哲学するフォトグラファーの日常つれづれの記、おでんのだしのようにたくさんの旨みをこめて
自称「哲学的フォトグラファー」ですが、ヘタさを、キャプションでかっこつけて、ごまかしてるだけ。哲学的というのは深い意味はないのですが、お寺のそばで育ったせいか、妙に仏教には哲学的に親近感を覚えます。人間は宗教心が大事だと思っている一人です。 リンクはご自由にどうぞ、こちらからも訪問します
第469話 小説と随筆と物語の違いについて、ムダに考えてみた
ネット上で「小説」を発表している人もたくさんいて、秀悦なものも数々見られます。かくいうあたしも曲がりなりに「小説」というものを書いてきた「つもり」ではござ...
「正義の味方よよい人よ」というおきまりのフレーズは、「昭和」の時代、大いにもてはやされたものです。でもね、時々この「正義」って言うのが、なんとなく鼻につい...
東京オリ・パラの「無観客開催」が、なんとなく現実味を帯びてきたようです。そもそも「開催」できないのではないのか。から、いつのまにか観客を入れる入れない。に...
あたしはとても親切な「教育者」なので、学習者に「試験問題」を作成する際、彼らは「記号を選ぶ問題を多くしてくれ」というたっての希望に応え、オール「語群から...
ブッダの「悟り」の内容をざくっとみる ゴータマ・ブッダが見いだした、真理とは、「ダルマ=(法)」という言葉で表し、それが3つの様相であるので「三法...
苦の正体はいったい何か では、その「苦」というものはどういうものなのでしょうか、一つ一つ揚げていきましょう。ところで、ここで言う「苦」は、つらいとか、そう...
タイやミャンマーの仏教と、日本の仏教の違いはなぜあるのか 世界の中で仏教を信仰している国は、東アジアと東南アジアが中心でございます。ところが、同じ仏教...
「集団」は結束を第一に考えます。これは集団の安全保障を担保するには、もっとも有効な指標であると言えましょう。 そこには「主」とそれに従う「従」。すなわ...
人類が初めにこのような農業を行う集団として定住し始めたのはこのように水が得られる川の畔であったと考えられます。大きな川はたくさんの支流を持ちますから、...
旧約聖書によれば、人類の初の殺人は、カインが弟のアベルを殺害した。ということがあるんですが、カインは農耕、アベルは牧畜もしくは狩猟。そういう象徴的なもの...
第459話 日本人初の「仏教僧」は女性=尼さんだったという話 (その4)
実は、欽明天皇の御代において、天変地異が起こり、雲のないのに風雨が強まったといいます。この被害を受けた物部大連守屋は、これは「異国の神を崇めている事...
第458話 日本人初の「仏教僧」は女性=尼さんだったという話 (その3)
で、ここからが本旨に入ります。すなわち最初の「僧」がなぜ女性であったのかという内容でございます。 大倭国には、前回述べたような「公伝」以前に、朝鮮...
第457話 日本人初の「仏教僧」は女性=尼さんだったという話 (その2)
で、このようにして伝わった仏教でございますが、決して当時の社会に受け入れられたわけではございません。なんせ、日本には「国つ神」がおりましたので、これら異...
第456話 日本人初の「仏教僧」は女性=尼さんだったという話 (その1)
さて、このご時世、結構ホームステイってやつが続くんですが、そうなると今まで本棚にあったずっと読んでなかったような本なんかが目につくんでございます。あた...
最近籠もって何をしてるかというと、文献整理と過去の文章の発掘でした。小説ってのはおもしろいものです。じつはその時期の「己の思想の姿」なんですよ。「あたしは...
新型コロナウイルスが、あたしたちの日常社会に猛威をふるっております。驚くのは、「情報」が極度に先行し、それこそ人々があたふたしてるんです。でも、どうな...
さて、「神社」シリーズも佳境に入って参りました。こうしてひもといてみると、何しろ奥が深いテーマでございますが、もう少しおつきあいください。 今回は「稲荷...
