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momoな毎日 https://momo-rex.com/

古いカルト作品から最新アクション、海外ドラマまでいろいろレビュー。最近はホラーものが増殖中。

好物はオカルト、サイコ、殺人鬼、吸血鬼、廃病院、エイリアン、人魚、ローマ時代などなど。結果的にホラーものが増殖中。映画を観る前に、観た後に、いつでも気軽に寄って下さい。

momorex
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2012/01/29

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  • ボーからあなたにもお裾分け『ボーはおそれている』(2023)

    お気に入りのA24/アリ・アスター監督作品。言っても『ミッドサマー』な感じぐらいでしょ?と観始めたものの、とんでもないものが3時間もの長い間、休む間もなく目の前を通り過ぎて行った… 劇場内が明るくなった時、「いったい私はどうしたら…?」とま

  • 繰り返される歴史『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)

    『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、想像していたよりも物質的にも精神的にも蹂躙されていく過酷な現実を、凡庸な男ディカプリオが身をもって語ってくれる物語。

  • Netflix 上質なサスペンススリラー『終わらない週末』(2023)

    どの国でもとても評判がよく視聴ランキングが上位であると紹介されていたNetflix作品『終わらない週末』。観て納得。さっそくあらすじと感想をどうぞ

  • Netflix『REBEL MOON パート1:炎の子』(2023)

    ザック・スナイダー監督最新作Netflix『レベル ムーン』は壮大なスペースオペラ作品。よくある話ではあるけれど、そんなことは置いといてスナイダー監督のアクションに単純に酔いしれよう('ω')

  • 予想に反して楽しめる『PIGGY ピギー』(2022)

    女子なら誰でも祈りに近い「痩せたい」という思い。スペインの女の子サラに自身を置き換え身につまされる思いに苦しくなる人も多いのでは。今回のこのお話はそんな世界中のサラに訴えかけると同時にサラの周囲にいるその他の女子にも警告する物語。思い当たる

  • 今年も始まった「アメリカン・ホラー・ストーリー:デリケート S12前半」 (TV/2023)

    なんだかんだ毎年追っている「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン12がディズニープラスで12月6日から配信開始。ただしアメリカ本国を含め視聴することが出来るのは前半の5話のみ。後半は2024年になるとのこと。2024年のいつになるんだろ

  • あの恐怖を再び・・・?『エクソシスト 信じる者』(2023)

    やはり私のエクソシストは1973年『エクソシスト』と『エクソシスト3』。『エクソシスト 信じる者』は私の中では番外編みたいな位置づけとなった。番外編といえども映画館の大きなスクリーンでパズズを観ることが出来て感動。

  • ぶっ飛び!吸血鬼 Wニコラスの『レンフィールド』(2023)

    これも楽しみにしていたんだぁー!昔ながらのドラキュラものかと思いきや、パワーとコメディで練り直したある種新しい現代の吸血鬼もの。けれどそこにブラム・ストーカーらしい由緒正しいクラシックでレトロなドラキュラ伯爵をニコラス・ケイジがぶっこんでく

  • Netflix「碧眼 BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」S1(アニメ/2023)

    11/3からNetflixで配信が始まったジェーン・ウー監督による復讐に燃える侍のかなり見ごたえのある血なまぐさいアニメーションドラマ。アニメでは珍しいmomorex超おすすめ作品。全8話構成の今回はおそらくシーズン1に当たっていて、いい感じのところで8話目が終わっていった…(-.-) ベンッ(三味線のBGM)

  • 本物のリブートを見た『ヘル・レイザー』(2022リブート版)

    徹底的に究極の快楽を追い求めた1作目以降、数々のピンヘッド様物語が創られてきたものの、どれもいまいちな出来としか言いようがなかった「ヘルレイザー」界隈。だがここにきて、ようやく納得できる『ヘル・レイザー』のリブート版が登場した。私は宣言する

  • 怒れる怪物を観た『ゴジラ−1.0』(2023)

    『シン・ゴジラ』超お気に入りの管理人momorexが公開されるのをとても楽しみにしていた本作『ゴジラ−1.0(ゴジラマイナスワン)』。劇場の巨大スクリーンに映し出された黒い巨体と劇場のスピーカーから聞こえる耳をつんざくばかりの雄叫び ─。そ

  • 『ヴァチカンのエクソシスト』(2023) ラッセル・クロウ版

    「エクソシスト」と聞けば反射的に反応してしまう管理人momorex。それもこれも1973年の元祖『エクソシスト』のなせる業なのであるが、楽しみにするものの本家以外は大体あんまり面白くないなっていう感想が多かった…。そんな中、珍しくもR・クロ

