2019-3-21 Gin新見南吉童話集(実業之日本社 1974/7/25)作者 新見南吉 絵 鈴木康司「ごんぎつねは死んでいない」と思う小学生が一定数いると聞いて、ちょっとうれしくなってしまいました。 ごんぎつねの生存など一ミリも考えつかなかった自分にとって、この童話の結末はけっこうなトラウマでした。 兵十と「ごん」がやり直せる未来がないわけではない・・・子供がそう思う理由は様々でしょうが、ひとつにはわたしが子供のこ...
2024-9-7 Yura(角川文庫 中原中也/ 詩人は辛い 未刊詩編 1935・9・19)こんな御都合な世の中に歌なぞ歌はない7月末のパリ五輪の開会式で「愛の賛歌」が歌われたと聞いたとき、中原中也のこの詩とフランスのシャンソン「詩人の魂」のはるかな昔に去りし人の歌、きょうも街に流るの両方を思い浮かべました。長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に大使は出ないけど、オリンピックでは「愛の賛歌」が歌われる、それはそれ、これはこれ...
「ブログリーダー」を活用して、natuno07さんをフォローしませんか?
2019-3-21 Gin新見南吉童話集(実業之日本社 1974/7/25)作者 新見南吉 絵 鈴木康司「ごんぎつねは死んでいない」と思う小学生が一定数いると聞いて、ちょっとうれしくなってしまいました。 ごんぎつねの生存など一ミリも考えつかなかった自分にとって、この童話の結末はけっこうなトラウマでした。 兵十と「ごん」がやり直せる未来がないわけではない・・・子供がそう思う理由は様々でしょうが、ひとつにはわたしが子供のこ...
2025-03-09 Yura精神科医として阪神淡路震災被災者の心のケアに奔走していた安克昌は、自分自身の肝細胞がんの治療を後回しにして手遅れにになってしまいました。 不治の病であることをわかってからも、できる限り家族との時間を大切にして精一杯生き抜こうとした姿勢が今年1月に再放送されたNHKドラマに描かれていました。 演じているのは柄本佑。 そして医師の妻を演じているのは尾野真千子でした。 前の記事で、「心の傷...
心の傷を癒すということ(角川文庫 2001/12/25)安 克昌被災者は援助を受け入れることで「得をした」とは思っていない。 むしろ必要なものを援助してもらわなくてはいけないことは「屈辱」なのである。 しかも援助に対しては感謝すべきであるという暗黙の要請があるために、この屈辱感は公には表現することができない。 自立にはそれぞれのペースがある。 はやく立ち直れる人もいるが、なかなか思うようにもとの生活に戻れな...
2025-02-25 Yuraカラスみを帯びるゆらちゃんの図今年も無事お雛様を飾り、早めのひな祭りをしました。 その翌々日の朝のこと。 夜の間はちと怖いので布の覆いをしてますが、いろいろひっかからないよう注意しながらそろそろ布をはずすと五人囃子あたりが、なんかおかしい。 あれ横笛がない、謡の扇も消えてるし、あららー太鼓のばちもなーい! さては、ちょっと目を離したすきに、ゆらちゃんが巣材として持ち去ったのか。 あ...
2025-02-04 Yura世田谷文学館ではタイミングよく、ムットーニコレクションの臨時上演会も見ることができました。 「漂流者」夏目漱石 (夢十夜)、「THE SPIRIT OF SONG」宮沢和史、「ラジオノワール」、「サーカス」の4作品で、個人蔵の「ラジオノワール」、「サーカス」はなかなか見ることができないものかもしれません。 特に「サーカス」は見ることができてほんとよかったなと思いました。「ラジオノワール」(2012)はリン...
世田谷文学館で寺山修司展を見てきました。 1階奥のスペースで開かれているコレクション展です。 芝居のポスターや、書簡、台本などなど。 こじんまりした展示でしたが、いろいろ「ふうん」と思う展示物の数々でした。 そのひとつが、1983年47歳で亡くなった寺山修司の葬儀を伝えるはがき。 葬儀委員長は谷川俊太郎(当時52歳)と印刷されていました。 ちょっと意外な気がしましたが、考えてみるとわたしが10代のころあった...
