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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • 連載318「得意淡然失意泰然」(その1)

    得意淡然失意泰然(その1)好きな言葉で、私のモットーと言うような言葉です。「禍福は糾える縄の如し」と言う言葉もあり、人生は幸、不幸が順番に巡りくるものだ。それらに対して私はどう向き合って生きてきたのだろうか。凡人の私は不幸にうろたえ、そして幸運には得意になってはいなかっただろうか。平坦な日々が幸運であり、それほど成功した体験も持ち合わせてはいないから、取り立てて大きな幸運に恵まれたとも思いないのですが。さて、卑近な例ですが麻雀などの賭け事、ゲームにつくづくとそんなことを思った若き日々も今は思い出。麻雀なんてツキだけだという人はたいてい負けてしまいます。麻雀は駆け引きもあるけれど、運、ツキをやり取りするゲームだと思ってやっていた。そして、麻雀をやっていると、ツキを得て勝ち始めることと、ツキを失い負け始める場...連載318「得意淡然失意泰然」(その1)

  • 連載317「ナイスショットな日々」(その2終わり)

    今は、ステンレス製の鍬になり錆びずに便利。こんな、特殊なアイアンも。山芋掘り道具とも言いますが。ナイスショットな日々(その2終わり)「実は俺もアイアンだけは持っているんだよ」聞いた若者たちは喜んで「なーんだ、八木さんも持っているのか。今度一緒にコースに出ましょう」なんて誘ってくる。私は真面目な顔をして「俺のアイアンはな、先端がこんな格好なんだよ」と手のひらを広げて見せる。「なーんだ、それって鍬じゃないですか」「あー、先の平たい平鍬ってアイアンもあるしな」とそこまで聞くと大笑い。そうですね、私のフィールド、コースは畑です。山の畑で春から、秋まで一人でナイスショットではなく、ナイスな畝を作り続けているのです。この畝作りにも凝り方が発揮される。メジャーと工事用の水糸は必需品なのです。ジャガイモサツマイモのように...連載317「ナイスショットな日々」(その2終わり)

  • 連載317「ナイスショットな日々」(その1)

    私の15番アイアンパターも色々あります。ナイスショットな日々(その1)遊びに関しては賭け事も、もちろんのこと、ボウリングなど人よりも一歩は遅れ気味ではあっても、人並みにたしなんできた。いや、たしなむというよりも夢中になりやすい、はまりやすい性格なのでしょう。ボウリングもマイシューズ、マイボウルまで揃える凝り用でしたが、ブームが去ったら、ボウルの処理に困った記憶も残っている。漬物石にも使えませんでしたね。数多ある趣味の中でもゴルフだけは手を出さなかったというか、できなかった。その時代に別のスポーツのバドミントンにすっかり嵌まり熱中していた時代と重なってしまっていたのでした。昔は金持ちのスポーツとして見られがちだったゴルフも、ゴルフ場の建設ラッシュと共に大衆スポーツ化してきた感もあります。職場でも若い人たちの...連載317「ナイスショットな日々」(その1)

  • 一気に畝作りから種蒔きまで(その3)

    小さな種を、右手の親指と人差し指でつまみ、こすり合わせて種を落とす。小さな種だから見えないかな。今はペレット種子を蒔く機械もあるのですが。土が乾いていたら、覆土に使うが濡れすぎていて叶わない。そこで、持参した「種まき培土」を掛けることにします。種蒔き培土は、種が見えるか見えないかというくらい薄く掛ける。ニンジンの種は好光性と言い、厚く覆土するとなかなか発芽しないのです。そして、乾燥防止用にもみ殻を、これも薄く掛けます。切りわらでも、わらを長いまま載せても良いのですが、これが簡単ですね。これが、もう一つの発芽率を上げる工夫です。平畝を平らに均すために使う板切れの側面で、ギュッと押さえるのです。最後はたっぷりと散水して一連の種蒔き仕事は完了。この日は、午後にはゴボウの種も蒔き、翌日にはニンジンももう1畝蒔いた...一気に畝作りから種蒔きまで(その3)

  • 畑一気に畝作りから種蒔きまで(その2)

