chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
「音楽&オーディオ」の小部屋 https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

「音楽&オーディオ」大好き人間・・SPユニット「アキシオム80」を中心にあれこれ綴りました。

PC家電ブログ / ピュアオーディオ

※ランキングに参加していません

アキシオム80
フォロー
住所
別府市
出身
未設定
ブログ村参加

2010/04/27

arrow_drop_down
  • モーツァルトとアルコール

    昨日(30日)、久しぶりにクルマで15分ほどの公園にウォーキングがてら出かけたところ、桜が満開で実に美しかった。そして、その満開の木の下でお父さんと小学生ぐらいの男の子2人がキャッチボールをしていた。よく見ると、小学生のグラブが新品そのもので、WBCの日本優勝の影響で、「野球がやりたい」と子供にせがまれてグラブを買ってあげた光景が目に浮かんでくるようで微笑ましかった。さあ、今日からいよいよ「MLB」の開幕で、音楽&オーディオ、読書、そしてテレビ観戦と目が回るほど忙しくなる(笑)。さて、先日の「日経新聞」を見ていたら次のような記事が載っていた。ベートーヴェンの遺された髪の毛からゲノムを解読することにより死因を推測した記事・・。晩年には「毎日、昼食時にワインを1リットル以上飲んでいた」との証言もあるそうで、そ...モーツァルトとアルコール

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・3・30)

    「奥の細道」ロナルド・ターンブル…スコットランド有数の数学者として知られる彼が、ひょっこり僕を訪ねてきた。「ウマ、筆で、奥の細道って書いてくれないか?」いいけど、ロナルドは芭蕉(ばしょう)を知ってるの?「英国でHikeをたしなむ人は、皆、バショウ・マツオを知ってる」英国での松尾芭蕉のニックネームは、なんと「バナナ」だという。なるほど、「バショウ」やもんな。俳句は、もう、英語のHikeになってますね。僕の地元ダンフリーズには、授業でハイクを教える中学校がありますよ。もちろん英語で詠(よ)むハイクです。で、彼の目の前で、筆で「奥の細道」と書いてあげた。そしたら…「芭蕉が馬屋で寝ていて、蚤(のみ)や虱(しらみ)に悩まされた挙句(あげく)、馬におしっこをかけられる俳句があるよね。あれも筆で書いてくれない?」ロナル...南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・3・30)

  • 男子3日会わざれば括目して見よ

    中国の故事に「男子3日会わざれば括目して見よ」という諺(ことわざ)がある。ご存知の方も多いと思うが、「努力している人は三日会わずにいるだけで見違えるほど成長するものであって、次に会う時は心して相対しなければなりませんよ。」どうして引用したのか・・、それは「男子」を「オーディオ」に置き換えるのが狙い(笑)。つまり、我が家のオーディオに関する記事はこのところ1週間ほどご無沙汰だったが、もちろん手をこまねいていたわけではなく、その間にいろいろと変遷があったのでぜひ、詳(つまびらか)にしておきたい。いわば「もはや昔日の状態ではありませんよ!」ということが言いたいわけ・・、いい歳をして!(笑)時系列で羅列してみよう。1ワーフェデールの「スーパー10」の独立JBL「175」の復活で「スーパー10」があぶれたが、もちろ...男子3日会わざれば括目して見よ

  • オークション情報~WE300A出力管~

    オーディオ投資に失敗はつきもので、我が家の歴史を振り返ってみても数知れぬほどの屍が累々と横たわっており、ときどき臍(ほぞ)をかんでいるのは言うまでもない。ところが・・。先日の「ハイエンドオーディオフェア」で、1千万円前後の高額の機器を見たり聴いたりしていると、少々の失敗は何てことはないなあとちょっと気が大きくなった(笑)。で、スケールはやや小さくなるがもうひとつ気が大きくなる話を~。先日来、オークションに出品されていた「WE300A」真空管について、気になって仕方がなかったが、このほどようやく落札の運びになった。出品者の解説によると、およそ90年前に造られた初期型で形状はほぼ揃っています。モノラルの時代の品なので2本揃うのは極めて貴重です。ガラス内部の付け根に両方とも12-31と書かれています。同一ロット...オークション情報~WE300A出力管~

