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熊谷市
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2011/07/21

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  • 熊谷市文化財の新指定について―「長慶寺本堂・薬師堂」及び「長慶寺薬師堂厨子」―

    令和2年8月5日開催の令和2年度第2回熊谷市文化財保護審議会において審議した結果、「長慶寺本堂・薬師堂」及び「長慶寺薬師堂厨子」の文化財指定について適当とされたことから、令和2年度9月定例教育委員会(8月28日開催)の議案として提出し、承認されました。つきましては、次の内容が8月28日付で熊谷市の文化財に新たに指定されたことを報告します。 文化財の指定について(概要) 1 長慶寺本堂・薬師堂 (1) 種別・種類 有形文化財(建造物) (2) 数量 2棟 (3) 所在地 熊谷市西城93-1 (4) 所有者 宗教法人長慶寺 代表役員 安井俊隆 (5) 概要 長慶寺本堂は、熊谷地域をはじめ北関東で広く活躍した、上州花輪村の彫刻師の祖である石原吟八郎と弟子たち、そして国宝「歓喜院聖天堂」の棟梁の林兵庫正清を中心とした建築大工集団の協働関係が、..

  • 令和2年「終祭(しまいのまつり)」 熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 熊谷うちわ祭 愛宕八坂神社 鎌倉町

    令和2年7月22日に、熊谷市鎌倉町の愛宕・八坂神社で開催された熊谷うちわ祭(熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 )の最後の神事として執行された「終祭(しまいのまつり)」及び奉納囃子を撮影し、YouTubeにおいて配信しています。どうぞご参照ください。

  • 第14回源宗寺本堂保存修理委員会

    8月24日(月)、熊谷商工会館にて第14回源宗寺本堂保存修理委員会が行われました。今回の会議の主な議題は、工事内容及び業者選定、今後の寄附募集についてです。 前回の委員会終了後、建築小委員会にて、仏像の移動方法、業者選定の具体的な方針について話し合いを重ねてきました。 吉備文化財研究所の牧野先生のご提案のもと、仏像は建築の難易度とコスト面を考慮し、次の方法で行う予定です。 ①仏像搬出・・・本堂横(東側)へ平行移動。 ②仏像補強・・・仮設倉庫内で保管時に、仏像内部を補強。(仏像を寝かせることに耐えられるよ うにする。) ③仏像搬入・・・本堂正面(南側)から、仏像を寝かせて搬入。 業者選定については、地元や近隣地域の業者4社に依頼をし、上限額を決めたうえでのプロポーザル方式にて施工業者の最終決定を行います。今後の予定については、9月上旬に各..

  • 令和2年「本祭」・奉納囃子 熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 熊谷うちわ祭

    令和2年7月22日に、熊谷市鎌倉町の愛宕・八坂神社で開催された熊谷うちわ祭(熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 )の神事として執行された「本祭(ほんまつり)」及び奉納囃子を撮影し、YouTubeにおいて配信しています。この本祭の形式は歴代の祭礼において始めての神事となりました。新型コロナウイルスの終息を願い、各町区の総代長を集めて行われました。どうぞご参照ください。

  • 群馬 高崎の旅ー熊谷の名工の足跡を辿るー その3.妙見社本殿

    妙見社は、伝承では千年以上前に創始されたといわれています。中世に、有力武士の信仰を集めたようですが、度重なる火災により従来の面影は残していません。 現在の本殿は、天保14年(1843)に再建されたものです。彫刻を手がけたのは、榛名神社双龍門https://kumagayasibunkazai.blog.ss-blog.jp/2020-08-20、北野神社本殿https://kumagayasibunkazai.blog.ss-blog.jp/2020-08-24の彫刻を制作した、熊谷市玉井村出身の彫刻師・長谷川源太郎です。説明板には「彫刻は素彫のケヤキ木目を生かした表現である」とあります。 地紋彫が施された柱。 屋根下部分の彫刻には、彩色が施されていたのでしょうか。胡粉下地の名残が残っているようです。 社殿東側と西側に施された緻密な胴羽目彫刻。 風化し..