  • Disney+『誰も助けてくれない』(2023)

    よくある頑張る女子の一人戦いアクションものかと思いきや、それだけに留まらない主人公の複雑な心境や、なぜいまだに孤立しているのかという彼女自身の問題、人類の未知の敵の動きや心境までもが、なんとほとんどセリフなしで進められていく本作はSFスリラ

  • ピエロの狂気『ベネシアフレニア』(2023)

    スペインの狂気ピエロ作品と言えば『気狂いピエロの決闘(2010)』。その同じ監督が今度はイタリアを舞台にピエロの狂気を描いたと聞いてぜひ観てみたい!と思っていた本作『ベネシアフレニア』(ベネチアの狂気みたいな意味)。さぁ、どうだったでしょう

  • 実在する世界『グランツーリスモ』(2023)

    久しぶりのレーシングもの作品。なんでしょうね、この血わき肉躍る感じは(*'▽') それも以前に観た大好きな『ラッシュ/プライドと友情』と同じく実話が元になっている。こんなことがあったとは、それも日産で…肉躍ると同時に何か悲しくなってくるのは

  • 森の中『シークレット・チルドレン 禁じられた力』(2015)

    あらすじを読んで以前観た『籠の中の乙女』にSF『クロニクル』を織り交ぜた感じかな~と思って観始めたけれど、ちょっと違ってた。アーミッシュの世界を描いたハリソン・フォード『刑事ジョン・ブック 目撃者』の少女版といった感じがベースの割と普通のお

  • これは誰の果実?『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022)

    ちょうどA24『グリーン・ナイト』と同じ頃(2022年11月)公開されていて、どっちに行こうか少し迷った作品。ということは本作は不可思議で謎でダークな作品ということ。あらすじを読むと『ステップフォード・ワイフ』みたいな男たちの夢タウン的なお

  • 今流行りの白いPCを自作するつもりで大阪日本橋に出かけた話

    背骨の病気や最近流行の伝染病やで2か月以上無駄にした管理人momorex。そんな中、10年以上に渡って公私ともに良き相棒だった大事なPCがとうとう臨終の時を迎えてしまった…。ということで久しぶりの今回の記事は映画やドラマの感想ではなく11年

  • Netflix上質ホラー「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」 (ドラマ/2018)

    夫婦と子ども5人の家族が体験した恐ろしい幽霊屋敷での出来事にとどまらず、家族の崩壊と20年以上経ってようやく再会できた父親と兄弟姉妹たちの家族再生物語Netflix「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の感想をどうぞ

  • 禁断の果実『“それ”がいる森』(2022)

    全く事前情報なしで「森に何か出るんだな…?アレ系なんだな?(-ω-)」と観始めた邦画『“それ”がいる森』。それらしいオープニングから続くほのぼのした流れに('Д')こんな感じで観ていきはしたけれど、この('Д')の表情はそのまま二度と恐怖や

  • 禁断の果実『MEN 同じ顔の男たち』(2022)

    A24製作・配給だからきっと面白いに違いない、きっとだ!と信じていたアレックス・ガーランド監督『MEN 同じ顔の男たち』。やっぱり間違っていなかった。途中A24らしさを出しながらラストへ突き進む道筋は一筋縄でいかない系の物語であり、色々と考

  • Netflix 伊藤潤二「マニアック」を観たよ Ep.1~6(アニメ/2023)

    Netflix配信開始の伊藤潤二「マニアック」。古臭い雰囲気のアニメでしょっと侮るなかれ。その古臭いスタイルと性根の曲がった登場人物に神経がすり減らされる全20タイトル。あらすじと感想をどうぞ

  • サスペンス・コメディ『ザ・メニュー』(2022)

    どんなひねりがあるのかと楽しみにしていたアニャとニコラス・ホルト出演『ザ・メニュー』。オープニングから前半は軽~いタッチの分かりやすいアガサ・クリスティー短編風。でもすっきりと終わったような終わってないようなラストには今風サスペンスの味付け

  • Netflix「コペンハーゲン・カウボーイ」 (ドラマ/2023)

    こんなところにレフン監督作品がっ。カウボーイもどきの愉快な男がデンマークはコペンハーゲンで大暴れ?みたいなお話かと思いきや、全く違います。これはレフン作品。雰囲気は映画『オンリー・ゴッド』。主人公は少年のような女性。内容は“レフン監督”でそ

