こっちに来てからチョコバーとカップ麺ばかり食べているような気がしたので、昨日の昼は訪問先のバルツィ市でちょっと良さそうなレストランに入ってみた(と言っても会計は10ドルくらいだったが)。 モルドバでは「ゼアマ(Zeama)」というスープが味噌汁的な伝統料理
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
こちらのニュースが伝えているとおり、プーチン・ロシア大統領が4月25日、ロシアの在外資産が没収・凍結された場合に、ロシアが報復措置を講ずる旨の大統領令に署名した。大統領令のテキストはこちらで閲覧できる。バブルの世界史posted with ヨメレバウィリアム・クイ
セヴァストーポリ軍港への攻撃で怒ったロシア国防省が穀物問題で脅し
こちらが伝えているように、ロシアの現地行政当局は昨日24日、ウクライナ軍によるクリミア半島のセヴァストーポリ港に対するドローン(無人機)攻撃を撃退したと発表した。M.ラズヴォジャエフ・セヴァストーポリ市長は「最新情報によると、水上無人機1機が破壊され、も
HP更新しました。マンスリーエッセイ「MVC受賞はコメント人生の励み」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますサーシャ、ウクライナの話を聞かせてposted with ヨメレバオレクサンドラ・スクヴォルツォヴァ/西
『ロシアNIS調査月報』5月号「特集◆制裁下のロシア経済と社会」
ロシアNIS貿易会の機関誌『ロシアNIS調査月報』は、昨年9月まで私が編集長を務めていた時には、新号が出るたびに当ブログでも紹介していた。転職に伴い編集長からは退いたものの、依然として執筆者としてかかわってはいるので、今後も取り上げていこうかと思う。美しき
このほど発行された『ロシア・東欧研究』(2022 巻 51 号 p. 21-40)に、「ロシアとウクライナの10年貿易戦争」と題する拙稿が掲載されました。昨年秋のロシア・東欧学会における共通論題報告を論文化したものです。PDF版を無料でお読みになれますので、ぜひご利用くださ
60年前のBillboard Hot 100(1963年4月21-27日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて今週No.1は、Little Peggy March - I Will Follow Him。個人的にも非常に耳馴染みはあるが、素性は良く知らなかった。この時
ブルームバーグのこちらの記事が、G7がロシアへの輸出を原則的に禁止することを検討していると伝えている。ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作ーー「米国共産党調書」を読み解くposted with ヨメレバ江崎道朗 扶桑社 2023年04月 楽天ブックスAmazon
ワグネルの生みの親であるYe.プリゴジン氏が4月14日にSNSで行った投稿に関しては、現時点の占領範囲でとりあえずよしとして停戦すべきといった内容を含んでいたため、我が国の界隈でも、プーチン体制の方向性に反した大胆な提言として話題となった。そこで、私自身もこ
西側がウクライナに戦車を提供する態勢が整い、「では、ロシアの側の戦車供給はどうなっているのか?」というのが気になるところである。 それに関し、こちらに見るとおり、英エコノミスト誌が、最近興味深い記事を掲載したということである。ただ、有料記事なので、私
こちらの記事が、ロシアが石油輸出関税を見直しているが、効果は限定的だろうということを伝えている。新しい権威主義の時代~ストロングマンはいかにして民主主義を破壊するか~posted with ヨメレバルース・ベン=ギアット/小林朋則 原書房 2023年03月 楽天ブックス
このほどWedge ONLINGに、「プーチンとルカシェンコ 腐れ縁でも核兵器については……」を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします核共有の現実~NATOの経験と日本~posted with
これはロシアにとって大好物のような話なのだが、ウクライナ産穀物の輸入をめぐって、EU内に亀裂が生じている。悲しみの収穫 ウクライナ大飢饉posted with ヨメレバRobert Conquest/白石治朗 恵雅堂出版 2023年03月 楽天ブックスAmazon
ロシア・ルーブルの対ドル・レートと、石油価格を対比したこのグラフ、久し振りに更新してみた。ここに来て、ルーブルが下落しているということだったので、それを確かめてみた。確かに、4月になり、久々に80ドル台にまで下落している。ルーブル・レートは油価に連動す
こちらに、ロシア財務省発表による1~3月の連邦予算執行状況が出ているので、それを利用して月別の財政状況のグラフを上掲のとおり更新した。欧州グリーンディールとEU経済の復興posted with ヨメレバ蓮見雄/高屋定美 文眞堂 2023年04月 楽天ブックスAmazonKindle
60年前のBillboard Hot 100(1963年4月14日-20日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、Andy Williams - Can’t Get Used To Losing Youは、この週の2位がピークだったか。実を言うと、あまりにも色んな人がカバ
