半年ぶりの更新になり本当にすみません。「あいつはもう死んじまったんじゃないか?」なんて真面目に心配いただきましたが、なんとか元気にしています。。心配の種だった親父は目の手術が成功して今では車も乗り回していますし、衰えた筋力を取り戻そうと八十を超えた歳でジムに行って筋トレをしたりしています。(5月に鯛釣りに行った時の写真です)そこそこの釣果♪そんな親父を見ると、私もまだまだ負けていられませんね。私の去...
食べることと命をいただくことについて考えます。 狩猟、素潜り、釣り等々…
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には 「美味いか不味いか?」 が大きな判断基準を占める。 素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。 2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?
ニョキニョキと繁茂する雑草に辟易して導入されたニワトリさんたち。我が家に来て2週間ほどですが、鶏小屋には慣れてくれましたが、私の時間が無くてほとんど放し飼いには出来ていません。「でもそろそろ除草のためにニワトリさんたちを放し飼いにしないとなぁ~」という訳で、休みの日にニワトリさんたちを庭に放ちます。今まで集団で育ってきたので、少し冒険して一羽になると「ピヨピヨ」と鳴いて急いで集団に戻る様子が「クチ...
エソは美味しい魚ですが、小骨が多くすり身のもとくらいしか料理できないイメージが多いと思います。しかしですね、普通に美味しい魚なので工夫次第でその他の料理も美味しいのです♪今回のエソはすり身を造るために身を水に晒していた時にも脂が浮くし、とても美味しそうだったので刺身に引きました。エソの身は、上図の線の様に細くて硬い骨が入っています。骨抜きで抜くのもアリですが、何せ数が多過ぎます。今回は素材が大量に...
先日、遊漁船で同乗したジギングの若者たちから、「ニワトリのエサ」としてたくさん戴いたエソ。巨大なサイズばかりで、一番大きなものは58センチ。「我が家はニワトリもワンコ達もいて、年中タンパク質が必要だから助かるなぁ♪」動物たちのご飯として戴いてきたエソですが、きちんと船上で〆て血抜き処理を行っています。エソは美味しい魚です。しかし顔つきがグロテスクなのと、身に小骨が多いために釣り人からは嫌われているの...
「朝一はたいていよく釣れるのに、珍しく釣れないなぁ…」船上で釣り糸を垂れながら、鉛色の空を眺めます。「魚群探知機には良い反応が出てるんだけど、まったく潮が動かないから魚が口を使ってくれない」遊漁船の船長さんも嘆き節。アタリがあっても、ポツリポツリと単発でレンコダイが来るくらい。あとはちびっ子カサゴ。この日、同乗していた親父も苦戦。しかしながら、単発でも大きなアオナやカサゴを釣り上げています。私と親...
これは釣ってきた真鯛のオスの卵巣で作った、大好物の真鯛の白子ポン酢。ついつい冷酒を飲み過ぎてしまいます(笑)。魚のアラは白子や卵巣、肝や胃袋などの過食部位も多いですが、廃棄部位もかなり出ます。生魚の内臓なので当然腐ります。なので速やかに生ゴミとして廃棄するか、地中深く埋めて畑の肥料とします。(しかし埋めると野良猫がやって来て、夜中にワンコが騒ぎ立てるんですよね)しょうがないと言えばしょうがない事な...
ヒナ鶏たちは日々大きくなっています。(日々見ているのでハッキリと分かりませんが、そんな気がする)当初の目的のための雑草除去も、一生懸命パクパクと雑草を食べてくれている感じです。しかしまだ小さいので野良猫やカラスなどが心配。そこでいつもふじを護衛に付けています。「頼んだよ!ふじ♪」いつも陽当たりの良い土の上で寝そべっているふじですが、この時は異変を感じて出動!!「あぁ~ん、なんだかヒナ鶏たちの危機を...
久しぶりに船釣りに行きました。冬場は時化ることが多く出港できない日が続いていたのですが、春は春で「春一番」のような突風が吹いて時化ることが多いのです。今回は台風1号の通過した直後でしたしね。しかし直前で出港できるとの連絡。で、夜明け前に船付き場に到着しますが、この日は満月の大潮。潮が大きく動く大潮(プランクトンやそれを食べる小魚の動きが活発になる)には満月と新月(闇夜)があり、「エサが良く見える満...
