このブログが年内に終了してしまうそうなので、とりあえず、今持っているnoteにお引越しすることにしました。https://note.com/komichiruです。まずは、今ある記事を移す予定です。(一部は削除すると思います。)ここで繋がっている人もいるから淋しい気持ちもありますが、しょうがないですね。よろしくお願いいたします。ブログのお引越し
英語、ドイツ語、フランス語、中国語などいろいろな言語についてと読書などを中心としたサイトです。
英語、ドイツ語、フランス語の多読、多聴をしています。その他の言語についてもちょこちょことかじっています。読んだ本のことを中心に書いています。
原田ひ香「人生オークション」原田ひ香さんは、個人的には結構当たり外れがある作家だなと思ってます。浮気者の夫、ちょっとしがみついているような妻が結構多いというのもその理由かもしれません。(半分くらいの作品で夫は浮気しているかも。)この本は、かなり上位で好きな本になりました。ダブル不倫の挙句傷害沙汰になって逮捕されたおばさんと職が決まらない姪がおばさんの家の溢れるものをオークションで売っていく「人生オークション」好きなラジオによく投稿をしている人と恋人同士になったのに、相手は結婚の意思がなくて・・・という女性が主人公の「あめよび」の二作の中編からなります。「人生オークション」は、不倫後の話ですがものが減っていくにつれて気持ちも変化していく様子が読んでいて気持ちよかったです。そして「あめよび」は、眼鏡屋で働く主...原田ひ香「人生オークション」
寺地はるな「大人は泣かないと思っていた」Amazonにこの本の作者の「タイムマシンに乗れないぼくたち」という本を勧められて、この作者の本が図書館に数冊あったので、読んでみようかなと手に取りました。九州の田舎町に住む時田翼くんと、友達など周りの人たちの語りよりなる連作短編集。一話目を読んだ時は、どうなのかなと思っていたのですが、読み進めるうちにだんだんいいなと思うようになってきました。家族、友達、恋人・・・そんな関係がいろいろと描かれています。語り手が割と穏やかなのだけど芯があるというか、譲れない部分を持っている人が多いので、不器用なところもあるのだけど、気持ちよく読める気がします。この作家の本、もっと読んでみたくなりました。寺地はるな「大人は泣かないと思っていた」
北村薫「中野のお父さん」出版社に勤める20代後半の女性田川美希が語り手。仕事で出会った本関係の謎をお父さんに話すと、たくさん持っている本から謎を解いていく・・・。文学探偵とでも呼びたいお父さんの謎解き短編集です。いわゆる日常の謎よりは、楽しめる人は少ないかもしれません。本というよりも、日本文学が好きな人は楽しいのではと思います。久しぶりの再読です。シリーズ4冊まで出ているのですね。全部読んでないので、これを機会に読んでみようと思います。北村薫「中野のお父さん」
長月天音「明日の私の見つけ方」就活中に、この人のもとで働きたいという人を見つけた霜鳥夕子は、面接でもそのことを言い、願いが叶った。その勤め先は、洋食チェーンオオルリ屋の渋谷店。上司や先輩に学んで、お客さんに喜んでもらうということにやりがいを感じ始めたが・・・。お仕事小説でもあり、過去と向き合う話でもあると思います。厳しさもあるのだけど、温かい職場で素敵です。ここ半年くらいのうちに出会った作家さんの中で一番好きかなと思うのが、長月天音さん。重い部分もあるのですけれど、今まで読んだ本全部好きです。今出ている本は全部読もうと入手済みです。長月天音「明日の私の見つけ方」
川村元気+近藤麻理恵「おしゃべりな部屋」こんまりさんの本は何冊か読んでいて、小説仕立てのものも出ているんだなぁと思っていました。図書館に行ったら置いてあるのを見つけて読みました。「片付け」を手伝う仕事をしている橙木ミコが主人公。相棒のボクスと一緒に依頼人の家で片付けを手伝う。正直、小説仕立てってちょっとしらけてしまいそうな気もしていたのですが、普通に楽しめました。片付けることで、新しい一歩を踏み出す人たちの話かな。確かに、何を残したいかを選んでいくって、自分を見つめることでもありますよね。ちなみに、友達で断捨離で鬱になりそうとか、自分を捨てたくなったという人が、数人いて、断捨離嫌いな人結構いるんですよね。でも、その中で二人はこんまりメソッド好きと言っていました。「断捨離」って言葉からして、要らないものを手...川村元気+近藤麻理恵「おしゃべりな部屋」
長月天音「ほどなく、お別れです思い出の箱」シリーズ三作目。絶版のようなのに文庫にもなってなくて、この本で終わってしまうのかも?スカイツリー近くの葬儀場に勤める美空たち。新しい社員が入ってきたのだけれど、社長の甥であれこれと言ってくるし、お金のことしか考えていないようで・・・。かなりの新展開でもありますが、今まで通り大切な人を亡くした家族に寄り添った作品になっています。このシリーズはとても好きなので、続きも読みたい。続きが出てくれたらいいな。長月天音「ほどなく、お別れです思い出の箱」
お茶が好きなので、いつも大きなカップにたっぷり作って、二時間くらいかけて飲んでます。毎回違う味を楽しみたいので、朝:ミルクティー(これは固定)昼:松葉茶など昼:緑茶など夜:ほうじ茶など夜:あずき茶、黒豆茶、ごぼう茶などノンカフェのお茶のような感じです。新しいお茶を飲んでみるのが好きなので、いろいろチェックしていたら、藤かおりという静岡の緑茶を見つけました。ルピシアの説明文を引用すると「藤やジャスミンの花を思わせる、華やかな香りの煎茶。紅茶と日本茶の品種の掛け合わせにより生まれた珍しい品種です。」おぉ、飲んでみたいとネットで探して購入。飲んでみたら、なんだか高山茶っぽい雰囲気もあるなと思いました。そこから、高山茶も久しぶりに飲みたいな。東方美人茶も好きなんだよな・・・と思ったりして、初めてのものも合わせて数...台湾茶
東海林さだお「タヌキの丸かじり」ときどき東海林さだおさんの本が読みたい!という気持ちになります。美味しそうなのもいいし、面白いのもいい。でも一番の魅力は文章のリズムなのかも。読んでいると気持ちいいんですよね。お腹が空く本ですが、楽しいです。東海林さだお「タヌキの丸かじり」
