つい先日・・といってもおよそ1か月前のことだが、このブログで「書店の減少に歯止めがかからない」と投稿したことをご記憶だろうか?「活字文化」の衰退につながるので憂慮すべきことには違いないが、さりとて具体的にその対策があるわけでもなし、手をこまねいて見守るしかないがその解答らしきものを盛り込んだ本にたまたま出会った。本書の169頁にこういう記述があった。「一番身近な本屋は親である。子どもの目の前で親がいかにも面白そうに本を読んでいる。何してるの?と興味を持ったその子にいかにもその子が興味を持ちそうな本を手渡す。そのうちに子も本を自ら手に取る習慣がつく。戦略通りか、無意識かはさておき、本に携わる人をみな広義の本屋とすれば、親という本屋によって本好きになった子は多いと思います。」以上のとおりだが、卑近ながら・・、...書店の減少対策とゴールデン・スランバー