chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
「音楽&オーディオ」の小部屋 https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

「音楽&オーディオ」大好き人間・・SPユニット「アキシオム80」を中心にあれこれ綴りました。

PC家電ブログ / ピュアオーディオ

※ランキングに参加していません

アキシオム80
フォロー
住所
別府市
出身
未設定
ブログ村参加

2010/04/27

arrow_drop_down
  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4・30)

    「広大で深いその森…」アラントンのガーデンでは、様々な野菜とともに多くの果物も栽培している。ストロベリーやリンゴなど、その季節になると、もう、ふんだんに採(と)れる。農薬を一切使用しない完全オーガニックやから、めちゃ美味(おい)しいよ。いつだったかなあ、女房のキャロラインさんが「ブルーベリーを食べると眼がよくなるわよ」と、摘(つ)み取ったばかりを何粒かくれた。それらを口に含み、しっかり飲み込んだあと、彼女の顔をしげしげと見てから云っちゃった…「キャロラインさんって、へぇー、いやぁー、美人だったんだねえ…」目の衰(おとろ)えはあまり感じない。文庫本も含め、この歳になって本を読むのに眼鏡(めがね)が必要ないのは有難い。音楽と共に、読書は、日々の暮らしの中で、いや、人生に於(お)いて、かなり重要な柱です。やや大...南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4・30)

  • 微妙な「ゆらぎ」を求めて

    「音楽する脳」を読んでいたら、次のような箇所が強く印象に残った。(176頁)「基本的に人は常に新しいものに触れ続けると脳がその情報を処理するためのエネルギーをたくさん使ってしまうため疲れてしまいます。一方、常に当たり前すぎるものに触れ続けても脳は飽きてしまい、知的好奇心や感動も生まれません。このように、あまりにも予測からズレすぎず、当たり前すぎない、「微妙なズレ」に、人はなんともいえない感動を覚えると考えられています。ある程度わかるけれど、ちょっとわかりづらい「予測や経験からの微妙なズレ」が、知的好奇心や興味をくすぐるのです。」著者はこの「微妙なズレ」を「ゆらぎ」とも称している。大好きなモーツァルトの音楽は他の作曲家に比べて微妙な”ゆらぎ”に満ちていると思うが、実はオーディオに対してもその「ゆらぎ」を求め...微妙な「ゆらぎ」を求めて

  • 「古典管の高騰」ほか~オークション情報~

    再生産が不可能とはいえ、(良質の)古典管の高騰は目に余るものがあるようだ。たとえばつい先日のオークションに出品されていた古典管。タイトルは「OSRAM(GEC)MHL4ナス管メッシュプレート新品元箱入り2本組」とある。出品者は信頼のおける関西の有名な老舗で解説にはこうある。「OSRAM(GEC)の傍熱3極増幅管MHL4です。MHL4は増幅率ミューが20で、増幅管としては使いやすい真空管ですが、最近は見かけなくなった球の1本です。ヒーター電圧4V(1A)、プレート電圧200V、増幅率ミューは20、プレート損失は4Wとなっています。出品していますのは、MHL4でも最初期の旧ナス管タイプのもので、プレートは細かいメッシュになっています。1930年頃の製品。左右で、メッシュプレートやマイカ板の有無など、多少違いが...「古典管の高騰」ほか~オークション情報~

  • 音楽とは? 音とは?

    「武満徹音楽創造への旅」音楽ってなんだろう?音っていったいなんだろう?こういう根源的な問いに対して、たった1冊の本にすっきりとした解答を求めるのは虫が良すぎると思うが、いろいろ考えさせてくれる内容であることは間違いない。膨大な内容を一括りにするのは筆者の手に余るので、(武満氏の)音に対する考え方が一番如実に表れている箇所「海童道祖と“すき焼き”の音」(467頁)の箇所を引用しよう。海童道祖(わたづみどうそ:1911~1992)は単なる尺八演奏家に留まらず宗教家にして哲学者だが、武満氏と小さな座敷で同席して名曲「虚空」を聴かせるシーンの叙述である。「目の前にはスキヤキの鍋があってグツグツ煮えており、外はダンプカーなどがバンバンと走ってうるさいことこの上ない。そういう環境のもとで、尺八の演奏を聴くうちに、僕は...音楽とは?音とは?

