底紅や音なく開く二階の窓 今日も暑かったですね、少し散歩しましたが、長時間は無理ですね。 炎昼の白線分けてゐる歩道自転車のタイアの音や夏の蝶水撒けり工事現場…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
草青む自転車でくる保育園 今日は、多摩川まで行きましたが、富士山の肌が少し見えたぐらいでした。 曇天や薄桃色の梅の花青空を追ひ詰めてゐる春北風冴返る雲の高さ…
杉の花鉾の形に空を翔ぶ 今日は、今熊山から小峰公園を歩いてきました。 囀りやひらがなで彫る道標青空へ伸びるだけ伸び里の梅水のなき川へと散れる梅の花紅白梅ずら…
小峰公園のセリバオーレンを見たいのと、金剛の滝の花ネコノメソウの状態を知りたくて、春北風のおさまる今日の日をチャンスとして出かけることにした。従前は刈寄山か…
奥多摩の薄絹となる春の雪 天気は良いですが、風の強い日です。杉の花で遠景が霞んでます。 動かざる白雲ひとつ春疾風湖へ来て綺羅となりたる春疾風島影に身を低くし…
湾曲に春光伸びてゆくレール 今日は、春疾風でした。花粉が凄かったです。昭和記念公園の春蘭咲きました。 奥多摩の谷を深めて春の雪丹沢を浮き立たせたる春の雪丹沢…
山々に降りる天使や春の雪 昭和記念公園のクロッカス咲き出しました。 奥多摩を覆へる雲や春の雪大空をカンバスとせる春の雲春寒し岸へ打ち寄す湖の波気怠さは愁ひの…
修正会ダムなき川の水の嵩 今日も一日雨です。散歩出来ないのが困りものです。 星々へ声轟かせ会陽かな裸押し闇に炎の備前窯裸押しその名やさしき吉井川交易は高瀬舟…
プリズムのごと薄氷のひかりかな 今日は、雨で、句会の連絡の手紙を出すのに、外出したぐらいです。 寡黙なる言葉のやうに薄氷薄氷渓の息づき荒々し一輪の平安美人落…
飛行機雲真つ直ぐ伸びて春の園 昭和記念公園を散歩してきました。雪柳がもう色付いていたのには驚きました。 腕まくりして公園の二月かな残る鴨家族の水脈を重ね合ふ…
武蔵野の青麦の畝果知らず 今日は、午前中雨で、一歩もまだ外に出ておりません。 青麦や富士の峰望む丘に立つ青麦や幼き日々の遊び事青麦や寺の土壁まで続く青麦や畑…
紅白の梅が陣幕関所跡 朝起きたら、雨が降っており、目的の山を断念して、景信山に登ってきました。 それぞれの庭に老木梅祭手入れせる庭の梅まづ褒めにけり春泥の工…
朝起きたら雨が降っている、これはダメだともう一眠りして、定時の七時に起床すれば雨が上がっている。もう目的の山のバスに間に合わないので、いつもの景信山へ猫の目…
自販機に青赤表示寒戻る 曇り空といえども、今日は、明るさがあります。 寒戻る髭茫々の男達過ぎ去りし日々のことなど寒戻るどつかりと似たもの夫婦春の旅群れてゐて…
海底に波のひかりや春一番 昨日の伊豆の句です。今日は、歯の治療に行って、歯が沁みて痛いこと痛いこと。こう言う日もありますね。 春の海まだ明けやらぬ朝湯かな養…
大河には無数の支流雪解風 昨日が熱海梅林から網代で宿泊し、今日は、軽く熱海を散策して帰ってきました。コートはもういらないですね。 梅林の空ゆく風の白さかな白…
残る鴨等間隔にゐる岸辺 もうちょと暖かくなるかと思っていましたが、今ひとつでした。 水辺へと影を映して残る鴨残る鴨無心の境地なりしかと水面へと根を張るごとく…
