク
ロシアが2025年連邦予算を修正へ:石油・ガス歳入落ち込みで
ロシア財務省がこちらのページで発表し、またこちらの記事も伝えているとおり、4月30日の閣議でロシア政府は2025年の連邦予算の修正案を承認した。上図は、上掲記事から拝借したもので、主要指標がどのように変更されるかを見たもの。ルペンと極右ポピュリズムの時代~
こちらの記事によると、米政府はこのほど新たな対ロシア経済制裁パッケージの案を取りまとめた。しかし、トランプ大統領が署名し発効するかどうかは、不明だという。ウクライナ戯曲集posted with ヨメレバ村田真一 国書刊行会 2025年03月 楽天ブックスAmazon
最近、ロシアでインターネットの利用環境が以前にも増して不自由になっているということを聞く。それに関連して、レヴァダ・センターによるこちらのロシア全国調査結果が興味深かったので、拝見することにする。 上図は、「貴方は過去1ヵ月で使い慣れたデジタルサービ
60年前のBillboard Hot 100(1965年5月2-8日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、ブリティッシュインベイジョンの勢いが止まらない。今週のベスト10を見ても、私の理解によれば、実に8アーティストが英国
長らく懸案となっていたウクライナの鉱物資源をめぐる同国と米国の協定が4月30日に調印された。米政府側では確認できなかったが、ウクライナ政府側はこちらに見るとおり協定のテキストを発表している。ウクライナ語に加え、英語のテキストも掲載している。ただし、英語
HP更新しました。マンスリーエッセイ「新生活の春に食生活も変えてみようかと」です。研究とは何の関係もない雑談ですが、先日申し上げたとおりHP更新が滞るよりは手抜きでも更新した方がいいですし、連休中の小ネタということで、ご容赦ください。ブログランキングに参加
ちょっと軽めのネタで、こちらに、ロシアの人々がどんなペットを飼っているかという記事が出ていたので、紹介してみたい。2024年に全ロシア世論調査センターが実施した調査結果で、「ペットがいる」という回答者に対する比率であり、複数回答が可能。ロシア北極域経済の
ロシアの国防産業についての情報を探っている中で、非常に興味深いこちらの資料の存在に気付いた。ドシヨ・センターというプーチン政権に反対する有志らが結成している組織があるようで、そこが4月11日に発表したものである。経済的相互依存と軍事対立~冷戦期の東西欧
国民が出稼ぎなどで外国に出て、その収入等を本国に送金することを「レミッタンス」と言う。私はウクライナのその統計を継続的にウォッチしているのだが、このほどウクライナ統計局より最新の2024年のデータが発表されたので、いつも作成しているグラフを上掲のとおり更
どのくらいの人が見ていてくれるのかは知らないが、私はこのブログの他に、公式HPを開設している。自分の仕事の一覧を紹介するのが主な機能だが、それだけだとつまらないので、読み物として「マンスリーエッセイ」というのを毎月お届けしている。国立大学教授のお仕事
60年前のBillboard Hot 100(1965年4月25日-5月1日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 とどまるところを知らないブリティッシュインベイジョンが、また新たな英産全米No.1を生み出した。今週1位のMrs Brown You've Go
こちらのページに見るとおり、4月23日にロシアで軍需産業委員会が開催され、プーチン大統領が冒頭演説したので、以下主要部分を抄訳しておく。中東紛争 イスラム過激派の系譜からガザ危機・シリア革命の深層までposted with ヨメレバ黒井文太郎 星海社 2025年04月
ロシア統計局より2025年第1四半期の鉱工業生産統計が発表されたので、それを使っていつも定番で作成しているグラフを上掲のとおり更新した。上段では、鉱工業全体、鉱業、製造業とその主要部門(部門名は分かりやすさを優先して簡略表記)、そして発電・送電を取り上げ
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年5月号のご案内。毎年5月号はロシア経済と日露関係の総論的な特集と決まっており、今回は「戦時体制下におけるロシア経済の立ち位置」と題する特集となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お
こちらの記事などが伝えているとおり、ロシア経済発展省はこのほど、新たな中期経済見通しを発表した。2025~2027年の連邦予算を編成するに当たって、昨年9月に2025~2027年の経済見通しを示していたが、今回はそれを修正するとともに、2028年までをカバーした形であ
