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マクロ☆スタイル https://macro-style.hatenablog.com/

石と猫と酒と本と写真(マクロ)。石は鉱物標本とルース

もともと石と猫が好きだったので、それらをキレイに撮ろうと思ったカメラ。 気がついたらマクロ撮影の世界にどっぷりでした。 酒は蒸留酒とビール。 本は児童文学がメインですが何でも読みます。 上記についてあれこれ書くのがなにより好きです。以前7年ほど毎日続けたHPがサービス停止で消えてしまったので、ブログを始めました。 よろしくお願いいたします。

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2011/07/09

1件〜100件

  • デザインスコープから亡命してきて10余年。わが家の防湿庫で楽隠居の産業用レンズ『ES-PROCESS-DX 135mm 1:5.6 SC CO.,LTD』

    パソコン以前。印刷物となる文字を焼きつけて版を作るのはレンズと写真の仕事だった。特に手書きのロゴなどは、一度フィルムに写真として取り込みネガから拡大縮小して印刷物に焼き付ける。それはそれは手間のかかる、技術もかかる作業だった。 その産業用機械のひとつをデザインスコープという。パソコンが普及した今では実用しているところはすでにないだろう。わたしがこのレンズを手に入れたのが10数年前。やはり仕事で廃棄されるのを待つだけのデザインスコープから、当時社員だった者が「せめてレンズだけでも…」と思い、自宅に亡命させたという思い出話とともに、わたしはこれを受け継いだ。 銘を「ES-PROCESS-DX 13…

  • たくさんのふしぎ「石は元素の案内人」リスペクト焼き会で孔雀石を焼いて銅を精錬する~~~

    石は元素の案内人 (たくさんのふしぎ2022年8月号) 作者:田中 陵二 福音館書店 Amazon 福音書館「たくさんのふしぎ 石は元素の案内人」に掲載されていた 「孔雀石をバーナーで焼いて銅を精錬する」 を見てわたしも焼きたいバーニングしたい~と暴れていたら「焼いてみますか?」と著者その人から水を向けられ速攻で焼く運びとなった。 ある晴れた夏の日。某氏のお庭に集まった数人の石クラスタはまず、なぜかお庭に転がっていた孔雀石を石頭ハンマーで叩いて1cmくらいのカケラにし、それを木炭の上に乗せてガストーチで熱した。 庭石に孔雀石。よくみるとどこかのメノウが混ざっている。 ワニよし。 炭とガストーチ…

  • ニイニイゼミの翅やすめにわが家が選ばれる栄誉

    NIKON Z5/NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 二度目の梅雨が開けてみるみる暑くなっていく日本。この日もスカッと晴れて部屋の中は終わることなき罰ゲーム状態なのでエアコン作動させまくり。そのおかげで室外機のあるベランダは罰ゲームでは済まない灼熱地獄になっていて、洗濯物を干す以外はカーテンすら締め切って存在を忘れ去られている。 部屋の中にいても外の天気を東京アメッシュで確認するほどインドアなわたしだけれども、たまたまカーテンの隙間から外を眺めるとベランダに珍しい来客……ニイニイゼミだ!! どうやらメスであられるようで気配を消して灼熱のベランダにてオスの求愛を探知している…

  • 大阪石フリマの釣果 バライト共生セルサイト

    Mibladen. Atlas Mountains. Khenifra Province, MoroccoFoV=32mmD850/bellows/TOMINON 75mm F4.5 あまりブログを更新しなかったけれども、今年に入って石への支出が増えていて大変なことになっている。撮りたいというより秘め置きたい欲求があり、机の上にいくつも展開して心の慰めにしていた。しかし限りある机のスペースの都合で整頓することになると、今度は写欲が刺激されてきた。 こういうときに撮るのは存在感のある、重たい石がいい。先日の大阪石フリマでガマを開けているとき(ミネラルショーのブースの机の下にあるメインアイテムとは…

  • 星尾温泉 木の葉石の湯に入って石化しようツーリング(2022月5月8日)

    『星尾温泉』 こりゃなんて綺麗な響きだろうか。そう思って調べたところ、そこには『木の葉石の湯』という鉱泉が湧き出していて 「木の葉が水に入ると、瞬時に化石様になり奇異なる現象を起こす」 などという謂れがあるという。故に木の葉石の湯。完璧…完璧なる物語。こりゃ行くしかないなと覚悟を決め、前日にNEXCO中日本の『速旅』に登録した。 インターネットで日時指定予約制、二輪のみ、ETCのみ、車載器の本体番号登録必須、片道100km以上理由必須、土日祝のみ、利用できない高速あり、期間限定という官製イベントの悪いところ詰め合わせみたいな条件をクリアすると、なんと37.5%の料金割引を受けられる。元官製の思…

  • ただいまブログ更新止まってますが

    はてなブログの「見たまま編集」でFlickrの画像をダイレクトに貼れなくなる不具合が解消したら書こうかなと思います。一枚二枚ならHTMLで作業してもいいんですけど、そういうことしたくないのでブログにしてるので… けっこう長引いてるので大変なんだろうな。がんばって!! staff.hatenablog.com

  • 日曜の昼下がりは猫と花で春の訪れを感じる充実のぶらぶら散歩日和

    今日はようやく春が来たと感じられる一日だった。昼食を求める道々、たっぷり90分コースのお散歩は大正解で、日向ぼっこに余念がない猫様たちを多数目にすることができた。 いち早く春を告げる河津桜もちらほらと咲き始めている。 猫花猫猫花。ときおり香るのは梅の花。 今年は悪疫とまぎらわしいのでくしゃみが出ないよう早めに花粉症のおくすりを飲み始めた。春先の花粉一番が、いちばん喉鼻に違和感を感じやすい。とわたしは思っている。すこやかなお散歩に抗アレルギー薬が必要とはやるせないが仕方がない。 旧熱効率マックスの黒猫様は一番に活動的になる。のほほんと歩いているわたしの腕では本気の猫様にジャスピンをあわせるのは難…

  • 傲慢石と呼ぶにはあまりにゴーマン石だし黄色いシデライト共生でむしろかわいい石

    Big Fish River Yukon CANADAFoV16mmD850/LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO(2.5x f/4) 傲慢石。という和名だったらかっこよかったのに。と思わなくもないこのグリーンのトゲトゲ結晶は、カナダはユーコン準州のビッグフィッシュ川よりお越しだ。カナダには州と準州があるというのを初めて知ったし、ビッグフィッシュ川ではチョウザメが捕れるというのも初めて知った。石の産地のことも同時に調べてみると新しい発見があるものだ。 ゴーマン石。あるいはゴルマン石はそのうち手に入ったらと思って幾星霜が流れてしまうタイプの石で、先だっての池袋で黄…

  • Zマウントのマイクロニッコール「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」には大変満足だし猫様も満足だけれども満足のあまり猫目がきつい件について語らせてくれろ

    ZマウントのMC105mmについてはWEBに作例が出回り出した頃に「これはすごい中望遠マクロだぞ」と脳天に響くものがあった。かつて、100mm域の民生用レンズでは感じたことのない、ただならぬ気配がどの作例からも漂っていた。 先代の「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」は、忌み憚かることのない私見を述べると、そこまで感性に訴えかけるものがなかった。花を撮った写真、猫を撮った写真、小物を撮った写真。さまざまな作例を見て、実際に試着して撮影してもピンとこない。けれどもZMC105mmはWEB作例を見ただけで買うことを決意させた。他の方はともかく、マクロレン…

  • 今年の飲み納めは上野プレジデントにて行われ、秋葉原に流れてパフェへの浮気をもって〆られた

    昼前からならさほど混んでなかろうということで上野で少人数飲み納め。広小路口から降りてすぐに見えるかけそばの動くディスプレイを、子供が嬉しそうに眺めていた。まさに子供だましのこのスタイルが上野のいいところ。 さすがの年の瀬。アメ横は朝からそこそこの人手だ。いつもの年末のアメ横を知っているとやや物足りないくらいだが、2021年をなんとか乗り切った感がある。上野に元気がなくなったら、東京のどこに元気があるというのだろう。と、23区東部在住のわたしなんかは思ってしまう。 混んでいるときは裏筋を通ってここにやってくる。徳大寺だ。 二木の菓子。ではなくてこの上に摩利支天がある。 この地を見守り四百余年の摩…

  • ほう…ミューズのウェットティッシュでラバーの白い粉が取れるのか…と小耳に挟んだわたしは恐る恐る拭いてみた

    「ミューズのウェットティッシュ」でレンズに使われているラバーの白い粉が驚くほど取れる。という噂を小耳に挟んだので、前々から機会があったらぬぐってみようと熱望していた。 ドラッグストアを訪れるたびにチラチラとミューズを探していたけれど、悪疫でウエットティッシュが軒並み完売し続けていたため、今まで入手が遅れてしまっていた。 気がつけば販売元がP&Gではなくなっていて、わたしが知らない間にアース製薬に販売委託が移り、今ではレキットベンキーザージャパンが販売している。なにその会社と思ったら、もともとミューズのブランドを作っていた会社とのこと。 何がどうなってレンズのラバーに粉が吹くのか。そしてどういう…

  • わたしはZMC105/2.8Sで猫様たちを撮るもプロテクトフィルター装着について懊悩する

    「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」を導入してから猫様を撮るのが楽しい。Z24-200はとても便利なレンズだったのだけれども、ZMC105/2.8Sの描写は素晴らしく、猫様をピンで抜くのであれば猫ポートレートレンズとして大変満足できる。 マイクロニッコールの鋭い解像力とピント前後の美しいボケ。どんな環境下でもヒゲに色収差が乗ることもなくピンピンに取れる。MC105mmの等倍作例が出回ったとき、その色収差のなさと解像力の鋭さに惚れて導入を決意したが、いい買い物をした。 さすがにZ24-200はワイド端がf/4。テレ端が6.3ということもあり、夜間の撮影だとISOを上げても…