  • 面白うて やがて悲しき オーディオかな

    芥川賞作家にしてクラシックに造詣の深かった「五味康佑」(ごみこうすけ)さん(故人)が著作の中でいみじくもこう述べられていたことが脳裡の片隅に残っている。「どんな長編小説も俳聖・芭蕉の一句に及ばないことがあります」その代表的な名句・・「荒海や佐渡に横たふ天の河」「五月雨(さみだれ)を集めて早し最上(もがみ)川」「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」「象潟(きさがた)や雨に西施(せいし)がねぶの花」、そして「面白うてやがて悲しき鵜舟かな」・・詩情豊かなイメージに思わずウットリしませんかね(笑)。この25日(土)に「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきました。開催地は福岡市の中心部「国際会議場」で、大分県内各地からオーディオの勇士が6名集っての道行でクルマの持ち出しと運転は「Y」さん。主催は「マックス・オー...面白うてやがて悲しきオーディオかな

  • 読書コーナー~「チャイコフスキーがなぜか好き」~

    24日(金)は久しぶりに晴れ間が顔を出す中、3か所の図書館を巡った。全ての貸出限度を合わせると「25冊」になるのだが、さすがに2週間の期限内には読めないので今回ばかりは「ぜひ読みたい」という本に絞って借りてきた。その中に「チャイコフスキーがなぜか好き」(PHP新書)という本がある。著者は名古屋外国語大学学長(2023・3・26現在)の亀山郁夫氏。近年、「カラマーゾフの兄弟」をはじめロシアの文豪「ドストエフスキー」の一連の著作の新訳で著名な方。文学のみならずクラシックにも興味がおありとは、連帯感を彷彿とさせてくれるが、「チャイコフスキー」がお好みとはちょっと意外。いわゆるクラシック通の間で「チャイコフスキーが好き」なんて広言することは、何だか”はばかられる”感じを持つのは自分だけだろうか。なにしろ(チャイコ...読書コーナー~「チャイコフスキーがなぜか好き」~

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・3・25)

    WBCの優勝でいまだに余韻冷めやらぬ日本列島・・。やはりスポーツはいいですね。連帯感を育み、心を一つにしてくれる点では芸術よりも上ではないでしょうか。で、国際試合にちなんで「ウマ」さんから次のようなお便りが来たのでご紹介しよう。「北海道と本州が野球の試合をする…これ、国際試合と言ったら「何をアホなことを…」となるよね。ところが、英国では事情が全然違います。スコットランドとイングランドがサッカーやラグビーの試合をする…これ、国際試合になります。ご存知の方も多いと思うけど、そこら辺の事情を書いた「ウマ便り」をご覧ください。「英国はイングランドではない」初めてスコットランドを訪れたのは1980年の夏だった。グラスゴーのキャロラインの実家で、弟のマーティンが、ある日、やや興奮して言った。「今夜、スコットランドとイ...南スコットランドからの「ウマさん便り」(2023・3・25)

  • あの日、あの時聴いた「忘れられない音」

    オーディオマニアだと自負する人なら「あの日、あのとき、聴いた音」として絶対忘れられない音というのがきっとあるに違いない。あれは、もう40年以上前になるかなあ・・・。仕事の手を休めて、たぶんお昼休みだったろう、職場から歩いて10分ほどのオーディオショップに立ち寄ったところ、それはもう素晴らしい音、何と表現していいのか、キラキラと音が輝いてまるで小さな宝石が辺り一面に四散しているような感じの音だった。衝撃を受けてすぐにアンプとスピーカーをチェック。アンプはパイオニアのエクスクルーシブ「M5」(A級:モノ×2台)、スピーカーはヴァイタボックスのクリプッシュ・コーナーホーン「CN-191」だった。しっかりと脳裡に刻み込んだが、なにしろ当時の安サラリーマンにはとても手の出せる価格ではなかった。まことに適切な表現があ...あの日、あの時聴いた「忘れられない音」

  • 起死回生の一手!

