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ブログタイトル
太平洋の真ん中で
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/sirochan2011
ブログ紹介文
2011年にハワイに移住。英語漬けの中で、何事も笑ってしまおうと開き直ってのほほん生きてます。
更新頻度(1年)

312回 / 365日(平均6.0回/週)

ブログ村参加:2012/01/13

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海外生活ブログ / 海外移住

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ハンドル名
シロさん
ブログタイトル
太平洋の真ん中で
更新頻度
312回 / 365日(平均6.0回/週)
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太平洋の真ん中で

シロさんの新着記事

1件〜30件

  • うすくちしょうゆ

    夫の叔母から電話。「うすくちしょうゆ、ていうのが必要なんだけど、どこで手に入るの?」ミートボールを作るのに、レシピ本にうすくちしょうゆと表記してあるらしい。これでも私も日本人の端くれ。うすくちしょうゆは、普通の醤油よりも色が薄くて塩分が高いぐらいのことは知っている。叔母がどんなミートボールを作るのかは知らないが、どうせ肉の色に紛れるのだし、たぶん今回使ったきりで食品庫で賞味期限がきれるだろうし、わざわざ買うこともないと思うので、叔母に言った。「私だったら、醤油を水で薄めて表記の分量にし、粉末ダシをパパっと振りかけておしまいにするけどね」すると叔母は言った。「それじゃあ、うすくちしょうゆとは違うものじゃないの」そりゃあ違うけどもさ。叔母は料理が好きで、料理上手だ。料理好きな人と、そうじゃない人(私だ)、料理上手な...うすくちしょうゆ

  • 小出しに、くる

    母が亡くなって2週間あまり。姉からLINEがきた。階段上っているときとか、料理しているときとか、急に、ああもうお母さんに会えないんだな、あの顔を見られないんだな、と思って胸がキューンとなるそれはまったく私も同じ。私はいつもどおりに生活しているが、日常の何でもないとき、ふと無性に悲しくなる。ずっと会えないまま逝ってしまったから、私が留守をしている間に、母がどこかに行ってしまったような感じ。母が亡くなったことはわかるけど、もう会えないのだということには、心がついてゆかない。通勤の車の中で、声の限りに叫ぶ。「おかあさーーーーーーーーーーん、おかあさーーーーーーーーーーん」いい年したおばさんが、異様な光景ではある。「あのテーブルで味噌汁食べたとか、浅間神社に歩いて行ったとか、なんでもない小さなことばかりものすごく思い出...小出しに、くる

  • ふっれけえき

    同僚に聞かれた。「Doyouknowwhereふっれけえきis?(ふっれけえき、どこにあるか知ってる?)」「は?」「昨日、ここにあったんだけど。ふっれけえき」ふっれけえきという単語が頭をぐるぐるまわり、アルファベットをあてはめてみるが、いっこうにわからない。そのうち同僚が、「あった、あった、この下に隠れてたわ」といって出してきた段ボール箱には、ふりかけチップスが入っていた。ふりかけがふっれけえき。「それはふりかけだよ」私は正しい発音を教えた。普通の「ふ」の発音が、なかなかできない。「ため息つくみたいに、フーって言ってみ、フラのフだよ」「ふ」が言えるようになっても、そのあとがぅれけえきになり、「け」に大仰なアクセントがつく。「ぅれじゃなくてりそれに、アクセントつけないで平たく言うの」同僚は何度も練習し、言った。「...ふっれけえき

  • 妹のこと

    朝、隣家にかかる虹。虹はここでは頻繁に現れるけれど、見るたびにはっ!とする。3歳上の姉と、5歳下の妹がいる。私たちは顔も性格もそれぞれで、年の近い姉とは子供の時分にはよく喧嘩もしたが、大人になって、私たちは親友のようになった。姉は、まっすぐで、なかなか折れない強い柱。私は、割とどんな形の器にもそれなりに収まってしまうが、折れやすい。が、折れても立ち直りが早い。妹は、よくしなる竹のよう。姉のような強さもあり、私のような融通がきくところもおおいにある。実は妹のことは、50年以上つきあっている今でも、わからない。わかっているのは、妹が3人の中で最も懐が深く、器が大きいということだけだ。妹が一人でハワイに来た時に、シュートメが言った。「〇〇(妹)は、イージーゴーイングね」日本語にすれば、おおらかというのだろうか。その前...妹のこと

