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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • 梅雨のさなかは草取り日和り

    梅雨を最も喜んでいるのは雑草かも知れない。一日ごとに凄まじい勢いで伸び、ニンジンとごぼえぇ隠れるほどの草丈に。草取りはご存知の通り、土が乾き過ぎると取りにくい。湿り過ぎては、周囲の土も一緒に引き抜かれ、肝心の野菜も引き抜きかねない。特に目につく草は、このアカザです。成長も早いし、細かい種で繁殖力も旺盛。大きく育てて乾燥すると杖代わりにさえなりという。屈んでの草取りは、ひざと腰への負担が大きい。もう、いわゆる四つん這い。両ひざをついて草を取りつ続けます。時には間違って抜いたり、大きな草に絡まって抜けることもある。間違って抜いてしまった、ゴボウの赤ちゃんです。今年はそこそこ順調な成長です。午後からはゴボウの畝の側面と、ズッキーニの脇の草を取って仕上げ。畝間に置いた草は、折を見て集めましょうか。そのままだとまた...梅雨のさなかは草取り日和り

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その21)

    時間の経過とともに記憶も忘れがちですが、稚内から一気に宗谷岬へ。この日は晴れ渡り、滅多に見えないという樺太、サハリン方面が見えました。モニュメントの近くにはエゾシカが何頭か見えます。カメラを構えた人が近づいても平気です。危害を加えないと知るとこんなものなんですね。ご存知の間宮林蔵の銅像です。間宮海峡の名付け親ですが、サハリン方向をにらんでいますよ。返せ北方領土!何に付けても「日本最北端の」という冠詞が着く宗谷岬。日本最北端のガソリンスタンド、日本最北端の食堂などなどでした。ご存知の歌の歌詞が刻まれた碑もあります。「流氷とけて春風吹いて~」ですね。思わず歌ってしまうスベルベでした。元ライダーのスベルベが気になるのは、オートバイ。ツーリングで北海道一周の夢を描きながら、とうとう実現しなかった。他にはキャンピン...そこそこ過酷な北海道ツァー(その21)

  • サツマイモの獣対策

    以前も同じセットを使っていた電気柵。通称「電柵」です。長岡に最近新規改装オープンの大型ホームセンターに買い出しに行きます。前の機械も残っていましたが、電子部品の損傷で使えない。本体だけでも高価ですが、幸い電線を止めるポールと電線は保管してあった。午前中に買い出しをして、午後は1時半に山の畑に行き、まずは草刈り。雑草が伸びて、電線に触れると漏電して電柵の効果が失われてしまうのです。直射日光だけは避けられたけれども、猛烈に蒸し暑い午後です。なんとか、電線を二重、二段に張って設置完了。後は通電だけですね。サツマイモ畑のデントコーン畑側と、ジャガイモ畑側に設置。手前に見えのるは、アース線です。これが通電に重要な役割を果たす。ホームセンターで目についた、こんなものも二つ購入してきた。乾電池が2本入りますが、頭頂部に...サツマイモの獣対策

  • サツマイモがやられた

    昨日は朝食前から一人でジャガイモ掘り行きました。しばらくして、サツマイモ畑を見て異変に気付いたのでした。隣のデントコーン、飼料用トウモロコシ側の畝に異変。片端からサツマイモが掘り荒らされていたのです。さて犯人は誰だろう。中には丁寧に蔓を引っ張り出している株さえある。結構用心深くて、隣の畑の中に引っ張り込んで食べようという魂胆か。これが犯人の足跡です。結構大きいけれどイノシシではなさそう。という事は、ムジナ「アナグマ」の仕業か、またはハクビシンなのだろうか。隣のデントコーン畑には犯人の形跡がある。デントコーン畑から幾筋もの獣道が見えたけれど、ここをすり抜けるとは・・・。ここをすり抜けるサイズだとすれば、やはりイノシシの疑いは晴れた。とにかく対策を急がないと、サツマイモが全滅しかねない。電柵を設置するしかない...サツマイモがやられた