    オーディオは自分さえ満足していればそれでいい趣味だが、たまには第三者の意見も取り入れて「成長の糧」になればと思っているので、およそ1か月ぶりに仲間のYさんに来ていただいた。とはいえ、新しいプリアンプを導入してから我が家のオーディオは以前よりも変容したはずなので「どうです、いい音になったでしょうが・・」という下心がまったく無いと言ったらウソになる(笑)。いつものことながら、Yさんの音質についての論評は始めの方はやや低姿勢で好意的な評価が続き、それが段々と進むにつれて「歯に衣を着せぬ」言葉が飛び出してくるのがいつものパタ~ンなので後半が楽しみ~(笑)。今回(19日)もそうだった。10分ほど聴いていただいてから「どうですか?」と直截にお伺いすると「とても自然な音で聴きやすいですね。このプリアンプはとてもいいです...起死回生の一手!

  • 野球? なんだそれ?

    昨日(21日)は日本列島が大いに沸きましたねえ、メキシコチームに劇的なサヨナラ勝ち!今日の決勝はアメリカ相手の「乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負」、世界中から注目といきたいところだがそうは簡単に問屋が卸さない(笑)。前回のブログ「ヨーロッパで野球が・・」の中で問題提起(?)しておいた日本と同じ島国なのに「イギリスで野球が広まらない理由」について、厚かましくも南スコットランド在住の「ウマ」さんにご考察をお願いしたところ、さっそく下記のメールをいただいた。「英国で、なぜ野球が普及しないのか?これ、理由はいくつか考えられますね。一応、私見とお断りしておきますが…そもそもアメリカというのはかつて新大陸だった。迫害を受けた清教徒たちが、メイフラワー号で新大陸に艱難辛苦のすえ上陸した心意気は、ドボルザークが「新世...野球?なんだそれ?

  • ヨーロッパで野球が広まらない理由

    いよいよ今日(21日)は「WBC」の準決勝で対メキシコ戦。今年(2023年)1月下旬のブログ「待ち遠しいWBC2023」で記載したように、やっと「筋書きのないドラマ」が見れますね。このところ昼の時間帯のテレビ番組は野球報道一色で、それだけ国民の関心度が高いのだろうと推測させる。ところが・・。アメリカや日本でこれだけ盛んな野球がどうしてヨーロッパでは広まらないのだろうか。社会学的にみてなかなか興味深いテーマなので取り上げてみよう。「随想集:偶然のめぐみ」(日本経済新聞社)本書の207頁~241頁にかけて鼎談(ていだん:清岡卓行、清水哲男、平出隆)により、この辺の理由が述べられている。1野球の特殊性サッカー、ラグビーは双方に陣地があってお互いに攻め合うか、いつ攻め返されるか分からないという対称性が常にある。一...ヨーロッパで野球が広まらない理由

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・20~

    「住めばこそ…」「ウマ!そこにあるジャンパーとってくれる?」女房のキャロラインが云う。「ジャンパーなんかないよ」「目の前にあるでしょ!」セーターのことをジャンパーと云うのにはびっくりした。「じゃ、日本のジャンパーは何て云うの?」「あれはジャケット」「ウマ!コンテナ持ってきて!」「コンテナみたいなデッカイもん、どこにあるねん?」「キッチンにあるでしょ!」「エーッ!これがコンテナかいな?!」「スカーフをドライブウェイに落としてきたみたい。探(さが)してきて!」「どこのドライブウェイや?」「うちのドライブウェイに決まってるでしょ」家の門から玄関までの道をドライブウェイと呼ぶのにも驚いた。ま、英語の国に住めばこそわかる英語ってあるんですね。そして、日本の、いわゆるカタカナ英語が、こちらでどう表現されているかにびっ...南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・20~

  • 「点音源」が無理ならせめて「縦一文字」へ

    前々回のブログ「これで枕を高くして・・」に搭載したように、久しぶりに「TRIAXIOM」(グッドマン)を聴いてみたら、「点音源」のスッキリした「音像定位」に思わず唸った。今さらの話で「お前はオーディオをいったい何年やってんだ?」と言われそうだが・・(笑)。けっして周波数レンジは広くないし、分解能もイマイチなんだけど、何よりもスピーカーの存在を忘れさせてくれる「自然な佇まい」がいい。それなりの「小宇宙」という感じかな。クラシック音楽を鑑賞するのならこれでいいのかもしれないと一瞬「脳裡」をよぎったが、様々な録音状態の運命を背負った音楽ソースに対してどうしても再生の自由度が欲しくなるので、理想的な「点音源」からやむなく「2ウェイ」or「3ウェイ」にせざるを得なくなる。この「TRIAXIOM」のケースでいけば、小...「点音源」が無理ならせめて「縦一文字」へ