中国側の通関統計によれば、今年に入って中露貿易が落ち込んでいるようである。こちらのニュースによると、2025年第1四半期(1~3月期)の中露貿易は往復で532億ドル(前年同期比6.6%減)、うち中国側の輸出が227億ドル(同6.3%減)、輸入が305億ドル(同6.7%減)
それにしてもお下劣だ。こちらの記事によると、 トランプ米大統領は3日、レアアース(希土類)の供給を確保したいとし、ウクライナが米国に供給することを望んでいると述べた。ウクライナが米国の要請に応じる用意があるとも述べた。トランプ氏はホワイトハウスで記者
昨日のロシア・ウクライナに続き、本日は中国の対ウクライナ・モルドバ貿易動向のグラフをお目にかける。ロシアの支配を脱しEU加盟を目指す両国だが、貿易パートナーとしては中国に期待する部分が小さくない。しかし、肝心の対中貿易パフォーマンスは、思うようには発展
私が研究している旧ソ連諸国にとって、中国との関係の重要性が高まっており、多くの国で中国が最大の貿易相手国という状況となっている。他方、ロシアやベラルーシが統計を出し渋る中で、発表されるのが早い中国の貿易統計は、有難い存在だ。そこで、今般発表された中国
60年前のBillboard Hot 100(1965年1月30日-2月6日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 このシリーズでつい先日、Marianne Faithfull - As Tears Go Byを取り上げたばかりだったが、今般そのマリアンヌ・フェイスフルの
こちらおよびこちらの記事によると、ロシア鉄道のM.グラスコフ副社長が、同社で生じている貨物車両の問題につき語ったということなので、以下要旨を整理しておく。EU百科事典posted with ヨメレバ羽場久美子/中西優美子/田中素香 丸善出版 2024年12月 楽天ブックスAmaz
ロシア『イズベスチヤ』のこちらのインタビュー記事で、ベラルーシのM.ルィジェンコフ外相が同国の対外政策について語っているので、気になった部分だけ発言内容を以下のとおりまとておく。2022年以降、ベラルーシは相手国別の貿易額を発表しなくなっているので、大まか
上の図は、少々古いが、昨年10月にロシア紙のこちらの記事に出たグラフ。開戦後、ロシア産原油輸入の双璧となっている中国とインドの、輸入量の推移を示しており、左の紫が中国、右の赤がインドとなっていて、単位は100万t、2024年は1~8月の途中経過である。サムス
やや紹介が遅れたが、ロシア財務省のこちらのページで、2024年のロシア連邦財政の速報値実績が発表されたので、恒例のグラフを更新しつつ、概況をお伝えする。なお、ロシア財務省のページは日本を含む外国からはアクセス不能なので、当方はVPNで接続。プガチョーフ叛乱
ウクライナ港湾管理局のフェイスブックページに、2024年のウクライナの港湾における取扱貨物量の概況が掲載されたので、簡単に紹介しておく。1インチの攻防~NATO拡大とポスト冷戦秩序の構築~posted with ヨメレバM.E.サロッティ 岩波書店 2024年12月 楽天ブックス
特別連続セミナー「2.24から3年を経たスラブ・ユーラシア世界」
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは、2月14日(金)と17日(月)の2日に分けて、特別連続セミナー「2.24から3年を経たスラブ・ユーラシア世界」を開催します。無料、かつリモートで視聴できるので、是非ともチェックいただき、事前登録いただければ幸いです
60年前のBillboard Hot 100(1965年1月24-30日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、1965年1月24日にチャーチル元英首相が亡くなるということがあったが、それでも相変わらずブリティッシュ勢は好調。キンク
こちらの記事によると、ロシアのA.チェクンコフ極東・北極発展相が、2024年の北極海航路の利用拡大について述べたということである。ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022posted with ヨメレバシュテファン・クロイツベルガー/伊豆田俊輔 白水社 2025年01月 楽天ブックスAma
先日、「紅海危機という追い風で勢いを取り戻した中欧班列」という話題をお届けしたが、その補足である。 繰り返しになるが、「中欧班列」とは、中国と欧州を結ぶコンテナ鉄道輸送サービスであり、その主要部分はカザフスタン~ロシア~ベラルーシ領を経由する。ロシア
先日、「食料品の高騰で亢進した2024年ロシア消費者物価」という話題をお届けしたが、せっかくなのでもう少し詳しく紹介することにした。食料品、非食料商品、サービスと3つのカテゴリーに分けた上で、主要品目の小売価格が2024年の1年間でどれだけ上昇したかを、下図の