里山も遠峰も抱き春霞 確定申告は、年に一回のことなのですぐに忘れて、難儀します。夕方、散歩がてら句を頂いてきました。 青天であれども春の風寒し空地今草青みた…
屋上の鎮守の杜の芽吹きかな 今日は、銀座四丁目を吟行してきました。 小社へ寄せくるごとく木の芽風いにしへの交差する街東風吹けり春なれやゆっくり歩く四丁目四丁…
建物の影の形に残る雪 おだやかな日和の一日でした。これから春の気配が更にと言う日でした。 春なれや翼のやうに腕反らし白峰が放ちてをりぬ春の雲空港行きバスのし…
日の斑得て残雪美しき山の道 今日は、雪の浅間嶺を歩いてきました。 春の雪ざくざくざくと靴の音春の雪落とせる枝を分けてゆく足跡に足跡重ね春の雪雪雫吾の背中にあ…
不思議なもので、雪が降ると毎年浅間嶺に登りたくなる。バスは武蔵五日市発が 九 時のがあり、それを基準とすれば西国立初が七 時五十九 分で間に合うことになり、…
春の雪屋根の起伏をなぞりをり 街中は、春の雪も随分と解けました。 春耕やむかし国府のありし里木の芽風遺跡発掘現場かな紅梅や国府と国府結ぶ道チチチチと一樹賑は…
靴跡は大きく深く春の雪 昭和記念公園を散歩してきましたが、まだ、雪原です。 白犬の春の雪原歩みくる汚れなく苑を覆へる春の雪水音はみな楽となり木々芽吹く綺羅と…
目鼻みな葉つぱでありぬ雪だるま 思っていたよりは、積もらなかったようですが、人の歩かれない道ほど、ぐちょぐちょですね。 背広へと両手突つ込み春の雪雨垂れとい…
顔見えぬピンクのフード春寒し 予報通り、春の雪で、随分と屋根は白くなってきてます。 玄関へ人は招かれチューリップ白梅や人の気配のなき住まひ臘梅やグラウンドあ…
抱きをり同じ顔の子草萌ゆる 今日は、春近しの感じが一杯の日でした。 春泥や石碑のやうに橋の跡春なれや舞台のやうな出窓とも仕出し屋の菜の花咲かせをりし鉢春の鳥…
紅梅の空を寿ぐ木々の鳥 今日は、寒いです。曇天のせいか、殿が谷戸の福寿草も開いてませんでした。 紅梅の下に座したる筆童子開け放つ八角堂や木の芽風水仙花女子高…
黃梅の底なし沼のやうな蕊 午前中、快晴から曇りになって、午後にまた快晴になりましたね。 黃梅や大陸のことつと思ふ青空の贈り物かも枝垂梅枝垂梅天へ屋根なすごと…
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底紅や音なく開く二階の窓 今日も暑かったですね、少し散歩しましたが、長時間は無理ですね。 炎昼の白線分けてゐる歩道自転車のタイアの音や夏の蝶水撒けり工事現場…
綿菅が雲ならば木道は虹 今日は、通信句会の清記と発送と通院で、一日を過ごしました。 綿菅に裾野を乗せてゐる燧青空の敷布団かも綿菅は綿菅の濡れて細りて日に太り…
蒸し暑し一歩一歩の山の道 尾瀬の二日目は、至仏山へ登ってきました。山開きの日でした。 石ころの道湿りをる暑さかな山道に汗を零して歩みゆく山道を楽園とせる姫空…
前日の8時には就寝して、途中二度ほど目覚めて4時前には目が完全に覚めた。食事は6時からである。宿にある液体石鹸で髭を剃り、水が実に冷めたくて氷水を飲んでいる…
薄つすらと戸倉の夜明け山法師 月曜は尾瀬を歩いて、火曜は至仏山へ登ってきました。 山野草訪ねて尾瀬の夏旺ん鳥声に導かれゆく登山道清流の音を跨ぎて登山道叢に今…
