「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ」(原民喜)題名は理不尽に殺された者たちに向けて、別れを告げることを拒否するという意味である。主人公のキョンハはハン・ガン自身と思われ、光州虐殺事件の本(拙ブログでも紹介した「少年が来る」を思わせる)を書いた後、悪夢に苦しみながら自殺すら考える。友人のインソンが指を切断する大怪我で入院し、彼女から済州島の自宅で飼っているインコが心配な...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
この選手は1980年代、日本でもシマノやコガミヤタの広告でよく写真を見たのではないでしょうか。他にも私は当時のビジネス雑誌の表紙になぜかヴィネンがダンシングして登っていく写真が使われていたのを記憶しています。この選手、私の友人はよくサンダーバードと呼んでました。なんとなく眉毛まで金髪なところが当時の人気人形劇サンダーバードに出てくる兄弟の誰かに似ている感じがしたからでしょう。でも並べると流石に無理があ...
いやあ毎度のことだけど、この東京新聞のコラムは面白い。日替わりで執筆者が変わるんだけど、どれも、本当に面白い。今回のも笑いました。拙ブログで安倍の名前が最初に出るのは、検索したら2012年9月末のものだった。愛国心を煽ることで人気を得ようとする政治家について書いている中で、まだ総理大臣になる前の安倍の名前が出ている。もっとも本題は当時のアルゴス・シマノの話だけど 笑)最初の頃の安倍批判はそのような愛国...
安倍の支持率が27%だそうだ。こんな数字で一喜一憂するつもりは全くない。そもそも支持率に関する世論調査にはいろんな噂も聞くし、これだけものすごいことをやっててもまだ3割近くの人が支持していると言うのも、ちょっとにわかには信じがたい。安倍を猛烈に支持している人が一部でいることは知っている。しかしそう言う人たちは安倍の何を支持しているのだろう? まあ、安倍真理教だかアベノウィルスだかにやられちゃった人た...
アメリカのESPNのドキュメンタリー番組で色々告白したようですね。拙ブログではドーピングについてずいぶん書きました。アームストロング事件雑感ドーピング事件雑感アームストロングの時代雑感ドーピング雑感、ごく個人的な意見サルコジ元大統領まで関与か??ドーピングのドキュメンタリー番組アームストロングとUCIの暗闇映画「疑惑のチャンピオン」しかし、今の若い人たちはアームストロングと言っても誰?という人もいること...
とうわけで知り合いから聞いたときは、なに?それ?って状態だったんですが、瞬時に最初と最後だけは決まりました。で、残りは自転車とか評論とか小説とかから出せばいいや、と思って順番に出して行ったんですが、6日目が困った。結局選びようもなくなって、フランス語の自転車の写真集にしたんだけど、アップした直後から後悔 苦笑)そして先程この本を見つけて、ああ、なんでこれを思いつかなかったんだぁと凹みました。私の選...
いやはや、芸能人が「#検察庁法改正案に抗議します」とやったら、芸能人は歌だけ歌ってろ、何も知らないくせに政治的なことに口出しするなとか、がっかりした、ファンやめますと非難されるそうだ。笑った。こんなの元々ファンじゃないよね。なんかデジャヴ感があるなと思ったら、拙ブログにも自転車ブログのくせに政治の話をするんじゃねえとすごんできたネトウヨがいたわ。いや、最近もただのいたずらメールを大量に送りつけてく...
しかし、ここまで反対の声が高まっているのに、ご本人の黒川なにがし氏が何も言わないのも驚きだ。普通の神経の人ならやらないって言うでしょう? あの佐川なにがし氏もそうだけど、これ末代までの恥だよ? 下手すれば何十年後かの教科書に載るよ。ご本人自覚がないんだろうか? いや、仮にこれで大金と地位と名誉が待っているとしても、もうすでに充分の金と地位と名誉は得ているでしょうに。これ以上金を稼いで名誉を得ても、...
