このブログが年内に終了してしまうそうなので、とりあえず、今持っているnoteにお引越しすることにしました。https://note.com/komichiruです。まずは、今ある記事を移す予定です。(一部は削除すると思います。)ここで繋がっている人もいるから淋しい気持ちもありますが、しょうがないですね。よろしくお願いいたします。ブログのお引越し
英語、ドイツ語、フランス語、中国語などいろいろな言語についてと読書などを中心としたサイトです。
英語、ドイツ語、フランス語の多読、多聴をしています。その他の言語についてもちょこちょことかじっています。読んだ本のことを中心に書いています。
"NoNoGirls"日本のガールズグループって、秋元系が7割くらい占めている感じがして、もっと幅広くなるといいになと思っていたのですよね。もちろん、ハロプロや、スタダなど他にもありますが・・・。LDHもガールズグループはありますが、ガールズに力を入れている感じは少ないですし。まぁ、よく見るのは秋元系かなと。それぞれ特徴があるのは分かるのですが、大人数で、みんな同じ(または似た)衣装で踊っていてパフォーマンスで輝く位置にいるのは数人だけという感じの印象があります。パフォーマンスでみんなが輝ける人数って、一桁かなと思っていて。とにかく歌で魅せるなら3人から5人くらいがいいように思うし、ダンスでもしっかり魅せるなら5人から9人くらいまでがいいような気がします。日本のガールズグループは「かわいさ中心」が多いよう..."NoNoGirls"
英語多読から、英語多視聴をと思った時に、かなりAmazonUSからDVDを買ったのですよね。(ドラマなどは日本版で買うと桁が違うので・・・。)あるドキュメント作品を見ようと思ったらDVDが劣化していて、4枚組だったのですが、2枚は全然見られず、2枚は一部見られなくなってました。他のDVDも調べてみたら、劣化してそうなものが数枚ありました。日本のDVDとイギリス、他のヨーロッパの国のDVDは今のところはそういうのはないのですが。数枚組のものはそのうち二枚が駄目だったりしていたので、素材によって起こりやすい起こりにくいというのは在るみたいです。劣化を見つけたのは、半年くらい前だったのですけれど、それから、ちゃんと見られるうちにどんどん見ていこうという気持ちになりました。(見ないでずっとおいていたものも結構あっ...DVDの劣化
「ロリータ」(1997年版)「ロリータ」は、2回映画化されているようですが、ジェレミー・アイアンズが主役の作品です。1920年代、14歳の時に、同い年の女の子に恋をしたのだけど、その女の子は長チフスで亡くなってしまった。その後もずっと彼女のことを忘れられず・・・。戦後1940年代、下宿先を見に行ったら、そこの娘に忘れられない人の面影を感じて・・・。原作にかなり忠実に描かれた作品だそうです。ロリータことドロレスが、あざというというかしたたかというか、そういう感じが強かったかな。なんというか、女の誘惑をする女の子って感じで。17歳の方が演じていたそうで、だからかなとも思ったのですが。もう少し、清純さや幼さを感じさせる雰囲気があったら、女ではなくて少女に惹かれるところがもっと伝わってきたのかなという気がしました...「ロリータ」(1997年版)
「Monty Python and the Holy Grail」
「MontyPythonandtheHolyGrail」アーサー王伝説をモチーフとした映画。これは、スケッチを集めたものではなくて、一つの大きなストーリーがあります。(その中に小さい笑える話がたくさん散りばめられている感じです。)英国版のDVDなのですが、特典映像に一部の場面の日本語音声版がついていて、日本語でもちょっと楽しむことができました。「MontyPython'sFlyingCircus」は、面白いところと、時事ネタなのか面白さがわかりにくいところとがある感じなのですが、こちらの方は、馬鹿馬鹿しい面白さがたくさんあるので、単純に誰でも楽しめそうかなと思いました。「MontyPythonandtheHolyGrail」
「Cranford」英語多読をしていた時に、GRでエリザベス・ギャスケルの「Cranford」を読んで面白いなと検索していたら、ドラマがあることを知りました。小説の方は「女だけの町:クランフォード」という名前で邦訳が出ています。19世紀のイギリスの小さな街「クランフォード」噂好きな女性が多いですし、女性同士の小競り合いがあったりしますが、もうみんな家族のようで、何かがあったら助け合って暮らしています。昔クランフォードに住んでいた女性メアリーが継母とうまく行かないということから、知り合いの老姉妹の家に引っ越してくるというところからドラマは始まります。近所の家にも新しい一家が引っ越してきたり、片思いも含めいくつかの恋の話も・・・。とても切ないこと、やるせないこと、悲しいことも結構起こるのですが、どんな時でも街...「Cranford」(ドラマ)
アリ・スミス「五月その他の短篇」アリ・スミスさんの作品に出会ったのは、岸本佐知子さん編訳の「変愛小説集」でした。その出会いの作品「五月」が載っているのがこの短編集。木に恋する人とその恋人を描いた作品。他の人から見ればなんてことはない普通の木なのに、なぜか惹かれてずっと見ていたいし、離れられなくなる・・・。突拍子もないことのようで、これはありうるかもしれないと思うような説得力もある作品でした。その作品で一気にアリ・スミスさんという作家が気になる存在になりました。長編も読みましたが、短編の方が好きかも。ここに載っている話は、どれもどこか変な感じでありながら、なんだか心にスッと入ってくる感じがするんですよね。アリ・スミスさんの短編、もっと読んでみたい。アリ・スミス「五月その他の短篇」
「TrulyMadlyDeeply」恋人を事故で亡くして、悲しみに暮れる女性。そんなある日・・・。「愛しい人が眠るまで」という邦題もあるようです。先ほど「SexandtheCityシーズン2」について書いていて、「綺麗な思い出ばかりなら別れる必要はなくて。別れるのには別れる理由があるのだから、そういう時に「いい人」になりたがる人より、少し「悪い人」になる人の方が優しいなって。」と書いたのですが、この映画はまさにそんな映画だなと思いました。別れる理由があったから別れたわけではないですが、いい思い出しかないのに別れる辛さも、少し「悪い人」になる優しさも描かれている。悲しいけれど、とても優しくて温かい映画だなと思いました。あ、悪い人というのは適当ではないかも。少しだけ呆れてしまう人とか、嫌だなと思う人とか、何か...「TrulyMadlyDeeply」