(東京ガールな装いのバービーと、ツバキ。 吉高由里子が「東京たられば娘」でシナリオライターの役をやってたことを思い出します)今年は大河ドラマにはまったのでしたが、最終的な感想は微妙でした。 なんといっても大宰府に行くと言う紫式部に藤原道長が「行かないでくれ」というシーンは、固まってその後バラバラと崩れてしまう感じでした。 宇治のところまでにしてほしかったと切に思うのでした。 「理解の浅いやつ」なの...
2024-12-8 Yura源氏物語 8(河出文庫 2024/10/20)角田 光代 訳昨年の今頃は、自分が源氏物語を読んでいるとは(口語訳ですが)想像もできませんでしたが、ついに最後の8巻「夢浮橋」まで読み終えました。 途中からは、先に谷崎訳を読んで雰囲気をつかんだあと、角田訳にとりかかっていたので、すいすいと読み進むことができました。 谷崎訳の時は、尻切れトンボに感じた「夢浮橋」が、角田訳では必然のように感じられました...
六本木ヒルズあたりのイルミネーション(クリックすると大きくなります)今日はEndless Shock大千穐楽ライブビューイングに行ってきたので、興奮もさめやらないうちにちょっと。 あの舞台の照明の美しさは劇場でなければ見ることができませんが、それでもすごかったです。 さすが映画会社。 いつだったか日比谷シャンテの広場のゴジラが赤い布でフライングしてましたが、なんかそれを思い出しました。 よくある正月テレビの劇...
20160707 三沢航空科学館にて、コックピットのシミュレーションコーナー「渡辺えり版 星の王子さま」を見たあと、今年8月9日長崎の被爆者代表として三瀬清一朗さんが語ったことをまた考えました。原爆投下直前、三瀬さんはオルガンでB29の音を真似ていたそうです。 B29は10人以上のクルーの乗る爆撃機です。 オルガンの音を聞きながら少年はB29に立ち向かう空中戦を熱く想像したかもしれません。 B29は東京大空襲の時、一晩で3...
(オンマウスで、パンフ。)2024-10-6 Yura三軒茶屋のシアタートラムで結城座の「渡辺えり版 星の王子さま」を見てきました。 星の王子様に登場するキャラクターたちの人形が素晴らしく、クールなピアノ弾きのフェネック(きつね)、アコーディオン弾きのコンドル、バイオリン弾きのアルマジロも登場します。 サン=テグジュペリの世界のジャズっぽさ、モーツアルトっぽさ(と私が勝手に思っている)が感じられました。渡辺えり...
2024-9-7 Yura(角川文庫 中原中也/ 詩人は辛い 未刊詩編 1935・9・19)こんな御都合な世の中に歌なぞ歌はない7月末のパリ五輪の開会式で「愛の賛歌」が歌われたと聞いたとき、中原中也のこの詩とフランスのシャンソン「詩人の魂」のはるかな昔に去りし人の歌、きょうも街に流るの両方を思い浮かべました。長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に大使は出ないけど、オリンピックでは「愛の賛歌」が歌われる、それはそれ、これはこれ...
2024-8-12 Yura八日目の蝉(中公文庫 2011/1/25)角田 光代「源氏物語」にはまり中ですが、角田光代の小説を読んだことがないので読んでみることにしました。 最初の数ページ読んだところで、「不倫かぁ」と超トーンダウンしたのでしたが、進むにつれて先が気になって一気に読んでしまいました。 推理小説のような面白さです。 なので、これから読もうと思っている方は以下に書くことは読まないほうがいいと思います。*******...
今年も板橋区立美術館でボローニャ国際絵本原画展を見ることができました。 板橋は8/12で終了、次は西宮の大谷記念美術館で10/14まで開催されています。 昨年はそのあと石川県七尾美術館に巡回していましたが、地震の影響で、2025年3月まで休館とのことです。 まず衝撃だったのは、ローレン・タマキが挿画を描いている「カメラにうつらなかった真実、3人の写真家が見た日系人収容所」でした。 真珠湾攻撃後、荷札のように番号...
