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パニックびとのつぶやき https://blog.goo.ne.jp/skypaniroom

昨年、「僕とパニック障害の20年戦争」を出版しました。それを土台とし、大幅に加筆して掲載しています。

高校3年の時にパニック障害を発症し、今年で22年目です。1980年代の終わりからこれまでに至る過程を描いています。パニック障害を抱えながら生きるということはどういうことなのかを出来るだけ具体的に書いていこうと思います。

kumabe
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2010/10/17

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  • 分厚い雲

    どうしてこんなに雨降りなのかどんよりしているのかされど希望がないこともない太陽の間接照明で日中は健在なのだから日本特有の気候のみを指しているのではないロシアとウクライナは形となって現れてしまったがまだ抽象的なものを含めて地球は重たい空気を吸い地球の情報を集めるのが得意な人々も分厚い雲を見上げている後戻りは出来ない生まれる前に戻れないのは人々の共通だあるかないかも分からない雲の切れ目を探しあてその漏れた光を独り占めせず他の人々と共有できるならそれは英知と呼ぶにふさわしい分厚い雲

  • 藤井、叡王防衛 そして藤井荘へ

    昨日、藤井聡太叡王が挑戦者の菅井竜也八段を2度の千日手指し直しの末、下しました。これで3勝1敗となり叡王3連覇を果たしました。それにしても両対局者にとって長い一日でした。同一局面が4回繰り返される千日手になると先手、後手を入れかえて指し直しとなります。千日手が2回続いたので、3局目にしてようやく決着がつきました。勝負の分かれ目は2局目で、互いに穴熊に組みながら、柔軟性に優れ、また相穴熊の経験値に勝る菅井八段が中盤ではややリードを奪いました。ボクシングで言えば、菅井さんの足を使った巧みな攻撃に藤井さんがやや振り回される展開になりましたが、終盤で藤井さんがクリンチし千日手指し直しに持ち込めたことが、最終的に勝利をものに出来た大きな要因です。決着局でAIも気づいていなかった、飛車を切り、相手玉を即詰みに討ち取っ...藤井、叡王防衛そして藤井荘へ

  • 駒花(終)

    少しずつ、秋は深まりつつある。空は、青く澄み渡っていた。私の目の前には、海が広がっている。人気のない美しい海。10年近く前、一人暮らしを始める私に、先生が以前買ってくれたワンピース。今日、初めて身に纏っている。やっぱり、少し恥ずかしい。私は童心に帰り、サンダルを脱ぎ捨てて、砂浜の感触を確かめる。そして、思い切り両腕を天に向け伸ばす。このまま、空に吸い込まれてしまいそうだった。夏のひりひりするような熱さはないが、穏やかな温もりがある。もう、重たい荷物を降ろしたい。私、今日は先生に会いに来ました。結果は知ってるでしょ。やり切ったよ。悔いはありません。「さおりは天才だ」「24時間、将棋を考えろ」。思い浮かべると恥ずかしく、懐かしい。「先生、もう菜緒には勝てない。でも私には将棋しかない」私は呟いた。「確かに菜緒ち...駒花(終)

  • 揺れる想い(ZARD)

    揺れる想い体じゅう感じて君と歩き続けたいinyourdream夏が忍び足で近づくよきらめく波が砂浜潤してこだわってたまわりをすべて捨てて今あなたに決めたのこんな自分に合う人はもういないと半分あきらめてた揺れる想い体じゅう感じてこのままずっとそばにいたい青く澄んだあの空のような君と歩き続けたいinyourdream作詞は坂井泉水。作曲・織田哲郎とのゴールデンコンビ。坂井さんの前に織田哲郎さんに触れておきます。同世代に小室哲哉という光輝く存在があったため、織田さんは影に隠れがちですが、小室さんと双璧と言えるほどの平成のヒットメーカーです。曲作りの天才だと思いますが、当の織田さんが「俺は天才なんかじゃないよ」というタイプの方なので、世間もそれを信じてしまう。自らの才能を大きく見せようとする人と、能ある鷹は爪を隠...揺れる想い(ZARD)

