昨年あたりから それまで苦手だと思っていた 海外の文学作品にも手を染め始めていて 本書も 事前情報も無しで 初見の作家さんでしたが 東京創元社の「海外文学セレクション」のシリーズということで手を出
【讀書録】『書き下ろし日本SFコレクションNOVA8』大森望 編 読了しました。
NOVAシリーズも ようやく第8巻に到達 といっても 刊行から11年も遅れているのですから 偉そうなことは言えません やはり SFから離れていた十数年の間隙を埋めるのは 並大抵のことではありませんね し
【讀書録】『宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり』戸谷友則 著 読了しました。
戸谷先生の 『爆発する宇宙』と『宇宙になぜ、生命があるのか』の二冊が とてもわかりやすく 面白かったので 先生のブルーバックス初登場の本書も拝読しました そして 期待にたがわず 宇宙の果てという
寡聞につき 佐々木譲氏がSFを書かれていたことは 本書の広告ではじめて知りました 私にとって 佐々木譲氏とは 冒険小説ハードボイルド・リーグの第一人者で 警察小説の分野でも 数多くの傑作を送り出し
《Drama》『働かざる者たち』 (2020) 全6話 鑑賞しました。
物語は 濱田岳さん演じる主人公橋田一くんが 大手新聞社のシステム部に勤めているが 仕事に価値を見出せず 悶々とする日々を送りながら 一方で ネットに漫画を投稿するという 二重生活を続けていました
【讀書録】『地球生命無脊椎の興亡史』土屋健 著 読了しました。
とにかく 収録されている 古生物化石の写真の量と質に圧倒され 感激しました そして それらを地中から探し出して 掘り出してきた 古生物学者のみなさんの努力に ただただ敬服いたしました なにしろ わ
いつもの未読在庫解消読書ですが 間に合うのでしょうか 命あるうちに・・・ ということで 本号の特集は 「世界幻想文学大賞&ブラム・ストーカー賞特集」 幻想文学とかホラーは あまり読まないジャンルだし
【讀書録】『ドライブイン・真夜中』高山羽根子 著 読了しました。
遅ればせながら 近頃注目している 高山羽根子氏の作品 100min.NOVELLAと銘打たれているように 短い中篇という感じですが 中身は結構濃厚でした 舞台は 近未来の 大量の移民を受け入れている日本の とあ
【讀書録】『人類の知らない言葉』エディ・ロブソン 著 読了しました。
未知の作者の 最近の作品で なんかSFの賞ももらってるようなので 期待したのですが・・・ 近未来のニューヨークが舞台ですが 人類は突然やってきた異星文明ロジアと 友好関係を結び なんと ロジ人の大使
《Drama》『咲Saki』(2016) 全4話 鑑賞しました。
録画しっぱなしで放置していた作品 予備知識なしで鑑賞しましたが まいりました 映画の前日譚だったのですね おまけに苦手な漫画原作の しかもしかも まったく無知でルールも知らない 麻雀が舞台だったと
【讀書録】『相分離生物学の冒険 分子の「あいだ」に生命は宿る』白木賢太郎 著 読了しました。
2023年 分子生物学がこれほどまでに進んでいたという事実に驚きました 近年 分析技術の発達によって 蛋白質の構造など これまで見えなかった詳細な仕組みが 次々と明らかになってきて 細胞が生きていると
【讀書録】『怪獣保護協会』ジョン・スコルジー 著 読了しました。
『レッドスーツ』以来 久しぶりの ジョン・スコルジー作品でした まず 原題に「KAIJU」の文字を見つけてびっくり 怪獣がKAIJUとして英語になってるんだ まあ ネタ切れのハリウッドが ゴジラ映画製作した
【讀書録】『グレート・サークル』マギー・シプステッド 著 読了しました。
じつは 本書を読みたいと思ったきっかけを どうしても思い出せないのですが どこかで 広告か紹介文をちらっと読んで 時間もののSFだと誤解してしまったようです ですから 手元に届いて まずSFでなか
本書は 行定監督が 監督した映画で出会った女優さん方について 語ったものです 映画女優の「つくり方」などと 刺激的なタイトルになっていますが 実際は 女優さん自身が 持っているポテンシャルや才能を
【讀書録】『宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在』戸谷友則 著 読了しました。
昨年 戸谷先生の『爆発する宇宙』を拝読し とても面白く判り易かったことに感銘を受けました 本書は 宇宙物理学の権威である戸谷先生が 生命の謎に挑まれた一冊で 前著同様 とても読み易く 知的刺激を存
劉慈欣氏の 処女長編ということで かなりの期待を抱いて読みはじめましたが・・・ いつも このブログでは 粗筋を含めて ネタバレになることは 極力書かないようにしていますが 本書は どうもそういうわけ
【讀書録】『シルトの梯子』グレッグ・イーガン 著 読了しました。
