炎天へ出てまた地下へゆく電車 久しぶりで、府中郷土の森を歩いてきました。 炎天のレンズのごとき空ひとつ炎天下眉毛なき人歩みゆく炎天の街にこんもり杜のあり炎天…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
麦笛や異郷なれども懐かしき 降りそうで、降らなそうな天気です。台風は消滅しましたが、余波があります。 麦笛やホームひとつで足りる駅麦笛や陸橋の音絶えてより麦…
富士山の羞恥心とも夏の雲 昨日は、入笠山からテイ沢を巡ってきました。 初夏の盆地の上の富士の峰四囲の峰額縁とする夏の雲甲州に棚なすものや青葉光林間の青空透か…
そろそろ入笠山にオサバグサが咲く時期ではないかと、友を誘って、 台風の中休みの水曜に、友とは高尾駅で待ち合わせて、鈍行にてゆっくりと出発である。 中央線の富…
高層階雲が閉ざして梅雨に入る 雨が降っては、止んで、また降りそうなので、今日は、家ごもりです。 つや消しのやうなテーブル梅雨に入る梅雨に入る送電線に高架塔梅…
遠会釈病後の人の白日傘 雨が降りそうなので、散歩しないでいたら、降りそうにないですね。降るんでしょうが。 健啖家今も変はらず暑気払ひ持つべきは古里の友夏見舞…
石塔を囲める未央柳かな 天気が良く過ごしやすい日です。 天界と通信未央柳かな参道に一輪だけの金糸梅本堂になにを結べる金糸梅金糸梅読経の音のしきりなる方丈の庭…
アラジンの裔か夏シャツ腹出して 昭和記念公園を散歩しましたら、今日は、ワンちゃんのフェステバルをやってました。 夏シャツの腰のくびれの歩みゆく立ち蕎麦や夏シ…
石碑みな講のものなり夏鶯 今日は、久しぶりに大岳山に登ってきました。 石楠花や仰向きて見る大鳥居参道の急階段や夏鶯参道を明るくしたる若楓夏鳥の声伸びやかに杉…
少し山歩きの間が開いて、友と大岳山へ行くことになった。御嶽駅発八時三十四分 ロープウェイ行きのバスに間に合うように電車に乗って、 御嶽駅で友と無事に合流して…
新緑と青空が待つ公園へ 今日は、良い天気でした。 人抱くやうに緑蔭広がれる一面の青葉の色の湖の面翔ぶものと戯れてゐる白詰草初心者の手漕ぎボートの水飛沫小島一…
特急の車窓過ぎゆく新樹光 今日は、深大寺植物園の薔薇を見てきました。 沿線の車窓が分ける新樹光紫の幕のずらりと皐月展葉は黒子徹してをりぬ皐月展新樹光入場券の…
青春や青芝に浮く日本海 午前中雨で、今日は、散歩していません。 玻璃越しや青芝抱くやうに湖青芝に家族の笑顔弾みをり青芝に華奢な足首ふたつほど青芝や二分けにし…
風船の工房まちに白紫陽花 そろそろ泣きそうな空になってきました。 曇天の日の昼顔の笑顔かな昼顔や眉くつきり描きあり白薔薇や道を隔てて保育園洋館の真白き窓辺山…
檜扇や掃除小僧のゐる小径 今日は、良い天気になりました。 手入れせる薔薇を咲かせてゐる方丈樹下の薔薇日の斑の戦ぎありにけり葉桜の枝垂てひかり零しけり返照と書…
死に変はり生まれ変はりて皐月かな 午前中、病院の定期健診でした。午後少し歩きました。 皐月咲き暗渠の上に架かる橋小判草雨に磨かれひかりをり山帽子車が通る度手…
葉桜の静謐幹を昇る苔 不安定な天気でしたが、午後には晴れました。 二階屋の窓辺を覆ふ薔薇真紅エスカレーター昇りしところ燕の巣昼顔のまづ一輪の垣根かな街路樹の…