  • あのクラゲは空を飛ぶ『NOPE/ノープ』(2022)

    これもレンタルを楽しみにしていた一品、SF喰われ系ウェスタン・ホラー映画『NOPE/ノープ』。タイトルの「NOPE」とは“ムリムリムリムリ!(;O;)”とか“ウソウソウソウソ!(;'∀')”みたいな意味で、非常に由々しき状態のありえない現実

  • 『ベイビーわるきゅーれ』 (2021)

    社会不適合女子高生とぎり適合女子高生殺し屋コンビの日常を描く和製アクション・コメディ反社映画『ベイビーわるきゅーれ』。女子二人の滅茶苦茶な日常系作品が割と好きな私としてはずっと気になっていたところ、U-NEXTで配信開始。正月早々、早速観て

  • Disney+ 「ガンニバル」ある人喰い村の話 (TV/2022)

    12月28日からDisney+で配信が始まった二宮正明原作コミック・ドラマ化「ガンニバル」。初めてこのタイトルを見た時に何か違和感を感じ、紹介あらすじを読んで納得。かの有名な人喰いお医者「ハンニバル」にかけてあるんだね(きっと)。じゃあ“ガ

  • A24『グリーン・ナイト』 (2021)~冒険ダークファンタジー

    A24初のファンタジー作品『グリーン・ナイト』。J・R・R・トールキンらしさが頷けるアーサー王円卓の騎士にまつわる冒険ダークファンタジー。見どころと感想をどうぞ。

  • Netflix アン・ブーリン「血と愛と王位」 (TV/2022)

    ヘンリー8世とチューダーの世をアン・ブーリン視点で描いたNetflix 「血と愛と王位」。2007年「THE TUDORS〜背徳の王冠〜」に比べてかなりスッキリ、さっぱりしているから、ある意味サクッと観れるかも。

  • 今度のイーサン・フォークは『ブラック・フォン』 (2022)

    イーサン・フォークの『ブラック・フォン』ではなく、子どもたちの『ブラック・フォン』。ネタバレなしのあらすじと感想をどうぞ。

  • Netflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」5~8話 (TV/2022)

    とっても楽しみにしていたNetflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」 後半第5話~8話のあらすじと感想をどうぞ。一番のお気に入りは第8話。ネタバレはしてないよ('◇')ゞ

  • Netflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」1~4話 (TV/2022)

    とっても楽しみにしていたNetflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」 がとうとう10月25日配信開始!前半第1話~4話のあらすじと感想をどうぞ。ネタバレはしてないよ('◇')ゞ

  • Netflix「ザ・ウォッチャー」 (TV/2022)

    ライアン・マーフィー制作「ザ・ウォッチャー」。ここ数年はNetflixでの発表も続いていて最近も「ダーマー」の配信が始まったところ。この勢いに乗って実話に基づいているという本作も視聴。さぁどうだったでしょうか。あらすじと感想をどうぞ

  • 『ハッチング -孵化-』 (2022) ~ どんどん大きくなっていく

    これも観るのを楽しみにしていた美少女ホラー。あらすじとトレーラーから何となくあんな感じかな~と思っていた内容は裏切られることなくほぼその通りだった(-.-)。が最後まで飽きずに観ることができたのは主演の少女とあくのあるママ、そして近年ならで

  • 『血の本』 (2020) - Books of Blood -

    クライヴ・バーカーの「血の本」は2009年にも映画化されていて、今回の2020年版と内容がダブるところがあるものの、本作では3章仕立てになっており少し別の物語となっている。とにかく登場するのは全て悪い奴。ラストまでに罰が当たる者もいるが、そ

  • B.クローネンバーグ『ポゼッサー』 (2020)

    デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグ監督作。前作『アンチヴァイラル』からの長編2作目となる。無機質な背景と生々しい“有機物質”が隣り合わせに描写される雰囲気は前作と同じ造りで、今回は飛び散る“血液”が有機物質となる

  • またもや出た『TITANE/チタン』 (2021) 

    頭にチタンを埋め込んだ少女が車とどうのこうの、というあらすじからてっきりクローネンバーグ風の変わった作品なんだろうと観始めたのだが。─ これはクローネンバーグにフランス風サイコ、悪魔の赤ちゃんまでもを一つにまとめた、ある女性の奇抜な人生をフ