  • 群馬 高崎の旅ー熊谷の名工の足跡を辿るー その2.北野神社

    榛名神社を参拝した後、同じ高崎市内の箕郷町生原にある北野神社に向かいました。 北野神社本殿は、榛名神社の双龍門を手がけた大工棟梁・清水和泉と、熊谷市玉井村出身の彫刻師・小林源太郎(注1)により文久元年(1861)に完成しました。 最近、修復を行ったのでしょうか。唐破風の屋根下部分や板戸に使用されている木材が、まだ新鮮な色合いをしています。柱や梁、彫刻部分は以前のものを再利用しているようです。 屋根は、木造檜皮葺の唐破風造り。本殿は木製の覆屋で囲われていますが、柵の間からその様子を見ることができます。細部まで非常に緻密な彫刻が施されています。 海老虹梁に巻き付く龍の彫刻は、榛名神社を思わせます。 布袋らが囲碁に興じる様子は、熊谷の国宝・歓喜院聖天堂奥殿の大羽目彫刻と類似しています。 (写真下)歓喜院聖天堂奥殿大羽目彫刻 西面中 (注1..

  • 群馬 高崎の旅ー熊谷の名工の足跡を辿るー その1.榛名神社②

    「双龍門」をくぐり、階段を登ってさらに奥へ進むと「本殿・幣殿・拝殿」、「国祖社・額殿」、「神楽殿」が現れます。 緻密な彫刻が施され、榛名神社の建造物の中でも最も荘厳で華麗な「本殿・幣殿・拝殿」は、まだ修理工事が行われていなかったため、拝観することができました。 権現造の様式で、岩に組み込むように建てられた他に例のない珍しい社殿です。 黒と朱色の漆塗りが残るのみで、屋外で風雨にさらされた社殿の彩色は剥落し、そのほとんどは失われていますが、拝殿の海老虹梁に巻き付く龍の彫刻や丸彫りによる霊獣、緻密な籠彫りなど、躍動感のある彫刻は、どれも圧倒されます。 この榛名神社「本殿・幣殿・拝殿」の彫刻は、彫刻師・関口文治郎の最後の作とも言われています。文治郎は、“上州の甚五郎”と称され、師匠の石原吟八郎とともに、熊谷市妻沼の国宝・歓喜院聖殿堂の再建に携わった人物で、多くの県・市指定..

  • 群馬 高崎の旅ー熊谷の名工の足跡を辿るー その1.榛名神社①

    榛名神社は、群馬県にある上毛三山の一つである榛名山の中腹にあります。この日は、日差しの照り付ける暑い日でしたが、山の中の参道はひんやりと涼しく、幽玄な空気が流れていました。 榛名神社は、2017年から❝平成の大修理❞を行っており、国指定有形文化財である「本殿・幣殿・拝殿」、「国祖社・額殿」、「神楽殿」、「双龍門」の4棟の保存修理工事が、現在も進められています。 訪れた際には、「双龍門」と「国祖社・額殿」が修復中でした。漆塗り、彩色、飾金具の修復を担当するのは、熊谷市妻沼の国宝・歓喜院聖天堂の修復も手がけた小西美術工藝社です。 ちょうど漆の塗り直し作業を行っていたようで、漆特有の臭いと漆によるかぶれについて注意喚起する看板が設置されていました。 修理工事中の双龍門 「双龍門」が建てられた年代は、これまで古文書の記録から安政2年(1855)とされていま..

  • 令和2年「各町遥拝の儀」・花手水 熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 熊谷うちわ祭 映像配信

    前回に引き続き令和2年熊谷うちわ祭(熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 )での「各町遥拝の儀(かくちょうようはいのぎ)」及び花手水 の様子をYouTubeにて公開しています。うちわ祭史上初めてとなる貴重な神事でした。ご参照ください。

  • 令和2年「始祭(はじめのまつり)」 熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 熊谷うちわ祭【熊谷八坂神社 鎌倉町 2020.07.20撮影】