尾瀬ヶ原毎年、尾瀬は訪ねたくなるようなところで、今年も日光黄菅が満開となる前に訪ねたいと思い。 昨年一緒に行った友を誘ったら日程が、30日1日と合ったので計画…
黒百合や越のしらやまゆく白衣 明日明後日、尾瀬に行ってきます。帰りましたらまた、よろしくお願いします。 黒百合や海山の神おはします黒百合や佐々成政が越えし山…
稜線を見せる連山梅雨明ける 梅雨が明けたような天気ですね。 じやれ歩く大人二人の夏帽子夏日傘ドレス姿の乙女達子供らもリュックを背負ひ夏の苑白南風や湖畔のデッ…
尾根峠駆け抜けし武士さるをがせ 関西が梅雨明けとは驚きです。 山道に血洗池やさるをがせ開拓の歴史を知るやさるをがせさるをがせ尾根に登れば見ゆ高嶺ため池を女神…
霊峰に行場幾つか岩煙草 雨も早々に止み、蒸し暑くなりました。 滝行の素肌を包む白衣かな尾根道が元の街道駒つなぎ駒つなぎ旧街道に馬頭尊駒つなぎ東海道中膝栗毛駒…
ひと群の草原をゆく虎尾草 今日は、不安定な天気でした。 虎尾草尾を水平に風の中虎尾草草原低く走る雲しなやかな獣の背中虎尾草集落の名のみ残りぬ鴨足草山巓に御師…
木苺をひと摘みして峰の道 今日は、天気が今一なので、じっとしております。 木苺や雲を走らすほどの風木苺や巖に鎖と鉄梯子木苺や稜線空に途絶えをり木苺や林道へゆ…
木天蓼の今日は高尾山を歩いてきました。 高尾山を歩いてきました。 木天蓼の葉裏葉表見せる風山霧の消ゆ木天蓼の葉を残し青春のときめきよ木天蓼の花通ひ路を灯す定…
高尾山高尾山の情報を調べていたら、キバナノショウキランが咲いているというので、行って見ることにした。友人に声を掛けたら同行するとのことで、高尾山口駅で九時に…
空きあればすぐに座りぬ冷房車 今日は、昭和記念公園で合歓の花を見ました。 夏帽子お揃ひなりぬ老夫婦街路樹が抱く橡の実峰遥か叢に狐のやうに百合開く色褪せず立ち…
マンションの広きベランダ夏燕 散歩していると水物を完全に一本は飲みますね。 微かなる風にも戦ぐ未央柳紫陽花を肩に掃除小僧かな 南天の花や藤堂石材店恐竜の動き…
炎昼の街角に居る人力車 今日は、昼から会合があり、夜に帰ってきて、やっつけ仕事ですみませんが、掲載します。 人垣の浴衣姿に風生まれ寄り添える人影ふたつ暑がり…
稜線を一筆とせる夏霞 今日は、築地に検査結果を年に一度のことですが、聞きに行って、何事もなかったのですが、半日は潰れました。 夏旺ん鎖のやうなネックレス杖の…
夏雲を峰に湧かせてモノレール 高幡不動の紫陽花を見てきましたが、暑いせいでしょうか。例年に比べて、山紫陽花の出来が今一です。 見知りたる稜線のみな夏霞富士の…
夏空と四囲の木立や湖の面 流石に、昭和記念公園も人が少なかったです。 枝々の葉を戦がせて夏鶯草原の遠くをひとり夏帽子日の斑揺れ緑蔭風の来るところ静謐は水面に…
踏切の音のゆるりと炎天下 梅雨が終わったような暑さです。 病院の白に陰翳木槿かな白木槿児童公園工事中緑蔭や大樹の下といふところ緑蔭や公園といふ近き道弓道場森…
朝顔市かぞく揃ひて来しことも 朝顔市に行ってきました。帰りは凄い雨でした。 朝顔市つと想ひ出す幼き日浮世絵に描く女や朝顔市水滴の瑞々しさよ朝顔市往来の人にも…