  • 歴史博物館へ

    小学生になったばかりの孫が初めての夏休みに入ります。親の都合で、ジーさんバーさんで学校まで迎えに行き、そのまま歴史博物館へ。いえ、孫はいわゆるだしで、自分たちも久しぶりに見たかったのです。そして、この日は夏休みの特別サービスで、孫と保護者は入場料無料という幸運。常設展と特別展があり、特別展はこの日は「大佐渡展」です。佐渡島の成り立ちや、金の採掘に関する資料など佐渡島を知るには絶好のチャンス。常設展では、縄文時代の暮らしが再現されている。これは狩りで仕留めた鹿を解体している場面。孫はリアルな様子に驚く。こんな風に子供たちが遊びに興じる場面も。孫と同じの来の体格の二人が遊ぶ姿に孫も引き込まれています。海辺の暮らしもリアルに再現されています。海藻を砂浜に広げて干す子供、大きな魚を捌いて干物にする母と全てリアル。...歴史博物館へ

  • 夏野菜の初出荷

    夏野菜のナスやピーマン類などが採れはじめ、初出荷でした。新聞紙の下には、ルバーブの束も見えます。ミントなどもあり種類は多様。軽のワンボックスカーですが、結構荷室は広い。今回の仕入れの主目的は、小粒のジャガイモ。欲しいと言われた半分の20㎏。これは、おまけのブラックベリーです。繁茂しすぎて、大部分を根こそぎ抜いて処理をしたけれど多少は残っています。北海黄金も、油と相性が良いとスズキチさんでは人気のジャガイモ。コンテナ2ケースに18㎏ずつで、合計36㎏の出荷となりました。こちらが、20㎏の小芋ですね。種類は3種類です。何でも、素揚げにして味を付け「スベルベさんのジャガイモ」と銘打って出すのだとか。軽のワンボックスカーでも、後ろには抜け目なく宣伝も。右の「越後の台所すずきち」を立ち上げたのが15年前です。それか...夏野菜の初出荷

  • 夏野菜がシーズンイン

    こちら越後は、まだ梅雨も明けず蒸し暑い日が続きます。人間にはたまらない不快感ですが、野菜は大喜びで成長を続ける。例の最高の美味しさが評判の八木ナスこと「桐岡ナス」も御覧の通り。まだ、ハシリという感じですが、次をにらんで小茄子も御覧の通り千成状態。3泊4日の旅で留守にしていたら何本かが折れてしまったズッキーニ。それでも、毎日20本ほどずつ採れ続いています。収穫量が多い野菜ですねー。子供ピーマンとも呼ばれる「ピータロー」も御覧の通りです。これから、枝葉が成長するにつれて、大量の収穫が見込まれますね。嬉しかったのは、このピーマンです。「埼玉早生」という、伝統種、在来種の美味しいピーマンが実をつけ始めた。廃業したスーパーの買い物かごを収穫用に使っているが二つで足りないほど。先ほどの桐岡ナスが盛期に入ったら、この収...夏野菜がシーズンイン

  • 素敵な朝食会

    前から、夏野菜の季節になったら朝食会をしましょうとお話が有った。まだ、梅雨真っ最中の魚沼地方ですが、昨日の朝はその朝食会にお呼ばれでした。自家野菜がたっぷりの大皿が並べられます。手前の花差しは、この家のご主人の手になるもの。細長い花立が動いても倒れない不思議さ。ケールのスムージーもほんのりと甘く、口に優しい。ブルーベリーも、この家の庭というかガーデンで採ったばかりの新鮮さです。主食のパンも乾燥イチジク入りで、カリッと焼き上がり最高。大食漢のスベルベ夫婦は、図々しくお代わりをしちゃいましたよ。最後には、こんな素敵なデザート付きのコーヒーまで。全てのメニューが計算されているというか、バランスも良くてプロの手腕です。スベルベはこの朝も姪夫婦がジャガイモ掘りの手伝いに来て一緒に朝仕事。朝仕事を終えたのちの、楽しい...素敵な朝食会

  • 中越地震の復興が終わらない

    昨日は表題のパンフレットの工事説明会があった。中越地震発生から、今年で20年目になるというのに未だに終わらない復旧工事。復旧、元に戻す工事のはずなのに、いつの間にか工事の表題は「改良」に変化。改良って、意味が違うでしょう。これは絶対に改良なんて工事内容では無い。地震発生時は、大変でした。トンネルの一部が壊れた。あの頑丈なコンクリートの覆工が崩れ落ちて、通行が不可能になったのでしたから。応急復旧はなされて、一応交通止めは解除はされた。しかし、トンネルの内張コンクリートを厚くしたためにトンネル断面が減少したのです。そのために新ルートが計画されて、新法線は引かれた。問題は、計画が出来たのも遅いし、着工後も遅々として工事が進まないことです。パンフレットには、丁寧にこんな年譜も付いていました。平成16年(2004)...中越地震の復興が終わらない

