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  • 「主の証しの全き回復」第一章 最初の行動 (6)

    ネヘミヤの関心事 この人は、物事のあるべき状態と実際の状態の両方を真に認識していました。私たちは僕として、この二つを心の中で明確に理解しないかぎり、神の御旨に貢献することはできません。すなわち、物事の実際の状態とあるべき状態についてです。もし物事が神の御旨・御心とおりのものだったなら、状況はどうなっていたでしょう?もし物事が神の御旨を反映・表現するものだったなら、状況はどうなっていたでしょう?あな...

  • 「主の証しの全き回復」第一章 最初の行動 (5)

    神との交わりの中で苦しむ人 しかし、このネヘミヤ記にはもう一つの面があります――それは神との苦難の交わりの中にある人です。エズラ記には、神の主権が記されています。ネヘミヤ記には、人による神との交わりが記されています。エズラ記では、神は直接、単独で行動しておられます。ネヘミヤ記では、人が神と共に行動しています。あるいは、神が人を通して行動しておられます。この二つは常に同行します――これを覚えておいてくだ...

  • 「主の証しの全き回復」第一章 最初の行動 (4)

    神の主権的反応 さて、次の動きがあります。時が来て、神はご自分の証しを回復するために再び動き出されたので、神は主権をもってクロスの霊を奮い立たせられました。クロスは布告を発して、レムナントはエルサレムに戻りました。歴代誌第二の最後の二つの節は、ご存じのように、この事実を述べていますが、続くエズラ記の最初の節はこの言葉を正確に繰り返しています。「主はペルシャの王クロスの霊を奮い立たせられた」。そして...

  • 「主の証しの全き回復」第一章 最初の行動 (3)

    祈りにおける苦悩 さて、城壁・働き・戦いという三つの主要な特徴に取りかかる前に、ネヘミヤ自身が体現しているある本質的要素から始めなければなりません。私たちは少し遡らなければなりません。なぜなら、これが始まったのは何年も前のことであり、七十年以上前のことだからです。それは預言者エレミヤの心の中で始まりました。エレミヤは砕けた心と、悲しみに満ちた霊の持ち主でした――その心は砕かれており、その霊は主の民の...

  • 「主の証しの全き回復」第一章 最初の行動 (2)

    霊的衰退の時代における神の反応 ネヘミヤは旧約聖書最後の偉大な人物であり、彼の書は旧約聖書最後の歴史書です。旧約聖書の書物の年代配置を学んでいない人は、これらの事実を全く知らないかもしれません。ネヘミヤ記は、私たちの聖書では、旧約聖書の終わりのかなり前にあるので、それは年代的にかなり前の時代と関係していると多くの人は考えています。しかし実際には、それはマラキの預言と並行しています。ネヘミヤは預言者...

  • 「主の証しの全き回復」第一章 最初の行動 (1)

    「そこで、私は使者たちを彼らに遣わして言った、『私は大きな働きをしているので、下って行くことはできません。私がそれをそのままにして、あなたたちの所へ下って行き、働きを止めてよいでしょうか?』」(ネヘミヤ六・三)。「私は夜中に起き、数人の者が私と共にいた。私の神が、エルサレムのために行うよう私の心に置かれたことを、私はだれにも告げなかった」(ネヘミヤ二・十二)。 この二つの節――「私は大きな工事をして...

  • 「主の証しの全き回復」目次

    主の証しの全き回復T. オースチン-スパークス目次第一章 最初の行動第二章 城壁の状態第三章 根本的な問題である礼拝第四章 復活の原則第五章 城壁は何を物語っているのか第六章 働きと働き人第七章 戦い第八章 特別な宝オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • しいたげる者の憤り (9)

    とがめのない心。キリストの死と復活の中で自分はキリストと一体化されたことを理解し、また、自分はキリストにあって天上に座しており、万物を遥かに超えて高くされていることを理解する信仰。私たちが自由に使える全能の力と命を取得すること、また、彼にあって私たちのものとされた勝利。これらのものが揃っているなら、しいたげる者の憤りは、私たちに勝利を与えてくださる神に栄光を帰す以上の影響を及ぼせません。この戦い...

  • しいたげる者の憤り (8)

    さらに次のことを述べなければなりません。これは初歩的であり本質的です。神の御前でとがめのない心を持たないかぎり、しいたげる者の憤りに対する勝利を経験するのは不可能です。自分の生活の中には神に対して正しくない点があると自覚しているならば、自分の上に加えられる敵の圧迫に勝利できると思うのは愚かなことです。身に覚えのある罪があるなら、あるいは、自分の生活の中に何らかの疑わしい道楽を保持しているなら、そ...