    7月21日から22日の日程で開催される予定だった熊谷うちわ祭(熊谷市指定無形民俗文化財「熊谷八坂神社祭礼行事」 )は、本年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために神事のみの開催となりました。江南文化財センターでは各神事を映像で収録し、動画をYouTubeで公開しています。どうぞご参照ください。初回は初日の神事となる「始祭(はじめのまつり)」 をご紹介します。画面上をクリックしご鑑賞ください。

  • 350年続いた源宗寺本堂での最後の法要

    8月15日(土)、熊谷市平戸の源宗寺本堂にて施餓鬼・祈願法要が行われ、暑い中、多くの護持会の皆様がお集まりになられました。江戸時代より、350年続いた今の源宗寺本堂での最後の法要となります。今年の法要は、コロナ禍の中、三密を回避するため、護持会の皆様は堂内には入堂せず、屋外で間隔をあけての参列となりました。 午前11時より開始された施餓鬼終了後、無病息災、傷病平癒並びに新型コロナウイルスの早期終息を願って、東竹院・岸ご住職様による祈願法要が執り行われました。御祈願いただいた御札は、源宗寺本堂保存修理委員会・木島会長より、参列された護持会の皆様に配賦されました。 また、御祈願いただいた御札は、これまで源宗寺本堂保存修理事業にご寄付いただいた皆様に郵送にてお送りし、今後、ご寄付にご協力いただいた方にも配賦する予定です。 祈願法要の様子は、今週8月21日(金)18時より..

  • 埼玉県唯一の「戦災指定都市」熊谷の特集記事:「埼玉土建」機関紙

    熊谷市は終戦直前に米軍による句集を受けた都市として、埼玉県唯一の「戦災指定都市」となっています。本年は戦後75年特集として戦争に思いをめぐらす機会が増えています。 「埼玉土建一般労働組合」の機関紙の戦争特集として、米軍資料からの調査などが掲載されました。 記憶の風化が叫ばれる今日、戦争の情報を記録する必要性が高まりを見せています。

  • 真言宗智山派 慈雲山 真願寺

    行田市大字小見に所在する真願寺。先月、源宗寺本堂建て替え工事の参考視察のためお伺いした、行田市白川戸の西明寺のご住職様が兼務されている寺院です。 仁王門をくぐると正面に現れるのが観音堂。この堂内には、ご本尊である聖観音像が安置されています。像高103㎝、檜の寄木造で漆箔が施され、平安時代末期の仏像の代表作として、県指定有形文化財となっています。ご本尊は、12年に一度、午年に御開帳されるそうです。 観音堂は高床式となっており、床の高さが1メートルほどあります。床下を覗くと形や大きさの不揃いな礎石が並ぶ中に、正方形の形の整った礎石が所々に見られます。形の整った礎石は、後世につけ足されたもののようです。 観音堂の裏手には、国指定史跡となっている小見真願寺古墳があります。 全長102m、高さ8mの埼玉県で4番目に大きい前方後円墳です。後円部と鞍部の2カ所に、横穴式石..

  • 熊谷市名勝「星溪園」での東京藝術大学メンバーによる邦楽演奏の撮影

    熊谷市出身で、東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院音楽研究科邦楽専攻三味線音楽研究分野(長唄)の三井千絵さんを中心とした同大学の邦楽専攻のメンバーによる演奏映像の撮影会が、熊谷市名勝「星溪園」で行われました。邦楽の各楽器による音源を事前に収録し、その音に合わせて演奏している動画を撮影するというプロジェクトで、梅雨明けした星溪園の緑豊かな風景とコラボレーションする映像作品の制作となりました。撮影は同大学映像研究科学生が担当しました。久しぶりの熊谷らしい暑さの中での撮影となり、演奏者も水分補給しながら収録に臨んでいました。今後編集され、YouTubeプレミアムで公開される予定です。