上の図は、こちらから拝借した。ロシアは、「途上国を食料危機から救うために、ウクライナから農産物を輸出する黒海穀物イニシアティブに合意してやったのに、ウクライナの食料は豊かな国にばかり行っていてけしからん」というキャンペーンを張っており、それを強調する
こちらに見るとおり、ロシア統計局が昨晩、3月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例のグラフを更新してお目にかける。ポピュリズム、ナショナリズムと現代政治~デモクラシーをめぐる攻防を読み解く~posted with ヨメレバ渡辺博明 ナカニシヤ出版 20
こちらのページに見るとおり、IMFは4月11日、恒例の世界経済見通し最新版を発表した。IMFは今年1月の見通しで、2023のロシアのGDPをプラス0.3%と予測し、大向こうを唸らせたわけだが、何と今回の4月の見通しで、2023のロシアのGDPをプラス0.7%へと、さらに上方修正
こちらの記事によると、ウクライナ科学アカデミー農業研究所がこのほど、2023年のウクライナ農業生産に関する予測を示したということである。ロシア・サイバー侵略~その傾向と対策~posted with ヨメレバスコット・ジャスパー/川村幸城 作品社 2023年03月 楽天ブック
これからの自分の研究の方向性として、半導体のことをきちんとやらなければいけないという問題意識がある。 まずはロシアをめぐる半導体の貿易フローを把握することが第一歩となるが、ロシアは昨年分から詳しい貿易統計を発表しなくなり、たとえば「半導体不足のプーチ
レヴァダ・センターのこちらのページに、興味深い調査結果が出ていた。ロシア国民が西側による政治・経済制裁を懸念しているかどうかという調査である。上図の、一番左の紺色の部分が非常に気にしている、薄い青がそれなりに気にしている、オレンジがあまり気にしていな
昨晩、ロシア統計局から2022年のGDP速報値の第2弾が発表されたので、これを軽く見ておくことにする。検証ウクライナ侵攻10の焦点~現地取材400日で見えた~posted with ヨメレバ朝日新聞取材班 朝日新聞出版 2023年02月 楽天ブックスAmazon
60年前のBillboard Hot 100(1963年4月7日-13日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 4月11日にはビートルズのFrom Me to Youが初の英チャート入りしたということだが、アメリカに飛び火するにはまだしばらく時間が
こちらの記事が、中国の駐ロシア大使の発言をもとに、自動車をはじめとする中国ブランド製品がロシア市場に浸透していることを伝えている。危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』posted with ヨメレバ朝日新聞社/赤坂憲雄 徳間書店 2023年02月 楽天ブックスAmazon
こちらの記事によると、ロシア中銀のD.トゥリン第一副総裁が、2022年のロシア主要銀行の業績について述べたということである。地理学事典posted with ヨメレバ公益社団法人日本地理学会 丸善出版 2023年02月 楽天ブックスAmazon
こちらに見るとおり、ロシア版の『フォーブス』が、最新の資産額にもとづくロシア富豪ランキングのベスト20という資料を発表した。何かに使えるかもしれないので、以下のとおり整理しておく。 なお、同ランキングに加えられているオリガルヒの資産合計額は、2022年の3,
ウィキペディアからの丸写しになるが、オランダを拠点とするルイ・ドレフュス社は、農業、食品加工、国際海運および金融を営む商社。もともとは穀物商であったが、それを輸送するために船舶の所有・管理、作柄や相場の情報収集を行うために通信インフラストラクチャの開
当ブログでも何度か触れてきた露中間の新たなガスパイプライン・プロジェクトである「シベリアの力2」に関し、こちらの記事の中で、M.ベロヴァというロシア人の専門家が台湾情勢との絡みでコメントしている。ヴイゴン・コンサルティングという有名なコンサル会社の人で
忙しいし、ネタもないので、簡単に。時々取り上げている、ロシアのレヴァダ・センターによるロシア国民の「特別軍事作戦」支持率の数字が、3月分まで発表されたので、グラフにまとめて上掲のとおりお目にかける。調査は各月の下旬に実施されており、最新の調査は3月23
このほどユーラシア研究所から発行された『ユーラシア研究』第67号が、ロシア・ウクライナ情勢を学ぶ上で有益な特集号となっている。第1特集が、開戦直後の昨年3月に開催されたシンポジウムをベースに構成しているのに対し、第2特集では「ロシア・ウクライナを理解す
60年前のBillboard Hot 100(1963年3月31日-4月6日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、この曲は1位になるだろうから、その時に取り上げようと思っていて、実は1位にならず、取り上げるタイミングを逸してしま
こちらなどに見るとおり、ロシア外務省は3月16日、「黒海穀物イニシアティブ」を60日間延長することに同意することを表明した。周知のとおり、同イニシアティブは、国連およびトルコの仲介により、ウクライナの農産物についてはロシアによる黒海封鎖を解き、オデーサ州
開戦後、ロシアの一部ウェブサイトが日本からアクセス不能になる中で、地味に痛かったものに、ロシアの地域(連邦構成主体)ごとの統計局サイトを閲覧できなくなってしまったことがあった。 個人的には、今般VPN利用を開始し、そうした不自由からは解放されたのだが、そ