「SexandtheCityシーズン2」30代の女性4人の恋愛や友情を中心に描かれたドラマです。おしゃれな雰囲気で軽く見ることができるドラマなのですが、今回はちょっと主人公が落ち込んでいるというか怒っているところが多かったかなと思います。でも、主人公の恋愛関係については、なんというか全く共感できるところがないシリーズだったので、結構モヤモヤ気分が残りました。StrayKidsの曲に「Chill」という曲があるのです。喧嘩ばかりの日々。たまに仲が良い時でも、お互いの言葉はバラバラな方向を向いている。お互い、もうお終いだとわかっているような状態。この曲の語り手は、別れよう。思い出からも消して、お互い新しいスタートを切ろう。みたいな歌詞なんですよね。別れても綺麗な思い出であった欲しいから、この語り手はクズだとい...「SexandtheCityシーズン2」
「FRIENDSシーズン5」男性3人、女性3人を中心に友情や恋愛模様を描いたドラマ。少しずつ、みんなに変化が生じます。それにしても、ちょっと引き延ばしている感じもあるかも?このシーズンの終わりは、シーズンの終わりにしては・・・という感じだったし。それにしても、だんだんロスが苦手になっていくような・・・。ケチというかせこいというか・・・。とはいえ、軽く楽しんでみられる作品です。シリーズ6まで持っているので、あと1シーズン楽しみたいと思います。「FRIENDSシーズン5」
「RingofBrightWater」日本では「かわうそ物語」「野生のミジー」などの題名がつけられているようです。英語多読をしていた時に、GRでこの映画原作の簡易版を読みました。それが良かったので、映画になっているんだと見てみました。離婚歴のある40歳の男性が、ペットショップにいるカワウソを目にする。何度か目にしているうちに、縁を感じて飼うことにした。スコットランドの海岸地方に引っ越してカワウソと一緒に暮らす日々。隣人との交流が描かれています。とにかくカワウソがかわいい。飼うのは大変なところもあると思うのですが、見ているだけでもかわいさにメロメロになります。悲しい場面もあるのですが、悲しいだけではない・・・ところがよかったです。「RingofBrightWater」(映画)
「And Now for Something Completely Different」
「AndNowforSomethingCompletelyDifferent」「MontyPython'sFlyingCircus」シリーズ1&2のスケッチから選んだものを再撮影して、編集しなおした劇場版。日本では「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」の名前で出ているようです。再撮影なので、知っているものも多かったのですが、編集が違うのでこんな感じで使われるのかとちょっと新鮮な感じがありました。「AndNowforSomethingCompletelyDifferent」
「Monty Python's Flying Circus シーズン1」
「MontyPython'sFlyingCircusシーズン1」前に、「空飛ぶモンティ・パイソン」が面白いと聞いて、見てみようかなと探して、テレビ&映画全部入りの英国版を購入しました。(吹替が面白いという話も聞いたのですが、日本版は高かったので。)内容もよく知らなかったのですが、調べてみたらお笑い番組で、ジャンル的には「スケッチコメディ」になるのですね。短いシーンやアニメからなる番組です。以前、みようと思った時は、ちょっと分かりにくいかもとしばらく置いておくことにしたのですが、今回見てみたら英語はそんなに難しくないかなと思いました。ただ、多分誰がみても面白いと思うものもあれば、かなり暴力的だなと思うものもあるし、多分、時事的なことだと思うのですが、どこが笑いの部分なのか分かりにくいものもありました。戦争ネ...「MontyPython'sFlyingCircusシーズン1」
雨穴「変な家」たまたまこの本のことを知ったのですが、すごく話題の本だったのですね。映画化もされていたんだ。これは小説?戯曲ではないのだけど、戯曲っぽいし、あ、グラフィックノベルっぽくもある。家の見取り図から謎を解いていく、サスペンス。なんだか二時間ドラマっぽい話だなと思いました。面白いというか嫌な感じというか、なんとも言い難い本ですが、軽く読み進められる本でした。雨穴「変な家」
「月夜の恋占い」こちらもオドレイ・トトゥ主演のフランス映画です。地下鉄に隣り合わせた女性に、今日は運命の人と出会う日だと言われたイレーヌ。だけど、職場に行ったらついてない・・・。満月の夜占いバタフライエフェクトといった感じの映画。いろんな人の1日が描かれているのですが、メインの人たちに絞った方が好きだったかも。でも、ちょっとファンタジックで心地よい映画だなと思いました。「月夜の恋占い」
「ミシェル」オドレイ・トトゥ演じるミシェルの物語。恋人と別れて、人生もお終い・・・。そんなところ男性に声をかけられたけれど。仏教徒になってみたり、好きになった人に影響されてユダヤ教の勉強をしてみたり。何かを求めてさまよってみたり、熱中してみたりする女の子と、何かに縛られたくないような男性を描いた作品。印象としては、ちょっとヘンテコなフランス映画らしい映画だなと。フランス映画なんですけどね。「ミシェル」
「やかまし村の子どもたち」スウェーデン語の作品です。少し前の時代、小さな村に住む子供たちが描かれています。本でも読んでいて、本には本の良さもあるのですが、自然描写などは映像の方が伝わってくるところもあるので違う良さがありますよね。特にザリガニ採りからパーティまでが、こんな風なんだと伝わってきて、これはさすがに映像だからこそだと思いました。「やかまし村の子どもたち」