2024-8-9 Yuraディラン・トマス詩集(小沢書店 1994/4/10)ディラン・トマス/ 松田幸雄 編・訳Do not go gentle into that good nightRage, rage against the dying of the light6年前母が亡くなった連絡を受けたのは東京駅にいる時でした。 夜の11時過ぎ。 そうか、間に合わなかったかと呆然と中央線ホームに戻りながら、この詩を思い出していました。 ディラン・トマスの父が亡くなったときの詩だそうです。 そんなに物静...
千石イエスは、若い女性を集めて怪しいハーレムを形成して逃亡している、当時のスキャンダラスな報道はだいたいそんな感じだったと思います。 わたしはそういう話題を本能的に無視していたと思います。 通学電車の痴漢に悩まされ、ひどい時には乗り換えの新宿駅構内を泣きながら歩いたりした頃です。 もう大人になっていましたが、文春に載ったジャニー喜多川の犯罪についても似た反応をしていたと思います。 電車の中吊り広告...
2024-7-15 Yura「方舟にのって」というドキュメンタリー映画を見に行こうと思ったのは、若い頃観た「漂流家族」という芝居が頭の片隅に引っかかっていたからでした。「漂流家族」は「イエスの方舟」事件を題材にした山崎哲の作品で、「うお傳説」と合わせて1982年第26回岸田國士戯曲賞を受賞しています。 わたしが観たのは1983年の再演でした。 芝居を観た後、国会図書館に行って当時の記事をかたっぱしから読んだようです。 よ...
2024-04-13 Yura先日ポレポレ東中野で、ドキュメンタリー映画「方舟にのって」を見てきました。 1970年代終わりから1980年代初めにかけておきた「イエスの方舟集団失踪事件」とその後を取材した作品です。 現代の神隠しか、とオカルト的に騒がれていましたが千石が倒れ病院に救急搬送されたとき、女性たちは無事に生きていることがわかったのでした。45年の歳月がたった現在は、「おっちゃん」と呼ばれていた千石剛賢に代わって...
灼熱の7月ですが、今年は「光る君へ」にはまっているから、京都のお祭りが気になります。 道長も紫式部の頃はどんなだったのか。 そういえば、ネットで検索していたら、藤原道長が、佐々木蔵之介や、段田安則のプロフィールと同じ感じで「京都府出身」となっていて、そうね、そうよね、と思ったのでした。 ずいぶん前に祇園祭の山鉾が進行方向を変える位置から見たことがあります。 けっこう勇壮な動きなのに、品がいいんだな...
(オンマウスで、谷崎 潤一郎訳 源氏物語 巻四 中公文庫)2024-7-15 Yura源氏物語 6(河出文庫 2024/6/10)角田 光代 訳6月10日に発売になった角田光代訳の「源氏物語6」では、紫の上が亡くなり、やがて源氏も亡くなってしまいます。 そして宇治十帖の始まりです。 角田訳の源氏物語を読んでいると、古いフランス映画のような、ジャズが流れる感じがしていました。 ところが宇治の物語になるとこんどは、イギリスっぽい...
早春の海大河ドラマ「光る君へ」にはまっています。 2月の終わりの第7回に、少女まひろ(のちの紫式部)が、山の向こうの海のある土地へ一緒に行くかと聞かれて、「行っちゃおうかな」と答えるシーンがありました。 それで思い出したのが「鎌倉殿の13人」のりくさん(北条時政の継室)の台詞です。 「みやこ(京)でなければ、鎌倉だろうが、伊豆だろうが(同じこと)」 鎌倉殿源実朝暗殺未遂で、時政とともに伊豆に流される...