ロシアの主力産地であるヤマル半島と、中国市場を結ぶ新たな天然ガスパイプライン「シベリアの力2」の建設構想が、しばらく前から取り沙汰されていながら、中国側が最終合意を渋っており、結局今般の習近平訪ロの際もそれが正式に発表されるには至らなかった。プーチン
HP更新しました。マンスリーエッセイ「2.24問わず語り ―誰も訊いてくれないので自分で語る」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします物価動乱~ウクライナ侵攻「2・24後」の世界~posted with ヨメレバ日経ヴ
昨日の話の続きになる。開戦後、ロシアは貿易統計の発表を全面的に取り止めていたが、今般、大づかみな商品分類のみではあるが、税関局が2022年の輸出入動向のデータを発表した。なお、税関局は今後毎月、同様のデータを発表するということであり、すでに2023年1月のデ
当ブログでは何度も指摘してきたとおり、昨年2月以来、ロシアが貿易統計を一切発表しなくなり、個人的にはあの手この手で断片的な情報をかき集め、ロシアの貿易動向を推察するという作業を続けてきた。そうしたところ、先日プーチンが演説の中で本件に触れる場面があり、
これは、あまりにマニアックで、多くの皆さんの関心事にはならないかもしれない。こちらに見るとおり、ロシア政府は昨年12月7日付の政府決定で、ちょいと気になる措置を導入した。シャンプー、歯磨き粉、石鹸、香水、洗剤等を、米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニ
60年前のBillboard Hot 100(1963年3月24-30日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週、見事1位に輝いたのが、Laurieレーベルが送り出した黒人ガールグループ、Chiffons - He’s So Fineだった。後に、ビートルズ
こちらの記事が、2022年のロシアにおけるネットショッピングの結果につき伝えているので、以下要旨をまとめておく。世界の奇食の歴史~人はなぜそれを食べずにはいられなかったのか~posted with ヨメレバセレン・チャリントン=ホリンズ/阿部将大 原書房 2023年02月 楽
間際の告知になってしまいましたが、スラブ・ユーラシア研究センターで3月27日(月)16:00-17:30に、松澤祐介さん(西武文理大学)による「EU加盟20年目のスロバキア経済」と題する特別セミナーを開催いたします。対面とZoomのハイブリッドでの開催で、もちろん無料です
習近平訪ロや岸田訪ウで埋没してしまったが、こちらのページに見るとおり、3月20日にモスクワで国際議会会合「多極世界におけるロシアとアフリカ」と称するものが開催された。プーチン大統領が出席し、15分程度の演説を行っている。20日は、午後にこの国際会議があり、
こちらの記事によると、ロシア当局は、一方的に編入を宣言したウクライナ東部・南部の4地域を、自由経済区に指定する計画ということである。私は編入自体を認めるつもりがないが、これまでの自分の研究分野に、ロシアの地域経済開発、その手段としての経済特区というも
習近平訪ロを前にして、3月19日付でプーチンが『人民日報』に、20日付で習近平が『ロシア新聞』に、それぞれ二国間関係に関する論文を掲載するというエールの交換があった。プーチンは、オリジナルはこちらのはずだが、中国語はダルいので、クレムリンHPに出たロシア語
今朝のNHKのニュースで、英国筋の情報として、ロシアの占領当局がこのほどザポロジエ州(ウクライナ語読みではザポリージャ州)の州都をメリトポリに指定し、これは本来の州都であるザポロジエ市の攻略が困難なので事実上断念したことを意味するということを伝えていた。
当ブログでは紹介済みのとおり、先日Wedge ONLINEに、「経済制裁してもロシア人の生活に影響が少ないのはなぜ? 穀物生産国に見えて実は不安定なロシアの食料安全保障」と題する論考を寄稿した。幸い、PVも伸びているようだし、内容についても好意的な評価をいただいた
フランスのTechnip Energiesは、世界的な石油・ガスサービス会社である。こちらの記事によるとこのほど同社は、ロシアLNG事業からの撤退に伴い、2023年の売上が減収になると発表した。日ソ戦争史の研究posted with ヨメレバ日ソ戦争史研究会 勉誠出版 2023年02月楽天ブ
ロシアのウクライナへの全面軍事侵攻開始を受け、コカ・コーラがロシア市場からの撤退を表明してから、1年が経った。だが、こちらの記事によると、ロシアのコーラ飲料市場で、コカ・コーラは依然、14.1%のシェアがあるということである。«Продажи.рф»の調査
60年前のBillboard Hot 100(1963年3月17-23日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 1963年3月22日、ビートルズがファーストアルバム「Please Please Me」(正確にはそのモノラル盤)を発表するという、世界のポップ
開戦後、ロシアが貿易統計を発表しなくなり、個人的に断片的な情報をかき集めてロシアの貿易動向を推計するという作業を続けている。先日は、シンポジウムにおいて、“Analyzing Russia’s Foreign Trade Performance with No Russian Official Statistics Available”な
