おはようございます、京やの勝也です。 海の模様の話です。 中国から伝わった古い海の模様は縁起の良い伝説の海「渤海(ぼっかい)」です。 中国の東にあるとされる渤…
東京都小平市の悉皆・呉服専門店「染と呉服京や」の三代目、猪上勝也のブログでございま す。
着物の歴史や文様の話。 呉服製作の技法の話。 呉服屋の日常、仕事の話。 着物、帯、襦袢、コート、羽織などの 着物コーディネートのコツをはじめ 着物の選び方や揃え方の話。 しみ抜きや洗張りなどのお手入れの話。
おはようございます、京やの勝也です。 季節外れですが菊の話です。 同業の若い方と友禅の模様の話をしていたときのこと。「菊の花は不祝儀の花だから縁起が悪いイメー…
おはようございます、京やの勝也です。 最近特に思うのが地味な着物が少なくなったということです。 もちろん若い人向けのモノトーン調や粋筋のものはありますが地味な…
おはようございます、京やの勝也です。 京やでも3月の卒業式のご準備で大学生や小学生の袴の試着などをさせて頂いております。 卒業式の袴姿については何といっても「…
おはようございます、京やの勝也です。 西陣の織屋さんとお話をしていてなるほど!ということがありました。 西陣といえばもちろん帯やお召しなどの織物の産地です。 …
おはようございます、京やの勝也です。 お客様とのお話の中で和装の喪服について少し話になりました。 コロナ前から東京では和装の喪服をお召しになる方が減る傾向にあ…
おはようございます、京やの勝也です。 40代のお客様がお母様から譲り受けた羽織に興味を持たれてご相談となりました。 地色は若竹色で縫い取りの模様が入った小紋羽…
おはようございます、京やの勝也です。 男の着物で化繊のステテコを履きます。足の滑りがよくなり歩きやすくなります。 また袴を付けるときには着物の背の裾を持ち上げ…
おはようございます、京やの勝也です。 初稽古で生徒さんが地模様のある紋意匠で抜き紋付の色無地を着てきました。面積的には小さな抜き紋ですがその清潔感と格調にハッ…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日に続いてお誂えの飾り友禅「吉祥雛」でございます。 妹様の図案はやはりご両親のアイデアで京や初の「立雛」です。色合いや…
来月来月おはようございます、京やの勝也です。 来月2月4日は立春。雛飾りを出すのに良い日とされていますのでそろそろご準備をされてはいかがでしょうか。 桃の節句…
おはようございます、京やの勝也です。 男性の袴姿は凛々しく格好良いです。最近では正装というイメージが強いですが普段に着けてもよいものです。 現在男袴を多く見る…
おはようございます、京やの勝也です。 京やの茶道教室の初稽古。茶道のお正月の床には青竹の花入れに結び柳が使われます。いつもは椿を入れるのですが今年は雲竜梅です…
おはようございます、京やの勝也です。 日本の伝統技術のひとつである「刺繍」というものは本当に素晴らしいと思います。 古くは仏教の装飾品として日本に伝わり日本独…
おはようございます、京やの勝也です。 「鶸色」ご存知でしょうか。 「鶸色」は「ひわいろ」と読みましてマヒワという鳥の体色が手本とされます。 色は、「黄緑色が強…
おはようございます、京やの勝也です。 小紋や紬、染め帯などで何の花か、何の植物かわからない模様があります。 日本古来の花?西洋の花? 花と葉っぱが合っていなか…
おはようございます、京やの勝也です。 着物と長襦袢、帯と合わせて最後にコーディネートするのが帯締めと帯揚げですね。 畳の上に着物を広げ帯をのせてみて更に帯締め…
おはようございます、京やの勝也です。 今年の成人の日が終わりましたので来年に向けて京やでおすすめしている白生地からご自分の好きな色で染める色無地の振袖について…
おはようございます、京やの勝也です。 「梅は花の兄 菊は花の弟(おとと)」という言葉があります。 一年の初めに梅が咲き百花の後に菊が咲くので生まれた順番通りで…
おはようございます、京やの勝也です。 着物も防寒のポイントのひとつは首まわりでしょう。 ただし毛皮や絹のショールをキチッと使うと後ろ衿の外側に沿わせるので首は…
おはようございます、京やの勝也です。 お履き物のお手入れについてです。 晴れ着姿で雨にあたられた方、または濡れたところを歩かれた方は履物を先ずはしっかりと干し…
おはようございます、京やの勝也です。 成人の日京やのお客様は無事に終えられたとのことで何よりでございました。 さて、お手入れについてです。お召になられた方はハ…
おはようございます、京やの勝也です。 最近「悉皆(しっかい)」で検索してご来店いただく30~40代のお客様が増えてきて何やら嬉しいです。 なぜ嬉しいかというと…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の小平の成人の日は風は冷たく感じたものの晴天に恵まれた祝日となりました。 皆様、凛々しい着姿で会場へ!おめでとうござ…