「さあ、ヒナ鶏たちをお外に放そうかなぁ~」主に雑草駆除のために導入したヒナ鶏たちです。お外での平飼い(放し飼い)に慣れてもらわない事には話になりません。「さあ行け!!」「ピヨピヨピヨピヨ…」初めての広い世界に戸惑うヒナ鶏たち。常に4羽で固まっての団体行動。「うんうん、不安な気持ちは分かるけど頑張ってみようか♪」少し時間が経過すると、団体行動の輪も大きくなり雑草を啄み始めます。「お!良い感じ♪ その調子...
「ぃやっほ~いっ!!」飛び跳ねるカヤさん♪そして、フェンスの向こうからガシガシと様子を伺うモリさん(笑)。視線の向こうには中ビナ達…。「あれは私たちのエサお友達ね!?」という感じで大興奮!!いやいや、このヒナ達には雑草駆除と採卵という大事な使命があるんだから食べちゃダメだよ。し、信じているからねっ!!↓ふじ、護衛は頼んだよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪にほんブログ村にほんブログ村狩猟の魅力...
「ヒヨコ4羽だとこれくらいで充分だよな~。大きすぎてヒヨコが揺すられてケガしてもいけないしね…」そう思い、私が用意したのは20センチ四方くらいの段ボール箱。で、JAに受取りに行ってきました。電話予約した時に「年に一度鶏屋さんが来るんですよ」と言われていたので、たくさんのフワフワしたヒヨコに会えると思い、ちょっと高揚した気分。受付けと料金の支払いを済ませた後、「あ、ヒナの受け取りは表のトラックで行ってい...
「ああ、忙しい。忙しくてあれもこれもしなければいけない状況だけど、これだけはやっておかなければ…」と思ったのが、庭の草刈り。ビフォー写真。(これはふじ)暖かくなって雑草が一斉に芽吹いて来ました。電動の草刈り機を購入してからは、手軽に根こそぎ草刈りが出来るので楽になりました。あまり変わってないように思われるでしょうがアフター写真。奥がふじで手前がモリ。見通しが良くなってカヤもご満悦♪何故急いで草刈りを...
3回目の新型コロナワクチン接種後の副反応はどうだったかと言うとですね…、絶賛発熱中っ!!バッチリ38℃超えの熱が出ました。24時間までは37.5℃前後を行ったり来たり。「お、今回は軽く済みそうだ。良かった…」などと思っていたら、夜中に38℃突破。熱で目が覚めました。ボーっとして関節が痛む身体を起こし、解熱鎮痛剤を飲んで再度就寝。時々枕元に置いた体温計で熱を測りながら「ああ、体温計にデコボコがあると思ったら、モリと...
3回目の新型コロナワクチン接種へ行って来ました。1回目と2回目は職域接種だったのですが、今回は地域の集団接種会場での接種。ワクチンの種類もファイザー→ファイザー→モデルナと、副反応が出やすいパターンです。まあ、前回の激しい副反応は「ムカデに刺されていたから」という事にしておきましょう。2回目までは職場近くの病院での接種でしたが、今回は地域の多目的ホールを使っての接種。30分単位で予約した人が会場に案内され...
「あ!やっと届いた。本当に来るかどうか心配だったんだよね」郵便受けに届いた葉書を見てちょっとホッとします。その葉書というのはこれ。「にわとりのヒナ配達について」です。最後のホシノさん(ホシノブラックという種類のニワトリ達)がお亡くなりになって約2年…。繁茂する庭の雑草に辟易し、孵卵器を購入して有精卵からヒヨコを孵化させました。「確率から言って半分はメスだから、2羽くらいはメスだろう」と思っていたので...
船釣りが強風のために中止になり、「魚食べる」スイッチが入っていた私は、近くの産直市場へ偵察へ行って来ました。魚を滅多に買わない私が産直市場に行く理由は主に2つ。1つは地域沿岸でどんな魚が釣れているかをタイムリーに知るため。そして2つ目は「掘り出し物」との遭遇を期待してのものです。「掘り出し物」とは、普段は市場に流通せず食べる機会がない魚や、まともに買えばかなりの値段なのに捨て値の様な価格で売っている...