  • オーディオの投資効果と満足度

    「ビンボーオーディオ」を常に強いられているので「コスパ」がいつも念頭にあり、つまり最小のコストで最大の成果をあげたい・・。制約が無いところに工夫は生まれないし、ボケ防止で頭の訓練にもなるのでむしろ「ウェルカム」の心境だが、そうはいっても悔しさ半分といったところかな(笑)。とはいえ、オーディオは投資すればするほど(投資額に応じて)満足度が低くなることを感じている。なぜか?格好の本がありました。先日のこと、行きつけの図書館の新刊コーナーに次のような本があった。タイトルは「人生を変える数学、そして音楽」。「数学」と「音楽」とを関連づけて述べるなんて、まことにユニークな視点だと思いつつ、はたしてどんな方が書かれたんだろうかと興味を引かれて末尾にある著者のプロフィールを見ると驚いた。「中島さち子」さんという方で、1...オーディオの投資効果と満足度

  • これで「枕を高くして寝られる」

    長年にわたって愛用している真空管アンプなのに(真空管の)「原理原則」には疎いし、製作するとなると”からっきし”駄目だし、胸を張ってあれこれ喋る資格はないと思っている。とはいえ、最低限の知識として真空管にはいろんな種類と役割があり、たとえば大雑把だが前段管・出力管(電圧増幅管)、整流管(交流を直流に変換する)などがあって、この中でいちばん寿命が短いのは「整流管」というぐらいは知っている。で、その肝心の寿命の程度だが音が出なくなる場合はすぐにわかるのでいいとして、問題は劣化の進行に合わせて音の方も段々と情報量が減っていくのが厄介だ。いったいどの辺で代えればいいの~。とりわけ、整流管は縁の下の力持ち、アンプ全体に影響を及ぼしてくるので、一定の時期が来たらスパッと思い切りよく交換してやるのがよろしいと専門家からア...これで「枕を高くして寝られる」

  • 「ウマさん便り」の後日談

    前回の「南スコットランド・・」は、多くの方々の興味を引いたと見えて、近年にないダントツのアクセスでした。ありがたいことです。何よりもロマンがありますね~、そして、お国柄というかイギリス人の飾り気のない奥ゆかしさ・・!そこで「鉄は熱いうちに・・」と、後日談をご紹介。まず、ストーリーの中でスポットライトを浴びた明治屋(大阪)さんの「盃」だが、「百聞は一見に如かず」なので、画像をようやく探し当てて「ウマさん」(スコットランド在住)あてに「これで間違いないですか?」と問い合わせたところ、次の画像が送られてきた。”どんぴしゃり”でした!私も欲しいです(笑)。そして、ありがたいことに追加のメール「後日談」がありました。「実は、とても素敵な後日談があるんです。アンドレアの息子アンディーが、フランス人の恋人ソフィーと僕を...「ウマさん便り」の後日談

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・14~

    「メルヘン爺ちゃんと星とモーツァルト」時々、うちの近辺ののどかな田舎道(いなかみち)を、犬のクリを連れて散歩する。途中、小高(こだか)い丘に緩(ゆる)やかに登っていく脇道がある。その丘の上からの風景が絶景でね、はるか下に見下ろす我がアラントンハウスが立派なお城に見えないことはない。その丘に、僕がメルヘンハウスと呼んでいる家がある…放(はな)し飼(が)いのニワトリが十数匹ウロウロしているその家の前を通るたびに、しげしげとその家を眺(なが)めてしまう…だってな、ディズニーの白雪姫(しらゆきひめ)に出てくる七人の小人のお人形さんたちが、西部劇に出てくるワゴンホィールなどと共に、そこらに飾(かざ)ってあるのよ。誰が見ても、ちょっと普通じゃないこの家、まさにメルヘンハウスなんや。陶器で出来た、その大きな?七人の小人...南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・14~