「FRIENDSシーズン4」男性3人、女性3人の友情や恋愛模様を描いたドラマ。シーズンごとに、これという変化は感じなかったのですが、今回はフィービーとロスに人生に関わる変化が訪れます。このシリーズ楽しいとは思うのですけれど、友達にはなりたくないなぁ・・・と思う登場人物も多いなと思います。ジョーイが一番好きかな。フィービーも好きだし、チャンドラーもまずまず。でも、あとの三人は正直好きではないかなぁ・・・。今回のレイチェルの行動は、中でもこれはなぁ・・・と思ってしまうものでした。同じように続くよりは、変化がある方が好きなので、もう少し続きそうな変化を楽しみにしたいと思います。「FRIENDSシーズン4」
ジュリー・オオツカ「スイマーズ」地下にあるプールに毎日通う人たち。プールにいる時だけ、嫌なことから逃れられる。周りの人たちの中毒だと言われようとも、プールに行かずにはいられない。そんなプールの底にヒビが入った。理由も分からず、なんだか不気味に感じる。そして、そのヒビは・・・。5章からなる小説なのだけど、繋がりをはっきりと感じるのは最初の二章くらいで、あ、全体を通してこの人が描かれているのだなと・・・思うような作りの作品。ちょっとSFチックに感じる章もある。プールを愛する人たちの一人。認知症の女性。覚えていること、忘れていること。施設について。少し離れた距離で書かれている部分も多いのだけど、しっかりと感情が感じられるような作品でした。読みやすい作品という訳ではないけれど、いい作品だなと思います。ジュリー・オオツカ「スイマーズ」
「しあわせな孤独」デンマークの映画です。セシリは結婚を申し込まれて、恋人ヨアヒムと幸せに過ごしていた。でも、ある日ヨアヒムが交通事故にあい、首から下が動かなくなってしまった。未来を悲観して心を閉ざしてしまったヨアヒムにセシリは・・・。どちらかというと静かに進んでいく作品でした。登場人物が、みんな善人というか優しい人たちで、悲しさや切なさが多い作品なのに、嫌な気持ちにはならなくて、誰の立場に立っても、自分もこうかもしれないと思いました。とても繊細に人の感情を描いているし、切ないけれど好きな作品になりました。みんなのこれからの幸せを願いたい気持ちになります。「しあわせな孤独」
「アメリカン・ビューティー」父、母、娘の3人家族を中心に、友人、知人や隣人たちを描いた映画です。この映画は、○○を描いた作品です。と、観た人に書いてもらったらなんて答えるんだろう。ちょっとレビューを見てみた感じだと、「イかれた人たち」「弱さ」「病んだ部分」「美しさ」うーん、いろいろ分かれそう。「勝手な人」「歪み」などもありそうかも。個人的には「尊厳を損なうもの」もっと平たくいえば「恥」を描いた作品かなと思いました。貧乏だったり、平凡でつまらない人だと思われることだったり、気にならない人もいる。でもその人にとってはとても大事でそのためには何でもできるというようなもの。好きな映画というわけではありませんが、自分にとって尊厳を損なうようなものって何かあるかなぁ・・・と考えてみたりするのもいいかもしれません。「アメリカン・ビューティー」
「8人の女たち」フランス映画です。クリスマスを家族で過ごすために大学生の長女シュゾンが家に戻ってきた。祖母、母、妹、叔母・・・と挨拶を交わしていると、メイドのルイーズの悲鳴が・・・。父が死んでいるというのだ。しかも背中をナイフで刺されて・・・。犯人は、近くにいるのか?祖母、母、叔母、妹、家政婦、メイド、そして近くに住んでいる父の妹、シュゾンも合わせて8人の女たちが犯人である可能性が高い?2時間ドラマにもありそうなあらすじに思えますが、「ミュージカルコメディ」なのでシニカルだし、どこか作り話のような、ちょっと非現実っぽさをあちこちに感じます。コメディなのでもちろん楽しい部分もあります。でも、軽すぎる話でもなくて、したたかさや愚かさから何かが伝わってくるのですよね。舞台もあるようですが、舞台でも観てみたいなと...「8人の女たち」
「奇跡の教室受け継ぐ者たちへ」こちらも、パリの荒れた落ちこぼれたちのクラスについての作品。実話をもとにした映画だそうです。一年生を受け持つ歴史の先生アンヌ・ゲゲン。他の先生にもいろいろ言われてしまう、問題児が多いクラス。そんなクラスの生徒に、全国歴史コンクールに参加するように促すが、校長先生にまでも、優秀な生徒ならともかくと言われてしまう状況・・・。コンクールでは、ナチス下で強制収容所に入った子供と青年たちについてまとめることになり、15歳で収容所に入ったがなんとか生き延びた男性の話も聞くことになった。大変な過去に触れるにつれ、いろいろなことを考え変わっていく生徒たち・・・。こういう変化が見たかったと思った映画でした。ただ、一つとても気になったこと。ゲゲン先生が、生徒に「集団大虐殺」について尋ねるシーンが...「奇跡の教室受け継ぐ者たちへ」
「パリ20区、僕たちのクラス」パリ20区の荒れた学校での生徒と先生を描いた映画。人種も、性格もまちまちな生徒たち。学校区分はよく分からないのだけど、14、15歳の子供たちのクラスです。いい映画だと言われて見たのですが、思っていた感じとはちょっと違ってました。先生と生徒のやり取りの中での変化が見られるのかなと思っていたのですよね。別に劇的な何かというのではなくて、でも何か変わっているというような。これは・・・ドキュメンタリー映画のような作りで、先生はがんばっているけれど変化は感じられなくて。こういうのがリアルだと感じられる人には楽しいのかな。あと、日本人にとってはこういう違いがあるんだと感じるにはいいのかも。でも、何かの変化が欲しかった・・・と思ってしまった作品でした。「パリ20区、僕たちのクラス」
「菩提樹」「続・菩提樹」映画「サウンドオブミュージック」は、トラップ一家の実話からの映画ですが、それより前に作られたトラップ一家の映画がこちら。ドイツ語作品です。修道女マリアがトラップ男爵と結婚した後、子供達と一緒に合唱団を作ってステージに立ったが、オーストリアにナチスの手が伸びてきてアメリカに渡るまでが「菩提樹」に、その後、アメリカで合唱団として公演を行うもさっぱり客が入らず奮闘していく様子が「続・菩提樹」に描かれています。「サウンドオブミュージック」はエンタメ色が強くなっていて楽しい作品ですが、どちらかといえば、こちらの作品の方が好きです。不安な心もたくましさも、上手くいかないところも思いがけない幸運も描かれていて、本当にリアルなんですよね。そこがいいなと思います。「菩提樹」「続・菩提樹」