駅前の大きな空や夏つばめ 今日は、三頭山の新緑を見に行ってきました。 絹雲を織りなしてゐる夏つばめ山のバス待つ列長し夏つばめ山バスのどの窓もみな新樹光新樹光…
新緑のある内に、山毛欅の森の新緑を見に行かねばと、三頭山の山毛欅の道を歩くことにした。 平日は八時二十二分発急行都民の森行きがあり、 ギリギリで行ったのでは…
水門が閉ざす運河や夏つばめ 高幡不動へ散歩に生きましたら、もう山紫陽花が少しですが、咲いてます。 新緑の小公園を抱くビル川に沿ふウッドデッキや白薔薇夏空を広…
丸木橋渡り損ねし蜥蜴かな 今日は、一日中雨ですね。明日には晴れるようですが。 黒雲をマントのやうに青蜥蜴若き日を懐かしむ人青蜥蜴切り離したきものの数多や蜥蜴…
駅前の空深々と夕燕 昨日の句会のまとめをして、発送して、午後遅くにようやく散歩が出来ました。 湾曲に空を歪めて夕燕国道の風真つ直ぐに山法師叢雲の押し寄せてく…
直線で夏空区切る倉庫群 良い天気でしたが、それほど気温が上がってないように思われました。 関東に初夏の富士くつきりと新緑の枝々自由奔放に新緑の影やはらかき樹…
夏空を映さぬ都市の運河かな 天王洲アイルへ吟行でした。遅くなりました。 見上ぐれば夏空四方にビルの玻璃街薄暑運河が区切るビルの群れ網戸てふ暮しの音のする小路…
屋上の新緑の庭風の中 今日は、六カ月ごとの眼下検診で、瞳孔を開いたら、まあ、見えにくいことおびただしいです。 芍薬の一片風に靡きけり昼顔の自己主張せる垣根か…
ほととぎす里山の名の檀家寺 今日は、予報通りに雨の一日となりました。 住宅の連なる丘やほととぎすほととぎす朝日の山へ散歩道ほととぎす急坂走る配達員ほととぎす…
豊穣の歌を奏づる楠若葉 今日は、風があります。連休の最期の日ですね。 風の歌宿りてをりぬ楠若葉楠若葉大地の歌となりにけり空の歌奏でてをりぬ楠若葉新緑の中を一…
葉桜やみなが一服する木陰 今日は、富士が良く見えました。 定家葛忍者のごとく貼り付きぬ昼顔や初恋といふ淡きものまた網へ鳥の来てゐるさくらんぼ網の中透けてゆく…
墓石に葉桜の影濃かりけり どこへ行っても人が多い日でした。 新緑の大樹に鳥の声すなり鯉幟だらりだらりと観音堂参道の日差し一杯紫蘭かな葉桜に宿る日差しの眩しさ…
新緑の一葉一葉の輝ける 今日は、天気の割には、過ごしやすかったです。 風もまたひかりとなれる新樹かな初心といふ色に光に若葉風たつた今新樹に触れし風賜ふおのが…
朝食のクロワッサンや荷風の忌 今日は、雨の一日です。 割り下は秘伝の味や荷風の忌鷹の爪などと夜爪や夏初め黒猫の横切りゆける朧月佐保姫の血気に似たる火焔土器揚…
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炎天へ出てまた地下へゆく電車 久しぶりで、府中郷土の森を歩いてきました。 炎天のレンズのごとき空ひとつ炎天下眉毛なき人歩みゆく炎天の街にこんもり杜のあり炎天…
夏の湖望みさざなみ広場かな ひと時晴れましたが、雲の多い一日です。 漁れる鳥の飛沫や夏の湖曇天の静寂に揺るる青楓青楓濃淡まるで水彩画天界へポプラ青葉を広げを…
梅雨晴間二色に染めてロングヘア 香雨の鷹羽狩行名誉主宰が5月27日に亡くなったことを、今日、野島さんのブログで初めて知りました。結社狩の当時、結社の吟行も会…
木下闇天を駆けゆくモノレール 築地に検診の結果を聴きに行ってきました。特にはなかったので、安心しました。 白紫陽花魂のごとくに弾みをり金糸梅人が寝まりてをる…