  • 「失われていく高音域」への執着

    先日のブログ「村上春樹さんの記事の蒸し返し」の文中で、オーディオ愛好家からいただいたメールを転載させてもらったのをご記憶だろうか。豊橋市にお住いのMさんからで「オーディオはスピーカーの音を聴くよりも音楽の空間が聴けるように心掛けている」というまるで仙人のような境地を述懐された方である。当時(4年前)88歳とお伺いしていたので現在は御年92歳のはず、今回のブログ搭載時に「ご健在だろうか?」と、正直なところいささか気になっていた。何しろ日本人男性の平均寿命は「81歳」ですからね~。ところが、ありがたいことにこのほど次のメールが送られてきた。「お久しぶりです。ずっと貴ブログは拝見しています。相変わらず興味深い記事が続き、楽しみに拝見しています。今回は4年前のメールを再掲して頂きありがとうございます。その後の変化...「失われていく高音域」への執着

  • さあ、たいへん、ネットラジオが聴けない!

    音の入り口となると音質的には「レコード」が一番だと思っているが、わかっちゃいるけど・・で、フォノモーター、トーンアーム、カートリッジ、レコード盤の優劣などを考えるとあまりにも面倒くさくて、ついデジタルに落ち着いてしまう。まあ、音質的にはレコードが100点だとすると95点くらいはいくと思っているし、取扱いの便利さやコスパからすると総合点ではレコードを上回ると思っている。そのデジタルにおいては、パソコンによる「ネットラジオ」、ブルーレイに収納したCDソース、CDトラポによる再生が我が家の3大潮流となっている。この中で一番音がいいのは「ネットラジオ」で、DAC「A-22」(GUSTARD)による「384KHz」のハイレゾ再生が一頭地を抜いている。ドイツ発の「モーツァルト専門チャンネル」と「オペラ専門チャンネル」...さあ、たいへん、ネットラジオが聴けない!

  • 二転三転する「見てくれオーディオ」

    このブログに貴重な彩を添えてくれる「南スコットランドからのウマさん便り」は日頃縁遠い「世界平和維持活動」について身近に考えさせてくれるが、その活動を支える主、「ウマ」さんからつい先日、次のようなメールをいただいた。(あえて原文のままにします)「音楽&オーディオ」の小部屋の主は、知恵と工夫に加え、実践することで、無限なる音の向上を目指しておられる。この方のブログを拝読して気づくことは、人の意見を謙虚に取り入れ、さらなる実践を経て結果を求める姿勢です。つまり、知恵と工夫と実践による「偉大なクリエーター」と言える。…ま、一応、持ち上げておいて…先だって「見てくれ」のことを書いておられた。「見てくれ」良ければ音も良い…彼が「見てくれ」の向上を目指した結果、スコーカーをなんと植木鉢にセットされた。これねえ…「見てく...二転三転する「見てくれオーディオ」

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・10~

    「カレンとシャロン」カレンは40代半(なか)ばだろうか。いつも地味な柄の、ふわっと広がった長いワンピースに白いズック靴、化粧っけなしの素顔、そして腰まである長い赤毛をうしろで束(たば)ね三つ編みにしている。いつ会っても、それ以外の格好を見たことがない。ダライラマ14世の代理人も務(つと)める彼女、時々、スイスからスコットランドの我々を訪ねて来る。カレンは、アフリカの子供たちを飢餓(きが)やマラリアから救う活動を、長年、地道(じみち)に続けている人でもある。つまり、この世から消えさる寸前にあった幾多(いくた)の幼い生命が、彼女の献身(けんしん)的活動により、生きながらえて母の姿を自分の目で見ることが出来たわけですね。ある時エディンバラで、彼女とも親しく、我々とも時々一緒に活動をしているイヴェントプロデューサ...南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・10~

