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万里の短編集〜水曜日のお楽しみ あるいは 猫の足音 https://ameblo.jp/mari-short

小説、エッセイを読むのが好きです。小説家に憧れつつ何もしないまま時を重ねてきましたが、図書館で偶然手に取った短編小説集をきっかけに筆をとってみました。 名前はまりと読みます。よろしくお願いいたします

万里
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2011/06/26

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  • 秋近し都会に繰り出す‐風子の物語

    風が強い。まだまだ蒸し暑いが、秋が一歩ずつ近づいて来ている。雨の匂いを孕んだ風が青々と茂った木からもぎ取るように葉を吹き飛ばす中、風子は立ち止まった。原宿駅か…

  • 非常階段で出会った運命の人‐温子の物語

    火事だあ。 男性の叫び声を合図に、そこにいた人たちが一斉に非常階段へと向かう。同僚の寿恵が花柄のハンカチで口を押さえながら歩き出した。温子もキャラクターのつい…

  • 花火大会の夜に‐吾輩は犬である

    東の空がかすかに白む頃、吾輩は西へ向う。いつの間にこの国はこんなに暑くなってしまったのだろう。まだ夜も明けきらない早朝だというのに、もう気温は三十度近く。少し…

  • たそがれコンサートに吹く風は‐茜の物語

    寒さに凍えるほどエアコンを効かせたビルの自動ドアが開くと、熱い風が身体にめがけて飛んできた。一歩外に出るとまだ陽射しはまだ焼きつくようだ。熱中症警戒アラートも…

  • ブルーの真夏の恋‐優子の物語

    「素敵な色合いのファッションですね」その言葉に優子は戸惑った。篤紀に誘われたガラス展は、最初から最後まで作品ひとつひとつが感動的だった。自分では思いつかないよ…

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