最近、ロシアの製油所がウクライナのドローン攻撃を受けることが増えてきた。ロシア経済の機能、継戦能力を見る上で重要な要因なので、主な製油所の生産能力、親会社、所在地を整理し、上掲のとおりグラフにしてみた。出所はこちら。ブログランキングに参加しています1日
『調査月報』2月号「特集◆ユーラシア空間におけるBRICSの現在地」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年2月号のご案内。2月号は、「ユーラシア空間におけるBRICSの現在地」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。北東・中央アジア民族百科事典posted w
こちらの記事が、ロシアからの石炭輸出の不振につき伝えているので、以下主要点をまとめておく。国際平和論~脅威の認識と対応の模索~posted with ヨメレバ石田淳/長有紀枝/山田哲也 有斐閣 2024年12月 楽天ブックスAmazon
講演動画「ルカシェンコの30年を経てベラルーシはどこへ向かうか?」をSRCのYouTubeチャンネルにアップしたので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますベラルーシを知るための50章posted with ヨメレバ服部倫卓/越野剛
60年前のBillboard Hot 100(1965年1月17-23日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 前年から英国勢による米チャート席巻、いわゆるブリティッシュインベージョンが続いていたが、今回は英女性歌手が1位に輝いた。
こちらの記事などが伝えているとおり、1月15日にワルシャワでポーランド首相と共同記者会見に臨んだゼレンスキー・ウクライナ大統領が、ウクライナ軍が使用している兵器の出所割合について述べたということである。ルポ国威発揚~「再プロパガンダ化」する世界を歩く~
こちらのページに見るとおり、2024年12月のロシア消費者物価がロシア統計局より発表され、それにより2024年通年のインフレ率も明らかになったので、早速恒例のグラフを更新しつつご紹介したい。公安外事警察の正体posted with ヨメレバ勝丸円覚 中央公論新社 2024年12月
以前、「いまだ先進国市場にもはびこるロシア産アルミニウム」と題し、上図とともに、アルミニウムは先進国がロシアからの輸入を断ち切るのが難しい分野だとお伝えしたことがある。それでも、こちらの記事によると、目下EUは取りまとめを進めている第16次対ロシア制裁パ
時々参照するロシア自然独占問題研究所のこちらのページに、ロシア鉄道による2024年の貨物輸送動向の資料が出ていたので、取り上げることにする。なお、貨物輸送の統計には、①重量、②重量×距離という2種類があり、今回は主に①の数字を見ている。ODAの国際政治経済
本日行う「ルカシェンコの30年を経てベラルーシはどこへ向かうか?」という講演に向け、準備しているところ。それに関連して、ちょっと面白いデータを見付けたので、紹介したい。砂糖のグローバル・イシュー~植民地時代から現代まで~posted with ヨメレバ田中高 成文
いつも思うことだけど、中国という国は政治的にはアレだが、経済統計が出るのが早いのは、経済をやっている私のような人間にとっての好感度が高い。先日、「遅れ馳せながら中欧班列のHPを発見」というエントリーでお伝えしたとおり、このHPの統計コーナーに中欧班列の輸
60年前のBillboard Hot 100(1965年1月10-16日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 いつもと画像の感じが違うと思われるだろう。実は札幌の雪道で転倒し左腕を骨折してしまった。いつもはスキャナーで画像を撮って
<ロシア経済 2025年に臨界点は来るか?>プーチンも語る「ミサイルかバターか」の問題、ロシア政府の2024年経済10大ニュースから見える“実態”
Wedge ONLINEに、「<ロシア経済 2025年に臨界点は来るか?>プーチンも語る『ミサイルかバターか』の問題、ロシア政府の2024年経済10大ニュースから見える“実態”」と題する論考を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。タイトルが長いですが
ロシアの石油大手ルクオイルは、ブルガリアでビジネスを展開してきた。ブルガスに製油所を有するほか、ガソリンスタンド、石油貯蔵所、船舶・航空機向けの燃料供給を手掛けてきた。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻後の事業環境の悪化を受け、ブルガリア・ビジネスを