加藤実秋「警視庁アウトサイダー The second act 1」
加藤実秋「警視庁アウトサイダーThesecondact1」メゾン・ド・ポリスのドラマを見たことがあって、その原作を描かれている方の作品なんだと読んでみました。そしたら、警視庁アウトサイダーというシリーズのスピンオフっぽいシリーズだったみたいです。警察学校を出て所属が決まる。事務職を志望していた水木直央はなぜか刑事課に。癖のある二人の男性上司と一緒に働くことになった。もともとシリーズだからか、分かっていることが前提で書かれているのかなと感じるところが結構あったかな。事件はいくつかあったのだけど、どうやら三人の間には謎があるという状況で終わり。なんとなく予想がつくような気もするけれど。加藤実秋「警視庁アウトサイダーThesecondact1」
鯨統一郎「恋と掃除と謎解きと-ハウスワーク代行・亜美の日記」
鯨統一郎「恋と掃除と謎解きと-ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ2冊目。この先も読みたかったのですが、この巻で終わりのようです。家事代行のバイトを続ける亜美。バイト先でのちょっとした謎を解いていく。ちょっと古風で、正直もので、ちょっとほわっとした感じもあって気持ちがいい子だなって思うんですよね。彼女はこれからどうなって行くのかな〜。就活編なんかも読んでみたい。鯨統一郎「恋と掃除と謎解きと-ハウスワーク代行・亜美の日記」
佐藤正午+牛尾篤「花のようなひと」(岩波現代文庫)掌編+版画よりなる「花のようなひと」短編にカラー挿絵が入った「幼なじみ」二冊の合本です。「花のようなひと」1つの作品が2ページの文章と1枚の絵からなるので、画文集のようにも楽しめます。文章を読みながら絵を眺めて、読み終わってからもう一度絵を眺めて、コラボ感がとても素敵です。「幼なじみ」は挿絵も多いのですが、ある程度長さがあるので、文章から入ってくるものが多かったです。ほろ苦い中に甘さも感じられる切ない物語でした。単行本バージョンはもっと贅沢に楽しめそうなので、機会があったらこちらでも読んでみたいです。佐藤正午+牛尾篤「花のようなひと」(岩波現代文庫)
鯨統一郎 「ただいま家事見習い中 - ハウスワーク代行・亜美の日記」
鯨統一郎「ただいま家事見習い中-ハウスワーク代行・亜美の日記」結構前に読んで割と好きだった覚えがあって、ふっと読みたくなりました。両親が事故で亡くなり、祖母と二人で暮らす亜美が主人公。祖母も年金生活でお金はあまりないし、学費は自分で稼いでいるのに、バイト先のコンビニが倒産。スナックでのバイトを勧められて、間違ってたどり着いたのは家事代行業の会社で、人手が足りないからと、いきなり犬の散歩の仕事がまわってきた。亜美と仕事先の人々の交流が中心に描かれている日常の謎シリーズという感じです。ちょっと文章に癖があるところもあるんですが、亜美のキャラが好きだなと思います。鯨統一郎「ただいま家事見習い中-ハウスワーク代行・亜美の日記」
原田ひ香「古本食堂新装開店」シリーズ二冊目。神保町の古書店を営む珊瑚と、その店で働くことになった姪の娘美希喜を中心とした連作短編です。一巻目は、本と食によって人がちょっと安らいだりする感じがありつつ、産後の兄に関する物語が流れている感じで面白かったのだけど。二巻目は、え・・・珊瑚はそんな人だったの???とちょっと残念な気がしました。こういう展開だと、題名にもちょっとあってないような気がしますしね。今回は、みんなワタワタしている感じがあって、それだけで終わってしまった感じかも。原田ひ香「古本食堂新装開店」
名取佐和子「金曜日の本屋さん冬のバニラアイス」季節が春夏秋冬と巡り、最終巻となりました。これまでの巻は、倉井くんが主人公だけれども他の人の物語を通して、少しずつ成長しているような、脇役っぽい立ち位置でもあったのですが、この巻は、家族やこれからと向かい合う話で、まさに倉井くん巻でした。オープンエンドですが、これからこうなって行くのかななんて考えてみるのも楽しくなるような、素敵な終わり方だと思いました。このシリーズからいろいろ本を読みたくなりました。一度読んだことがある本も結構あったのですが、名前は知っていたけれど読んでなかった本も結構ありました。特に気になるものは何冊か手に入れたので、これから読むのが楽しみです。名取佐和子「金曜日の本屋さん冬のバニラアイス」
長月天音「ほどなく、お別れですそれぞれの灯火」シリーズ二巻目。スカイツリーの近くにある葬儀屋で働く人たちを描いたシリーズです。事情がある人たち担当している漆原について働いている美空が主人公。交通事故で高校生の男の子を亡くした両親の悲しみや怒り。ふらつくように線路に向かって行き亡くなった二十代の女の子の家族の罪悪感。どの気持ちもとてもリアルに伝わってきます。そういう中だから、どうしたら少しでも家族の気持ちが落ち着くのか。故人への想いをいい形で心に抱いて生きていけるのか。そういうことに心をつくす漆原や美空たち。とても深くて温かい作品だと思います。長月天音「ほどなく、お別れですそれぞれの灯火」
このグループが売れているとか、売れていないとかは何を基準とするかによって変わるよなぁ・・・って思うのです。MAZZELが売れていないという人も結構見かけるのですが、BE:FIRSTと比べればそうだけど、同じくらいにデビューをしたグループと比べたらそこまで売れていないということはないよなと。2021年デビューグループまでは、それなりに売れているグループがいるけれど、2022年からはそこまで売れているグループはなくて、2023年以降デビュー組では、売れているグループは見ないように思うのですよね。(過去があるグループは別ですが・・・。)MAZZELのオーディションが地上波で放送されなかったから人気が出ないんだと言っている人も結構見かけるのですが、その頃に地上波で放送されたオーディションは、龍宮城のオーディション...オーディション番組
