大塚国際美術館に行った時にあの辺りは本当に風光明媚な良い所で思わずスケッチとかしたくなりますが周りの景色描かないと海の絵はどれも同じ当たり前か...
ギヨーム・ジュヴネル・デジュルサンの肖像Copy of a portrait of Guillaume Jouvenel-Desjourcin by J. Fouquetギヨームはシャルル7世とルイ11世の治世に大法官を務めた人物で、15世紀半ばのフランスで1,2を争う権力者であった。この肖像画にもそのことが反映されている。画家フーケはシャルル7世の宮廷画家で、1445-1447年にかけてイタリアへ旅行し、イタリアのルネサンス美術を知った。『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用...
ジャン・フーケによるシャルル7世の肖像より Copy of the portrait of Charles VII by Jean Fouquetこれは随分前に中世キリスト教美術 XXIIの記事で触れたジャン・フーケという画家のものです(記事の話を続けると)イタリアルネサンスの動向を持ち帰りいくらその後のフランス絵画隆盛の起点になった大画家だといってもマリーローランサンとか19世紀ヴィクトリア朝のジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの絵が好きと言っている人...
シモーネ・マルティーニ(Simone Martini、1284年頃 - 1344年)
Copy of the Christ Giving the Blessing by Simone Martiniシモーネ・マルティーニはイタリアのシエナで生まれ活躍した画家です絵具に詳しい人なら「ロウシェンナ」「バーントシェンナ」という絵具をご存知でしょうまさしく「生のシエナの土」「焼いたシエナの土」のことです土が原料だけに堅牢性が高くとても安定していますよね...
ヴィターレ・ダ・ボローニャ Vitale da Bologna
ヴィターレ・ダ・ボローニャ作聖母子像による Copy of the Madonna and Child by Vitale da Bologna美術鑑賞が好きでイタリアへ行かれた方にはパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂でジョットの代表作で初期ルネッサンスの代表作でもあるキリストの生涯を描いた壁画をご覧になった方がおられると思うのですがヴィターレはちょうどそれが完成した頃生を受けた人です当時は教皇のいるローマとメディチ家が率いるフィレンツェが美術の先進...
青年の肖像より Copy of Giovanni Bellini's Portrait of a Young Manウィキペディアに大抵のことは書いてありますがこの画家はベネチア派の画家一族の生まれでしかも大画家ジョルジョーネやティツィアーノらに先行するベネチア派第一世代の画家ですベネチア派というのは細かい話になりますが補色関係にある赤と緑を効果的に扱うことに成功し官能的だとか濃密だとか そんな紹介がよくされる絵を描きますなによりイタリア国旗の配...
「ブログリーダー」を活用して、水嶋康宣さんをフォローしませんか?
大塚国際美術館に行った時にあの辺りは本当に風光明媚な良い所で思わずスケッチとかしたくなりますが周りの景色描かないと海の絵はどれも同じ当たり前か...
毎日暑いですねえでも今日は七夕には珍しい晴れになりそうですねと言ってももともとの旧暦では梅雨明けしていますが祇園祭りも始まりました外国人観光客の方もさらに増えるでしょう最近は有名寺院の近くだったりすると横断歩道を渡る人がみんな外国人ていうかどう見ても東アジアの人ではないことが珍しくなくなりました以前の勤め先同僚のベトナム人も嫌がっていた京都の夏こちらへお出かけの際にはくれぐれも対策を怠りなきようお...
日本中なんでしょうがとにかく京都は暑い 蒸し暑いです湿気が肌にまとわりつくとでも言いましょうかこれがお彼岸まで続くんでしょうか ふー大阪万博 知り合いの人は面白かった! とのことですがこの炎天下 海沿いの湿気 何もかもが会場値段 混雑する駅想像するだけで no more! ですEXPO70に小学生の時喜び勇んで出かけたのは遠い昔 (歳ばれるなぁ)「人類の進歩と調和」という時代の気分を表したキャッチコピーが懐かしい...
いつものように自転車で用足しに町中へ帰り道は鴨川のベンチで一休み目の前にあるのは変わらぬ山々わたしには広く大洋を超えて世界をまたにかける活動いつになるんだろう...
木造地蔵菩薩 平安時代 宇陀市(旧室生村)平安時代のおそらくは前期の造像かと思われます平安時代前期の造形感覚はあたりまえなことかもしれませんが現代や鎌倉時代とも奈良時代とも違う一種独特なものがありまして中でもボリュームの表現はパンパンに張ったゴム毬のような強靭で独特なものがあります...