  • 『石好きによるルーペ紹介⑨『ZEISS WEST Germany Apl 10X』

    以前ツァイスの可変倍率ルーペを紹介してすぐ。 「おツァイスの10倍もイイっていうけどどうなんだろ~」 と思って中古品を手に入れていた。これがかなりよかったし、わりかしルーペのブログ記事の反響があったので紹介しておきたい。結論からいうと「さすがZEISS」。 まずロゴを見ていただきたいのですが「WEST Germany」。そう、今はなき西ドイツのツァイスです。ベルリンの壁崩壊後、ドイツ東西統一からすでに30年が経過している。もしかしたらこのルーペは30年以上前に作られたものではなかろうか。と、心はベルリンに飛んでいってしまう。 といっても統一後のドイツは大混乱だったし、東ツァイスイエナよりも西の…

  • 池袋ミネラルショー釣果。河津鉱山産「ブロシャン銅鉱」のマクロ撮影難しさに頭を抱える

    このコロナ禍で前売り券オンリー。そして二部制完全入れ替えとなった東京ミネラルショー。通称池袋ショーだけれども、単純にチケット購入が面倒くさいという理由で、当初は行くかどうか悩んでいた。けれども石友が招待券を融通してくれることになり、初日、金曜の昼から参加することになった。ありがたや。 12時からの参加で14時までなので急ぎ足でブースを見て回る。いろんな人々の顔を見たり見られたりがあったが、みな時間がないので鬼の形相で石を眺めて回っている。わたしはもともと昼ごはんを食べた後にゆっくり参戦の民なのだけれども、二時間しかないと思うと顔に余裕がなくなってくるのを感じた。 その中でもいくつか掘り出し物が…

  • 石フリマ釣果「人造バナジウム酸ガドリニウム」のルースをしげしげと眺める時間が増える

    石フリマと池袋ショーではそれなりの釣果があり、この年末年始は洞窟のドラゴンよろしく宝物に囲まれてぐうたらできそうだ。購ったものもルースに標本に謎の置物とバラエティ豊かで、とても一度には紹介できないし、ドラゴンたるもの一度に宝物を開陳するのはらしくない。じっくり触れて眺めて写真を撮ってからアップしていきたい。 D850/bellows/Macro-NIKKOR 1:4.5 f=35loose size 0.05ct ⇔2mm 今回の石フリマの中でもひそかに狙っていたのがこれ。レーザーを生み出すための結晶。YAGやGGGといった有名なレーザー結晶は持っていたが、GdVO4の分子式を持っていると思わ…

  • 高倍率マクロ撮影者としては三脚より撮影台が重要なんだけれどもなんだかんだで集まった三脚メンバーを紹介するぜ!!

    鉱物撮影の高倍率マクロ撮影者としての結論は「三脚不要。撮影台をガチガチに固めろ」なんだけれども、一般撮影や旅行。部屋の中でのブツ撮りなどで三脚に頼らなくてはならないシーンがいろいろある。そんな理由をつけて一本、また一本と増えては減っていき、残ったのが上記イカれたメンバーたちだ。 ひとまずこれ以上三脚を増やすことがないのではと思ったので、三脚の記念撮影を執り行った。これから三脚を買おうとしている方の約にたつかどうかはわからないし、そんな殊勝なお気持ちでブログを書いていないので、ヒマだったら見ていって読んでいって。 『ケンコー CLAMP POD PRO100』 これはずいぶん初期に購入したもので…

  • ニコンZマウント「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」は軽くてシャープで色収差少なくボケも自然で歴史上の高倍率ズームレンズの中でナンバーワンなのではと思った次第

    NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR。さんヶ月ほど作ったけれども、これはすごい高倍率ズームですよ。結論としては「F値が暗いという以外文句がない」ということ。 わたしはこれまで高倍率ズームを敬遠してきたんですが、その理由は「なんかシャープじゃない」「望遠側の色収差がすごい」というありきたりなもの。というのもわたしはマクロばかり使ってきたので、シャープで収差がないことがいいレンズ。という大前提があり、ズームレンズは基本的にこれまで敬遠し続けていた。 デジタル時代になって作例を探せばWEBに多くあり、買う前になんとなく自分の好みかどうかはわかっちゃう。 このZ24-200はWEB…

  • 文化の日だし健康で文化的な最低限度の生活のため栃木県は喜連川早乙女温泉に向かってソロリーリングしてきた

    悪疫自粛からの流れで、ここのところめっきり出不精が続いていた。外に出ないことが正しいという意識が刷り込まれている…という大層なことではなく、なんかダルいし面倒くさいしという後ろ向きな理由なのはよくわかっているんだ。 文化の日だし、ここは文化的にいこう。健康も必要だし紅葉も見たいしトチギスタンあたりの温泉までぶらりとしてくるか~的な一念発起でバイクに飛び乗った。 喜連川早乙女温泉。という温泉には猫様が多くて泉質もよいという啓示を胸に東北道を飛ばしてまずは湯を求めに。行きは高速で飛ばし、帰りは下道をゆるゆる道の駅などに寄りつつ帰ろう。ルートは上記のような結果になった。移動だけで5時間と少し。走行距…

  • 2021年浅草石フリマ夏の釣果 イランからお越しのズニ石

    Qalat Payeen,Bandar Abbas County,Homozgan Province, IranFoV=36mmNIKON Z5/NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S いまさらながら2021年春の浅草石フリマで釣り上げたズニ石を撮った。 買ってしばらく机の上に置いて、気が向くとコロコロ転がして遊んでいたりしたので、とても気に入っている石だ。 この、長辺1cmほどの石はイラン、ホルモズガーン州のバンダレアッバース郡という爆撃でもされた擬音みたいな場所からお越しだ。 わたしは産地がわかる石を眺めるとき、GoogleMapでそこいらの地図を眺めるのだけれども、アラ…

  • ニコンボディでM42が使える日が来るとは… Asahi Takumar 1:4 f=35mm をZ5につけて軽快におさんぽ

    ニコンZによってオールドレンズを使う遊びがたやすくなった。わたしの本懐はマクロにあり、それ以外のレンズについてはわりと興味を深くしてこなかった。 ニコンFマウントカメラを使っていたこともあり、多くのレンズで無限遠を出せない一方、リバースにしてしまえば何でもマクロに使える。 ということで、レンズ沼に落ちたことを自覚していない初期の頃、手頃なお値段のレンズをあれこれ買って試していた。多くは手放してしまったが、この旭光学のタクマー35/4というレンズは手元に置いておきたくて防湿庫の奥で眠らせておいた。 4群5枚のレンズ構成。3群4枚のテッサータイプの対物側に、曲率の高い凹レンズを配置している。前玉が…

  • RED BOOK NIKKORの20周年祝いのためにレンズポートレートを撮りにいったので撮影現場裏側も含めて見せちゃう

    2021年10月21日。産業用、工業用レンズの啓蒙の一大アーカイブであり詩集である『RED BOOK NIKKOR』の設立20周年だ。ニッコールだけではなく、広く産業/工業用レンズのに光を当て続けてきた偉大なサイトであり、光の当たらない裏側を写し続けてきたレンズたちが集い憩う場所でもある。こんな場末のブログを見ている方で『RED BOOK NIKKOR』(以下RBNと親しみを込めて略す)を見たことがない方などいるはずがないと思うけれど、何かの見落としで見ていない人がいれば、今すぐリングを辿ってめくるめく「働くレンズ」の何たるかに触れていってほしい。 この偉大なサイトを言祝ぐためにわたしが選んだ…

  • またお前はレンズを買ったのか。なら撮れといわれた気がするのでNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sで猫様を撮ってきた

    新しいレンズを購入した。NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S。ニコンのマイクロレンズ。マイクロニッコールの名前はMCと略されてしまったのが少しさみしい。 発売されて作例があちらこちらに上がり、すぐに脳内から快楽物質が滲み出てくるのがわかりました。「このレンズは買いだ」と本能が告げていた。今まで「一般的」なレンズで105mmのマクロはあまり唆られることがなかったので、ついにわたしも105mmのAFレンズを手にしてしまうかと心躍った。けれど気がつけば在庫がどこもなく、Z24-200も買ったばかりだし、年内に買えればいいやと思っていたらいい出会いがあった。 となると撮るべきは猫様…

  • 高倍率ズームで根津神社ぶらーり

    根津神社は都内文京区。いわゆる『谷根千』と呼ばれる散策エリアのトリとして街歩きのクライマックスとして知られる。わたしは西日暮里から谷中にアクセスし、根津で旅を終えることが多い。そんな扱いをしているけれども、起源は今から千九百年余の昔、日本武尊が創祀したとされる、伝説級の古社だったりする。世界有数の都市であるTOKYOが一目置かれているのは、ちょっと歩くと数百年、千年クラスの文化財があるというところなのだろう。 こちら側から根津神社に入るのは新鮮。いつもは『海上海』に寄ってからの流れで表参道からここに来るので、北口から入るのは珍しい。 入り口が変わると見るものも目新しい。 この日はZ24-200…

  • 桃の樹液を固めたもの…それって琥珀の赤ちゃんでは!? 買うしか!! となって勢いだけで買った桃膠/桃胶という謎食品は思った以上に琥珀だった

    ある夜、友人が「謎の食材を見つけた」と呟いていた。桃膠(とうきょう)というもので、桃の樹液を乾かして固めたもの…それって琥珀?石クラスタとしては買わずにいられなかった。 届いてみるとまったく琥珀。アンバーでもなくコパルでもなくもっともっと若い樹脂だが、初見で出されたら絶対琥珀と勘違いする自信がある。 薬膳でも使われ、コラーゲンが豊富だという…本当に? こんなお手軽に安くタンパク質が摂れちゃうんですか? 別名「桃の木の涙」。とても詩的な別名だが、「貧乏人のツバメの巣」ともいわれるらしい。でも粗食のほうが健康のためには…と思いながらボウルに入れて水に浸すこと一昼夜。 えらい増えた。 入れすぎたかな…

  • ディスコンになってしまったAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDはとてもいいレンズなのでZ5でも猫まっしぐら

    マクロレンズ大好きなわたしがFマウントで一本を選ぶのであれば、このマイクロニッコールAF-S60/2.8G。一口にFマウントといっても非Ai、Ai、Sタイプ、Dタイプ、Gタイプ、Eタイプ。AF駆動方式にもいろいろあるけれど、そこらをひとまず置いておこう。 このレンズはまことにいいもので、寄ってマクロを撮ればシャッキリポンとしたヌケよくすみずみまで高解像力。離れて撮れば周辺減光がいい味の、立体感ある描写。猫を撮ればハイパー美しい猫写と万能。強いて、強いて一本ということであればこの60mmマクロを置いて他はない(当社比)。 ここらは以前にもブログにレビューしたのでぜひご精査いただければ。 この最新…

  • 小石川大神宮の新鮮みなぎるパゥアーを余すことなく浴するためZ5にEL-NIKKOR 50mm f/2.8Nを付け参拝

    小石川大神宮。と聞くと、東京にお住まいの神社マニアから「ほう…」と唸り声が聞かれるはずだ。すべての神社の頂点に立つ伊勢神宮から直接分霊を受け、東京における伊勢神宮の遥宮。つまり東京にいながらにして伊勢神宮にいるのと同じ格式の神宮であると位置づけられている。 それだけじゃない。なぜ今かというと、小石川大神宮は改修工事のためにしばらく仮の社殿でささやかな参拝しかできなかったのだが、令和三年五月七日に本殿を遷座。東京都文京区という都内ど真ん中に遷座ほやほやの神宮が再降臨された。ぜひ一度公式ホームページでその縁起由来を確かめていただきたい。 さらにグーグルマップのストリートビューでもご確認を。ここまで…

  • Zマウントアダプター

    Z5を導入してから、やっぱりFマウントの数々のレンズが使いたい欲が出てくる。でもまあわたしが持っているGタイプレンズは数本。たいていは古いマニュアルレンズと、Dタイプが数本。どうせDタイプはAF使えないし、ニコン純正のZマウントアダプター『FTZ』を買うのも大仰かなあと、サード製のマウントアダプタを購入。 Urth レンズマウントアダプター: ニコンF(Gタイプ)レンズからニコンZカメラ本体に対応 Urth Amazon ほーう、オシャンテなパッケージ。Gタイプレンズの絞りを手元の絞りリングで使える。価格もお手頃。ということで一本購入。 質感はとてもいい。デザインもいい。ロゴも最低限のチョイス…

  • 一粒の燐銅鉱をNikon Z5で

    LibetheniteRokana mine Copperbelt ZambiaFoV=37mmNIKON Z5/bellows/Macro-NIKKOR 65mm 1:4.5 ちょっと前にニコンのミラーレスカメラ『Z5』を導入したので、高倍率マクロを試してみる。Z5は日々持ち出し用と猫様を撮るカメラとして導入し、家撮りマクロはD850というのは変わらないと思う。いかしいずれはZマウントにシフトしていくと思うので、今のうちに洗い出せるF→Zマウントでの不具合を見つけるためにも慣れておこう。とはいえベローズを介しての高倍率マクロ撮影は、最終的に自分のマウントにもっていければ何でも使える。この自由…

  • 植物と昆虫のあさんぽ

    この夏は早朝を歩いて猫様の尻を追う一方で、植物や昆虫のようすもよく目についた。散歩の極意は虫眼鏡。小さな世界に目を向けることが楽しい。ほら、何気ない朝顔にちいさなアリが乗っているよ。 ヒメジョオンの地味な花弁にはハナグモが腕を開いて待ち構えている。甘い蜜に誘われた小さな虫を狙っている。ミクロの世界は常に適者生存のふるいがガサガサと動き。 盛りを終えたルリマツリの蜜を求めてカナブンも。バイク登場中は流れ弾としか思っていないカナブンだが、こうしてみるといじらしくてかわいい。 気の早いネコジャラシがそろそろ花を咲かせ始めた。この時期、スズメたちのごはんとしてついばまれ続け、身近な食物連鎖を助けてくれ…

  • 猫を求めてあさんぽ(朝散歩の略)

    あさんぽが続いている。だいたい早朝4:30~6:30くらいの間に一時間。カメラを持ってぶらぶら散歩している。悪疫下で会社に行かず、自宅作業が増えているので通勤時間を散歩に回している感じだ。 さすがに4:30ともなると半分夜で、暗がり見通すために高感度を使わざるを得ない。けれどニコンZ5の使い方もずいぶん慣れてきて、設定も煮詰まってきた。ISOを6400まで上げて、シャッタースピードはVR(手ブレ補正)に頼る。上の瞳孔最大絞りの黒猫様は空気を読んでくださりじっとしてくれた。これでSS/0.5秒。まだブレてる。暗いときはISO128000まで上げてみようかな… 暑い時。猫様は液状化する。地面との接…

  • 朝の散歩を習慣づけようと思うます

    自宅作業ばかりの日々。どうも近ごろ足の血行がよろしくない。エアコンのせいもあるし、それまで月に2度3度通っていたスパ銭へも足が遠のいて久しく。ということを漏らすと健康に口うるさい歴々から「歩かなくちゃダメよ。毎日一時間くらい」と集中砲火を食らうので、言われる前にやってみることにした。まだ涼しい朝のうちに、カメラを持ってぶらぶらする。まだZ5とZ24-200の使いこなしができていないし、しばらく続くのでは? と思っている。 すべての焦点距離でおおむね良好。接写時望遠側の解像力に若干の至らなさは感じるものの、これまで見てきた高倍率ズームとしてはとても良好だ。何より軽くてストレスフリーなのがいい。 …

  • 早朝、新しい機材で猫様の尻を追って

    8月が誕生月なわたしは自分にプレゼントを贈った。ニコンZ5/NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRレンズキットセットだ。去年は何も自分にあげていなかった気がするので、奮発した。石どもはまだD850で撮ることが多いだろうけれど、高倍率で本体も軽いこの装備はもっぱら猫様のお尻を追う装備になるだろう。 まずわたしがしたことは朝5時に起きることだ。勢い余って4時半に置きたので朝食を作って食べ、さあ万全の状態で猫様を撮りに行くぞ。というところで雨っぽい天気に。しばらく東京アメッシュを中止しながら、2~3時間はイケそうだというタイミングで出発した。 猫おばさまによる炊き出し直後で、お食事…

  • ミノルタの引き伸ばしレンズ C.E.ROKKOR 或いは C.E.LENS

    引き伸ばしレンズというのは本来、フィルムの画像に光を当て、フィルムによって作られた情報を余すことなく印画紙に焼き付けるための拡大レンズのことをいう。その思想は情報を損ねることなく忠実に拡大する――つまりマクロレンズだ。であるから、マクロレンズマニアにとってみて、引き伸ばしレンズというのは小型軽量なかわいいマクロレンズという扱いになっている。 今なお光学の最先端を走る本邦ではニコンの引き伸ばしレンズ『EL-NIKKOR』。そしてメジャーカメラメーカーの中で最後まで民生販売を続けたフジフィルムの『FUJINON-EX』などがハイエンドだ。 そして国産引き伸ばしレンズのもうひとつの雄。『C.E.RO…

  • スゥエーデンの国民酒。ウニクム

    ある日いつものように脳内フィルターゆるゆるでSNSに呟きを重ねていたところ、薬用酒の話題が流れてきた。そこにわたしは「あの手のお酒は甘いのがダメ」と愚痴を漏らしたところ、すぐさま酒クラスタによる提案がもたらされた。「ウニムク。おすすめ」と。その日のうちに注文。信頼の酒クラスタ。 どうせならとグラス付きのものにした。ぼってりした高台付きショットグラス。安定感があるし丈夫そうだ。今日という休日のおともにいただきます。ついでに写真も撮っておこう。 ウニムク(ハンガリー語でUNICUM)は1790年に作られたリキュールで、これを飲んだ皇帝が「これはユニークだ!」と評したことから名がついたと。原材料は明…

  • 最も希少レベルの宝石? グランディディライト

    MadagascarFoV=14mmD850/Bellows/NIKON MM-Serise Object Lens 3x 2014年から2015年にかけてだと思う。それまで実物を見たこともないし、書籍でもほとんど見たことがないグランディディエライトの原石がオークションで出回った。宝石質ではないくすんだ長石のようなもので、サイズも小指の爪ほど。しかしその濃いブルーグリーンは特徴的で、あまり見ない色であった。わたしは当然入札し、サンプル程度の気持ちでいくつかの原石を手に入れた。届いた原石をしげしげと眺め、これは大きい波が来るのではと感じた。 というのもグランディディライトは「宝石としてカットでき…

  • 等倍マクロレンズの至宝『Printing-NIKKOR』

    等倍ほどの石の撮影のときに使うレンズの選択肢は多く、一般的なヘリコイドつきのマクロレンズだと50mm~105mm。カメラにベローズを装着するのであれば75mm~125mmあたりが狙い目になってくる。わたしは微動装置と撮影台とベローズを組み合わせたものを使うので、100mm前後の産業用マクロレンズを使うことが多い。 その数多い選択肢の中でベストの一本をと問われば、これ。『Printing-NIKKOR 105mm F2.8A』。レンズの評価にはさまざまな要素があれど、プリンティングニッコールはマクロレンズとして完璧。限られた用途において完成された一本だと断じることができる。 等倍付近であれば、ど…