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このブログが年内に終了してしまうそうなので、とりあえず、今持っているnoteにお引越しすることにしました。https://note.com/komichiruです。まずは、今ある記事を移す予定です。(一部は削除すると思います。)ここで繋がっている人もいるから淋しい気持ちもありますが、しょうがないですね。よろしくお願いいたします。ブログのお引越し
「TheKiss:LoveStoriesfromNorthAmerica」(OBW3)4月から新年度ということで何か始めようかなと思って、英語多読(というより毎日少しでも英語の本を読む)というのと、韓国語学習を始めました。ほぼ毎日両方やってます。JenniferBassettさんのリトールドです。GRは、文章が硬いというか、学習用の文章という感じのものもあるのですが、JenniferBassettさんの文章はちゃんと文学という感じで好きです。5つのラブストーリーが入っているのですが、かわいい話もあり、したたかな話もあります。Oヘンリの作品が入っていて、やっぱりそれが好きかな。「TheKiss:LoveStoriesfromNorthAmerica」(OBW3)
長尾彩子「千早あやかし派遣會社二人と一豆大福の夏季休暇」シリーズ二冊目。超貧乏女子大生由莉がバイトしているのは、あやかし(妖怪)の派遣会社。今回は、由莉の高校時代の友達の話だったり、社長紫季の過去の話だったり、今までにまつわる話が多かったです。それにしても、紫季にはそんな過去があったんだ・・・。ちょっと怖い描写もありますが、基本的にはほのぼの系だなと思います。長尾彩子「千早あやかし派遣會社二人と一豆大福の夏季休暇」
熊谷はるか「JK、インドで常識ぶっ壊される」他の本のレビューを探しているときに、出会ったブログでこの本が紹介されていて、ちょっと読んでみようかなと思いました。中学3年生の夏休みに、父親の転勤でインドで暮らすことになった女の子が、高校3年生(2021年)の時に戻ってきて書いた本です。特にインドが好きとか、思い入れがある人ではない人がインドに出会ってという温度感が自分と近いような立ち位置のようで、入って行きやすかったです。動物との関係などは、日本よりもいいなと思っているのかなとか、いろいろ美味しそうなものも出てきて、インド料理屋さんに行きたくなったりもしました。激甘というラスグラやグラブジャムンも思わずショップでカートに入れてしまったけれど、一粒でいいんだよなぁ。そして、何よりもダクシンに行きたいなぁ。八重洲...熊谷はるか「JK、インドで常識ぶっ壊される」
川上途行「ナースコール!戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け」リハビリテーション病院を舞台にしたシリーズ二巻目は、一巻目の2年後という設定です。時の流れがあるので、登場人物たちは仕事でも、私生活でも変化が見られます。医師、看護師、理学療法士、作業療法士・・・などからなるチームに新しい人が加わったことによる変化が描かれています。リハビリ病院ものとしても、興味深く面白く読んだのですが、結構、他のビジネスや、チームにも通じるかもしれないなと思うところが結構ありました。みんなの方向性や、優秀である人が埋もれないで活かされる形など、考えさせられる部分がたくさんありました。そして、今は元気であっても、こういう本を読んで、自分や家族に何かがあったときに、どういう選択をするのかというのを考えてみるのもいいですね。著者は医師...川上途行「ナースコール!戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け」
小野はるか「星降る宿の恵みごはん山菜料理でデトックスを」一生懸命仕事をしてきたのに、突然のリストラされたまひろ。ミスが多い後輩は残っていたりするのに・・・。ボロボロになっていた時に目にしたのは子供の頃に行ったことがある場所。誘われるように旅に出た・・・。美味しいご飯と、温かい人たちの中で癒されていく様子が描かれています。いい出会いもあれば、いい別れもあるんだなと思ったりしました。続編は無いようだけど、続きも読みたくなる作品でした、小野はるか「星降る宿の恵みごはん山菜料理でデトックスを」
近藤史恵「モップの魔女は呪文を知ってる」シリーズ三作目。近藤史恵さんの作品は、割とほろ苦い作品が多いなと思うのですが、今回もですね。どの作品もスッキリとは読めない。これからが心配になってしまう人たちも結構いるように思います。一番長い作品は、病院を舞台としたもの。子供が魔女に叶えて欲しかったのは、悲しい願い。そして、シリーズを読み進めているので、とても切なく感じる作品でした。近藤史恵「モップの魔女は呪文を知ってる」
藤山素心「江戸川西口あやかしクリニック」就活で落ちまくっている亜月。お父さんは、田舎の寺に戻ってくるようにと言ってくる。でも、田舎には帰りたくない。そんな時に声をかけられて、個人病院の医療事務の仕事をすることになったが・・・。総務部クリニック課シリーズの作家さんの作品ということで読んでみたのですが、こちら本はほぼ医療的な内容はなくてあやかしドタバタものでした。(主人公が医療事務、イケメンの医師、薬剤師などに囲まれてという設定はちょっと似ていますが。)医療的なこともある程度期待していたので、ちょっと思っていた感じとは違ったかなという感じですが、軽く楽しめる作品でした。藤山素心「江戸川西口あやかしクリニック」
青柳碧人「浜村渚の計算ノート」なぜか、ふっと数学絡みの本が読みたいななんて思って、この本を読んでみました。数学の地位が下がっているから、その地位を上げるた目に作られたテロ組織。警視庁の特別チームが頼ったのは、数学が得意な中学生の女の子・・・。設定が、漫画っぽいというか、そんな作品なのですが、読んでいるとだんだん数学楽しいなという気分になっていく作品だと思います。数学的には結構難解なことも書かれているのですが、軽快な文章なので、読みやすいです。青柳碧人「浜村渚の計算ノート」