標野凪「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」住宅地の外れにある小さな木立の中にある小さな喫茶店。お一人様用のお店です。そこのメニューはちょっと変わっていて・・・。ちょっとファンタジックな語り口で喫茶店の周りはおとぎ話のよう。癒しの喫茶店という感じですが、何が出てくるのかもわからないお店だし、ちょっと変わったシェフは、実際にあったらちょっと怖いかも。でも、出てくるお料理が美味しそうです。でも、そんなおとぎの国にやってくるのは現代の疲れた女性たち。こういう嫌なことあるよねって話が多いので、こんなおとぎの国に行きたくなる時があるのも分かるなとは思います。現実から離れたようなところで、ゆっくりした時間を過ごしたい時もありますよね。標野凪「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」
原田ひ香「失踪.com東京ロンダリング」文庫では「事故物件、いかがですか?東京ロンダリング」という題になっているそうです。「東京ロンダリング」は、いわゆる事故物件に一月だけ住む人を描いた作品だったのですが、今回は、もっと広くというか、住んでいるところから失踪する人々や、不動産屋さん、失踪した人を探す仕事をしている人のこと・・・などゆるく繋がっているのだけど、いろいろな立場の人が描かれていました。「東京ロンダリング」の続きになる話もあれば、関連話もあるのですが、続きの話はちょっと好きになれなかったかも。最後の話も、なんだか慌てて伏線回収したみたいな荒さがあったかな。もう少し、自分探しみたいな部分を減らして、焦点を絞った感じで描かれた方が面白かったかも?と思いました。「ギリギリ」もそうでしたが、全てを投げ捨て...原田ひ香「失踪.com東京ロンダリング」
広瀬友紀「ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 」
広瀬友紀「ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密」子供の言い間違いなどから、子供が日本語をどう捉えているのか、どういう風に正しい日本語を獲得して行くのかというようなことが描かれています。具体的な話がたくさん載っていて楽しい本です。日本語以外の言語を考えると、確かにp-bがペアだな〜。小さい子だと、その感覚を持っているんだなとか。大人なら当たり前だけど、それは知識としての当たり前なんだなと思うところもたくさんありました。本当に、言葉って面白い。広瀬友紀「ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密」
原田ひ香「ギリギリ」5話からなる連作短編。夫が亡くなった後で、学生時代の知り合いと結婚した女性結婚相手の男性亡くなった元夫の母親などを中心とした作品です。原田ひ香さんの作品は、割と似たキャラクターが多くて、夫または元夫に別の女がいる(いた)妻が主人公な場合が多いですね。この作品でも、そんな絡みがありました。ちょっとそういうパターンはもういいかなという気も。そういう絡みもあってか、ちょっと登場人物があまり好きになれませんでした。でも、今の夫は良かったかな。原田ひ香「ギリギリ」
名取佐和子「金曜日の本屋さん秋とポタージュ」シリーズ三作目。春夏と進んで秋になりました。今回はすごく家族というか家族の形を描いた話が多かったな。家族とはこういうものという考え方で苦しんでいる人もいるのかなと思ったりもしました。最初の話は友情ものだけど、才能がある人は・・・という考えに苦しんでいる人達なのかなとも思ったり。これは知らなかったと思ったのが太宰治の「誰も知らぬ」青空文庫にもあるし、これはちょっと読んでみよう。名取佐和子「金曜日の本屋さん秋とポタージュ」
原田ひ香「定食屋「雑」」専業主婦の沙也加は、しっかりと夕食を作って夫の帰りを待っているのに、お店で食べたり飲んだり・・・。なぜ、家で食べたり飲んだりしないの?浮気をしている?そう思っているところに離婚を切り出されて、夫がよく通っていた店「雑」に行ってみた。原田ひ香さんの本って、好きになれない「夫」がよく出てくるな。主人公の夫もそう。すごく美味しいとか、オシャレという訳ではないけれど、「雑」の魅力は伝わって来ました。そして、少しずつ変わっていく主人公の様子がなんかいいな。原田ひ香「定食屋「雑」」
名取佐和子「金曜日の本屋さん夏とサイダー」シリーズ二冊目。そっか、このシリーズは春夏秋冬と一年が描かれるのかな。一巻目で、謎というか、この人ってどんな人なんだろうと思っていた人についての巻でした。とても、切なく悲しいというよりもやりきれない部分もありますが、温かさで包み込まれているような作品でした。四話で四冊の本が出てくるのですが、どの本も読みたくなりますね。特に、「夜は短し歩けよ乙女」はかなり前に読んだことがあるけれど読み直ししようっと。名取佐和子「金曜日の本屋さん夏とサイダー」
原田ひ香「東京ロンダリング」住人が変死したなどで、次の借り手が来ない物件に一ヶ月だけ住むのが仕事という女性が主人公。離婚して行くところがなくなったことから始まった仕事だった。実際にこんな仕事があるのかどうか分からないけれど、人は住むところで生き方も変わってくるのかもと思ったりもして、興味深い本でした。苦い部分もありますが、一冊を通して読むと温かさのある作品でした。原田ひ香「東京ロンダリング」
東川篤哉「探偵少女アリサの事件簿溝ノ口より愛をこめて」軽いミステリが読みたいなという時に読んだりしている作家の本です。31歳のちょっと不甲斐ないかも知れない便利屋と、10歳の女の子のコンビものです。これは、幻冬舎文庫よりも青い鳥文庫が似合いそうかも?くらい、子供向きにも思える本です。あ、でもちょっとと思う大人も出てくるので、やっぱり子供向けではないかな?個人的には乗り切れない感じがしましたが、軽く読める本です。東川篤哉「探偵少女アリサの事件簿溝ノ口より愛をこめて」