ウクライナ系メディアのこちらの記事が、米戦争研究所の情報等にもとづき、ロシア軍は戦線での装甲戦闘車両の損耗が激しいので、節約するようになっていると伝えている。「安全保障化」とは何か~脅威をめぐる政治力学~posted with ヨメレババリー・ブザン/オーレ・ヴ
ウクライナ港湾管理局のフェイスブックページに、2024年のウクライナの港湾による取扱貨物量が出たので、以下で紹介する。プガチョーフ叛乱 エカチェリーナ二世時代の「ロシア的叛乱」と民衆の世界posted with ヨメレバ豊川浩一 山川出版社 2024年12月 楽天ブックスA
ウクライナのルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州を占領している(全領域ではない)ロシアは、2023年春に、占領地の鉄道を統合する形で、連邦国家一体企業「ノヴォロシア鉄道」=ФГУП "Железные дороги Новороссии"なるも
欧州最大の原発であるザポリージャ原発は、今般のロシアによる全面軍事侵攻が始まって以来、ロシア側の支配下にある。原発の1号機が稼働開始したのは1984年12月だったので、原発はロシアによる占領という異常な状況下で、このほど稼働40周年を迎えた。善意の帝国posted
かつてのソ連/ロシアには「対外経済銀行」というのがあり、近年ではそれが国営の開発機構となり、略称をとってVEB.RFという名称になっている。こちらの記事によると、このほどM.ミシュスチン首相がVEB.RFのI.シュヴァロフ総裁と会談し、国内6箇所の空港の新規建設事業
60年前のBillboard Hot 100(1965年1月3-9日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、カーティス・メイフィールド率いるインプレッションズは好調が続いており、今週7位にはImpressions - Amenがランク入りし
こちらの記事が、2024年の販売動向を踏まえ、2025年にロシアの乗用車販売市場がどうなるかについての見通しを示しているので、以下で主要部分の要旨を紹介することにする。なお、上図は記事に添付されていた2024年1~11月の主要モデル販売台数の図。公安外事警察の正体
こちらのサイトに、ウクライナ鉄鋼業の2024年の実績と2025年の予想という記事が出ていたので、以下で要点をまとめておく。なお、上図はその記事に添えられていたもので、左は鉄鋼輸出量、右は鉄鉱石輸出量を示しており、ともに単位は100万tで2024年と2025年は見通しとな
Ria Novostiのこちらのページに、I.アルクスニスという記者の執筆で、2024年の10の主要な結果という記事が出ている。ロシア国営通信社の記事につき、あくまでもプーチン体制の世界観によれば、ということになるが、そういうものとして認識しておけば一応参考にはなるので
HP更新しました。マンスリーエッセイ「最近の音楽鑑賞『5大プライオリティ』」です。よかったらご笑覧ください。 今年のブログ更新は以上となります。皆様良いお年をお迎えください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますEU百科事典poste
こちらの記事が、2024年のロシア冶金産業の生産動向を論じている。そのうち、鉄鋼業は21世紀初頭以来、最悪の1年に終わりそうということである。実は有料レポートへの誘導記事なのだが、有料版を買う余裕はないので、以下チラ見せ記事の要旨を紹介する。ODAの国際政治
先日お伝えしたように、12月16日に毎年恒例のロシア国防省拡大幹部会議が開催され、プーチン大統領の演説、ベロウソフ国防相の報告などがあった。それで、今般改めて国防省の当該ページを良く見たら、国防相の報告がPDFのプレゼン資料として掲載されていることに気付いた
60年前のBillboard Hot 100(1964年12月27日-1965年1月2日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 激動の1964年も、最終週を迎えた。今週は、6位のLittle Anthony & the Imperials - Goin’ Out Of My Headに耳を傾けてみること
「ロシア経済を9つのグラフで読み解く」という記事が目に留まった。少々ありきたりなグラフも多かったが、ロシア企業は高金利にもかかわらず借入を増やしているというくだりには興味を覚えた。帝国で読み解く近現代史posted with ヨメレバ岡本隆司/君塚直隆 中央公論新
取り上げるのが遅れたが、こちらのサイトに見るとおり(日本からは接続不能だが)、12月16日に、毎年恒例のロシア国防省拡大幹部会議が開催されたということである。こちらに見るように、プーチン大統領も出席した。以下では、ベロウソフ国防相が2024年の国防産業の成果