ワグネルの創始者として有名なYe.プリゴジン氏、個人的にはこれまで大した知識もなかったのだけれど、先日出演したテレビ番組で訊かれることになったので、自分なりに調べてみた。なお、プリゴジン氏、1961年6月1日生まれの61歳という、実に覚えやすい生年月日であるこ
当ブログでは、しばらく前まで、欧州ビジネス協会の発表にもとづき、ロシアの乗用車市場における月ごとの販売状況を定番でお伝えしていた。2022年12月までの集計はこちら。 しかし、欧州ビジネス協会の発表は、各メーカーが同協会に申告した数字を集計していたらしいの
それにしても、ロシア人というのは本当に「経済フォーラム」が好きな人種だと思う。ロシア国内で開かれる経済フォーラムの中では、以下のものが8大経済フォーラムと呼ばれている。ペテルブルグ国際経済フォーラム東方経済フォーラムクラスノヤルスク経済フォーラムロシ
このほど、Wedge ONLINEに、「経済制裁してもロシア人の生活に影響が少ないのはなぜ? 穀物生産国に見えて実は不安定なロシアの食料安全保障」と題する論考を寄稿した。かなり力を入れて書いたものなので、ぜひご一読いただければ幸いです。戦争の地政学posted with ヨ
アップルはロシアから撤退したが、ロシア市場からiPhoneが完全に消えてなくなったわけではない。こちらの記事が、最近のロシアiPhone事情につき伝えている。シベリア森林の民族誌~漁撈牧畜複合論~posted with ヨメレバ大石侑香 昭和堂 2023年02月 楽天ブックスAmazon
昨年の夏くらいだったか、メディアで「ロシア国民のプーチン支持、軍事作戦支持は揺るがないのか?」という質問を受けた際に、私は、ロシア国民は自分に身近な生活の問題で判断するので、年金の未払いや公務員賃金の遅配などが起きれば雰囲気が一変するだろうというよう
昨日、ロシア統計局より、2月のインフレ率(消費者物価上昇率)が発表されたので、恒例により図を更新してお目にかける。東北アジアの自然と文化 2 (東北アジア学術読本 9)posted with ヨメレバ東北大学東北アジア研究センター 東北大学出版会 2023年01月 楽天ブック
60年前のBillboard Hot 100(1963年3月10-16日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、チャート的にはこのあともうちょっと上がるのだが、今週37位に位置していたのが、Johnny Cymbalの有名曲、Mr. Bass Manだっ
先日、「ロシア市場からの外国タイヤメーカー撤退の動き」と題するエントリーの中で、ロシアに進出した外資系タイヤメーカーの中で、独系コンチネンタルは、8月に操業を再開して現在に至るということをお伝えした。しかし、今般伝えられたこちらの記事によると、やはり
こちらの記事によると、ロシアのA.ノヴァク副首相がLNG生産発展に関する政府幹部および業界関係者の会合を主宰し、LNG生産拡大の目標を掲げたということである。検証ウクライナ侵攻10の焦点~現地取材400日で見えた~posted with ヨメレバ朝日新聞取材班 朝日新聞出版 2
ロシアのシンクタンク「発展センター」というところが発表しているロシア経済に関するコンセンサス予測は、個人的に以前はよく取り上げていたのだが、ウクライナ侵攻開始後、情報が更新されなくなったりして、しばらくご無沙汰だった。今般HPをチェックしてみたら、2023
相変わらず、さえわたる作図技術! というわけで、こちらのサイトに見るとおり、ロシア財務省から、2月のロシア連邦予算の執行状況が発表されたので、最近定番で作っているグラフを、上掲のとおり更新してみた。拡大表示してご利用ください。デンジャー・ゾーン 迫る
ロシアの石油輸出に関しては、ウラル原油の輸出動向やその価格が注目されることが多いが、太平洋パイプラインでアジア市場に運ばれるESPOは、ウラルとは異なる動きを示している。こちらの記事がそのあたりを論じているので、以下要旨をまとめておく。NATO(北大西洋条約
こちらの記事が、一連の欧日メーカーが脱退したあと、ロシアのドライバーが選べるタイヤの選択肢にはどんなものが残るかということをまとめている。以下、骨子を整理しておく。シベリア抑留者の想い出~満州での軍隊生活そしてシベリア抑留での強制労働~posted with ヨ
ベラルーシにおける中国ブランド車Geelyの生産は、ルカシェンコが自らの夢と語った国民車プロジェクトだった。ベラルーシ国内市場は小さいので、ロシアにどれだけ輸出できるかが鍵になる事業でもある。その生産を担うベルジー社の2022年の生産動向がこちらの記事に出てい
60年前のBillboard Hot 100(1963年3月3-9日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、アメリカンオールディーズを代表する一曲、Cascades - Rhythm Of The Rain も、この週の3位が最高位だったか。ただ、息長
今般、ルカシェンコが中国に出向いて、ベラルーシと中国の関係につき改めて考えてみたのだが、つらつらと思いを巡らせていたところ、昔ミンスクに台湾通商代表部があったなということをふと思い出した。台湾は、ほとんどの場合、外国に大使館を開設できないので、その代
昨日の話の続きである。我がセンター内で、現在ウクライナという国になっている地域の歴史につき議論した際に、帝政ロシアの穀物輸出において、ウクライナの貢献度はいかほどであったかという話になった。発表者は、「20世紀初頭の帝政ロシアの穀物輸出でウクライナの比
あれだけ「ピョートル推し」だったポルタヴァの戦い博物館はどうなったのか?