  • 心が洗われる三重奏

    七月のサンドコンサートはフルート、ピアノ、チェロの三重奏でした。少し珍しい組み合わせの三重奏かと思います。今回もスベルベ夫婦は最前列に。前半の演奏内容です。このコンサートの企画者でもある、チェロ奏者の解説が良い。クラシックには詳しくないので、丁寧な演奏前の解説で、演奏そのものが味わい深くなる。後半に力を込めたかのような構成。前半は美味しい前菜に例えられるかな。後半は重厚で、そして色々な音楽の要素が組み込まれた内容です。サンドコンサートの良いところは、広い会場ながら少ない観客数でもあること。アットホームな雰囲気もあり、演奏者と会話を交わしているかのような感もあるのです。広いエントランスホールは、冷房無しでも涼しいほど。撮影許可を得たアンコールの時間帯です。涼しいとは言え御三方とも汗びっしょり。マスター役のチ...心が洗われる三重奏

  • ジャガイモ先生

    前日に1年生の担任から連絡があり、一昨日は朝から小学校へ。先日、所用で行った際に見て、掘るには少し早いかな、なんて見たのでしたが。でも、学校は学校で予定もあります。もうすぐ夏休みですからね。まだ、枝葉は青々としているけれど、ま、大丈夫でしょう。それでは収穫開始。前日、雨が上がったばかりでまだ土は完全には乾いていない。でも、ほーら、ちゃんと一人前のジャガイモになっていましたよ。わいわいがやがや、とにぎやかです。掘り上げたジャガイモは、コンテナを3個準備し、大中小に分けました。もう、スベルベ先生は大人気で引っ張りだこ。次々と質問がでる。スベルベが提供した、シャドウクイーンとノーザンルビーも植えてあります。「スベルベ先生が質問します。紫色のジャガイモの名前は」なんて聞く。一人が元気よく「シャドウクイーン!」なん...ジャガイモ先生

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その20)さようなら利尻島

    利尻岳の早朝散歩を終えて、すぐに朝食。そして、すぐにバスに乗り港へと急ぐ、やはりそこそこ過酷な北海道ツァーです。飛行機の離着陸を見るのが面白いように、船の離岸準備も面白い。子供のようなスベルベですが、船尾で無事に出航するまで見ていました。ロープを巻いたドラムを緩めて、ロープを伸ばして結合部分を外す。汽笛を鳴らして無事に出航。また稚内港まで1時間半余りの船の旅になる。民宿のオジサンが大漁旗を振ってお見送り。きっと、民宿のご主人なのでしょうね。船の名前が大きく書かれた大漁旗です。大漁旗を振るばかりではなくて、大きな声で見送る。二人になりましたよ。さようならではなくて、また来るように「行ってらっしゃい」と叫んでいました。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その20)さようなら利尻島

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その19)

    無事に利尻島に渡り、ホテルに泊まった翌朝は早朝散歩です。出発が6時というところも過酷って付く由縁。祭りがおこなわれている利尻山神社の横を通る。早朝散歩に参加したのは、45名中30数名かな。にぎやかな8名のグループ参加者は、おしゃべりに疲れたのか不参加でした。こんな立て看板がありました。○○百選ってよくあるけれど、「森林浴の森日本百選」も珍しいかな。さすがに百選に選ばれているだけに管理は厳しい。これは靴底に、他の土地からの付着物、植物の種を持ち込まない配慮で水で洗い流す。早朝ってどこでも空気は美味しく感じるけれど、やはり森の中は特別。エゾ松などが、伐採したのではなくて風倒木として倒れています。早朝散歩の目的地はここまでです。利尻岳の3合目に当たります。ここにあり、利尻岳の伏流水の「甘露泉水」を汲んで帰るのが...そこそこ過酷な北海道ツァー(その19)

  • 「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その2おわり)

    齢重ねるのも悪くはない(その2終わり)若い頃は、仕事の多忙さと責任に、夜中に夢を見て飛び起きることさえあった。多忙さゆえに募るいらだちに、夫婦げんかも少なく無かった。そんな時代には、ふと、のんびりとして暮らす老後を夢見たものだ。今は、そんな暮らしを手に入れて、あまり幸せとは思えない社会情勢に腹を立てたりしながらも、安穏な暮らしでもある。こんな日を手に入れるために頑張った若いころがつい昨日までだったのです。(終わり)「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その2おわり)