FBでは子供の頃の写真をアップするのがブームなので、ちょっと私もとっておきの写真をアップします。60年前の私 笑)無茶かあいいっしょ? 苦笑) 当時、母はいろんな人からモデルにしたらと言われたそうですが 苦笑) 何しろクリスチャンの真面目な人だったのでね。90になる今でも冗談があまり通じませんから。私の生涯で一番モテた時ですね。 笑)今となってはただの爺さん。面影もありません 笑)よければ、下の各ボタン...
久しぶりのドイツ若手青田刈りです 笑)23歳だから拙ブログ注目のレンナルト・ケムナと同じ歳です。チーム・サンウェブで、今年初のグランツールとしてジロのメンバーに入っていた選手。cyclingmagazine.deにあった記事を紹介します。旧東側出身のドイツ人選手たちってマルティンもデーゲもキッテルもゲシュケもみんな小さい頃からスポーツ一筋、自転車一筋、っていうタイプが多いという印象なのに対して、旧西ドイツ出身の連中は...
いやあ、パソコン相手で頭おかしくなりそうですわ。特に何か決定ボタンを押して、そこの数秒から十数票の待ち時間とか、ページが開けませんと言われてイラついたりとか、繰り返しの作業の多さに、もう本当に、俺の短い残り時間を返せ!と言う気分になります。パソコン相手の作業って、人間なら当然気を回してくれるはずのところを、全く忖度してくれないですからね。こんなこと続けてたら、絶対人格狂いますわぁ 笑)もう完全にス...
日本でも自転車ロードレースが少しはTV放映されたり人々の話題になったりし始めた1990年ごろ、この選手は三大ツール全てに出場する選手として話題になっていました。同時に90年のツールではステージ優勝もしていました。僕としては先に書いたクリケリオンとなんとなくかぶる印象でした。つまり、山岳に強く、そこそこ名前を見かけるし、ツールでは上位に入るけど、ちょっと地味目。ちょっと調べたらブエルタで82年に総合優勝してい...
いやあ、マレーシアの人らしいけど、隔離中だから自転車乗れない。ローラー台はないけど、乗った気分になろうというわけか。枕を犠牲にして、よーやるよ。しかし、これ撮るのは結構な運動になったんじゃない? 笑)よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)にほんブログ村...
いやあ、「未来少年コナン」日曜の7時半だったかな?初のNHKアニメということでリアルタイムで見てました。そういえば「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」(これは確か夕方やってたような)も、低視聴率だった最初の放映を見てましたっけ 笑)コナンは多分今見ても普通に面白いはずです。我が家にはビデオをDVDに焼き直ししたのがあるけど、画像はもうひどいものですから、今回のデジタルリマスター版というのは嬉しいです。という...
いやあ、忙しいこと! 家から出ずに全てパソコンというのがいかに大変なことか、思い知らされています。自転車に乗るなんてとんでもないし、本も読めなきゃ映画も観られない。自転車レースはやってないし、野球で一喜一憂していた去年までのこのシーズンが懐かしいですわ。しかし、いやあ、すごいものを見たわ。要するにコロナのことなんて何も関心がないんだろうな。安倍ってコロナ感染対策本部の責任者じゃないの? 自分の決断...
今日の北丸雄二のコラム。前から言っているように、このコラムの筆者はどれも面白い。毎朝楽しみにしてます。告げ口社会、私は旧東ドイツがすぐに思い浮かびます 笑) あの当時、シュタージという国家公安局が密告を奨励していて、しかもそれをドイツ的な律儀さで克明に記録をとっていて、東西ドイツ統一後にそれらの文章を一般の人も閲覧できるようになって、大混乱。だって、隣の仲良しのおばちゃんが実は自分のことをシュター...