  • 91.4m

    デンタルフロスがなくなった。いきなりなくなってしまって困るものの一つがデンタルフロス。何個かまとめて買い置くのだが、買い置きの最後を使っているときは再び振り出しに戻って、いつなくなるかとハラハラしながら使う。だいぶ使っているし、そろそろ買っておこうと思うのだが、いつも忘れる。ケースが透明になっているとか、レジスターの紙ロールみたいに、終わりに近づくと赤い線が出て知らせてくれるとか、そういう顧客のことを考えた商品が、なぜ出ない?サランラップだって、日本のは使い始めがわかるようになっているのに、こちらのは目印がないので、使い始めのしょっぱなから、端っこ探しにイライラすることになる。そうそう、デンタルフロス。夫が使っているフロスは、グライドというタイプで、きしめんみたいに平たい。歯並びが良いアメリカ人である夫には、グ...91.4m

  • コーちゃん3か月になる

    これはなんだ?ビールに手足が生えてる・・・・こたえ。コーちゃんでした。保護したばかりのとき。生後3週間。生後6週間ぐらい。名前通り(好奇心のコウ)エネルギーが有り余って、元気印のコーちゃんはチーズケーキ達ともすっかり家族になった。チーズケーキのボーイとガールが、かわるがわるコーちゃんを舐めてきれいにしてくれる。遊び好きのボーイと、レスリングや追いかけっこをする。最近、夫はコーちゃんを「カップケーキ」と呼ぶ。チーズケーキに、カップケーキ・・・・帰宅して車を停めると、玄関脇の窓にコーちゃんがいた。改めて、大きくなったなと思う。それでもまだ細っこくて小さいんだけど。コーちゃん、3か月。にほんブログ村コーちゃん3か月になる

  • 夢に向かって邁進する人

    「日本の方ですか」私担当のレジで会計をしながら、二十代の女性の日本人が私に聞いた。ここのところ、「韓国人だよね」(なぜ言い切る?)とか、「ベトナム人でしょう」(自信たっぷりなのが気に食わない)とか言われてばかりだったので嬉しくなった。やはり日本人には日本人がわかるのだ、そうなのだ。「そうですよ」「日本はどちらですか」「静岡なんです、あなたは?」「私は日本人ではないんだけど、大阪に2年ほどいました」なに!!日本人じゃない?私は心底驚いた。顔もアジア系だし、なにより日本語にまったくアクセントがないのだ。子供の頃から日本が好きで、日本の漫画を読んで日本語を覚え、大学では日本語を専攻して文法をしっかり学んだそうだ。日本の漫画は日本語で読むし、漢字を覚えるのも楽しくて仕方がないのだという。「日本語を話すのは、子供の頃から...夢に向かって邁進する人

  • 花の名前

    職場の、従業員用のパーキングにある花。オレンジのブドウみたいな実と、薄紫の花が一緒に咲いている。これが10mぐらいにわたって咲いていて、とてもきれいだ。誰に聞いても名前を知らない。聞いたところで、私は花の名前を覚えていられないのだけど。花の名前だけじゃない、人の名前もだ。名前だけじゃない、人の顔も。人の顔は、その人がいる場所とひっくるめて記憶するので、近所のおじさんとどこかでバッタリ会っても、わからなかったりする。これは若い時からそうなので、老化ではないと思う。久しぶりに会った人の名前が出てこなくて、当たり障りのない会話をしながら、頭の中では「なんだっけ、なんだっけ、なんだっけ」と記憶の箱を引っ掻きまわしている。(見つかる確率はそう高くない)だから私は誰かに出会ったとき、「あらー、久しぶり!シロですー」というよ...花の名前

