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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ種採り

    可能な限り、野菜の種は自家採種したいと思っている。でも、持って生まれた好奇心からF1種にもついを買うことも多いのだが。今回はイタリアナスの「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」の種採りです。何年か前に月刊誌「現代農業」誌上で見つけたナスで、種は当初ネットで探し出した。カラスやネズミの食害を防ぐために丸々一個ネットをかぶせて育てた。満を持して熟し具合を確認して採り、バケツに水を張った中に入れて腐らせた。頃合いを見て、バケツから取り出し篩に掛けます。一個からでも、これだけたくさんの種が採れるって、種の多い品種かな。それにしても、最初にこの種を手に入れたのは個人輸入業者と思う人物から。うやうやしく、10粒ほどの種が封筒で送られてきて「上手くできますように」なんてコメントも。そのことから言えば、種採りで大儲けも可能に...ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ種採り

  • 枝折峠の滝雲を再度見に行く

    月曜日でした。今年、三回目の滝雲見物に行ってきました。前日日曜日の方が天候条件は良かったが、シャトルバスの運行で混むと思ったからです。色々な情報を見ると、秋になり昼夜の寒暖差が大きいと出るとある。しかし、この朝は確かに発生はしていましたが、8月末に見た際よりも量が少ない。夜明け、陽が昇る瞬間が近づく。右奥の霧がかかっている場所は奥只見湖でしょうか。滝雲に朝日が当たり光ります。シャトルバスの運行日では無いけれど、ビューポイントには大勢の人の姿。マイクロバスをチャーターした一団がいたようで、カメラを構える場所も無いほど。この日出かけたのには理由があった。遠縁、又従弟を誘ったからです。彼はアマチュア写真家として有名で、つい先日も南魚沼展で特賞を得ていました。そんな彼の撮影ぶり、撮影機材を見せてもらい勉強もしたか...枝折峠の滝雲を再度見に行く

  • 魚沼コシヒカリ新米届く

    暑い暑い、史上最高などと言われた猛暑の夏でした。水はパイプラインで配水され問題は無いが、高温で米粒の芯が白くなる三等米が多いとか。孫たちとのサツマイモ掘りをしていると、従弟から新米が届いた。従弟はネオニコチノイド系農薬など使わずに、作っていて安全で美味しいお米。男の孫が一生懸命に手押し車を押す。でもね、彼には内緒だけれど、見えないように押して手伝わないとビクともしません。12年前の新潟福島豪雨では、高床式の二階居住部分まで浸水でした。同じ様式の米専用の冷蔵庫も水浸し。米など運び出す暇も無かった。でも、さすがに魚沼は米どころです。皆さんが心配して見舞いに米を下さった。水害前よりたくさんの米が集まり、冷蔵庫には収まり切れなくなったのでした。左側の緑色の機械は、モーター式の唐箕です。高床式住宅って、地下部分が広...魚沼コシヒカリ新米届く

  • 孫たちのサツマイモ掘り

    土曜日の孫たちのサツマイモ掘りの光景。娘たちがそれぞれ孫を連れて、山の畑に来たのは10時少し前です。サツマイモの畝は、スベルべが前日と当日朝に準備していた。蔓を切り、マルチシートを剥ぎ取って掘るばかりにしていたのです。男の子二人が並んで掘る。こんな光景を見ることを待ち望んでいた、スベルべジーさんでした。でも、サツマイモ掘り、お手伝いを続けられるわけもなし。すぐ、サラサラの畑の土で遊んだり、虫を見つけて捕まえたりです。それでも、2時間足らずの時間でしたがこれだけの収穫量。シルクスイート、紅ハルカ、そして少し安納芋も掘っています。虫籠の中は何だろう。何を捕まえてきたのでしょうか。さて、家に入って皆が手を洗ってー。スベルベママが昼食準備をして待ってるぞ。孫たちのサツマイモ掘り