    左には、ズッキーニの畝が2本作ってあります。そろそろ、1本目の平畝が完成します。朝の涼しい空気なのに汗ばんできました。指導書などによると、ニンジンは2筋で蒔くようになっています。スベルベは効率を考えて、広い幅の平畝に自作の定規棒で4筋の印付けです。ニンジンの種類は、今まで作った中で最も気に入ったこの種類。あま~いニンジンの下に、小さく「紅かおり」とありますね。数年前まではこの「紅かおり」の種を一つのホームセンターで何袋も入手。そうですね、4ml入りだけれど、これをこのホームセンターではほぼ買い占め状態でした。さて、印付けは完了です。やや曲がってはいるけれど間隔は一定。ニンジンをたくさん作って売っていたころは、黄色、紫と何種類も作ったものでした。(続く)畑一気に畝作りから種蒔きまで(その2)

  • 一気に畝作りから種蒔きまで(その1)

    昨日は雨も上がり、絶好の畝作り種蒔きの日でした。例によって、SNSを3件アップしてから山の畑へ。水糸を1メートル余りの幅に張り畝建てです。心を穏やかに保たないと真っすぐな畝は出来ません。座禅を組むがごとくに、心を沈めて、静かにそして、ひたすら平鍬を使う。6時半の、時刻を知らせるチャイムの音がするまでに終わりました。これで、ニンジンの畝2畝と、ゴボウの畝1畝が完成。朝とは言え汗ばみました。軽トラを停めた方から見た3畝です。左の1畝が土を多く盛り上げたゴボウ用の畝ですね。今年はこれだけにしましょう。朝食後、横になり朝寝を楽しもうと思ったら、近所のオジサンが来て手伝いの申し出。「トーチャン何時に行く?」ウトウトし始めたところでしたが飛び起きて準備します。山の畑でオジサンは、トマトの芽かきとイボ竹への結束。そして...一気に畝作りから種蒔きまで(その1)

  • 笹の葉の使い道は

    採って来た笹の葉は、ゼンマイの乾燥でも活躍する藁ムシロの上に。スベルベママはタオルを濡らして絞り、それで切り取った笹の葉を拭います。先日も、ある笹団子屋だったか、笹の葉買取のチラシを入れていました。でも、規格が中々厳しい。幅が7cmで長さは25cmいやもっと長かったかな。実は昨年の乾燥物、そして冷凍保存のものもあるようでした。新物と双方を使って、スベルベママは作ってみたいものがあったのです。前日から水に浸し、準備していたもち米の水切りは終わっていました。丸めた笹の葉に、その水切りをしたもち米をスプーンを使って詰めます。恥ずかしいから写すなとスベルベママ。荷造りテープで縛るなんて略式ですから。自生しているスゲの乾燥物を使うのが本格的です。今はヒモだけでもスーパーに売られています。(笹の話終わり)笹の葉の使い道は

  • 笹の葉を採ろうかな

    毎日、日記代わりのように記事をアップしています。「昨年の同じ日の投稿」というメールが入り、笹の葉を採った記事でした。毎年、笹の葉を取る場所は決めています。何カ所も群生している場所はあるけれど、ここの笹の葉が最も大きいのです。あまり大きくて、チマキを作る際にモチ米が沢山要るなんて言われたり。もう一回り小さな笹の葉の群生も知っていて、本当になんでも採れる便利な山です。密生しすぎていて、昨年の笹の枯れたものさえ多い。間引きというか、少し乱暴ながら茎の節部分からポキリと折り取ります。スベルベママには200枚もあったらよいなんて言われていました。でも、いちいち葉の数を数えながらも採ってはいられない。山のように軽トラに積み込みます。(続く)笹の葉を採ろうかな

  • ジュンベリーからブルーベリー、そしてプラムへ

    あんなにたくさん採れたジュンベリーが一気に終わりました。次はブルーベリーです。さすがにジュライベリーとは言わないですがね。このブルーベリーは、下の娘の婿さんの実家から移植しました。大きくなりすぎて、管理が難しくなったからでした。もう少しで色づきそうです。同じ敷地内の反対側には、大きく育ったプラムの木。一昨年大豊作でしたが、昨年はほとんどならず、隔年なんですね。今年は豊作です。春の台風並みの強風にあおられて、実は大分落ちたが残ったのも十分な数。でも、残ってはいても強風の影響は残り、傷ついてしまった実も見え残念です。一昨年の記録を見ると、7月5、6、7日と収穫を続けていました。今年は一昨年よりも雪消えは早かったのだけれども、プラムも早くなるのかな。子供の頃から、あこがれていた果樹類を植え続けた結果です。秋にな...ジュンベリーからブルーベリー、そしてプラムへ

  • 骨太の方針?