  • 割れない食器

    気に入っている食器ほど、なにかの拍子に割ってしまう。使う頻度が高いからなのだろうけど、ポーランド製の手描きのティーポットを立て続けに2個割ったときにはガッカリもひとしおだった。高価じゃないが、使いやすくて気に入っている手頃なサイズのボウルなど、買った店がなくなっていたり、どこで買ったかも覚えていなかったりで、買い足すこともできない。義両親の家の食器は、洋食器のフルコース。お皿など、大中小が30枚ぐらいずつあり、同じ柄でコーヒーカップのセットもある。いくら気に入った柄とはいえ、全部が同じお皿というのはつまらない、と日本人の私は思う。日本の食事には、いろんな形や大きさの食器を使う。焼き魚などにいい長方形とか(ここで焼き魚などやった試しはないけど)、大皿でも平たいものだけじゃなく、少し深めのものもあると便利。ご飯茶碗...割れない食器

  • 不思議な母の夢

    母の葬儀が、昨日無事に終わったそうだ。ちょうど日本でお通夜をしているとき、ハワイは夜で、私は眠っていた。夢に、母が出てきた。母と私は、合宿所のような施設の、同じベッドに寝ている。何があったかわからないが、私の人差し指の先がぽろりと取れてしまった。取れたあとの断面が、アニメのように見えている。私はおおいに慌てて母を起こした。「指が取れた!急いで病院に行けばくっつくかも!」すると母はめんどくさそうに、「もう遅いでしょ、今行っても。どうせ先っぽだけなんだから、どうってことないしょ。あ、ここにあるじゃん」と言って布団の隙間から指を拾い、寝てしまった。指を見ると、人差し指の爪の半分ほど先がなく、見慣れれば、まあそれほど醜いというわけでもない。まあいっか、と私もそのまま寝た。翌日、その話を妹にLINEで送ったところ、こんな...不思議な母の夢

  • ラッキー

    今日が母の通夜で、明日が葬儀だそうだ。昨日は湯灌で、父の時には式場の専用の部屋でやったのだけれど、その時に母が、「私の時には家でやってほしい」と妹に言ったという。父を送るとき、そのすべての行程において母は自分を重ねていたのだろうか。仕事の休憩時間がちょうど湯灌の最中で、妹がそれを中継してくれるのを見ながら、初めてボロボロ泣けてきた。「肌がとてもきれいだから、薄化粧でじゅうぶんですね」担当の人がそう言って、眉を整えてほんのり薄化粧をしたそうだ。85歳の母は、本当に肌がきれいだった。しわくちゃでなく、白くてふっくらしていた。髪を染めるのをやめてからは、白い髪と肌がよく似合っていた。母はアイシャドウもマスカラも持っていなかった。眉と、薄くおしろいと、口紅だけなのに、とても上品な女性だった。父とお見合いをしたとき、一緒...ラッキー

  • バナナ豊作

    庭のバナナの豊作が止まらない。とりあえず5本の木に実がたわわになっている。なるべく刈り取る時期を延ばしつつ、今朝、1本を収穫。上の方が黄色く熟し始めていて、もうこれ以上延ばせない。夫が幹にロープをかけて、幹ごと引き倒す。バナナは、1本の木に1回しか実をつけないので、木を切り倒さないでおくとただの観葉植物になってしまうのだ。幹を倒したところ。このあと、木の根元から切ってしまう。そうすると、新しい木がにょきにょきと伸びてきて、また実をつける。実を刈り取ったところ。数えたら78本あった。2人しかいないのに、どうやって78本消化せよと・・・・・今日、30本ほどを職場に持ってゆくことにする。ハワイはバナナは年中収穫できる。うちのバナナはアップルバナナで、ほどよい酸味があってとっても美味しいのだ。にほんブログ村バナナ豊作