  • うっかりミス!

    どんなに用心していても、気忙しい性格のせいかつい「うっかりミス」を起こしてしまう。たとえば・・、☆SPコードの接続ミス6系統のSPシステムのうち、お気に入りの「ベスト3」に入るのがこのシステム。3つのユニットを3台の真空管アンプで駆動しているが、「うっかりミス」は「中音域」(900~8000ヘルツ)を受け持つ「175ドライバー」で起こった。「6AR6シングル」(三極管接続)、「6FQ7プッシュプル」の2台で相性テストを繰り返したところ「6FQ・・」の方が高音域が伸びていない分、(「075ツィーター」とのダブりが少なくなる!)良さそうなので決定。このまま2日間ほど聴いて何ら違和感を感じなかったものの、テスト盤として日ごろから大いに重宝しているエンヤ(英国)の「カリビアン・ブルー」を聴いたところ、常に右端から...うっかりミス!

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4.21)

    「ずっこけ書道教室イタリア編アゲイン、そして…」ミラノの北、そして、コモ湖のやや南、木工家具とレース編みで知られるカントゥー市の中学校で、去る5月下旬、我々アラントンと地元イタリアの同志によるピースセレモニーを催した。市長、副市長、教育委員長など列席のもと、おおぜいの御父兄さんの参列も得、実に盛大な催しとなり、大成功裏にセレモニーを終えることが出来た。ついでに、僕ウマは、二日間にわたり中学生120名に書道を指導した。イタリアのヤングに書道を教えるのは、これで通算6回目、イタリアでの指導は三回目になる。エッ?ウマさんって、きっと書道がお上手なんでしょうね?ですと?あのなアンタ、ウマはな、書道はね、まったくの素人でっせ。決してお上手じゃないの!書道というよりお習字やね。今回ね、全校生徒の前での市長さんの御挨拶...南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4.21)

  • 後日談

    まるで「泡沫(うたかた)の夢」のように流れ去っていくブログだが、それでもやはりその後の経過が気になる記事もある。二件あげてみよう。☆「伸るか反るかの大博打を打ってみませんか」(4月15日)つい先日の記事なので記憶に新しいところだが、一言でいえば「大型スピーカー(ウェストミンスター)がオークションに出品されているので、乾坤一擲の大勝負(購入)をしてみませんか?」もちろん、「要らん世話」だが・・(笑)。で、くどいようだがオーディオ機器の中で一番重要かつ音の変化が大きいのは「SPユニット+エンクロージャー」だと思う。とりわけ200ヘルツ以下をどう再生するかでサウンドのおよその大勢は決まるが、この辺の周波数は明らかにエンクロージャーが死活を握っている。昨日(18日)のこと、モーツァルトの「ピアノソナタ」(グールド...後日談

  • ありがたい「励まし」のメール

    ときどきブログネタに困ることもあるが、社会との微かな繋がりを求めて、さらには「ボケ防止」の一環からも「ブログ」は日常生活の上で欠かせない作業となっている。とはいえ、昨年(2022年)の11月に出現した「チャットGPT」は大きな波紋を広げている。キーワードの言葉や文章を打ち込むだけで正解らしきものが回答されるのだから、もうブログなんて無用の産物となる可能性が大いにありますね。そこでの話だが昨日のテレビ番組(NHK:日曜討論)で言ってたけど、これから「言葉を紡ぐ作業」においてはすべからく個人的あるいは特異な体験を前面に打ち出すことが求められているそうですよ。このブログも「ありきたり」から脱却して独自性を発揮しないとですね・・、ますます頑張らなくちゃ~(笑)。そういう状況の中で、パソコンに向かっての孤立無援とも...ありがたい「励まし」のメール