  • 源宗寺 御札の配賦 ー宗派を超えての支援に感謝ー

    いまだ予防薬(ワクチン)も治療薬も無い新型コロナウイルスとの戦いは、先が見えず、多くの人が精神的・経済的な不安を抱えながら生きています。病になれば祈るしか手立てがなかった平戸の大仏が生かされてきた時代と酷似しています。 源宗寺護持会では、「こういう時にこそ、平戸の大仏に心を寄せてくださった皆様に、無病息災と傷病平癒をお祈りしその思いをお届けしたい」という思いから、寄付をいただいた皆様に御札を配賦する事業を始めることといたしました。 御札の作成に当たり、昨年の4月に行われた妻沼聖天山歓喜院聖天堂の秘仏御開扉の際に、参拝者に配賦された御札を参考にさせていただきました。妻沼聖天山歓喜院の鈴木英全ご院主様には、源宗寺本堂保存修理委員会委員長並びに事務局長が事前にご挨拶に伺い、御札の作成についてご承諾をいただきました。歓喜院様には、当事業開始時より寄付に多大なるご協力をいただいておりま..

  • 残暑お見舞い お茶席の風景から

    残暑お見舞い申し上げます。 立秋を迎えましたが、実際の気温と暦にはズレがありますね。早朝や日暮れに吹く風の中に、感覚を研ぎ澄ましていると、微かに秋の気配を感じ始める頃、というのが立秋本来の意味です。夏の茶室には、解読に頭をひねるような根気の要るものではなく、さらりとしたものを掛けたくなります。 今日は、白紙讃(賛)の「涼しさは たぐひも更に夏山の 峰より落る音なしの瀧」。 「白紙の讃」は、茶掛の一種で、書画のないものに讃のみを書いたものです。茶室の床の間に掛けられている掛け軸は、道具の中で最も重要視されていて、その日の茶会の主題を提示しています。禅宗の高僧の揮毫による墨跡や、色紙、短冊、消息、唐画や古画、歴代の家元の字句や画讃などがあります。白紙讃には、余白に何を感じ、思い描くかという楽しみがあり、そこは自分だけの自由な空想の空間となります。 家元(..

  • テレビ放映情報(BS朝日「建物遺産―歴史的文化財を訪ねて」―重要文化財「平山家住宅」―)

    撮影風景 毎週日曜の午後10時54分~午後11時00分に放映されているBS朝日「建物遺産―歴史的文化財を訪ねて―」において、熊谷市樋春に所在する重要文化財「平山家住宅」が紹介されます。 この番組は、日本各地の歴史的建造物や文化財建造物、モダン建物、近代和風建築などを紹介する内容で、本年4月~5月には、国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」、国登録有形文化財「日本聖公会熊谷聖パウロ教会」、国宝「歓喜院聖天堂」、重要文化財「貴惣門」など熊谷の歴史的建造物が放映されました。そして、7月に重要文化財「平山家住宅」の撮影があり、8月16日(日)に放映されることになりました。この放送によって、現時点で本市に所在する国指定・国登録有形文化財の建造物の紹介はコンプリートとなります。 重要文化財「平山家住宅」は、江戸時代中期の18世紀初頭に豪農の平山氏によって建立されたと伝わる民家..

  • テレビ放映情報(BS朝日「建物遺産―歴史的文化財を訪ねて」―重要文化財「平山家住宅」―)

    撮影風景 毎週日曜の午後10時54分~午後11時00分に放映されているBS朝日「建物遺産―歴史的文化財を訪ねて―」において、熊谷市樋春に所在する重要文化財「平山家住宅」が紹介されます。 この番組は、日本各地の歴史的建造物や文化財建造物、モダン建物、近代和風建築などを紹介する内容で、本年4月~5月には、国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」、国登録有形文化財「日本聖公会熊谷聖パウロ教会」、国宝「歓喜院聖天堂」、重要文化財「貴惣門」など熊谷の歴史的建造物が放映されました。そして、7月に重要文化財「平山家住宅」の撮影があり、8月16日(日)に放映されることになりました。この放送によって、現時点で本市に所在する国指定・国登録有形文化財の建造物の紹介はコンプリートとなります。 重要文化財「平山家住宅」は、江戸時代中期の18世紀初頭に豪農の平山氏によって建立されたと伝わる..