  • 母が、逝ってしまった。10日ほど前に入院して(「延命措置」の記事はコチラ)そのまま。コロナで本来は面会できないところを、亡くなる前日に、妹が母に会うことができたのがよかった。2年ぐらい、母には会っていない。せめて一目でも会いたかった。母なしでは始まらない父が、耳元で「早く来いヤァー」と急かしていたのではないかな。外出するときに支度が遅い母を、勝手口の外で足踏みしながら「おーい、何やってんだー」とやっていた、そのままに。父もいないし、子供たちもそれぞれおさまってるし、孫も大人になったし、自分のことも全部は自分でできなくもなったし、もういいかな、母はそう思ったのかも。父も母も病気で寝付いたわけでもなく、俺は88まで生きる、と常に言っていて本当に88で枯れるように逝った父と、10日前までグループホームで自力で歩いて普...母

  • 相槌を打つのは日本人

    9月13日から、レストランや公共施設などに入るには、ワクチン接種した証明か、48時間以内に受けたコロナの陰性証明を提示することになった。ワクチン適応年齢に満たない子供は例外。ここのところの感染者数の急激な伸びで、政府もあたふたしているのだ。とりあえず、60日間、それを実行してみるということらしい。英語を話す人たちは、相槌を打たない。それは夫と結婚して、しばらくして気づいたことだったが、いまだに相槌無しに慣れないでいる。夫が義兄と電話で話している。私は他のことをしながら、聞くでもなく聞いている。静かになったので、電話は終わったのだと思って振り返ると、まだ話し中。相手が話しているときには、黙ってそれが終わるまで聞く。どうもそれが英語流らしい。しかし、私は違う。LINEで会話をしている時ですら、我ら日本人は相槌を打た...相槌を打つのは日本人

  • 延命措置

    10日ほど前に母が入院した。前回のときは肺に水が溜まり、検査しているときに軽い脳梗塞もみつかったが、半月ほどで退院し、グループホームに戻ることができた。今回は、肺と心臓。酸素をうまく取り込めず、ハイパーな吸入器に変えて様子をみている。患者の延命措置について家族の意見を問われた、と姉から連絡がきた。父のときにもそうだったが、今後、回復して再び普通の生活に戻れるのでなければ、延命措置はしない。私たち姉妹はそう決めた。たぶん父も母も同じ気持ちだと思うけれど、本人に確かめたわけではないからわからない。生き死にを、子供であっても、自分以外の人が決めていいものだろうか。私たちしか決める人がいないのだから仕方がないけれど、ぬぐい切れない疑問が残ってしまう。今度ばかりは、母は退院できないかもしれない。母にもしものことがあっても...延命措置

  • 語尾が、変

    母国語が違う夫婦の多くは、暮らしているうちに独自の言語形態ができてくるのではないかと思う。どちらかが相手の言葉を母国語並みに操ることができる場合は、その限りではないだろうけど。ちなみに我が家の日常の会話はほぼ英語だが、日本語特有の単語は、日本語のまま。「ただいま」とか「おかえり」とか、「いただきます」「ごちそうさま」「おつかれさま」といった単語がそれだ。しかし、うちの場合、その英語の会話の語尾が時たま変になる。同意を求める時、日本語だと語尾に「ね」をつける。「今日は暑いねー」その語尾だけが、英語のあとにつくことがあるのだ。「Itswarmtodayね~」「ThisismuchbiggerthanIthoughtね~」(思ってたよりずっと大きいよねえ)英語にも「Isn'tit?」といった同意を求める言い方があるけ...語尾が、変

  • 舞い上がるような幸せの瞬間

    カリフォルニアから来た、若いカップル。彼らがレジの前に立った途端、ハッピー光線が半端ない。少し会話したあとで、彼女のほうが「実は今日、プロポーズされたの!」と言って、薬指の指輪を見せてくれた。「あらー!それはおめでとう、よかったね」どうりでハッピーなはずだ。「私たち、6年つきあってたの」彼のほうは、ハワイでプロポーズする計画を立てて来たのだろう。「日本では、交際期間が長いことを『長い春』って言うんだよ」「へえ、そうなんだー、私たちの長い春は終わったんだね」舞い上がるような幸せ。人生にそういう瞬間はどのぐらいあるだろう。何の疑問も不安も入り込む隙間のない、ただただもう、幸せなだけという瞬間。結婚が決まったと友人が報告したとき。友人の出産をお祝いに出かけたとき。彼女たちを見て、まるで満月だなあと私は思った。一点の曇...舞い上がるような幸せの瞬間