避雷針越えて大空夏つばめ 梅雨はどこへ行ったのか、流石に今日は、昭和記念公園人がまばらでした。 畳むとき折目通りに夏日傘すれ違ふ湯上がりの香や夜の秋冷房車両…
緑蔭で遮断機上るまで待てる 今日は、水分取りながらではないと、外は無理ですね。 舗装なき私道が街に濃紫陽花くつきりと影を抱きてゐる木槿二階屋の窓に戦げる凌霄…
空無窮湖畔に並べ蓮の花 昭和記念公園の蓮の花を見てきました。 蓮の花ここを浄土と開きけり蓮の花この世の色と思はれぬくつきりと仏心の蓮の花蓮散りぬ地上にとけて…
大岩に梵音無窮小葉擬宝珠 暑い一日です。たっぷりと汗かきました。 小葉擬宝珠時の流れに揺れてをり額紫陽花彫りを深むる茶筅塚歩道へと散り重なりぬ凌霄花青葡萄住…
草いきれ背丈の違ひをる双子 午前中に散歩してゐたら、降ってきました。今は雨が上がっているようです。 薔薇咲かせピアノ会社のショールーム斎場の並びをる街山法師…
森を過ぐあずさの車輌竹煮草 今日は、景信山へ行ってきました。昼過ぎに小降りですが雨となりました。 林道へ熟れたる梅の転がり来マタタビの葉が吾を呼ぶ山の道新し…
山梨の山へ行きたかったのだが、天気予報は午後から雨となっているので断念して、木下沢の一部の改修工事が終わったようなので、木下沢からの大好きな林道を歩くことに…
梅雨空に多摩の横山広がれる 時折晴間も見えて、暖かい日です。 足運びスローモーション田植ゑせり三人の向きを同じく田植ゑせり国道を挟みてをりし植田かな酒米の幟…
筆塚が受ける木漏れ日花擬宝珠 水を補給しながら歩かないと、熱中症になるレベルですね。 方丈の小径に咲ける白紫陽花本館の横に別館凌霄花方丈の小径緑蔭なりにけり…
木陰あるところ伝ひて梅雨晴間 午前中散歩しましたが、流石は汗だくとなります。 叢の空を灯して百合の花百合の花ピーターパンのをりし森そばかすもチャームポイント…
肩に背にのしかかりくる梅雨の雲 朝は、こういう感じでしたが、すぐ暑くなって、歩いてたら汗だくになりました。 梅雨雲の大気圧縮してゐたり前掛をきりりと締めて夏…
夏空に埋もれてゐる高層ビル 今日は、夏日ですね。梅雨晴れ間も本格的です。 夏日傘ふつくら畳む女かな夏雲で鎧てをれる高嶺かな見上げれば抽象画家の夏の雲線描の奔…
山稜の二重に三重に梅雨晴間 昨日は、久しぶりに高尾山から城山を歩いてきました。流石の人出でした。 くつきりと富士を盟主に梅雨晴間日の斑はも背負ひてをりぬ青楓…
昨日は、梅雨入りしてすぐの晴れ間となり、 ぶらりと高尾山を歩いて来た。 高尾駅で美味しいおにぎりを確保して、高尾山口駅八時二十五分着で、用意も何もないのです…
大原の川を渡れば紫蘇畑 今日は、昨日の天気予報以上に雨が降って、とうとう梅雨入りしましたね。 紫蘇しげる胎内仏といふ祈り紫蘇をもむ肌に潤ひありにけり畑に出て…
大空の使者のやうにも夏つばめ 久しぶりで、チャリンコで国分寺まで行ってきました。 百合咲かせ琴三線の教授方沿道の緑地帯より竹煮草濃紫陽花庭に雑草なかりけり小…
額の花木肌苔なしをる大樹 今日は、天気が良すぎますね。梅雨入り前の晴天でしょうか。 僅かなる風の行方や花擬宝珠梔子の花や沿革記す石碑道野辺へ伸びるだけ伸び青…
菊挿すや裏山に立つ先祖墓 今日は、ひたすら雨です。燕が活発に動き回っております。こう言う日に餌の虫が沢山翔んでいるのでしょうか。 菊挿すや集団下校通る道山の…