現実世界がカメラの眼によって広がれば広がるほど、ますます写真が新しい豊かな世界を「疑似体験」として提示してくれる。写真術の登場によって、人間の空間に対する認識、世界に対する意識が一気に開かれたものとなり、大きく変化していったことは想像にかたくない。 同時に写真術は人間に時間に...
写真に撮られるやいなや対象が「真実」という”免罪符”によってある種の絶対性を与えられ、美化され、神話化されるという写真独特の魔力は、20世紀においてその頂点に達したといえるのではないか。 伊藤美露「デジタル時代の写真術」p.2
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