  • 珍しくちょっと苦手『X エックス』 (2022) ~老人ホラー

    「老人が~」っていうのは事前情報で知っていたけれど、「70年代ホラー×不埒な若者」ではなく「往年を忘れられない老人」を掛け合わせたところが、この何とも言えない、全く普通のホラーと違った嫌なゾクゾクが背筋に走る、違う意味で思わずギュッと目を瞑

  • 彼らの世界は別にある『LAMB/ラム』 (2021)

    お気に入りの製作・配給会社A24で本作についての告知を初めて見た時から、公開をとっても楽しみにしていた作品『LAMB/ラム』。久しぶりに劇場で鑑賞して感じたのはA24らしい顛末の作品だということ。もちろんそれは「観る人を選ぶ」という意味で

  • 『ボクシング・ヘレナ』(1993)ジェニファー・リンチ問題のデビュー作

    問題作・衝撃作にはいち早く喰いつき、記事にあげるのを趣味としている私としては再見せずにはいられない作品の一つ『ボクシング・ヘレナ』。監督はデヴィッド・リンチの娘様ジェニファー・リンチで、第14回ゴールデンラズベリー賞で最低監督賞を受賞した話

  • 『プレデター ザ・プレイ』(2022)~コマンチ族少女戦士vs宇宙最強の捕食者

    1987年シュワルツェネッガー版『プレデター』の原点に戻った、原野での1対1の戦いを描く本作『プレデター ザ・プレイ』。今回のヒーローは女性差別を受け付けず、一度決めたら決して諦めない少女戦士ナル。タイトルのプレイ(Prey)とは“獲物”

  • 今年も観たよ~「アメリカン・ホラー・ストーリー:2つの物語」 (TV/2021)

    本家「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン10が今年もいよいよ配信開始。ディズニープラスでは一足早く2022年7月6日から、FOXでは8月1日から。今回初の試みとしてサブタイトル通り、1シーズンにテーマの違う2つの物語が入っていて1つ目

  • 全話一気観!「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」(TV/2022)

    あの金字塔映画『ゴッドファーザー』の何年にも渡るドタバタな製作舞台裏を徹底的にドラマ化した作品がこれ「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」(英題/The Offer)。一人のプロデューサーが次々と巻き起こる無理難題をなんとか克服、皆の

  • 語り継がれるべき魂『ボーイズ・ドント・クライ』(1999)

    「語り継がれるべき魂」第2弾。でもこちらは前回の『ブルース・ブラザース』とは全く違っていて、一度観た後はしばらく鑑賞することが出来なくなる作品だ。理由は、あまりに胸が痛すぎて。今回も前回視聴から10年以上経っていると思う。けれど観ずにはいら

  • 語り継がれるべき魂『ブルース・ブラザース』(1980)

    とうとうこのブログに彼らがやって来た!(きっと)元祖お笑い黒服、黒帽、サングラスの憎めない兄弟ブルース・ブラザース。初めて観た時に最後まで素顔をさらさない弟エルウッドに憧れ、彼の正体を求めてどれほど彷徨ったことか…。続編も1998年に公開さ

  • 映画『さがす』(2022)

    だらしない大阪の親父の話ではない。しっかり者の娘が探し回るだけの話でもない。最後まで観て、はっきり言って驚いた。親子も周囲の人間もまるで隣町にいるかのようだったから。私が大阪在住ってのもあるのかもだけど… ■ さがす ■ 2022年/日本/

  • 幻のホラー映画『シェラ・デ・コブレの幽霊』(1964)

    「あまりの恐ろしい映像描写のために試写会で体調を悪化させた者が続出した」という噂の幻のホラー映画『シェラ・デ・コブレの幽霊』があっさりとamazon primeに登場。幻作品への道の説明と感想をどうぞ

  • 赤子だけが知っている『マザーズ』(2016) -Shelley-

    “マザー”がタイトルにつく映画作品は(いい意味で)碌なものがない。本作もそう。マザー(母)と言えば対になっているのが子どもなわけで、やっぱりダーク系に走ってく。今回の正体は… ネタバレしようにもネタがないぞ(-"-)。じっくり静かに最後まで

  • 『プラネット・テラー in グラインドハウス』(2007)

    なんていうのかな~、面白い映画っていうのは何度観ても、いつ観ても面白いよね~。っということで何度観たか覚えてない『プラネット・テラー in グラインドハウス』。実は『デス・プルーフ』の方が好きなんだけど、こっちも豪華な出演俳優たちが乗りに乗

  • モロッコ伝説『呪術召喚/カンディシャ』(2020)