2024-3-20 Yura(世界の亀山モデルなテレビに止まるうちの文鳥。あらためて、何でこのシール貼ったままにしていたのだろうと15年以上たった今思います。 もう全然「世界の」じゃなくなってしまいました。 映っているのは「平成細雪」の冒頭、しずこころなく花の散るシーンです。)「この娘売ります!」を久しぶりに読んだあと、ドラマの「平成細雪」を見たくなりました。 カメラマンの板倉とこいさんのやりとりが可愛かったのを...
善福寺公園。まあまあ晴れていると思ったけれど、けっこう暗く写ってしまいました。 オンマウスで公園わきの並木道。暑過ぎず、風もそよ風でよいお花見日和でした。今年は予報よりだいぶ遅れた桜でしたが、日曜日にいい感じに晴れてくれたので善福寺公園までお散歩に行ってきました。 画像は人が写っていませんが、実際はお花見を楽しむ人たちでいっぱい。 お弁当を持ってきて楽しんでいたり、とてもおだやかな光景が広がってい...
2024-3-21 Yura(公演パンフレット、オンマウスで、芸術劇場のロビーにあったポスター)東京芸術劇場で段田安則のリア王を観ました。リア王って、こんなにエグくてグロい話だったの、と、衝撃を受けて帰ってきました。 まるで現代人がそこにいるような演出だったので、実はストーリーも新しく変更されているのでは、と思いましたが、甘かった。 シェイクスピアの4大悲劇は、「ブーフーウー」や、「長靴をはいた猫」のように、末...
2024-2-28 Yura色味が似ているので、三人官女に親近感を持つゆらちゃん昨年は、菱餅風に作られた和菓子を雛壇に置いてみましたが、今年は桃の花を買った例のスーパーで菱餅をワゴンに発見。 「おお、これは!」と思って買ってきました。 もちろんこれまでも、ちゃんと菱餅は売られていたに違いないのですが、自分があまり関心をいだいていなかったから気づきませんでした。お正月の鏡餅みたいな感じで真空パックになっているとこ...
2024-02-28 桃の花を見上げるゆらちゃん (クリックすると大きくなります)文鳥のぎんちゃんが生きていた頃にうちにやってきた、花桃は昨年すっかり枯れてしまいました。 それで、今年はひな祭りの1週間くらい前に、スーパーで桃の花を買ってきました。 別のスーパーで見た時は一束700円でしたが、400円(消費税込み)だったので大喜び。 つい「安さ」に走る今日この頃。 とは言え、この蕾は果たして開くのか、安物買いの...
2023-7-30 Yuraこの娘うります!(小学館 1977/6/20)萩尾 望都先日阿佐ヶ谷の「書楽」で、トーマの心臓プレミアムエディションをついに買いました。 B5サイズ。 夢中で雑誌を読んでいた時の記憶がふわっとよみがえり良きです。 ただ、ちと重いのですね。 その「ずっしり」が連載当時の漫画誌を手に取る感触とは違います。 とはいえ、やっぱり粗い印刷の絵じゃない、きれいな印刷の絵の方がうれしい。初めて読んだ萩尾望都...
(テーブルのアンティーク時計。時刻はあってません。オンマウスで、ウィンナーライス)鎌倉のミルクホールというカフェへ行ってみました。 平日の昼をちょっと過ぎたあたりなのですぐに入ることができました。カレーを頼むつもりだったのですが、ランチメニューにはなかったので、ウインナーライスというのを頼んでみました。 「ウィンナー風ライス?」「はて、いったいどんな?}と思っていましたが、やってきたお皿を見て、あ...
2024-2-7 Yuraセクシー田中さん 7巻(小学館 2023/10/15)芦名 妃名子去年の年末は忙しいだけじゃなくて、かなりブルーでした。 業績が思わしくないため、みんなギスギスしちゃって大変。 パワハラ的な人も多数。 久しぶりに不眠症気味、鬱ってこういう感じかしらなどと思うこともありました。 そんなわたしにとって、「セクシー田中さん」は、笑えるし、しっとりするし、癒されるドラマでした。 何といっても木南晴夏演じ...