  • 「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その1)

    齢重ねるのも悪くはない(その1)ニワトリのような暮らしで、夜が明け始めると目覚める。まずはパソコンに向かい、交流サイト(SNS)を何件か投稿する。コメント交換する友人も全国に存在していて退屈しない。明るくなると、身支度を整えて畑に出る。雪消えから初雪まで畑仕事に絶え間は無い。帰宅して、朝食を取ると、募る眠気を我慢せずに横になり、朝寝を決め込む。「朝ドラが始まるよ」という声に目覚めてドラマを見る。ドラマを見終えて、お茶を飲んだらまた畑に出よう。こんな気ままな暮らしも悪くは無いと、つくづく思いながら。(続く)(昨日の朝刊に、投稿が採用されて掲載されました。)「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その1)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その18)

    お、複々式授業かな。教室内の展示物なども芸が細かい。一本の映画を作る際には、多くのスタッフ、専門家が力を合わせているのですね。さて、礼文島最後の観光、「北のカナリアパーク」の見物を終えて港へ。香深港から、来るサイトは違うやや小型のフェリーに乗船し利尻島へと向かいます。さすがに、花の浮島、水の島です。小ぶりながらも、水量豊かな滝が見送ってくれました。さようなら、あこがれだった礼文島。もう一度来たい。また来たいという事で、さようならではなくて行ってきます。フェリーは静かに出航。朝の強い風も雨も治まりつつあります。礼文島は最高の礼文山でも標高は450mほどです。風が強い島でもあり、なだらかな丘のような様子を見せて見送ってくれました。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その18)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その17)北のカナリア

    次に訪れたのは「北のカナリアパーク」です。ウミネコが2羽で出迎えてくれます。私たちのツァー客だけでした。最もらしい小学校の分校名です。でも、実在した学校ではなく、「北のカナリア」という映画のために造られたセットなのです。玄関で靴をスリッパに履き替えて中に入ると歓迎してくけるのは・・・。映画の主演「吉永小百合」さんと、共演の子供たちが出迎えてくれるという趣向。残念ながら、その映画は見ていません。さすがに映画のセットですね。本物さながらのこんな小道具かおかれている。補虫網に野球のバットに一輪車・・・。でも、残念ながら体育館やグランドまではそろってはいませんでした。撮影スタッフが揃った記念写真だという集合写真もありました。吉永小百合さんもいますよ。探してみてください。以前「渇き」という、役所広司さん主演の映画撮...そこそこ過酷な北海道ツァー(その17)北のカナリア

  • 梅雨の間を縫いマタタビを採る(その1)

    gooブログって結構親切なサービスでうれしい。日記代わりです。昨年の同じ日の投稿が、メールで配信されてきますから、行動の指針にもなる。さて、配信されたメールを見ると、昨年はマタタビを採っているではないか。そうか、そろそろそんな時期なんだなと、天気予報を見てマタタビ採りを決断し、ヤッケ着用で山へ。ほら、マタタビの実はこんな状態でしたよ。もう、これ以上は待てないほどに実は充実している。良かった間に合って。マタタビの実は、こんな形の違う二種類。同じマタタビなのですが、奇形果はある種の蜂が産卵のために刺した跡だとか。採りましたよ。思い切り。一カ所ではなくて二箇所嫌いえ三カ所で収穫。合計するとレジ袋に三袋も採っていました。うーん、もっと欲しいというのは欲が深すぎか。「マタタビを漬けるのはとーちゃんが上手だから」って...梅雨の間を縫いマタタビを採る(その1)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その16)

    桃岩展望台です。駐車場にはバスが二台。同じコースを走っている、別々のツァーです。江戸屋山道でも一緒でした。この岩が猫岩。ま、猫の耳のように見えなくもない。そして、小さな港のような施設の向こう側が地蔵岩。アイロンを建てたような岩の向こう側だというが、少し遠いですね。猫岩の手前に当たる部分の海岸に建物が見えます。これが、結構有名で芸能人も来るユースホステルなんだとか。泊まってみたい。同じような風景はお見せしましたが、やはり独特な礼文島の風景。岩山の何カ所からか、小さな沢になり、これも小さい滝になって見えます。江戸屋山道の散策時よりもいくらか治まったとはいえまだ風も強い。狭い展望台は、二台のバスのツァー客で、ラッシュ状態でした。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その16)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その15)