  • 名人戦第4局 藤井が渡辺を下し、名人に王手

    昨日まで行われていた名人戦第4局は挑戦者の藤井聡太竜王が渡辺明名人をわずか69手で下しました。将棋人口は500万から600万人程で日本の人口から見ると5%程度なので、大多数の方にも分かりやすく内容を伝えられればと思います。相撲に例えてみましょう。後手番の渡辺名人が積極的に攻めていきました。鋭い立ち合いから突っ張って、良い形に持ち込もうとします。対する藤井竜王も上手く下からあてがって後退しません。受けを苦にしないことも藤井竜王の強さです。強靭な足腰の持ち主ですね。渡辺名人は居玉(玉が初形のまま)で攻めていったのですが、中盤の競り合いの末、攻撃を受け止められてしまうと、居玉は攻められやすいです。それが祟って渡辺名人に粘りがきかず、藤井竜王が上手を取って全身し始めると、土俵際の手前で投了しました。藤井竜王の見事...名人戦第4局藤井が渡辺を下し、名人に王手

  • ルッキズムは終わらない

    季節外れの暑さに人々は戸惑いを隠せない人気の少ない屋外それでもマスクの主張は続く高齢ならまだしも、若者までが彼女は冷房を効かせながらインスタグラムを見る目に写る同世代の女性人工的美人なるものに彼女は視線を逸らすタレントでもモデルでも女子アナでもないだからこそ彼女は耐えられない加工しているのは重々承知分かってはいても、光の眩しさにそれを取り巻く煌めきに負けてしまうのだ彼女は明日も人工的美人のインスタを見るだろう今日よりも卑屈な心で整った顔立ちとは裏腹にルッキズムは終わらない

  • 中村天風「運命を拓く」を読んでみた

    エンゼルスの大谷翔平選手ですが、今日は投手として登坂し、打者としても特大の9号ホームランを放ちました。開幕から1ヵ月半、まずは順調なスタートと言えます。その大谷選手の愛読書「運命を拓く」を読んでみました。「運命を拓く」は中村天風氏の死後、会員向けの講演をまとめたものです。天風氏の根本的な考え方は「万物の霊長たる人間の心は宇宙本体と結びついている」ということです。よって、その心掛け次第で人生が好転したり暗転したりするという。そして好転するには常に心を積極的に保つことで、生き方が悪いと病気になり、運命も悪くするそうです。この辺りに関しては個人的には解せないところです。では若くして病気になり亡くなった方は生き方が悪かったのか?それこそ運命的なものではないのかと。しかし天風氏は「病気や運命が悪い時こそ、今までの生...中村天風「運命を拓く」を読んでみた

  • 名人戦第3局 渡辺、反撃

    昨日の名人戦第3局は渡辺明名人が藤井聡太竜王を下し、1勝2敗としました。際どい終盤戦になりましたが、最終盤では渡辺勝勢に。3三の地点に角を打てば藤井玉は助からず、打った角が守りにも効いていて渡辺玉の詰みはなくなります。それほど難しい手とは思えず、決断の良い渡辺名人なら10分、勝利に直結する手なので慎重になったとしても、30分あれば充分なはずでしたが、実際には1時間30分の長考になりました。終局後のインタビューで「決断がつかなかった」と心の迷いを正直に口にしました。それは何故かと言えば、これまで藤井竜王の強さをまざまざと見せつけられて、相手を過度に恐れてしまったためでしょう。3勝18敗。この対局前までの対戦成績です。ここまでの力の差はないはずですが、これまでの渡辺名人の将棋人生で初めて太刀打ち出来ない相手が...名人戦第3局渡辺、反撃