  • 波紋の先に見えたもの

    ハワイ州のイゲ知事さんが、言っちゃった。「どうかハワイに来ないでください」8月に入って、コロナウィルス新規感染者数の伸びが止まらないからで、昨年の最高と言われていた300人台を軽く超えて、1000人以上の日もある。感染の元は旅行者が1%ほどで、あとは島外に出かけて戻ってきた居住者だという。居住者に対して、ハワイの外に出ないでください、というほうが納得できる。観光しかないハワイに、やっと人が戻ってきたところ。私の職場含め、観光業の人たちは「あーぁ、言っちゃったよ・・・」という気持ち。同僚のジェニファーが転職する。ジェニファーはマネージャーの一人で、私が1番好きな同僚だった。どんなときも、いいムードをまとわせている彼女に、どんなに助けられたことか。マーニも、本土に引っ越すことになって今年いっぱいで辞める。彼女もまた...波紋の先に見えたもの

  • 猫は変化に弱い

    仔猫のコーちゃんが来てひと月あまり。チーズケーキたちは最初は敬遠し、ガールなど威嚇までしていたが、10日もすると慣れて、今ではコーちゃんを舐めてあげたり、ボーイの追いかけっこの良い遊び相手だ。先週の初め、ガールの様子が変だった。喉を鳴らさないかわりに、喉の奥のほうから時々、キュー・・という音がする。香箱座り(前足を体の下に入れて座ること)をしているのは、調子がよくない証拠だし、なにより、とびきりの食いしん坊が、それほど食べたがらない。吐きたそうにするのに、なにも出てこないので、毛玉を出せないでいるのかもと、毛玉が出しやすくなるフードに変えてみた。もう少し様子みて、動物病院に行こうと言っていた矢先の日曜日。今度はボーイまで元気がない。だるそうにジッとしていて、食欲もなし。身体も熱いような気もする。すぐに病院に電話...猫は変化に弱い

  • 停電とソーラーさまさま

    日本じゃ、工事のための停電以外、突然停電になることなど殆どなくなって久しいけれど、ハワイは停電が多い。それも、5分や10分じゃ戻らない。朝の5時前。朝食の支度をしようとした、まさにその時に停電した。停電したとき、真っ先に思うのは「うちだけか??」窓から近所の家を眺めてみるも、朝5時前では起きていない家も多いかもしれず、わからない。とりあえず外はまだ暗いので、キャンドルをつけた。脚にまとわりついてくる仔猫のコーちゃんが、身体の色が暗いので見えにくく、2回ほど尻尾を踏んでしまい、怒られる。うちは電化なので、味噌汁を作るのにお湯を沸かすことも、卵を炒めることもできない。朝の楽しみのコーヒーすら、淹れられない。仕方がないので、冷ややっこと納豆、パパイヤとバナナ、作り置きのゆで卵という朝食を、二人でキャンドルをはさんで食...停電とソーラーさまさま

  • やりたくないことはしなくていい

    私がコラージュを始めたのは、ハワイに来てから2年目だ。夫の叔母がギャラリーでスーザンの作品を見て興味をもち、それでギャラリーに作品を見に行って、ちょうど紙を染めるワークショップが迫っていたので、なんとなく申し込んだのが始まり。コラージュの仲間たちは、陶芸家でもあるスーザンの友人たちが半分、あとは私のようにコラージュに興味を持つ人の集まりで、公式な団体ではない。会費もなければ、なんのルールもない気楽なものだ。3年前にスーザンが突然他界し、スーザンの旦那さんがスーザンの名前で基金を作り、ペギーが中心となって盛り立ててきた。週に1度、植物園の教室で集まって作品を創るのも、私は仕事で参加できない。そのうちパンデミックになり、それも中断。ペギーとはたまに連絡をとっていたものの、他の人たちとはまったく音信が途絶えた。先日、...やりたくないことはしなくていい