  • ナミビアよりお越しのゴシェナイトさん

    Erongo NAMIBIAFoV=50mmD850/bellows/NIKKOR--AM120mm f/5.6 5~6年前の池袋ショーで買ったゴシェナイトさんは黒いトルマリン。いわゆるショールを伴ってのお姿。エメラルドと同じベリルの仲間で、無色透明なものをゴシェナイトというけれど、無色透明。というにはかなり黄色い。透明感も見ての通り。でもこういうのがマクロにはいいんだ。 ぜひ画像のリンク先のFlickrで拡大して見ていただきたい。得てして見どころは主題の結晶ではなかったりするので、わたしの写真では拡大閲覧超推奨。このブログはPCで書いているのでスマホの方だとFlickrは見ずらいかな…と思っ…

  • ミクロワールドサービスの最高級プレパラート写真

    わたしは以前から欲しいと思っていた『ミクロワールドサービス』のJグレードプレパラートのことをSNSで言及していた。すべて在庫がなくて次の販売を狙っていると。 すると「直接頼めば作ってもらえますよ」という情報が。なんと受注販売。 じつは以前、最高級のJグレードではないものの、珪藻プレパラートセットを買ったことがあり、MWSの中の人とは『ニコン研究会』でも直接お目もじ叶ったことがある。 これは凸するしかないとメールを出すと、すぐに返事が。あれよあれよという間に話が運び、たまたま在庫のあった放散虫のプレパラートを一枚。そして珪藻プレパラートのオーダーも入れるという運びになった。 鉱物の表面観察でしか…

  • ユタ州からお越しのビクスビ石

    Thomas Range Utah AmericaFoV=25mmD850/bellows/Ernst Leitz Wetzler Summar f=8cm アメリカ合衆国ユタ州のトーマス山脈からお越しのビクスビ石さん。この黒さときたら! この立方体具合はパイライトとよく似ていて金属光沢があるところもそっくりだけれど、色がぜんぜん違う。化学組成式を調べてみると (Mn,Fe)2O3。マンガンと鉄でできていた。強い光に透かせば赤く見えたりするかと強力なLEDにかざしたりもしたが、わたしの目を灼くばかりで透過せず。わたしが見た黒い石の中でもトップクラスの黒だった。 トーマス山脈というのはどこかで聞…

  • ぶらり佃島おさんぽ

    一週間くらい前から佃島界隈をぶらりとしたい。という衝動に駆られていた。その理由はグーグルマップで佃一丁目の。とくに南半分の様子をストリートビューしてくれるとわかってくれると思う。 東京の中央区に昭和感のある町並みが四角く切り取られて残っている。空襲で奇跡的に焼け残った区画であり、「最後の日本兵」と呼ばれる小野田寛郎さんがつい最近まで住まわれた場所であり、23区で唯一地上に駅がない島。 それが佃煮の発祥の地である「佃島」。わたしが行ってみたいという気になるのも無理なくなくないですか? まずは『肉のたかさご』でお散歩の友。お弁当を購う。創業1953年のお肉屋さん。日本の肉の歴史を考えると、とても微…

  • RMSマウントのZUIKO MACRO

    その昔オリンパスは「宇宙からバクテリアまで」というキャッチフレーズで、OMマウントという一眼レフシステムを築いた。始めは「Mマウント」という名前だったのだけれども、ライカネジマウントがMマウントと呼ばれていたため、カタログなどを出したあとに物言いがあり、「OM」という名になったという話だ。 それはともかく「宇宙からバクテリアまで」というフレーズは伊達ではなく、国産超接写システムについては同じく顕微鏡を扱うニコンと双璧を成していた。 マクロ者であればおなじみ「RMSマウント」は有限系顕微鏡対物レンズのマウントで、王立顕微鏡学会の頭文字である「Royal Microscopy Society」が名…

  • 二種のオレゴンサンストーン・ルース

    Oregon AmericaFoV=22mmD850/AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 最近ルースをあまり取り上げないのは興味が無くなったり買わなくなったりではなく、撮影がしんどいから。というのを白状しておこうと思う。原石標本に比べるとホコリ一粒の存在感が大きく、撮影前の念入りクリーニングで一度机に落として割ってしまってから撮影が怖くなった。 ホコリだらけのわが家わが部屋において、それでもあちこちにホコリが出てしまい、いくらクロスで拭こうとも、静電ブラシでサコサコ塵を取り去っても奴らの主張が強く。 あまり清掃に力を入れると前述の通り悲しいことになるので、愛でるオ…

  • SHINKO S.G. PROMINAR Kowa 5x/10x/20x/50x

    産業用レンズを集めていると、紹介するべきかどうか迷うレンズを抱え込むことがある。わたしにとってはこの、コーワ『プロミナー』の名を関した謎レンズがそれに当たる。 どうして紹介するべきか迷うかというと、レンズの揃いが悪かったり、状態が悪かったり、試写ができなかったり。いろいろだ。このS.G.プロミナーはほぼすべての迷う要素が揃っていて、産業マクロレンズ沼に落ちた年に手に入れたにもかかわらず、これまで防湿庫の肥やしになっていた。 すっかり存在を忘れていたら、ひょっこり5倍の玉が出てきたのですくい上げるこができた。今まで所持していた10/20/50倍と比べると三倍くらい大きく五倍くらい重いので、少しだ…

  • APO-NIKKOR 760mm F11 最小絞りf/128を体験していただきたい!!

    疫病の蔓延で暗くなりがちな年をよい形で締め、次年に繋げるのは、暗くても高性能なレンズに決まってる。となれば日本の高度成長を助けたアポクロマートの長焦点の出番だ。 わたしは装備一式を担いで都内某所の高いところに向かった。 はやる気持ちを抑えきれず、カメラを撮るカメラを忘れてしまった。スマートフォンの写真だけれども、この雄々しさ。雄大さは届くだろうか。いやきっと届くはずだ。 35mmフルフレームのカメラを想定されて作られたSLIKのカーボン三脚が「話が違う!!」と悲鳴をあげている。嬉しい悲鳴、というやつですね。 なんと無限遠のバックフォーカスは74cmほどもある。この手のヘリコイドのない産業用レン…

  • オーストリアのメゾネットにお住まいの白鉛鉱さん

    D850/bellows/Minolta DiMAGE Scan Elite 5400 LensFoV=6mmRudnik Rosegg/Faakersee Kärnten Austria マイクロマウント好き、という鉱物標本愛好家にとってたまらない瞬間は、肉眼ではよくわからなかったけれどもルーペで覗いてみたら面白い景色が広がっていた。というあたりに楽しみがある。 おろそかに直接触れられない。気軽に観察できない。よくよく見ないと真価がわからないといった三重苦ではあるものの、一般的に結晶は小さい結晶のほうが不純物がまじりにくく美麗であったり、大きな結晶にはない佇まいがある。なによりリーズナブル。…

  • 「結晶美術館 厳選版」を読んで

    「結晶美術館」のだぶさんが薄い本(同人誌の隠語)を出したというので一部いただく運びとなった。100ページフルカラーの厚くて薄い本は「東京化学同人」から出ている月刊「現代化学」に掲載されたものの厳選版。偽らずにすばりいうと、科学の素養が中学生で止まっているようなわたしにはハードルの高い専門月刊誌だったので、こうして一冊にまとめてくれたのは嬉しい。 わたしは鉱物好きでそれを撮影するのも大好きないちマニア。そんなわたしの視点からの感想を交えて、この本を強くオススメしていきたい。 内容は写真と文章が見開き一話完結の四章で構成されていて「元素」「有機・無機化学」「鉱物」「結晶学」から成っている。 通常の…

  • 人喰谷のムーンストーン

    D850/bellows/MINOLTA C.E.LENS 80mm f/5.6FoV=70mm 富山県南砺市人喰谷 石の世界にも「ジャケ買い」的なものがあって、珍しい産地だったり名前の響きが美しかったりするとひとまず手を出してしまうことがある。 写真のムーンストーンがまさにそれで、ピンクがかった軽石みたいな石の中に斑晶としてブルームーンストーン紛れ込んでいる。見てくれはともかく「人喰谷のムーンストーン」という言葉の妖しさがとにかくいい。 どこかのショーでカレーの人が「これ、これいいですよ。名前がとてもいいです。こういうの好きですよね?」と趣味を見透かして見つけ出してきてくれた石。自分ではなく…

  • 梅と塩だけで作った伝統的な梅干しが食べたいんだ!!

    記録低猛暑続く中。熱中症でダウンする人が続出し、塩分水分の補給が求められるようになった。わたしも通勤行き帰りは幼児が懸命に絞ってくれた雑巾みたいにビシャビシャだ。 ちょっとフラつくかなというときは、ポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲むも、甘さがどうもよくない。わたしは甘いものよりしょっぱいもののほうが好きだし、糖分摂りすぎなのでは? 定期的な血液検査のときにかかりつけにジト目をされるのでは? と心配になる。 だから梅干し!! これで脱水症状のときも安心! というわけではなく、そのとき思い浮かんだのが梅干しだったという話。スポドリは糖分少ない仕様のものを飲むことで解決しました。前段が長~い…

  • わたしの緑簾石はスゥイースランドのよ

    Gneiss quarries Arvigo, Calanca Calanca Valley Moesa Region Grisons SwitzerlandFoV=10mmD850/bellows/Macro-NIKKOR 65mm f/4.5 きれいな湖水のほとりから来ているかわわからないですけど、スイスよりお越しのエピドートさん。緑簾石という和名も宇治抹茶的な響き味わいがある。 ところでずいぶん昔にこのブログに違う緑簾石が出たことがありました。あのときは水晶を引き立てるための死に役でしたが。 きれいな湖水のほとりから来たか定かではない。というのは半分本気で、海外よりのマイクロマウントある…

  • まるか すずらんバケツ

    しばらくブログに手をつけていなかったけれどもわたしは元気です。七月中はコロナウイルスにかかわる対策で余計な手間と気力を削がれ、仕事から帰るとTウイルスに感染したみたいになってました。 活動したいのにするわけにはいかない。本当に、元気のある死体というのは厄介なものだと思わされ。 それでも社会活動、経済活動を止めるわけにはいかないのでお仕事には行くし、迫害されない程度には余暇を楽しむのだけれども、何をするにも「なんだかなぁ」という気持ちが強く、いきおい仕事以外は家事でうっぷんを晴らしがちになった。 そんな中、ベランダで十数年がんばってくれていた樹脂製のバケツが逝った。この夏の強烈な紫外線に耐えられ…