  • エリートとホームレス

    エリートサラリーマンと化した彼は通勤途中の公園で声を掛けられた。「食い物くれよ」と声の主は白髪まじりの汚れた顔伸び放題の顎髭服や靴も黒ずんでいる。エリートはそこを通りすぎると「ホームレスか、どうしようもねえ」と小さく吐き捨てる1カ月ほど経ったある日ホームレスはすっかり定番の食い物ねだりエリートはうんざりした顔を浮かべ足を速めた。その背中にエリートの名前をぶつけられた彼は足を止め、振り向いた。「なぜ俺の名を知っている?」ホームレスは名を名乗り「俺を覚えていないか?」エリートの目と耳と記憶が繋がった。「お前、高校の時の」「やっと思い出したか」ホームレスは呆れた口調だ。「それにしてもお前、どうしたんだよ。俺よりも良い大学に入ってその様か」「お前、汚れちまったなあ」ホームレスは寂しそうに呟いた。「えっ、俺が?まあ...エリートとホームレス

  • 青春(ザ・ハイロウズ)

    冬に覚えた歌を忘れたストーブの中残った石油ツララのように尖って光るやがて溶けてく激情のカス音楽室のピアノでブギージェリー・リースタイル骨身をさらけ出したその後で散文的に笑う心のないやさしさは敗北に似てる混沌と混乱と狂熱が俺と一緒に行く作詞・作曲は真島昌利。ブルーハーツの熱狂から10年程あとの曲。冒頭の「冬に覚えた歌を忘れた~やがて溶けてく激情のカス」この部分で青春の形を表現しているように感じます。「ツララのように尖って光る。やがて溶けてく激情のカス」ここ、ブルーハーツっぽいですね。甲本ヒロトはある人たちから見れば、カスであり、ドブネズミだったかもしれない。ただ当時10代だった僕から見ると甲本さんはカリスマでした。トリッキーなスタイルでいてメッセージは強く伝わりました。甲本さんの輝かせ方を最も知り尽くしてい...青春(ザ・ハイロウズ)

  • 二十一変化

    あの日見かけた幸福の時計はまだ動いているのかな心に貯めた安い想いは薄青い風に飛ばされ消えた甘い匂いに引き寄せられて触れれば手痛い毒の花ストレートを投げるには時代が面倒で心から沸き上がった真っ直ぐは口元にて曲げる二十一変化

  • 叡王戦第3局 死闘の末、藤井が菅井を制す

    1勝1敗で迎えた第3局は163手で藤井聡太叡王が菅井竜也八段を下しました。それにしても凄い勝負でした。予想通り居飛車対振り飛車の対抗形になり、第2局に続きお互い穴熊に組みました。第2局は同じ相穴熊で菅井八段の快勝でした。それでも藤井叡王は再び穴熊で挑みます。大雑把に言えば「読みの藤井、感覚の菅井」。この将棋も中盤から終盤の入り口ぐらいまで菅井の感覚が冴え、また、こうした将棋の経験値でも藤井を大きく上回ることもあり、ペースを掴んでいるように見えました。攻める菅井、守る藤井。藤井叡王も必死に踏みとどまり、千日手指し直し(同じ局面が4回繰り返されること)で先手後手を入れ替えて再戦かと思われましたが、藤井叡王が局面を打開します。飛車を捨てて勝負に出ました。この手はAI的にも良くはなく、菅井優勢に傾きました。その後...叡王戦第3局死闘の末、藤井が菅井を制す

  • 最新人気歌詞100曲

    ゴールデンウィーク特別企画、歌詞検索j-Lyric.net様のご協力でお伝えする人気歌詞ランキング「カウントアップブログ100」。早速、ランキングの発表です。本日の第1位はスピッツ「美しい鰭」。美しい鰭についてはこないだブログで記したので、今日は特にありません。スピッツは100位以内に「チェリー」、「ロビンソン」、「春の歌」がランクイン。スピッツ人気、根強いです。特にロビンソンの歌詞は凄い。「川原の道を自転車で~」が最後には大きな力で空に浮かべたら宇宙の風に乗ってしまうという歌詞で最初に草野マサムネさんの凄みを認識した曲です。それではカウントアップ。第2位はAKB48「どうしても君が好きだ」草野さんが天才なら秋元康さんは怪物。80年代から約40年、芸能界の中心に居座っています。第6位は市川由紀乃「花わずら...最新人気歌詞100曲

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