夏の湖望みさざなみ広場かな ひと時晴れましたが、雲の多い一日です。 漁れる鳥の飛沫や夏の湖曇天の静寂に揺るる青楓青楓濃淡まるで水彩画天界へポプラ青葉を広げを…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
卯波立つ陸へと傾ぐ松林 午後になって、天気になりました。 岬みな断崖なりぬ卯月波一湾を満たす卯波の一日かな汚れたるままの玻璃戸や卯月波押し寄せて島置き去りの…
採光のための天窓夏隣 日影から城山・大垂水峠へ行ってきました。 新緑の明かりとなりぬ山の道囀や岩場へ一歩踏みしめる囀や日の斑と共に山の道山道の採りてゆけよと…
シロヤシオツツジ を上高岩山へ見に行こうと思ったが、調べるとまだ蕾のようなので予定を変更して高尾山系の城山へ アケボノスミレを見に行くことにした。友も誘って…
翔ぶものと躑躅に沿へる小径かな 今日は、全くの夏ですね。 駅前の空地たんぽぽ絮なせり葉桜のしかと青空背負ひをり新緑や赤児の眠り胸に抱き姫女苑今も水車の廻る道…
晩春や鈍き音して貨車止まる 昭和記念公園のネモフィラの丘が綺麗でした。時にシャボン玉を舞わせてます。 春雨や昼を灯して広告塔新緑の飛び込みてくる入園口新緑と…
消防署前に半鐘赤躑躅 今日は、過ごしやすい一日でした。 白壁の教会に散る花水木教会の白壁に這ふ茨の芽薔薇の芽のふつくらとしてゐる教会瀟洒なる住宅街や木香薔薇…
新緑や手話伸びやかに語り合ふ 塩船観音に躑躅を訪ねてきました。結構なものですが、満開はこれからです。 花水木団地連ねてゐる道路白雲のぽかりぽかりと夏隣バス待…
一面の新緑となる盆地かな 月曜火曜と山梨へ行ってきました。昨日は、山開き前の西沢渓谷を歩いてきました。 燕はも富士の腕に遊びをり桐の花甲州盆地見下ろせる新緑…
山梨の石和温泉に宿泊した翌日に、久しぶりに西沢渓谷を歩いてみることにした。ネットで調べたところでは、塩山から平日のバスは四月二十日から運行ということなので、…
街路樹といふ新緑をたどりゆく 予報通り雨になりました。まだ、小降りですが。 白壁の影を揺らして藤の花瑞々しきひかり零して藤の花街路樹が薫風呼びてをりにけり紫…
若楓風と睦みてをりにけり 良い天気になりました。昭和記念公園人出が多かったです。 若楓空に描ける抽象画若楓浮沈の枝の招きをり若楓天女のごとく舞ひをリぬ若楓空…
ぽつかりと雲のいくつか山笑ふ 今日は、南高尾の西山峠へ行ってきました。 強風をなにするものぞ燕ゆくホームへと演舞を見せてゐる燕押し合ひて盛り上がりをる春の山…
今日は午前中 時間が空いたので、 南高尾の西山峠を訪ねてみることにした。 近年 、毎年 訪ねているのだが、 この時期に 訪ねてみたくなるところである、という…
木香薔薇どちらの家の垣根かと すっきりしない天気でした。今日は、雑用でバタバタしてました。 石楠花や楽しきことのある窓辺植栽の色真つ直ぐに躑躅かなマンション…
白雲の流れ背にして残花かな 雲はありましたが、天気は良かったです。 枝垂れをる残花あやかしなりしかと牡丹の二輪ひかりを奏でをり葉のごとく花弁揺るる牡丹かな躑…
新しき住宅地かと花水木 今日は、天気は良かったですが、風が強い日でした。 おひたしのための菜花や無人市満天星の音なき音を響かせり風といふ友達や小手毬の花街角…
空といふ沈黙を背に花は葉に 国分寺の殿が谷戸公園にクマガイソウがが咲きました。 舞ひ納めしてをりしかと花は葉に仲の良き姉妹のやうな牡丹かなそれぞれの葉に陰陽…