川上途行「ナースコール!:こちら蓮田市リハビリテーション病院」家族がケガをしてしばらくリハビリテーション病院に入っていたことがあったし、自分もケガでリハビリを受けたことがあったりしたので、タイトルに興味を持ちました。リハビリテーション病院に勤める看護師3年目の玲子が主人公です。新しく来た医師の太一や、リハビリチームの仲間たち、患者との交流の中で成長する様子が描かれています。最初は、この医師はちょっとパワハラ気味では・・・と思ったりもしたのですが、全体を通しては、リハビリってこんなにいろいろな面から行うものなのだなというのが感じられました。治すというのとはちょっと違うけれど、より良い生活を送るようにできるには何が大事なのか。著者は、リハビリ医の方だそうで、なるほどと思うようなきちんと医療が描かれた作品だなと...川上途行「ナースコール!:こちら蓮田市リハビリテーション病院」
ウェンデリン・V・ドラーネン「少女探偵サミー・キーズとホテル泥棒」シリーズ一冊目。この作品、英語で持っているので、読もうかなと思ったら、ちょっと文章が読みにくい感じがしたので、日本語版で読んでから英語版を読んでみようかな・・・と。おばあちゃんが住む高齢者用住宅に、こっそりと一緒に住んでいるサミー。(高齢者のための補助がある住宅で、高齢者以外は住んではいけないのかな。)隣の人が見張っているので、あまり外に行くこともできず、家から双眼鏡で外を見た見たら、なんと向かいのホテルで泥棒している人を見てしまった・・・しかも、目があって!!!犯人探しをしていくことになるのですが、サミーをはじめ、キャラクターがイキイキしているし、ちょっとスリルのある展開もあって面白かったです。ウェンデリン・V・ドラーネン「少女探偵サミー・キーズとホテル泥棒」
近藤史恵「モップの精は深夜に現れる」シリーズ二冊目。深夜清掃業を行っているキリコのシリーズ。今は、短期の派遣になったんだね。楽しいという意味では、シリーズ一冊目の方が楽しかったかな。なんか、闇度が高いお話が多かったです。キリコのキャラはやっぱり好きなのですが、一ヶ月から三ヶ月で移動してしまったら、なんか最近会社が汚くなってきたと思う人や、毎朝ちょっとおしゃべりするのが楽しかったのになと思う人がいるような気がします。後に残される人、寂しくなっちゃわない。近藤史恵「モップの精は深夜に現れる」
上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(3)」シリーズ3作目。銀座にある文房具屋を舞台にした店主と客の交流を描いた作品。つばめノートが出てきました。このサイズは使ったことがないのですが、愛用しています。ここでの使い方を見たら、一人で使うにしてもこのサイズいいかもと思いました。割と今回は、使ったことがある文房部が多かったかな。ところで、KAKUNOは何本か持っているのです。でも、スケルトンで、KAKUNOMAMA赤KAKUNOPAPA青KAKUNOGIRLピンクKAKUNOBOY緑KAKUNOBABY黄って、名前はかなりダサすぎない。名前というか、パパは青で、ママは赤、女の子はピンクで、男の子は緑、赤ちゃんは黄色という色の合わせが、かな。上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(3)」
廣嶋玲子「ふしぎ駄菓子屋銭天堂1」本屋で見て、読んでみたいなと結構長い間思っていた本でした。ついに読んでみました。幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋。でも、そこの駄菓子はちょっと変わっていて・・・。ちょっと不気味な話などもあるのですが、子供向けの本という感じはあまりなくて楽しめる作品でした。続きも読んでみたいな・・・。公式サイトを見たら、20巻に関連シリーズもあるのですね。ま、ゆっくりと読んでいこうかな。web限定小説もあるようです。廣嶋玲子「ふしぎ駄菓子屋銭天堂1」
夜ドラ「バニラな毎日」久しぶりにテレビで放送されているドラマを見ました。予告を見て、美味しそうなお菓子がたくさん出てきそうだし、蓮佛美沙子さん、永作博美さんってキャストがいいなと。こだわりの洋菓子店を経営していた白井葵だったが、赤字続きで閉店することに。借金を抱え、これからに不安を抱えていた時にあらわれたのは料理研究家の佐渡谷真奈美。この店の厨房で、お菓子教室を開かせ欲しいという。しかも一緒に教えて欲しいと。しかも習いにくるのは一度にたった一人だけ・・・。蓮佛美沙子さんがとってもあっているドラマでした。いろいろな傷を抱えた人が来るのだけど、小さいかもしれないけれど、先に向けての一歩を得て歩んでいく感じが良かったです。夜ドラ「バニラな毎日」
ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」シリーズ一作目。(ですが、前日譚の「受験生は謎解きに向かない」からストーリーは続いています。)5年前、17歳の女子高生アンディが行方不明になり、同い年の恋人サルが自殺した。警察はサルがアンディを殺した後に、自殺したと決めつけた。女子高生のピップは、生前のサルを知っており、彼が犯人なんて信じられずにいた。自由研究で得られる資格の課題として、この事件とメディアの在り方を取り上げて、サルの無実、再捜査への手がかりを示そうと決意する。ピップはかなりパソコンやデジタル機器に詳しい印象で、そういう知識を活かして事件を追っていく。読んでいると、ドラマのヴェロニカ・マーズを思い出しました。少し重なるところもあります。ピップと家族との関係や、相棒との関係が素敵なので明るさもある...ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」
青柳碧人「霊視刑事夕雨子2雨空の鎮魂歌」シリーズ二冊目です。幽霊が見える刑事が主人公。相棒は、幽霊が見えるのだから殺された人に犯人を聞きなさいというような上司。そんな二人を中心とした作品で、4つの事件が載っています。刑事物なのだけど、最後には関わった幽霊にも変化が起きたりして、弔いの要素もあるように思いました。そういうところが良かったな。ところで、この作品の最後は「続く」って書いてあるのですが、2020年に1巻、2021年に2巻が出ているのに、3巻は出てないようで・・・。続くって書いてあるじゃない〜と思いました。青柳碧人「霊視刑事夕雨子2雨空の鎮魂歌」