  • 思いでのグリーングラス

    トラクターで耕したばかりの畑が緑色に変わった。草の生命力です。土の下で休眠していた種が、表面近くに浮かぶと発芽する。右奥に緑色の屋根の一軒家。もうとうに亡くなってしまったが、遠縁の男性が建て「栗林荘」と名付けていた。管理をしていた娘婿も亡くなり、もう誰も使うことは無いだろう。栗林を頭にした名前は、50年以上も前に一帯に栗栽培の計画があったから。その栗栽培の団地化に伴い交換分合が行われ、道路も新設された。交換分合により我が家の畑は、ここから先の山の崖際になったのでした。広域農道から、分かれた細い道はスベルべも含む利用者たちの手になる舗装。右の杉林沿いに細い道があり、山を歩いて登りその細い道を歩いてここにあった畑まで来た。畑は専ら母の仕事。父はプロドライバーとして盆暮れしか休めないような暮らしだった。華奢な母...思いでのグリーングラス

  • ジーさん山でイモを掘りでバーさん家でおはぎを作る

    ジーさんは山に芝刈りに、バーさんは川へ洗濯に。ではありませんでしたスベルベママバーさんは、家でせっせと昼食準備。孫たちにたくさん食べてもらいたいと、張り切ってのおはぎ作りでした。大きな盆二つに盛られた数多いおはぎです。六種類準備して作ってありました。もちろん、前日からせっせと準備していましたが。育ち盛りの孫たちには、こんな副菜も。皆が一本ずつだからね。野菜、キャベツも一緒に食べるんだよ。スベルベジーさんの皿に載った六種類です。アンコは普通の物と、塩味の二種類。クルミに胡麻に、我が家の枝豆製です。お水は25度の焼酎。ではありません地蔵清水の水ですよ。一番下の孫は4歳だからどうかな、と見ていると孫たちの中で最も食べました。味噌汁は、山の畑で採って来た間引き大根の葉が具材です。孫たちとサツマイモ掘りをしている最...ジーさん山でイモを掘りでバーさん家でおはぎを作る

  • 草刈り機のメンテナンス

    草刈り機の刃は戦端にチップソーという超硬合金の刃が埋め込まれている。切れ味が長持ちするのだが、欠点は石などの硬いものに触れると取れてしまう事。今年は、雨仕事の草刈りも回数が少なくて、一回も交換せずに来た。ようやく秋の雨も降ったし、小学生のサツマイモ掘りや、その他の行事もあるから刈ろう。ご存じのように、刃を取り付けるボルトは逆ねじ。刃の回転により、緩まない方向。普通は締める右回しで緩みます。取り外した真ん中の丸くて厚みのある部品は、石などを叩かないアタッチメント。これを付けると地面ぎりぎりに使っても、飛び出た石を叩く心配は減ります。外す際か、取り付ける際かどっちの写真かな。刃は左回転するから、作業方法は右から左に振る際によく切れる。燃料も2サイクルだから、混合ガソリン。潤滑剤とガソリンの混ぜ合わせ。既製品も...草刈り機のメンテナンス

  • 連載302「30年ぶりの大干ばつ」(その2終わり)

    これは枯れて来た、栽培フキノトウの株です。同じく栽培山菜のウルイですが、こちらも枯れている。30年ぶりの大干ばつ(その2終わり)今年の日照り続き、干ばつは平成6年とはまた少し違った感もありました。日照り、太陽の光が痛いほどの感じで、最近はオゾン層の事は言わなくなったけれども、思わずその言葉も思い出すほど。農業に従事されている方の苦労は計り知れない。パイプラインが設備されている水田はともかく、天水頼りの山中に近い水田では、地割れが出来るほどで、枯れる被害も出ている様子。畑でも、冬の山菜として最近人気の「ウルイ」や「フキノトウ」の親株も赤く枯れ始めていた。我が家の畑も事情は同じ。先ず、葉が大きくて水分の蒸散率の大きな、カボチャから枯れ始め、次いで里芋なども山の畑では壊滅状態。ナスやピーマン類も40日近く潅水を...連載302「30年ぶりの大干ばつ」(その2終わり)