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半年ぶりの更新になり本当にすみません。「あいつはもう死んじまったんじゃないか?」なんて真面目に心配いただきましたが、なんとか元気にしています。。心配の種だった親父は目の手術が成功して今では車も乗り回していますし、衰えた筋力を取り戻そうと八十を超えた歳でジムに行って筋トレをしたりしています。(5月に鯛釣りに行った時の写真です)そこそこの釣果♪そんな親父を見ると、私もまだまだ負けていられませんね。私の去...
皆さま、お久しぶりです。私はなんとか生きています。毎年のふり返りをここでしているので久々にブログの更新をします。今年も終わりですね。本当にあっと言う間の一年でした。毎年同じこと言ってるな…(笑)。今年をふり返ると、何だかツラい一年でした。その理由は色々とあるのですが、親父の銃砲所持許可の返納も理由の一つですね。親父の銃砲所持許可の返納理由は、網膜の毛細血管が破れて出血して視力を失う寸前くらいまでに...
すみません、色々と事情があって更新が滞っていました。実は親父が銃砲所持許可を返納することになりました。銃砲所持者の誰しもが迎えることですが「銃を置く時」が来たのです。ブリタニースパニエルのレオが6歳で猟犬として脂が乗っている全盛期でもあるので、もう少し銃砲所持をしたかったようですが年齢的なものや諸事情により返納。親父本人は元気といえば元気なんですけどね…。今までも何度か返納の危機があったのですが、そ...
最近の私は猟期が終わったので魚釣りによく行っています。(いつも暗いうちから出港なので超早起き)「肉は食べ飽きた~!さあ魚釣って食べるぞ!!」という魂の叫びなのです。で、サバを釣ったり鯛を釣ったりヤズ(ブリの小さい奴)を釣ったりしています。鯛などの白身魚よりもサバやアジなどの青魚は美味しいので大好物なのです。「ああ、一月前までは猟銃を担いで泥塗れになりながら山を駆け回っていたのがウソのようだ…。平和...
私には「幼馴染み」がいません。親戚の従姉妹などはいますが、幼少期から小中学校時代を共に過ごした友人がいないのです。別に「激しく人見知りで友達がまったくいなかった」というわけではありません。それなりに友人はいて、魚釣りに行ったりザリガニ獲りをしたりと遊びまわっていました。じゃあなぜ幼馴染みがいないのかというと、皆さん何処かに行ってしまって連絡が取れなくなったからです。私の住んでいた地区は街自体が大き...
カヤがケガを負って病院で診てもらった時に獣医さんと色々話をしました。なにせ近隣の猟友会から重傷を負った猟犬が運びこまれる動物病院です。かなり有益な生きた情報をお聞きすることが出来ました。そこの獣医さん曰く「防刃ベストを着用させていて、一番重傷を追うのはやはり腹部だね。もし腹膜が切れて腸が出ていた場合、腸間膜(腸と腸を繋ぐ薄い膜)を破らないことが大切だ。これが破れると腸自体に損傷が無くても、内臓が固...
カヤがイノシシの牙によって後ろ腿を突かれ、受傷して動物病院で治療を受けて1週間経過。私は朝晩忘れずに縫った傷の様子を確認していました。それは獣医さんでも「良くなってきたら自分でワイヤーを自分で取っちゃうから気を付けてね」と言われていたし、地元猟友会の猟犬持ちの友人にも「ウチの犬は周囲のお肉を食い千切っちゃいました」という報告を受けていたからです。まあでも、カヤは今まで何度か縫ったことがあったけどそ...
少し前の記事になります。猟期も終盤になり獲物の気配が薄くなります。最近山入りした勢子役の皆さんの情報を総合すると標高の高い場所に獲物が固まっている様子。「よっしゃ、それじゃ待ち役は高い場所を囲むように包囲網を張ってもらって、下から上に向かって獲物を競り上げますか!」親方(若き勢子)と私が猟犬を入れ、高い場所を目指す作戦。待ち役(狙撃手)に配置に付いてもらうため、密やかに山の中を進み包囲網を張っても...
