朝目が覚めたら、見知らぬ少女が ベッドの横に!? そんなテンプレながらも新鮮な小説!
このブログの特徴は、 登場キャラの名前を明確にしないことです!
会長の影人形はユラリ、ユラリと進行する。「…さあ、どうするα。」会長は表情を固くする。エリート達も、その行方を固唾を飲んで見守る。しかし、αは動かない。会長の影は、あと2m、1m…そしてその腕がαに届くところまで、接近する。それでも、αは動かない。(…抵抗しないのか…?)疑念を抱く会長。影人形はαを取り囲んだ。そのうちの一体が、腕を振りかざし、αに襲いかかった。「………」αの微笑、その瞬間。襲いかかった「はずの」影は、跡形もなく消滅した。「…え?え?」わけも分からず、副会長が思わず会長の顔を窺う。「…今のは…」会長は再び右手を動かす。左右から2つの影がαに襲いかかる。αがかすかに腕を動かしたように見えた。その2体も四散し、再び攻撃は退けられる。会長が、腕を止めた。「…指…」会長が呟く。「あいつの指先が触れたら、...第四十八話(19)
会長が取り出したのは、黒い手袋。「Ωから取ったのかい?さすがに好奇心旺盛だね。」「手癖が悪くて失礼。」会長はそれを右手にはめる。「使い方は?」「ご心配なく、すでに試したさ…!」会長はおもむろに自らの影に手を当てる。そして、影をゆっくりとつまむ、引き上げた。地面に浮かぶ影は、徐々に立体的となっていき、会長の姿の影人形となっていった。「こ、これはさっき僕たちを襲った…」エリート達の脳裏に、先程襲ってきた影人形がフラッシュバックする。「もう少し、いってみようか。」会長は続けて影を生み出していく。「『端末のパスワード』、君が僕から勝ち取った戦利品は、思った以上に君の力となったようだね。」「…これか?『影ありき<ビシャド>』Aランクソースト『紫影』使用。特殊繊維α―2使用…この辺はさっぱりわからんな。『一度の発生量は限ら...第四十八話(18)
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