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このブログが年内に終了してしまうそうなので、とりあえず、今持っているnoteにお引越しすることにしました。https://note.com/komichiruです。まずは、今ある記事を移す予定です。(一部は削除すると思います。)ここで繋がっている人もいるから淋しい気持ちもありますが、しょうがないですね。よろしくお願いいたします。ブログのお引越し
「TheKiss:LoveStoriesfromNorthAmerica」(OBW3)4月から新年度ということで何か始めようかなと思って、英語多読(というより毎日少しでも英語の本を読む)というのと、韓国語学習を始めました。ほぼ毎日両方やってます。JenniferBassettさんのリトールドです。GRは、文章が硬いというか、学習用の文章という感じのものもあるのですが、JenniferBassettさんの文章はちゃんと文学という感じで好きです。5つのラブストーリーが入っているのですが、かわいい話もあり、したたかな話もあります。Oヘンリの作品が入っていて、やっぱりそれが好きかな。「TheKiss:LoveStoriesfromNorthAmerica」(OBW3)
長尾彩子「千早あやかし派遣會社二人と一豆大福の夏季休暇」シリーズ二冊目。超貧乏女子大生由莉がバイトしているのは、あやかし(妖怪)の派遣会社。今回は、由莉の高校時代の友達の話だったり、社長紫季の過去の話だったり、今までにまつわる話が多かったです。それにしても、紫季にはそんな過去があったんだ・・・。ちょっと怖い描写もありますが、基本的にはほのぼの系だなと思います。長尾彩子「千早あやかし派遣會社二人と一豆大福の夏季休暇」
熊谷はるか「JK、インドで常識ぶっ壊される」他の本のレビューを探しているときに、出会ったブログでこの本が紹介されていて、ちょっと読んでみようかなと思いました。中学3年生の夏休みに、父親の転勤でインドで暮らすことになった女の子が、高校3年生(2021年)の時に戻ってきて書いた本です。特にインドが好きとか、思い入れがある人ではない人がインドに出会ってという温度感が自分と近いような立ち位置のようで、入って行きやすかったです。動物との関係などは、日本よりもいいなと思っているのかなとか、いろいろ美味しそうなものも出てきて、インド料理屋さんに行きたくなったりもしました。激甘というラスグラやグラブジャムンも思わずショップでカートに入れてしまったけれど、一粒でいいんだよなぁ。そして、何よりもダクシンに行きたいなぁ。八重洲...熊谷はるか「JK、インドで常識ぶっ壊される」
川上途行「ナースコール!戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け」リハビリテーション病院を舞台にしたシリーズ二巻目は、一巻目の2年後という設定です。時の流れがあるので、登場人物たちは仕事でも、私生活でも変化が見られます。医師、看護師、理学療法士、作業療法士・・・などからなるチームに新しい人が加わったことによる変化が描かれています。リハビリ病院ものとしても、興味深く面白く読んだのですが、結構、他のビジネスや、チームにも通じるかもしれないなと思うところが結構ありました。みんなの方向性や、優秀である人が埋もれないで活かされる形など、考えさせられる部分がたくさんありました。そして、今は元気であっても、こういう本を読んで、自分や家族に何かがあったときに、どういう選択をするのかというのを考えてみるのもいいですね。著者は医師...川上途行「ナースコール!戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け」
小野はるか「星降る宿の恵みごはん山菜料理でデトックスを」一生懸命仕事をしてきたのに、突然のリストラされたまひろ。ミスが多い後輩は残っていたりするのに・・・。ボロボロになっていた時に目にしたのは子供の頃に行ったことがある場所。誘われるように旅に出た・・・。美味しいご飯と、温かい人たちの中で癒されていく様子が描かれています。いい出会いもあれば、いい別れもあるんだなと思ったりしました。続編は無いようだけど、続きも読みたくなる作品でした、小野はるか「星降る宿の恵みごはん山菜料理でデトックスを」
近藤史恵「モップの魔女は呪文を知ってる」シリーズ三作目。近藤史恵さんの作品は、割とほろ苦い作品が多いなと思うのですが、今回もですね。どの作品もスッキリとは読めない。これからが心配になってしまう人たちも結構いるように思います。一番長い作品は、病院を舞台としたもの。子供が魔女に叶えて欲しかったのは、悲しい願い。そして、シリーズを読み進めているので、とても切なく感じる作品でした。近藤史恵「モップの魔女は呪文を知ってる」
藤山素心「江戸川西口あやかしクリニック」就活で落ちまくっている亜月。お父さんは、田舎の寺に戻ってくるようにと言ってくる。でも、田舎には帰りたくない。そんな時に声をかけられて、個人病院の医療事務の仕事をすることになったが・・・。総務部クリニック課シリーズの作家さんの作品ということで読んでみたのですが、こちら本はほぼ医療的な内容はなくてあやかしドタバタものでした。(主人公が医療事務、イケメンの医師、薬剤師などに囲まれてという設定はちょっと似ていますが。)医療的なこともある程度期待していたので、ちょっと思っていた感じとは違ったかなという感じですが、軽く楽しめる作品でした。藤山素心「江戸川西口あやかしクリニック」
青柳碧人「浜村渚の計算ノート」なぜか、ふっと数学絡みの本が読みたいななんて思って、この本を読んでみました。数学の地位が下がっているから、その地位を上げるた目に作られたテロ組織。警視庁の特別チームが頼ったのは、数学が得意な中学生の女の子・・・。設定が、漫画っぽいというか、そんな作品なのですが、読んでいるとだんだん数学楽しいなという気分になっていく作品だと思います。数学的には結構難解なことも書かれているのですが、軽快な文章なので、読みやすいです。青柳碧人「浜村渚の計算ノート」