  • 双眼鏡を買った。賞月観星『Pleasing HR 8x32 WP』

    わたしはマクロ撮影が好きで、望遠レンズというカテゴリはそれほど興味がなかった。というよりも、被写体という意味で、望遠レンズを使う必要に迫られなかったから。というのが正しいのかもしれない。 なのでこれまで買ってきたカメラレンズ意外の光学系は顕微鏡であったりルーペであったり、近接での観察ができる双眼鏡のパピリオ2であったり、五藤光学の単眼鏡であったりした。マクロ。ないしミュージアムなどで対象に近寄ることができないものを観察するためのツールであった。 そんなわたしが近接観察ができない、8倍の双眼鏡を購入してしまった。 賞月観星『Pleasing HR 8x32 WP』。 なぜこれを買うに至ったか。話…

  • ブラジルはリオグランデ・ド・スル州からお越しのユークレースさん

    Alto Mamoes Rio Grande do Norte. BrazilFoV=14mmD850/bellows/TOMINON 75mm f/4.5 ユークレースの言葉の響きときたら数ある石の中でも五指に入る美しさ。わたしの中でユークレースは無色にわずか青みがかかっている。くらいが至高だったのだけれども、結晶から垂直に一筋。青のラインが入るものを見てから、標本ならこちらのほうが…と思い始めてきた。 ブラジルはリオグランデ・ド・スル州。すぐ南にパライバトルマリンでおなじみのパライバ州があり、宝石質の石がたくさん出る有名なプレート近辺の産地だ。 無色透明の結晶に走る成長線。このオクに青い何…

  • 偽孔雀石

    Silverbrunnel Mine, Black Forest, GermanyFoV=3mmD850/bellows/Ultra-Micro-Nikkor 28mm F1.8 M=1/10e 石英の結晶を巻き込みながら共に高めあっている偽孔雀石。周囲の球顆状結晶も一粒一粒がとても素敵だったので、どちらかにスポットを当てようと思いつつ、気がついたら全体を撮っていた。 鉱物。とくにマイクロマウントを撮っていると、主題を見失いがちになる。どちらかを切り捨てて。あるいはどちらも別々に撮ればいいのに。と、いつも撮ってから思い直す。 光が十分に回った偽孔雀石はとてもキレイだ。光が透過しないところだと水…

  • 夏の暑さ対策に『サンコー ネッククーラーNeo TK-NECK2-WH』

    みんな大好きUSB。をからめて何でも作ってしまうといえば「サンコー」だ。この会社は10個の新アイデアがあればうち9個が「誰がこの企画通した!!」と怒りたくなるノリのアイテムだけれども、1個は「これは…すごい…かも?」と唸るものを出してくる。びっくり箱のような会社でわたしに大人気だ。 ペルチェ素子で首の動脈あたりを冷やすネッククーラーは去年から気になっていたのだけれども、気がつくと夏真っ盛りで在庫ゼロ。今年は運良く思い出すことができて梅雨前にゲットすることができた。 夏の盛り。黒っぽいフルフェイスヘルメットでバイクに乗っていると、1時間もしないで脳が煮えてサイケデリックな状態になっていく。ベンチ…

  • 積載量がアップ! SHAD トップケース 40CG CARGO

    なんだかあやしいウイルスが蔓延しそうだ。というあたりで不謹慎なわたしが思い出したのは北斗の拳。時はまさに世紀末。Youはショック。バイクでヒャッハー!! の時代が来る!!! しかしトゲトゲのついた肩パットや装甲ではなく積載量アップが必要になると考えた。 オークションで適当なリアキャリアを落札し、トップケースを付けることにした。これまで箱など付けなくてもいいかという考えだったのだけれども、たまたま食材が一気に切れて、リュックに米5kgと右腕に酒醤油味醂が1リットルのレジ袋。左腕に肉卵キャベツなどが入ったレジ袋を下げて帰ることになり、積載アップは急を要すると判断した。 それまで、買い物は仕事帰りに…

  • ミツトヨ 測定顕微鏡用対物レンズ ML 5x & 10x

    この地味~なレンズはミツトヨの測定顕微鏡用対物レンズ。 レンズマウントはM26と、今どきの対物レンズの規格に使われるものと同じなので、対物レンズを一眼カメラにマウントするようなものであればアダプタには困らないだろう。 有限遠補正対物なので、結像レンズがいらないものいいし、テレセントリック光学系というのも嬉しい。ワーキングディスタンスもとても長い。そしてイメージサークルがべらぼうに広い。基準倍率を超えても像が破綻せず色収差は良好ときている。 なかなか高性能で使いやすい対物レンズなのだけれども、いまひとつ人気がない。それはおそらく姿が地味だからだろう。さらにいうとMITUTOYOといえば無限遠補正…

  • 配管内に生じた銅樹と五水硫酸銅

    Occurred in the pipe.FoV=23mmD850/bellows/TOMINON f=105mm 1:4.5 さる工場内の配管内で生じた結晶で、いちおう人造鉱物になるのだろうか? こんなものがニョキニョキ生えている配管だったらわたしも開けてみたいもので。 手に入れたのは名古屋の石フリマなのだけれども、帰りは車だったので衝撃に耐えてくれそうな丈夫なものを選んだ。もっと繊細で端正なものもあったのだけれども、耐久性とゴツさを基準に石を選んだのは初めての経験かもしれない。 五水硫酸銅というのは天然だと『胆礬(たんばん)』と呼ばれる、ということはなんとなく知っていたが、そういえば硫酸銅…

  • Nikon D850の『カスタムピクチャーコントロール』が激アツとわたしの中で評判

    (※初出の作例写真に間違いあったので2020/3/31 19時54分訂正しました。ごめんなさい) とくに何もすることのない、D850に指紋を付けるだけの自宅待機の中。ふと使っていない機能に目が止まった。『カスタムピクチャーコントロール』だ。 普段、わたしは『ピクチャーコントロール』では『SD(スタンダード)』で写真を撮っている。これは人物でも風景でも猫様でもマクロでも同じで、あとからPhotoshopで色味などは調整する。RAWで撮れば現像ダメージもないので、これについてはノーマルモードであればいいと思っていたからだ。たまーにモノクロで撮りたいときに飲み、変更するモードくらいの認識。 それが『…

  • 携帯式ロマン生成ガジェット「トグルマター」が届いた

    昨年10月。『Makuake』というクラウドファウンディングサイトを眺めていたときに目についたのが『携帯式ロマン生成ガジェット「トグルマター」』というものだった。 ひたすらトグルスイッチをパチパチするだけの、『無限プチプチ』的なジョークアイテム。このときすごく何かをパチパチさせたい気分だったので、即座にポチった。そして先日こちらが届いたのでレビューしていきたい。 内容は外箱に本体。そして説明書。どこにも繋がっていないスイッチに箱はともかく説明書はいるのか。という疑問はいけない。そんなことをいったらこのアイテムの存在意義が消えてしまう。 さっそくパチパチとスイッチングしまくる。 …うん。いい感触…

  • ヒマすぎたので千葉県の房総半島でジビエ食べ食べツー

    世の中は三連休なのだけれども、よんどころなき事情によって前日ヒマになってしまった。昨日は微熱があったので(実際には起きたら平熱だったが)自宅待機。今日はまったくのヒマ。明日もヒマが確定している。気がついたらわたしは千葉県の房総半島に向かっていた。 やってきました。以前Twitterでちらりと見た『猟師工房』。 実のところ初めは「房総スカイラインで暴走するぜ~ イエァー!!」みたいな昭和のノリだったんですが、気がついたらここに来ていました。(暴走はしていません) キョンが食べられるのか… しかしパティ二枚で「キョンキョンバーガー」というセンスはいかがなものだろう。買った!! キョン丸焼きもかなり…

  • 青りんごの味がする多肉植物「グラパラリーフ」

    7~8年前に京成バラ園で買ったときには赤子の手のひらほどもなかったこやつ。青りんごの味がするというので気軽に買ってみたら、ベランダでもっさり育ってしまった。家に迎えたときにはかわいかったのに、こんなに禍々しくなるとは思いも寄らなかった。英名である「ghost plant」という意味を噛みしめる。とくに葉が落ちた後が目玉のようでシミュラクラエフェクトも発動する。 この一年くらいのこと。やたらと葉が落ちる。そのつどゴミ袋行きだったのだけれども、しばらくベランダ掃除をサボっていたら、なんと落ちた葉から新芽が。いじらしく根っこまで。この子にもこんなかわいい時代があった… 以来、落葉した葉は空いている植…

  • ネギトルマリン

    Barra do Sainan Mine,Minas Gerris BRAZILFoV=30mmD850/belows/LOMO Mikroplanar 100mm f/4.5 某所で一瞬話題になって一瞬で某店店舗在庫がなくなってしまったのはこちら、中身ががらんどうになったトルマリン。通称「ネギ」。手に入れそこねてさめざめとWEBで悲しんでいたら、ある日違う店のwebショップで出てきましたよと情報リークをいただく。そんな経緯でわが家にネギがやってきた。 金額としてはとても安いものなんですけどね。宝飾品としては使えないこういう珍品は、その場で手に入れないと金では買えないものになってしまうこと。わ…

  • ダイソーの粘板岩。スレートプレートディッシュに黄鉄鉱が!!