  • オニヤンマと遊ぶ

    山の畑で球根類を植えていたときのことです。一匹のオニヤンマが飛んできて、スベルベの回りにまといつく。少し離れては、また近づいてくる。ホバーリング気味に空中停止して、そして又飛び去る。一人での畑仕事の退屈さを慰めてくれる。いつもポケットにコンデジ(小型のデジタルカメラ)を入れているから、すぐに取り出して写す。まるで、スベルべに恋しているかのようです。付かず離れず、去ってはまた来る。他のトンボが来ると追いかけたりしながら。なぜ、恋しているかのように付かず離れずでまとわりつくのか。答えはこれです。蚊よけに良いと聞き、帽子に付けたオニヤンマのフィギアです。精巧にできているために、あの目の良いオニヤンマが近づいてくるのです。でも、どこか違うと感じるのでしょうね。オニヤンマは不思議な感覚で確かめるために飛び回るためで...オニヤンマと遊ぶ

  • 翌年用に球根植え

    ようやく涼しさを感じて、9月も中旬から下旬へと移り変わる。球根類の植え付け時期を迎えたので、たっぷりと発酵鶏糞を施し畝作り。玉ネギ専用の穴あきまるもちあるけれど、こだわりの道具による穴あけ。先ずはここ何年かは作っていなかったアサヅキを植えた。105個でした。次はラッキョウで、これはホームセンターで買い求めた。ラッキョウで少ない40個。でも良いでしょう。アサヅキも大粒で、ラッキョウのように酢漬けにもなりますからね。次は植えて見たかった、今回のメーンはニンニクです。スーパーで見かける安いニンニクは中国産で国産はその何倍もの価格です。それならばと、飼い求めた種球は青森産の高級品。いやー、結構高価ですね。でも、有名なホワイト6片だったら、6倍になる。家で、すでに種球をばらして準備していました。右は参考の一球です。...翌年用に球根植え

  • 雨が降り出す前に紅ハルカ

    午前中は雨模様で、草刈りをして過ごす。午後になり雨は上がり、昼休みの後サツマイモ掘りに。蔓を切りマルチを捲くる。こんな風に、畝の始まりを掘り起こすだけで、スルスルとマルチが採れるのが自慢です。苦労して畝建て機で畝を作り、平鍬で整形しマルチを張り端に少しだけ土を掛けてある。ここにきて、雨がそれなりに降っているのだが、土は濡れていない。わずかに、株の根元が湿っているだけで、土は相変わらず砂漠の砂のよう。掘り始めのころの立派な一株。日照り続きの雨不足で、紅ハルカは水分を求め続けたのかヒゲ根が多い。曇り空とは言え、やはりまだ蒸し暑く汗を流しながら掘り続ける。雨が始まる気配に、1畝目を掘ってすぐにコンテナに回収し、2畝目に。雨が落ち始める前に掘り終えることにした。濡れては土が落ちにくくなるので。さて、初めのころのよ...雨が降り出す前に紅ハルカ

  • JAの広報紙に登場

    JA北魚沼の広報紙「あぐりーん」に久々に掲載していただいた。久々と言うのは、以前にも自前の直売所「農天市場」を紹介していただいていたから。JAの広報紙らしい内容ですね。JAの使命でもある、農業問題について取り上げられています。そして、終わりの1ページ前のスマイルストリートにスベルべが登場。何故載せてもらえたかというと、何のことは無い自分で売り込んだのですよ。なぜ禿げ頭を晒してまで、取り上げたもらいたかったのか。自費出版の売り上げもさることながら、皆さんにもっと畑に親しんでもらいたかったから。耕作放棄地の増加は目に余るものがあります。それに対して、農業委員会などは農地の貸し借りなどで対応を計ろうとしている。市当局もJAもそして農業委員会も本気で農業従事者を増やす考えはないらしい。それならば、少しでも若い人た...JAの広報紙に登場

  • 孫に連れられ十五夜祭りへ(その2終わり)