『調査月報』1月号「特集◆トランプ政権復活で注目される米ロ関係の行方」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年1月号のご案内。1月号は、「トランプ政権復活で注目される米ロ関係の行方」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。北朝鮮を解剖する~政治・経済
以前からウラジオストクにロシア科学アカデミー極東研究所というのがあったのだけれど、そこが2022年7月にロシア科学アカデミー中国・現代アジア研究所に改名されたというのを、今般初めて知った。今のロシアを反映して、どうも半分くらいの部局は中国関係のようで、そ
最近ロシアの経済・社会で一番問題となっているバターの不足・高騰につき、ちょっと考えてみた。 まず、基礎的な指標として、ロシアにおける各種基礎商品の輸入依存度をまとめた表を、上掲のとおりお目にかける。これを見てお分かりのとおり、総じて自給率が高いロシア
プーチンが12月19日に行った大規模記者会見・国民対話につき、もう1点だけコメント。プーチン5期目の目玉政策として、高速鉄道網の整備というのがあったはずである。いわばそのロシア版新幹線計画については、何か言及があっただろうか?軍事史としての第一次世界大戦
60年前のBillboard Hot 100(1964年12月20-26日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、1964年はビートルズがアメリカを席巻した年として記憶されているが、ただ、Billboard Hot 100でビートルズが大暴れしたのは
昨日開催されたプーチンの大規模記者会見および国民対話。そんなに面白くなかったという評価が多いのだろうか。個人的には、リアルタイムで観たりする余裕はなく、今日になってテキストで追っている程度だ。現代アジアの民主と独裁~なぜ民主主義国で二世指導者が生まれ
先日、「遅れ馳せながら中欧班列のHPを発見」というエントリーをお届けした際に、「中国⇔欧州だけでなく、中国⇔アジアというデータも出ており、後者が何を指しているか個人的にはよく分からないのだが、これもそのうち確認してみたい」とコメントした。今般、必要に駆
ロシア中銀の次回政策決定会合 23%への利上げとの見方が大勢
ロシアでは現在、21%という高い政策金利が設定されているわけだが、11月のルーブル急落を受け、12月20日に予定されている中銀の次回政策決定会合で、さらなる利上げがあるのではないかと見られている。名古屋港を語る~脱炭素の未来へ~posted with ヨメレバ工藤彰三/
こちらの記事によると、EUのうち10ヵ国がロシア産金属への制裁拡大を提案したということなので、以下記事の要旨を整理しておく。主にアルミニウムが懸案になっているようだ。絵画と写真で見る 世界海戦史posted with ヨメレバヘレン・ドウ/甲斐理恵子 原書房 2024年11
Yahooニュースに、「『約3年でたったこれだけ!?』ロシア製旅客機“ぜんぜん製造できていない”状況あきらかに 経済制裁の影響 “純ロシア産”で再起できるのか?」という記事が掲載されていて、目を奪われた。2022年2月のロシアによるウクライナ全面軍事侵攻開始以来、
こちらに見るとおり、ロシア統計局が11月のロシア消費者物価を発表したので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。 11月の消費者物価は、久し振りに大きな動きがあった。11月の消費者物価は前月比1.43%増であり、これはウクライナ侵攻開始直後の2022年4月以来の
60年前のBillboard Hot 100(1964年12月13-19日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、チャートの下の方を見ていたら、93位にLee Morgan - The Sidewinderというのが入っていて、驚いた。人気トランぺッターの有
こちらの記事が、ロシアにおける石炭の鉄道輸送の問題について報じている。ロシア鉄道としては、収益性の低い優遇的な石炭輸送は一部の主要産地だけに限定したかったが、ロシア政府に押し切られ、来年も続けざるをえなくなったようである。限界の国立大学 法人化20年、
中国と欧州をコンテナ鉄道輸送で結ぶ「中欧班列」は、実は私の隠し芸的な研究テーマの一つである。その話題は昨日も取り上げたが、このほど中国鉄道が開設した中欧班列のHPがあることを確認したので、今日はそのことに触れておきたい。PATRIOT プーチンを追い詰めた男
こちらの記事が、ロシア領を通じて中国・欧州間でコンテナ貨物を鉄道輸送する「中欧班列」が、制裁の懸念にもかかわらず、経済的メリットから依然として選択されている事情について論じているので、以下抄訳しておく。なお、文中に出てくるロシア政府決定はこちらに出て