色んな締切や業務に追われて、首が回らない状況である。多重債務者というのは、こんな心境なのだろうか。 なので、ブログは手抜きになるのだけど、このほど、我がセンター内でウクライナ史、というか正しくは現在ウクライナという国になっている地域がどんな歴史を歩ん
HP更新しました。マンスリーエッセイ「帯にまつわるエトセトラ」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますワグネル プーチンの秘密軍隊posted with ヨメレバマラート・ガビドゥリン/小泉悠 東京堂出版 2023年
先日、こちらのサイトで、クレムリンによるベラルーシ併合の秘密文書を入手したとするスクープ記事が発表され、一部で多少話題になった。ロシアが2030年までにベラルーシを取り込むことを目論んでいるとの内容である。プーチンが築こうとしている大ロシア建設計画の一環と
中銀発表:2022年のウクライナのレミッタンス受入は6.7%減
ロシアが全面軍事侵攻を開始する前、ウクライナにとって最大の稼ぎ頭は、実は農業でも鉄鋼業でもなく、国外出稼ぎ労働だった。それに着目し、国外から本国にもたらされる送金、いわゆる「レミッタンス」のデータを、私は定期的に上掲のようなグラフにまとめていた。 先
去年の今頃のことを思い返すと、ロシアが全面軍事侵攻を開始し、ウクライナの首都キーウも陥落するかもしれないという中で、私が職業的な観点から危機感を抱いたのは、もうウクライナの経済統計が入手できなくなるかもしれないということだった。そこで、ウクライナ統計局
60年前のBillboard Hot 100(1963年2月24日-3月2日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週1位に駆け上ったのが、Four Seasons - Walk Like A Man である。前年のSherryに始まり、Big Girls Don't Cry と続いて
以前、「ガスプロムの配当で一息ついたロシア財政」と題し、11月にガスプロムがロシア政府に6,000億ルーブルもの配当を行い、割増の地下資源採掘税も納入したことを紹介した。本件につき、事実関係を改めて整理しておくことにしたい。君たち、中国に勝てるのか~自衛隊
上でお目にかけるのは、このほど私が完成させ、あちこちで使い回しているグラフである。再三申し上げるように、2022年2月24日のウクライナ侵攻開始以降、ロシアは貿易統計を発表しなくなり、私がライフワークとしてきたロシア貿易統計の収集・整理・分析作業ができなく
今日は時間がないので、簡単な告知だけで。 月刊Wedge誌の最新3月号で、「ウクライナ侵攻から1年 日本が学ぶべき教訓」という特集が組まれており、私が鶴岡路人さんと行った対談「『平和な戦後』は訪れるのか? 戦争の行方を読み解く」が掲載されています。ほかに東
本日予定されているプーチンの年次教書演説は、モスクワ時間で12~13時ということなので、日本時間では18~19時になるのだろう。 内容につき、こちらの記事で、4名の政治評論家が予想しているので、うち3名の発言内容を以下整理しておく。2035年の世界地図 失われ
私は鉄鋼業に比べると非鉄金属はあまり強くないのだが、こちらがロシア・ルサール社の苦境について伝えているので、以下要旨を整理しておく。現実からまなぶ国際経済学posted with ヨメレバ伊藤萬里/田中鮎夢 有斐閣 2023年01月 楽天ブックスAmazon
こちらの記事が、ロシア鉄鋼業の現況と今後の見通しにつき伝えているので、以下要旨をまとめておく。世界「民族」全史~衝突と融合の人類5000年史~posted with ヨメレバ宇山卓栄 日本実業出版社 2023年01月 楽天ブックスAmazon
チハノフスカヤ、ベラルーシの対露政治・軍事同盟からの脱退提唱
2020年のベラルーシの脱ルカシェンコ運動の際に思わぬ形で野党統一リーダーの役回りを演じたS.チハノフスカヤは、最近では他の民主派陣営から「武力でルカシェンコ政権を倒すために立ち上がるべきだ」「お前は外国で演説するだけ」などと批判され、すっかり求心力を失っ
A.ノヴァク副首相が発表した論考については当ブログでお伝えしたが、それを受け調査会社のARGUSがこちらのコラムでロシアのLNG部門の動向について改めて整理している。以下、要点をまとめておく。ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性posted w
60年前のBillboard Hot 100(1963年2月17-23日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週8位には、Eydie Gorme - Blame It On The Bossa Novaがランクインしている。オールディーズファンには人気で、今聞いて
久し振りに、ロシアの独立系調査機関として定評のある「レヴァダ・センター」の数字をチェックしておくことにする。同センターが月に一度行っている「特別軍事作戦」に関する1月の最新意識調査結果がこちらに出ている。一冊でわかる東欧史posted with ヨメレバ関眞興
こちらの記事が、2022年にモスクワを訪れた旅行者が増えたと伝えており、一瞬「このご時世で?」と驚きかけたのだが、冷静に考えればコロナ禍からの回復効果によるもので、驚くには値しないだろう。「半島」の地政学 クリミア半島、朝鮮半島、バルカン半島…なぜ世界の
ロシア統計局から統計月報の12月分が刊行されたので、それにもとづいて2022年のロシア鉱工業生産を簡単に整理しておく。女帝と道化のロシアposted with ヨメレバ坂内徳明 京都大学学術出版会 2023年02月 楽天ブックスAmazon