  • 憎まれっ子、世にはばかる

    昔の全盛時代を知っている人間からするとオーディオは廃る一方だし「オーディオ愛好家」は希少価値的な存在になりつつあると思うが、それにしても中身は様々のようですね。まあ、だれに迷惑をかけるでもなし、自分さえ楽しければそれでいい趣味だが、あまりにも違い過ぎるので、つい要らぬお節介をやきたくなった(笑)。もちろん個人的な視点からだが「オーディオ愛好家の分類」を試みてみたのでご参考までに~。1オーディオの位置付けA音楽が主役で、オーディオは道具Bオーディオが主役で音楽は道具C何でもあり2好きなジャンルAクラシック主体Bジャズ主体C何でもあり3前段機器が「アナログ」か「デジタル」かAアナログ・オンリーBデジタル・オンリーC何でもあり4増幅系統のアンプが「真空管素子」か「TR素子」かA真空管(古典管)オンリーBTR素子...憎まれっ子、世にはばかる

  • オーディオ意欲をそそられる新プリアンプ

    前々回の記事「躍動するプリアンプ」の続きです。オーディオシステムの中で一番音が変わるのは「スピーカー」、その次は諸説あろうが個人的には「プリアンプ」ではなかろうかと思っている。ちなみに、オーディオに「絶対」という言葉は「絶対」に使わないようにしている。なぜなら、あまりにも機器が置かれた環境を取り巻く「変数」が多いのでうかつに断定できないから。オーディオにとって「先入観は罪、固定観念は悪」なのだ!(笑)。というわけで、このブログの記事はすべて「我が家の条件下では・・」という注釈付きになるのでどうか悪しからず~。で、今回手に入れた「プリアンプ」はこれまでの手持ちの3台とは違って音の傾向が明らかに異なっている。もちろん、それぞれにいいところがあるんだけど、音が柔らかくて長時間聴いても聴き疲れがしない、したがって...オーディオ意欲をそそられる新プリアンプ

  • 村上春樹さんの記事の蒸し返し

    3月ともなると、冬から春へと切り替わる真っ最中で気候的には「陰から陽」なのだが、この時期はなぜだか毎年不調になる。そういえば、去年(2022年)の今ごろは心臓に「ステント」を入れる手術(3泊4日)をやってたなあ。したがって、ブログの方もスランプ気味でどうも創作意欲が湧いてこない。それかといって更新しないでずっと放っておけばいいのだが、これはこれでどうも精神衛生上スッキリしない。そこで、次善の策としてこれまで投稿してきた過去記事に「加除修正」を施して再度upしている。つまり、新たな文章を「付け加える」、間違った部分を「削除する」、不適切な表現を「修正する」、といった作業でリフレッシュして堂々と再登場!「ケシカラン」「サボりだ」「厚かましい」・・・、批判は甘んじて受け入れよう(笑)。実を言うと一石二鳥の狙いも...村上春樹さんの記事の蒸し返し

  • 躍動する「新しいプリアンプ」

    「ご注文のあったプリアンプが出来上がりましたよ。」と、オーディオ仲間のYAさん(県内B市)からご連絡があったのは2日(木)の午後だった。「えっ、そんなに早くですか・・」たしか製作をお願いしたのは1日(水)だったので、たったの1日で・・?「はい、フォノ部分を取り外すだけで電源トランスやシャーシ、回路はそのままですから~」「なるほど・・、そういうことなら出来るだけ早く聴きたいですね、明日(3日:金)はいかがですか」「ハイ、わかりました。」「善は急げ」とはこのことかな~(笑)。このプリアンプは借り受けていた2週間の試聴を通じて、およそ音質の傾向は把握している積りだが、フォノ部分を取り除いたときにどういう音が出てくるか興味津々。きっかり予定の時刻にお見えになった当日はYAさんから教わりながら結線を完了していよいよ...躍動する「新しいプリアンプ」

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・5~

    「二人のジョアンナ、その人生の選択のとき」ロンドンのホテルでコンファレンスがあった日は、大雪、しかも風の強いかなりの悪天候で、欠席者がかなり多かった。欠席者が多く、空いた席が出席者同士の距離を遠くするという主催者の発案で、急遽、大きな楕円形(だえんけい)のテーブルをかなり縮小した。縮小したテーブルのぼくのすぐ隣りに、ハリウッド女優みたいな美人が座ったんでドキドキしてしもた。驚いた!びっくりした!ぼくに「日本の方ですか?」と聞いた彼女、めちゃ流ちょうな日本語で挨拶したんや。「わたしジョアンナと云います。東京に住んでいました…どうぞよろしく。」スティーブ・マックィーンの奥さんだったアリ・マッグローから野性味を取り除いたような、洗練された清楚(せいそ)な顔だちをしておられる。こりゃ、誰でも振(ふ)り向(む)く別...南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・5~

  • 女性指揮者が少ないのはなぜ?