  • しいたげる者の憤り (7)

    この憤りはいつやむのでしょう?いつしいたげる者はいなくなるのでしょう?私たちがこの死すべき体の中にあって、キリストに従い続けているかぎり、私たちはしいたげる者の憤りを感じるでしょう。実に、「私たちの主の再臨が近づくにつれて、この戦いはますます激しくなります」。しかし、私たちに対してそれがやむ幸いな時が来るでしょう。私たちはイエスにあって眠るか、あるいは、彼がご自身の民のために来臨されるとき取り去...

  • しいたげる者の憤り (6)

    次のことを行うとき、私たちは言い尽くせない悲しみや苦難から救われます。まず、御言葉が告げているとおりに、神を受け入れなければなりません。次に、彼が私たちを置いてくださった所に立たなければなりません。彼は私たちをキリストの中に包み込んで、彼の力によって力づけてくださったのです。「主はまた、しいたげる者からの避け所、困難な時の避け所です」。私たちはこれらのことに対して十分ではありませんが、「神に感謝...

  • しいたげる者の憤り (5)

    敵がいかなる使者、手先、経路を通してひどく圧迫したとしても、「あなたは上から与えられるのでなければ、私に対して何の権威もありません」(ヨハネ十九・十一)という御言葉を理解し、述べ、維持するといいでしょう。さいわいなことに、この御言葉はしいたげる者の力を私たちのためにどれほど粉砕してくれることでしょう。直ちに私たちは自分をしいたげる者たちを対処することを、すべてを征服する私たちのキリストの顧みに委...

  • しいたげる者の憤り (4)

    敵の極度の圧迫を恐れないようにしましょう。この圧迫により、私たちは神に頼らざるをえなくなり、肉的なあらゆるものから全く分離されます。徹底的に分離されるなら、私たちは安全です。こうして、私たちを麻痺させる敵対勢力から守られます。次に、中途半端な手段や折衷案はありません。そうした手段や折衷案は、私たちに妥協的な立場を取らせるだけであり、私たちを依然としてしいたげる者の力の中に保つものです。私たちを滅...

  • しいたげる者の憤り (3)

    「しいたげる者の憤り」はあらゆる種類の形を取ります。しいたげる者が私たちに臨むこれらの形のいくつかに立ち向かうならば、私たちはその憤りの猛攻撃に遥かによく耐えられるでしょう。 しいたげる者は私たちを痛めつけ、困惑させ、困らせ、怒らせます。そうです、可能なら、私たちを投獄します。私たちを拷問し、挑発し、悩ませて、限界点に至らせます。中傷し、抑圧し、混乱させ、悩ませます。縛り、傷つけ、中傷し、萎れさ...

  • しいたげる者の憤り (2)

    「霊的な人」こそ、この戦いを最も切実に感じる人であり、「しいたげる者の憤り」を最もよく知っている人です。ますます前進して霊的実際の領域の中に入れば入るほど、この「憤り」はますます激しく、苛烈になります。 成功を収めるには、「しいたげる者」の性格を知ることが必要であるだけでなく、その力の大きさにも警戒した方がいいでしょう。これを過小評価してはいけません。他方、それを過大評価してもいけません。 往々...

  • しいたげる者の憤り (1)

    勝利者誌 一九一一年 三巻 二月号 掲載。 「しいたげる者」とは誰のことでしょう?サタン自身にほかなりません。 この事実を知的に理解することが必要です。「敵」が明確にならなければ、私たちはせわしく「宙を打ち叩」いて、自分の時間を費やすことになるでしょう。 次の事実に直面しようではありませんか。「霊」である生ける神の子供たちとして、私たちの戦いは霊的なものなのです。また、私たちの大敵は悪魔なのです。 悪...

  • 「現在の真理」第七章 超自然的な働き (5) 完

    最後に、超自然的な効力が必要です。神は、道を導くだけでなく、成長させて成果を生じさせてくださいます。神はご自身にあってなされる最もつつましい務めにも効力を与えてくださいます。種は静かに横たわっているように見えるかもしれませんが、必ず芽を出して収穫をもたらすのです。 次の安息日の礼拝のために大工たちが修理していた空っぽの広間でスポルジョン氏が語った一文が、隣接する店の作業台の所にいた機械工の耳に届...

  • 「現在の真理」第七章 超自然的な働き (4)

    パウロとシラスですら、自分たちの超自然的な指導者の指示に刻々と従って進まなければならないことを、厳しく教わらなければなりませんでした。彼らが自分たちの計画を遂行するためにビテニヤ、ムシヤ、アジアを突き進んでいた時、聖霊によって突然止められたのです。「御霊は彼らにそうさせなかった」。彼らは自分たちの個人的な指導者である方よりも先走ってしまったのです。彼らは道を戻って神の御前に静まり、新しい命令を待...

