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草加の爺の親世代へ対するボヤキ https://plaza.rakuten.co.jp/seihou2sei/

敢えて親世代に対して注文をつけ、辛口の批評やボヤキを縷々(るる)書き綴ろうとおもっています。

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草加の爺
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草加市
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甲州市
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2010/07/19

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  • 戯曲「愛情は深く、青い海の如く」 その二

    フィリップ 僕は「許して」などと言う言葉は聞いていないよ。聞いたのは、悪筆だよ。床の上 でこれを見つけたんだ。 (彼はミラー氏にアスピリンの瓶を手渡す。相手は頷いて、それを ポケットに滑り込ませ

  • 続「万葉集に親しむ」 その十

    草深み 蟋蟀(こほろぎ)多(さわ)に 鳴く屋前(やど)の 萩見に君は 何時(いつ)か來まさむ (― 草が深々と繁っているのでコオロギが沢山鳴く私の家の庭先の萩を見に、あなたは何時お いでになられますか)

  • 戯曲「愛情は深く、青い海の如く」 その一

    今回はテレンス・ラティガン(1911―1977)の最高傑作である The Deep Blue Sea を 熟読玩味するために翻訳してみようと思います。この作品は理想的な愛情を求めながら、その愛 情が得られず絶望のあ

  • 続「万葉集に親しむ」 その九

    戀ひつつも 稲葉かき分け 家居(を)れば 乏しくもあらず 秋の夕風(― 家人を恋しく思い ながらも、稲葉をかき分けて田のほとりの小屋にいると、秋の夕風がしきりに吹いてくる) 萩の花 咲きたる野邉に

  • 「氷屋がやって来た」 その三十九

    (彼等は笑う。ロッキーはボトルとグラスをヒューゴに押しやる。パールとマギーの声が、酔っ ぱらいの悲鳴のように聞こえる。一同は皆、二人がドアーから姿を現すと、顔を向ける。二人は 酔っ払い、髪はボサボ

  • 「氷屋がやって来た」 その三十八

    ラリー (心を取り乱して哀願する)行け、キリストの愛を求めて、お前、キチガイの自虐男、お 前自身の為だ。 (ヒューゴがこれで目を覚ました。彼は頭を上げて、無意識にラリーをのぞ き見たが、ラリーも

  • 続「万葉集に親しむ」 その三

    妹が袖 巻來(まきき)の山の 朝露に にほふ黄葉(もみぢ)の 散らまく惜しも(― 愛しい妻 の袖を慈しみ巻く、それではないが、巻来の山の朝露に色づいている黄葉が散ったら惜しいこと だ) 黄葉(もみ

  • 「氷屋がやって来た」 その三十七

    ホープ (最初は同じような防御的な冷淡さで、ヒッキーを見ずに)誰が気にするよ、(次に突然 ヒッキーを見て、彼の表情には異常な変化が、顔は紅潮し、あたかも彼の精神に近づいてくる希 望でもあるかのごと

  • 「氷屋がやって来た」 その三十六

    (ヒッキーの話の続き)そして俺は彼女に誓っていたんだ、もう二度と過ちを犯さないと。それ で、またもや同じことをエブリンに宣誓したんだよ、今度が本当に最後だって。俺には分かった んだ、彼女の眼が憎悪

  • 続「万葉集に親しむ」 その二

    秋萩の 戀も盡きねば さ男鹿の 聲い継ぎい継ぎ 聲こそ益(まさ)れ(― 秋萩に対する恋心 もまだ満たされないのに、男鹿が次々に鳴き立てて、妻への恋慕の情が益々募って来るよ) 山近く 家や居(を)るべ

  • 「氷屋がやって来た」 その三十五

    (ヒッキーの話の続き)俺が好きだった唯一の場所は所謂溜まり場だった、そこではタバコを吸う ことも、ビールを飲むことも出来た、自分は途轍もなくおしゃれな男なんだなぞと思いながら。 町には一軒の帆船シ

  • 続「万葉集に親しむ」 その一

    春されば 霞隠(かすみがく)りて 見えざりし 秋萩咲きぬ 折りて挿頭(かざ)さむ(― 春に なると霞に隠れて見えなかった秋萩が咲いた。折ってかざそうよ) 紗額田(さぬかた)の 野邉の秋萩 時なれば

  • 「氷屋がやって来た」 その三十四

    (ヒッキーの言葉の続き)(非難するように周囲を見回して)言葉にできないが、君等石頭連中じゃ ないからなああ。(惨めに、言葉を発する)地獄だ、君らは俺と一緒にこんなふうに行動するべき じゃないのだよ。

  • 「氷屋がやって来た」 その三十三

    コーラ (無感情に哀願する)確かに、待っていたのよ、全て準備出来てるわ。ここよ。(彼女は 肩越しに手にしていた札束を、相手の顔を見ないで、手渡した。チャックは黙ってそれを受け取 り、疑わしそうな目

  • 「氷屋がやって来た」 その三十二

    第 四 幕 場面 第一幕と同じ。裏部屋でカーテンでバーと仕切られている。翌日の朝、一時半頃、裏部屋 のテーブルの列は新しく整えられている。左のそれは前に出ていて、中庭に面した窓の前は前場 と同様

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