雲よりも自由でありぬ若楓 昭和記念公園を歩いてきましたが、凄い人出でした。 野をゆける風の在り処の若楓若楓歓びの歌奏でをり大空といふ遊び場や若楓原色を目に焼…
渓流の音が誘ふ春の山 昨日は、日陰躑躅の山である坪山に登ってきました。 林間の灯し火一人静かなジグザグに登りゆく尾根春の風声掛けて声掛けられて春の山山さぐる…
二日連続で 良い天気となった水曜日、 雨降りの次の日は登山道が滑るが、今日は大丈夫であろうと、日陰 ツツジ を見ることが出来る山の坪山へ行くことにした。 平…
花満ちてこころ穏やかならざりし 昭和記念公園のチューリップと桜の競演が素晴らしいです。 今生を夢のごとくに花吹雪鶯や山気ひろがる苑の道古里の遠き山々三つ葉躑…
波風の立たぬひと日や花辛夷 今日は、一日中雨のようですね。 山中の雪かと紛ふ花辛夷なほ白き衣の富士や花辛夷辛夷散る土へと帰る覚悟とも山霊の宿りをるかに花辛夷…
自動ドア開き広がる桜かな 桜満開ですね。今日は、午後から俳友のご自宅に招かれて、ご相伴してきました。 紅枝垂れ桜に宿る鳥の声ゆわらんと揺れ紅枝垂れ桜かな紅枝…
昨日は、御岳山の富士園地から日の出山・麻生山を歩いてきました。
雲去りて尾根に残れる山桜 昨日は、日の出山から麻生山へ行ってきました。 単線の停車の度のさくらかな曇煙る奥多摩の山桜かな鶯のこの一声や雨上がり花ぎぶし御嶽の…
御岳山の富士園地のカタクリの花が咲いたということで、友と二人で出かけた。 友とは 青梅駅で合流して、御嶽駅のバスは臨時バスに間に合って、八時過ぎに出発で、バ…
灰色の空の濃淡花の雨 もう雨が上がったようですが、少々寒いですね。 花の雨心理の本に鬱の文字姿なき飛行機の音花の雨花の雨時を留めてゐるやうな赤々と煉瓦の塔や…
花桃や瓦屋根持つ門構へ 立川の根川を歩いてきました。かなり咲いてきましたね。 風もまた躊躇するかに若楓多摩川の空へと伸びてゐる桜一時の日差し花韮開きけり桜背…
養花天水音立ててゆく車 午前中、歩いてたら雨が降ってきました。 キューピットなりたる鳥や花の中韮の花地上の星も瞬ける曇天に躊躇してをり韮の花曇天の静止画のご…
富士の峰をなきものとして霾れる 片倉城跡公園へカタクリの花を見に行ってきました。 置物のやうな髪型花の下山桜多摩の横山どこまでも音のせぬ小さな流れ水芭蕉流れ…
初花の木々に霊気の宿りかな 国立へ歩いてきました。桜は三分と言うところでしょうか。 風を呼び風をいなして枝垂桜マンションの鉾のやうにも花辛夷斎場の前紅枝垂桜…
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夏の湖望みさざなみ広場かな ひと時晴れましたが、雲の多い一日です。 漁れる鳥の飛沫や夏の湖曇天の静寂に揺るる青楓青楓濃淡まるで水彩画天界へポプラ青葉を広げを…
梅雨晴間二色に染めてロングヘア 香雨の鷹羽狩行名誉主宰が5月27日に亡くなったことを、今日、野島さんのブログで初めて知りました。結社狩の当時、結社の吟行も会…
木下闇天を駆けゆくモノレール 築地に検診の結果を聴きに行ってきました。特にはなかったので、安心しました。 白紫陽花魂のごとくに弾みをり金糸梅人が寝まりてをる…
昼顔並び宝塚歌劇団 今日は、午前中歯医者でした。午後に多摩川まで散策して、途中で、玉蜀黍を買って帰ってきました。 昼顔の高き垣根や屋敷街曇天を突き上げて唐黍…