    Twitterの石クラスタがまた何か妙なネタを発見したらしく。 「ダイソーのスレートプレートにはパイライトの結晶が見えるらしい」 ということを小耳にはさんだので、近所のダイソーで物色してみる。結論からいうとあった。ギリギリ肉眼で見える…かな? というレベルの結晶のものだが。 こちらがラベル。だが産地はわからない。コースターサイズと食パンが乗せられるサイズと寿司パックくらいの長めのが100円。ステーキなども乗せられる大きめな30x20cmのものが200円。マイクロマウントの標本を買ったと思えば安いし皿にもなる。 肉眼ではこんな感じ。確かにこれは鉱物趣味がないと。 「なんか金色っぽいところがあるな…

  • 江戸川区『コメトステーキ』はとても漢のステーキだった

    江戸川区の住宅地のど真ん中に突如現れたステーキ屋があり、そこがたいそうコスパのよいステーキ屋だと小耳にはさんだので、友達といっしょに威力偵察に出てみた。写真少なめなけれども、食べ物やに行くとついつい食い気のあまり撮影を忘れがち。 まず店がこの構え。看板やサインなどは一切なし。店舗の中も半分くらいは待機所とコート掛けがあるくらいで、一段上がったオープンキッチンを囲む席はわずか10席。そして券売機とセルフサービスの冷水機がある。 券売機には「米とステーキ 1600円」とよく焼きの二種類。そして「ステーキだけ 1600円(ふつう/よく焼き)」と「ライス 200円」のみ。この潔さがSNSで受けて、住宅…

  • 溶融塩電解による六方晶チタン結晶

    Fov=45mmD850/bellows/EL-NIKKOR 80mm F5.6(rev) 2019冬の石フリマでだぶさんから身請けたもの。溶融塩電解、というものがどういうものかわからないのだけれども、とにかく人工的に作った標本ということ。銀灰色のところがチタン本来の色で、カラフルなところは干渉皮膜。 これが六方晶ですと!? とよく見ると六角板状が積層してちくちくした樹状になっている。ぜひFlickrでオリジナルサイズを見てやってほしい!! 結晶面で光が反射してさぞ撮りにくかろう…と思ったけれどもわたしが選んだレンズはEL-NIKKOR 80mm(旧型)。これをリバースにするとたいへん逆光、迷…

  • 石フリマの釣果『アルノーの緑』

    VERDE D'ARNO (Limestone)Toscana ITALYFoV=130mm 2019年冬の浅草石フリマで「買う予定がなかった」石のひとつ。一度見てほうと思って通過して、何か心がムズムズするのでもう一度この石のあるブースに来たら財布を出していた。実際に見て触るとすごい誘引力のある石。 それがこの不思議な模様を持つ石灰岩。『アルノーの緑』だった。 この石はイタリアはトスカーナ。フィレンツェあたりを流れるアルノー川で「取れていた」もので、特徴的な幾何学模様とグリーンの色彩が知られて取り尽くされてしまったという。実際そうなのかはわからないが、少なくともわたしはこれまで見たことがない石…

  • 石好きによるルーペ紹介⑧ 平面を見たいならこれ『PEAK ANASTIGMAT LUPE 4X』

    石に対して平面を観察する。というのはあまりない機会かもしれないが、スライスした瑪瑙など、ごくごく狭いところで需要はある。そしていざそれに適したルーペとなると専用の観察道具が見当たらない。平面を観察するのであれば顕微鏡が一番であるのだけれども、低倍率においてはこれを使うのが一番。そう、フィルム確認用のルーペだ。大判カメラのピント確認用にも使われるので「ピントルーペ」と呼ばれることもある。平面を拡大して観察するのであればこれに勝る観察道具はない。 そして昔からこの用途に使われるルーペは「東海産業」の『PEAK ANASUTIGMAT LUPE 4X』にとどめを刺す。質感、見え、解像、扱いやすさ。ど…

  • 石好きによるルーペ紹介⑦ 低倍率/高倍率/代用ルーペ

    石好きにとって必要なものは10倍ルーペである。と断じてみたものの、低倍率や高倍率のルーペがあるとTPOに応じて使い分けられる。 とくに10倍以下の低倍率で、いいルーペがひとつあると気楽に観察ができる。低倍率は視野が広く、肉眼よりももう少しだけ大きく拡大して見たい。というニーズに答えてくれる。大型の標本などはまずこれでざっくり観察し、ここはというアタリがついたら10倍で大きく見る、というのが手順だ。 上のニコンルーペは謎のエジプト意匠。メタリックだが樹脂製だ。しかし凸レンズはしっかりガラス。視野は広く周辺までよく見え色ズレが少ない。軽くて使いやすい。3倍という倍率もカジュアルだ。現行ではもう売っ…

  • 国産トリュフもらった~

    「トリュフいりませんか?」「とてもほしいです」 というわけで国産のトリュフをいただいた。和名のセイヨウショウロといったほうがいいかもしれない。堅くてライチみたいな体表で、まだ香りはあまりない。熟成が必要かもだけれども、我慢できない。数個あったので、まずは50mmくらいのものをカルボナーラでいただこう。 雑に扱ってヤレヤレの愛刀。正本で一刀両断。 おお… この脳みそのCTスキャン画像みたいな模様はまさしくトリュフ。これが菌の塊だというから驚きだ。ちょっとスライスして顕微鏡で観察してみよう。 D850/OPTIPHOT/NIKON M Plan10 規則性のあるようなないような。白い筋と半透明の組…

  • 石好きによるルーペ紹介⑥『Carton 宝石鑑定用ルーペ カリナンPRO 10x』

    ↑いきなり当該ではないルーペです。 カートン製のルーペの付き合いは長く、いちばん初めに手に入れたルーペは確か1000円くらいの片持ち繰り出しルーペ。それはもう手元にはなく、酷使した結果レンズのふちは割れ、曇り、カシメはまったくカシまなくなっていた。どこかのミネショの帰りに、落としてしまった。 そして次に手に入れたのはこのカートンのアクロマチックルーペ。コーティングレンズでけっこう使いやすく見やすい部類だった。一見きれいに見えるが、雑に扱ったせいで後玉の凹レンズのコーティングがはがれ、そこに曇りが生じている。 その後、いくつかの適当なルーペを経てカメラのレンズ沼に沈み、その流れからベロモの10倍…

  • 石好きによるルーペ紹介⑤『ZEISS Einschlaglupe D36(可変倍ルーペ)』

    光学界、ライカとともに西の双璧。カール・ツァイス。そこのルーペであるからしてもう疑いの余地はない。それならば、光学の世界ではとかく微妙な評価が多い可変倍率のものにトライしてみよう。そうして買ったこのルーペ。これはとんでもない性能だった。 二枚のホルダーで三通りの倍率が得られるこのルーペは、それぞれ12Dと24Dの屈折値を持つ。ルーペで使われるこの「D」という単位はレンズの屈折力をあらわすドイツ語、Dioptrie(ジオプトリー)の頭文字で、メガネレンズなどにも用いられる。よくこの「D」を倍率と勘違いする方もいるが、それは間違いだ。ただし、D値を四分の一した数が、おおよその倍率と思っていい。ルー…

  • 石好きによるルーペ紹介④『京葉光器 リーフ TH-20 スリーレンズ 10x』

    千葉県の拡大鏡の光学機器専門メーカー『京葉光器』。そこのミドルグレードの10倍ルーペがこちら。光学関連の専門でないとあまり聞かない名前かもしれないけれど、「LEAF(リーフ)」という典雅なブランド銘でルーペと拡大鏡の評価が高い。 このTH-20はやや大型の繰り出し、片持ちのルーペでハンドリングがとてもよい。筐体とレンズをイメージ留めるのがカシメなので、グラついたときのメンテにやや不安があるが、わたしが手に入れてしばらく使っていたけれども緩む気配はない。熟練のカシメ具合といっていい。 なぜこのルーペを紹介したかというと、レンズ構成の紹介をしたかったからだ。外装に「Three Lens」とあるのが…

  • 石好きによるルーペ紹介③『Nikon 宝石鑑定用ルーペ 10x』

    ひとくちに石好きといってもいろいろ派閥があり、繊細な鉱物標本が好きだったり化石が好きだったり、宝飾品に使われる前の裸石。いわゆるルースが好きだったりする。 当然それに合わせたルーペが必要で、先に紹介したベロモや池田レンズなどは広い視野と使い勝手のよさで自家採集派フィールドワーカーたちや、広い視野が必要な鉱物標本観察の派閥に人気だ。 このニコンのルーペはいずれにもあまり使われない。これを愛用するのはもっぱら裸石を集める者や、宝飾品の細部に熱視線を注ぐ人々が多い。その訳は使っていくうちにつまびらかになるけれども、ぜひわたしに語らせてほしい。 ニコンのこのルーペはレンズ径が13mmとやや小さい。大き…

  • 石好きによるルーペ紹介②『池田レンズ Ruper TRIPLET 10x』

    わたしはミネラルショーなどにおもむく際にはストラップつきの『ベロモ トリプレット 10x』を持っていくことが多いけれど、常日頃ポケットに入れているのはこれ。 『池田レンズ』から出ている『Ruper TRIPLET 10x』。レンズ的には同社の宝飾用ルーペのフラッグシップモデルといっていい。「繰り出しルーペの10倍といったらこれ!!」というくらい、スタンダードな決定版モデルといえるだろう。 『池田レンズ』とは大阪に本社を構える大正11年から続く老舗のルーペ製造販売元。その名前を知らずとも、お世話になっている者は多い。長年使っているルーペに特徴的な「Ruper」のロゴは入っていないだろうか? あれ…

  • 石好きによるルーペ紹介①『Belomo TRIPLET 10x』

    鉱物や宝飾品をさらに楽しむために必要なもの。それはルーペだ。異論はさまざまあるだろうけれど、わたしはまず10倍の繰り出しルーペを手に入れるべきだと強く主張したい。ひとまず何でもいい。鉱物ショップやミネラルショーの端っこに売っている500円くらいのものでいい。そしていつもポケットに入れておき観察のクセをつける。 いつしかルーペはボロボロになり、繰り出し部分のカシメはゆるゆる。しまいにはどこかで失くしてしまうかもしれない。そのころには、すっかり鉱物をルーペで眺める習慣ができているはずだ。そして次のルーペはどうしようかと思う。鉱物沼からにゅっとルーペ沼の双葉が分かれる瞬間だ。 そこでおすすめしたいの…

