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万里の短編集〜水曜日のお楽しみ あるいは 猫の足音 https://ameblo.jp/mari-short

小説、エッセイを読むのが好きです。小説家に憧れつつ何もしないまま時を重ねてきましたが、図書館で偶然手に取った短編小説集をきっかけに筆をとってみました。 名前はまりと読みます。よろしくお願いいたします

万里
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東大阪市
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2011/06/26

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  • そして幸せに暮らしましたとさ。ほえる太陽

    うわぁ。こんなの初めて。凄い。凄いわ。 蒸気立った若い女性の声が左耳をくすぐり、達也は声の方に顔を向けた。すぐ横にいる二十歳そこそこの女性は、興奮で頬を赤らめ…

  • 下弦の月と三毛猫だけが真相を知っている。

    窓の外で音がする。力まかせに生垣の樹木をかき分けたようにガサッと。佑弥は首を傾げた。佑弥の住むハイツには樹木なんてない。窓をあけ外を覗くと、三毛猫がじっとこっ…

  • 河津桜がチル頃に

    教科書を適当に詰めこんだカバンの重さが、倦怠感に輪をかける。昨夜の電話のせいで窓が白むまで眠れなかった。口の中で欠伸をしながら、中島流星は改札を抜け、ホームへ…

  • 不倫旅行のアリバイ作りは誰のため?‐吾輩は犬である。名前はまだない

    3月だというのに、なかなか暖かくならない。毎日の散歩でも、毛が寒さで逆立ってしまう。くりんくりんの自慢の巻き毛が台無しだ。それでも吾輩は出かける。茜姫を守るた…

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