川上途行「ナースコール!:こちら蓮田市リハビリテーション病院」家族がケガをしてしばらくリハビリテーション病院に入っていたことがあったし、自分もケガでリハビリを受けたことがあったりしたので、タイトルに興味を持ちました。リハビリテーション病院に勤める看護師3年目の玲子が主人公です。新しく来た医師の太一や、リハビリチームの仲間たち、患者との交流の中で成長する様子が描かれています。最初は、この医師はちょっとパワハラ気味では・・・と思ったりもしたのですが、全体を通しては、リハビリってこんなにいろいろな面から行うものなのだなというのが感じられました。治すというのとはちょっと違うけれど、より良い生活を送るようにできるには何が大事なのか。著者は、リハビリ医の方だそうで、なるほどと思うようなきちんと医療が描かれた作品だなと...川上途行「ナースコール!:こちら蓮田市リハビリテーション病院」
ウェンデリン・V・ドラーネン「少女探偵サミー・キーズとホテル泥棒」シリーズ一冊目。この作品、英語で持っているので、読もうかなと思ったら、ちょっと文章が読みにくい感じがしたので、日本語版で読んでから英語版を読んでみようかな・・・と。おばあちゃんが住む高齢者用住宅に、こっそりと一緒に住んでいるサミー。(高齢者のための補助がある住宅で、高齢者以外は住んではいけないのかな。)隣の人が見張っているので、あまり外に行くこともできず、家から双眼鏡で外を見た見たら、なんと向かいのホテルで泥棒している人を見てしまった・・・しかも、目があって!!!犯人探しをしていくことになるのですが、サミーをはじめ、キャラクターがイキイキしているし、ちょっとスリルのある展開もあって面白かったです。ウェンデリン・V・ドラーネン「少女探偵サミー・キーズとホテル泥棒」
近藤史恵「モップの精は深夜に現れる」シリーズ二冊目。深夜清掃業を行っているキリコのシリーズ。今は、短期の派遣になったんだね。楽しいという意味では、シリーズ一冊目の方が楽しかったかな。なんか、闇度が高いお話が多かったです。キリコのキャラはやっぱり好きなのですが、一ヶ月から三ヶ月で移動してしまったら、なんか最近会社が汚くなってきたと思う人や、毎朝ちょっとおしゃべりするのが楽しかったのになと思う人がいるような気がします。後に残される人、寂しくなっちゃわない。近藤史恵「モップの精は深夜に現れる」
上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(3)」シリーズ3作目。銀座にある文房具屋を舞台にした店主と客の交流を描いた作品。つばめノートが出てきました。このサイズは使ったことがないのですが、愛用しています。ここでの使い方を見たら、一人で使うにしてもこのサイズいいかもと思いました。割と今回は、使ったことがある文房部が多かったかな。ところで、KAKUNOは何本か持っているのです。でも、スケルトンで、KAKUNOMAMA赤KAKUNOPAPA青KAKUNOGIRLピンクKAKUNOBOY緑KAKUNOBABY黄って、名前はかなりダサすぎない。名前というか、パパは青で、ママは赤、女の子はピンクで、男の子は緑、赤ちゃんは黄色という色の合わせが、かな。上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(3)」
廣嶋玲子「ふしぎ駄菓子屋銭天堂1」本屋で見て、読んでみたいなと結構長い間思っていた本でした。ついに読んでみました。幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋。でも、そこの駄菓子はちょっと変わっていて・・・。ちょっと不気味な話などもあるのですが、子供向けの本という感じはあまりなくて楽しめる作品でした。続きも読んでみたいな・・・。公式サイトを見たら、20巻に関連シリーズもあるのですね。ま、ゆっくりと読んでいこうかな。web限定小説もあるようです。廣嶋玲子「ふしぎ駄菓子屋銭天堂1」
夜ドラ「バニラな毎日」久しぶりにテレビで放送されているドラマを見ました。予告を見て、美味しそうなお菓子がたくさん出てきそうだし、蓮佛美沙子さん、永作博美さんってキャストがいいなと。こだわりの洋菓子店を経営していた白井葵だったが、赤字続きで閉店することに。借金を抱え、これからに不安を抱えていた時にあらわれたのは料理研究家の佐渡谷真奈美。この店の厨房で、お菓子教室を開かせ欲しいという。しかも一緒に教えて欲しいと。しかも習いにくるのは一度にたった一人だけ・・・。蓮佛美沙子さんがとってもあっているドラマでした。いろいろな傷を抱えた人が来るのだけど、小さいかもしれないけれど、先に向けての一歩を得て歩んでいく感じが良かったです。夜ドラ「バニラな毎日」
ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」シリーズ一作目。(ですが、前日譚の「受験生は謎解きに向かない」からストーリーは続いています。)5年前、17歳の女子高生アンディが行方不明になり、同い年の恋人サルが自殺した。警察はサルがアンディを殺した後に、自殺したと決めつけた。女子高生のピップは、生前のサルを知っており、彼が犯人なんて信じられずにいた。自由研究で得られる資格の課題として、この事件とメディアの在り方を取り上げて、サルの無実、再捜査への手がかりを示そうと決意する。ピップはかなりパソコンやデジタル機器に詳しい印象で、そういう知識を活かして事件を追っていく。読んでいると、ドラマのヴェロニカ・マーズを思い出しました。少し重なるところもあります。ピップと家族との関係や、相棒との関係が素敵なので明るさもある...ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」