  • フードの内側に、レンズのコバ塗りに使おう『ターナー アクリルガッシュ ジェットブラック』

    光の吸収率99.96%を誇る『ベンタブラック』という真っ黒な塗料があるんですけれど、使用権利を取って一般には使わせないようにしたアニッシュ・カプーア氏に怒って、「世界で二番目に黒い」「アニッシュ・カプーア以外は自由に使用できる」と銘打って産まれた『BLACK』という塗料が出たのは2017年のこと。 『BLACK』は現在『BLACK3.0』までアップグレードして、世界のアーティストにマットブラックを供給しているということです。 当時、わたしも面白がって『BLACK2.0』を買いました。 確か一本1500円くらいで、送料込みで2000円いかないくらいだったような。 実際使ってみたんですが、確かにマ…

  • 2019年 江戸川区花火大会

    友人宅から近いところでキレイに花火が見られるということで、三脚担いで遊びに行く。今年は一回くらい花火を撮りたいなあと思っていた。 ちょっと早くから集まり、たこ焼きなどを焼きながら花火の音が聞こえるのをゆるゆる待つ。 具材のタコは鉄板だけれども、エリンギ、ミニほたて、さけるチーズなどを入れていただく。あんがいエリンギが美味で、さけるチーズも入れるとエリンギの淡白さを補って驚くほどおいしい。たこ焼き、楽しいな。 花火鑑賞&撮影ガチ勢でもないので、部屋の中からドーンという音がしてから出撃。昼間は殺人的な暑さだったけれども、陽が落ちると相対的にすごく涼しくなった気持ちになれる。 遠くで子供が「たーまや…

  • 陽光精機 Oplenon 1 ½ f:1.0 Telephoto

    Oplenon 1 ½ f:1.0 Telephoto。メーカー=陽光精機マウント=Dマウント重量=(約)335g全長=(約)85mmフィルタースレッド=52mm化粧箱/前後メタルキャップ付き ヘンなレンズを好んで集めていると、集合知googleさんですらほとんど情報のないレンズが手元にやってくることがある。このレンズもそのひとつ。どこかの誰かが同じレンズを持って。あるいは探しているかもしれないので、なるべく詳しい実測データも掲載して残したい。 国産のDマウントレンズとしてはZunowのf/1.1シリーズをわずかに越えて堂々のf/1.0。わたしが知る限り国産Dマウントでは最速のF値だ。銀色鏡筒…

  • ガチ中華街 西川口で鉄鍋屯(テッカトン)を食べる

    一昔前は西川口に行ってくる。なんて公言したら「あらやだあの人」みたいなことをつぶやかれた違法風俗街だったそうだけれども、当局による一斉摘発によって滅びた。今ではガチなアジア料理のひしめく謎地域になっている。 というわけで石クラスタ数名で『滕記鉄鍋炖(二号店)』という店で、中国の東北地方の鍋を食べるぞとやってきた。あいかわらずの中国風景と中国語飛び交う駅前に懐かしさすら覚える。 『滕記鉄鍋炖(二号店)』は駅から徒歩数分のビルの地下。構えはどでかいLEDつきの看板があったのだけれども、あまりにハデで目視しているのに認識できなかった。 地下は妙にくねくねした通路。ここもかつては違法風俗だったのかな。…

  • 2019年ミネラルマーケット釣果 秋田県亀山盛鉱山「白鉛鉱」

    Kyouwa Daisen-si Akita-ken JAPAN Kisamori MineFoV=40mmD850/Bellows/Macro-NIKKOR 12cm F6.3 秋田県は大仙市協和にある亀山盛鉱山よりお越しの白鉛鉱さん。母岩にうっすらとまとわりつく緑鉛鉱がじつにいい。空隙にすらっと白い結晶が見える。密林の中に秘められた仏教遺跡。蔦に覆われた仏像をイメージする。 今年のミネラルマーケットは飯田橋ではなく、浅草橋で開催された。何でも予約トラブルがあったとのこと。開催二週間前に会場変更というイベンターであれば卒倒しかねない状況下、無事に会期終了したというので一般参加していたわたしも…

  • モロッコ(?)の西サハラからお越しのメノウ化巻貝

    Oued ed Daham Lagouira. West Sahara MoroccoFoV=40mmD850/Bellows/EL-NIKKOR 63mm F3.5 モロッコからお越しの…というと領土問題的にアレなので、サハラ・アラブ民主共和国も併記しないといけない。事実上モロッコが実効支配しているので。なんて話題はこのブログにふさわしくない。 じつのところ、わたしは化石についてあまり好ましく思っていない。というのも「死」を連想してしまうからだ。未だに恐竜の化石や大型動物の化石を見ると、その向こうに透けて見える奈落を覗き込むようで、なにか恐れを抱いてしまうからだ。 しかし石好きであれば化石も…

  • ガチ中華街 西川口で海蠣餅(ハイリービン)を食べる

    埼玉県西川口。ここは気がつけばチャイナタウンとなっていて、歩くだけでほらそこは中国。という町になっている。駅前に降りた途端、聞こえてくる言葉は日本語よりも中国。台湾旅行を終えたばかりのわたしの耳に既視感を抱かせるに十分だ。 すごく中国なお店が駅前からドン。帰りにここのドリンク屋に寄ってスイカジュースを飲もうと思っていたのに忘れてしまったのが悔やまれる。 このビルなんてもう中国成分のほうが濃い。1Fの料理屋のキャラはどこかで見たような… ここも中国っぽい。右のマッサージ屋は早くも「令和」の名を関した台湾式整体。横浜のような「観光」としての中国っぽさではなく、何かリアルな中国を感じさせる町並みにな…

  • 台湾猫訪問「西門」「十分」「九分」

    台湾はいろんなところで猫様を見たので、猫カテゴリに記録するとともに旅の様子も少しだけ記録しておきたい。 「西門の猫」 西門は台湾でも若者が集う町で、東京でいうと新宿や渋谷のような雰囲気があった。さすがにここでは猫様に会えないかも…と思ったらいらっしゃいまして。 年季の入ったスクーターのシートに老猫がのんでりしていました。台湾にはスクーターと猫がよく似合う。 「十分の猫」 十分はとてもカオスで、線路にガンガン人が入ってはランタンを飛ばしている。本来は立ち入りしてはダメなところで、台湾警察が常に巡回している。けれどもここまでくるともうムダで、電車が来るときと、レールに腰掛けていたりすると散らしに来…

  • 台湾猫訪問「猴硐猫村」

    米国TV曲CNNが「世界6大猫村」に認定した村がある。米・フロリダ州のヘミングウェイ博物館。イタリア・ローマの古代遺跡のラルゴ・アルジェンティーナ広場。トルコのカルカン。日本は福岡県の相島と宮城県の田代島。そして台湾の侯硐(ホウトン)。 日本にあるふたつの猫島をすっとばして、台湾の猫村には何か強く惹きつけられるものがあった。前々から行きたいなあと思っていたら、友人たちと台湾に行こうという計画が持ち上がり、全力でここに寄りたいと駄々をこねたのだ。 台北から一時間もしないで行ける宜蘭線の「猴硐」駅に降りると、平日の昼時でもそこそこの人が。平日は一時間に1本くらいの間隔で電車が来る。金土日は2本くら…

  • Flickrにログインできず更新停止中

    写真をアップロードしている『Flickr』にログインできなくなってしまいました。ログイン時にFlickrの母体である米Yahooのメールアドレスとパスを要求されるのですが、それを入力するとYahooにログインはできるのですが、今度は「Flickrに登録しているアドレスとパスを入力せよ」といわれます。 なので登録しているアドレスを入力するのですが、すると米Yahooのログイン画面に飛ばされてしまい、「そのアドレスはYahooのものではないのでYahooのアドレスとパスを――」と、無限ループになってしまいます。 同様の現象に悩まされている方も多く、現状パスもアドレスもわかっているのにログイン出来な…

  • これはもしかして究極の単眼鏡なのでは? 五藤光学研究所の単眼鏡 GT-M518 5x18

    この手のものはペンタックスのパピリオ2で物欲が収まったと思っていたのだけれども、見え方や操作性にはまったく文句なしであるにもかかわらずポケットに収まるくらいのサイズがいい~ 双眼鏡デカ~い。という思いがムラムラ湧き上がっていた。 パピリオ2はこの値段でいまだ唯一無二のマクロ性能。遠くのものは望遠レンズくらいしか比較するものがないものの、家にあった古い双眼居やオペラグラスとは比較にならないほど優れている。小型軽量、フォーカスリングも軽快。ただレンズがふたつある、というのは大きさの点でどうにもならない。強いてネガティブなところを挙げるとすれば、反射光などの逆光だとフレアや色ズレがわずかに見えること…

  • 砂浜爆走につき大洗車物語『オートクリーンプラザ奥戸』

    昨日は調子に乗って銚子の砂浜をバイクで走ってしまった。 その日の帰りは夕方になってしまい、洗車が面倒だといったら旧友から「明日真っ赤になってないといいな」といわれてしまう。そんなわたしのバイキュが共産主義者に。車体も一部赤いので心配になったので、たまたまお休みだった次の日は洗車することにした。 けれども借りている駐輪所はバイクの洗車とかメンテお断り空間なので、洗車場とやらに行ってみることにした。葛飾区民の車、バイク持ちであれば一度はたぶん訪れる『オートクリーンプラザ奥戸』へと行ってみることにした。セルフ洗車場は初めてだ。 土日は混むというので最悪無駄足を覚悟していたのだけれども、三台ほどの車が…