2024-2-3 Yura今年も豆源の福豆です。 お店の人に「赤鬼でいいですね?」と言われて、何のことか良くわからず「はぁ」と気の抜けた返事をしましたが、去年の画像を見て鬼は青鬼もいるのねと思ったのでした。 早速、先月京王デパートの文鳥博でゲットしたジュウシマツコーポレーションさんの文鳥トリオも一緒に記念撮影です。 うちのゆらちゃんも混ざってみんなおんなじ顔をしてくれました。 頭に恵方巻を載せてる子と鬼の鬘か...
阿佐ヶ谷駅南口の本屋さん「書楽」は電車の窓からも見えていました。 ずっと「しょらく」と読むのかと思っていましたが、正しくは「しょがく」、その本屋さんが閉店してしまうという。 「ああここもまた」と肩を落としていたら、まるでなくなってしまうわけではなく八重洲ブックセンターが場を引き継いでオープンということで明るい気持ちになりました。 オープンは1981年だそうで、荻窪駅にルミネができた年です。 その荻窪ル...
2024-1-21 Yura2014年にAudubon Songbirds Calender を使い始めて早10年です。 今年11冊目のカレンダーを壁にかけました。 小鳥たちの姿をこうして10年眺めてきたのでした。 新しい1年に期待がある1月のカレンダーっていいなと思います。うちの文鳥ゆらちゃんは去年の暮れに4歳になり、もうだいぶ中年。 嘴のつけねのお禿が気になる今日この頃です。 やんちゃだけど無邪気なオスの可愛さ、しっとりとして甘えん坊のメスの...
2023-7-7 神宮外苑 昨年の夏、夕方になっても暑さがひかない灼熱の青山一丁目から千駄ヶ谷まで歩きました。 外苑の樹木が伐採されるというので、風景を見納めておこうかなと思ったのでした。 銀杏並木を抜けて、球場の傍を通って、国立競技場前の広場に来ると、スカーンと開けた空に、一機通り過ぎたかと思うと、すぐまた上空に新たな飛行機が現れます。 飛行機好きなもので、そのうちに樹木そっちのけで飛行機ばかり見上げて...
新年あけましたが、能登の地震で寒い中、孤立地帯に取り残されている人たちに一刻も早く救援の手が届きますように。 そして一人でも多くの方が助かりますように。昨年、ゴジラマイナスワンを見て、日本三大深湾が、相模、駿河、富山であることを知りました。 相模と駿河には富士山、富山には立山と、いずれも火山が見下ろす湾です。 深い二つの湾にかこまれた伊豆半島は阪神淡路大震災以前から、群発地震があり、いずれ大地震が...
先日ゴジラが出てくる、怖い夢の話を書きましたが、若い頃に見た変な夢の話です。大学の裏にとても曲がりくねった危険な道があり、その道にボーリングの玉のような爆弾が次々に転がってくるのです。 漫画みたいな丸い爆弾で、チリチリ導火線が燃えています。 車が走ってくるだけでも危険なのに、なぜ爆弾を転がすなんてことをするのだろうとわたしは実に冷静に怒りを感じています。(怒っている場合でもないですが、夢なので、逃...
ゴジラマイナス1を見に行くちょっと前に悪夢を見ました。 なんだろう、あの悪夢は映画を見なさいという「お告げ」だったのか?(そんなわけはない)夢はゴジラから逃げているところから覚えています。 獰猛で情け容赦なく、「えげつない」殺戮の様子に、これは危険すぎると、駆け込んだのは何故か子供の頃住んでいた家の姉の部屋。 姉と息を殺しドアを押さえていると、すぐ近くをゴジラが通り過ぎていったようです。(何故か身...
10月の半ばに明治座で「浅草キッド」を見ました。 ビートたけしの若き頃のお話。 たけしは林遣都、師匠の深見千三郎は山本耕史が演じていました。 ちょっとかっこよすぎではないだろうか、という気がしますが、ともかく二人ともかっこよかったです。1972年のひょっこりひょうたん島みたいな「学生運動」の風景から、たけしが流れ着いたのは浅草のフランス座。 ストリップとコントを見せる劇場です。 そこにエレベーターボーイ...