まぁ前回までのように、我が国の神様は、記紀古来の神様に始まり、様々な習合を経て「八百万の神」として伝統的な信仰を集めたんでございます。ここまできます...
まぁ前回までのように、我が国の神様は、記紀古来の神様に始まり、様々な習合を経て「八百万の神」として伝統的な信仰を集めたんでございます。ここまできます...
さて、前回まで ざっくりと「神社」という制度の成り立ちを述べてまいったんですが、そもそも「神」ってどういうものなの?という、きわめて単純な「問い」を探っ...
さて、前回まで ざっくりと「神社」という制度の成り立ちを述べてまいったんですが、そもそも「神」ってどういうものなの?という、きわめて単純な「問い」を探っ...
さて、元号も代わり、「令和」と言う御代になりましたけれども、この代替わり、たとえば先帝陛下は、伊勢神宮に自らの退位報告をなさりにで向かわれたわけです。ある...
さて、前回は「神社」とは何かということで解説してみましたが、今回はその祀られている「神様」自体はどうよ?という話題でございます。 前回申し上げた「産...
実を言いますと、あたしゃ最近、神社仏閣を巡り、その都度「御朱印」を頂戴することに凝っておるわけですな。まぁ、不謹慎なのでスタンプラリーとまでは言わないで...
第447話 そもそも「節分」ってなんだや? 年中行事を考える 4
時節は2月。そういえば幼稚園や保育園のそばを通ると、鬼の扮装をした先生たちがそっと物陰で待機してるのも風物詩になりましたね。まぁ、節分といえば、鬼は外...
クリスマス(英: Christmas)の言葉の意味は、「クリスト(Christ)マス(mass)で、「キリストのミサ」イエス・キリストの誕生(誕生)を祝...
さて、「庚申」でございますが、これは「こうしん」と普通に呼ぶんですが、十干の「庚」と十二支の「申」の組み合わせなんですな。すなわち「庚」は「かのえ」と...
さて、前回はハロウィンの馬鹿騒ぎについて、様々うんちくを重ねて参ったわけでございますが、クリスマスとか節分しかり、なんだか商業ベースに乗って変質し、本来...
第443話 ハロウィンの馬鹿騒ぎに思う。そもそもこれってなんだや?
10月も終わって「ハロウィン」だとかという、仮装万歳のイベントがなにやら物議を醸し出しておるようでございます。しかしながら、そもそも「ハロウィン」って...
しばらく「仏教ネタ」から離れようかとも思っていたのでございますが、最近まさに「菩薩行」とはまさにこの事だ。と思える方が、ニュース上に顕在するようにな...
「現代社会」を題材として若い人たちに講義をする際に、やはり「不偏不党」というものを常に意識しています。グローバル化が進む現代においては、世界中における宗教...
8月に入りまもなく終戦の日を迎えますが、毎年思うのは、「先の大戦が歴史になっていく」という実感なんでございます。まぁムリもございません。あたしたちが親か...
それでここにおいて仏陀が説くには、観世音菩薩は、その者が求める姿でその法を説くのだよと言っているんです。つまり、仏の姿を求めるなら仏の姿になって姿を見せ...
さて、ここまで書いていく中で、だんだんゴータマ=ブッダすらリスペクトしている「観世音菩薩」とは一体何なのだ?という疑問がさらに湧いてくるわけです。 ...
一方の高野山の真言宗は、その教祖である空海自体が、もはや完成された「日本のブッダ」ともいうべき存在だったとも言えましょう。あまりに完成された教義がゆえ、...
何年か前の記事に、シリーズとして「観世音菩薩」の解説をしてまいりました。その時は「六観音」の信仰理論をもとに、六道輪廻の世界観から「観世音菩薩」の応身変...
さて、このブログでも何度も読まれております「婆子焼庵」の解釈なんでございますが、最近は「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第25=(以下「観音経」)」に触れる...
さて、前回までのお話で、曼荼羅の描く世界には、金剛界と胎蔵界の2種類があるとお話しいたしました。直訳的な解釈で言うと、金剛界は悟りの智慧が揺るぎない...
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