東畑開人「心はどこへ消えた?」文庫新刊コーナーでちょっと気になった本。調べてみたら結構評価も良いみたいだしと読んでみました。2020年から2021年の春夏秋冬春に書かれた雑誌連載のエッセイです。正直、もっといろいろな患者と向き合ったエピソードが描かれているのかなと思っていたので、期待とはちょっと違ったなと思ったのですが、数ヶ所印象に残ったところがありました。「居るのはつらいよ」「野の医者は笑う」という本の方が良かったと書かれているレビューが数本あったので、この辺の本を読んでみようかな。コロナ禍でのエッセイとはまた違うかもしれないから。東畑開人「心はどこへ消えた?」
寺地はるな「ほたるいしマジカルランド」寺地はるなさんの本を探しているときに、Amazonの内容案内を見て面白そうだなと思っていたら、ある作品の中に「ほたるいしマジカルランド」が出てきて、これは、やっぱり読もうと思いました。遊園地に勤める人々を描いた連作短編集という感じで、ある一週間における6人が描かれています。一人一人の過去も描かれていて、それぞれの大事にしているものや、叶わなかった夢などが見えてきます。ひらかたパークがモデルみたいですね。二階建てのメリーゴーラウンドってこれか。中に出てくる本があるのですが、あれ?これは多分・・・と挿絵を思い浮かべていたら、やっぱりそうでした。せっかくなので、読み直してみようかな。辛い思いもありましたが、全体的に楽しめました。紗英さんと佑くんのキャラが特に好きだったな。今...寺地はるな「ほたるいしマジカルランド」
上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(2)」シリーズ2巻目。1巻目はすごく泣かせてやろう感があるなぁ・・・と思っていたのですが、そういうところはちょっと控えめになったかな。でも、一話目は正直なんだ・・・って思ってしまいました。中では二話目が好きかな。こういう風に共同作業できたら素敵だし、いろんな文具について確かにそうだなと思うところもありました。五話目も素敵なおじいちゃんが二人という感じで素敵でした。硯さんの過去も興味深かったかな。話によって好みが分かれるけれど、著者が感動するでしょって感じで書いている作品ほどちょっと合わないなと思うのかも。ちょっと控えめだったり、淡々とした中に、いいなと思える部分がある方が好き。上田健次「銀座「四宝堂」文房具店(2)」
毎年楽しみにしているダージリンファーストフラッシュ。今年は、気温が低かったり雨不足ということでいつもよりも遅め、5月の終わり頃から6月中旬にかけて発売されました。リンクしたチャートの「花のような香り」「軽やかな味わい」が好きなので、その中から3種類選びました。今日は、どれから飲んでみようかなと・・・初めての農園「シーヨク」を選んでみました。そこまで、軽やかという感じではなく、しっかりとした味。でも、ちゃんと春積みらしさを感じる味でした。一番楽しみなのは「リザヒルフラワリークローナル」です。大事に取っておいて、冬くらいに飲むんだろうな。もう一種類は、「ダージリンファーストフラッシュプレミアム」です。基本的には、農園ものを選んでいるのですが、気になるものは通販限定と言われて、他に、あまりこれと思ったものがなか...ファーストフラッシュ
そして、夏になったら食べたくなるもの。梅です。はちみつ梅干しやシソ梅干しもよく食べるのですが、数年前に出会って年に二回くらい買っているのが「ひがしね梅の甘梅干し~甘納豆風~」ひがしね梅は山形県東根市の梅だそうです。個別のはちょっとお値段が高いので、いつもお得な400g入の無選別のものを買っているのですが、大きいのは本当に大きい。特々撰大粒サイズかなと思いながら食べるとちょっと楽しいです。なんだか夏は梅を食べると、疲れがとれやすい気がするのですよね。子供の頃、親が梅シロップを作ってくれたことがあって、それが美味しくて、飲むと元気が出る気がしたのですよね。その印象がずっと残っていて、今でも夏は梅〜って思ってます。気のせいかもしれませんが、楽しく美味しく夏を乗り越えたいな。「ひがしね梅の甘梅干し~甘納豆風~」
夏になったらという飲み物や食べ物がいくつかあります。その一つが成城石井の「生姜10倍エクストラスパイシージンジャーエール」です。辛!!!と思うほど刺激的な味ですが、なんか効くのですよね。冷たいけれど、ジンジャーだから体が温まるし、特に今日はストレスが・・・という日に飲んだら、なんだかスッキリします。今年は実店舗で三本買って飲んでいたのですが、店舗は行きやすい距離ではないので、思い切ってボックスセットを購入。普通のペットボトルのジュースよりはちょっと高いのですが、お酒も飲まないし、その代わりと思ったらいいよねってことで。成城石井の10倍ではないジンジャーエールは、ちょっと甘めな感じですが10倍のくぅっっっという刺激はありませんが、ナチュラルな味でこちらも美味しいです。「生姜10倍エクストラスパイシージンジャーエール」
いろんなアーティストを知っていくのは面白いもので、好きな芸能人や著名人がお気に入りの曲をあげてくれるとそこから音楽が広がったりして、ありがたいです。数年前に、そういう風に知った一人がAliciaKeysさん。社会問題にも関心が高い歌手ということで、歌詞を見ながら聞くことが多いです。最近よく聞いているのが「WeAreHere」歌詞を調べていたら、レコード会社のサイトに彼女のこの曲への思いや和訳が載っていました。こちらです。平等な世界を信じ、世界の平和を願う歌。10年前の文章なんですね。今の状態も、この歌詞に当てはまってしまって・・・でも、この曲があることは希望だなと思います。「Underdog」という曲は力強いメッセージがあって好きです。ちなみに、AliciaKeysさんに出会ったのは「LoveLooksB...かっこいいなと思う曲
アメリカでは、去年くらいからヒップホップ人気が下がってきて、その分、ロックやカントリーの人気が上がっているそうです。カントリーというのはちょっと意外と思いながら調べていたら、タワレコのコラムを見つけました。カントリーは、女性シンガーを何人か聞いていたのですが、しばらく離れていたし、男性のシンガーは聞いていなかったということもあって初めてみる名前ばかり。挙げられているアーティストの曲を一通り聞いてみたのですが新鮮で面白かったです。このページで主として挙げられている中では、NoahKahanさんとTheRedClayStraysは気になるかな。ちょっと気にかけておこうと思います。でも、もっと気になったのが、コラボ相手として名前が上がってMVも紹介されていたKaceyMusgravesさん。「ケイシー・マスグレ...カントリー