    我が家の定番料理の一つ、「小鯵の南蛮漬け」です。多少大きめでも、食べたいときには鰺や、ワカサギの南蛮漬けを作ります。腹を割り、内臓を取り出すのみで頭も含めて食べる。先日の骨密度測定で、なんと20歳代の数値が出た秘密がこのあたりかな。今年は少し変わった年でなかなか野菜が育たない。本来ならばもう少し早く、盛期を迎えるはずのスナップエンドウも今が盛り。珍しくスベルベママか買ってきた既製品の漬物。分かります。こんな漬物も時々食べたくなるのですよねー。前日の残りおかずの煮物も食べました。ゼンマイも鉄分を多く含むといわれ、産屋見舞いに使われたものです。こんな食事が骨密度の数値を高めてくれているのでしょうか。皆さん、これからはスベルベジーさんを「骨太の男」と呼んでくださいな。骨太の方針?

  • ジャガイモ先生(その2終わり)

    草は大体取り終えました。真ん中付近は目が届かないようで残っているけれど、ま、良いでしょう。次は追肥の実演ですが、実際はこの大きさ花が咲いてからはしません。「追肥と言ってね、ジャガイモにはサプリメントのようなものかな」ってわかったかなー。「スベルベオジサンが、花咲かジーさんになります」「花咲かジーさんは何を撒いたのかな?」「知らなーい!」でした。さーそして、肝心の土寄せです。残念ながら畝の間隔が狭く、きれいには出来ず株の周りに土をかき寄せる。終わりました。土寄せの授業時間は1時間弱でした。「今年は、豚汁にして食べたいそうです」と先生。また招待してくれるのかな。(終わり)ジャガイモ先生(その2終わり)

  • ジャガイモ先生(その1)

    母校でもある小学校で、また臨時講師を務めます。今回はジャガイモの土寄せです。予定していた一昨日は雨になり、教室で座学です。脱線の多い先生で、スベルベ先生子供時代のお手伝いの写真を見せる。二宮金次郎なんて話は、もちろん知らないから説明も難しいですね。さて、座学、教室での授業で終わりかと思ったら夕方電話がありました。昨日は晴れるから、朝から教えに来てもらえないかというお話し。二つ返事で引き受けます。先生の「まずは草取りから始めましょう」言葉に素直に従う子供たち。スベルベ先生は、「これはアカザ、こっちはスベリヒユ、これはメヒシバ」と名前を教える。これは、草取りを始めたばかりの取った草の量。最後は一輪車がほぼいっぱいになるほどの量の草が取れたのでした。「草とジャガイモの違いは分かり難いけれど、花の咲いているのがジ...ジャガイモ先生(その1)

  • ジュンベリー最後の収穫

    農天市場のあった土地のやや奥にあったジュンベリーは国道脇に移植。にぎやかな自動車の行き交いの音を嫌うのか、以前よりも鳥の食害は減ったようです。以前は小鳥たちのついばんだ跡で、ジュンベリーも傷ついていた。でも、今年は最後まで無傷状態で沢山の実が残り、先日最後の収穫でした。隣は国道17号線で、向こうの山際にはJR上越線が見えます。春は煙るような状態の白い花を見せ、実が付き、そして秋には紅葉を見せてくれる。今年最後の収穫と思えるタイミングで、孫も採りに来宅。スベルベジーさんが、もぎ取り孫は下で受け取るという方式です。しかし、美味しさの魅力に負ける孫は、時々つまみ食い。スベルベは子供時代のおやつ不足の記憶に果樹類をたくさん植えています。次はプラムが採れるようになるでしょう。今年たくさんの実が着いていて楽しみです。...ジュンベリー最後の収穫

  • 連載316「トーちゃんとカーちゃんと」(その2終わり)

