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  • 山之口貘「兄貴の手紙」

    大きな詩を書け 大きな詩を 身辺雑記には飽き飽きしたと来た 僕はこのんで小さな詩や 身辺雑記の詩などを 書いているのではないけれど 僕の詩よ きこえるか るんぺんあがりのかなしい詩よ 自分の着る洋服の一着も買えないで 月俸六拾五円のみみっちい詩よ 弁天町あぱ...

  • http://exlibris2010.blogspot.com/2013/01/vol.html

    矢野渉の「金属魂」Vol.12: ようこそ、大人の世界へ――「Ai Nikkor 45mm F2.8P」 PC USERのカメラマンとして活躍している矢野渉氏が、被写体への愛を120%語り尽くす連載「金属魂」。第12回は、レンズの名品を回顧する。 ...

  • 法然

    第21章 無常の日々 あるいは“金谷(きんこく)の花をもてあそびて”遅々(ちち)たる春の日を虚しく暮らし、あるいは“南楼(なんろう)に月をあざけりて”漫々(まんまん)たる秋の夜をいたづらに明かす。 あるいは“千里の雲にはせて”山のかせぎをとりて歳をおくり、あるいは“万里...

  • 元暦の大地震

    鴨長明「方丈記」- 世の不思議五(元暦の大地震) また、同じころかとよ。おびただしき大地震(おおない)ふること侍りき。そのさま世の常ならず。山崩れて、川を埋(うず)み、海はかたぶきて、陸地(くがち)をひたせり。土さけて、水湧き出で、巖(いはお)割れて、谷にまろび入る。渚こぐ船...

  • 東京スカイツリーの名称

    正式名称決定までの仮称は「新東京タワー」。正式名称は一般公募によって寄せられた1万8,606件の命名案の中から、まずは有識者10人で構成される「新タワー名称検討委員会」によって6つに候補が絞り込まれた。言葉の美しさや親しみやすさなどを基準に「東京スカイツリー」「東京EDOタワー」...

  • 東京タワーの名称をめぐる逸話

    「東京タワー」の名称は完成直前に開かれた審査会で決定した。事前に名称を公募し、最終的には86,269通の応募が寄せられた。一番多かった名称は「昭和塔」で、続いて「日本塔」「平和塔」だった。他には当時アメリカとソ連が人工衛星の打ち上げ競争をしていたことから「宇宙塔」、皇太子明仁親王...

  • http://exlibris2010.blogspot.com/2012/12/blog-post_7512.html

    ちなみにビルゲイツは学生時代に常に数冊の本を持ち歩いていて、少なくとも年間300冊以上は読んでいた。 それが原因で学校の連中に「prn(印刷物を意味するprintからきた侮蔑する言葉)」とあだ名を付けられたんだが、 ビルゲイツはいい年になった今でも当時のあだ名をひどく嫌っている...

  • 沖縄のアダムとイブ伝説

    伊波 普猷(いは ふゆう)が近所の老婆から聞いたという沖縄本島の属島である古宇利島の例を見よう。 昔はじめて男の子と女の子とがその島に出現したが、二人は裸体でも恥じる心を知らず、毎日天から降ってくる餅を食べて無邪気に暮らしていた。餅の食べ残しを貯えるという分別が出てくると、...

  • 老子の理想国家

    「老子」第八〇章 私は国境のない世界を願っているが、 まだ無理のようだから、まあ 自分の理想とする国を、描いてみよう。 私の大切にしたいのは 大きな国でも強い国でもないよ。 ほんの小さな、まあ、 村落の集まりのようなものだ。 人口もごく少ない。 住民たちは、 ...

  • アラーキーとマキナ

    そう、マキナ。あれ不自由なカメラでしょ。シャッター・チャンスだと思っても、すぐにはシャッター押せなくてチャンスを逃しちゃうとかさ。でも街を撮るときには、そういう撮りにくいカメラがいいんですよ。そのほうがデコボコした街の感じ、自分の感じが出てくるわけ。(中略)マキナなんて覗いたって...