    世にも恐ろしいサイコホラー映画『屋敷女』の監督チーム最新作『呪術召喚/カンディシャ』。かなりの期待感をもって観るのを楽しみにしていた作品だ。カンディシャとはモロッコ妖女伝説の主人公であり、召喚されると男を6人殺すまで帰ってくれない魔物のこと

  • 内なる罪『ロスト・ボディ ~消失~』(2020)

    誰も気が付かず、何も言われないとしても自分は騙せない。成功した男が出会った女性の目的はいったい何なのか?昨日の『ナイトメア・アリー』に引き続きまたもやサイコスリラー映画の登場。規模は小さくこじんまりしているけれど、主人公の行き着く先は同じか

  • 這い上がれない男『ナイトメア・アリー』(2021)

    ギレルモ・デル・トロ監督スリラー映画『ナイトメア・アリー』のあらすじと感想を。タイトルの意味は「悪夢小路」。どうあっても悪夢の路地裏から這い上がることが出来ない男が主人公。ネタバレは極力無しで。

  • 『ほんとうのピノッキオ』(2019) -Pinocchio-

    すごく楽しみにしていた『ほんとうのピノッキオ』。皆が知っているピノキオとは違うもっとダークで大人向けファンタジー映画作品かと思っていたけれど、違ってた('A`)また…)。よりリアルなファンタジーの住人たちが今の技術で次々登場する普通のピノキ

  • 『アントラム 史上最も呪われた映画』(2018)〜真実はどっち

    呪われた映画アントラムについてのドキュメント番組の中に映画本編を入れ込んだ新しい手法。呪われた作品なのか、姉弟の冒険サスペンスドラマなのか判断に迷うラストだった。全体的にネタバレてます。

  • 「アウターレンジ ~領域外~」シーズン1ラストまでの感想

    「アウターレンジ ~領域外~」シーズン1の感想と謎の考察をしてみた。まだまだ分からない謎だらけでシーズン2に続くだろうけど。ネタバレありです。

  • 「アウターレンジ ~領域外~」シーズン1ラストまでの感想

    「アウターレンジ ~領域外~」シーズン1の感想と謎の考察をしてみた。まだまだ分からない謎だらけでシーズン2に続くだろうけど。ネタバレありです。

  • 『吐きだめの悪魔』(1987) -Street Trash-

    いいタイトルでしょ。だからまたまたタイトルに惹かれてオソレゾーン配信で観てみました。もうね、あっちを向いてもこっちを向いても最低最悪の○ズ、○ズ、○ズ…。よくここまで集まってきたなっていうほどの○ズ。もう汚いよー。どこを見てもどう見てもドロ

  • 「HALO」 (TV/2022) ゲーム原作実写化ドラマ

    これはXboxを持っていない人でも、ゲームをあまりしない人でも、そのタイトルはきっと聞いたことがあるだろうFPSゲーム重鎮の一つ「HALO」実写化ドラマシリーズ。マスターチーフを中心にした物語が進められる。 ■ HALO Season1 ■

  • 「9から始まる奇妙な物語 シーズン2」 (TV/2015)

    「9から始まる奇妙な物語 シーズン2」。今回もイギリスらしい皮肉と罰の乱れ撃ち自業自得の物語が全6話。いつもの通り簡単なあらすじと感想をご紹介。

  • 『ブルー・マインド』(2017) -Blue My Mind-

    これも好きな作品で何度か観ている。15歳の多感な少女が成長していく自分の身体と心を把握できなくて自分自身に振り回される。何が正しいのか何が悪いのか、そんなことはどうでもいい。とにかく毎日を楽しみたいだけ。でも彼女に起きた変化は普通の思春期に

  • 『アンテベラム 』(2020) -Antebellum-

    『ラストナイト・イン・ソーホー 』に続き、またもや意外な展開作品『アンテベラム 』。異常で理解不能的な超常現象歴史大作を期待すると肩透かしを食らう。これも同じ“人間が一番怖い”シリーズだ。 ■ アンテベラム – Antebellum –

  • 楽しみにしていた『ラストナイト・イン・ソーホー 』(2021)

    ホラーちっくなドリームミステリーからクライムサスペンスへと変貌する『ラストナイト・イン・ソーホー』。楽しむポイントは「過度な期待は禁物、アニャ」の2点だよ

  • 「アウターレンジ ~領域外~」(TV/2022) -OUTER RANGE-

    4月15日から配信が始まったamazonオリジナルドラマ「アウターレンジ ~領域外~」。主演は『DUNE/デューン 砂の惑星』他、最近大活躍のジョシュ・ブローリン。ワイオミング州で代々暮らす無骨な牧場主が家族や近所とのもめごとに加えて、いき