グレッグ・イーガン完全制覇目指してますけど やっぱり難しいね イーガン・ワールド 第一部の冒頭から 数学や物理の理論が噴出してきて困惑 サルンペト則??? もう解らない どうなるこの先・・・ な
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昨年あたりから それまで苦手だと思っていた 海外の文学作品にも手を染め始めていて 本書も 事前情報も無しで 初見の作家さんでしたが 東京創元社の「海外文学セレクション」のシリーズということで手を出
このところ 科学書は宇宙論のものばかり読んでいましたが 宇宙の謎以上に 自分を含めて身近な存在でありながら 宇宙以上に謎の存在は生命だと思っていて しかも このタイトルの本書を手に取ったのは
この半年くらい 本ばかり読んでいて 映画やドラマの鑑賞をしてませんでしたが 本ばかり読んでいると バカになりそうだったし 結構な時間を費やしていたSHOWROOMの視聴を引退したので 放置してる多量の録
終活の一分野として、25年間あまり積読放置してきたS-Fマガジン 読んでますが やっと1999年1月号に辿り着きましたが まだ36冊残っていて 間に合うのか終活という感じです だけど せっかく購入したから 読
昨年読んだ 第三回警察小説大賞受賞作の『転がる検事に苔むさず』が まあまあ楽しかったので 続編である本書を読んでみました 以外にも本書は4作品+αという短編集で それぞれ異なる主人公が登場すします
ついに わが生涯で出会った最長の小説『天冥の標』10巻17冊読了しました 読み始めたのが昨年の1月ですから 約1年半かけてしまいましたが 今はもっと早く読むべきだったと反省 これほど多数の登場人物と
PART1に引き続きPART2も一気読み グランドフィナーレに向かって物語りも急加速 しかも ここに至ってなお 次々と繰り出される驚異的なアイデアの奔流に 圧倒されました 傑作SF小説の肝は それまで誰も思
ついにというか やっとというか とうとうというべきか 最終Xにたどり着きました そして主人公たちも目的の場所に到達したのですが いきなり 今までのSF小説では類をみないスケールの戦乱が勃発して 驚
先日読んだ『京都名庭を歩く』に続いて またまた京都を歩く本でしたが 京都観光に出かける予定があるわけではありません たまたまです まして京都の歴史を深く学びたいわけでもありません どちらかといえ
特集は「BLとSF2」 2年前にも同じ特集が組まれたそうですが そちらは未読でした そもそも LGBTQのジェンダー問題には 嫌悪感も拒否感もありませんが そもそも「BL」の起源となったという 少女小
なんだか 難しそうなタイトルがつけられていますが 内容は ほとんど2020年以降に発表された論文から 国立天文台台長特別補佐という役職にもある著者が おもに 最近発見された 宇宙の不思議な天体や現象
大量に読み残してしまっている SF小説のアンソロジーを できるだけ挽回しようとしていて NOVAシリーズ第一期10巻読み終わったところで ずっと気になっていた 第一回の創元SF短編賞の受賞作や応募
タイトルから 地球外生命探査の本だと思ったら その話は後半の40% それまでは 人類の宇宙探査の歴史が 18世紀のジュール・ベルヌの話からはじまって 現代に至る 宇宙を目指した人類の営みが そこに携
なんとも不思議な物語でした 解説によれば 作者が書き続けてこられた<コンティニュイティ>という 未来史に属する 立派なSFで 登場するのは 戦争のために製造された殺戮兵器のロボットだったり 人
巻頭で引用されている ラムズフェルド元アメリカ国防長官のことば 「(前略)一方、既知の未知というものもあります。つまり私たちは、自分の知らない情報が 存在することをわかっているのです。そしてさらに
本書も 時々やってる 未知の作家さんの一冊を事前情報完全に排除して読んでみよう などという 当たりかハズレか大博打 で選んじゃいました まず最初に 本書がアガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品の
昨年 この先生の『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』(講談社)を読みましたが 最先端の宇宙論がぎっしり詰まっていて さすがブルーバックスらしく難解だった記憶があります 本書は 前著の最
ひとことで言ってしまえば 未知のウィルスによる ディストピアSF小説なんですが なんだろう この読後に残った この寂寥感は このウィルスには SFとしてもかなりユニークな物語が用意されていて 驚か
このところ 宇宙物理とか素粒子とかの本を選ぶことが多くなっている それは なぜこの宇宙が存在しているのかが なぜ 私のような者が存在しているのかという 人生最大の疑問の答えに辿り着きたいからであ
