Vickiと約束
友人のVickiはグラスアーティストだ。近年、材料のガラスがどんどん値上がりしているうえに、ハワイまでの送料もばかにならず、ガラス以外の分野を模索中だ。専門はガラスでも、アーティストだけに、絵を描いても、なかなかに味のある良いものを描くし、写真も、どうしたらこんなにいいものが撮れるのかというものを撮る。私が、今は技術的には進歩したけど、プロになる前に創った作品のような勢いや自由さを失ってしまった、という話をしたら、Vickiはおおいに賛同した。「わかる!!だって、これら、みーんな商業用だもの」素敵な絵や、写真のカードや、ガラスを指さして言う。「生活していかなきゃならないから、売れるものを作るのは仕方がないとわかっていても、嫌になることあるよ」そんな中で、私の3作目のコオラウは、失敗作を遊び心で仕上げたもの...Vickiと約束
2024/04/18 07:38