日本の自然から生まれた色やデザインを大切にしながら、染織や彫金を手がける工房のブログです。
日本の自然から生まれた色やデザインを大切にしながら、染色と縫製を手がける工房です。いろんな作品の制作工程をはじめ、素材やデザインの話題はもちろんのこと、DIYで作る店舗や工房のことなど、さまざまな情報を発信しています。
「沈殿藍」は「泥藍(どろあい)」とも呼ばれ、古くからインド藍や琉球藍で用いられてきました。日本各地で栽培されてきた蓼藍(タデアイ)でも、同様の方法で藍色成分(インジゴ)を抽出することができます。今回の動画では〝蓼藍による基本的な沈殿藍の作り
染色では「インド藍」という名前がよく使われますが、これは植物名でなく、マメ科コマツナギ属(学名 :Indigofera)の植物のなかもで葉や幹からインジゴ(藍色成分)を得ることができるものの総称です。コマツナギ属の植物事態は750種以上もあ
▼ 以前、インド藍について、こんなブログを書きました。 「木綿」と「木藍」 インド藍は「木藍」ともいわれるので、何年も “木になること” ――つまりは多年生植物であることイメージして栽培していました。なので冬越しにとらわれ、試行錯誤を重ねて
ただ今、ひとつ屋は大改装中です。1階を大きく二つの部屋に区切り、その前面では草木染の染織品と植物染料を販売するショップ、その後ろは元厨房の施設を生かした染め場(作業場)にする予定です。 ▼前回までに、厨房にあったカウンターを撤去したので、今
三重県の伊賀市に古民家を購入したのは2018年の初夏のころ(『伊賀工房のはじまり』)。ひとつ屋のある大阪からでも1時間ほどなので、週末のたびに通っては自分たちの手でコツコツと修理し、あともう少しで完成!という2月の下旬、コロナの問題が発生し
先日、まるで掃除でもするかのように始めてしまった改装工事。その目的は、下の図の「Before After」のとおり、厨房の壁を取り除き、ショップとの間に新たな壁を作って、1階を大きく二つの部屋に区切ります。その前面では、草木染の染色品と染料
昨年末(2019年)、突然閉鎖することになった ひとつ屋1階のショップ&カフェ。 当初は“ちょっと長い冬休み”くらいの予定だったのですが、その後、新型コロナウイルスの感染拡大があり、再開の予定が立たないまま、時間だけが過ぎていきました。 ▼
工房で作業するばかりの日々、今日は打ち合わせがあり、久しぶりに街なかへとやってきました。この後は、息子と懐かしい店での食事です。待ち合わせの時間までには、もう少し余裕があるので、遠回りをして「大阪市立美術館」へとやってきました。 この美術館
日本では山野や道端、土手などのいたるところで見ることができるイタドリ。春先の若い芽は山菜になり、夏から秋にかけては小さな白い花を咲かせます。 今回は、そんなイタドリを使って、赤みを帯びた優しい色を引き出す「熟成&中媒染」の方法をYouTub
カマキリと綿の実。まさに擬態! ひとつ屋農園では、綿の収穫が始まっています。 Mantis and cotton boll. Oh mimic coloring ! Cottons have begun to be harvested on
ひとつ屋が店舗と工房として使っている建物は、昭和中期に建てられた、いわゆる“店舗付き住宅”です。何度も何度も改修を重ね、外観は現代風ですが、築60年以上が過ぎ、かなり老朽化しています。今年(2020)の梅雨の長雨では雨漏りがあり、シロアリも
夏にしか染めることのできない「藍の生葉染め」。その色には言葉では表現しがたい藍色の美しさがあります。今回は、そんな「藍の生葉染め」の方法を紹介します。一切の薬品も使わず、どの家庭にもある材料や道具でできることにこだわりましたので、お子様と一
「ブログリーダー」を活用して、壱つ屋 染太郎さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。