少し長いあとがき － 明日のバス運転士の皆様へ

これまで私の物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。私のお話はこれで終わりです。家族の病状が気になる？まぁ、私のブログは本来バスのブログですか…

退職の日

そして最後の出勤の日。私はこれまでと同じように乗務していました。何も変わったことはありませんでした。寂しくはありませんでした。それよりも明日からは自由に動ける…

転院の日

家族の転院の日がやってきました。この日も、私は仕事でした。家族は、その時に入院していた地元の病院が送迎車を出してくれるということで、その車で年下の家族に付き添…

診察

家族の代理として受診をしてきた年下の家族から簡単にメールで報告を受けました。お医者様からのお見立ては……「家族歴から、同じ病気である可能性は高い。 肺の白い影…

退職願受理

所長に退職願を出しました。日付は、私の当初の希望である日とさせていただきました。所長は残念がっていましたが……。「離職票いらないよね？」所長が訪ねてきました。…

受診当日 2

そういえば、家族の受診当日、私が乗務しているとこんなことがありました。とある停留所から乗ってきた男性3人組がいました。3人とも、歳の頃は20代半ばくらいでしょ…

受診当日

次の日、年下の家族は無事に総合病院を受診してきました。私の方はというと、いつも通りに乗務していました。いえ、それは嘘です。相当にイライラしていました。目に映る…

退職願執筆

私は、最後の望みの綱である年下の家族に電話をかけました。 “やっぱり明日は休み取れないよね？” ところが…… 大丈夫でした。 一度は断られたものの、…

変われない私 2

家族の親戚は、叔父さんと同じ地方に住む方ばかりです。 それも冠婚葬祭、盆暮れ正月しか付き合いがないような方たちばかり。 どんなに近い人でも、“いとこ”がいいと…

変われない私

私はすぐに病院の建物の外に出ると、会社に電話をかけました。出て下さったのは内勤さんでした。“あのぉ、大変申し訳ないのですが、明日お休みをいただくことはできない…