  • 「伸るか反そるか」の大博打を打ってみませんか

    「両雄並び立たず」という故事がありますね。念のため・・「二人の英雄が共存することはできない。同じくらいの力を持つ英雄が二人いると、必ず勢力争いが起こり、どちらか一方が倒れることになる。」古代中国でいえば「項羽と劉邦」が有名ですかね。前者は「勇」の象徴、後者は「智」の象徴という対決だったが最後は「智」が勝った。とはいっても、この「劉邦」さんは優柔不断のところがあって難局に直面したら口癖のように「如何せん?」と部下に相談するほどの頼りなさだったが、人柄がいいため部下から慕われたらしい。いわば豊臣秀吉のような「人たらし」~。それはさておき、ちょっと無理筋だがこの故事を我が家のオーディオに当てはめてみると、意外にも「両雄並び立つ」んですよねえ(笑)。現在6系統のシステムを3~4日おきに入れ替えて楽しんでいるが、そ...「伸るか反そるか」の大博打を打ってみませんか

  • 「巻を措く能わず」二冊~読書コーナー~

    読書の楽しさといえば、読み進んでいるうちにストーリーにグイグイ引き込まれて夢中になってしまうことに尽きる。昔の人は上手いことを言っていて「巻を措(お)く能(あた)わず」、巻とは本のことで「読みだしたら本を閉じることができない、つまり最後まで一気に読んでしまうほど面白い」。そして、もう一つの楽しみはお気に入りの作家を何ら予備知識なしに発掘することにある。たまたま図書館の新刊コーナーで見つけて借りてきた本書はこの二つを兼ね備えていた。短編集で「9話」収められており、それぞれがまさに「奇談」というか、SF、ホラー、ファンタジーが青春を横断している感じがする。何よりも冒頭の一編について、具体的な生々しい描写は全くないのにも関わらずひどく扇情的に読んでしまった。とある「古書店」に明治時代の日記が持ちこまれた。その日...「巻を措く能わず」二冊~読書コーナー~

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4・11)

    「向田邦子とジネット・ヌヴー」テレビドラマなどで、教訓めいたセリフを書く脚本家はあまり好きじゃない。なんか上から目線を感じるんやね。もっとも、僕がひねくれているせいかもしれないけど…。だから、教訓めいたセリフの少ない向田邦子の脚本には共感を覚えていたし、ハッピーエンドでさえ、ふと考えさせる何かがあったようにも思う。先月だったか、YouTubeで、向田邦子のドキュメンタリー「没後20年、向田邦子が秘めたもの」を観た。驚くべき内容だった。数々のドラマを書いてきた彼女だけど、彼女自身が誰にも明かさなかった秘めた恋こそがドラマではないか?と思ったね。いつもそばにいた彼女の妹さえ知らなかった秘めた恋…向田邦子の恋文5通が、亡くなった相手の遺族によって発見され、彼女に返却された。その手紙を向田邦子はタンスに秘蔵してい...南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4・11)

  • 新しいサウンドに対する3つの視点

    「新しいプリアンプが出来たのでお宅に持ち込んで試聴させてもらえませんか」と、連絡があったのは5日(水)のことだった。発信者はNさん(大分市内)だが、今回の試聴会の裏で糸を引く張本人は我が家の近くにお住いの「Y」さんだろうとおよそ推測がついた(笑)。我が家のシステムは音の微妙な変化を捉えるのに最適とのことだそうで、まことに光栄なことではある。で、新しい機器や古い機器を改良したりしたときの対応にはなるべく「3つの視点」を持つよう心掛けている。1好きな音か嫌いな音か2正しい音か、正しくない音か3音楽的な音か、オーディオ的な音か以上のうち、3についてはこれまで50年以上に亘ってクラシックを聴きこんできたので、それをベースにして「音楽的な雰囲気に浸れる音か否か」という、まったく個人的な視点となる。そして当日の午後の...新しいサウンドに対する3つの視点

  • 天は簡単に二物を与えすぎる!