  • 義理まごころ

    庭に4本植えたハイビスカスの中で、1番好きな色の花が咲いた。赤というより、朱色に近い、この色がとても好き。姉から、「昔、うちの会社にいた〇〇さんって、わかる?」とLINEが来た。〇〇さんは私が勤める前にいてくれた事務の人だ。一緒に仕事をしていたことはないけれど、祖父母の葬儀などの折に何回か会ったことがあるので顔と名前は知っている。その〇〇さんが、お盆ということで父にお線香をあげに来てくれたそうだ。私は父の会社に22年勤めていたが、〇〇さんがいたのはその前だから、お年も70近いのではと思う。35年も昔の縁を、いまだに忘れずにいてくれることに胸が熱くなる。それと同時に、私の義理の薄さに胸がチクリとする。できるだけたくさんの人とで出会いたいとは思わない。数えるほどでいいから、長くしっかりつながっていたい。それでも、そ...義理まごころ

  • 土足上等

    今日は月に1度、ジュディスの家に行って互いに絵を創作する日。4時間ほどの滞在のうち、まあ半分はおしゃべりだけど、楽しく過ごしてお昼をごちそうになった。そのあと、2,3用事を済ませて家に帰り、掃除をしたり、猫たちと戯れたり、絵の続きをやって、夕方になり、シャワーでも浴びようとバスルームに行って、靴を履いたままでいたことに気づいた。ハワイの住宅は、日本のように靴を脱ぐ家が、アメリカ本土に比べたら多い。でも、靴は脱いでも脱がなくても、という家もけっこうある。ジュディスの家は靴のままで上がるが、ダンナのトニーはたいてい素足。義両親の家は、一応脱ぐことになっているが、室内履きのまま出かけてしまうことも多いので、現実には両用。こういうことが起こるのは、文化もあるが、住宅の造りも関係あると思う。日本の住宅には必ず玄関に三和土...土足上等

  • 肥えるは簡単なお年頃

    来客があると、肥える。6月に、義兄が滞在していて2キロ増えた。やっと元に戻った頃、インディアナ州から叔母が来て、振り出しにもどる。どうしても外食が増えるし、ハワイ在住の叔母の家か我が家に集まって食卓を囲むことも増える。普段はなるべく食べないようにしている小麦粉を使った食べ物も、食後のデザートも、この時には食べる。場の雰囲気を壊さないという名目だが、それらは私の好物なのだ。来客が帰ったあとも、私の舌には食べる癖が残ってしまっており、毎朝の体重計が恐ろしいという目にあう。昔は体重など気にしたことがなかった。ピザもパスタもうどんもデザートも、好きなものを食べて普通に暮らして、特に太ることもなかったのだ。その調子でいて、それまで履けていたパンツにむりやり体を押し込んで、その醜さに青ざめたのは記憶に新しい。どんなに変でも...肥えるは簡単なお年頃

  • いちいち

    シュートメの1番下の妹であるロビンが、インディアナ州から出てきて2週間ほど滞在していた。ロビンと私は9歳しか年が違わない。長女であるシュートメ以外は、みんな気さくで明るくておもしろい人ばかりだが、16で子供を産んだロビンは、他の姉たちとはまた毛色が違う。深い話もできる、姉のような感じがするのがロビンだ。ロビンの滞在中、もう一人の叔母の家にディナーに行くという日、私が仕事から戻ると、休みだった夫はかなりお酒を飲んでいた。夫がお酒を飲んで酔っ払っていると、私は不機嫌になる。ほどほどに飲むなら、飲んでも構わないけれど、飲むとなればしこたま飲む。そんなに飲んで、体を壊したらと思うと腹が立つ。私が嫌うのを知っていて、しこたま飲むのを繰り返すのにも腹が立つ。ロビンが帰る前日、ロビンが私のところにやってきた。「〇〇(夫の名前...いちいち