おはようございます、京やの勝也です。 本日は成人の日です。成人年齢が18歳に引き下げられてから「成人式」とはいわず小平では「二十歳の集い」という名称になってい…
おはようございます、京やの勝也です。 大切なお着物のために乾燥している今の季節に「寒干し」をしましょう! 虫もいなくて汗もかかないので作業がしやすいというもの…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の続き。今日は第二の由来です。 それは「良家の娘である証明」としての袖です。 布地そのものが大変貴重だった江戸時代。…
おはようございます、京やの勝也です。 未婚女性の正装として定着している振袖について復習しておきたいと思います。 恋愛話で「振った」「振られた」と言いますが、何…
おはようございます、京やの勝也です。 来週の月曜日は成人の日ですので成人式の昔話をひとつ。 第一回の成人式は戦後、埼玉県蕨市でありました。戦後の復興期地元の商…
おはようございます、京やの勝也です。 元日に能登半島を中心に広域にわたり大きな揺れが何度も襲いました。東京青梅でも揺れを感じたほどで東日本大震災を思い出しまし…
おはようございます、京やの勝也です。新年初夢といえば「一富士二鷹三なすび」ですね。富士山が一番に入っていることから京の都の考え方ではないことがわかります。富士…
あけましておめでとうございます、京やの勝也です。 新しい年が皆様にとりまして佳い年になりますよう心よりお祈り申し上げます。 さて、今年の十二支は辰。あやかって…
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おはようございます、京やの勝也です。 海の模様の話です。 中国から伝わった古い海の模様は縁起の良い伝説の海「渤海(ぼっかい)」です。 中国の東にあるとされる渤…
おはようございます、京やの勝也です。 今年は変な気候で戸惑ってしまいます。 さて、「晴れ」という言葉、今は太陽が出ている天気として使っていますね。良い天気が…
おはようございます、京やの勝也です。 「御所解き模様(ごしょどきもよう)」「江戸解き模様(えどどきもよう)」について。 諸説ありますのであくまで私見ということ…
おはようございます、京やの勝也です。 茶屋辻について。 絢爛豪華な豊臣政権後江戸に幕府を開いた徳川家康は同じ関東(鎌倉)に幕府を開いた源頼朝を崇拝して習うこと…
おはようございます、京やの勝也です。 訪問着や附下げの袖の模様には基本的な「模様の配置」があります。袖は左袖の内側と右袖の外側が基本の位置になります。 模様が…
おはようございます、勝也です。暑い日が続きますと麻の襦袢と着物が重宝です。麻の良いところは何と言いましても「風通しのよさ」でしょう。適度な張りとシボのおかげで…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は「天」の模様の話です。 雷の文様は「雷文(らいもん)」といいます。ラーメンどんぶりにもある四角いグルグルもようです…
おはようございます、京やの勝也です。恒例の七夕について。 七夕の伝説は古代中国の歴史的事実に基づいているそうです。上海、蘇州など中国南部は大変緑に恵まれた土地…
おはようございます、京やの勝也です。 帯結びの巻く方向は二種類。 時計回りが「関西巻き」、反時計回りが「関東巻き」です。 ご存知の通り日本の歴史の中心は京都が…
おはようございます、京やの勝也です。洋装も経験豊富なお得意様との話から着物に合う宝石の話。 これこそTPOにより基本的には指輪、そして品のあるピアスやイヤリン…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の続きのようなものです。基本的には同じなのですが今日は細身ではない方について。 お腹が出てきて安定感のある体型の男性…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は「細身の男性の浴衣」についてです。 仕立てについては誂えの場合細身ということで身幅を狭くしたいところですが腕(裄)…
おはようございます、京やの勝也です。 京やでは反物からの誂え浴衣しか扱っておりません。 昔ながらの段取りで反物を「水通し」してから仕立て屋さんの丁寧な手縫い仕…
おはようございます、京やの勝也です。 7月の始まりです。 着物の暑さ対策といえば汗取り肌着や麻のステテコなどの内側から麻襦袢、風通しの良い生地の着物そして日傘…
おはようございます、京やの勝也です。 腰痛と着物の話です。 もともと腰が弱く中学生から鍼治療に通い京都の丁稚小僧時代に荷物運びで酷使した結果現在しっかりと「腰…