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「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ」(原民喜)題名は理不尽に殺された者たちに向けて、別れを告げることを拒否するという意味である。主人公のキョンハはハン・ガン自身と思われ、光州虐殺事件の本(拙ブログでも紹介した「少年が来る」を思わせる)を書いた後、悪夢に苦しみながら自殺すら考える。友人のインソンが指を切断する大怪我で入院し、彼女から済州島の自宅で飼っているインコが心配な...
終わってみるとあっという間の感じです。年寄りは時間の流れる速さが尋常じゃないですわ 笑)しかし、戦前の cyclingmagazine.de の有力選手予想は見事に外れました 笑)まあ、ああいう予想記事をあげつらうのってイヂワルだとは思うけど、ついつい。。。 笑)あそこで名前が上がっていたのはログリッチ(リタイア)アユソ(リタイア)ティベリ(17位)カラパス(3位)ゴデュ(66位)ベルナル(7位)チッコーネ(リタイア)ラン...
少し前に英語圏の自転車ロードレース解説と言えばこの人、というフィル・リゲットのドキュメンタリーをJスポで1時間番組2回に渡り放送していました。録画しておいたんだけど今やっと見ました。オーストラリアの放送局の番組だったようですが、英語圏でのロードレース普及のための影響力はすごいものがあったようです。個人的には私はこの人は、たぶん1985年のパリ〜ルーベのアメリカのCBSスポーツの番組のビデオで解説をしていまし...
いやぁ、予想外の展開でした。カラパスがアタックを繰り返して、デル・トロが反応して、という絵柄が見えていたんですが、サイモン・イェーツがあんなに大差をつけるとは思いませんでした。ず〜〜っとテレビ画面に映らず、解説では前待ちでいるはずと言われていたヴァウト・ファン・アールトも、フィネストレの下りで唐突に現れて、セストリエールの入り口まで機関車のように一人で先頭を引っ張り続けてくれたのが大きかったですね...
ちょっと今日は忙しいので、簡単に。****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: 今日はもうあっという間に現実の地に引き戻されてしまった 汗笑)重力は間違いなく存在するし、昨日の影響もとてもはっきり感じることができたよ 笑)C: ああいうステージ勝利は登りでどのぐらいのワット数影響するの?デ: 最初の登りは20分のテストをこなしている気分だった。でも上に着いたらまだ集団は完全にみん...
昔なら想像もつかないような行為にペナルティーが課されるようになって、しかもイエローカード導入で、このジロでも2枚のイエローカードを受けると失格ということで、選手たちは結構ビビるんじゃないでしょうかね。このイエローカード、何をしてはいけないかが、どうもよくわかりません。ググっても、日本では後ろでガッツポーズしてゴールするとかボトルを所定の場所以外で捨てたりするとイエローと、ちょっと笑えるところが話題...
早寝しようと思っていたんですが、昨日に引き続きでっかい30人以上の大集団の逃げにボーラからはデンツだけが乗っていたので見ていたら、そのうち10人程度が前へ。デンツが後ろから一人で追いかけて追いついたあたりで目が離せなくなりました 笑) 追いついた後も積極的に前に出てたし、逃げようとした瞬間もあったので、これはひょっとして、と思っていたら、残り18キロをきったあたりで、あれよあれよというまに差が広がって逃...
昔はマイヨージョーヌマジックなんて言葉をよく聞いたものですが、最近はあまり聞きませんね。いや、デル・トロのクラスになるとそんなマジックなんていうのはどうかとも思いますが、よもやのリーダージャージの後続引き離し優勝でした。2位になったバルデが、デル・トロは頭どうかしたんじゃないかって勢いで走ってたと呆れていますが、というわけで昨日のステージ、残り100キロ以上の放送開始直後、でかい逃げ集団の中にデンツが...
やっぱりログリッチはリタイアしたと思ったら、アユソも崩壊状態ですねぇ。このステージだけで絶望的なタイムロスです。総合争いを純粋に楽しむ立場で見れば、これはずいぶん面白くなってきたともいえますかねぇ。ログリッチは休息日にみんなと一緒に自転車に乗らず、ローラー台でお茶を濁していたそうで、チームとしては途中リタイアは既定のことだったようです。しかし、それはともかく、ログリッチの忠実なアシストとして名前を...