    礼文島のスコトン岬から西岸を南下すると桃岩の展望台です。ほぼ、島の南端に位置する奇岩の展望台。桃岩、猫岩、地蔵岩が見える。これが桃岩です。巨大な岩が突出ですね。展望台の全景です。三台の観光バスが終結。道が狭くて交通ラッシュ状態になる。こんな岩がみられるのですが、ややこじ付け気味。展望台から北方を望む。番屋らしき建物も海岸には見えます。花の島であると同時に水の島でもあるという。なるほど、標高はそれほどでもないと思われる斜面の岩からも滝状の水流が見られます。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その15)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その14)

    スコトン岬も名前の由来は分かりません。北海道の地名は、アイヌ語に由来するものが多くて説明なしでは想像もつかない。旅に出る何週間か前に、トドを撃つ漁師の話が放映された。波の高い海上で小さな船に乗り、揺れる船上から苦しませることなく一発で仕留める腕利きの話でした。その中でも話はありましたが、今のように大型船の往来が無かった昔は、仕留めたトドの肉が御馳走で、一頭で多くの家庭の食卓を賄っていたようでした。そんな、放映の内容が思い出される岩場です。ウミウやウミネコたちの営巣地にもなっているようにも見えました。トド撃ち猟師の話は、その前に島を襲った野生動物たちのエキノコックスの話から。野生動物、キタキツネなどに発症するエキノコックスが島中に蔓延し、ペットの犬猫まで、処分せざるを得なかった悲しい過去もあったようです。そ...そこそこ過酷な北海道ツァー(その14)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その13)

    話は前後しますが、バスの車内で配られた、礼文島のパンフレット。花の図鑑的な感じもあります。別名を花の浮島とも呼ばれる所以の内容です。礼文島の全体図です。こんな風に南北に長い、でも小さな島なんですね。信号機も一カ所あったが、子供たちへの訓練用だとか。島外に出た際のためですね。その小さな礼文島の中でも最も最北に位置するのが、スコトン岬。岬まで歩く道が、江戸屋山道と名付けられていますが、名前の所以は不明です。江戸屋山道を歩いて花を探訪する私たちを置いて先回りしたバス。同じコースのツァーが二組で、いずれもバスの定員ピッタリの団体二組ですね。北国を象徴するハマナスの花。なんだか色濃く見えます。エゾカンゾウを海岸を背景にして撮影。海岸線には、番屋らしき建物の姿も。スコトン岬の立て看板です。礼文島の最北端のトイレってこ...そこそこ過酷な北海道ツァー(その13)

  • スズキチグループ40周年祝賀会(その2終わり)

    そうか、あれからもう10年も経ったのか。FTSって、新潟市進出の第一号店「ファームテーブルスズ」の略称です。新潟店の名物男「クボケン」さんはいつものスタイルで紹介する。お二人は、新潟地域では有名な農家。マスターに引き合わせたのがスベルベ夫婦でした。コンセプトワードの一つと言ったらよいのかな。「ここしかないここだけにある食を考える」って良い言葉です。そして、この心意気です。日本を新潟を食で盛り上げる。壮大な気概です。地域をアップデートとも謳っていますが、共に頑張ろう。LOCALUPDATEとか、UPDATEOURLOCALとも。「地域力の向上」とでも訳したらよいのかな。食で地域を盛りあげる心意気。スベルベ夫婦はまさにVIP待遇。先日の山の畑での取材風景。二人でステージ上に並ばされ、インタビュー形式で話もさせ...スズキチグループ40周年祝賀会(その2終わり)

  • スズキチグループ40周年祝賀会(その1)

    一昨日は夕方から、スズキチグループの祝賀会に招待されて参加してきました。「越後の台所スズキチ」を新規オープンする際に、相談を受けて以来のお付き合いになります。彼とは、その時以来15年もの付き合いになりました。15年の歳月は、まだ頼りないような青年だった社長を大きく育てた。話は前後しますが、ここは長岡市役所の一角、アオーレ長岡の入り口。向こうの建物のこちら側が、大手通と呼ばれる広い道路で、右手が長岡駅になります。会費制という事でしたが、スベルベ夫婦はこの花を持参。参加者は身内だけという祝賀会も、広い会場に花はこの一点だけで目立ちましたね。飲み物はフリードリンク制で、卓上のオードブルも自社のもの。知り合ってから、出店が続いたけれども二店舗目の「スズデリ」のものでした。(続く)スズキチグループ40周年祝賀会(その1)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その12)江戸屋山道