青柳碧人「霊視刑事夕雨子2雨空の鎮魂歌」シリーズ二冊目です。幽霊が見える刑事が主人公。相棒は、幽霊が見えるのだから殺された人に犯人を聞きなさいというような上司。そんな二人を中心とした作品で、4つの事件が載っています。刑事物なのだけど、最後には関わった幽霊にも変化が起きたりして、弔いの要素もあるように思いました。そういうところが良かったな。ところで、この作品の最後は「続く」って書いてあるのですが、2020年に1巻、2021年に2巻が出ているのに、3巻は出てないようで・・・。続くって書いてあるじゃない〜と思いました。青柳碧人「霊視刑事夕雨子2雨空の鎮魂歌」
東畑開人「心はどこへ消えた?」文庫新刊コーナーでちょっと気になった本。調べてみたら結構評価も良いみたいだしと読んでみました。2020年から2021年の春夏秋冬春に書かれた雑誌連載のエッセイです。正直、もっといろいろな患者と向き合ったエピソードが描かれているのかなと思っていたので、期待とはちょっと違ったなと思ったのですが、数ヶ所印象に残ったところがありました。「居るのはつらいよ」「野の医者は笑う」という本の方が良かったと書かれているレビューが数本あったので、この辺の本を読んでみようかな。コロナ禍でのエッセイとはまた違うかもしれないから。東畑開人「心はどこへ消えた?」
寺地はるな「ほたるいしマジカルランド」寺地はるなさんの本を探しているときに、Amazonの内容案内を見て面白そうだなと思っていたら、ある作品の中に「ほたるいしマジカルランド」が出てきて、これは、やっぱり読もうと思いました。遊園地に勤める人々を描いた連作短編集という感じで、ある一週間における6人が描かれています。一人一人の過去も描かれていて、それぞれの大事にしているものや、叶わなかった夢などが見えてきます。ひらかたパークがモデルみたいですね。二階建てのメリーゴーラウンドってこれか。中に出てくる本があるのですが、あれ?これは多分・・・と挿絵を思い浮かべていたら、やっぱりそうでした。せっかくなので、読み直してみようかな。辛い思いもありましたが、全体的に楽しめました。紗英さんと佑くんのキャラが特に好きだったな。今...寺地はるな「ほたるいしマジカルランド」
上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(2)」シリーズ2巻目。1巻目はすごく泣かせてやろう感があるなぁ・・・と思っていたのですが、そういうところはちょっと控えめになったかな。でも、一話目は正直なんだ・・・って思ってしまいました。中では二話目が好きかな。こういう風に共同作業できたら素敵だし、いろんな文具について確かにそうだなと思うところもありました。五話目も素敵なおじいちゃんが二人という感じで素敵でした。硯さんの過去も興味深かったかな。話によって好みが分かれるけれど、著者が感動するでしょって感じで書いている作品ほどちょっと合わないなと思うのかも。ちょっと控えめだったり、淡々とした中に、いいなと思える部分がある方が好き。上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(2)」
カテリナ・ティホゾーラ+オレクサンドル・プローダン「いえあるひせんそうがはじまった」ウクライナの少年が主人公の絵本。全く甘くなく戦争を描いた作品ですが、あたたかなメッセージが込められています。今の物語であることが辛いですね・・・。戦争で苦しんでいるどの国にも、平和で穏やかな日が訪れて欲しい。カテリナ・ティホゾーラ+オレクサンドル・プローダン「いえあるひせんそうがはじまった」
主人公は、骨董を取り扱う中年男性。友達だと思っていた人達に、「あなたには友達はいないと言われ・・・」挙げ句の果てに、オークション会場で惚れ込んだギリシャの壺をかけて友達がいることを証明しなくてはならなくなった。自分に友達はいるのか、どうやったら友達ができるのか・・・。以前乗ったことがあるタクシーに、偶然乗る機会があり、みんなと仲良くおしゃべりをする運転手に友達の作り方を習おうと思い始める・・・。友達の定義みたいなものって、あるようでないような、ないようであるような曖昧なものだと思います。自分のためだけに、友達を作ろうと思う勝手な男のお話なのですが、そんなことが上手くいくはずはなくて、でも上手くいかないからこそ学ぶこともあるのかもしれないですね。この作品も、フランス語多視聴にいいかなと選んだ作品です。「ぼくの大切なともだち」(映画)
フランスの児童書と言ったら、最初に思い出すのは「プチ・ニコラ」その世界を映画化した作品です。10歳くらいの男の子たちの学校と遊びが描かれています。弟が欲しくなかったり、欲しかったり・・・という微妙な気持ちなどがコミカルに伝わってきます。フランス語多視聴したいなと思って手に入れた作品ですが、ほんわりと楽しめました。「プチ・ニコラ」(映画)
「小さな命が呼ぶとき」3人の子供たちのうちに2人の子供が幼くして亡くなるポンペ病という遺伝病にかかっている。ある酵素を作れない病気なので、酵素を投与したら病気の進行を抑えることができるかもしれない。2人の愛する子供たちを救うために、父親は研究者に会いに行った・・・。実話を元にした作品です。実際のご家族のお写真やストーリーなどはある程度知っていたので、映画にするとこんな感じなんだと見ていました。感動というよりは、興味深い映画だったかな。実際がどうだったのかは分かりませんが、変に飾ったりしない感じが個人的には好きでした。「小さな命が呼ぶとき」(映画)
チャン・イーモウ監督の「至福のとき」を観ました。結婚したい中年男性が主人公。何回もお見合いをして、やっとその気になってくれた女性がいた。その女性から、継子である盲目の少女の仕事の世話を頼まれ・・・。ちょっとコミカルに描いているけれど、未来が見えないストーリーだったなと思ってしまいました。ここからみんな幸せになれるんだろうか。美しい思い出だけでは生きていけないから・・・。でも、未来があって欲しいと思いますね。「至福のとき」(映画)