地蔵菩薩立像 平安時代後期 浄瑠璃寺地蔵菩薩は平安時代後期特有の洗練されかつ堂々とした容姿をされていますみなさん是非実物を見に行ってください同時代のヨーロッパ中世の木彫像との比較が面白いかもしれません...
「キリスト降誕図のヨゼフ」作者はアンブロージオ・ディ・バルデーゼに擬せられていますアンブロージオ・ディ・バルデーゼ(1377年~1427年頃)フィレンツェ後期ゴシック派とされているようですジョットと活動時期が重なりますがジョットとは様式的に別系統となるようです詳しいことはわかりませんでしたが中世絵画が人体を質量とボリュームあるものとして表し始めた動向を示す画家のひとりといえます...
サセッタ作「聖トマス・アクィナスの幻視」によるCopy of
この展覧会に出品しますWill exhibit at the following exhibitions. Those who live nearby. Those who are near. Please come.水嶋の過去の展覧会情報をご覧になりたい方は下の「続きを読む」をクリックしてください第8回 京都府立堂本印象美術館野外彫刻展#8 Kyoto Prefectural Insho-Domoto Museum Of Fine Arts Outdoor Sculpture Exhibition2025/04/15-06/01 月曜日休館 (05/05・06 は開館、07は休館)closed Mondys・Ope...
ヨナタンに別れを告げるダビデ DAVID TAKING LEAVE OF JONATHAN. Ca. 1655-58. Pen and bistre. 143 x 183 mm. Rijksprentenkabinet, Amsterdam....
Boaz pours six measures of barley onto Ruth's veil「ボアズがルツのヴェールに大麦を六升注ぐ」アムステルダム国立美術館蔵によるテーマは旧約聖書ルツ記で語られる一場面ですこの何気ない振る舞いをメタファとして高遠な意味を読み解くなど浅学の私にはとても無理です(@_@)/~~~...
「ヨセフの夢の話を聞くヤコブとラケル」大英博物館蔵によるレンブラントはオランダの人です近世日本 カトリックへの反発と不信から鎖国政策をとった日本が交易を続けた欧州で唯一の国の人彼の生きた時代はちょうど日本の江戸時代で徳川家光とほぼ同世代ですが作品には後の時代にジャポネスクといわれもてはやされたものの片鱗もありません...
「ギブアの男がレビ人とその妾をもてなす」大英博物館蔵による思いついたタイミングでたまに取り組んでいる模写です(ドーヴァー アート ライブラリー: レンブラント バイブル ドローイングス)原画は旧約聖書の一場面で右の立っている人物のさらに右「ギブアの男」が描かれています士師記19章のレビ人と側女の悲劇に基ずく場面の野宿をしようとしているレビ人一行に声をかけるギアブの男の場面でしょうか☆タイトルにある「妾...
木造随身立像 伊賀多賀神社 平安時代ゴールデンウィークは特に何するでなし 特にどこへ行くでなし淡々と終わりました明日は大阪御堂筋アートの搬入設置があってそれの準備で潰れました潰れたっていうほどそれが残念でもないけど今京都はめぼしい観光地と繁華街歓楽街は外国語が飛び交っています今まで聞いたこともない言葉も多くてびっくりしています日本の観光地あるあるだと思うんですがたぶん交通信号をあまりちゃんと守らな...
木造男神像 木造女神像 平安時代...
きのうスケッチブック展という催しが終わりやっと四月参加展覧会が終わりました半年前一年前にお誘いを受けてよく予定を確認もせずに「ありがとうございます!是非!」 「ありがとうございます!よろこんで!」なんて返事を調子よくしていたらとんでもないことになりましたある日は午前中神戸に展覧会搬入に行って昼から宇治で制作会会場の大掃除とミーティング夕方から仕事 と同時刻に京都で展覧会搬出となり青ざめてしまいまし...
私ごときが恐れ多いことですがレンブラント最後の自画像といわれる絵の模写です私は多感な頃にレンブラントに「出会えた」ことは幸いでした長らく私の中である種の質をふるいにかける基準としてレンブラントはありましたそれだけに京都国立博物館本館であったレンブラント展を見た時の空虚感は衝撃的でした変わってゆく自分を自分が受け止められないとでもいうのでしょうか初期ルネッサンスの画家たちやプレ・ジョットの無名の中世...