表題は「ちちぬはいや、うんまぬはい」と読みます。作者が琉大の学生ということで話題になっているようだけど、これはびっくりしました。衝撃的な疾走感、スピード感。なんていうか、後半はテレンス・マリックの「地獄の逃避行」っていう破滅的な映画があったけど、それを思い出しました。ぼくの世代だとポルノだと言いたくなるような露骨な性描写が多く、ちょっとついていきづらかったんですが 笑)ただ、それはともかくとして、...
今の所ログリッチリタイアのニュースは出ていないようなので、16ステージは出場するようですが。。。****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: ちょっとだけ自転車に乗ってコーヒーストップの、僕にとっては完全にクラシカルな休息日だった。残念ながら今回のジロに僕の家族は来ないんだけど、チームメイトのジャンニ・モスコンはとっても素敵な日を過ごしたようだよ。C: ジャンニはどんな休日を過ごし...
2、3日前に、ログリッチ、フツーならスプリントしに行きそうなコースなのに行かないと書いたんですが、要するに調子が今ひとつだったのですね。試走も含めて今回のジロで3回落車しているそうで、その影響で痛みが出ているとのこと。第16ステージを出走しないという可能性も高いようです。チームの医療チームの判断次第だそうです。こうしてみると、戦前の cyclingmagazine.de の予想でのログリッチの不安点、見事に当たっちゃって...
うーん、落車でのタイム差が1分以上。軽く曲がったら歩道の段差があって急激に狭くなっていたわけで、デル・トロも引っかかったようですが、ひっくり返ることはなく、すぐに再発進して前に追いつけたんですねぇ。デル・トロの話。「僕も運が良かったわけじゃ無い。転びはしなかったけどスピードを落とさなければならなかったから、後ろから誰かにぶつかられてストップした。街に入って路面が滑りやすくなっていたんだ。誰かが前で...
ああいうコースでは強いはずのログリッチ、これまでまったく勝負に参加していませんね。かえって不気味ではあります。一方でデル・トロが2秒3秒を稼ごうと必死な感じですが、昨日のデンツが書いていたように、これが最後の殺人的な最終週に影響するようなことがあり得るんでしょうか? あの必死さを見るとがんばれ!という気になりますが。。。というわけで、ペダースンの圧勝でした。昨日のラストは800メートル9%。今は strava ...
なぜか cyclingmagazine.de の記事が更新されず、朝から待っていたんですが、今もまだ更新されてません。おかしいな、と思いながらいっそのこととブルースカイで見てみようと行ってみたら、すでに16時間前にアップロードされてました。まあ、これまでの成り行き上ツィート日記と銘打ってますが、次回からはブルースカイ日記と変更しましょう 笑)****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 今日は本当の...
東京の神楽坂にあるToppan印刷の印刷博物館では、夏までこんな展覧会をやっています。少し前にちょっと見てきました。フライヤーが表と裏で繋がり、ちょっとオシャレです。会場はさすがにほとんど人がおらず、のんびりできましたが、実はちょっとその後用事があったので途中から急がざるを得ず残念でした。もう一度いってもいいなぁ。いろんな展示があって、日本の印刷として版画などの作成工程が具体的に出ていて、面白かったんで...
前に紹介した奥泉の「虚史のリズム」の話をしたら、こんなのもネズミ人間が出てくるということで、教えてもらいました。東京の「地霊」が6人の人間に取り憑いて(人だけでなく猫や鼠やもっと下等な生き物にも)、幕末から福島の原発メルトダウンまでの東京の有名な出来事を時代順に描き出すんだけど、読みながら映画の「フォレスト・ガンプ」を思い出しましたね 笑)歴史的な出来事の現場に必ずいて、「XXXしたの実は私でした」っ...