    農天市場でのトーちゃん農天市場でカーちゃんの後ろ姿トーチャンとカーちゃんと(その2終わり)いじめられることを心配して両親はトーちゃん、カーちゃんを封印。土地並みの「つぁつぁー」「かっかー」と呼ぶように言いつけられた。姉たちは習慣からカーちゃんと呼び始め、途中で気づき「かーかっかちゃん」なんて哀れな言葉を口にすることさえあったらしい。さて、私は帰郷後、この魚沼の地で生まれたが、戦後になり世の中も変わったらしくて最初から「トーちゃん」「カーちゃん」と呼んでいましたが。私は二人の娘にも同じ呼び方、とーちゃんカーちゃんを使わせた。家内の叔母には古い、戦前みたいだと言う人も居たらしいが。でも、田舎の仏事の際に帰郷した娘の子供が、親を見失って「ママ、ママー」と探し回るのに、真顔で「おい、ねら、この子は腹が減ったげだぞ...連載316「トーちゃんとカーちゃんと」(その2終わり)

  • 連載316「トーちゃんとカーちゃんと」(その1)

    自前の農産物直売所「農天市場」では、こんな名札を付けていました。トーちゃんとカーちゃんと(その1)太平洋戦争末期まで、我が家の家族は岐阜県の片田舎で暮らしていた。当時は一路線だけを権利を持ってバスやタクシーを運行する業態が許されていた。父の姉の連れ合い、つまり父の義兄がそのバスの会社を経営していて、国鉄高山線の白川口駅から中津川に至る峠道までの路線の権利を得ていた。父からよく聞かされた話に、薪自動車や木炭自動車の話があった。出力不足に悩んだらしいが、工夫を重ねて乗り切っていたとか。「あのまま木炭車が進歩していたら、大した性能になっていただろうな」と繰り返し話していた。魚沼の実家では父の頑固な継母が一人で暮らしていて、帰郷を強く請われたという。最後は「帰って来ないならば俺がこっちの家をたたんでそっちに行く」...連載316「トーちゃんとカーちゃんと」(その1)

  • コントラバスの魅力

    切ない出来事があり、落ち着けない。考えた末にサンドコンサートへ。どうしようもない、どうにもできないことだが、気持ちを切り替えようか。今回のサンドコンサートは珍しい演目。なんと、コントラバス主体なのです。司会者であり、プロデューサーを兼ねる「アンサンブルオビリー」のリーダーが進行役。開演中はもちろん撮影は禁止です。いつも写す奥のステンドグラス風飾り。エントランスホールは、外部が30度を超える暑さなのにひんやりと感じます。奥から、入り口方向を見ました。例によって、受付開始の30分以上も前に到着。最も良い席が確保できました。コントラバスとピアノだけのシンプルな構成のコンサートです。コントラバス主体なんて、聞いたことは無い。開演時刻が迫ると、軽く興奮を覚える。(続く)コントラバスの魅力

  • 父の日を早めて

    山菜採りになど興味を示さなかった、スベルベママの弟でした。春の「コゴメ(コゴミとも)」採りを手ほどきしたら、すっかり山菜に嵌ったようです。一昨日は、一晩我が家に泊まり早朝ワラビ採りをしたいという。それならば、連れ合いを早くに亡くし一人暮らしの彼と夕食も一緒にという事に。一人になった当初は、子供たちに心配をさせたくない気持ちも強く、食事も頑張っていた。でも、一人の食事に手間と時間をかけるのはそうは続かず、スベルベママの御馳走をありがたがる。スベルベのなかなかできない、煮物です。こんな御馳走がやはり有難いらしい。野菜の摂り方も少ないのではないかと心配した、スベルベママのサラダ。前日作った、鳥の胸肉を使った自家製ハムを使い、野菜は家の裏のスベルベママズガーデンから。そして、メーンはなんと言ってもこれです。小さく...父の日を早めて

  • 連載315「クッション言葉」(その3終わり)

    夕暮れを迎えた農天市場です。おや、常連さんに暖かいお茶のサービスですよ。長岡から毎週お越しくださいました。クッション言葉(その3終わり)魚沼市の小売店の皆様、中にはお客さんが入っても、「いらっしゃい」の言葉さえかけられない人はいませんか。お客さんに先に「おはようございます」と言わせている人はいませんか。どちらが、お客で、どちらが経営者、店員かさえ分からないような店が多くはありませんか。みなさん、もう少し愛想よくしたら、きっと売り上げも増えますよ。蛇足ながら、我が家も自前の農産物直売所を夏季だけですが11年間続けることが出来ました。夫婦で示し合わせたわけでも無いが、愛想だけは良かったつもりです。「いらっしゃいませ」は当然です。お買い上げいただけなかったお客様にも「ありがとうございました。またお越しください」...連載315「クッション言葉」(その3終わり)

