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太平洋の真ん中で https://blog.goo.ne.jp/sirochan2011

2011年にハワイに移住。英語漬けの中で、何事も笑ってしまおうと開き直ってのほほん生きてます。

海外生活ブログ / 海外移住

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2012/01/13

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  • 夕食事情

    きっかけというきっかけはなかったのに、気が付くともう3週間ほどは義両親と別々に夕食を食べている。忘れもしない2021年のイースター事件。その後、しばらくは別々に食べていたが、「見てな、そのうち誘いにくるから」と夫の言ったとおり、何事もなかったように、また一緒に食べるようになった。義両親は外食も多いし、遅いランチだったから夕食はいらないという日もあって、毎日一緒に食べるわけではないけれど、一緒となればメニューのすりあわせやなど、小さいことながら面倒。その上、彼らと私たちでは食べるものが違う。それで最近は、互いのメニューに関係なくそれぞれの食べ物を持ち寄る感じになっていたのだが、二人と四人では作る量も違ってくるわけで、たとえば二人なら魚は二切れでいいけど、一緒に食べるかもしれないから四切れ買う。それなのにテー...夕食事情

  • パパイヤは今

    庭に自然に生えてきたパパイヤが、とっても美味しい実をつけるので、種をとっておいて蒔いたのが昨夏。ひとつの実には何十個という種があり、それを適当にすくって蒔き、元気そうなのを残して間引きして、4つの芽が残った。この後、淘汰されて2つが生き延びた。2023年8月2つのパパイヤは何回か植え替えをし、今はどうなったかというと、パパイヤ1号パパイヤ2号高さは、身長152センチの私の腰ぐらいまである。そろそろ地面に植えたいので、試しに植える予定地にしばらく置いてみて、順調に成長するようだったら本格的に植える予定。パパイヤに遅れて、リリコイ(パッションフルーツ)の種も蒔いた。酸っぱさが苦手という人もいるけれど、私はリリコイが大好きで、ヨーグルトにたっぷり混ぜて食べるのが好き。時々、隣家からお裾分けでいただくが、家で摂れ...パパイヤは今

  • 知らない方がしあわせ

    久しぶりにYouTubeを見たら、食べてはいけない買ってはいけない使ってはいけないこれをしたらダメそういう類の動画が目についた。それらの動画の閲覧数がけっこう高めなのをみると、人は自然と「つまづく前に対処しよう」と生きているものなのだと思う。単純で影響されやすい私は、そういうものから距離を置いた方がいい。いったん、脳に送り込まれた知識は、それがネガティブであるほどしつこく残り続けることを知っているのだ。大昔、ボウリング場に行った時、併設されているゲームセンターの隅っこに「姓名判断」の機械があった。軽い気持ちで友人と姓名判断をしてみたら、私の下の名前は『後家になる』運命だというではないか。ボーイフレンドもいないのに、今から後家になることが約束されているなんて目の前が真っ暗になった。同じ字で同じ名前の先生が高...知らない方がしあわせ

  • 私が失ったもの

    マイクに出会うまで、私は芸術を仕事にしようとは思っていなかった。むしろ、好きなことは趣味のままのほうがいいと思っていた。コラージュのメンターであるスーザンに、作品をギャラリーに持ち込んでみたらと勧められても、断られるのが怖くて聞き流していた。マイクのおかげで、作品をプリントして売るようになり、彼が間に立ってくれたおかげで、ギャラリーに飛び込みでなく持ち込めるようになり、ラティーシャに出会って、オリジナルもたくさん置かせてもらえるようになった。そうしてかれこれ10年以上も、作品を創り続け、売り続けている。次の作品のアイデアに詰まった時、昔の作品をアレンジすることがある。好きな題材というのは、何度でも作ってみたくなる。コラージュは染めた紙を選んで貼ってゆくため、筆で描く絵とは違って、たとえ同じ構図で作ったとし...私が失ったもの

  • さよならドッティ

    ドッティが、亡くなった。夫家族の、長いファミリーフレンドであり、私のアート友達でもあった。ダンナさんのポールとともに、あまり元気じゃないと聞いて、会えるうちに会っておこうと、何度か家を訪ねていった。80を過ぎても、いつもなにかおもしろいことを探しているような、キラキラとした目を持っていた。初対面の人をまったく警戒させない柔和さがにじみ出ていて、人の気持ちを思いやり、人を笑わせることが得意。こんなふうに年をとりたいと思う、ドッティはそんな人だった。この写真は、昨年3月下旬のころ。彼らは二人暮らしだから、通いのヘルパーさんがいて、友人らが食事を届けたり、本土から息子さんたちが交代で来ていたりしていた。この日、私は彼らが大好物の稲荷寿司をたくさんこしらえて持って行った。クリスマス前に、ポールが亡くなった。とても...さよならドッティ

  • スローモーション

    夫が食事の後の食器類を洗っていた。私はその隣で、ストーブトップを拭いたりなんぞしていた。夫が洗った包丁を、包丁差しに入れるために身体の向きを変えた時、猫のコーちゃんがすぐ足元にいた。「ワ―――ぉ!!」あわててコーちゃんを避けようとし、持っていた包丁が宙に浮き、刃先を下にしたまま重力に従って下に落ちていく。そのまま落ちれば、夫の素足の上に落ちる。しかも、親指と人差し指の間に、体の向きと刃が平行に。危機のときはスローモーションになると聞いたことがあるが、あれは本当かもしれない。包丁はゆっくりと(に見えた)落ちていき、ふっとその向きを変えた直後に夫の足の、親指と人差し指の間に、指と平行の向きで落ちた。もしもそのまま落ちていたら、指の間の腱を寸断していたかもしれず。包丁は転がり、コーちゃんはとっくに逃げた。夫は、...スローモーション