昼顔並び宝塚歌劇団 今日は、午前中歯医者でした。午後に多摩川まで散策して、途中で、玉蜀黍を買って帰ってきました。 昼顔の高き垣根や屋敷街曇天を突き上げて唐黍…
菖蒲田に棲みなすもののきらめけり 明治神宮に吟行に行ってきました。 紫陽花の杜の静寂を揺らしをり新緑の杜を縫ひくるひかりかな鳥居にも付く順列や泉湧く大前に広…
尾瀬の森夏鶯の舞台とも 尾瀬の二日目の句です。見晴から尾瀬沼を経て大清水に抜けました。 夏鶯森どごまでも透けてゆく春蝉の声の膨らみゆける森新緑の一葉一葉のひ…
尾瀬ヶ原の見晴の燧小屋で一泊した朝は、五時半に起床して寒くないように、しっかり着込んで山小屋のスリッパを履いて、 尾瀬ヶ原の霧を見に行こう。 山小屋を包むよ…
尾瀬の風ぞんぶんに受け桐の花 水木と尾瀬に行ってきました。五日の水曜日の俳句の記録です。天気良好でした。 ご先祖の石碑高きに桐の花卯の花や峠へ車つらねゆくア…
友と尾瀬 へ出かける約束の前日、 急に腹痛がありこれは友に一人で行ってもらわねばと夜中の十一時頃に思って、また睡眠も取れずにいたら、二時過ぎにようやく熟睡し…
白雲と黒雲同居迎へ梅雨 築地に年に一度の検査に行ってきました。一日仕事です。明日と明後日は、尾瀬を歩いて来るので、留守にします。 額の花私鉄沿線てふところ夏…
深緑なりし湖面へ人の影 今日は、過ごしやすい天気ですね。 青空へ近む湖畔の皐月かな遠足や一塊となる子らの声ボートゆく一人は空を見てをりぬ紫陽花や大樹の下とい…
青空に思ひ思ひの夏の雲 今日は、天気が良くて散歩が出来ました。 石塔の裾を飾れる未央柳柏葉の紫陽花砲のごとく立つ梔子の花や縁起を記す石碑仕立屋の前に風船青葉…
麦笛や異郷なれども懐かしき 降りそうで、降らなそうな天気です。台風は消滅しましたが、余波があります。 麦笛やホームひとつで足りる駅麦笛や陸橋の音絶えてより麦…
富士山の羞恥心とも夏の雲 昨日は、入笠山からテイ沢を巡ってきました。 初夏の盆地の上の富士の峰四囲の峰額縁とする夏の雲甲州に棚なすものや青葉光林間の青空透か…
そろそろ入笠山にオサバグサが咲く時期ではないかと、友を誘って、 台風の中休みの水曜に、友とは高尾駅で待ち合わせて、鈍行にてゆっくりと出発である。 中央線の富…
高層階雲が閉ざして梅雨に入る 雨が降っては、止んで、また降りそうなので、今日は、家ごもりです。 つや消しのやうなテーブル梅雨に入る梅雨に入る送電線に高架塔梅…
遠会釈病後の人の白日傘 雨が降りそうなので、散歩しないでいたら、降りそうにないですね。降るんでしょうが。 健啖家今も変はらず暑気払ひ持つべきは古里の友夏見舞…
石塔を囲める未央柳かな 天気が良く過ごしやすい日です。 天界と通信未央柳かな参道に一輪だけの金糸梅本堂になにを結べる金糸梅金糸梅読経の音のしきりなる方丈の庭…
アラジンの裔か夏シャツ腹出して 昭和記念公園を散歩しましたら、今日は、ワンちゃんのフェステバルをやってました。 夏シャツの腰のくびれの歩みゆく立ち蕎麦や夏シ…
大鉢の南天の花四方護る 今日は、午前中はひと時、晴れ間も見れました。 雨後の森芳しき青葉風樹下といふ昼の薄闇濃紫陽花緑陰を響きてきたる鳥の声白紫陽花聖地のご…
青梅や名のみが残る山の城 午後になって、時にかなり強い雨となりました。 視野ぐいと狭めてをりぬ梅雨曇り南天の花や垣根を突き上げして昼顔を支へてをりし垣根かな…