  • 『クロウ/飛翔伝説 』(1994) -The Crow-

    今まで観てきた映画の中には何度も定期的に観たくなる作品がある。理由は好みの物語、世界観、俳優などなど様々であるのだが、本作『クロウ/飛翔伝説 』もその中の一作。リブートがようやく始まるなどの話もあるようだけど、『クロウ』はブランドン・リーあ

  • 『竜とそばかすの姫 』(2021) -Belle-

    これって「美女と野獣(・・?」と思っていたら、そうだった。と言ってもベースがそうであるというだけで物語の方向性は途中から違っていく。ディズニープリンセス物を観る時もそうであるように、本作も心を空にした綺麗な気持ち、純粋な子ども時代の心で、細

  • 『プラネット・オブ・ピッグ/豚の惑星 』(2019)

    さぁて「動物逆襲」ものの今回の敵方は豚さんです。第三次世界大戦時に人によって作られた超人兵「人間×豚」が暴走、今では人類は彼らの餌に。対するはお約束通りの人類レジスタンスのヒーロー、最強の賞金稼ぎロブと姉のラクシャ。彼らは人類の未来を救うこ

  • 総括としての『死霊の盆踊り』(1965)

    時々ホラー界隈で出てくるこのタイトル『死霊の盆踊り』。この作品の感想をネタバレ付きで書いて自分の中で総括し、きれいさっぱり忘れることにした。原作・脚本はエド・ウッド。

  • 『TUBE チューブ 死の脱出』(2020) -Meandre-

    『CUBE』の管(TUBE)版じゃないの~(-.-)?って思った方。違います。私もそう考えながら観始めましたが、違います('Д')!そんなものに、あの“タランティーノ監督が認めた気鋭監督最新作”なんて文字が躍るはずがない!これは時々出てくる

  • 『オーメン』(1976) -The Omen- その前兆を見逃すな

    『エクソシスト』『エイリアン』ときて決して外せないのが本作『オーメン』。1970年代を代表する正統派オカルトホラーであり、今なお色褪せない金字塔悪魔的ホラー映画の一つ。決して大きな音で驚かせるようなことのない筋の通ったドラマ性には、本作の根

  • アジャーニ『ポゼッション』(1980) -Possession-

    前から観よう観ようと思っていたイザベル・アジャーニ『ポゼッション』。それなのになぜ今まで観ずにいたかというと“奇妙で変わった狂気の作品”という噂を聞いていたから(-.-) まさに、噂にたがわぬ奇妙で変わった狂気の二人が主人公でした… ■ ポ

  • 新鮮が一番『フレッシュ』(2022) - Fresh –

    どんな事でもフレッシュさは大事だけれど、今回の対象物は“人肉”です。それもほとんどの場合“女性(若め)”に限る。内容はタイトルから想像がつく通りで、食われるために攫われた女性が何とか逃げ出そうと頭をフル回転させるお話。 ■ フレッシュ –

  • 本当にあった都市伝説『キャンディマン』(2021)

    キャンディマン – Candyman – 私は不吉なる前兆。道に流された甘美な血の香り。路地に響き渡るハチの音。私が罪なき者を殺すと人は言う。お前は無実とは程遠いが裁かれない。それが問題だ

  • 『CUBE 一度入ったら、最後』(2021)

    CUBE 一度入ったら、最後(2021) 1997年のカルトホラー『キューブ』の正当公認リメイクと銘打った和製ホラー『CUBE 一度入ったら、最後』。タイトルからして最近流行の言い回しを使っていて、なんだかなっ(-.-)て思ってた。本作を観て感じたのは「リメイク」って本当に難しいんだなってこと。それだけ

  • 『ドライブ・マイ・カー』(2021)

    本作のタイトル『ドライブ・マイ・カー』には主語が無い。 自分の車ではあるけれど、広い道路にたくさんの車が走っているように、人生は単純なものではなく、人と人とが複雑に絡み合って出来ているからだ。

  • Netflix『私を殺さないで』(2021) ~新トワイライト

    確かに彼女は最初はそれが何なのか分かっていなかった。だが血管波打つ肌が目の前に差し出された時、新しく生まれ変わった何者かの本能が彼女に命令する。「噛め。そして喰え」と。