ElishaCooper「AGoodNightWalk」空が暗くなってくる頃から、すっかり夜の空になるまで、取り立ててなんということもない夜のお散歩が描かれている絵本です。ストーリーがあるわけではないのだけど、毎日の穏やかな時間、静かな夜の空気が感じられて、とても好きです。ElishaCooper「AGoodNightWalk」
Wafa'Tarnowska+ValiMintzi「Nour'sSecretLibrary」シリアのダマスカスで戦争が始まり、人々も地下に逃げるような日々、少年、少女たちは、瓦礫の中から本を拾い集めて、地下に図書館を作ったという絵本です。「戦場の秘密図書館-シリアに残された希望」「シリアの秘密図書館瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々」というような本もあるようで、この絵本も、実際に起こったことを元に描かれた作品です。作者はレバノン出身の方で、絵はルーマニア出身でイスラエルに暮らしている方が描いているのですが、お二人の過去とも重なる話だそうです。(図書館というよりも人々の状況が・・・という意味です。)ValiMintziさんの絵はとても美しくて好きなのですよね。イスラエル在住の方ですが、イランやシリアに...Wafa'Tarnowska+ValiMintzi「Nour'sSecretLibrary」
ほしおさなえ「言葉の園のお菓子番未来への手紙」シリーズ5巻目。以前ほど本屋さんに行かないのでAmazonで新刊が出たと知ることが多くなってきました。ほしおさなえさん、来月も新刊が出るようで楽しみ。勤めていた書店が閉店してしまい、無職で実家に戻っていた時に、祖母が遺した言葉から連句の会に参加するようになった主人公の一葉は、連句の会に参加する人々からの縁で仕事をするようになったりと生活も変わって行きました。今回は新しい連句の会にも参加したりして、さらに新しい出会いがあったり新しいことが始まったりして読んでいてワクワクしました。その一方で、心のどこかで気にかけていた過去にも向き合うことに。人生において、前を向いて進んでいくことって必要だと思うのですけれど、時には、過去を振り返って、何らかのけりというのかな・・・...ほしおさなえ「言葉の園のお菓子番未来への手紙」
ほしおさなえ「まぼろしを織る」高校生の時に母を亡くし、大学卒業後に就職したもののコロナで職を失った槐は、染色家の叔母に誘われて一緒に暮らしていた。叔母には頼りすぎず近づきすぎない距離で、塾でパートしながら叔母の仕事の手伝いをして過ごす日々だった。ところが、従弟の綸が離れに住むことになり・・・。うーん、ここでは「呪い」という言葉が使われているけれど、暴力ではない(モラハラという言葉に近いかもしれない)親からの虐待はあり、槐も綸もそういう虐待を受けてきた人たちなのかなと思う。重いけれど、しっかりと描かれている物語でした。でも、槐と綸の両親は、絶対に「槐」「綸」という名前はつけないな。「美華」と「正人」とか、そんな名前をつけそう・・・。ほしおさなえ「まぼろしを織る」
Nissy×SKY-HIの「Stormy」が好きなんですよね。「劇場版ブルーロック-EPISODE凪-」の主題歌で、「ブルーロック」に出てくる凪と玲王という二人の心情をNissyとSKY-HIが歌っているということのようなので、どんな二人なのかと知りたくなりました。そんな訳でTVアニメ版24話をみてみました。日本サッカーがワールドカップで優勝できるように、最強なストライカーを養成するためのプロジェクトが「ブルーロック」、300人の高校生が集められた。サッカー漫画なのだけど、結構思い出したのが、いわゆるサバイバル番組。ボーイズ・ガールズグループでも、圧倒的な個人の輝きとメンバー同士での化学反応がしっかりと見られる人が勝ち残っていく。そんな感じと似ているなと。サッカーはあまりよく知らないのですが、サッカー以外...「ブルーロック」
JoanBauer「ClosetoFamous」主人公は12歳の女の子。読むことがとても苦手、混乱して読めなくなる。そのため、学校では馬鹿だとか怠け者だとか言われてしまう。でも、ベーキング(主にお菓子だけど、料理も上手い)はとても得意で、いつか、最年少で料理番組を持つことが夢。お父さんは、戦争でイラクで亡くなり、お母さんと二人暮らし。お母さんが、恋人に別れを告げたら、その恋人が家に押し入ってきて、お母さんに暴力を振るったので、ここにはいられないとあてもなく親子で車を走らせて行き着いたのは・・・。しんどい思いを抱えながらも、夢を持つ人たちがたくさん出てきます。人と人が関わり合うことで、緩やかに影響しあって変わっていく。そんな様子が描かれています。お父さんの言葉だったり、主人公が好きな料理番組のシェフの言葉だ...JoanBauer「ClosetoFamous」
クラシック音楽では、モーツァルト、バッハ、ヨハン・シュトラウス2世が結構好き。オーストリアの音楽が好きなのかな。オペラに限ればヴェルディも好きだしと、他にも好きな作曲家はいるのだけど、たくさん聞きたいと思うのはこの3人かなと。このうち、モーツァルト、バッハはコンプリートワークスCDセットを持っていて、モーツァルトは全部聴いたことがあります。バッハは何枚か聴くくらいで終わっていたのだけど、今年は全部聞いてみようと決めて年明けから聴き始めて先月の終わりくらいに全部聴き終わりました。150枚以上。休みの日に掃除をしながら聞いたりという時間も多かったのだけど、バッハの音楽はなんだか浄化作用がある気がするので、掃除しながら聴くのにはいいかもなと思いました。(教会音楽が多いので、浄化作用があるような気がするんだと思い...バッハを聴いてみる