  • 源宗寺の清掃

    8月2日(日)、早朝より熊谷市平戸の源宗寺で、護寺会の皆さんによる清掃活動が行われました。毎年、お盆前に各自、お墓の清掃と護寺会役員による源宗寺本堂の清掃が行われます。 本堂内部に鎮座する約4メートルに及ぶ薬師如来と観音菩薩の2体の木彫大仏坐像(通称「平戸の大仏」)も、毎年、ほこりを払い、台座や膝の上、大きな手など人の手が届く範囲は、水を固く絞った雑巾で磨かれます。 今年度中には、老朽化した本堂の解体を開始し、新たな本堂が建設される予定です。現存する本堂で清掃をするのも、これが最後の機会となります。護寺会の皆さん一人一人が心を込めて清掃を行っていました。 午後からは、「平戸の大仏一般公開」を行い、多くの方が参拝にいらっしゃいました。唐破風向拝正面の蟇股彫刻の文字についてお話をされている方もおり、当ブログをチェックしていただき、大変うれしく思います。 また、源宗..

  • FMクマガヤ 番組審議委員会

    7月30日、熊谷市内で熊谷市・行田市を主な放送エリアとしているFMラジオ局のFMクマガヤの番組審議委員会(放送番組審議会)が開催されました。隔月ほどの日程で放送されたラジオ番組の内容などについて審議を行うものですが、新型コロナウイルス対応に係り会議形式での委員会は約半年ぶりとなりました。今回の会議では、事業内容の報告を始め、5月14日に放送された「みんなに届け!先生たちからのメッセージ」について意見交換を行いました。この番組は政府の緊急事態宣言などによる学校が休校となった市内の小中高校の先生が出演し、各学校の特色や子どもたちへのメッセージを発信する内容でした。加えて、各校の校歌の音源を放送するなど、リモートとしての役割を踏まえながらの新たな試みとなる番組でした。会議には局側から宇野元英社長、高井昭博取締役のほか、審議委員としてシネティアラ21の長谷川隆一氏、埼玉新聞社の小林義治氏、..

  • 一般社団法人 社寺建造物保存技術協会 研修会 国宝「歓喜院聖天堂」保存修理事業及び国内の彩色修理事業の保存を主題として【妻沼聖天山】動画配信

    本年2月に妻沼聖天山で開催された一般社団法人 社寺建造物保存技術協会 研修会 《国宝「歓喜院聖天堂」保存修理事業及び国内の彩色修理事業の保存を主題として》の様子を動画撮影し、江南文化財センターのYouTubeサイトで配信しています。全国で社寺建造物の彩色復元等の作業を担う技術者向けの研修会で、高度な技術の伝習を含めた内容になっています。幾分か難易度の高いものとなっていますが、ご参照ください。

  • 里山の花と荒廃 やまゆりと立ち枯れの赤松

    ここ何年か、太陽光発電施設の造成などで市内の里山を刈り払い遺跡所在確認のため大規模面積の試掘調査を実施する機会が増えました。10年ひと昔と云いますが、里山の荒廃は10年以前からもっと進んでいるように思えます。赤松はほとんど枯死し、杉・檜は成長の早い椋などに追い越され細く長く頼りなさそうに立ちすくんでいるようでした。昆虫鳥類などのいきもの住処、雨水の貯留、地下水の涵養、蒸散による気温の安定、人心に与える緑地としての安心感、野外学習の場など様々の効用が思い浮かびます。里山の自然はかつての日本の原風景なのですが、目先の経済性に後押しされ消滅します。 積み上げられた立木 ヒノキ 杉 ナラ 椋 など 枯死した赤松 ..

  • 星溪園の屋外トイレ屋根の修繕工事

    5月に落下木により毀損を受けた熊谷市名勝「星溪園」の屋外トイレ屋根の修繕工事を実施しています。 この屋根は社寺建築に用いられる銅板葺き屋根であり、修復費用も多額になることが見込まれたために、臨時的な補修として別の鋼板を嵌め込むなどの方法が採用されています。現在、修理終了まで一部トイレの使用は中止となりますが、ご理解ご協力のほど宜しくお願いいたします。

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