菖蒲田に棲みなすもののきらめけり 明治神宮に吟行に行ってきました。 紫陽花の杜の静寂を揺らしをり新緑の杜を縫ひくるひかりかな鳥居にも付く順列や泉湧く大前に広…
尾瀬の森夏鶯の舞台とも 尾瀬の二日目の句です。見晴から尾瀬沼を経て大清水に抜けました。 夏鶯森どごまでも透けてゆく春蝉の声の膨らみゆける森新緑の一葉一葉のひ…
尾瀬ヶ原の見晴の燧小屋で一泊した朝は、五時半に起床して寒くないように、しっかり着込んで山小屋のスリッパを履いて、 尾瀬ヶ原の霧を見に行こう。 山小屋を包むよ…
尾瀬の風ぞんぶんに受け桐の花 水木と尾瀬に行ってきました。五日の水曜日の俳句の記録です。天気良好でした。 ご先祖の石碑高きに桐の花卯の花や峠へ車つらねゆくア…
友と尾瀬 へ出かける約束の前日、 急に腹痛がありこれは友に一人で行ってもらわねばと夜中の十一時頃に思って、また睡眠も取れずにいたら、二時過ぎにようやく熟睡し…
白雲と黒雲同居迎へ梅雨 築地に年に一度の検査に行ってきました。一日仕事です。明日と明後日は、尾瀬を歩いて来るので、留守にします。 額の花私鉄沿線てふところ夏…
深緑なりし湖面へ人の影 今日は、過ごしやすい天気ですね。 青空へ近む湖畔の皐月かな遠足や一塊となる子らの声ボートゆく一人は空を見てをりぬ紫陽花や大樹の下とい…
青空に思ひ思ひの夏の雲 今日は、天気が良くて散歩が出来ました。 石塔の裾を飾れる未央柳柏葉の紫陽花砲のごとく立つ梔子の花や縁起を記す石碑仕立屋の前に風船青葉…
麦笛や異郷なれども懐かしき 降りそうで、降らなそうな天気です。台風は消滅しましたが、余波があります。 麦笛やホームひとつで足りる駅麦笛や陸橋の音絶えてより麦…
富士山の羞恥心とも夏の雲 昨日は、入笠山からテイ沢を巡ってきました。 初夏の盆地の上の富士の峰四囲の峰額縁とする夏の雲甲州に棚なすものや青葉光林間の青空透か…
そろそろ入笠山にオサバグサが咲く時期ではないかと、友を誘って、 台風の中休みの水曜に、友とは高尾駅で待ち合わせて、鈍行にてゆっくりと出発である。 中央線の富…
高層階雲が閉ざして梅雨に入る 雨が降っては、止んで、また降りそうなので、今日は、家ごもりです。 つや消しのやうなテーブル梅雨に入る梅雨に入る送電線に高架塔梅…
遠会釈病後の人の白日傘 雨が降りそうなので、散歩しないでいたら、降りそうにないですね。降るんでしょうが。 健啖家今も変はらず暑気払ひ持つべきは古里の友夏見舞…
石塔を囲める未央柳かな 天気が良く過ごしやすい日です。 天界と通信未央柳かな参道に一輪だけの金糸梅本堂になにを結べる金糸梅金糸梅読経の音のしきりなる方丈の庭…
アラジンの裔か夏シャツ腹出して 昭和記念公園を散歩しましたら、今日は、ワンちゃんのフェステバルをやってました。 夏シャツの腰のくびれの歩みゆく立ち蕎麦や夏シ…
石碑みな講のものなり夏鶯 今日は、久しぶりに大岳山に登ってきました。 石楠花や仰向きて見る大鳥居参道の急階段や夏鶯参道を明るくしたる若楓夏鳥の声伸びやかに杉…
大鉢の南天の花四方護る 今日は、午前中はひと時、晴れ間も見れました。 雨後の森芳しき青葉風樹下といふ昼の薄闇濃紫陽花緑陰を響きてきたる鳥の声白紫陽花聖地のご…
青梅や名のみが残る山の城 午後になって、時にかなり強い雨となりました。 視野ぐいと狭めてをりぬ梅雨曇り南天の花や垣根を突き上げして昼顔を支へてをりし垣根かな…