生き残りを模索するロシア・エネルギー産業:ノヴァク副首相寄稿
こちらに見るとおり、ロシアでエネルギー問題を担当するA.ノヴァク副首相が、『エネルギー政策』誌にロシア・エネルギー産業の現状・展望につき寄稿したということである。目に留まった数字だけ以下のとおり拾っておく。ウクライナ戦争は問いかける~NATO東方拡大・核・
多忙なので、ブログは簡単に。こちらに見るとおり、ロシア統計局より1月のインフレ率(消費者物価上昇率)が発表されたので、恒例により上掲のとおりグラフを更新。奇妙な国境や境界の世界地図posted with ヨメレバゾラン・ニコリッチ/松田和也 創元社 2023年01月 楽天
武田信玄に始まり(知らんけど)、海なし国の絶対君主は、海への出口を欲しがるものである。こちらの記事が、ベラルーシの独裁者ルカシェンコが、ロシア大サンクトペテルブルグ港の一部を成す「ブロンカ」という港を手に入れそうだということを伝えている(位置は上掲地
S&Pが西側による対ロシア制裁を一目で分かる一覧表にして、定期的に更新しているようだ。最新版はこちら。個人的に従来利用したことがなかったので、備忘録としてシェアさせていただく次第。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますEVショック
60年前のBillboard Hot 100(1963年2月10-16日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、アメリカポップス史に輝く偉大な作曲家であるバート・バカラック氏が、このほどお亡くなりになった。今週は追悼の思いを込め
以前もお知らせしたとおり、我が北大スラ研では「ウクライナとロシアの生存戦略:開戦から1年を迎えて(Survival Strategies of Ukraine and Russia: A Year On from the Outbreak of War)」というシンポジウムを開催する。基本的に全編英語のセッションにはなるが、無
ロシアの貿易統計が得られない中で、このほどニューヨークタイムズがロシアの石油・ガス輸出に関し貴重なデータを報じた。英語と中国語 10年後の勝者はposted with ヨメレバ五味洋治 小学館 2023年02月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
上掲のグラフ、我ながら良い出来栄えだ。このように、歳入と歳出を並べて、歳入の方だけ二階建てにするというグラフは、エクセルのデフォルトのフォーマットでは用意されておらず、作るのにものすごくテクが要るのだ。ロシアの財政に関するレポートを書き終えたところな
何度も申し上げるように、貿易統計を発表しなくなったロシアながら、断片的なデータなら得られるものもある。 たとえば、当ブログで紹介済みのように、A.ノヴァク副首相は2022年のロシアの石炭輸出量が前年から7.6%縮小したと発言している。これを信用するならば、202
これはしばらく前の1月19日の記事だが、見落としていたので、今さらながら取り上げる。ロシアはウクライナ侵攻開始後、商品貿易の統計を発表しなくなったのだが、断片的には意外と当局者から数字が出てきたりするという一例である。レニングラード日記posted with ヨメ
Wedge ONLINEに「煮え切らない中国、焦るプーチン 露中経済関係の実情」と題するコラムを寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします中国シリコンバレーの先駆者たちposted with
原油に続いて、2月5日にはEUのロシア産石油製品の禁輸も発効した。本件につきこちらの記事が論じているので、以下要点を整理しておく。君たち、中国に勝てるのか~自衛隊最高幹部が語る日米同盟VS.中国~posted with ヨメレバ岩田清文/武居智久 産経新聞出版 2023年01
こちらの記事が、ロシアの1月の石油輸出動向を伝えているので、軽くまとめておく。科学と国家と大量殺戮 生物学編posted with ヨメレバ澤野雅樹 言視舎 2022年12月 楽天ブックスAmazon 1月にロシアの主力であ
60年前のBillboard Hot 100(1963年2月3-9日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週晴れて1位に輝いたのが、Paul & Paula - Hey Paulaである。ベタすぎて少々恥ずかしいが、アメリカンオールディーズを代
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こっちに来てからチョコバーとカップ麺ばかり食べているような気がしたので、昨日の昼は訪問先のバルツィ市でちょっと良さそうなレストランに入ってみた(と言っても会計は10ドルくらいだったが)。 モルドバでは「ゼアマ(Zeama)」というスープが味噌汁的な伝統料理
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。人口5.0万で、モルドバで5番目に大きな街が、昨日に続いてトランスニストリア(沿ドニエストル)のルィブニツァ。東欧で最大規模とされ、ロシア・ウ
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年5月号のご案内。毎年5月号はロシアに関する総論的な特集と決まっており、今回は「激動の中のロシア経済と社会」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらま
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。モルドバで4番目に人口が多いのが、9.4万のベンデルィで、再びトランスニストリア(沿ドニエストル)の街となる。ブログランキングに参加しています
4月23日、面談の帰りにモルドバ政府庁舎の前を通りかかったところ、面白い光景に出くわした。どうも国旗を称えるセレモニーのようである。ただ、指導者のような人が子供に指示を出したりしていたので、これは本番ではなく、リハーサルではないかと思われた。 ホテルに
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。さて、分離主義地域のトランスニストリアを除いた、モルドバ本土だけで見ると、首都キシナウに次ぐ第2の街が、モルドバ北部のバルツィということにな
こちらの記事が、EUが第14制裁パッケージでロシアからのLNGの輸入を禁止することを検討しているということを伝えている。なお、上図はその記事に添えられていたもので、EU諸国のうち2022~23年のロシア産LNG輸入量が多い国を示している(単位100万t)。ロシア啓蒙主義
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。モルドバ諸都市の市章を、単純に人口の多い順に取り上げていこうと思うのだが、実は首都キシナウに次ぐ人口を擁するのは、分離主義地域「トランスニ
ちょっと用事があって、世銀のデータベースを眺めていたら、ドキっとした。ウクライナの総人口が、わずか3,800万人とされていたのである。ウクライナは独立後、一貫して人口を減少させていたわけだが、さすがに4,000万人の大台を割り込んだ数字を見るのは初めてだった。
モルドバ出張中も、毎日のブログの更新が途絶えないよう、書き溜めたモルドバ紋章についての記事をお届けするシリーズ。やはり、国章の次は、首都のキシナウ(ロシア語読みではキシニョフ)を取り上げるべきだろう。キシナウは人口72.4万人。市章のデザインは、かなり国章
こちらの記事が、2023年にロシアからウラン(具体的には濃縮ウランだろう)を輸入した主要国について伝えている。ロシア自身は貿易統計を発表していないため、ノーヴォスチ通信がロシアの取引相手国側のデータを使って調べたものである。第二次世界大戦期東中欧の強制移
私は紋章が趣味の一つなので、このブログでもかつて、日めくり紋章などという企画を手掛けていたこともあった。それで、突然ですが、私は本日からモルドバ出張に出かけるのである。出張中も、基本的には毎日ブログの更新を続けたいと思っているが、出先でバタバタすると
Wedge ONLINEに、「ロシアの“ゾンビ戦車”が戦場へ 質よりも量を優先、戦車供給から見るプーチン・ロシアの今」と題する論考を寄稿しました。どなたでも無料で読めますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします北朝
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週52位のMartha & The Vandellas - In My Lonely Roomは、特大ヒットというわけではないが、個人的に非常に好きな曲であ
こちらの記事が、農業事業者へのアンケート調査にもとづき、制裁下のロシアにおける農業の障害について伝えているので、以下ざっと内容を紹介する。民主主義は甦るのか?~歴史から考えるポピュリズム~posted with ヨメレバ細谷雄一/板橋拓己 慶應義塾大学出版会 2024
こちらのページに見るとおり、IMFが2024年4月版の世界経済見通しを発表した。その中から、私の関係国であるロシア・NIS諸国のGDP成長率の数字を抜き出し、上表のように整理してみた。戦争と経済~舞台裏から読み解く戦いの歴史~posted with ヨメレバ小野圭司 日経BP
国際情報サイトの「Foresight」に、「対露制裁に見るアメリカの「正義」と「実益」―ロシア産水産物の輸入をめぐって―」を寄稿しましたので、ご案内いたします。全文の閲覧には会員登録が必要ですが、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリ
ウクライナ侵攻を受け、アップル社はロシア市場での公式的な販売を停止したものの、並行輸入という形では、依然としてロシアでiPhoneを購入することは可能である。しかし、現実にはロシア国民のiPhone離れが進んでいるということを、こちらの記事が伝えているので、以下
こちらのサイトに、プーチン政権がやると言っているモスクワ~サンクトペテルブルグ高速鉄道に関する図解資料が出た。それが下図であり、これを掲載するだけでお茶を濁そうと思っていたのだけど、ふと、このデータを使って日本の新幹線と比べてみたくなった。基礎から学
こちらによると、4月12日に米財務省は、ロシアからのアルミニウム、銅、ニッケルの輸入を禁止する決定を発表した(本年4月13日までに生産された製品は除く)。戦場に忘れられた人々~人種とジェンダーの大戦史~posted with ヨメレバ松本悠子 京都大学学術出版会 2024
こちらのニュースが伝えているとおり、プーチン・ロシア大統領が4月25日、ロシアの在外資産が没収・凍結された場合に、ロシアが報復措置を講ずる旨の大統領令に署名した。大統領令のテキストはこちらで閲覧できる。バブルの世界史posted with ヨメレバウィリアム・クイ
こちらが伝えているように、ロシアの現地行政当局は昨日24日、ウクライナ軍によるクリミア半島のセヴァストーポリ港に対するドローン(無人機)攻撃を撃退したと発表した。M.ラズヴォジャエフ・セヴァストーポリ市長は「最新情報によると、水上無人機1機が破壊され、も