少し前の話ですが、ふじが10才になりました。お誕生日おめでとう!少しだけ生クリームをなめるふじ(笑)。ふじの生家である親方(若き勢子)のお宅でコロコロとしたふじと会ったのがついこの前のように思えるけど、もうそんなに時間が経ったんだね。(これは引き取った日の写真)初めて会った時はモコモコで、口の周りが黒くて「この子は成長したらパグになるんじゃないかしら?」と思ったくらいだけれど、美人さんに育ってくれま...
「お!美味しそうなヒラタケ発見!!」ワンコを引いて山入りしていたある日、競っている途中で食べ頃の大好きなヒラタケを見付けました。(周囲にもたくさん生えていた)だけどワンコ達がいつ獲物を起こすか分からない状況なので、写真撮影だけで現場を離れます。「ま、ご縁があったら競り終って山を下る時にでも採りに来れるかもね」だけど広く移動するので、ほとんどその希望は叶うことなく終わります。そして山を競り終り、下る...
猟期もラストスパートに入ったこの日は、いつも解体をさせていただいている親方(若き勢子)のご家庭がお留守。「じゃ、人数も少ないし軽く散歩程度に犬を走らせましょうか。もし獲物が獲れたら野外解体にしましょう」という話になります。我が家のワンコはカヤさんイトちん。モリは爪を剥がしてもう少しお留守番です。1ラウンド目は私と長老勢子で山を掻き回しますが、ほとんど獲物の痕跡なし。それでも素抜けしてきたオス鹿が1頭...
今日は大きな山を囲んでの大巻狩り。いつものメンバーの他に近隣の猟友会から多くのゲストハンターさんを迎えて待ちについてもらいました。我が家はモリさんが爪を剥がして戦線離脱しているので、カヤとイトの俊足コンビ。リードを放つと超高速ダッシュで山の中を掻き回してくれます。「さ、とりあえず高い場所を目指そう」勢子役の私は他の勢子役の皆さんと連携して、フウフウと急斜面の見上げる様な大きな山を登って行きます。相...
「今年のブリは餌のイワシが豊富でとても脂が乗っていて格別に美味しいですよ!」産直市場で地元鮮魚コーナーを紹介する番組があって、アナウンサーの女性がそんな事を話していました。「ああ、本当に美味しそうだ。でも肝心のブリ釣りに行けないんだよ…」脂が乗った刺身の映像を見ながら独り言を呟きます。青物(ヒラマサやブリなど)釣りのハイシーズンなので、特別に用事がある時以外は毎週のように釣船に予約を入れるのですが...
この方はグループの長老勢子、殿山さん(仮名)。御年86歳!!86歳で自分の猟犬2頭を引き連れ、山から獲物を追い出してくれています。温和な性格の方で殿山さん(仮名)のことを悪く言う人を聞いたことがありません。色々なことがある狩猟界においてかなりレアなパターンと言って良いのではないでしょうか。私が殿山さん(仮名)と知り合った時は80代になるかならないかの年齢でしたが、髪の毛こそホワイトヘアーですが毛量たっぷ...
親父からキジをもらったのでありがたくいただきます。(手前がキジ。奥はカルガモ)「キジはパサパサして美味くない」というハンターさんが一定数いることも知っていますが、柔らかめに火を通した肉の旨味や骨から取ったスープの深味は他に比較できない物があります。傷の少ない個体を丁寧にゆっくりと熟成すると旨味や甘味を感じることが出来て最高に美味しいのですが、やはりここでも「日本人は調理時に肉に火を通し過ぎる」とい...
帰宅してワンコ達の熱烈なお出迎えを受けるのは毎日のこと♪なかでも甘えん坊なモリはいつも「撫でて!!」と飛びついて来ます。「ん?でもなんか今日はちょっと元気がない感じ…」そう思って観察すると異変に気付きました。右手の爪が一枚剥げて神経剥き出しっ!!「いや~、これは相当痛そうだね…」人の拷問にも「生爪を剥がす」なんて方法がありますし、かなり痛々しい感じ。どうしてこんなことになったのだろうと思って庭を見る...