  • 連載315「クッション言葉」(その2)

    夏野菜が並んでいます。ポップなども全部手作りでした。秋です。焼き芋釜の姿も見えます。憩いの場的な存在でもありました。クッション言葉(その2)ずいぶん昔の話だが、亡父のために旅行用かばんを求めに買い物に出た際に不快な思いをした。「一泊二日の小旅行に使うようなかばんは無いでしょうか」と尋ね帰って来た言葉に驚いた。「ねー(無い)」の一言だったのです。小さな町の小さな店です。何か家庭内で嫌な事でもあったのでしょうか。こんなぶっきらぼうな返事で一日不快な気持ちで過ごす羽目になってしまった。市町村には商工会と言う組織があり、相互扶助、既存権益の保護などを目的にしていると思われる。大型店舗の出店などに大声で反対を唱えるのが、この組織辺りではないだろうか。「市外の大型店舗に客を奪われる。大資本にはかなわない」なんて声もよ...連載315「クッション言葉」(その2)

  • 連載315「クッション言葉」(その1)

    懐かしい農天市場の写真です。向こうには水害で廃業したGSの建物も。11年間続けましたが、例年稲が伸びて緑の絨毯のようになったころ開店でした。丸車庫と呼ぶ建物を利用し、裏はオープン状態で手を伸ばせばトマトに手が届く。クッション言葉(その1)先日の新聞に良い記事が書かれていた。客と店員の会話を例として「おにぎりありますか」「売り切れです」と。店員の言葉遣いは誤りではないがそっけなく冷たい感じがすると。その通りですね。「申し訳ありませんが売り切れです」と言えば、客の心情に沿った温かみが感じられるようになると説く。そして、この「申し訳ありませんが」のように本題に添えて柔らかく伝える役割を果たす言い回しを「クッション言葉」と呼ぶと結ぶ。クッションはゴツゴツぶつかり合って具合の悪いときに衝撃を和らげる役目を果たす。日...連載315「クッション言葉」(その1)

  • 食卓にバラで一品

    人掛けの最近の夕食の食卓でした。8人掛けの大きな食卓に二人です。野菜たっぷりのシチューは、津南ポークさんのソーセージ入りです。例の終わり近くなった美味しいジャガイモ。ニンジンは残念ながら昨年は不足で、購入品でした。ブロッコリーとキノコも。肉系が重なるようでしたが、津南ポークさんの豚肉焼き。時々美味しい豚肉が食べたくなり、年に何回かは津南まで買い出しに走ります。これだけ肉系が重なったメニューなら、お酒は赤ワインを頂きましょうか。箸休めでも無いけれど、最近は常備菜化しているワラビのおひたしもあります。スベルベママの弟から頂いたバラの花が食卓を飾る。まさに食卓に花を添える一品で、花があると食べ物の味もアップする気持ち。義弟の家は、彼の頑張りでバラが大きく外壁に這わせてある。花は頂いたユリに代わることも。つぼみだ...食卓にバラで一品

  • ナイスベリーの日(その2終わり)

    娘と孫を次に案内したのは山の畑です。実は先々週来宅した際に、山の畑に着いてきて「桑イチゴ」の存在を知ったのでした。山の「桑の実」も野鳥たちの格好の餌です。もちろん味を知っていて、黒く熟し甘くなった実を知り、食べに来ていたのを知っていました。「桑の実」採りにすぐに、飽きて土の上のアリや、蜂の死骸に興味を示す。母の畑仕事についてきて、アリの巣穴をつついて遊んでいたスベルベの子供時代に重なる。スベルベは遠くから見守りながら、朝植えたピーマンの結束作業。短時間ながら、畑仕事を終える頃には、こんなにたくさんの桑の実を採っていました。実は、ジュンベリーを採る前には、左端のビックリグミも採っていました。そして、グミノキの木の下に広がる「ワイルドストロベリー」も摘んでいました。近くの畑のイチゴも採ったし、なんとこの日は5...ナイスベリーの日(その2終わり)

  • ナイスベリーの日(その1)

