自作や古今東西の俳句を紹介。旅行記や奈良散策、東海道徒歩踏破にも挑戦中!
第25回俳人協会新人賞受賞。 句集に『ブリッジ』『退屈王』。 月刊俳句総合誌「俳句界」編集長をやっています。 「毎日一句」では自作とエッセイを掲載。 そのほか、古今東西の名句を紹介、少し熱めの俳句論を執筆しています。 また、旅こそが詩歌の根本と信じ、奈良を歩いたり、東海道を徒歩で踏破することにチャレンジ(現在、愛知の赤坂宿)しています。
(神奈川県横須賀市長沢) もうすぐ「平成」が終わる。 今日は池袋に行き、句集の営業…というか打合せに行った。 17時に始まり、終わったのは21時。 「昭和」が「平成」に代わった時は23歳。 「平成」から「令和」に代わる、今は、54歳。 簡単...
寒禽の思ひ切るときかがやけり 由季 今日は東京都新宿区早稲田のリーガロイヤルホテルへ。 日下野由季俳人協会新人賞受賞祝賀会に出席した。 昨年刊行した第二句集『馥郁』(ふくいく)の第45回俳人協会新人賞受賞を祝う会である。 由季さんが...
(神奈川県横須賀市長沢) 「おくのほそ道」日光 【原文】 卯月朔日(ついたち)、御山(おやま)に詣拝す。 往昔(そのかみ)、この御山を二荒山(ふたらさん)と書きしを、空海大師(くうかいだいし)開基(かいき)の時、日光(にっこう)と改(あらた...
(埼玉県さいたま市桜区) 草むらの波より蝶の生まれけり 誠司 散る花のおほかた散つて桜草 くさぐさに丈をゆづりて桜草 今日は新しい句会「細道句会」の第一回目である。 これは「俳句講座」ではなく、超結社の句会。 さまざまな結社、流派...
(東京都国分寺市) 今日は句会仲間6名で、東京都国分寺市へ。 以前歩いた武蔵国分寺跡を訪ねる吟行である。 今日はときおり小雨の降る曇天であったが朝から暑かった。 国分寺駅で待ち合わせし、「お鷹の道」という遊歩道を散策。 ここの散策路がいい。...
(埼玉県さいたま市桜区田島ヶ原) まのあたり天降りし蝶や桜草 芝 不器男(しば・ふきお) (まのあたり あもりしちょうや さくらそう) 先日、ブログで、「桜草」は江戸時代、多くの品種改良され、自生の桜草はほとんどなくなってしまった…...
(神奈川県横須賀市野比) 風光るタイル欠けたる防砂堤 誠司 今日は火災報知器の交換の為、横須賀の自宅にいた。 火災報知器の誤作動 https://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku/38043981.html ...
(東京都杉並区荻窪) 我が国は草も桜を咲きにけり 小林一茶 (わがくには くさもさくらを さきにけり) この句は「桜草」(さくらそう)を詠ったもの。 「桜草」は春の季語、今頃、咲いている花である。 まだ、しげしげと見た経験はない...
(三重県伊勢神宮 五十鈴川) すすぐ手のそばの目高や五十鈴川 燕を当たり前のように見るようになった。 伊勢神宮に行った時、その参道にたくさんの燕を見た。 今日も横須賀の自宅から駅に向かう途中、燕を見たがあれほどの数はない。 燕は南方から来る...
(神奈川県横浜市金沢区 金沢文庫) 花こぼす大路小路や康成忌 誠司 雪の美しいのを見るにつけ、月の美しいのを見るにつけ、つまり四季折り折りの美に、自分が触れ、目覚めるとき、美にめぐり合う幸いを得たときには、親しい友が切に思われ、こ...
(神奈川県横須賀市長沢) 胸張つて出でよ三つ四ついぬふぐり 誠司 昨日は池袋の谷端川第2句会、今日は高円寺の香林会。 それが終わり、みなと軽く食事をして、横須賀へ戻ってきた。 明日は一日、ここで仕事をして、明後日は大森の新山王句会...
(東京・JR御茶ノ水ホームより) 葉桜となりゆくまへのうすみどり 誠司 今日は千葉県松戸市八柱・ヨークマート内・ヨークカルチャーの俳句講座の第1回。 これまで講座は8個あるが、すべて都内。 初めての東京以外、初めての千葉である。 実...
注文の小さき花束春惜しむ 誠司 今日は東京・三軒茶屋の銀座アスターで行われた日下野仁美「海」副主宰編著『花暦吟行集』出版祝賀会。 昨年、俳句アトラスで刊行した書籍の出版祝いである。 この仁美さん指導の吟行会は平成18年〜29年まで...
(山梨県甲府市 山梨文学館) どうでもいい話だが、最近、テレビドラマで、 砂の器 を見た。 ひどいドラマだった。 …というか、あれはもはや「砂の器」ではない。 「ハンセン病」の葛藤も描かれていないし、配役もジャニーズのタレント中心で製作側の...
(神奈川県横須賀市長沢) みな海をくぐりてきたり春の星 誠司 今日は友人に誕生日を祝ってもらい、ご馳走してもらった。 三浦半島の空は雨模様であったが、江ノ島や大島が見え、海も穏やかだった。 それにしても寒い。 家に戻り、時が経つほど寒...
(神奈川県横須賀市) 内剛のわれマーラー派夜長来る 橋本榮治 (ないごうの われマーラーは よながくる) 平成2年作。 うまく言えないが、出会った時から好きな句である。 橋本 榮治 本名同じ 横浜市在住 昭和22年 横浜生まれ 昭和5...
(三重県伊勢神宮内宮 五十鈴川) 伊勢の海あこぎが浦に引く網もたび重なれば人もこそ知れ 詠み人知らず (いせのうら あこぎがうらに ひくあみも たびかさなれば ひともこそしれ) 今日は朝7時に起床、8時にホテルを出発。 8時25分ごろ...
今日は伊勢神宮。 平日だというのに凄い人でした。 松阪に行き、本居宣長記念館に行ったのですが、休館日。 松阪城を散策。 「海光」吟行はこれで終了。 そのあとは有志で和田金へ。 和田金は28年ぶり。 次はまた20年後かな(笑)。 ずいぶん飲ん...
春すでに高嶺未婚のつばくらめ 龍太 https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-14-c2/seijihaiku/folder/225831/02/38139002/img
(東京都杉並区) お別れに知る洗礼名花月夜 誠司 昨日は、装丁デザイナーとの打ち合わせ、仕事の雑務、「海光」の原稿書き。 今日は西荻窪句会「俳句の駅」。 「取り合わせ」についての講義をして、句会を行った。 明日は山梨県笛吹市の山廬...
(東京都新宿区四谷) 春の灯や棺のバラの明るくて 誠司 今日は「篠」主宰、岡田志乃さんのお通夜(?)に東京四谷の聖イグナシオ教会へ。 岡田先生にはかわいがっていただきました。 生前最後の句集『ピカソの壺』を文學の森で出していただき、...
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