先日ツキイチからスプリントでファン・アールトが優勝するシーンを見て、ちょっと違和感と共に思い出したイェンス・フォークトとマヌエル・ガラテの2006年の出来事が起きたのが、昨日の途中通過したサン・ペッレグリーノ峠でのことでした。過去に書いたエントリーをリンクしておきます。自転車に騎士道精神が残っていた時代のお話です。よろしければぜひ。2006年、ジロのイエンス・フォークトへ。リチャル・カラパス、息子さんの誕...
雨による運不運。これも自転車ロードレースの魅力の一つですが、これまで診てきたこの手のステージ、たいてい後にスタートする方が雨が強くなっていたような気がします。それとやっぱりあの水道橋や斜塔を背景に走るっていう風景がとても良いです。****Cyclingmagazine: 今日はどんなTTの日だった?ニコ・デンツ: 今朝は全くレースモードではなかったんだけど、スポンサーから一缶もらって、やっとスイッチが入ったね。で...
大急ぎで二つ続けて。****Cyclingmagazine: 今日はどんな(休息)日だった?ニコ・デンツ: 本当によかった。本物の休息日だった。アリバイとしてコーヒーを飲みに自転車で行ったけど、今日は完全にスイッチオフの日だった。C: 明日は全力を出さなければならないプリモシュなんかと比べれば、明日の君はTTできっとずっとリラックスしていられるんだろうと思うけど、君たちは休息日を個人的な必要性に応じて過ごすのかな?...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...
ゲシュケは総合14位。最後のグランツールがキャリア最高順位でした。本当に今年でやめちゃうのかなぁ。。。*Cyclingmagazine : お別れの日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: グランツールの最終日はいつだってちょっとエモーショナルだ。でも、ローマは僕の最後の白のステージとしてはとても素敵な舞台だった。昨晩は2月初め以来のビール、とても美味しかった。C: 今日の最終周回は君にとって最後の周回だと、ずっとエ...
むかし、日韓ワールドカップで負けたのに最優秀選手になったドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンが、日本のテレビ番組で子供と一緒に出演した時の感想を、日本の子どもたちはおとなしく礼儀正しく言われたことを忠実に守ると、まあ、褒め言葉なのか呆れているのか、いずれにしてもびっくりしていました。確かにドイツの生徒たちは、教室でも自由 笑)です。教師の言うことに反抗するし態度も自由。過去に「白いリボン」みた...
スプリンターがグランツールでまとめ勝ちする例は、ブエルタのフレディ・マルテンスの13勝(総合も優勝)を筆頭に、ツールではメルクス(総合も)やマルテンスの8勝とか、ジロでもペタッキが9勝した時がありました。他にもグランツールで、スプリンターがステージ勝利を大量生産しながら、総合では3桁の順位というのも枚挙のいとまなし。でも今回のように総合優勝した選手がステージ6勝ってのは1994年のブエルタのトニ・ロミンガー...
シュタインハウザー、また3位に入りましたねぇ。しかし、ヴェンドラマが残り30キロの下りで逃げ出したと思ったら、一瞬捕まるかと思ったのに、その後あっという間に差が開いていきました。後ろがお見合いしていたわけでもなさそうだったのにね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 僕らはだれも逃げに乗せられなかった。こんな日はほんとうに馬鹿馬鹿しい気分だよ。だけど、僕自身としては悪い日...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 山岳ステージの間の嬉しい一息。まあそうは言ってもスタートと最後はもちろんストレスかかったし、今回は僕は半分総合争いの選手になっちゃったから、いつもよりもいくらか注意深く見まわさなくちゃならなくなってるよ 笑)C: 総合狙いの役割に、今はもう慣れたかな? その役割についていると、どんなことが素敵で、なにが楽しくない?ゲ: 今までのとこ...