ロシア経済はダウン寸前か?「ルーブル急落」の背景、国庫を潤す側面あるも、規律崩壊の懸念
Wedge ONLINEに、「ロシア経済はダウン寸前か?「ルーブル急落」の背景、国庫を潤す側面あるも、規律崩壊の懸念」と題する論考を寄稿しました。無料でお読みになれるので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします情報分析
ロシアの期待を象徴 『BRICSマガジン』という雑誌が出ている
個人的には今般初めて気付いたのだが、ロシアで『BRICSマガジン』という雑誌が発行されているようだ。バックナンバーのコーナーを見る限り、年に2回の発行のようだ。ロシア語雑誌ながら、時々英語版も出るようである。号を丸ごとダウンロードすることはできないようだが
先日、当ブログでも、米国のガスプロムバンクに対する制裁がルーブル下落の引き金を引いたということをお伝えした。そうした中、こちらの記事が、EUが米国に対ガスプロムバンク制裁の緩和を要請しているということを報じているので、以下要旨を紹介しておく。グローバル
60年前のBillboard Hot 100(1964年12月6-12日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週は、1位獲得に敬意を表して、Bobby Vinton - Mr. Lonelyを取り上げざるをえまい。「ビートルズ以前」という感じの、ノスタ
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」の延長上で、ロシアの主要輸出品の輸出動向をグラフで示すシリーズを続けてきた。しかし、本日が最終回。コラムでは乗用車を取り上げたが、今回はHSコード8
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ロシアでハイテク部門の企業を束ねる国営コングロマリット「ロステク」のS.チェメゾフ総裁が、こちらでインタビューに応じている。以下、気になった部分だけ発言要旨をまとめておく。ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔posted with ヨメレバ鳥飼将雅 中央公
こちらの記事によると、ロシアでタクシーの国産化に向けた措置が導入されたということである。5月23日付で当該の法律が成立した。ロシア革命と芸術家たち1917-41~芸術家の勝利~posted with ヨメレバツヴェタン・トドロフ/赤塚若樹 白水社 2025年04月 楽天ブックスAm
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、米チャートでは英国勢による侵略が続いているが、ここで地元米国勢が一矢報いた。Help Me, Rhonda - Beach Boysが1位を獲
ロシアでは、外為市場を安定させるため、2023年10月の大統領令により、輸出業者に対する外貨の強制売却制度が導入されていた。こちらの記事等が伝えるところによると、このほど同措置の延長が決まったということである。ロシア・中東欧のエコクリティシズム~スラヴ文学
ブログでロシアの北極域のことを取り上げる機会が増えているが、そういう研究プロジェクトを手掛けているからであり、あまり一般的な話題ではないと思うが、ご容赦願いたい。ただ、それにもかかわらず、重要な政策を見落としていたようだ。こちらの記事に見るとおり、ロ
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年6月号のご案内。毎年6月号はロシア以外のNIS諸国を掘り下げる特集と決まっており、今回は「成長と分断が進むNIS諸国の諸相」と題する特集となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込み
先日ご案内したとおり、6月7日に北大の学園祭で「ロシア・ウクライナ戦争で私たちの食卓はどうなる?」というミニ講演を行うことになり、それに向けて展示用のパネル原稿を作成した。「私たちの食卓」と言うからには、日本の食品物価のことを調べなければならない。そ
マニアックな話題で恐縮。先日「プーチンが北極演説で『北極海横断輸送回廊』提唱」と題してお伝えしたように、3月27日にロシア北方のムルマンスクでプーチン大統領が演説を行い、今後の北極政策に関する戦略的方向性を示した。それを受け、こちらのサイトに見るとおり
HP更新しました。マンスリーエッセイ「我が10年パスポートに悔いあり」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします国立大学教授のお仕事 とある部局長のホンネposted with ヨメレバ木村幹 筑摩書房 2025年04月
