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万里の短編集〜水曜日のお楽しみ あるいは 猫の足音 https://ameblo.jp/mari-short

小説、エッセイを読むのが好きです。小説家に憧れつつ何もしないまま時を重ねてきましたが、図書館で偶然手に取った短編小説集をきっかけに筆をとってみました。 名前はまりと読みます。よろしくお願いいたします

万里
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2011/06/26

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    たくさんの本の中から一冊を選ぶ。この瞬間がなんとなく好きだ。探していたのは、星野道夫の「旅をする木」。多くの人の人生を変えた本、らしい。私も変わりたい。よし、…

  • クリスマスのハプニング−すばるの物語

    「はっ? キャンセル? 取れなかった? やめておくってどういうことだよ?」「上席から反対があったようで…」「そんなこと、今更…。そこをなんとか説得するのが営業…

  • 吾輩は犬である。無残で幸せな恋物語(モノノケ注意!)

    吾輩は犬である。名前は、まだない。 吾輩はペットショップというところで生まれた血統書付きの犬らしい。そこで膝にそっと乗せてくれ、吾輩を連れ帰ってくれたた彼女に…

  • 春風のむこう−亮太の憂鬱

    モニターの中で、機械でできた恐竜がもだえ苦しみ、サラウンドの効いたスピーカーから断末魔の叫び声を上げた。凄い迫力だ。だが、まだラスボスじゃない。ふぅ、つまらな…

  • 潮風の展望台

    能登の風は冷たい。千枚田を吹き渡る潮風を受けながら、篤紀は香織のことを考えていた。あれは10年程前のことだったろうか。友人の泰典に紹介された香織は、まさに篤紀…

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