「男の肖像」アントネロ・ダ・メッシーナによる Copy of
ギヨーム・ジュヴネル・デジュルサンの肖像Copy of a portrait of Guillaume Jouvenel-Desjourcin by J. Fouquetギヨームはシャルル7世とルイ11世の治世に大法官を務めた人物で、15世紀半ばのフランスで1,2を争う権力者であった。この肖像画にもそのことが反映されている。画家フーケはシャルル7世の宮廷画家で、1445-1447年にかけてイタリアへ旅行し、イタリアのルネサンス美術を知った。『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用...
さあみなさんお久しぶりです繊月開催されました同じ刻を生きる作家展の参加レポートです入口入ってすぐにこの宣言文がけいじされていました代表者の宗由美子さんの手書きですさて下段からは出品作品タイトル 作者名私が会場を回った順で紹介していきます申し訳ありませんが画面が暗くガラスカバーがある額に入った作品は周りが映り込み上手く画像が撮れませんでした 悪しからずご了承くださいではどうぞお楽しみください「ボサっ...
こんにちは今日の記事は三月に開催されました関西美術院です参加者の作品を公開したいところですが障りがあるといけませんので私の出品作だけでご勘弁をこの展示は最終日の講師陣の講評会が楽しみなんです普段あまり人の感想を詳しく聞く機会もないし今回から彫刻の展示もすることになったこともあり楽しみにしていました...
さあて遅れ遅れの参加レポートです今回は今年の一月から二月に大阪のギャラリーRYOさんで開催されました【手業展六】です彫刻制作する者3人工芸制作する者4人が参加しました。作品写真作者名の順です仲野方敏(金工)小川華子(金工)中村ヨウイチ(金工)藤原憲彦(彫刻)信ヶ原良和(彫刻)山口紗矢(陶芸)水嶋康宣(彫刻)いかがでしたか自分のしていることが何なのか考えるきっかけを与えてくれるグループ展参加の面白みですkyouha golden...
去年暮れ師走に京都府立植物園で開催されました展覧会です真冬の展覧会ですから春になった今見ますと光が寒々しいですね作品タイトル 作者名の順ですではどうぞ!保護犬を迎える 西見智之盛りに咲く石 ノブコウエダ奏でる 松下幸夫海辺2023 柏木みどり再生への祈りVIII 小倉輝正EHO-恵方(2023 南南東 N35゜02‵52‶E135°45‵46‶) 山田実地 小牧徳満どこから来たの? 山本ゆうR 多田裕MAN 窪田萬...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです*今回がラストです 4回とも見てくださってありがとうございます💗💗💗💗*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けていますまた順序はバラバラで百人一首すべて...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けて行いますまた順序はバラバラで百人一首すべてがそろっているわけではなく各人好みの歌を選択しているため重複のあ...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです今回は第二回目です*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けて行いますまた順序はバラバラで百人一首すべてがそろっているわけではなく各人好みの歌を選択し...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです個々の作品はハガキサイズ2枚組で小さいのですが数が多いのと私のズボラさにより報告がこんなに遅くなりましたが参加してとても面白い展示でしたよ*作品数が多いの...
親不知から糸魚川へ梓川沿いにさかのぼると信州学生時代に訪れた有明美術館と碌山美術館を訪ねました*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:昭和61年刊...
親不知にはパーキングエリアがあって車を止めると目の前に海遠く能登半島が見えました*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:昭和61年刊...
富山県立美術館で滝口修三のコレクションを見た後はまたひたすら8号線を北西へ初めて親不知という難所を通りました山の清水が直に海へ落ちていくような断崖絶壁が続き昔の人は荒波が打ち寄せる岩々の間をすり抜けまさに親の事すら構ってられなかったでしょう富山と新潟で言葉のイントネーションが変わる事に妙に納得しました...
珠洲のあとは高岡でラーメンを食べてそのあと富山県立美術館へ*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:刊...
能登半島に行ったのはいつだったかなこの美しい地名の起こりを検索していたら「能登半島の先端 珠洲市観光ガイド」https://www.city.suzu.lg.jp/site/kankou/1401.htmlというサイトに解説がありましたコピペをすると著作権のの問題があるようなので控えますが興味のある方閲覧してみてくださいあの時 となりの輪島市の国重要文化財「上時国家(かみときくにけ)住宅」はまた今度来るからと先を急いだのですがこの地震で倒壊した...