実は新型コロナウイルス感染症にかかりました。少し前のことになりますが備忘録として記しておきたいと思います。仕事をしていると寒気がして早退。翌朝は38℃超えの発熱だったので休暇を取って発熱外来を受診しました。(犬の歯形だらけの温度計でスミマセン。笑)予め電話して駐車場で車のナンバーを伝えて待機。少しすると防護服と医療マスク・フェイスシールドを装着した看護婦さんがやって来て綿棒で鼻の穴の中をグリグリと拭...
狩猟に行くときの私は早起きです。(くたびれ果てて起き上がれないこと度々ですが…)忘れ物が無いように前日から出来る限りの用意はしておくのですが、ガンロッカーと装弾ロッカーから猟銃と弾を取り出し、猟銃は分解保管している状態なので組み立てて銃カバーに収納します。(寝ぼけ眼で組み立てるので忘れ物があることもしばしば…)それから古傷を抱える膝にテーピングを巻き猟装に着替え。勢子役として山入りするのに必須なので...
猟期も半ばを過ぎ、獲物の動きが変わります。具体的に言うと、足跡やエサを食べた痕跡はあるのに通常の近場の寝屋に寝ずに大きな山まで引いて寝て競っても空山だったり、猟犬に追い出されても田んぼや道路を横切って逃げたり、包囲網を張った射撃手の場所を気取って待ちにかからなかったり…。「相手もなかなかやるなぁ」野生動物の賢さに感嘆せざるを得ません。終末が終わり、しがないサラリーマンの私は筋肉痛の体をごまかして仕...
「あらら、傷付いた場所のカサブタが治ったと思ったら剥げちゃったね…」昨年、防牙ベストの上からイノシシの牙で突かれた跡です。「イトちん、キミはお年頃の女の子さんなのに傷だらけじゃん」(赤丸の中。黄色の線に沿って毛が剥げています)臓器の位置から言うと、肺の下部・横隔膜の場所。肋骨の隙間に牙が通っていたら致命傷となる場所です。「いや~、これは場所的にヤバかった。本当に防牙ベストを着ていて良かったなぁ…」本...
最近の私は猟期が終わったので魚釣りによく行っています。(いつも暗いうちから出港なので超早起き)「肉は食べ飽きた~!さあ魚釣って食べるぞ!!」という魂の叫びなのです。で、サバを釣ったり鯛を釣ったりヤズ(ブリの小さい奴)を釣ったりしています。鯛などの白身魚よりもサバやアジなどの青魚は美味しいので大好物なのです。「ああ、一月前までは猟銃を担いで泥塗れになりながら山を駆け回っていたのがウソのようだ…。平和...
私には「幼馴染み」がいません。親戚の従姉妹などはいますが、幼少期から小中学校時代を共に過ごした友人がいないのです。別に「激しく人見知りで友達がまったくいなかった」というわけではありません。それなりに友人はいて、魚釣りに行ったりザリガニ獲りをしたりと遊びまわっていました。じゃあなぜ幼馴染みがいないのかというと、皆さん何処かに行ってしまって連絡が取れなくなったからです。私の住んでいた地区は街自体が大き...
カヤがケガを負って病院で診てもらった時に獣医さんと色々話をしました。なにせ近隣の猟友会から重傷を負った猟犬が運びこまれる動物病院です。かなり有益な生きた情報をお聞きすることが出来ました。そこの獣医さん曰く「防刃ベストを着用させていて、一番重傷を追うのはやはり腹部だね。もし腹膜が切れて腸が出ていた場合、腸間膜(腸と腸を繋ぐ薄い膜)を破らないことが大切だ。これが破れると腸自体に損傷が無くても、内臓が固...
カヤがイノシシの牙によって後ろ腿を突かれ、受傷して動物病院で治療を受けて1週間経過。私は朝晩忘れずに縫った傷の様子を確認していました。それは獣医さんでも「良くなってきたら自分でワイヤーを自分で取っちゃうから気を付けてね」と言われていたし、地元猟友会の猟犬持ちの友人にも「ウチの犬は周囲のお肉を食い千切っちゃいました」という報告を受けていたからです。まあでも、カヤは今まで何度か縫ったことがあったけどそ...