秋草俊一郎他編「世界文学アンソロジー:いまからはじめる」いろんな時代、いろんな国の人が書いた詩や短編よりなるアンソロジー。「世界文学全集」というと、イギリス、フランス、ロシア・・・などの作家が多い印象があるのですが、この本ではアフリカ、中東、アジアの作家が多めで知らない作家との出会いがたくさんありました。知っている作家や読んだことがある作品も少し入っていました。言葉、自己、孤独、家族、戦争・・・などのテーマごとに編まれています。サイイド・カシューア:イスラエル国籍のパレスチナ人作家。アメリカに移住されたそう。ここに掲載された作品:昼はイスラエル人、夜はアラブ人という二重人格を持つ青年が主人公です。チヌア・アチェベ:ナイジェリア、イボ族の作家。ここに掲載された作品:イボ族以外の女性と結婚するという息子、とて...秋草俊一郎他編「世界文学アンソロジー:いまからはじめる」
カレル・ヤロミール・エルベン+アルトゥシ・シャイネル「金色の髪のお姫さま――チェコの昔話集」カラー挿絵がとても美しいチェコの民話集です。ヨーロッパの民話は割と似たような話が多いのでグリム民話集で読んだような・・・と思う話もありました。(この本を読んだ後に、グリム民話集をパラパラと読んでみたのですが全く同じお話もありました。)チェコの絵本は魅力的なものが多くて、いろいろ読んでいた時に見つけたのがこの本でした。挿絵を描いているアルトゥシ・シャイネルは1863年生まれの方だそう。チェコ絵本の草分けの一人だそうで、なるほどと思いました。カレル・ヤロミール・エルベン+アルトゥシ・シャイネル「金色の髪のお姫さま――チェコの昔話集」
「グレイテスト・ショーマン」そういえば、作中の曲は何度も聞いたりしているけれど、作品を見たことはなかったなと思って見てみました。貧しい暮らしながら、幼馴染との結婚を祈る少年。時が経ち、ついに結婚へ。でも、貧しい暮らしは続いて、勤め先も倒産・・・。そんな中、博物館を買い取って興行を行うことを思いつくが・・・。うーん。これがいいという方の気持ちが分からないとは思わないのだけど、個人的には苦手かなと思いました。「Thisisme」など作中の曲は好きなんですが・・・。主人公は結局、団員との心のつながりはなくて、口だけの男だったのかなという気持ちや、そういうものを肯定するという嘘っぽさが気になってしまうというか。結局は、差別する側が綺麗事として描いた映画という風に感じました。この映画を見ながら、「Thisisme」...「グレイテスト・ショーマン」
「私のもとへ還っておいで田村芽実一人芝居コンサート」田村芽実さんを知ったのは、TRUMPseriesの「マリーゴールド」をYoutubeで公開していたのを見たときでした。わぁ、この子ものすごく演技も歌も上手い。圧倒的な表現者。あぁ、でも、こういう役を演じたら心が病んでしまうのではないか。とても心配になってしまったほど、引き込まれました。めいめいって呼ばれているんだ。元アイドルというのはびっくりしましたが、とにかく歌を聴きたいなと、CD&ダウンロードで全部の音源を手に入れました。その中で一番良かったのは「Sprout」初回盤付属のライブ映像。もう素晴らしかった!「輝いて~Mydreamgoeson~」初回盤付属のライブ映像も良かったです。一人ミュージカル「ひめごと」をオンライン上演されたのですが、これがまた...「私のもとへ還っておいで田村芽実一人芝居コンサート」
BE:FIRSTは違った形で複数形態出ています。基本的に、4形態4種類で、・一般販売CD+ライブ映像(一度だけライブ映像ではなく、MV関係が二枚に分かれていました。)CD+MVとビハインドCD(+ボーナストラック入りのものもあり)・BMSGMusicshopのみで発売CD+ライブ映像&MVとビハインド(映像は全部入り、追加映像があるものもあり)となっています。個人的には、ライブ映像は絶対に欲しいのでこれは予約買い。MV+ビハインドは、すごく充実してそうなら新品買い。セールなどであれば買うことも。ボーナストラックは、音源が他では手に入らない場合は、少し待って中古を買ってます。(ボーナストラックは最初の3枚だけで、今後もつかない可能性が高そう。なので、最高2種買いですね。)基本ライブ映像付きのものと決めている...複数形態あるアルバム2
StrayKidsが7月19日にアルバムAteを発売するのですが、なんと、5形態14種類もあるのです。(うち8種類はメンバー別ですが。)その前のRock-Starが5形態13種類(うち8種類はメンバー別)。その前の★★★★★-Starが3形態14種類(うち8種類はメンバー別)。だんだん増えていくのですね。基本的には、AteとRock-Starは4形態がCD+紙の付録の種類違い1形態がNemoアルバム(PLATFORMALBUM;QRコード読み込みのアルバム)+紙の付録(今回は2種類)となってます。個人的には、・フォトブックはその時期の様子が見られるので欲しい。・トレカやポスターなどは、好きなメンバーだったら嬉しいかなと思うけれどそこまでは興味がない。・メンバー別は好きなメンバーの写真を一番たくさん見られる...複数形態あるアルバム
毎年楽しみにしているダージリンファーストフラッシュ。今年は、気温が低かったり雨不足ということでいつもよりも遅め、5月の終わり頃から6月中旬にかけて発売されました。リンクしたチャートの「花のような香り」「軽やかな味わい」が好きなので、その中から3種類選びました。今日は、どれから飲んでみようかなと・・・初めての農園「シーヨク」を選んでみました。そこまで、軽やかという感じではなく、しっかりとした味。でも、ちゃんと春積みらしさを感じる味でした。一番楽しみなのは「リザヒルフラワリークローナル」です。大事に取っておいて、冬くらいに飲むんだろうな。もう一種類は、「ダージリンファーストフラッシュプレミアム」です。基本的には、農園ものを選んでいるのですが、気になるものは通販限定と言われて、他に、あまりこれと思ったものがなか...ファーストフラッシュ
そして、夏になったら食べたくなるもの。梅です。はちみつ梅干しやシソ梅干しもよく食べるのですが、数年前に出会って年に二回くらい買っているのが「ひがしね梅の甘梅干し~甘納豆風~」ひがしね梅は山形県東根市の梅だそうです。個別のはちょっとお値段が高いので、いつもお得な400g入の無選別のものを買っているのですが、大きいのは本当に大きい。特々撰大粒サイズかなと思いながら食べるとちょっと楽しいです。なんだか夏は梅を食べると、疲れがとれやすい気がするのですよね。子供の頃、親が梅シロップを作ってくれたことがあって、それが美味しくて、飲むと元気が出る気がしたのですよね。その印象がずっと残っていて、今でも夏は梅〜って思ってます。気のせいかもしれませんが、楽しく美味しく夏を乗り越えたいな。「ひがしね梅の甘梅干し~甘納豆風~」
