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オリジナル伝奇小説「ニ楽亭へようこそ」 https://niraku.blog.ss-blog.jp/

オリジナル学園伝奇小説連載中

高校生の少女那須野結繪と化野音音(あだしのねね)。狐の化精・葛葉と静葉の力を借りた少女ふたりと、唯一の神を信奉する第2契約者たちとの戦いをえがいた伝奇小説。

久世
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2010/03/01

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  • 「二楽亭へようこそ!」 ハワイ細腕繫盛記 その4

    翌日、昨日の地震のときの対応がSNSで拡散した結果、 「シェイブアイスマニア」は、 開店前から行列ができはじめ、 開店直前には昨日以上の行列ができていた。 音音は、 ナドワと例の少女を,、 自分付きのSP=河童ガードに探しに行かせるつもりだったが、 店の行列整理と警備に回さざるを得ず、 自分ひとりで探しに出かけることにした。 (このままでは本当に雪女の子たちが参ってしまいますわ) 手かがりといえば、 昨日キザクラが見失ったのがダウンタウンだということぐらい。 (とりあえず東に行ってみましょう) クレジットカードを提示すればタダで乗れるトロリーバスを使って ダウンタウンのそばまで行くことにした音音。 こっちの方が地価が低いので、 新たな店舗探しも兼ねている。 ハワイ政庁前でトロリーを降り、 ダウンタウンへ入って行くと あちこちの店舗から おいしそうな匂..

  • 「二楽亭へようこそ!」 ハワイ細腕繫盛記 その3

    10分後、 代わりの雪女たちを店に連れて行った音音。 「萌さん、ごくろうさまでした。 私が代わりますので、どうぞ休憩なさって」 と声を掛けるのとほぼ同時に地面が鳴動した。 「きゃあっ」 「地震!?」 日本人スタッフが驚いて声を上げる。 (少々大きいですわね…) 音音が感じた通り、 だんだんと大きくなり震度にするとちょっと弱めの4ぐらいの揺れが少し続いた。 地震に免疫のある日本人はほとんど動じないが、 それ以外の人間は日常生活においてほとんど経験することのない 大きな地面の揺れに悲鳴を上げて右往左往し始める。 行列に並んでいる人の中にも動揺して 座り込んだりする人たちはいたが、 同じ行列に並んでいる日本人たちが、 「No problem」 「Don’t worry」 「Earthquakes perhaps end 」 などと言って手を握ったり肩を抱い..

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