    孫は弟の方が堅実だったかな。「南国のさかなや」とあり、金魚すくいならぬ、ビニール魚すくい。額は家で転び、何かの角にぶつけて大出血。額は血が出やすいですから。でも、大事を取り119番に電話して救急当番医を教えて頂く。しきりに「出動しましょうか」と親切に聞かれたけれど丁重にお断り。聞いた、長岡の病院までジーさんが送迎。「救急車に乗りたかった?」なんてからかいながら。帰途に就くころに、通りの向こうが賑やかになった。十五夜祭りって、伝統の屋台囃子や高い台車の上での踊りの披露があるが、病院騒動で見逃してしまった。にぎやかになったのは、この行列が近づいたからでした。これから、神社の八幡宮に何かを奉納しに向かう一団なのです。奉納するために担いでいたのは花火です。花火も長岡ほど華々しくは無いけれど、これも長い歴史ある花火...孫に連れられ十五夜祭りへ(その2終わり)

  • 祝敬老の日

    日の丸に対する気持ちは皆様それぞれでしょう。でも、スベルべは祝日には国旗、日の丸を掲揚する。特に昨日は敬老の日ですもの。国旗はともかくとして、娘と孫とハイキングにスベルベママは出かけた。相変わらず、じーさんは一人で山へ芝刈り、じゃなかった畑仕事です。娘とスベルベママは気を使い、敬老の日の土産と、鯛を買って来た。天然日本海産の一匹物を刺身用に捌いてもらったという。やや小ぶりでしたが。我が家で鯛を一匹買いするとアラまで全部持ち帰る。アラは潮汁です。アラは熱湯をかけ臭みを抜くが、今回は焼いていましたね。野菜は、我が家の冬瓜とズッキーニ、そして舞茸の炒め物。それでは、お祝いとしてワインを開けましょうか。二人で山の話などをつまみに調子よく飲んでいたら、いつの間にか空に。昔は平気だったワイン一本でしたが、さすがに敬老...祝敬老の日

  • 初秋の食卓

    普通だったら秋風と共に食欲が回復するが今年の秋は暑すぎて食欲不振。スベルべママは、スベルべが夕方の潅水に行っている間に、食卓準備でした。買い物中のスベルベママから電話で食べたいものの問い合わせ。なんだか、こんなものが食べたくなって、注文したボロニアソーセージです。これは二日ほど前かな、二人で買い物に行った際の買い物。出来合いのノルウェー産の大鯖の締めサバです。切るのはスベルベの仕事。ササーっと仕上げられたレンコンのキンピラ。前日の大学芋には、白ごまを使ったからと黒ゴマが降られた。もう一品、山本なすを使った麻婆ナスが有ったけれどピントが合わずカット。やはり、まだ最初にビールが欲しい。どなたかからのもらい物だが誰からだったか忘れる辺りが悲しい。かくしてスベルベ夫婦の初秋の夕食は進みます。困った年ですね。九月中...初秋の食卓

  • 孫に連れられ十五夜祭りへ(その1)

    各地で祭りが本格的に再開されました。旧堀之内町最大のお祭りです。十五夜祭りと呼ばれ、9月15日開催でしたが、ご多聞に漏れず土日開催に変更。今年は9月16、17日の開催です。先ずは祭りの大元の神社を参拝。八幡様と呼ばれ、八幡太郎義家を祭っています。我が集落の神社はここの分社でしょう。午後二時からの子供向けのショーを見せようと考えた。しかし、アクシデントが起きて、結局祭り会場には夕闇迫る時刻に。祭りに欠かせない夜店も数えきれないほど出店しています。香具師とも呼ばれた、祭りの場を仕事場にする一団が今もいるのです。小学校一年生になった孫は射的をしたいという。コルク玉は一皿6発で500円。資金は既にジーさんから出ていました。撃ってもまず当たらない、そりゃそうだよ。撃つ瞬間に目を閉じるんだもの。結局落ちた景品は一つも...孫に連れられ十五夜祭りへ(その1)