  • ブレてない人

    昨日、一人の男性が私のレジに来た。年齢は30代半ばか後半、肌の色は浅黒く、頭は剃ってある。身長は170ちょっとぐらい、小柄だが無駄のない体形をしている。俳優のユルブリンナーに似ている。ユルブリンナー彫りの深さも頭も肌の色もこんな感じ「もうこの辺にしておかないと、ここでは買うのをやめられなさそうだから」そう言って笑った。大きな両目が、並々ならぬ力をたたえている。その男性は、一人でハワイに来ているようだった。「どのぐらいハワイに住んでいるの?ここは好き?」「10年ちょっとになるかな、日本以外に住むことになるなんて考えたこともなかったけど、ハワイは大好き。あなたはどこに住んでいるの」「僕はロサンジェルス。Iliveinmydream(僕は僕の夢を生きているんだ)」「夢?」「そう。アメリカに来て、僕は夢を叶えた。僕にと...ブレてない人

  • 平たい顔族の悩み

    我が家のバスルームのシャワー。固定されている方のシャワーは、身長2mの夫に合わせて取り付けたので大変高い位置にある。150センチ強の私には高すぎるので、ハンド式のシャワーがあるのだが、これは片手で持って使わないと安定しないという欠点がある。だから、もっぱら固定シャワーを使っているわけなのだけれど、うっかりすると鼻に水が入る。「え・・・どうしてそんなことが起こるわけ?」と夫は不思議がる。ヘッドの位置が高いから、どうしても上を向く。そうすると鼻に水がはいる。「だから、なんで?そんなこと1度もないよ」なんでって言われても、低い鼻には自然に水が入るんだってば。彫りの深い骨格の人たちには、平たい顔族の悩みなんぞわからんだろうよ。家を建てて6年あまり。今でも何日かに1度は鼻に水が入って腹立たしい思いをしている。にほんブログ...平たい顔族の悩み

  • どーせ私はひねくれもの

    ワイキキのカラカウア通りにある免税店が閉店するらしい。パンデミック以前を超えるほどの旅行者が来ているといっても、アメリカ国内の人ばかり。免税の恩恵を受けられなければ、免税店に行く意味がない。私は1度も免税店に行ったことがなく、閉店しなくてもこれからも行くことはかったと思うけれど、一区切りという寂寥感はある。KinaOle(キナオレ)という詩が、職場内の壁に掛かっている。多くのお客様がそれを見て、「ビューティフル!」と感動し、写真を撮ってゆく。Doingtherightthingsintherightwayattherighttimeintherightplacetotherightpersonfortherightreasonwiththerightfeeling....正しいことを、最善のやりかたで、ベストの...どーせ私はひねくれもの

  • 五目寿司

    コロナウィルスの新規感染者の数など、しばらく気にしてもいなかったのだが8月に入って連日600人を超えていると聞いて、さすがに驚いた。確か、昨年の夏に300人を超えたのが最高だったはず。聞けば東京も増えているそうで、5000人という日もあったとか。ハワイの人口が120万人、東京が1300万人、計算してみるとハワイのほうが若干コロナ率が高い。これは本当なんだろか。何が真実で、なにがそうでないのか、まったくわからない。先日、久しぶりの友人が遊びに来た。彼女は日本人なので、張り切って五目寿司を作った。料理全般アレな私が、ひとさまに出せるものの数少ないレパートリーのひとつが五目寿司である。具は、切り出し昆布、ニンジン、干しシイタケ、きぬさや、卵、ゴマ、レンコン。レンコンは食感がいいので入れたいのだが、どうしても手に入らな...五目寿司

  • 和柄のエプロン

    シュートメが買ってきた和柄の布地。(「日本人だから和柄が好きか」の記事はコチラ)私が絵の創作のときに使っている、日本の100均で買ったエプロンを型紙にして、シュートメが本当にエプロンを縫ってくれた。和柄の布地柄の中の赤い花と呼応して、赤のトリミングをしたポケットと紐がアクセントになって、思いのほか素敵にできた。エプロンは絵を描くときしか使わなかったけど、料理のときも掃除のときも使ってみようかなあと思う。自分では絶対にやらないだけに、感謝でいっぱい。にほんブログ村和柄のエプロン

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