  • 【スターサーバー内移転】スタンダードからハイスピード引越しの備忘録

    今回は映画でもドラマでもない、Wordpressデータ一式を置いてあるレンタルサーバー引越しの備忘録。同じスターサーバー内でスタンダードプランからハイスピードプランへ移転したお話です。事前準備をしたにも関わらず、最後に四苦八苦したことを次回

  • 「マンダロリアン Season1・2」(TV/2019-2020)

    『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後を描く本シリーズは、“マンダロリアン”と呼ばれる孤独な賞金稼ぎの男を描く「スター・ウォーズ」外伝。決して人前で兜を脱いではならぬという教義の元、彼がどうやって人々と、“ザ・チャイルド

  • 『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス 』(2020)

    「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品である本作。その好物なタイトルとあらすじから視聴をとっても楽しみにしていた管理人momorex。・・・またやってしまいました(-.-) 今年に入ってまだ1か月と半分だというのに、いったい何度失敗して

  • Netflix「窓辺の女の向かいの家の女」(TV/2022)

    ヒッチコック『裏窓』や『ガール・オン・ザ・トレイン』的なサイコミステリーにしてはタイトルが何かヘンじゃないですか?って思っていた本作は、映画ではなく8話からなるドラマだった。内容はイギリスの素人探偵ものみたいなコメディ仕立てのちょいこわミス

  • 何かがそこにいる『ナイト・ハウス』(2021)

    夫が自殺し、一人残された湖畔の家に何かの気配がする ─残された妻の感情が悲しみから怒りへと移っていく。その怒りの爆発は不気味な気配を、夫の秘密を調べずにはいられない。今回、頑張って解き明かしたのは『アウェイクニング』のレベッカ・ホール。 ■

  • シャマラン監督『オールド』(2021) – Old –

    楽しみにしていたM・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』。いつものように問題を抱える一見幸せな家族がトラブルに巻き込まれ、真実とお互いの愛情を模索する。ラストでトラブルの元凶がきっちり明かされ解決する話の流れもいつもと同じ。このラストま

  • Netflix『今、私たちの学校は… / 1~4話』(2022)

    ちょっと前に面白い地獄ものドラマが配信されたばかりというのに、またもや韓国ホラードラマがNetflixで始まった。タイトルは『今、私たちの学校は...』。高校を中心に巻き起こるゾンビパニックものだ。今回は全部で12話。1話が大体60分以上あ

  • 『ザ・ビーチ』(2020) ~後悔しないための作品選び

    U-NEXTで順次配信が始まっている今年の「未体験ゾーンの映画たち2022」から選んだトップバッターはこれ『ザ・ビーチ』。ささっとあらすじを読む限り、まるでもうすぐレンタルが始まるシャマラン監督作『オールド』みたいというのが選んだ理由だけど

  • Netflix『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)

    色々な作品で大活躍のベネディクト・カンバーバッチ主演、意地悪な荒くれカウボーイのお話くらいにしか知らなくて観始めた。が、そこに広がっていたのは繊細な感受性と、それに相応しくない応酬。自分に正直になるというのがいかに難しいか、自分の真実を隠す

  • 『サイコ・ゴアマン』(2021) ~全宇宙vs地球のサイコ対決!

    シッチェス・カタロニア国際映画祭で公開後、日本でも2021年7月に劇場公開。当時、映画館にぜひ観に行きたかったけれど昨今の事情で断念し、観ることができるのを待ちに待っていた『サイコ・ゴアマン』。もうタイトルとサイコな少女がどうたら、というあ

  • Netflix『家をめぐる3つの物語』(2022)

    ある一軒の家に暮らす者を苦しめる、時代を超えた3つの物語。暖かみのある布で作られたストップモーション・アニメではあるんだけれど、おとぎ話にはならない物語たちの現実はかなり厳しい。 ■ 家をめぐる3つの物語 – The House – ■

  • 『ライトハウス』(2019)~霧笛がもたらす終わりのない悪夢

    悪夢系がまた出た…(-"-) 孤島に閉じ込められた灯台守の二人の男。はがされていくのは仮面なのか、本心なのか。タイトルの『ライトハウス』から感じられるような暖かみは本編内には一切無く、エンディングの男たちの歌にあるのみ。最後まで観させられて

  • 『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(2021)~スパイディのアッセンブル

    『スパイダーマン』といえば2002年からのサム・ライミ監督、トビー・マグワイア版が一番のお気に入りで、それ以外はあまりちゃんと観ていなかった。が、アベンジャーズを観ていくにあたってどうしても必要なトム・ホランド版…。あまり期待せずに『スパイ