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週1位は、The Beatles - Ticket To Ride。このシリーズでビートルズを取り上げるのは今年初めてなのだけど、むろんこの間もビ
戦争のどさくさに紛れて、すっかり見落としていたが、こちらのサイトに見るとおり、ロシア政府は2024年12月30日付の政府指令により、「2042年までの総合電源立地計画」を採択していたということである。行ってはいけない、大阪危険万博posted with ヨメレバ西谷 文和/桜
昨日、「第1四半期のロシア貿易、輸出の不振が際立つ」という話題をお届けしたが、主要部門の中では、化学品の輸出が例外的に拡大していた。それに関連し、こちらの記事が、肥料輸出が拡大しているということを伝えており、おそらく化学品の伸びはそれによるところが大
こちらのページに見るとおり、ロシア税関が2025年第1四半期(1~3月期)の通関統計を発表したので、それを紹介する。ただし、日本を含む外国からはVPNを介さないとアクセスできない。また、既報のとおり、現在ロシア税関が発表している貿易統計は、1.大陸別の輸出入
こちらのページに見るとおり、ロシア政府は5月12日付の政府指令で、「ロシアの2036年までの造船業発展戦略および2050年までの見通し」を採択した。正確に言うと、2019年10月28日付で採択されていた2035年までの戦略というものがあり、それから「色々」あったので、その
ロシアは、くだんの5月9日戦勝80周年記念日に、29の外国のリーダー(元首?)が駆け付けたと称しているようである。それに関し、こちらの記事で、P.チャンスグリという政治評論家が、世界経済の約30%が赤の広場に集結したということを述べているので、以下抄訳してお
告知ばかりで恐縮ですが、6月27日(金)15:00~17:00に、北極域研究セミナー「トランプ・プーチン時代の北極域の行方」を開催します。極域研究強化プロジェクト(ArCS)が、今年度よりArCS3として再始動し、なおかつトランプとプーチンがかき乱す世界政治の波乱が北極域
このほど発行された雑誌『世界』2025年6月号に、「戦争を糧に増殖を遂げるロシア経済」と題する拙稿が掲載されていますので、ご興味があったらぜひお手に取ってみてください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますロシア革命と芸術家たち19
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 Ooo Baby Baby - Miraclesと言えば、ソウルミュージック史上最高のバラードに挙げる人も多いと思うが、先週・今週の16位が最高位
北大にも学園祭というものはあり、今年は6月6日(金)~8日(日)に「第67回北大祭」が開催されます。我々のスラブ・ユーラシア研究センターも6月7日(土)に、「スラヴ・ユーラシアを知る、編む、着る」と題して、色々と出しものをやります。日本とウクライナ 遠
Wedge ONLINEに、「『スターリングラード』空港復活の大統領令に署名したプーチンの思惑、市民へ見せた意外な配慮とは?」と題するレポートを寄稿しました。無料でお読みになれますので、戦勝記念日の予習に、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1
ロシア・ウクライナ戦争勃発後、我が国で刊行された関連本の中で、最大の話題作と言っていいのが、松里公孝著『ウクライナ動乱:ソ連解体から露ウ戦争まで』(ちくま新書1739, 2023年, 512 ページ)ではないでしょうか。このほど私がその書評を執筆し、最新の『ロシア・東
以前、「破産で再編を迫られる『エクスペルト』」という話題をお届けした。従来のビジネスモデルが行き詰って破産したため、再編して新たな形態の雑誌を出すという話だったのだが、その後、具体的な動きがないなと、個人的には受け止めていた。ところが、昨日職場の図書
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週チャート入りし、93位に着けているのが、Beach Boys - Don’t Worry Babyである。ビーチボーイズでも一二を争う超名曲
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年6月号のご案内。毎年5月号がロシア総論特集となっているのに対し、6月号はロシア以外のNISの特集。今回は、「脱・ロシア依存に向かうNIS経済」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問