本について書かれた本です。普通、本について書かれた本を読むと中に書かれた本がいろいろ読みたくなって、楽しいのだけど、どれから読んだらいいんだろうみたいな気持ちになることも多いのですけれど、若島正さんの書く本の本はちょっと違うのです。何が違うのかというと、多分好みがほとんど合わないのではないかと思うのですよね。あらすじを読んでも、それが面白いの?と感じてしまったりして。それなのに、若島正さんの文章は気持ちが良くて、本を読むのが好きなのだろうなと伝わってくるところも、ちょっとワクワクして、読んでいてとても面白い。読みたいと思うわけではないのだけど、こんなふうに読むのはいいなぁと思いながら読むのが好きというのが一番近いかも。乱視読者シリーズはだいぶん前に他の本も読んだことがあるのだけど、それもとても楽しかったな...若島正「乱視読者の英米短篇講義」
JojoMoyes「ParisForOne」読むのが苦手な人のために企画されたQuickReadsの一冊。QuickReadsはやさしめの文章、大きめの文字、語数が少なめで読みやすい本当なっています。恋人との会話中、「パリに行ったことがないの?」と言われたNellは、それなら恋人とパリに行きたいと格安チケットを手に入れます。ところが、駅で待っても恋人はやって来ず・・・。パリへの週末旅行はさらにひどいことに巻き込まれますが・・・。恋人との関係の物語と言うよりも、慎重に計画を立ててはみ出さないように生きてきた20代半ばの女性が、そんな慎重な生き方から、ほんの少しでも冒険的な方へ一歩を踏み出してみた話として楽しかったです。その後のお話もあるなら読んでみたいと思った作品でした。JojoMoyes「ParisForOne」
ちくまで連載されていた森田真生さんの連載エッセイを一回目だけ読みました。面白かったので、読んで本になったら買おうと思っていました。その本が、今日到着しました。カーソンのセンス・オブ・ワンダーの新訳に続いて「僕たちのセンス・オブ・ワンダー」として載っています。もう一冊は、もともと持っていた新潮文庫版。4人が「私のセンス・オブ・ワンダー」として解説エッセイを書いています。本文よりも長い、追加されたエッセイどちらも同じようなテーマで、「センス・オブ・ワンダー」を読んだ人には、自分の「センス・オブ・ワンダー」を見つけてほしいというような思いを感じます。かなり前に、単行本版と英語版を読んだきりで文庫版も積読状態だったので、久しぶりに二冊の「センス・オブ・ワンダー」を読んでみたいと思います。カーソンだけではなく、5人...センス・オブ・ワンダー
JordanScott+SydneySmith「ITalkLikeaRiver」SNSで紹介されていた方がいて読んでみたくなりました。たくさんの言葉が絡まって上手く出てこない。自分のことを話す日は特に辛い・・・。そんなある日、お父さんが川に連れて行ってくれて・・・。どもって上手く話せない男の子の気持ちと、優しく、そしてしっかりと向き合って男の子に接するお父さんがとても気持ちよく描かれていた絵本でした。後書きを見ると、著者の子供の頃のエピソードをもとに描かれた作品のようです。絵も素敵で、自然に囲まれて心がほぐれていくような気持ちになりました。JordanScott+SydneySmith「ITalkLikeaRiver」
マルコ・バルツァーノ「この村にとどまる」1919年、オーストリア=ハンガリー帝国の一部がサン=ジェルマン条約によりイタリアの領土になった。その一部が今は湖に沈むクロン村。ドイツ語を話す人たちが暮らしていたが、ドイツ語教育は封じられ、教師を目指していた少女たちは夢を叶えることができなかった。そんな少女の一人が語り手となって、その後の村の様子が描かれている作品です。生まれ育った場所に暮らしているのに、戦争によって、権力によって翻弄されて、家族や友達がバラバラになった人たちが描かれています。この作品は小説だけど、この村は実際にあって、似たような村民たちはいたのですよね。とても静かで悲しい物語ですが、魅力的な人物が何人もいました。この著者の他の作品も読んでみたいです。マルコ・バルツァーノ「この村にとどまる」
Dr.Seuss「Oh,ThePlacesYou'llGo!」先日、親戚の卒業式がありました。それで思い出したのがこの本。卒業する人に贈られることも多いのだそうです。久しぶりに読んでみました。これから新しい道を歩んでいく人へ向けて描かれた絵本で、励まされる人も多いと思います。うまくいかない時もあるけど、進んでいこうと思えるような本です。原書の前に日本語訳ドクター・スース「きみの行く道」で出会ったのですよね。伊藤比呂美さんの訳で、こちらも素敵です。この春新しい道に進まれる方も多いと思いますが、素敵な道となりますように!Dr.Seuss「Oh,ThePlacesYou'llGo!」
毎日韓国語に触れてみるということで二ヶ月達成しました。10分くらいの日もあるけれどもね。ずっと入門のあたりをうろうろしている感じだったけれど、なんとか初級に進めたかも?くらいになりました。5級レベルの単語集はだいたい一通り覚えたのですが、これ以上単語集で覚えるのはちょっと大変そうかも?ということで、漢字語の感覚を身につけるというのと、接頭辞、接尾辞など共通の部分を意識したいなと思ってそんな関係の本を読んでみたりしています。K-POPも歌のハードルはまだ高いですが、ビハインドやYoutubeライブなどは、ちょっと分かるところも出てきました。やっぱり聞いて直接分かると気持ちがいいですね。徒歩圏内に河津桜が見られるところがあるので、先週末に行ってきました。もう、春の始まりですね。韓国語
「TheShirleyHughesCollection」ShirleyHughesさんは1927年生まれの方で、たくさん絵本や挿絵を描かれています。「AlfieGivesaHand」という絵本から出会って、クラシカルだけどやわらかいユーモアややんちゃさもあって、読んでいて気持ちがいいな。この方の絵本などをもっと読んでみたいなと思って、この本を見つけました。詩、絵本作品、挿絵の作品などがたくさん集められた本です。対象年齢から4つに分かれていて、とても小さい子向け(多分、2〜3歳くらい?)小さい子向け(4〜5歳くらい?)もう少し大きい子向け(小学校低学年くらい)それよりも年上の人向け(小学校中学年〜くらい)となってます。「AlfieGivesaHand」も小さい子向けの中に入っています。Alfieはシリーズが...「TheShirleyHughesCollection」