    昨日の過去記事ランキングのトップに登場していたのは「目の保養になるコンサート」。なにしろ7年前の記事とあって、タイトルも内容もさっぱり忘却の彼方だったので一読したところ、我ながらなかなかいい出来だった(笑)。「目の保養」という言葉から連想できるように、美形の女流ピアニストに関する話。一部改変して以下のとおり投稿してみよう。メル友の「I」さん(東海地方)からの情報提供があった。「NHKのFM放送と衛星放送は私の重要な音楽ソースです。クラシックは幅広く聴くために、ジャズは現代の動向を把握するために聴いています。番組はタイマーでDVDレコーダーのHDDに録音(録画)しています。計算しましたら、クラシックは1週間で27時間強、ジャズは3時間録音していました。クラシックは1日当たり約4時間になりますが、聴いてみて、...天は簡単に二物を与えすぎる!

  • 音楽学への招待

    音楽は好きだけど学問(「音楽学」)となるとあまり好きになれないなあ・・、しかし「音楽学」っていったい何?音楽の分野ではそもそも言葉では表現できないから、(言葉の代わりに)音符という記号を使っているのに、そういう学問がいったい成り立つのだろうか。そういう疑問のきっかけはこの新聞記事だった。いつも新刊書は図書館でたまたま目に触れたもののうち興味のある本だけ借りてくるのだが、この本ばかりは興味を惹かれて在庫の有無をググってみたところ、「在庫有り」の表示なのでさっそく図書館に駆け付けて借りてきた。さっそく読み始めたところ、とても気軽に読める本ではなかった。とはいえ、ブログのネタにする以上何とか粘ってみないと~(笑)。本書の冒頭にこうある。(要旨)「音楽学という学問分野をご存知だろうか。読んで字のごとく、音楽につい...音楽学への招待

  • 疲労医学の研究

    今や春たけなわだが、今年の冬を振り返ってみると体感的にことさらきつかったという記憶がある。たとえば、以前は毎日のように1時間程度のウォーキングを繰り返しても全然疲労感を覚えなかったのに、今年の冬は2~3日に1回ほどは何となく気が進まない日があって、そういうときは用心をとって休んでいた。つまり、自覚症状だけに頼っている自分の体調が果たして医学的に見て「いい状態なのか、悪い状態なのか」いまいち判然としないのがどうも不安なところ。言い換えると、現状が果たして「トレーニングのやり過ぎなのか、逆にやり足りないのか、あるいはこれを乗り越えるともっと体力が増強できるのか?」という選択肢がどうもよく分からない。こういうときに自分の現在の「疲労度」がピタリと何らかの数値で示されれば十分納得して休養を摂るか、あるいは運動を続...疲労医学の研究

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4・6)

    「初めてのスコットランド…そして20年後の驚き」ロンドン発の夜行列車は、朝8時にグラスゴー・セントラルステーションに到着した。すぐ、キャロラインの実家に電話した。でも誰も出ない。何度も電話したけど誰も出ないんです。少し不安になってきた。初めてやって来たスコットランド、今夜泊まるところがなかったらどうしよう?駅の案内所でもらった地図を頼りに、グラスゴー大学近くの彼女の実家まで歩いて行った。グラスゴー大学の協会の脇を通り、キャロラインの実家を見つけた時はとても嬉しかった。でもその時、2年後にぼくがこの教会で結婚式を挙げることになるなんて、もう夢にも思わなかったですけど…思い出します…初めてスコットランドの地を踏んだのは1980年夏のことでした。その2年前に東京で知り合ったグラスゴー生まれのキャロラインが故郷に...南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・4・6)

  • 真似をしたのはどっちだ?

    書いては消え、書いては消えていく「泡沫(うたかた)」のようなブログ記事・・。ところが、ときどきしぶとく生き残る奴がいる(笑)。1週間前に投稿した古典管「WE300A」の記事がそれで、今でも過去記事ランキングに登場するくらいだから珍しい存在といえる。なにしろペアで「160万1千円」(オークション)という落札額には誰もが驚いたろう。もちろん、値段が高けりゃ性能もいいというわけでもないが、金額の裏打ちとなるそれだけの「熱意」には敬服するばかりで一つの推測材料にはなる。古典管(出力管)の王者は「WE300A」(アメリカ)で決まりだ!ところが、どっこい・・。英国にも「負けず劣らず」の立派な代物があるんですよねえ(笑)。6年前の記事をご記憶だろうか。「幻の超銘球P.A.40(DA30系)」がそれ。その内容だが「北国の...真似をしたのはどっちだ?