G7がロシア産のダイヤモンドの輸入を禁止する制裁を発動し、効果が注目されているところだが、そもそも石油などと比べるとダイヤモンドの輸出額や連邦財政への貢献度は桁違いに低く、それだけでロシア全体の屋台骨を揺るがすような性格のものではない。 ただし、ロシア
寒冷国のロシアの場合、地球温暖化を、絶対に阻止しなければならない悪夢というよりは、「悪いことばかりではない」と捉える傾向がある。こちらの記事によると、今般モスクワで開かれた会議で、気候変動がロシア諸地域の発展にとって及ぼす影響につき意見が交わされたと
こちらのサイトに見るように、ロシア政府は2022年6月25日に「2030年までのロシア連邦航空部門発展総合プログラム」を制定していたが、このほど2024年5月4日付の政府指令でその文書を改訂したということである。 上掲の表のとおり、ロシア航空会社の保有機に占める国
EUとG7は今年初めからロシア産のダイヤモンドを制裁の対象としたが、こちらの記事によると、米国政府はその措置の再検討を始めたということである。ロシア文学の教室posted with ヨメレバ奈倉有里 文藝春秋 2024年05月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
中国には「天網」という監視カメラの全国ネットワークがあり、犯罪者や不満分子を追跡できるようになっている。今般出たこちらの記事によると、ロシアがそれと似たような監視カメラネットワークを構築することを検討しているということである。逆に言うと、「今までなか
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、この週の43位を見ると、Henry Mancini & His Orchestra - The Pink Panther Themeがチャートインしている。冒頭部分だけあ
ロシアから中国向けには、すでに東シベリアから天然ガスを供給するパイプライン「シベリアの力」が稼働しているが、主力のヤマル半島から新パイプラインを敷設しようという構想が「シベリアの力2」(上掲地図の赤)である。しかし、ロシア側が合意を切望しているのに対
こちらのページに見るように、ロシア財務省より2024年1~4月のロシア連邦財政執行状況が発表された。ただし、ロシア財務省HPが現在また日本からはアクセスできない状態になっているようなので、当方はVPN経由でアクセスした。恒例により上図を更新したが、この作業をも
なにげに小忙しいのでブログにあまり時間をかけられず、手抜きで恐縮だが、こちらのサイトにロシアの新ミシュスチン内閣の顔触れが出ていたので、それを拝見することにする。 (副首相は除いたヒラの)21の閣僚中、15名が留任ということである。地域の知事から連邦閣僚
5期目をスタートさせたロシアのプーチン大統領が、新たな国防相に、エコノミストのA.ベロウソフ氏を指名したことが、驚きをもって受け止められている。こちらの記事の中で、政治評論家のA.マカルキン氏が、ベロウソフ起用の意図につきコメントしているので、以下その要
軽めの話題となるが、欧米日がロシアからのウォッカ輸入を禁止したあと、ロシアのウォッカ輸出がどうなっているのかについて、こちらの記事が伝えているので、以下内容をまとめておく。新しい石油の地政学posted with ヨメレバ橋爪吉博 秀和システム 2024年03月 楽天ブ
先日、「プーチン5期目の「国民目標」 非原料・非エネルギー輸出」という話題をお届けした。で、考えてみたら、最近ロシアの非原料・非エネルギー輸出の動向をチェックできていなかったなと思い、検索したら、こちらに良い記事が見付かったので、紹介してみたい。上図
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 とにかくビートルズ旋風に沸き返った1964年だったが、自国勢、米デトロイトのモータウンも負けてはいなかった。ハスキー声の女性
昨日の話の続き。プーチンが5期目の政権をスタートさせたのに伴い、こちらのサイトに見るとおり、プーチン大統領が5月7日付で大統領令を公布し、2030年までの5期目に達成すべき(さらに2036年までの6期目も見据えつつ)達成すべき様々な「国民目標」が掲げられた。
だいたい予想された流れであったが、プーチンが5期目の政権をスタートさせたのに伴い、こちらのサイトに見るとおり、プーチン大統領が5月7日付で大統領令を公布し、2030年までの5期目に達成すべき(さらに2036年までの6期目も見据えた)様々な「国民目標」が掲げら
私ども北大スラブ・ユーラシア研究センターが立ち上げたウクライナ研究ユニットによる講演シリーズ「危機を生きるウクライナと世界」の第4回として、5月31日(金)15:00~16:30に私が「モルドバが『次の標的』にならないために」という講演をお届けします。先日の現地調