    エゾカンゾウとオオハナウドが混在しています。海にはトドがいたり、アザラシも姿が見られるとも。空にはカモメと、ウミネコも見えますがヒグマなどの大型動物はいない。驚くような大きな姿は、オオハナウドの大きなつぼみです。うーん、残念ながら名前はしかとは分かりません。丘の頂上には何かのアンテナが立っている。島の中央部には、標高490mの礼文岳があります。登ってみたいなー。霧雨のようなかすかな雨が降ったり止んだりの気候です。添乗員は「傘は差しても良いですが、きっとすぐ壊れて役に立ちません」と。用心深い人は、雨衣の上下を着用していましたが、他はパーカーのみが多い。スベルベ夫婦も、稚内港を出港する朝には、タイツを着用して防寒対策をしていました。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その12)江戸屋山道

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その11)礼文島散策

    トド島展望台の観光案内看板です。先日、テレビで放映されていましたが、冬にはトドが繁殖のために大挙南下してくるらしい。これは、なんという植物、花なのでしょうか。頂いた礼文島花図鑑で見ても見つからない。シモツケ草に似ていますが・・・。この紫の花の名前も分からない。図鑑から見て、紫色の花はチシマフウロかなー。専門家に解説してもらいたい。これはエゾカンゾウですね。同じと思われる花が、佐渡島でも群生していて、こちらはトビシマカンゾウと呼ばれています。この道端の踏まれるようなところにあった、多肉植物のような植物。これは、レブンイワレンゲで、やがて中心部から花のような形が伸び来るはずです。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その11)礼文島散策

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その10)花の浮島

    島のあちらこちら、崩れている部分を除いたら花は場所を選ばず咲いている。島の最北端「スコトン岬」まで、続く山道の名前は「江戸屋山道」です。謂れは聞かなかったけれども、舗装道路です。この樹木が一本もない斜面が冬の季節風の激しさを偲ばせます。今回の旅は、バスガイドが付きましたが、皆さんさすがと思わせるお話し。多く見られた、オオハナウドです。似たような植物、花が北海道本島でも多く見られたが、そちらはエゾニューと呼んだようでした。これは、ウツボグサかレブンソウか。紫色の花も多くて、頂いた礼文島花図鑑を見ただけでは判断しかねました。チシマフウロかレブンハナシノブか。とにかく植物の種類、花の種類が多くてにわか仕込みでは中々分からない。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その10)花の浮島

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その9)礼文島

    礼文島に上陸して、すぐに待っていたバスに乗車。走るバスの車窓からは、こんな険しい地形の見えるところもありました。走るうちにこんな穏やかな、緩い地形も見えてくる。綺麗に芝刈り機で刈り揃えたかのような姿に見えますが、添乗員は愉快な解説。腕利きの庭師が草刈りをしたのではありません。強い風が常に吹き付ける厳しい自然条件に、草丈が伸びることは無いのだとか。これから向かう先は「江戸屋山道」と呼ばれる島の北端部。島の北部の風景が見渡されるとともに、植物が多いことでも有名なスポット。バスから下車して、話の通りの帽子が飛ばされるほどの強風下を歩きます。幸いなことに、雨は当たっても霧雨程度で傘をさす必要もないほどです。もっとも、ここで傘を開いたらたちまち壊れてしまうそうです。草丈が伸びないことと、樹木も育たない厳しい気象条件...そこそこ過酷な北海道ツァー(その9)礼文島

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その8)

    荒れ気味の稚内港を出港しました。添乗員は、今日は会場が荒れ気味で第一便は出るが、後の予定は未定なんて。そして、礼文島へ渡ったは良いが帰れないことも、なんて。それもよし。長期滞在も悪くはないな、なんて思うスベルベジーさんでした。でも、続けて「天候は回復傾向だから、無事に帰れるとは思いますが」とも。防波堤を出て外海に出ても、それほど大きな揺れではありません。釣り船で、船べりに掴まっていないと放り出されるほどの経験をしているから驚かない。1時間半ほどの航海で、礼文島が見えてきました。雨は相変わらず降り続け、風も強いけれど、ま、何とかなるでしょう。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その8)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その7)