少し前の記事になります。猟期も終盤になり獲物の気配が薄くなります。最近山入りした勢子役の皆さんの情報を総合すると標高の高い場所に獲物が固まっている様子。「よっしゃ、それじゃ待ち役は高い場所を囲むように包囲網を張ってもらって、下から上に向かって獲物を競り上げますか!」親方(若き勢子)と私が猟犬を入れ、高い場所を目指す作戦。待ち役(狙撃手)に配置に付いてもらうため、密やかに山の中を進み包囲網を張っても...
少し前の話ですが、ふじが10才になりました。お誕生日おめでとう!少しだけ生クリームをなめるふじ(笑)。ふじの生家である親方(若き勢子)のお宅でコロコロとしたふじと会ったのがついこの前のように思えるけど、もうそんなに時間が経ったんだね。(これは引き取った日の写真)初めて会った時はモコモコで、口の周りが黒くて「この子は成長したらパグになるんじゃないかしら?」と思ったくらいだけれど、美人さんに育ってくれま...
「お!美味しそうなヒラタケ発見!!」ワンコを引いて山入りしていたある日、競っている途中で食べ頃の大好きなヒラタケを見付けました。(周囲にもたくさん生えていた)だけどワンコ達がいつ獲物を起こすか分からない状況なので、写真撮影だけで現場を離れます。「ま、ご縁があったら競り終って山を下る時にでも採りに来れるかもね」だけど広く移動するので、ほとんどその希望は叶うことなく終わります。そして山を競り終り、下る...
猟期もラストスパートに入ったこの日は、いつも解体をさせていただいている親方(若き勢子)のご家庭がお留守。「じゃ、人数も少ないし軽く散歩程度に犬を走らせましょうか。もし獲物が獲れたら野外解体にしましょう」という話になります。我が家のワンコはカヤさんイトちん。モリは爪を剥がしてもう少しお留守番です。1ラウンド目は私と長老勢子で山を掻き回しますが、ほとんど獲物の痕跡なし。それでも素抜けしてきたオス鹿が1頭...
今日は大きな山を囲んでの大巻狩り。いつものメンバーの他に近隣の猟友会から多くのゲストハンターさんを迎えて待ちについてもらいました。我が家はモリさんが爪を剥がして戦線離脱しているので、カヤとイトの俊足コンビ。リードを放つと超高速ダッシュで山の中を掻き回してくれます。「さ、とりあえず高い場所を目指そう」勢子役の私は他の勢子役の皆さんと連携して、フウフウと急斜面の見上げる様な大きな山を登って行きます。相...
「今年のブリは餌のイワシが豊富でとても脂が乗っていて格別に美味しいですよ!」産直市場で地元鮮魚コーナーを紹介する番組があって、アナウンサーの女性がそんな事を話していました。「ああ、本当に美味しそうだ。でも肝心のブリ釣りに行けないんだよ…」脂が乗った刺身の映像を見ながら独り言を呟きます。青物(ヒラマサやブリなど)釣りのハイシーズンなので、特別に用事がある時以外は毎週のように釣船に予約を入れるのですが...
この方はグループの長老勢子、殿山さん(仮名)。御年86歳!!86歳で自分の猟犬2頭を引き連れ、山から獲物を追い出してくれています。温和な性格の方で殿山さん(仮名)のことを悪く言う人を聞いたことがありません。色々なことがある狩猟界においてかなりレアなパターンと言って良いのではないでしょうか。私が殿山さん(仮名)と知り合った時は80代になるかならないかの年齢でしたが、髪の毛こそホワイトヘアーですが毛量たっぷ...
親父からキジをもらったのでありがたくいただきます。(手前がキジ。奥はカルガモ)「キジはパサパサして美味くない」というハンターさんが一定数いることも知っていますが、柔らかめに火を通した肉の旨味や骨から取ったスープの深味は他に比較できない物があります。傷の少ない個体を丁寧にゆっくりと熟成すると旨味や甘味を感じることが出来て最高に美味しいのですが、やはりここでも「日本人は調理時に肉に火を通し過ぎる」とい...