夏になったらという飲み物や食べ物がいくつかあります。その一つが成城石井の「生姜10倍エクストラスパイシージンジャーエール」です。辛!!!と思うほど刺激的な味ですが、なんか効くのですよね。冷たいけれど、ジンジャーだから体が温まるし、特に今日はストレスが・・・という日に飲んだら、なんだかスッキリします。今年は実店舗で三本買って飲んでいたのですが、店舗は行きやすい距離ではないので、思い切ってボックスセットを購入。普通のペットボトルのジュースよりはちょっと高いのですが、お酒も飲まないし、その代わりと思ったらいいよねってことで。成城石井の10倍ではないジンジャーエールは、ちょっと甘めな感じですが10倍のくぅっっっという刺激はありませんが、ナチュラルな味でこちらも美味しいです。「生姜10倍エクストラスパイシージンジャーエール」
いろんなアーティストを知っていくのは面白いもので、好きな芸能人や著名人がお気に入りの曲をあげてくれるとそこから音楽が広がったりして、ありがたいです。数年前に、そういう風に知った一人がAliciaKeysさん。社会問題にも関心が高い歌手ということで、歌詞を見ながら聞くことが多いです。最近よく聞いているのが「WeAreHere」歌詞を調べていたら、レコード会社のサイトに彼女のこの曲への思いや和訳が載っていました。こちらです。平等な世界を信じ、世界の平和を願う歌。10年前の文章なんですね。今の状態も、この歌詞に当てはまってしまって・・・でも、この曲があることは希望だなと思います。「Underdog」という曲は力強いメッセージがあって好きです。ちなみに、AliciaKeysさんに出会ったのは「LoveLooksB...かっこいいなと思う曲
アメリカでは、去年くらいからヒップホップ人気が下がってきて、その分、ロックやカントリーの人気が上がっているそうです。カントリーというのはちょっと意外と思いながら調べていたら、タワレコのコラムを見つけました。カントリーは、女性シンガーを何人か聞いていたのですが、しばらく離れていたし、男性のシンガーは聞いていなかったということもあって初めてみる名前ばかり。挙げられているアーティストの曲を一通り聞いてみたのですが新鮮で面白かったです。このページで主として挙げられている中では、NoahKahanさんとTheRedClayStraysは気になるかな。ちょっと気にかけておこうと思います。でも、もっと気になったのが、コラボ相手として名前が上がってMVも紹介されていたKaceyMusgravesさん。「ケイシー・マスグレ...カントリー
ElishaCooper「AGoodNightWalk」空が暗くなってくる頃から、すっかり夜の空になるまで、取り立ててなんということもない夜のお散歩が描かれている絵本です。ストーリーがあるわけではないのだけど、毎日の穏やかな時間、静かな夜の空気が感じられて、とても好きです。ElishaCooper「AGoodNightWalk」
Wafa'Tarnowska+ValiMintzi「Nour'sSecretLibrary」シリアのダマスカスで戦争が始まり、人々も地下に逃げるような日々、少年、少女たちは、瓦礫の中から本を拾い集めて、地下に図書館を作ったという絵本です。「戦場の秘密図書館-シリアに残された希望」「シリアの秘密図書館瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々」というような本もあるようで、この絵本も、実際に起こったことを元に描かれた作品です。作者はレバノン出身の方で、絵はルーマニア出身でイスラエルに暮らしている方が描いているのですが、お二人の過去とも重なる話だそうです。(図書館というよりも人々の状況が・・・という意味です。)ValiMintziさんの絵はとても美しくて好きなのですよね。イスラエル在住の方ですが、イランやシリアに...Wafa'Tarnowska+ValiMintzi「Nour'sSecretLibrary」
ほしおさなえ「言葉の園のお菓子番未来への手紙」シリーズ5巻目。以前ほど本屋さんに行かないのでAmazonで新刊が出たと知ることが多くなってきました。ほしおさなえさん、来月も新刊が出るようで楽しみ。勤めていた書店が閉店してしまい、無職で実家に戻っていた時に、祖母が遺した言葉から連句の会に参加するようになった主人公の一葉は、連句の会に参加する人々からの縁で仕事をするようになったりと生活も変わって行きました。今回は新しい連句の会にも参加したりして、さらに新しい出会いがあったり新しいことが始まったりして読んでいてワクワクしました。その一方で、心のどこかで気にかけていた過去にも向き合うことに。人生において、前を向いて進んでいくことって必要だと思うのですけれど、時には、過去を振り返って、何らかのけりというのかな・・・...ほしおさなえ「言葉の園のお菓子番未来への手紙」
ほしおさなえ「まぼろしを織る」高校生の時に母を亡くし、大学卒業後に就職したもののコロナで職を失った槐は、染色家の叔母に誘われて一緒に暮らしていた。叔母には頼りすぎず近づきすぎない距離で、塾でパートしながら叔母の仕事の手伝いをして過ごす日々だった。ところが、従弟の綸が離れに住むことになり・・・。うーん、ここでは「呪い」という言葉が使われているけれど、暴力ではない(モラハラという言葉に近いかもしれない)親からの虐待はあり、槐も綸もそういう虐待を受けてきた人たちなのかなと思う。重いけれど、しっかりと描かれている物語でした。でも、槐と綸の両親は、絶対に「槐」「綸」という名前はつけないな。「美華」と「正人」とか、そんな名前をつけそう・・・。ほしおさなえ「まぼろしを織る」