    北海道も西岸部に多いのかもしれない風力発電が目立ちます。走行中のバスの車窓からですから、中々満足できる写真にはなりません。早速カメラのモニターで再生してみます。前の写真の風車が数多く重なる姿も良いけれど、一基だけの姿も風情があります。さて、「そこそこ過酷な北海道ツァー」の初日の夕食はなんと午後8時から。一匹でないのはご愛敬。予算の関係か毛蟹はなんと、豪華?な半身ですがこれで十分。陶板焼きも食材はもちろん北海道尽くし。地元産の食材は新鮮さも売り物かもしれません。やはり新鮮なものに限ります。これは、ミズダコのシャブシャブです。「さっと浸して引き上げないと、タコは無くなりますよ」なんて。縮むんですね。今風に唐揚げも一品で食卓は賑わう。さて、急いで風呂に入りましょうか。船の出航時刻の関係で朝食はなんと4時半ですら...そこそこ過酷な北海道ツァー(その7)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その6)

    鰊番屋の国道を挟んで反対側の海岸近くに建てられていた銅像です。筆を持つ、小柄ながらも偉丈夫に見える人物の銅像は誰なのでしょうか。北海道という名前の名付け親とも言われている「松浦武四郎」翁でした。なるほど小柄に見えるわけです。145cmとありますから。史実に忠実なんでしょう。こんな位置関係です。空は雨こそ落ちては来ませんが、曇り空。風が弱いだけ儲けものなのかも。次も1時間半ほどの行程を進み休憩タイムは道の駅。天塩(てしお)です。バスの車内で配られた地図には難しい読み方の地名一覧もありました。北海道の地名は、アイヌ語によるものが多く、それを漢字表記にしたものが多い。これから向かう礼文島の花々に期待を持たせるかのように花壇の花も満開状態です。所々で目についたのが、このハマナスです。御覧の通り満開の花の状態に次に...そこそこ過酷な北海道ツァー(その6)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その5)

    少しでも良いから、内部も見たかったなー。明治年間の建築らしいが、手入れが良いのか、リフォームがなされたのか。船からどこまで運搬したのでしようか。女性が籠を背負った姿の銅像です。こんな女性がきっと多く居られたのでしょう。「くき」と言う言葉は知っていました。でも、「群来」と書いて「くき」と読み、動詞としてか「群来る(くきる)」と読むのですね。海岸が、オスが排出する「白子」で海の色が白濁。まさに押し寄せるって感じだったのでしょうか。最近も見られるようですが。「三船遭難慰霊の碑」があり、目立ちます。樺太からの終戦に伴う引き揚げ船が、魚雷攻撃により沈没し、多くの犠牲者を出してのです。もう一つの慰霊碑です。鳥が翼を広げたようなモチーフが飾られている。40数年前になりますが、航路を外れた大韓航空機がミサイルで撃墜され、...そこそこ過酷な北海道ツァー(その5)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その4)

    旅行バッグが無事に着くことを信じながらも、バスに乗り込む。なんと、この日は走行距離は370キロという長旅。夕食開始予定時刻はなんと午後8時!バスは途中で、1時間半ごとに休憩タイムをとる。「御覧ください。この長い直線がライダーたちに人気の道路なんです」なんて。別名「オロロンライン」と言う、留萌から稚内までは沿岸道路。小平町では、有名な鰊番屋のある道の駅で休憩。かつての鰊漁の隆盛が偲ばれます。一階だけで242坪。二階も合わせると延274坪という建物。鰊御殿と呼ばれる建物ではなくて、大勢の漁の従事者たちの住居も兼ねていたのでしょう。昔、こんな木造の学校があったような記憶も思い起こされる。到着時刻が遅くて、玄関を鎖錠して帰るパートと思われるオジサンの姿。(続く)そこそこ過酷な北海道ツァー(その4)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その3)大ハプニング!

