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オリジナル伝奇小説「ニ楽亭へようこそ」 https://niraku.blog.ss-blog.jp/

オリジナル学園伝奇小説連載中

高校生の少女那須野結繪と化野音音(あだしのねね)。狐の化精・葛葉と静葉の力を借りた少女ふたりと、唯一の神を信奉する第2契約者たちとの戦いをえがいた伝奇小説。

久世
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2010/03/01

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  • 「二楽亭へようこそ!」 ハワイ細腕繫盛記 その14

    ――半月後、 特訓の末、バイトでも上手に焼けるようになった カラマリボールを引っ下げ、 リノたちの店は<カラマリボールマニア>としてリニューアルオープンした。 タコヤキのタコの代わりにイカを入れたカラマリボールは、 思った通りハワイアンや、 アメリカ本土からの観光客にも好評で、 口コミで広がるとマスコミもこぞって飛びつき、 当然人気は日本人観光客にも飛び火した。 新店舗を出店するにあたり、 焼き手の社員やバイトの養成にも力を入れ、 キチンと人員が確保出来てから出店をしたため、 しばらく品薄状態だったことも 結果、人気に拍車をかけることになった。 文字通りの業績のV字回復に とんでもなく忙しくなったリノたちは嬉しい悲鳴を上げた。 「さんくす音音! コレデ私タチ一族、生活シテイケル!」 一方、今回敵対した火の一族についても、 ナドワの属するアメリカンネ..

  • 「二楽亭へようこそ!」 ハワイ細腕繫盛記 その13

    そこに、 「よっしゃ、準備完了~~~っ!」 というキザクラの大音声が響き、 火炎が氷の壁に向かって放射される。 「キザクラ遅い!」 「すいやせん~、遅れた分は派手にやりますぜ~! とりゃ~~っ!」 キザクラ以下ボスネセンスキー鬼兵団の面々が、 火炎放射を開始するが、 氷の壁は一旦は溶けるものの、 再凍結していっこうに薄くなる気配が見えない。 「火炎放射器の燃料が尽きるのが先か、 雪ンバの妖力が尽きるのが先か…」 唸る音音の呟きを聞いた キザクラの横で何もできずにいたクボタが、 「クソっ…俺にできる事は、 ファイヤーダンスで応援するぐらいしか…」 と焦れてダンスのステップを踏み始める。 すると、 火炎放射器の炎が幾分増したように思え、 クボタはさらに集中して踊り続ける。 明らかに炎の威力が増し、 氷の壁が徐々に後退を始めた。 「すごい…」 ..

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