いよいよ グランドフィナーレが目前に迫った第Ⅸ巻 PART1では 前巻からの主要なキャラクターたちの 奮闘が深く掘り下げられたと思ったら そこにとんでもないプレイヤーというか 計算も面倒なほどの規模の軍
タイトルからは まさかこんなヘビーな映画だとは想像もできませんでした テーマは フェチ=変態=悪 なのかどうかというもの 最近は若い女性でも あなた何フェチなんて 平気で聞いてくるけど 脚とか襟
昨日読了した『万物理論』からの繋がりというわけではありませんが 最新の宇宙論だけあってかなり難解でしたが 試験を受けるわけではありませんから 細かな数字や数式そして専門用語を記憶するつもりもなく
じつは本書はその昔読んだはずなのですが 記憶と記録の喪失のため定かではありません しかし まったく内容を思い出せなかったことからすると 当時の私にとっては 手に負えない高度な内容だったのかもしれま
先日読んだ『職業としての地下アイドル』の著者である姫乃たまさんをネットで調べてたら このドラマの地下アイドルの監修に参加されたと知り (まさか出演までされてるとは知りませんでしたが) 幸い 私の
先日ドラマを鑑賞して 感動しすぎて 未だに余韻を引き摺っているので 脚本が出版されているのを知り さっそく読んでみました そんな折 坂元裕二さんが 第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞されたニュー
先月 原尞氏の訃報に接して しばし呆然自失でした かつて ハードボイルドを多量に読んでいた時期がありました 大藪春彦氏 志水辰夫氏 香納諒一氏 東直己氏 そして原尞氏 私立探偵が たったひとりで
斜線堂有紀さんの 初SF作品集で 6編収録されています 斜線堂有紀さんは 昨年何冊かのSFアンソロジーで出会って その流れで『楽園とは探偵の不在なり』まで読んだのですが・・・ 正直に言っちゃうと
もともと乃木坂46などのアイドルは好きでしたが 根っからの孤独なインドア派なので ライブなどには縁もゆかりもなかったのですが・・・ 好きだったアイドルさんが配信してるという理由で SHOWROOMを視聴するよ
昨年 10年余りの眠りから突然目覚めて SF読書熱が復活した一環として 未読だった「NOVA」シリーズも1巻から読み進めて 先日ようやく6巻にたどり着いた所です そんな時にこのシリーズ新刊の知らせが
変なタイトルの韓国映画は面白いという 個人的なジンクスがあって選んだ一作 内容がまったく想像できませんでしたが とっても素敵なラヴストーリーでした 軍の休暇で 久しぶりに恋人タヘの家に
第一章が結構面白かったので 続けて第二章も鑑賞しました 前回ですっかりなじんだメンバーとの再会ですが 環境は驚くほど変化していました なにしろ日ノ出警備保障がIT系の企業に買収され KICKSガードと
昨年から中華SF沼にはまっているので 著者初のSF作品集というふれこみや ガーンズバック変換などどいうタイトルに魅かれて かなりの期待をもって読み始めました しかし 1/3ほど読み進める中で 私の
未読在庫S-Fマガジンの終活的読書です なにしろ25年間書棚を飾っていただけなので データとしては古くさいかもしれませんが SF小説は時代を超越していると思いますので 今でも面白く読めています この
タイムトラベル+恋愛の映画やドラマに弱くて ついつい見てしまいます だいたいがエモーショナルでほんわかして 過去心に残る傑作に数多く出会ってきました さて 本作はどうなんでしょうか・・・ 主人
SPかと思ったら 民間の警備会社 日ノ出警備保障の身辺警護課の物語 当然 拳銃の所持はできないから丸腰という設定なので アクションは身体を張った格闘シーンのみ 主演の島崎を演じた木村拓哉さんも
小さな版形と可愛いイラストの まるで絵本のような一冊ですが なかには 人類2500年の英知がぎっしり詰まっていました といっても 決して難解な言葉の羅列ではなく 突然 テッド・チャンの『あなたの人生
美しい映画でした 美しい北海道の風景 美しい家族愛と友情 美しい牛や羊たち 美しい農産物 美しい料理 ・・・ 大泉洋さん主演の ハートウオーミングな物語 ということなのですが ひねくれ者の私のハ
ひとことで言ってしまえば 史実とは正反対に インカ帝国の皇帝がスペインに攻め入り 西ヨーロッパを支配してしまうという 歴史改変小説です しかし 戦争によって攻略したという単純なお話ではなく 16世
かねてから 私の自律神経には問題があるだろうなと思っていたので 参考になればいいなと思い読んでみました もう少し 医学的な内容を期待していたのですが 本書では日常生活のなかで 自律神経を整える
毎度のことですが 録画しっぱなしで放置していたこのドラマ なぜもっと早く見なかったのかと後悔したほど面白かったです あの『東京ラブストーリーズ』の脚本家坂元裕二さんの とても丁寧な脚本と 主演の