    6月に実るという事からその名も「ジュンベリー」の実が色づいた。我が家から100メートル余り離れた、旧農天市場の用地内の3本の木です。色が濃く、黒ずんだものが完熟状態です。ヒヨドリやスズメなどの、鳥たちの大好物でもあるが今年は被害がまだ少ない。でも、採り始めたら「俺の大切なものに手を出すな!」とばかりのヒヨドリ。ギャーギャーと喚きたてるように鳴くが、ポンポンと手を打って追い払います。朝、スベルベママが長岡の孫に電話して誘うと、昼前には到着。小学校に入ったばかりだけれども、中々の負けん気。脚立に上がって採り始めた。スベルベジーさんは、脚立を抑えそして入れ物の箱を持つ。一生懸命に採るのだけれど、その実の美味しさに惹かれ、半分は口の中へ。(続く)ナイスベリーの日(その1)

  • 苗を植え続ける日々

    毎年この季節は、苗の植え付けに追われる。身の丈を越えた作業量で、種蒔きから育てた苗がポット一杯に根を張り待ったなし。元肥の牛糞堆肥はたっぷりと施してあり、耕耘、畝建てと準備済み。効率よく苗を植え付けるために、巻き尺で畝の長さを測定し、植え付け本数を算定。これは「ピータロー」という商品名の小型ピーマンです。植え付けには「ウエラック」なる、植え付け器を使用。便利で能率アップです。次いで、大阪のブログつながりの友人から頂き作り続けているナスです。大人気のこの「山本ナス」は今年は50本以上の栽培予定でこの日は植え付け初日。植え付け終えたら、それぞれの野菜の背丈に合わせたイボ竹を刺す。次は風て倒れないように、ビニール紐で苗とイボ竹を結んで植え付けは完了。仕上げに、散水して植え付け作業は終わりになります。サツマイモか...苗を植え続ける日々

  • 小学校の臨時先生に(その2終わり)

    もう少し時間が欲しいのだけれど、次の授業予定もあるという。大急ぎで、小学校区が見渡されるビューポイントへと行きぞ増した。ここまでの農道も、ビューポイントも草丈が凄い。腰痛のスベルベに代わって、同級生に急遽草刈りを頼み、早朝にきれいにしていたのです。学校や自分の家を見つけて、大喜びし「校長先生!」なんて叫ぶ。集合地点に帰ると、校長先生の自動車到着。「ほら、聞こえたから来られたよ」なんて。さて、全員が最後の挨拶を交わして無事に帰りました。その後、畑を点検すると・・・。おやおや、穴だけあけて植えてないぞ。思わず笑ってしまったのは、葉柄だけ植えたものがあったこと。1、2年生だから、悪意のいたずらなどではない。実験でもしてみたのかな。こうして、今年のサツマイモ植え授業は無事に終了したのでした。2年生は昨秋のサツマイ...小学校の臨時先生に(その2終わり)

  • 小学校の臨時先生に(その1)

    一週間前になります。5月30日は小学生たちにサツマイモ植えを教えました。サツマイモ栽培を教えることになって、何年になるのだろう。定例行事化になっています。今年は、畑の入り口からは遠い、ジャガイモ畑の隣に植えることにします。昨年までは、ジャガイモもこの畑で教えましたが、今年は学校の前に少しだけです。何年もやっていると、図々しくなり、カメラを先生に手渡しシャッターを依頼。今年の1、2年生は合計で21名だったかな。一学年10名程度の少人数になりました。一年生はもちろん初めての経験。二年生は昨年に続き二回目です。植える間隔は、事前にスベルベが付けて準備済み。後は植えるのみですね。スベルベ臨時講師は、子供たちの人気者。山の畑に着いたとたんに、遠くから口々に「スベルベさ~ん!」なんて大声で呼ぶ。毎年の事ながら、1、2...小学校の臨時先生に(その1)