  • 連載301「30年ぶりの大干ばつ」

    梅雨明け以降、連日潅水用の水をエンジンポンプで汲む。400ℓ入りのローリータンクで山の上まで運びます。30年ぶりの大干ばつ結果的には、気象台の長期予報が当たったのかもしれない。良い予報はあてにできない天気予報だが、悪い予報は良く当たるものです。ラニーニャ現象の発生で暑い夏になる予報で悪い予感もしてはいたのですが、これほど予報通りになるなんて思わず、予報が外れることを半ば期待していたのでした。今年の新潟の梅雨明けは平年よりも二日早いと発表された。その際は悪夢のような高温と雨不足が来るとは、予報されていたとはいえ、考えもしなかったのだが。何回か雷雨は来ましたが、期待できるほどの雨量ではなくて、土の表面が精々3cmほど濡れる程度。土が程よく湿り気を帯びるためには、少し長時間にわたる雨が降らないとだめなのです。思...連載301「30年ぶりの大干ばつ」

  • タヌキが発芽をチェックする

    昨日も朝の涼しいうちに畝を建てようと山の畑に。朝日が当たり始めた畑に、何やら動物の足跡が見えます。いつも遠慮も無く、蒔いた種や発芽したばかりの芽を踏むことも。昨夜のタヌキは、心得ていると見え、発芽したばかりの紅クルリをかわしている。ほらね、これだけ畝の上を歩いても種を蒔いた場所は踏んでいない。偶然にしては、見事な歩きぶり、まるで発芽状態をチェックしているかのよう。タヌキも感心して見ていたのかも知れない。猛烈な暑さは9月になっても続き、種を蒔いては潅水の日々でしたから。タヌキの足跡で、行動の姿も見えるよう。畝に上がる、ドッコイショなんて掛け声が聞こえそう。ここは蕪類の発芽です。帰り際に、道の端に探し出したスイカを一個置きました。発芽したばかりの畝を踏まず、ここでスイカを食べてもらって食い止める作戦。左のピン...タヌキが発芽をチェックする

  • シルクスイートが小さくて気落ちする

    いのちなき砂のかなしさよさらさらと握れば指のあひだより落つつい、有名な石川啄木の歌を思い出させるような状態の畑。砂のように乾いています。そんな砂のように乾いたサツマイモの畝の蔓を切り、マルチをはぎ取る。畝の盛り上がり方を見たら、だいたいの出来高は分かる。良いと根元から盛り上がりますから。うーん、畝の盛り上がりが無いと思ったら御覧の通り。シルクスイートは、この季節だったら片手で握れないほどになるのですが。水分を求めた結果なのか、タコかイカの触手のように伸びたものも。例年だと、こんなのも多少はあるが、土が粘り気に富み完全な形ではなかなか採れないのだが。長い畝だから、例年だと1畝でコンテナ2つか2つ半にはなるのだが。畝の半分以上の長さを掘ってこれだから、気落ちしちゃいますね。昨日の仕事でしたが、急いで掘ったのは...シルクスイートが小さくて気落ちする

  • 自家採種の蕪三種類が発芽

    雨が降らず、乾いた畑に自家採種の蕪三種類を蒔いた。水分だけは切らさないようにと、連日の潅水作業。3日ほどすると発芽した。蕪に限らず、畑をやっていると種の発芽は嬉しいもの。ましてや、今回は初めて自家採種を試みた2種類もありましたから。たっぷりと採った種は封筒に入れて保管していました。真ん中の最上蕪は、10年近くも自家採種を続けているのですが。ローアングルで蕪だけを蒔いた平畝を見る。115cm間隔で水糸を張って、内側に平鍬で畝建てだから、実質90cmほどの巾かな。そして、大きくなる聖護院蕪の間隔は30cmにして残り2種類は25cm。畝の長さは18mあるから、かなり数量の収穫が見込まれます。最終的には、もっと自家採種を増やしたいのだけれど、難しい。伝統種、在来種の蕪の自家採種は難しくありません。ぜひ試してみてく...自家採種の蕪三種類が発芽