先日「ウルリヒの甥っ子にして元テレコムのプロ選手トビアスの息子」、ゲオルク・シュタインハウザーのことに触れたら、あっという間に甥っ子と息子のレッテルを剥がして、「ジロのステージ優勝者」のレッテルに貼り替えてしまいました(rsn の記事の表現をパクりました 笑)。まあ、ウルリヒの甥っ子と言ってもちょっと複雑で、シュタインハウザーのお母さんがウルリヒの「元」の奥さんの妹だということなんですが。ウルリヒもい...
ゲシュケの 笑)青い山岳賞ジャージはスカローニに取られてしまいましたが、トップのポガチャルは224ポイント、スカローニが91、ゲシュケが78って、まるで勝負になりません。*Cyclingmagazine : 今日はどんな雪の日だった?ジーモン・ゲシュケ: まあまあ上手くいったよ。寒さは僕のクリプトナイトだからね、それを思えば悪くなかった。でも今朝のカオス、きっとしばらく引きずるだろうね。 RCS もそうだけど、UCI にもこれほ...
ポガチャルと2位の差はほぼ7分。一方2位から6位までは3分。しかも最終週に山頂ゴールのステージ二つ。最終日前日にはモンテ・グラッパを2回登るステージと、3分ぐらい1発でひっくり返りそうです。もうポガチャルは好き放題やってもらって(放っておいて 笑)、上位選手たちの表彰台狙いがレース展開の焦点になりますね。この点で、ボーラは完全にダニマルの表彰台狙いにシフトして、ステージ狙いはほぼ諦めたと明言しました。これ...
「ガガーリン 世界を変えた108分」という2013年のソ連映画があります。これを見ると、1961年当時の知識は無重力状態で本当に人間は生きられるのか、わからない、犬が帰ってきたのだから大丈夫だろう、程度のもの。なにしろアメリカより先に有人宇宙飛行を成功させなければならないという関係者の特攻精神だけ。ほとんど見切り発車だ。宇宙飛行士の候補生たちはみんな死ぬ覚悟でいます。訓練だって遠心分離機みたいなぐるぐる回る...
いやぁ、さすがに8時間は付き合ってられません 笑) しかしモルティローロでゲシュケが頑張ってたので、なんとか山岳賞2位をキープして、青いマイヨを守れる(??笑)と良いがと思ってましたが、しばらくよそ見をして戻ってみると、最後の10キロほどはゲシュケの名前はまるで出てこなかったので、これは遅れたな、2位キープはダメかな、と思ったら、結果を見るとキープしてました 笑) 明後日も青いマイヨで走れますね。で、...
15年近く前、トニー・マルティンが全盛期にドイツのTTのナショナル選手権でベルト・グラープシュに敗れたことがありました。その時のコースがアップダウンの少ないコーナーもあまりない単純なコースで、そういうコースだと体格と馬力の勝負になってしまうと。まあ、あのコースでも2位になっちゃうポガチャルに呆れるしかないです。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 午前中はホテルでとってもリ...
うーん、男たるもの絶対読むべし。読んでこの理不尽さに怒るべし。特にロザリンド・フランクリンやリーゼ・マイトナーの話は眩暈がした。どちらも女であった彼女らの手柄を男が横取りして、自分たちだけ栄誉に預かる。特に前者は死人に口なしとばかりに、横取りした男は彼女を貶める本を書いてベストセラーになる。だけど、ネットで見ると、現在まだ存命中のこの男は最近差別的発言によって自らの名声を汚したようだけど。全部で28...
さすがに昨日のステージは残り5キロから見たので 笑)、途中で横風分断があったのは見てませんでした。ジョナタン・ミランが3勝目でしたが、TVでも言ってたように、リドル・トレックのバランスが取れてますね。2位にはスタニスワフ・アニョウコフスキが入ってますが、この選手スプリンターだった??*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 今日は実際最後まで、それと短い横風区間まで、とてもリラ...