  • ジャガイモの味が濃くなった

    何日か前の朝のジャガイモ畑です。もう食べられるサイズになっているかな。今はもう少し進み花盛りになり、キタアカリの紫色、「とうや」の白い花と花花畑状態。夕食のメニューはよく相談を受ける。「ジャガイモの重ね焼き」を提案された。好きなジャガイモ料理のひとつで、大賛成。夕方仕事から帰ると出来上がっていました。蒸したジャガイモと挽肉、パセリ、玉ねぎ、チーズと重ね、焼きます。牛乳も少し入ります。耐熱皿でオーブンで焦げ目がつくまで焼くと完成です。使ったジャガイモは、キタアカリと北海黄金の二種類だという。外皮の下が低温障害か何かで黒ずんで、ジャガイモが半分になるほど皮を剥くという。でも、こんな状態のジャガイモは味が凝縮されて本当に美味しい。ニンジンも入っていましたね。玉ねぎはご近所から頂いた新物で、新旧のコラボです。その...ジャガイモの味が濃くなった

  • オープンガーデンにお招きいただく(その3終わり)

    何種類あるのでしょうか。名前も知らないような植物が多い。雑然としているようでもあり、計算しつくされているようでもある。バラの種類も多く、アーチのゲートもある。次々と咲き、そして終わりに近づくと色も褪せるので、毎朝採るのも仕事だとか。これは、葉なのか花なのか。ネットで調べて、取り寄せたりもしているとの説明でしたが変わった植物も多い。その後、室内に招き入れられて数々の写真、そして木工作品を見せていただく。朝のお茶という事になり、ウッドデッキ風のベランダでケーキと共に頂きます。残念ながら曇り空で、越後三山の姿は見えませんが、晴れたら雄大な風景が見られるのです。手作りのケーキと、なんとガーデンを説明しながら採ったハーブのお茶です。採ったばかりでも、ハーブ茶に使えるのもあるのですね。香りが良くて驚きです。オーナーご...オープンガーデンにお招きいただく(その3終わり)

  • オープンガーデンにお招きいただく(その2)

    コツコツと何年もかけて、お二人で作られたというガーデン。傾斜地を利用されていて、小さな池さえあり元気なヒメダカが泳いでいる。バラの種類も多くて、名前を聞かせていただいても覚えきれない。花は終わりに近づき変色が始まると毎朝、取らなければならないという。バラのほかにも見たことの無い花々が咲いていました。横文字の名前が多くて、聞いてもすぐに忘れてしまいます。傾斜地のガーデンの下にある、小さな池には水連も。水は山の上に近くて、川からの取水は出来ず、井戸を掘って使っておられます。この小さくて元気なヒメダカも、大型のカエルやサギなどの被害にも遭うそうです。自然繁殖もしてはいるそうですが、個体数が増えないのは天敵たちの仕業らしい。(続く)オープンガーデンにお招きいただく(その2)

  • オープンガーデンにお招きいただく(その1)

    昨日は親しくさせていただいている、写真家と料理家のご夫妻のお招きを頂きました。オープンガーデンとして、一般公開されていますが、他にも多数の写真作品の数々と木工作品の展示が見られます。10時からのオープンなのですが、混む前の9時にという事でお邪魔します。バラの花が最盛期のオープンガーデンはもちろんのこと、見事な写真の数々と木工作品も見せていただけます。長岡市川口町地域の山の上ですが、国道から分岐して1キロ足らずの山中です。関越自動車道の越後川口I.Cからでも3キロほどでしょうか。我が家からは車で10分ほどです。アトリエ兼別荘は「シンラ」と名付けられていて、壁面には大きな風景写真も。バラが主体、主役のガーデンですが、色々なクレマチスを始めとして、名も知らない花が咲き誇る。スベルベママのバラが大好きな弟も誘って...オープンガーデンにお招きいただく(その1)

  • 腰痛になるよなー

    マックスが健在の頃は、まだ頭も黒々でしたね。でも、このころから20数年も鍬を振るい続けていました。今年も春のメーン作業のサツマイモが一段落しつつある。この畝作りは、腰痛が出始めてからのことで、一段と悪化させる原因になった。加えて、ゼンマイ採りも再開し、足腰に負担はかかるばかり。こんな急斜面を、登ったり下りたりを繰り返すのが山菜採り。大転落をしたのは4年前か、5年前か。腰をしたたかに打ち、しばらく動けなかった。なかなか改善の兆しが見えない腰痛に、知人の女性に勧められた病院へ。最近開業したばかりで、腰痛やスポーツ関係者向けの新しい設備も揃っていた。症状を言うと、早速レントゲン検査。そしてついでに骨密度も測定することになった。レントゲン検査の結果は、一部骨折の形跡があるという。これはゼンマイ採りで転落した結果で...腰痛になるよなー

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