    無事に着陸ですが、座席の位置関係で、補助翼の開閉が見られました。複雑な機械が見えたり、大きな開口部から下の風景が見えたりと面白かった。こんな感じです。誘導路を移動して、タラップを降りたら、すぐに集合時刻。ここで、初めてツアー参加者45名が顔を揃えてバスに乗り込むことに。ところが、スベルベ夫婦は手荷物の受け取りでとんでもないトラブルに。ベルトコンベヤーに乗ってくる荷物を見て、似たようなバッグがあると見てたら、ひとりの女性が躊躇なく持ち去る。待っていると、似た荷物が来たけれど、整理番号のタグが別の番号。アッと思い、すぐに追いかけたが姿を見失う。観光バス3台のトランクルームを開けてもらったが無い。その間、スベルベママは空港スタッフとやり取り。記録から相手の携帯は分かるが電話に出ないという。呑気なスベルベは「着の...そこそこ過酷な北海道ツァー(その3)大ハプニング!

  • 連載318「得意淡然失意泰然」(その3終わり)

    得意淡然失意泰然(その3終わり)そして、お人好しの性格の私には不向きなのだと思い込まされた。平気で嘘もつく集団でもあった。しかし、きっかけは忘れたのだが転機が訪れた。「まてよ、口でうそを平気で言って勝つよりも、ゲームの中でお人好しを捨て、ゲームの内容で困らせたら良いのではないか」こう考えて臨むようになったら、結果が着いてくるようになった。それまで負け続けたヤクザのような言動を得意とする先輩にも負けなくなった。それでも、運不運、ツキは交互にやってくる。ツキを最大限に生かし、勝つには「得意淡然失意泰然」です。ツキが落ちた時こそ、腐らずに泰然と鼻歌でも歌ってやり過ごす。ツキが回って来たら、驕らず淡然と勝ち続ける。こんなことがその後の麻雀から離れたその後の人生の中でも生きている。(終わり)連載318「得意淡然失意泰然」(その3終わり)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その2)

    飛行機は海岸線から内陸へと進む。こんな風景を見るのは好きですね。ジオラマのように移り行く風景です。まだ、北海道らしいとは言えなく耕地は少ない。地図と見比べながらだと、もう少し面白いものになるのでしょう。驚いたのこの風景です。低山ですが、尾根部分から土の崩落がみられる。2018年の北海道南部自身の爪痕でしょう。だとすると、地震から6年後の風景です。最大深度7と言われているから、中越地震と震度としては同規模か。魚沼の我が家でも家のすぐ裏手で、大規模な崩落が見られた。元の姿に戻るのは何年後でしょうか。やがて広い農地の上を飛行することに。自身の爪痕を見た後で、なんだかほっと安堵するような気持ちになりました。それにしても、さすがに北海道だと思わされます。集落という表現は当たらない、隣家との距離感です。さすがに北海道...そこそこ過酷な北海道ツァー(その2)

  • そこそこ過酷な北海道ツァー(その1)

    稚内で見かけたポスターです。6月30日から3泊4日で北海道へ旅をしてきました。利尻礼文島へ行ってみたかったのです。新潟空港発11時40分のANAの新千歳空港行きの飛行機で出発。新潟空港集合はその50分前の10時50分。我が家を車で出たのは9時少し前。定刻通りに離陸し、空港近くの阿賀野川の上を上昇する。出発時の天候は曇り空ですが、降水確率も低くて雨や霧の中でなくて幸いな出発。JR羽越線の阿賀野川橋梁です。サラリーマンの現役時代は、中間管理職としてこの橋の保守も経験しています。順調に高度を上げていきます。ここからはしばらく雲の中となり視界は不良。楽しみにしていた、日本海の飛島や、内陸の鳥海山などを見ることなどは出来ませんでした。今年は春にも九州旅行を敢行。その勢いで、この旅もその後申し込んでいました。かなり過...そこそこ過酷な北海道ツァー(その1)

  • 連載318「得意淡然失意泰然」(その2)

    得意淡然失意泰然(その2)これぞ、「得意泰然(淡然とも)」です。ツキが回ってきたことを得意満面にするのではなくて、泰然、淡々とゲームを進めることです。さて、ツキを自ら失う場合もあります。得意になり過ぎ、欲張ってもう一つ役を増やそう思って失敗し、もう一度やり直そうとして慌てる。そして、結局上がることが出来ず流局を迎える。こんな場合にツキは失われていくのです。仲間内での麻雀はそれなりに経験を積み、さほど負けなくなりました。でも、県境の辺鄙な職場に転勤するとそこは麻雀狂の集団のような職場。毎日誰かが卓を囲み三百六十五日麻雀が行われない日は無かった。猛者も多くて、それまで強いとうぬぼれていた私の鼻柱はたちまち折られることになる。(続く)連載318「得意淡然失意泰然」(その2)

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