    「男女共同参画社会」の御旗(みはた)のもと、女性の社会進出は目覚しい。いろんな企業の女性社長も珍しいことではなくなった。それに女性は真面目でコツコツと勉強するせいだろうか、高学歴化とともに国家資格試験をはじめ各種の採用試験にも力を発揮して着実に割合が増加している。ところが、指揮者については不思議なことに女性の活躍ぶりをあまり聞かない。指揮者にも知名度の面でいろいろレベルがあるのだろうが、1~2名、音楽誌で見た記憶があるが、それにしても少ない。その理由については、一流の指揮者になるまでの修行は並大抵ではないので、練習時間などの肉体的なタフさの問題、あるいは楽団員に男性が多いことからコミュニケーションの問題もあるのかと推察していたところ、こちらの盲点をつくような興味深いエピソードに出会った。日本の女流ピアニス...女性指揮者が少ないのはなぜ?

  • 「プリアンプ騒動」の思いがけない顛末

    オーディオシステムの中で、(もし代えるとすれば)音の変化が一番大きいのはスピーカー、これにはどなたにも異論があるまい。その次は・・。おそらく「百家争鳴」で、部屋の大きさ、デジタル機器、レコードプレイヤー、パワーアンプなど枚挙に暇がないだろうが、個人的には「プリアンプ」ではないかと推察している。とはいえ、我が家ではいつも周期的な波が押し寄せていて、現在はたまたま「プリアンプの波」が来ているという言い方のほうが正鵠を射ているかもしれないですね(笑)。まあ、プリアンプといってもピンからキリまであるわけだが、比較的手の届く範囲内のお値段で音の変化を楽しめるところが気に入っている。で、我が家には現在3台のプリアンプがある。「マランツ7型」「安井式」「JADIS」(フランス)だが、それぞれに特徴があって、スピーカーと...「プリアンプ騒動」の思いがけない顛末

  • 南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・2~

    「第21回アラントン・ワールドピース・フェスティバル」英国の6月は一年を通して一番いい季節です。ジューンブライドっちゅう言葉もあるぐらいやしね。天気のいい日は、夜11時過ぎても明るいよ。だから、アラントン最大の催し〈アラントン・ワールドピース・フェスティバル〉は、毎年6月に行われるわけ。第21回目の今年は6月23日の日曜日。地元はもちろん、英国全土から多くの方々が訪れ、とても盛況だった。世界各国の旗が風になびくなか、メイン会場の巨大なテントを中心に、いくつものテントが張られ、書道、茶道、合気道などのワークショップの他、数多くの展示があり、さらに、スコットランドで一番のアイスクリームファームからの出張ショップも開店した。泊まり込みのボランティアの方々は、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、そして日本など様...南スコットランドからの「ウマさん便り」~2023・3・2~

  • 「見てくれオーディオ」へ 二歩前進

    前々回の「~一歩前進~」からの続きです。今回のオーディオは「見てくれ」からの視点によるアプローチだが、たまにはこういう企画もいいでしょう。これまであまりにも「見てくれ」を無視してきたのでちょっぴり反省の気持ちも籠っている(笑)。前回は「スーパー10」(口径25cm)の話だったので今回はツィーターに移ろう。ほんとうはJBLの「075」を代えたくなかったんだけど、「見てくれ」がどうも金属的でクラシック音楽の雰囲気にはちょっとそぐわない憾みが残るかなあ・・。そこで、小振りの「スーパー3」の登場。数年前にオークションで落札したものだが、いきさつはこうだ。出品されたタイトルは「英国ビンテージWharfedaleSuper3重量級アルニコツイーター優雅な響き―とても貴重な初期型アルニコGoldMagnetユニット」当...「見てくれオーディオ」へ二歩前進

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、アキシオム80さんをフォローしませんか?

ハンドル名
アキシオム80さん
ブログタイトル
「音楽&オーディオ」の小部屋
フォロー
「音楽&オーディオ」の小部屋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用