真昼間の風が灯せる月見草 今日は、築地へ検査結果を聞きに行き、新宿で買い物して、殿が谷戸でひとり吟行して、一日仕事でした。 月見草ひたすら宵を待ちをりぬ月見…
草いきれむかし山城ありし跡 今日は、一日中雨なので、外に出ないで過ごしてます。 地図になき山道ゆけば草いきれ草いきれ丘にのぼれば灘見えて山道のおちこちに句碑…
朱の鳥居続く坂道男梅雨 午前中は小振りでしたが、午後から降りだしました。 青空の降りてきてゐる茅の輪かな先人の香りの中の茅の輪かな降りつづく雨の香りの茅の輪…
林道の梅の実のみな潰れをり 今日は、遅い時間に出かけて、木下沢から景信山を歩いてきました。 またたびの葉の白々と山の道渓流の道の一歩の涼しさよ入梅の水音ゆた…
朝、 普通の時間に起きて、 朝食の後、 今日は雨が降らなそうなので、木下沢林道の工事のため 土日しか行くことができない木下沢林道を 久しぶりに歩いてみるこ…
梅雨入の湯気立ててゐる蒸饅頭 雨が上がっても、鬱陶しい感じですね。 梅雨入の四囲の山々隠す雲梅雨入のパシャリと閉じる地下倉庫梅雨入の喉の渇かぬひと日かな梅雨…
宿すてふ蛍袋のぬくみかな 梅雨入りしたようです。今日は湿度が高くて、蒸し暑いです。 燭のなき夜道の蛍袋かな露天湯の灯りを消してより蛍貨物車の長きが過ぎて額の…
熱を持つやうに青葉のひかりをり 今日は、天気が良くて、歩いていても汗ばむほどでした。 木下闇流るる水の白さかな青空の四囲となりたる夏の雲叢に消えて再び夏の蝶…
検査終ふ曇天払ふごと青葉 今日は、築地に年に一度の検査に行ってきました。 譲り合ふ電車の席や朝涼し入梅や曇天制すやうにビル懐かしき駅過ぐ車窓走り梅雨芒種なる…
少年ら高きサドルや新樹光 午後になって少し雲が出てきました。 青葉みな空のカーテンなりしかと夏鳥や樹々深みゆく山の道雑林の青葉の香りつなぐ橋恐竜の末裔かとも…
夏鳥の声伸びてゆく雨上がり 今日は、良い天気になりました。 雨上がり深く息づく青葉かな夏鶯声新しき雨上がり雨粒はどれも四葩のひかりかな天上に恋してをりぬ額の…
新緑の中へ果てなき山の道 昨日は、広島の友人と三つ峠へ登ってきました。 渓の音みな白かりぬ登山道木天蓼の葉の白々と山の道山道の招くごとくに青葉風林道へ背を向…
三ツ峠山(6月1日)天候は不純な日々ではあるが、どうやら 天気も持ちこたえそうなので、 広島の友人と二人で三ツ峠山へ登ることにした。 iPhone で調べる…
葉桜にこじ開けられてゐる曇天 午後から少し曇天がほぐれました。雨の降らないひと日です。 曇天の日も高々と白日傘塀の間を飛び出てをりぬ薔薇真紅叢の中にもありぬ…
走り梅雨雲の間に間に多摩の山 もう梅雨に入ったような感じですが、今日は、良い天気になりました。 走り梅雨高楼の燈は点滅す走り梅雨波のごとくに山の雲欄干のみ残…
宝道てふ近道や花蜜柑 今日は、天候不順で、一歩も外へ出ていません。 内海にぽかり浮雲花みかん高野への町石道や花蜜柑大島の影くつきりと花蜜柑花みかん湾を出てゆ…
垣根てふ法に従ふ皐月かな 今日は、夏の虫の観察の一団と遭遇しました。虫のような歩みでした。 アンテナを舞台としたる夏の鳥薄絹の空一面の暑さかな小判草古りてま…
地下に駅ある街角や夏燕 今日は、用賀で吟行会でした。 四つ角で迷ひてをりぬ黒揚羽夏燕空に無数の小径あり薫風に背を押されゆく商店街薫風や人通りよき商店街初夏の…