  • 映画『東京リベンジャーズ』(2021)

    アニメは見ていた。で、へぇ実写だ~、ちょっと行きたいな…って密かに思ってた。レンタルが始まって、行っときゃよかったー!って今ひどく後悔している。コミック原作、実写映画化『東京リベンジャーズ』です(-"-) ■ 東京リベンジャーズ ■2021

  • 『人肉村』(2021) ~村じゃないよ、一家だよ

    タイトル『人肉村』の“村”は大袈裟。いいとこ「人喰い一家」。“村”ってなってるから、例の心底気持ちの悪い“村系”作品かと思ったのに、残念(-.-) 原題は『Butchers』。そんな人たちの毎日をお届けするスラッシャー・ホラー映画です。 ■

  • 至福『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021)

    「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」前日譚である本作『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』に、故ジェームズ・ガンドルフィーニの実の息子であるマイケルが若き日のトニーの役で出演されると知って、観ることができるこの日をどれだけ待ちわ

  • 『ドニー・ダーコ』(2001) ~銀色うさぎの行きつく先は

    こんな好物系映画『ドニー・ダーコ』を今まで一度も観たことがなかったとは、私としたことが… うさぎに奇妙な出来事にリバースムービー?さあ、書いていきますよー ■ ドニー・ダーコ – Donnie Darko – ■2001年/アメリカ/11

  • 「アメリカン・ホラー・ストーリーズ S1」 (TV/2021)

    ディズニープラスでひっそり(?)と始まった「アメホラ」スピンオフドラマ、その名も「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」。タイトル最後に“ズ”が付いているのが違いで、「アメホラ」がシーズン通して一つの物語であったのに対し、こちらは基本1話完結。

  • 『マトリックス レザレクションズ』(2021) ~ネオのアクションは?

    ようやく公開された『マトリックス レザレクションズ』。前3部作完結からの新たなるシリーズという事で、わくわくと出かけたのだが、感想はうん、ごめんなさい…。私は愛の物語を見たいのではない。確かにネオとトリニティーの絆は大好きなのだが、そうじゃ

  • 『第9地区』(2009) ~目をそらさず見据えた先は

    ブロムカンプ監督は「この作品『第9地区』は決して政治的な映画ではない」とコメントしている。だとしても監督の一貫した作品のテーマはとても分かりやすく、観た者がそれをどう捉えるのかは自由だ。そしてそれぞれがその後の人生にどう活かしていくのかも

  • 「9から始まる奇妙な物語 シーズン1」 (TV/2014)

    1話30分くらいの世にも奇妙な物語風の「9」にまつわるオムニバス作品「9から始まる奇妙な物語」。シーズン1は6話入ってる。どれも面白怖くて楽しめるから6話があっという間。今シーズンの一番のお気に入りは「第2話 ある静かな夜に」かな。 ■ 9

  • 『グレイン』 (2017) ~ 遺伝子の辿り着く先に

    近未来の地球。選ばれた者だけが暮らす磁気壁の中で、作物が育たない現象が続く。種子遺伝学者は人類存続の突破口として、 磁気壁の外へとある研究者を探しに出かけるが ─ ─ 遺伝子研究、遺伝子の選択、人間の選別 これらは既に始まって… ■ グレイ

  • 「ブラック・ナーシサス」 (TV/2021) ~ 黒水仙の意味は

    5人の修道女の着ている修道服が白の綿で清廉な感じがいかにも水仙の花のよう。タイトルの「ブラック・ナーシサス(黒水仙)」から水仙の花に黒ってあったっけ?と考えていたが、物語が進むうち、これは「黒い水仙」という意味ではなくて、「物事には多面性が

  • 『サランドラ 』(1977)-The Hills Have Eyes

    人食い殺人鬼一家が砂漠にお出ましするウェス・クレイヴン監督作元祖『サランドラ 』。一作目にしてなぜ彼らが人を襲うのか元々の理由がわかるようになっている(あまり同情はできないが…)。その後の『ヒルズ・ハブ・アイズ』やX-ファイル「ホーム」より

  • 『キャラクター』 (2021) ~ペンが殺人鬼に名前を与えた

    小説家と殺人鬼の映画なんかは今までにもあったけど、漫画家と連続殺人鬼の絡みという設定に魅力を感じた邦画作品『キャラクター』。殺人の現場は結構隠さずに再現されていて、観る人をちょっと選ぶかもしれない「ホラー映画」のくくりになると思う。 ■ キ

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