  • 葉っぱアート

    姉が、葉っぱアートの展覧会を見に行ってきたという。リトさんというアーティストが、葉っぱを切り絵のようにして作品を創っている。これはみんな1枚の葉っぱ。こんなに優しく温かい作品を創るリトさんは、女性なのだと勝手に想像していたが、実は男性だった。発達障害で、どこで働いても大失敗はしないけど、小さな失敗ばかりで苦しかったそうだ。それで、自分の居場所を探して、ここに辿り着いた。1986年生まれで、2020年から独学で葉っぱ切り絵を始めたという。リトさんは発達障害だったから、よけいに生きづらかったのだろうけど、そうではなくとも、何となく生きづらい思いをしている人はいると思う。自分の居場所はここじゃないかも、と感じて生きている人もいるだろうし、それを探している人もいるだろう。居場所なんてことを思う余裕がない人だってた...葉っぱアート

  • 若作りにとりつかれる

    夫の友人はフォトグラファーで、グループ展をやるというのでレセプションの日に出かけた。レセプションとは会場に作家たちが一同に集まり、飲み物や簡単な食べものを楽しみながら作家と交流できる機会のこと。会場に着くと、友人が真っ先にみつけて駆け寄って来た。「来てくれてありがとう。ママもいるのよ」友人の母親のセブラもアーティストで、抽象画や前衛的なオブジェを作っており、カハラの邸宅には、奇抜なオブジェがそこかしこに飾られている。夫とその友人とは中学以来の付き合いで、セブラもよく知る間柄。挨拶をしようとキョロキョロしていると、「あらー!久しぶりね」と、背中からセブラの声がした。振り返ってみて、顎が落ちそうになった。妖精の羽根のような光沢のある生地でできた奇抜なドレスからは片方の肩がむきだし、しかも膝上20センチ以上の短...若作りにとりつかれる

  • 重い腰があがる

    ようやく、重い腰があがった。新作を仕上げてからどのぐらいたつのか、調べればわかるけれど調べない。そろそろ次に取り掛からねばと思い、ひと月ぐらいは軽く過ぎてしまう。次の休みこそやるぞ、と思う。やるはずの休みを、結局なにも手をつけずに時間ばかりが過ぎてしまうとき、胸の奥がチクリと痛む。夫の叔母の家にふらりと立ち寄ったとき、そのことを漏らすと、「そういう時は自分に優しくしないとね」と言った。「優しく」と「甘く」はどう違うのか。私はどうも自分に甘いだけなのではと、またまた心が塞ぐ。そんなとき、藤沢周平氏のエッセイを引っ張り出して読む。たとえば50枚の小説を書くとする。私は初日の予定に5枚と書く。二日目は15枚と書き、三日半から四日で書き上がるような配分にする。だが1日目には私は今日はたったの5枚だと思う。あわてる...重い腰があがる

  • 夢の出所

    寝ている間にみる夢の、その突拍子のなさはどうしたことだろう。記憶をベースにしたものならともかく、夢の中だけで友人であるとか、行ったこともない場所で夢の中では当然のように暮らしているとか。子供の頃から、変な夢をよくみた。学校から帰ると、近所の人たちがみんなチョンマゲに着物を着ていて、その一人に包丁を持って追いかけられたことがある。荒れ果てた土地で仲間数人と何者かから逃げていて、迷い込んだ廃墟のような病院には、階段や廊下にゾンビのような人たちがたくさんいたこともある。今朝の夢は、夢の中だけの友人の家にいて、家に帰らなくてはならないのだが車がない。すると友人が250ccのバイクを貸してくれるという。バイクは乗ったことがないと言うと、簡単だから乗り方を教えるというので乗ってみる。「アクセルは、ここ」そう言って、座...夢の出所

  • カセットガスコンロを買った

    ハワイはすぐに停電になる。強風が続くと、電線が切れたり電柱が倒れたりして停電し、なかなか復旧しない。先日も、風の強い日に停電になり、職場では3つあるレジスターのうち一つはジェネレーターで動かし、あとの二つは計算機を使ってマニュアルだ。店内は窓からの明かりだけで薄暗く、試飲のコーヒーも作れない。それが5時間も続いた。帰宅してしばらくすると、再び停電。義両親がガレージから非常用のランタンを出してきたが、その乾電池を大騒ぎして探している。我が家には懐中電灯しかなく、何年も前に買った、偽キャンドルを出してきて、埃を払ってスイッチを入れてみたがつかなかった。そこへ帰宅した夫が、仕事で使う工業用の照明をバンから出してきて、昼間のように明るくなった。結局、義両親がランタンの乾電池を見つける前に電気が復旧した。遅ればせな...カセットガスコンロを買った

  • まあ、いっか

    ラップトップのパソコンを開けたら、ビーッビーッビーッビーッとんでもなくけたたましい音が鳴り、あわてて閉めた。「なっ!!!」おそるおそる再び開けると、同じ音が鳴る。機械のことは何もわからないが、普通じゃないことが起きていることはわかる。音に負けず、なんとか起動させてみるも、どのページにもたどり着けない。これはもうお手上げなので、夫に頼んで、買った店に持ち込んでもらった。それが1月12日。あれから3週間がたつが、何のお知らせもない。そんなに面倒なことになっているのか。昨日、コンベクションオーブンでビーツをローストしていたら、突然バッチンという嫌な音がして、オーブンが壊れた。昨年から、家中の家電という家電がドミノ倒しのように壊れていき、最後に残ったのがオーブンだったから、覚悟はできていた。9年半使っていたのだか...まあ、いっか

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