  • 秋風を感じて日本酒を

    まだ日中は30℃以上の日々が続いている。さすがに朝夕の空気は涼しく、秋の到来も感じる。さて、夕食準備です。ミョウガを姉から頂いた。山の畑の近くにはいくらでも採れる場所があるのだが、忙しくて行けない。スベルべママの好きなナス味噌です。汚れたように見えるが、ナスと赤シソの葉が主役ですね。山本ナスのステーキです。あっさりと花かつおと醤油で。今年の山本ナスは不調でした。暑さのために樹高も伸びず実の数も少ない。しかも、いつもよりもふんわりとした柔らかさに欠けて、面目を保てなかった。スベルべママはピーマンの肉詰めを始めに肉系統。スベルべは飲み物に合わせて、鯵の干物を半身焼いてもらう。そう、あっさりとしたものを揃えて日本酒を飲みたかったのでした。秋風を感じるとなんだか、日本酒が恋しくなってくる。魚沼で候は八海山酒造のお...秋風を感じて日本酒を

  • 9月なっても気温は下がらない

    秋用野菜の種を一途へ紹介しました。けれども、キャベツと白菜の苗作りは高温続きのために失敗。結局苗を買う羽目に。高いとみるか安いとみるか・・・。10連の連結ポットが377円かな。一株当たり40円弱です。プロの作る苗は、やはり上手でしっかりと育っている。ただ、資材に何を使用しているかの表記は無い。農薬も一緒の事もあるようだ。植え付けて、しっかりと潅水です。でも、アブラナ科の野菜に必ず反応するモンシロチョウ。もう来ましたよ。キャベツ、白菜共に40株以上買い求めました。結局全部で100株近くの苗を買い、スベルべママの買えばよいの言葉通りになってしまった。9月なっても気温は下がらない

  • 孫に釣りを教える

    娘から兄弟に着信。すぐに孫に変わる。むにゃむにゃと何か言う。どうやら先日話をした釣りに行きたいらしい。山の畑で種蒔きの最中だったが、区切りをつけて帰宅し支度をして待つ。支度をしているうちに到着した。先日目星を付けていたポイントに行った。孫は満5歳。スベルべが初めて釣りをしたころと同じ年齢。祖母に連れられて、家のすぐ近くの小川でフナを釣ったのが初めての釣りでした。すぐにでも竿を渡したかったが、この竿が結構重い。長岡の大きな釣具屋で買ったのだったが、中国製で繊細さに欠けますね。それならば魚がかかったら竿を手渡し感触を教えようと思った。でもね、4時を少し回った時刻で陽はまだ高い。日没前後で無いとだめかな。先日、スベルべママと試し釣りをしたけれど釣れなかった。そして、前回と同じく10メートルほどの目の前で、大きな...孫に釣りを教える

  • 大根の芽が出たー!

    スベルべママママなんてふざけて表記していた義母の葬儀で畑に行かなかった。昨日の朝は、早く朝食を摂り山の畑に駆けつける。お、出てる出てる大根の芽が。小さな種の生命力。強さです。ほら、土を持ち上げて芽を出してくれていますよ。頑張ったね。ほぼ、100%の発芽は嬉しい。続けて変わり大根を蒔こう。害虫の発生はその年の夏の気候によることが多い。この酷暑の夏を乗り越えてどうなるかな。勇んで残った畝に種を蒔く。赤大根、紅クルリです。種を蒔き終えて、次の畝を作る。種蒔きを終えた畝も含めて8畝が完成です。思った種蒔きを終え、畝も作って10時を過ぎて帰宅。フェースブック上で注文のあった自費出版の本三冊を郵便局で発送。その足で、小出の大きなホームセンターに足らない種を探しに行ったが無かった。ついでに次のホームセンターに行き、キャ...大根の芽が出たー!