  • 銚子あたりにソロツーリング

    今日は天気がいいのでツーリングに行こう。だいたい銚子らへんでおいしいお魚を食べよう。行けたら海も見よう。温泉もあるっぽいぞ。くらいの気持ちでGoogle Mapを開き、それっぽい場所あたりにマーカーを置いたら出発だ。 そろそろ銚子あたりだというところで味わい深い踏切があったので思わず撮影。バイク乗りは風景に自分のバイクを写すのが習いだというのでわたしもそうする。出先にダンボーを連れて行って撮影するのと同じ感覚だな。 はてこの線路は何線なんだろう? 近くに駅が目視できるので、行ってみよまい。 総武本線「猿田駅」でした。えっ、これって東京で走ってる「総武線」の「本線」なんですか!? こっちのほうが…

  • オレゴンサンストーン

    アメリカ オレゴン州FoV=20mmD850/bellows/TOMINON 75mm f/4.5 数年前から長石グループは大フィーバー。オーストラリアのレインボーラティスサンストーンあたりから、長石グループの人気がうなぎのぼり。 この長石グループというのはややこしくて、サンストーンもムーンストーンもラブラドライトもアンデシンもフェルドスパー(長石)の一言でくくられてしまう。正直わたしも何がなんだかわからずに手に入れている感がある。 それでも「美しいから」という最強の動機から長石グループの石は好まれている。そのまま姿を愛でる原石派からも、削って光を最大限に溢れさせたいルース派にも愛され、しかも…

  • Peak Design『アンカーリンクス』銀一モデル

    みんな大好きピークデザインのアンカーリンクス。好きなストラップを好きなカメラにワンタッチで交換できる、カメラガジェット好きのみならず実用的にも優れもの。中華製の安い物もあるけれど、どうもカメラ側に付けるアンカーの質がよくないとのこと。高価なカメラとレンズを預けるのであれば、安心できる本家のものを使いたい。 (実は中華製もどんなものかとポチったけれど、一ヶ月たっても到着せずその後突然キャンセル扱いになるという始まる前からの中華クオリティプレイ中) 本家アンカーリンクスは耐荷重90kg。アンカーの赤い部分はナイロン製ですべりがよい。性質上ストラップが長くなるけれども、わたしは長いほうが好きなのでむ…

  • 大洗へあんこうツーリング

    大怪我をしたというのに懲りないわたしはまたバイクに乗ってツーリング。怪我復帰後、はじめての短距離ツーリング。片道100kmの日帰りツーで、高速も使って明るいうちに帰ることができる。 守谷SAで寺田くんを待ちつつ行き交うバイクを眺める。晴れの日土曜の朝、これからどこぞに向かうライダーたちを見送りつつ、見慣れたバイクがわたしのバイクの隣にきたので出迎える。 「ヤッホー」「……どちら様ですか?」 すみません。人違いでした。同じようなカラーとボディでフルフェイスだと見分けがつかないよ!!(暴れる) 無事合流して出発。インカムの設定がひさしぶりで戸惑ったりもしたけれど、無事にペアリングができて常磐自動車…

  • AF-S 24-85VRにて猫渡り

    去年から今年にかけては公私に慌ただしく、前年に軽くて手ぶれ補正のあるレンズで猫様を撮るぞと購った『AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR』もあまり使わず。という具合。レンズは軽いもののD850が重いためか、D610の頃より外に持ち出すことが億劫になっている気がする。歳を取ると手に持った茶碗が重く感じるというけれども、機材が重く感じるのは自分を許し難い。 休日だけれども曇天にして薄ら寒く、雨上がりの夕暮れ前というバッドコンディションにもかかわらず、とても不甲斐ないお気持ちに突き動かされて猫様を求めて町へ。一度カメラを持てば重いなんて気にならなくなるので、やはりこ…

  • 高倍率マクロ専用レンズ『Macro-NIKKOR』たち

    わたしが下記のブログを書いたのも五年前。このときは赤いラインの12cmと黄色いラインの65mmのマクロニッコールしか手元にはなく。 しかしというかやはりというか、この道を歩いていると集まってくるもので。感動の対面は2018年でありましたが、一度くらいは集合写真を撮っておくべきだろうと思い立っちました。ごくナチュラルに集合写真といっているけれど、揃いのレンズが集まったから写真を撮ろう。というのはマニアにとっては当然のこと。今わたしはインフル疑惑の熱を出して仕事を休んでいるのですが、別に熱に浮かされているわけではなく。 …なんて幸せそうな家族の肖像だ。端々に苦労を忍ばせる使い込み具合が見受けられる…

  • 初詣『葛飾区 葛西神社』

    大晦日から元旦の明るいうちはたっぷりと眠り、日が暮れてからは親族忘年会。初詣は二日からでいいかと油断しまくり寝正月。布団からやっとこさ這いずりだしたのはおやつの時間も過ぎたころだった。 今年も縁とゆかりがある『葛西神社』へ。二日ともなると屋台も甘酒もお焚き上げもなく、かろうじて社務所が開いているくらいの神社ではあるが、わたしはここが好きだ。 これといって信心しているものがあるわけでもないので、願い事は思いつくまま。賽銭も小銭入れに入っている端数を整えるくらい気持ちで柏手を打つ。たまたま思いついたことは近所の猫が寒そうな様子だったので「自分の身近な猫たちが幸せでありますように」と祈りを念じる。 …

  • 2018年 東京ミネラルショーの釣果『白鉛鉱』

    Tumebu NamibiaFoV=45mmD850/bellows/NIKKOR-AM*ED 120mm f5.6s 去年は胃潰瘍のため行けず、肉体的にも精神的にも苦しんでいた東京ミネラルショー。しかし今年は参加することができた。しかも二日間。趣味のものは通販が盛んな昨今であるけれども、ミネラルショーで殺伐と石を選びながらブースを巡るのは何にも代えがたい。 今年はひと目で心を鷲掴みにされた石がいくつかあった。そのひとつがこれ『白鉛鉱』。洋名セルサイトともいう。ずっと、ちょっと大きめなごろんとしたものが欲しくてたまらなかったので、これは即買いだった。それなりの値段だったけれども、ちょっと割引も…

  • Nikon F3の視度補正レンズにコシナがジョリーフィットな件

    わたしは近視のためメガネを着用しているのだけれども、遠くのものをそれなりに見えるようにして、近距離の性能はPCディスプレイが見える程度に抑えている。あまりジャスピンにすると目が疲れるらしいのだ。とくに手元だと-1~2Dくらい足りない。 実際にシミュレーションしてみて通常は度の弱いメガネのほうが楽なのだ。スマホを見たり本を読むのにもたいして苦にならない。けれども、カメラのファインダーについては、 「ン~ もうちょっとだけ強いほうがいいかも。ンン~」 くらいの見え方だったりする。なのでD90から今のD850に至るまで、-2Dの視度補正レンズを入れている。こうすると未来が開けたかのようにファインダー…

  • ニコンミュージアム企画展『幻の試作レンズたち ―ミラーレス Z 7がとらえた魅惑の描写』に行ってきた

    ニコンミュージアムはわたしみたいなマイノリティの心に刺さる企画をやってくれる。しかも入場無料のミュージアム。本当にいいんですか!? と思いながら毎回足を運んでる。 「Nikkor-S Aute 105mm f/2.8」 『ニッコール千夜一夜物語 第五十一話』に出てきたソフトフォーカスニッコール105mm f/2.8だ!! これは社内に一本だけ現存していて、もしかしたらこれしか残っていないかもしれない。ということでしたが、2018年の夏頃。オークションサイトで一瞬だけ現れ、すぐに消えていったソフトフォーカスニッコールが確認されています。 今回の試作ニッコールのいくつかは、実際にプロがニコンZ7に…

  • ニコン研究会 東京グランドミーティング スーパーマニヤの集い 顕微鏡の夕べ

    先日行われた『ニコン研究会 東京グランドミーティング スーパーマニヤの集い 顕微鏡の夕べ』にわたしも参加を許されることになり、喜び勇んで参加してきました。スーパーマニヤでもなく顕微鏡もマスキングテープでデコるくらいミーハーなわたしですが、こんなこともあるんだなあ。 『RED BOOK NIKKOR』の管理人にしてニコン研究会の常務理事。秋山満夫導師じきじきのご招待。餃子とベローズの縁がまさかこうなるとは人生何があるかわかりません。 朝はお仕事で現場に出ていたので、装備はリュックひとつとミニ銀箱ひとつきり。そこにNIKONのM Planの1~100倍までの対物セットとRMSマクロニッコール。石ク…

  • 2018秋 名古屋石フリマの釣果『ゴールドシーン・サファイア』

    Kenya? Madagascar?Fov=25mmD850/bellows/TOMINON 105mm F4.5 Twitterでにわかに話題になったゴールドシーン・サファイア。はて、ルチル入りのサファィアなのかな? と思っていくらか調べてみると、まるでクリムトの絵画みたいな金色がサファィアに封じられている。しかも金色の形がユニーク。 ほほほほ、ほしい! とか思いながら名古屋石フリマでルースを扱うブースにかじりついてみたところ、お値段がとてもかわいくない。しかもわたしが見に行ったときにはすでにハイクラスのものから売れていっていた。 せめて小粒のものを…と思いもしたのだけれども、どうもゴールド…

  • ミツトヨの無限補正対物レンズ M Plan APOシリーズ

    対物レンズを使った撮影をする人の間で人気があるのがこれ。ミツトヨの『M Plan APO』シリーズ。日本ではそれほどなじみがないのだけれども、海外のマクロ撮影に思いつめた虫屋さんたちを中心にこのレンズは評価されました。 なぜかというと「写りがシャープで色収差がほとんどない」はもちろんのこと「(高倍率としては)ワーキングディスタンスが長い」「そこそこ逆光に強い」「(このクラスの金属対物レンズとしては)とても安い」。つまるところ、対物レンズを使うときに求める性能が高水準で備わっている。というのが人気の秘訣。 わたしも石の撮影のさい、このレンズにはよくお世話になってます。5倍、20倍、50倍のライン…

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