HP更新しました。マンスリーエッセイ「MVC受賞はコメント人生の励み」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますサーシャ、ウクライナの話を聞かせてposted with ヨメレバオレクサンドラ・スクヴォルツォヴァ/西
ロシアNIS貿易会の機関誌『ロシアNIS調査月報』は、昨年9月まで私が編集長を務めていた時には、新号が出るたびに当ブログでも紹介していた。転職に伴い編集長からは退いたものの、依然として執筆者としてかかわってはいるので、今後も取り上げていこうかと思う。美しき
このほど発行された『ロシア・東欧研究』(2022 巻 51 号 p. 21-40)に、「ロシアとウクライナの10年貿易戦争」と題する拙稿が掲載されました。昨年秋のロシア・東欧学会における共通論題報告を論文化したものです。PDF版を無料でお読みになれますので、ぜひご利用くださ
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて今週No.1は、Little Peggy March - I Will Follow Him。個人的にも非常に耳馴染みはあるが、素性は良く知らなかった。この時
ブルームバーグのこちらの記事が、G7がロシアへの輸出を原則的に禁止することを検討していると伝えている。ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作ーー「米国共産党調書」を読み解くposted with ヨメレバ江崎道朗 扶桑社 2023年04月 楽天ブックスAmazon
ワグネルの生みの親であるYe.プリゴジン氏が4月14日にSNSで行った投稿に関しては、現時点の占領範囲でとりあえずよしとして停戦すべきといった内容を含んでいたため、我が国の界隈でも、プーチン体制の方向性に反した大胆な提言として話題となった。そこで、私自身もこ
西側がウクライナに戦車を提供する態勢が整い、「では、ロシアの側の戦車供給はどうなっているのか?」というのが気になるところである。 それに関し、こちらに見るとおり、英エコノミスト誌が、最近興味深い記事を掲載したということである。ただ、有料記事なので、私
こちらの記事が、ロシアが石油輸出関税を見直しているが、効果は限定的だろうということを伝えている。新しい権威主義の時代~ストロングマンはいかにして民主主義を破壊するか~posted with ヨメレバルース・ベン=ギアット/小林朋則 原書房 2023年03月 楽天ブックス
このほどWedge ONLINGに、「プーチンとルカシェンコ 腐れ縁でも核兵器については……」を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします核共有の現実~NATOの経験と日本~posted with
これはロシアにとって大好物のような話なのだが、ウクライナ産穀物の輸入をめぐって、EU内に亀裂が生じている。悲しみの収穫 ウクライナ大飢饉posted with ヨメレバRobert Conquest/白石治朗 恵雅堂出版 2023年03月 楽天ブックスAmazon
ロシア・ルーブルの対ドル・レートと、石油価格を対比したこのグラフ、久し振りに更新してみた。ここに来て、ルーブルが下落しているということだったので、それを確かめてみた。確かに、4月になり、久々に80ドル台にまで下落している。ルーブル・レートは油価に連動す
こちらに、ロシア財務省発表による1~3月の連邦予算執行状況が出ているので、それを利用して月別の財政状況のグラフを上掲のとおり更新した。欧州グリーンディールとEU経済の復興posted with ヨメレバ蓮見雄/高屋定美 文眞堂 2023年04月 楽天ブックスAmazonKindle
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、Andy Williams - Can’t Get Used To Losing Youは、この週の2位がピークだったか。実を言うと、あまりにも色んな人がカバ
上の図は、こちらから拝借した。ロシアは、「途上国を食料危機から救うために、ウクライナから農産物を輸出する黒海穀物イニシアティブに合意してやったのに、ウクライナの食料は豊かな国にばかり行っていてけしからん」というキャンペーンを張っており、それを強調する
こちらに見るとおり、ロシア統計局が昨晩、3月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例のグラフを更新してお目にかける。ポピュリズム、ナショナリズムと現代政治~デモクラシーをめぐる攻防を読み解く~posted with ヨメレバ渡辺博明 ナカニシヤ出版 20
こちらのページに見るとおり、IMFは4月11日、恒例の世界経済見通し最新版を発表した。IMFは今年1月の見通しで、2023のロシアのGDPをプラス0.3%と予測し、大向こうを唸らせたわけだが、何と今回の4月の見通しで、2023のロシアのGDPをプラス0.7%へと、さらに上方修正
こちらの記事によると、ウクライナ科学アカデミー農業研究所がこのほど、2023年のウクライナ農業生産に関する予測を示したということである。ロシア・サイバー侵略~その傾向と対策~posted with ヨメレバスコット・ジャスパー/川村幸城 作品社 2023年03月 楽天ブック
これからの自分の研究の方向性として、半導体のことをきちんとやらなければいけないという問題意識がある。 まずはロシアをめぐる半導体の貿易フローを把握することが第一歩となるが、ロシアは昨年分から詳しい貿易統計を発表しなくなり、たとえば「半導体不足のプーチ