  • なぜ、植物図鑑か

    中平卓馬は、70年代に『なぜ、植物図鑑か』という映像論集を書いて、私的な作品性というものを否定して、図鑑のような即物的な写真を目指すと宣言した。

  • ホンマタカシ「楽しい写真」

    自分自身の感性とやらを過大に評価しはじめた瞬間から、行き詰まりがはじまる。チッポケな自分自身の内面よりも、自分を取り巻く環境にこそ無限の可能性があると考えるほうが健全な気がします。 ホンマタカシ「楽しい写真」

  • 「情報」は環境に普遍的に存在し、その価値は知覚者の主観によって変化しない。

    「情報」は環境に普遍的に存在し、その価値は知覚者の主観によって変化しない。 ジェームズ・J・ギブソン

  • 写真的思考

    「写真的思考」とはある種の神話的想像力の発現である。そして写真家とはカメラを抱えたシャーマンである。 飯沢耕太郎『写真的思考』

  • 木村伊兵衛と土門拳

    木村は、被写体となった人物を、周囲の雰囲気ごと金魚すくいのようにつかまえる。もろい薄紙の上でいきいきとはねる金魚のイメージ。撮られた人物が薄い印画紙の上で動き続け、枠から飛び出してくるように見える。 一方、土門は対照的に、これと決めた瞬間を鈍器で殴りつけて強引に静止させたかの...

  • アタラクシアとアウタルケイア

    ヘレニズム・ローマ期の哲学における、ひとが生涯を通じて行ってきた救済、救済の行為、救済の活動が齎す報いの二つの形式。 アタラクシア:動揺の不在。ひとがいかなるものによっても動揺させられないようにする自己の統御 アウタルケイア:自己以外の何者も必要としない自己充足 -ミシェル・フー...

  • 写真と時間感覚

    現実世界がカメラの眼によって広がれば広がるほど、ますます写真が新しい豊かな世界を「疑似体験」として提示してくれる。写真術の登場によって、人間の空間に対する認識、世界に対する意識が一気に開かれたものとなり、大きく変化していったことは想像にかたくない。 同時に写真術は人間に時間に...

  • 写真というの「免罪符」

    写真に撮られるやいなや対象が「真実」という”免罪符”によってある種の絶対性を与えられ、美化され、神話化されるという写真独特の魔力は、20世紀においてその頂点に達したといえるのではないか。 伊藤美露「デジタル時代の写真術」p.2

  • DQNネーム

    人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。 吉田兼好「徒然草」百十六段

  • 写真は正直な魔術

    (写真は)きわめて独特の美的品質を備えたイメージの担い手である。撮影という行為によって現実の断片をイメージとして対象化する写真機は、印画紙の表面に時間を凍りつかせ、膜のように「死」の匂いと恍惚とを立ち上らせる。幻影化されたもうひとつの現実、あるいは現実の向こう側に透けて見える聖な...

  • 春の築地の焼鳥丼

    丸谷才一「春の築地の焼鳥丼」『食通知ったかぶり』 築地四丁目に、ととやといふ名代の焼鳥屋がある。作りはごくありふれた店だが、安くてうまくてじつにすばらしい。わたしは今度はじめて出かけてみて、世評がまったく正しいことを確認した。本当はここに書きたくないのだが、(なぜなら、あまり...

  • http://exlibris2010.blogspot.com/2012/02/25m-pen-pen.html

    写真家は案外に目の悪い人が多い。スナップする時には周囲、2,5mの状況が判断できればそれより遠くの状況は見る必要がない。 これが長年のスナップ術の極意とでも言えるものであった。 遠方は霞んでいるのであるが、それが全体の状況が「マッス」で認識できれば良いのである。その方が写...

  • 韓流批判

    Tweet by シン @_____shin___ 日本人女性6500人が韓国で行方不明になってる現実は知らないくせに、K-POPの振り付けは覚えて、脳に穴を開ける寄生虫の卵が入った韓国産のキムチで死人がでている現実を知らずに新大久保まで食べに行き、衛生環境なども知らないまま...

  • 屋根裏プラハ

    波 2012年2月号より 孤独な散歩者 沢木耕太郎 これは私が初めて眼にするような種類のトラベローグである。 いや、もっと素直に言えば、「このような旅のかたちがあったのか」という驚きに撃たれた書物である。 もしこの『屋根裏プラハ』を旅行記として読むとすれ...

  • おまへの未来はギラギラ光るか

    時間よおれはおまへにきくが。 おまへの未来はギラギラ光るか。 草野心平「天」より

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