  • 雨を期待して大根を蒔く

    普通種の大根、青首系は毎年二種類を蒔く。もっともポピュラーと思える「耐病総太り」は生食でパリパリとした食感。同じ青首系でもこちらの「英才」は肉質が緻密です。ス入りが遅いのも、保存に適した性質。おでんに使うと滑らかな舌触りで最高。何年か前から、大根も平畝にしました。こうすると、畝の数が少なくて済みます。畝は高さはそれほど重要ではない。土から出て伸びるからです。30cm間隔に蒔きますが、交互になるよう、いわゆる千鳥です。蒔き穴を空き缶で窪みにして、3粒ずつ蒔き覆土の後、乾燥防止にもみ殻。30cm間隔で蒔くと、50本くらいかと思った。でも、何年やっても勘違いしている。片側60本で合計1畝120本。畝の長さは18mなのでした。サツマイモを植える際に計り15mだと思い込んでいました。この日の朝は、「耐病総太り」を5...雨を期待して大根を蒔く

  • 義母は百二歳で旅立ちました

    義母が百二歳の天寿を全うされて旅立ちました。八十歳を何歳も過ぎても、好奇心と向上心に富む行動力をお持ちでした。やはり、長寿を得るという事は遺伝的要素もあるでしょう。でも、五人兄弟の長女として生まれ、苦労しながらも向上心を忘れなかったのは尊敬に値します。登山にお誘いすると、「そうだの、着いて行ってみようか」と。満65歳で越後駒ケ岳にも登りました。その行動力決断力にも学ばされました。満76歳、喜寿のお祝いには、浅草岳登山を敢行。登山者には驚かれましたね。今のスベルべが考えると同じ事が出来るか疑問です。なんと、真冬の北海道札幌にも、娘夫婦を頼って長期滞在。寒さの中でも、好奇心と行動力を発揮して朝から散歩をし、心配させたようですが。好奇心旺盛な一面は、こんな博物館めぐりでも発揮。感嘆の声、言葉を発しながら飽きもせ...義母は百二歳で旅立ちました

  • 童心に帰り魚釣り

    先日、長岡に出かけスベルベママが用を足している間に釣具屋へ一人で。孫の子守を頼まれることが多いので、今度来たら釣りを一緒にしようと考えたのでした。その釣具屋はチェーン店で結構大きい。でも、この流し毛針を探したが見つからない。聞いても置いていないという。そこで、帰宅して通販サイトで探すとすぐに見つかった。注文翌日には配達でした。流し毛針はこんな小さな疑似餌が5本ついている。スベルベが子供のころは、バラ売りで、それを買ってきて自分で仕掛けを作ったものです。午後4時を回った頃に、勇んで出かけたが釣れない。当たりは時々あるのだが、いわゆる「夕まずめ」陽が沈む前後で無いと釣れないのかも。浅瀬の川を見ていて驚いた。水が不自然に盛り上がるので見ると大きな鯉。悠然と泳ぎ、時折背びれや尾を水面から出しているではありませんか...童心に帰り魚釣り

  • ヒマワリ畑

    スベルベママに懇願されて、ヒマワリを見に行ってきました。ヒマワリ畑は小千谷市の山本山にあります。日の出前の家を出ます。せっかく早い時間に出かけたというのに、残念なのは曇り空。スベルベ夫婦よりも早い人は一人しかいませんでした。月曜日だからかな。ヒマワリは揃って、太陽が昇る方向を見ている。向日葵と書くくらいだから、太陽の方向を見て開くのでしょうか。ここの一画は、毎年菜の花と、ヒマワリが交互に作られる。一昨年は盛大に咲いていましたが、今年は少し寂しく見えます。明るくなってきました。花が多く見える場所でシャッターを切る。初めての人は驚くのかもしれません。でも、一昨年の立派な見ていると・・・。実は、裏話も聞いていました。今年から栽培者が変わったらしい。その新規の栽培者が種蒔きに一度失敗し、蒔き直しをしたらしい。本当...ヒマワリ畑