  • 美人は得なのか~「顔学」入門~

    「顔」のことを話題にする資格はサラサラないが、「人は見た目が9割」という表題の本があるように単に両親からもらっただけの「顔」のために人生の「幸せ度」が大きく左右されるのはなんとも納得がいかない話だと、昔からずっと思ってきた。そう、自己の努力とはまったく関係ない「生まれつきの顔」のせいで~。たとえば面接試験、他人との交際などで人に与える印象に何がしかの影響を及ぼすのはやっぱり「顔」というのは争えない事実である。あのMLBの「大谷選手」がアメリカでも日本でも凄い人気だが選手としての能力もさることながら、屈託のない素敵な笑顔が大いに貢献しているような気がする。そもそも「顔」とは人間にとってどういう意味とか位置づけを持っているのだろうか。「美人は得をするか、”顔”学入門」(集英社新書)は、そういう疑問に社会的、科...美人は得なのか~「顔学」入門~

  • 「低音の鳴らし方」雑考

    タイトルにある「雑考」とは、「系統立っていない考察や考証のこと(広辞苑)」とある。「お前のブログはいつも系統立っていないからわざわざことわらなくていい」と突っ込まれそうだが、今回はひときわ独善的な様相を帯びているような気がするので始めから予防線を張っておくとしよう(笑)。以下、すべて私見なので念のため、そして気を悪くする人がいたらゴメンね~。さて、長年、馬齢を重ねてきたオーディオだけど一番難しいのは「低音の鳴らし方」ではないかと常々思っている。「低音」というのは、手元の資料によると「最低音域=30~60ヘルツ」、「低音域=60~100ヘルツ」、「中低音域=100~200ヘルツ」とあり、およそ200ヘルツ以下を総称して「低音」と言っても大きな間違いではなかろう。そして、この200ヘルツ以下というのがたいへん...「低音の鳴らし方」雑考

  • 「パリの空の下」のワイン

    先日のブログ「モーツァルトとアルコール」で、アルコールに関する「音楽の想い出」を募集したところ、やっぱりというか音沙汰なし~(笑)。半分諦めていたら「ウマさん」からタイミングよくお便りがあった。以下、ありがたくご紹介させていただきましょう。「フランスの記録映画作家マークと、フランスを代表する新聞「ル・モンド」でコラムを書いていたオリヴィエの二人が、大阪のぼくを訪ねて来たのは、もうかなり昔、1980年のことだった。ぼくのフランス人の親友アントワーヌが彼らに言ったらしい。「日本に行ったら、大阪のウマと会うといい」彼らは、大阪のぼくの実家に滞在し、かなり精力的にあちこち観て回ったようだけど、もちろんぼくも彼らをいろんなところへ案内した。当時50歳前後だったオリヴィエは、ぼくの家で食事をする時でもネクタイを着用す...「パリの空の下」のワイン

  • 読書コーナー~至高の音楽~

    「永遠の0」「海賊とよばれた男」などのベストセラー作家「百田尚樹」さんの著作「至高の音楽~クラシック永遠の名曲~」の131頁に「文学は音楽に適わない」の言葉があった。これが音楽家から発せられた言葉なら「我田引水」なので信用できないが、負の立場にある文学者側の言葉となると大いに信憑性が増してくる。日頃から暇つぶしに読書と音楽に勤しんでいるが、ややキザなことを言わせてもらうと「文学=多角的なモノの見方を養う」、「音楽=美的感性を磨く」ものだと思っている。したがって、これまでどちらかの優位性なんて意識したことはなかったのでこの言葉はなかなか新鮮に感じた。「文学」は読解力を通じて「理詰め」で迫ってくるし、その一方「音楽」は「情緒的」に人の心に浸透してくるし、で、どちらが好きか?と問われたらやはり音楽かなあ・・。文...読書コーナー~至高の音楽~

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、アキシオム80さんをフォローしませんか?

ハンドル名
アキシオム80さん
ブログタイトル
「音楽&オーディオ」の小部屋
フォロー
「音楽&オーディオ」の小部屋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用