帰宅してワンコ達の熱烈なお出迎えを受けるのは毎日のこと♪なかでも甘えん坊なモリはいつも「撫でて!!」と飛びついて来ます。「ん?でもなんか今日はちょっと元気がない感じ…」そう思って観察すると異変に気付きました。右手の爪が一枚剥げて神経剥き出しっ!!「いや~、これは相当痛そうだね…」人の拷問にも「生爪を剥がす」なんて方法がありますし、かなり痛々しい感じ。どうしてこんなことになったのだろうと思って庭を見る...
実は新型コロナウイルス感染症にかかりました。少し前のことになりますが備忘録として記しておきたいと思います。仕事をしていると寒気がして早退。翌朝は38℃超えの発熱だったので休暇を取って発熱外来を受診しました。(犬の歯形だらけの温度計でスミマセン。笑)予め電話して駐車場で車のナンバーを伝えて待機。少しすると防護服と医療マスク・フェイスシールドを装着した看護婦さんがやって来て綿棒で鼻の穴の中をグリグリと拭...
狩猟に行くときの私は早起きです。(くたびれ果てて起き上がれないこと度々ですが…)忘れ物が無いように前日から出来る限りの用意はしておくのですが、ガンロッカーと装弾ロッカーから猟銃と弾を取り出し、猟銃は分解保管している状態なので組み立てて銃カバーに収納します。(寝ぼけ眼で組み立てるので忘れ物があることもしばしば…)それから古傷を抱える膝にテーピングを巻き猟装に着替え。勢子役として山入りするのに必須なので...
猟期も半ばを過ぎ、獲物の動きが変わります。具体的に言うと、足跡やエサを食べた痕跡はあるのに通常の近場の寝屋に寝ずに大きな山まで引いて寝て競っても空山だったり、猟犬に追い出されても田んぼや道路を横切って逃げたり、包囲網を張った射撃手の場所を気取って待ちにかからなかったり…。「相手もなかなかやるなぁ」野生動物の賢さに感嘆せざるを得ません。終末が終わり、しがないサラリーマンの私は筋肉痛の体をごまかして仕...
「あらら、傷付いた場所のカサブタが治ったと思ったら剥げちゃったね…」昨年、防牙ベストの上からイノシシの牙で突かれた跡です。「イトちん、キミはお年頃の女の子さんなのに傷だらけじゃん」(赤丸の中。黄色の線に沿って毛が剥げています)臓器の位置から言うと、肺の下部・横隔膜の場所。肋骨の隙間に牙が通っていたら致命傷となる場所です。「いや~、これは場所的にヤバかった。本当に防牙ベストを着ていて良かったなぁ…」本...
年末に行ったブリ釣りで思った以上の大漁で、翌日は捌いたり友人やご近所さんにお魚を配ったりでバタバタしました。夜は大物ヒラマサの腹身を炙り刺身にして日本酒を飲むと、除夜の鐘を聞くことも出来ずに寝落ち。元旦に実家に帰ってふじさんとレオを遊ばせてきたけれど、他の3頭のワンコさんズを家に残してきたのでトンボ返りの日帰り。ホントは大晦日に「年越し蕎麦」として食べるはずだった鴨肉の蕎麦を「年越しちゃった蕎麦」...
年越しの釣果報告になります。毎年年末になると、どこの釣り船も予約が入って「満船」という状態になります。年末休暇に入った釣り人達が正月用のブリを釣るためです。しかしこの時期はいつも時化て出港できないことが殆どで、ほぼ諦めながらも早めに予約。「ダメだろうなぁ~」と思いつつも、何日も前から波浪予報のサイトを何度も眺めます。「ん?今年はもしかして出航できるかも…」私の見ているアプリでは3日後までの波浪予報が...
年越しの猟果報告になります。クリスマスイブの週末は2日間山を駆け回り、稜線を走る10頭以上の鹿の群れを見たり、通し(けもの道)を走るイノシシに対して撃ちかけたりで獲物に恵まれました。三段角の大きな鹿を2頭と今季最高肉質の産まずのメスイノシシ(お産を経験していないメスイノシシ)2頭と小イノシシ1頭ゲット。たっぷりとクリスマスと年末年始用の良いお肉が備蓄できました。(脂ノリノリのイノシシ♪)「年末年始はどう...