真昼間の風が灯せる月見草 今日は、築地へ検査結果を聞きに行き、新宿で買い物して、殿が谷戸でひとり吟行して、一日仕事でした。 月見草ひたすら宵を待ちをりぬ月見…
草いきれむかし山城ありし跡 今日は、一日中雨なので、外に出ないで過ごしてます。 地図になき山道ゆけば草いきれ草いきれ丘にのぼれば灘見えて山道のおちこちに句碑…
朱の鳥居続く坂道男梅雨 午前中は小振りでしたが、午後から降りだしました。 青空の降りてきてゐる茅の輪かな先人の香りの中の茅の輪かな降りつづく雨の香りの茅の輪…
林道の梅の実のみな潰れをり 今日は、遅い時間に出かけて、木下沢から景信山を歩いてきました。 またたびの葉の白々と山の道渓流の道の一歩の涼しさよ入梅の水音ゆた…
朝、 普通の時間に起きて、 朝食の後、 今日は雨が降らなそうなので、木下沢林道の工事のため 土日しか行くことができない木下沢林道を 久しぶりに歩いてみるこ…
梅雨入の湯気立ててゐる蒸饅頭 雨が上がっても、鬱陶しい感じですね。 梅雨入の四囲の山々隠す雲梅雨入のパシャリと閉じる地下倉庫梅雨入の喉の渇かぬひと日かな梅雨…
宿すてふ蛍袋のぬくみかな 梅雨入りしたようです。今日は湿度が高くて、蒸し暑いです。 燭のなき夜道の蛍袋かな露天湯の灯りを消してより蛍貨物車の長きが過ぎて額の…
熱を持つやうに青葉のひかりをり 今日は、天気が良くて、歩いていても汗ばむほどでした。 木下闇流るる水の白さかな青空の四囲となりたる夏の雲叢に消えて再び夏の蝶…
検査終ふ曇天払ふごと青葉 今日は、築地に年に一度の検査に行ってきました。 譲り合ふ電車の席や朝涼し入梅や曇天制すやうにビル懐かしき駅過ぐ車窓走り梅雨芒種なる…
少年ら高きサドルや新樹光 午後になって少し雲が出てきました。 青葉みな空のカーテンなりしかと夏鳥や樹々深みゆく山の道雑林の青葉の香りつなぐ橋恐竜の末裔かとも…
夏鳥の声伸びてゆく雨上がり 今日は、良い天気になりました。 雨上がり深く息づく青葉かな夏鶯声新しき雨上がり雨粒はどれも四葩のひかりかな天上に恋してをりぬ額の…
新緑の中へ果てなき山の道 昨日は、広島の友人と三つ峠へ登ってきました。 渓の音みな白かりぬ登山道木天蓼の葉の白々と山の道山道の招くごとくに青葉風林道へ背を向…
三ツ峠山(6月1日)天候は不純な日々ではあるが、どうやら 天気も持ちこたえそうなので、 広島の友人と二人で三ツ峠山へ登ることにした。 iPhone で調べる…
葉桜にこじ開けられてゐる曇天 午後から少し曇天がほぐれました。雨の降らないひと日です。 曇天の日も高々と白日傘塀の間を飛び出てをりぬ薔薇真紅叢の中にもありぬ…
走り梅雨雲の間に間に多摩の山 もう梅雨に入ったような感じですが、今日は、良い天気になりました。 走り梅雨高楼の燈は点滅す走り梅雨波のごとくに山の雲欄干のみ残…
宝道てふ近道や花蜜柑 今日は、天候不順で、一歩も外へ出ていません。 内海にぽかり浮雲花みかん高野への町石道や花蜜柑大島の影くつきりと花蜜柑花みかん湾を出てゆ…
垣根てふ法に従ふ皐月かな 今日は、夏の虫の観察の一団と遭遇しました。虫のような歩みでした。 アンテナを舞台としたる夏の鳥薄絹の空一面の暑さかな小判草古りてま…
地下に駅ある街角や夏燕 今日は、用賀で吟行会でした。 四つ角で迷ひてをりぬ黒揚羽夏燕空に無数の小径あり薫風に背を押されゆく商店街薫風や人通りよき商店街初夏の…