  • 「現在の真理」第七章 超自然的な働き (3)

    私たちは超自然的な指示を持たなければなりません。神の計画を持っていても、自分自身の衝動に駆られて自分の働きに邁進するおそれがあります。それがサウロの過ちでした。神は敵を滅ぼすために彼をイスラエルの王として遣わされましたが、サウロは手綱を自分の手に握って、サムエルの指示を待たずに前に進み出て、その僭越さによって自分も自分の王国も滅ぼしてしまいました。 この過ちをヨシュアも犯す危険性がありました。神...

  • 「現在の真理」第七章 超自然的な働き (2)

    私たちは超自然的な計画を持たなければなりません。軍事作戦を遂行するとき、司令官は部下の将校らの賢明な協力に拠り頼みます。もし軍隊の一部門が指導者の計画を無視して攻撃に突入するなら、助けるどころか邪魔になるかもしれません。とても小さな部隊でも攻防の要所で用いられるなら、敵の側面を迂回して決戦の行方を変えることがしばしばあります。 キリストは仲介の御業の計画を持っておられます。彼が私たちを遣わされる...

  • 「現在の真理」第七章 超自然的な働き (1)

    「私たちは神の傑作であり、良い働きのために、キリスト・イエスの中で創造されました。神は、私たちがその良い働きの中を歩くようにと、あらかじめ定めてくださったのです。」(エペソ二・十) 使徒はここで、私たちの働きは「用意されていた」と告げています。というのは、これが「定めて」という言葉の正しい訳だからです。それは「私たちがそれらの中を歩くため」です。それらは私たちの働きではなく、神が聖霊とキリストの内...

  • 「現在の真理」第六章 超自然的な希望 (13)

    また、この超自然的望みはクリスチャンの生活と働きにおける最高の励ましです。この真理ほど私たちを励まして、この絶望的な地上から召し出し、私たちの希望と志を来るべき王国に堅く据えさせるものはありません。この真理ほど私たちを聖別して、聖潔という白衣だけでなく、いっそう深い愛という婚礼衣装をも確保するよう私たちを促すものはありません。この婚礼衣装だけが、私たちを花婿に会うのにふさわしくすることができます...

  • 「現在の真理」第六章 超自然的な希望 (12)

    結論として、主の来臨という超自然的望みは現在の真理です。なぜなら、第一に、それは現代の人間中心主義に対する真の解毒剤だからです。自己充足している人は、自分のバベルの塔を建てて、自分の未来の理想郷を野心と想像力で夢見ています。しかし、これらすべてに対して、神は天から笑って語られます、「しかし、私は私の王を、私の聖なる山シオンに立てた」と。人々には好き勝手な愚かな夢を見させておきましょう。来るべき諸...

  • 「現在の真理」第六章 超自然的な希望 (11)

    千年王国時代の復活させられた聖徒たちは、物質界と人間生活の体系すべてに自由にいつでも出入りできるでしょう。人々を訪問したり、時には彼らとの戦いに従事することもできるでしょう。しかし、はるかに高い水準で生活することになるでしょう。アブラハムのもとに来た御使いたちや、復活後の四十日間の主ご自身のように、彼らはきっと人の食卓や地上の家族の団欒で座して食べ飲みし、単純な愛の交わりを持つことができるでしょ...

  • 「現在の真理」第六章 超自然的な希望 (10)

    この地球が新たに整えられるとき、それは他のすべての世界に影響を及ぼすでしょう。キリストの贖いは天と地の万物を和解させるものである、という感覚があります。それが一体何を意味するのかを十分に予言することは、聖書に照らしてみても不可能です。しかし、千年期を超えて、代々の時代がさらに広大でさらに壮大なかたちで展開していくであろうことは確かです。その結果は最終的に、義のみが宿る新しい天と新しい地です。そし...

  • 「現在の真理」第六章 超自然的な希望 (9)

    第三に、物質界は超自然的な変容を遂げます。人が変化させられるだけでなく、人の住まいも素晴らしい変容を遂げるのです。罪の痕跡、苦しみと死の記憶は消し去られます。墓場はなくなります。死という恐ろしい事実は遠い過去の記憶にすぎなくなり、墓場は死者を明け渡すだけでなく、分離と破壊の業をやめます。低次の被造物の野性的で野蛮な本能は服従させられます。獅子は雄牛のように温厚になり、狼は小羊と共に伏し、コブラや...

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