おはようございます、京やの勝也です。 梅雨時季洋服ではクールビズのシーズンですね。着物はどうでしょう。何度も書いた話ですが「衣装としての形」と「身体のしくみ」…
おはようございます、京やの勝也です。 「嫁入り道具」も最近では大きく様変わりしました。以前は留袖や訪問着、色無地や喪服などを地域の風習に合わせて用意致しました…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の収納方法はお住まいや箪笥などの条件により違ってきますが皆様それぞれに工夫されていることと思います。 さて大切な着物…
おはようございます、京やの勝也です。 金糸や銀糸、金箔や銀箔を使った帯や小物は小紋以上の格の着物には使いやすいものです。 しかしながら紬や大島、ウールなどには…
おはようございます、京やの勝也です。 「御所解き模様(ごしょどきもよう)」「江戸解き模様(えどどきもよう)」について。 諸説ありますのであくまで私見ということ…
おはようございます、京やの勝也です。 茶屋辻について。 絢爛豪華な豊臣政権後江戸に幕府を開いた徳川家康は同じ関東(鎌倉)に幕府を開いた源頼朝を崇拝して習うこと…
おはようございます、京やの勝也です。 梅雨とはいえ今年は変な気候で戸惑ってしまいます。 さて、「晴れ」という言葉、今は太陽が出ている天気として使っていますね…
おはようございます、京やの勝也です。 訪問着や附下げの袖の模様には基本的な「模様の配置」があります。袖は左袖の内側と右袖の外側が基本の位置になります。 模様が…
おはようございます、京やの勝也です。 日本は世界的に見て特殊な歴史と文化を持っています。 日本語は日本人だけの言語として世界でも屈指の古語だそうです。 衣裳も…
おはようございます、勝也です。暑い日が続きますと麻の襦袢と着物が重宝です。麻の良いところは何と言いましても「風通しのよさ」でしょう。適度な張りとシボのおかげで…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は「天」の模様の話です。 雷の文様は「雷文(らいもん)」といいます。ラーメンどんぶりにもある四角いグルグルもようです…
おはようございます、京やの勝也です。本日は七夕です。 今年は梅雨が明けていますが普通は梅雨の最中でなかなか星空は目にできませんね。雲で見ることが出来なくても理…
おはようございます、京やの勝也です。 帯結びの巻く方向は二種類。 時計回りが「関西巻き」、反時計回りが「関東巻き」です。 ご存知の通り日本の歴史の中心は京都が…
おはようございます、京やの勝也です。洋装も経験豊富なお得意様との話から着物に合う宝石の話。 これこそTPOにより基本的には指輪、そして品のあるピアスやイヤリン…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の続きのようなものです。基本的には同じなのですが今日は細身ではない方について。 お腹が出てきて安定感のある体型の男性…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は「細身の男性の浴衣」についてです。 仕立てについては誂えの場合細身ということで身幅を狭くしたいところですが腕(裄)…
おはようございます、京やの勝也です。 京やでは反物からの誂え浴衣しか扱っておりません。 昔ながらの段取りで反物を「水通し」してから仕立て屋さんの丁寧な手縫い仕…
おはようございます、京やの勝也です。 7月の始まりです。 着物の暑さ対策といえば汗取り肌着や麻のステテコなどの内側から麻襦袢、風通しの良い生地の着物そして日傘…
おはようございます、京やの勝也です。 古くから伝わる赤系の染料の一つにコチニール色素があります。 ルネサンス期に高級染料としてヨーロッパを魅了した色でカイガラ…
おはようございます、京やの勝也です。 お得意様の茶室で拝見した「銀河落九天」と小さく書かれた白い部分ばかりの掛け軸「白紙賛」の話です。 掛け軸で絵が書いてあり…
おはようございます、京やの勝也です。 腰痛と着物の話です。 もともと腰が弱く中学生から鍼治療に通い京都の丁稚小僧時代に荷物運びで酷使した結果現在しっかりと「腰…
おはようございます、京やの勝也です。 梅雨時季洋服ではクールビズのシーズンですね。着物はどうでしょう。何度も書いた話ですが「衣装としての形」と「身体のしくみ」…
おはようございます、京やの勝也です。 「嫁入り道具」も最近では大きく様変わりしました。以前は留袖や訪問着、色無地や喪服などを地域の風習に合わせて用意致しました…
おはようございます、京やの勝也です。 私は琳派が好きです。着物の模様に多大な影響を与え続けています。 江戸初期の俵屋宗達や本阿弥光悦、その100年後の尾形光琳…