  • タヌキの朝仕事

    前にもタヌキがスイカ泥棒をした話はしたと思う。でも、まだスイカはあると見え、朝畑に行くと隣接した畑との間に見える。畑の脇に片付けた、ジャガイモの残渣がまだそのままでその上です。周りに草が伸びていなくて、タヌキには絶好の食卓になったのでしょうね。なかなか行儀のよい食べ方ですよ。皮際まで残さずに食べています。あれっ、壊して食べた形跡もありますよ。向こうの一画、アカザが伸びてジャングル状態になったのがスイカ畑。もう、旬を過ぎて美味しさも落ちたし、我が家では十分に食べてもう必要もない。そこで、片付けもしないジャングルの中からスイカを見つけるのがタヌキ。いつも不思議に思うのは、あのかなり大きなスイカだが転がした跡が無い事です。いつも不思議に思うのは彼らタヌキの運搬手段。結構重いと思うのだが、転がさないという事は抱き...タヌキの朝仕事

  • 九月にはなったけれど・・・

    日の出の時刻は5時10分過ぎと遅くなってきた。涼しいうちに仕事と思って、早く家を出た9月1日の朝です。暑さ続きで、人も自然も疲れ切っている。9月だというのに、この日も天気予報では気温35度以上の予報です。日中は暑くても、朝は微かな涼しさも感じられる。日中との気温差が、川霧を呼んだようです。魚野川の支流の霧でしょう。いつも同じことを言い、飽きられたセリフでしょう。でも、本当に現代は皆さんの朝が遅くなりました。昔だったら・・・。8月31日。前夜はブルースーパームーンが良く見えました。雲間に名残の姿が見えます。夜は寝ながら体に月光を浴びていましたが。ようやく日は昇りきり朝日が畑を照らす。この朝の仕事は久しぶりの草刈り。前々日の雨で朝露が降りることに期待してです。草はそれでも朝露で湿っていて、思い通りの草刈りが出...九月にはなったけれど・・・

  • サツマイモを掘ってみる

    前々日の降水で、元気を取り戻したかに見えるサツマイモ。連日続く、35度以上の高温と雨不足で、枯れた葉も見えるほどです。期待して、蔓を切りマルチシートを剥いでみます。期待外れ。なんと蔓元だけが少しだけ濡れているだけなのでした。土はもちろん乾いてザクザクと砂のような状態。サツマイモは暑さを好む作物とはいえ、これでは満足に成長はしないだろう。これは、それでも大きく育った方の株です。時期的にも8月末ですから、まだこれから成長するのかもしれないが・・・。今回は試し掘りと言うよりも、スベルベママの食べたいという要望に応えての芋掘り。10数株掘り起こし、黒いコンテナに7割程度にはなりました。今回掘った種類は、今年最も多く植えた「シルクスイート」でした。他の野菜も同じですが、凝縮されたような美味しい味になっていました。サツマイモを掘ってみる

  • 喜んでトラクターで耕したが・・・

    鶏糞を発酵させた肥料「笑愛」をジャガイモの収穫跡に散布。ボカシ系発酵資材で、連作障害を防ぐという、宣伝文に釣られて使っています。ペレット状に作られていて、散布も楽ですね。この他に、微量要素入りの化学肥料も少々。堆肥系などの肥料だけだと翌年に養分を持ち越すからです。手前の一部を残し、ジャガイモ畑の80%を耕した。横、縦、もう一度横と三回の耕起を繰り返し、土を柔らかく仕上げる。陽が短くなりましたね。耕し終えるころ、5時ころには陽か沈み始めて、影が長く尾を引くように。耕し終えた満足感と、心配な土の湿り具合にしばしたたずむ。翌日朝に、すぐ畝建てをしたら少しは出来たかもしれない。そんな、思いを残しつつ、天候が気になり翌朝も枝折峠に向かったのです。天気が良いのに、遊び惚けていた報いか、一日で土はまた乾いてしまった。喜んでトラクターで耕したが・・・

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